JP6661478B2 - 内燃機関の可変動弁機構 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関のバルブを駆動すると共に、内燃機関の運転状況に応じてバルブの駆動状態を変更する可変動弁機構に関する。
図13(a)に示す従来例1の可変動弁機構90A及び図13(b)に示す従来例2の可変動弁機構90Bは、入力アーム92と出力アーム93とを連結した連結状態と、その連結を解除した非連結状態とに切り替える。そして、非連結状態のときに入力アーム92をカムに付勢するためのロストモーションスプリング95を備えている。
詳しくは、図13(a)に示す従来例1(特許文献1)の可変動弁機構90Aは、出力アーム93(アウタアーム)にスロット孔93aが形成されている。そして、入力アーム92(インナアーム)に取り付けられてローラ98を軸支したローラピン97が、入力アーム92からスロット孔93aを通って出力アーム93の側方に突出している。その突出した部分にスプリング掛け部97aが設けられ、そのスプリング掛け部97aにロストモーションスプリング95の延出部95aが掛けられている。
また、図13(b)に示す従来例2(特許文献2)の可変動弁機構90Bは、ロストモーションスプリング95の延出部95bが、入力アーム92(インナアーム)と出力アーム93(アウタアーム)との間のアーム間隙間gに入り込んでいる。そして、入力アーム92の上部に、ロストモーションスプリング95の延出部95bを掛けるスプリング掛け部92bが、アーム間隙間g及びその上方に突出する形で設けられている。
米国特許出願公開第2014/0290608号明細書 米国特許出願公開第2015/0275712号明細書
図13(a)に示す従来例1の可変動弁機構90Aは、出力アーム93にスロット孔93aを設けるため、出力アーム93の形状が複雑になると共に、出力アーム93の形状の自由度が小さくなってしまう。
他方、図13(b)に示す従来例2の可変動弁機構90Bは、スロット孔93aを設ける必要はないが、次に示す課題がある。
第1に、入力アーム92の上部に、アーム間隙間gに突出するスプリング掛け部92bを設けるため、出力アーム93の上部におけるスプリング掛け部92bと重なる位置には、アーム間隙間gに突出する形状(第二カムに摺接するスリッパ93b等)を設けることができない。よって、該形状(スリッパ93b等)は、スプリング掛け部92bに重ならない範囲内で設けなければならず、出力アーム93の形状の自由度が小さくなってしまう。
第2に、入力アーム92にスプリング掛け部92bを設けることで入力アーム92の形状が複雑になると共に、入力アーム92の形状の自由度が小さくなってしまう。さらに、該形状が複雑になることで、入力アーム92の製造コスト高にも繋がる。
第3に、アーム間隙間gは、狭い上に、ローラ98を軸支しているローラピン(図示略)の端部や、ローラピンを入力アーム92に固定するための構造等を設ける必要がある。そのため、アーム間隙間g内においては、ロストモーションスプリングの延出部95bを通し、かつ、スプリング掛け部92bを設けるためのスペースは限られてしまう。そのため、ロストモーションスプリング95やスプリング掛け部92bの配置や態様等の自由度が小さくなってしまう。さらに、このように態様の自由度が小さくなることで、ロストモーションスプリングの延出部95bとスプリング掛け部92bとの接触面積を大きく設計することが困難になってしまう。そのため、ロストモーションスプリングの延出部95bとスプリング掛け部92bとの間の面圧が大きくなり、摩耗が大きくなってしまう。
第4に、ロストモーションスプリング95の付勢力は、スプリング掛け部92bから入力アーム92を介してローラピン(図示略)及びローラ98に伝わるため、入力アーム92とローラピンとの間に摩耗が生じる。
そこで、出力アームにスロット孔を設けることなく、上記の第1〜第4の課題を解決することを、本発明の目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の内燃機関の可変動弁機構は、次のように構成されている。すなわち、カムに押圧されるローラをローラピンを介して軸支している入力アームと、揺動時にはバルブを駆動する出力アームと、入力アームと出力アームとを一緒に揺動するように連結した連結状態とその連結を解除した非連結状態とに切り替える切替装置と、入力アームと共に揺動するスプリング掛け部を押圧することで非連結状態のときにローラをカムに付勢するロストモーションスプリングとを備えている。
