JP6659938B2 - 光半導体装置 - Google Patents

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本発明は、光半導体装置に関する。
半導体レーザが光通信用の光源として広く用いられている。半導体レーザの一つに、活性層に量子ドットを含む量子ドットレーザがある。量子ドットレーザには、3次元量子閉じ込め効果によるエネルギー準位の離散化の効果等により高温動作時の特性の劣化が小さいという特徴があり、量子ドットレーザは、ペルチェ素子等を用いた温度調整を行うことなく使用することができる。
しかしながら、量子ドットレーザでは、活性層の中で利得媒質である量子ドットが占める体積比率が小さい。このため、従来、十分な利得を得るために、量子ドットの層を複数積層して活性層への光閉じ込めを大きくしている。その一方で、活性層を厚くして光閉じ込めを強くすると、レーザ導波路のモード分布が狭くなり、レーザ出射光の広がり角が拡がってしまう。このため、従来の量子ドットレーザを光ファイバや他の光デバイスに結合すると、結合損失が大きく、十分な光出力を取り出せない。
InP系の光半導体装置として、導波路コア層を含むスポットサイズ変換器を多重量子井戸活性層部にモノリシックに集積したものがあり、この光半導体装置はレーザ導波路のモード分布を広げることができる。また、GaAs層及びGaInNAs層からなる吸収層をGaInNAs量子井戸レーザにバットジョイント接合した半導体光集積素子の製造方法が提案されている。
しかしながら、量子井戸レーザの製造方法を量子ドットレーザの製造にそのまま適用することはできない。これは、量子ドットの熱耐性が低いため、量子井戸レーザの製造方法に含まれる、導波路コア層等の形成前の高温でのアニールを行うと、量子ドット活性層からのフォトルミネッセンス(photo luminescence:PL)スペクトルが大幅に劣化するためである。その一方で、高温でのアニールを省略すると、導波路コア層等に多くの欠陥が含まれるように、良好な結晶性を備えた導波路コア層等を得ることができない。
特開2008−53697号公報 特開2004−