そして、カムのベース円が作用するベース円時の状態でみて、次の特徴を備えている。入力アームと出力アームとの間にアーム間隙間が形成されている。ロストモーションスプリングは、アーム間隙間に入り込むと共にスプリング掛け部の前記押圧を行う延出部を備えている。ローラピンの端部は、アーム間隙間内に収まり、かつ、スプリング掛け部を設けられる長さで、入力アームからアーム間隙間内に突出している。そして、該端部に該スプリング掛け部が設けられている。
ローラピンは、入力アームに対して相対回動可能に取り付けられ、非連結状態では、出力アームに対して入力アームが相対揺動するのに伴い、入力アームに対してローラピンが相対回動する。
本発明によれば、スプリング掛け部はアーム間隙間にあり、出力アームの側方に突出していないため、出力アームに従来例1にあるようなスロット孔を設けなくてもよい。
また、スプリング掛け部は入力アームの上部にではなくローラピンにあるため、出力アームの上部に、アーム間隙間に突出する形状(第二カムに摺接するスリッパ等)を設けても、その形状部分がスプリング掛け部に当たることがない。そのため、出力アームの形状の自由度が上がる。よって、第1の課題を解決できる。
また、スプリング掛け部は、入力アームにではなくローラピンに設けるため、入力アームの形状の単純化につながると共に、入力アームの形状の自由度も上がる。さらに、入力アームの形状の単純化により、製造コストの低減も見込める。よって、第2の課題を解決できる。
また、スプリング掛け部は、スペースの少ない入力アームの上部にではなく、ローラピンの端部に設けるため、スプリング掛け部用のスペースが広がる。そのため、スプリング掛け部やロストモーションスプリングの配置や態様等の自由度が大きくなる。さらに、このように態様の自由度が大きくなることで、ロストモーションスプリングとスプリング掛け部との接触面積も大きくし易くなる。そのため、ロストモーションスプリングとスプリング掛け部との間の面圧を下げて摩耗を低減できる。よって、第3の課題を解決できる。
また、ローラピンにスプリング掛け部があるため、ロストモーションスプリングの付勢力は、入力アームを介さずに直接ローラピンに伝わる。そのため、入力アームとローラピンとの間の摩耗が低減される。よって、第4の課題を解決できる。
出力アームに対して入力アームが相対揺動するのに伴い、入力アームに対してローラピンが相対回動し、ローラピンの端部にあるスプリング掛け部が回動することで、ロストモーションスプリングの延出部とスプリング掛け部との間の摩耗が低減される。
実施例1の可変動弁機構を示す側面図である。 その可変動弁機構において、(a)は連結状態に切り替えた時を示す側面断面図〈図5のIIaーIIa断面〉、(b)は非連結状態に切り替えた時を示す側面断面図である。 その可変動弁機構の連結状態おいて、(a)はベース円時を示す側面断面図〈図5のIIIaーIIIa断面〉、(b)はノーズ時を示す側面断面図である。 その可変動弁機構の非連結状態において、(a)はベース円時を示す側面断面図、(b)はノーズ時を示す側面断面図である。 その可変動弁機構のアームを示す、(a)は平面図、(b)は背面図である。 その可変動弁機構のアームを示す、(a)は平面断面図〈図6(b)のVIaーVIa断面〉、(b)は背面断面図〈図6(a)のVIbーVIb断面〉である。 その可変動弁機構のローラピンを示す、(a)は正面図、(b)は斜視図、(c)は側面図である。 実施例2の可変動弁機構の非連結状態において、(a)はベース円時を示す側面断面図、(b)はノーズ時を示す側面断面図である。 その可変動弁機構のローラピンを示す、(a)は正面図、(b)は斜視図、(c)は側面図である。 実施例3の可変動弁機構の非連結状態において、(a)はベース円時を示す側面断面図、(b)はノーズ時を示す側面断面図である。 その可変動弁機構のローラピンを示す、(a)は正面図、(b)は斜視図、(c)は側面図である。 比較例の可変動弁機構の非連結状態において、(a)はベース円時を示す側面断面図、(b)はノーズ時を示す側面断面図である。 (a)は従来例1の可変動弁機構を示す斜視図、(b)は従来例2の可変動弁機構を示す斜視図である。
ローラピンの前記相対回動の態様は、特に限定されないが、次の態様を例示する。
[i]スプリング掛け部は、ローラピンの径方向に長く、非連結状態では、入力アームが前記相対揺動するのに合わせて、スプリング掛け部の長さ方向がロストモーションスプリングの延出部の長さ方向を向くようにシフトすることで、ローラピンが前記相対回動する。
[ii]スプリング掛け部は、ローラピンの周方向に長く、非連結状態では、入力アームが前記相対揺動するのに伴い、スプリング掛け部がロストモーションスプリングの延出部に沿って転がることで、ローラピンが前記相対回動する。
スプリング掛け部の態様は、溝、凹部、孔、突起等、特に限定されないが、次の態様を例示する。
[A]スプリング掛け部は、ローラピンの端面に凹設された径方向に延びる端面溝である。
[B]スプリング掛け部は、ローラピンの端部に径方向に貫通するように設けられた貫通孔である。
[C]スプリング掛け部は、ローラピンの端部の外周面に凹設された周方向に延びる外周溝である。
出力アームには、カムシャフト等に摺接するスリッパが設けられていなくてもよいが、上記第1の課題解決の効果をより活用できる点で、スリッパが設けられていることが好ましい。具体的には、前記カムは、カムシャフトに突設されており、出力アームに、カムシャフト又はそれに突設されている第二カムに摺接するスリッパが設けられていることが好ましい。
出力アームの態様は、特に限定されないが、出力アームの上下中間部に、アーム間隙間の外からアーム間隙間にまで貫通した通し孔が、該通し孔の上下両側に繋ぎ部を残す形で貫設され、ロストモーションスプリングの延出部は、該通し孔を通っていることが好ましい。通し孔が上下両側に繋ぎ部を残す形で貫設されることで、上下片側だけで繋がる構造(従来例2等)に比べて、高い強度が得られるからである。
次に、本発明の実施例を示す。但し、本発明は実施例に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で各部の構成や形状を任意に変更して実施することもできる。
図1〜図7に示す本実施例1の可変動弁機構1は、バルブスプリング8が取り付けられた吸気用又は排気用のバルブ7を周期的に押圧することで、バルブ7を開閉する。この可変動弁機構は、カム10と、入力アーム20と、出力アーム30と、切替装置40と、ロストモーションスプリング50とを備えている。
[カム10]
図1等に示すカム10は、内燃機関が2回転する毎に1回転するカムシャフト9に設けられており、カムシャフト9と一緒に回転する。以下では、カムシャフト9の長さ方向を左右方向といい、それに直交する水平方向を前後方向という。カム10は、断面形状が円形のベース円11と、ベース円11から突出したノーズ12とを含み構成されている。上記の「図面の簡単な説明」及び以下では、カム10のベース円11が作用する時を「ベース円時」といい、カム10のノーズ12が作用する時を「ノーズ時」という。カムシャフト9におけるカム10の左右両側には、断面形状が円形の第二カム15(休止カム)が設けられている。
[入力アーム20]
入力アーム20は、図5等に示すように、出力アーム30の左右内側に設けられたインナアームである。入力アーム20の前端部は、出力アーム30の前端部に軸材21によって相対揺動可能に軸着されている。該図5等に示すベース円時の状態でみて、入力アーム20(インナアーム)の左右の各側面とその側方にある出力アーム30(アウタアーム)の内側面との間には、それぞれアーム間隙間Gが形成されている。入力アーム20の左右中間部には、前方及び上下に開口した凹部状のローラ取付部22が設けられている。入力アーム20の側面には、図6等に示すように、ローラ取付部22にまで貫通した支持孔23が設けられている。ローラ取付部22に、ローラ28がローラピン25及びベアリング27を介して回動可能に軸支されいる。ローラ28は、図1等に示すように、カム10に当接しており、カム10に押圧される。
詳しくは、ローラピン25は、図7等に示すように、左右方向に延びる円柱状の部材であって、図6等に示すように、その左右の両端部25eの手前部分が支持孔23を挿通している。それにより、ローラピン25は、入力アーム20に相対回動可能に支持されている。該図6等に示すベース円時の状態でみて、ローラピン25の左右の各端部25eは、アーム間隙間G内に収まり、かつ、スプリング掛け部26を設けられる長さで、入力アーム20からアーム間隙間G内に突出している。そして、該端部25eに該スプリング掛け部26が設けられている。スプリング掛け部26は、本実施例1では、図7等に示すように、ローラピン25の端面に凹設された径方向に延びる端面溝26Aである。
[出力アーム30]
出力アーム30は、図5等に示すように、入力アーム20の左右外側に設けられたアウタアームである。詳しくは、出力アーム30は、入力アーム20の左右両側方に一枚ずつ設けられた側板部31と、左右の側板部31の後端どうしを繋いだ基部34とにより、前方に開いたコ字形に形成されている。そのコ字形の内側に入力アーム20が設置されている。出力アーム30は、図2等に示すように、基部34の下面に凹設された半球状凹部35が、ピボット60の上端部にある半球部63により、揺動可能に支持されている。左右の側板部31の前端部の下端部どうしは、架橋部33によって繋がっており、架橋部33が、バルブ7のステムエンドに当接している。左右の側板部31の上端部には、図3等に示すように、第二カム15に摺接するスリッパ32が、図5等に示すように、アーム間隙間Gに突出する形で設けられている。
図6等に示すように、左側の側板部31と基部34との両方に掛かる部分に、左側の格納部36が設けられ、右側の側板部31と基部34との両方に掛かる部分とに、右側の格納部36が設けられている。詳しくは、左右の各格納部36は、左右外方及び後方の両方に開口しており、さらに、各格納部36の前側の一部は、アーム間隙間Gにまで貫通している。その貫通している部分が通し孔37を構成している。よって、通し孔37は、出力アーム30の上下中間部に、該通し孔37の上下両側に繋ぎ部37aを残す形で貫設されている。通し孔37は、ロストモーションスプリング50の延出部52を、その揺動を許容できるように通すための孔である。左右の各格納部36内には、ロストモーションスプリング50のコイル部51を外嵌するための突起38が設けられている。その突起38は、各格納部36の左右内側の内壁から左右外方に突出している。
[切替装置40]
図2等に示す切替装置40は、切替ピン41と油圧経路42とスプリング43とを含み構成されている。切替ピン41は、出力アーム30の基部34の左右中央部に貫設された前後に延びるピン穴48の内側に取り付けられており、前側の連結位置p1と後側の非連結位置p2とに変位可能に設けられている。前側の連結位置p1は、図2(a)等に示すように、切替ピン41の前端部が基部34から前方に突出することで、該前端部が入力アーム20の後端部24の下方に入り込むようになる位置である。その連結位置p1に配されると、図3に示すように、入力アーム20と出力アーム30とが、ピボット60の半球部63を軸に一緒に揺動してバルブ7を駆動するようになる。他方、後側の非連結位置p2は、図2(b)等に示すように、切替ピン41の前端部が基部34に退入することで、該前端部が入力アーム20の後端部24の下方に入り込まなくなる位置である。その非連結位置p2に配されると、図4に示すように、出力アーム30に対して入力アーム20が前端部の軸材21を軸に相対揺動(空振り)するようになり、バルブ7の駆動を休止するようになる。
図2等に示す油圧経路42は、切替ピン41を後側の非連結位置p2に変位させるための油圧を供給する経路である。この油圧経路42は、シリンダヘッド6からピボット60を経由して出力アーム30のピン穴48内にまで延びている。そして、非連結状態の時は、図2(b)等に示すように、油圧を切替ピン41に後方に向けて加える。スプリング43は、油圧経路42の油圧が下がったときに、図2(a)等に示すように、切替ピン41を前側の連結位置p1に変位させるための部材であって、ピン穴48内における切替ピン41の後方に設置されている。スプリング43の後端部は、ピン穴48の後端部付近に取り付けられたリテーナ44により保持されている。
[ロストモーションスプリング50]
図6等に示すロストモーションスプリング50は、非連結状態のときに入力アーム20をカム10に付勢するための部材であって、左側のロストモーションスプリング50と、右側のロストモーションスプリング50とがある。各ロストモーションスプリング50は、図5等に示すように、コイル部51と延出部52と第二延出部53とを含み構成されている。
コイル部51は、コイル状の部位であって、格納部36内の突起38に外嵌されている。延出部52は、図1等に示すように、ベース円時の状態でみて、コイル部51から通し孔37を通ってアーム間隙間Gに入り込んでいる。延出部52の前端部は、ローラピン25の端面にあるスプリング掛け部26(端面溝26A)に係入している。第二延出部53は、コイル部51から後斜め上方に延びており、第二延出部53の後端部は、格納部36の上面に設けられた係止部36aに係止されている。
よって、非連結状態では、スプリング掛け部26から延出部52の前端部に加わった力は、コイル部51及び第二延出部53を経て係止部36aに伝わる。このとき、コイル部51が撓むことで弾性力が生じる。その弾性力で、延出部52がスプリング掛け部26(端面溝26A)の上側の内側面を上方に押圧することにより、ローラピン25を介してローラ28をカム10に付勢する。この非連結状態では、図4(b)に示すように、出力アーム30に対して入力アーム20が前側の軸材21を軸に揺動するのに伴い、出力アーム30に対してロストモーションスプリング50の延出部52が後側のコイル部51を軸に揺動する。それに合わせて、スプリング掛け部26(端面溝26A)の長さ方向がロストモーションスプリング50の延出部52の長さ方向を向くようにシフトすることで、入力アーム20に対してローラピン25が相対回動する。
本実施例1によれば、次の効果が得られる。
[A]図12に示す比較例の可変動弁機構100ように、入力アーム20の上部にスプリング掛け部26’を設けるのではなく、図4等に示すように、ローラピン25にスプリング掛け部26を設けるため、出力アーム30の上部に、アーム間隙間Gに突出するスリッパ32を設けても、スリッパ32がスプリング掛け部26に当たることがない。そのため、出力アーム30の設計の自由度が上がる。
[B]スプリング掛け部26は、入力アーム20にではなくローラピン25に設けるため、入力アーム20の形状の単純化につながると共に、入力アーム20の形状の自由度も上がる。さらに、入力アーム20の形状の単純化により、製造コストの低減も見込める。
[C]スプリング掛け部26は、スペースの少ない入力アーム20の上部にではなく、ローラピン25の端部25eに設けるため、スプリング掛け部26用のスペースが広がる。そのため、スプリング掛け部26やロストモーションスプリング50の配置や態様等の自由度が大きくなる。そして、このように態様の自由度が大きくなることで、スプリング掛け部26を、本実施例1で示すような端面溝26Aにするこも可能になる。そして実際に端面溝26Aにすることで、ロストモーションスプリング50とスプリング掛け部26(端面溝26A)との接触面積が大きくなる。そのため、ロストモーションスプリング50とスプリング掛け部26との間の面圧を下げて摩耗を低減できる。
[D]ローラピン25にスプリング掛け部26があるため、ロストモーションスプリング50の付勢力は、入力アーム20を介さずに直接ローラピン25に伝わる。そのため、入力アーム20とローラピン25との間の摩耗が低減される。
[E]非連結状態の時には、スプリング掛け部26(端面溝26A)の長さ方向がロストモーションスプリング50の延出部52の長さ方向を向くようにシフトすることで、入力アーム20に対してローラピン25が相対回動するため、延出部52の揺動に合せて、スプリング掛け部26(端面溝26A)が適切な方向を向くと共に、延出部52とスプリング掛け部26との間の摩耗が低減される。
なお、入力アーム20とローラピン25との間には、上記の通りロストモーションスプリング50の付勢力が加わらないので、入力アーム20に対してローラピン25が相対回動しても、両者間には大して摩擦は発生しない。
図8,図9に示す実施例2の可変動弁機構2は、実施例1の可変動弁機構1と比較して、次の点で相違し、その他の点で同様である。スプリング掛け部26は、図9等に示すように、ローラピン25の端部25eに径方向に貫通するように設けられた、断面形状が円形の貫通孔26Bである。
本実施例2によれば、実施例1と同様の効果を得ることができる。特に、ロストモーションスプリング50の延出部52の断面形状が円形の場合、該延出部52とスプリング掛け部26(貫通孔26B)とは曲面どうしでの接触となるため、実施例1の場合(端面溝26Aの場合)以上に、接触面積が大きくなり、より面圧が下がる。よって、上記[C]の効果が向上する。
図10,図11に示す実施例3の可変動弁機構3は、実施例1の可変動弁機構1と比較して、次の点で相違し、その他の点で同様である。スプリング掛け部26は、ローラピン25の外周面に凹設された周方向に延びる外周溝26Cである。非連結状態では、入力アーム20が揺動するのに伴い、スプリング掛け部26がロストモーションスプリング50の延出部52に沿って転がることで、入力アーム20に対してローラピン25が相対回動する。
本実施例3によれば、上記[A]〜[D]の効果と、次の[E']の効果とを得ることができる。
[E']非連結状態の時には、スプリング掛け部26がロストモーションスプリング50の延出部52に沿って転がることで、延出部52とスプリング掛け部26との間の摩耗が低減される。
上記実施例は、例えば次のように変更してもよい。
[変更例1]第二カム15(休止カム)を、カム10のノーズ12よりも低い第二ノーズを備えた低速カムに変更してもよい。
[変更例2]第二カム15をなくして、スリッパ32をカムシャフト9に摺接するようにしてもよい。
[変更例3]スプリング掛け部26を突起状のものに変更してもよい。
1 可変動弁機構(実施例1)
2 可変動弁機構(実施例2)
3 可変動弁機構(実施例3)
7 バルブ
9 カムシャフト
10 カム
11 カムのベース円
15 第二カム
20 入力アーム
25 ローラピン
25e ローラピンの端部
26 スプリング掛け部
26A 端面溝
26B 貫通孔
26C 外周溝
28 ローラ
30 出力アーム
32 スリッパ
37 通し孔
37a 繋ぎ部
40 切替装置
50 ロストモーションスプリング
52 ロストモーションスプリングの延出部
G アーム間隙間

Claims (8)

  1. カム(10)に押圧されるローラ(28)をローラピン(25)を介して軸支している入力アーム(20)と、揺動時にはバルブ(7)を駆動する出力アーム(30)と、入力アーム(20)と出力アーム(30)とを一緒に揺動するように連結した連結状態とその連結を解除した非連結状態とに切り替える切替装置(40)と、入力アーム(20)と共に揺動するスプリング掛け部(26)を押圧することで非連結状態のときにローラ(28)をカム(10)に付勢するロストモーションスプリング(50)とを備えた内燃機関の可変動弁機構において、
    カム(10)のベース円(11)が作用するベース円時の状態でみて、
    入力アーム(20)と出力アーム(30)との間にアーム間隙間(G)が形成され、
    ロストモーションスプリング(50)は、アーム間隙間(G)に入り込むと共にスプリング掛け部(26)の前記押圧を行う延出部(52)を備え、
    ローラピン(25)の端部(25e)は、アーム間隙間(G)内に収まり、かつ、スプリング掛け部(26)を設けられる長さで、入力アーム(20)からアーム間隙間(G)内に突出し、該端部(25e)に該スプリング掛け部(26)が設けられており、
    ローラピン(25)は、入力アーム(20)に対して相対回動可能に取り付けられ、
    非連結状態では、出力アーム(30)に対して入力アーム(20)が相対揺動するのに伴い、入力アーム(20)に対してローラピン(25)が相対回動する
    ことを特徴とする内燃機関の可変動弁機構。
  2. スプリング掛け部(26)は、ローラピン(25)の径方向に長く、
    非連結状態では、入力アーム(20)が前記相対揺動するのに合わせて、スプリング掛け部(26)の長さ方向がロストモーションスプリングの延出部(52)の長さ方向を向くようにシフトすることで、ローラピン(25)が前記相対回動する請求項記載の内燃機関の可変動弁機構。
  3. スプリング掛け部(26)は、ローラピン(25)の周方向に長く、
    非連結状態では、入力アーム(20)が前記相対揺動するのに伴い、スプリング掛け部(26)がロストモーションスプリングの延出部(52)に沿って転がることで、ローラピン(25)が前記相対回動する請求項記載の内燃機関の可変動弁機構。
  4. スプリング掛け部(26)は、ローラピン(25)の端面に凹設された径方向に延びる端面溝(26A)である請求項記載の内燃機関の可変動弁機構。
  5. スプリング掛け部(26)は、ローラピンの端部(25e)に径方向に貫通するように設けられた貫通孔(26B)である請求項記載の内燃機関の可変動弁機構。
  6. スプリング掛け部(26)は、ローラピンの端部(25e)の外周面に凹設された周方向に延びる外周溝(26C)である請求項記載の内燃機関の可変動弁機構。
  7. 前記カム(10)は、カムシャフト(9)に突設されており、
    出力アーム(30)に、カムシャフト(9)又はそれに突設されている第二カム(15)に摺接するスリッパ(32)が設けられている請求項1〜のいずれか一項に記載の内燃機関の可変動弁機構。
  8. 出力アーム(30)の上下中間部に、アーム間隙間(G)の外からアーム間隙間(G)にまで貫通した通し孔(37)が、該通し孔(37)の上下両側に繋ぎ部(37a)を残す形で貫設され、
    ロストモーションスプリング(50)の延出部(52)は、通し孔(37)を通っている請求項1〜のいずれか一項に記載の内燃機関の可変動弁機構。
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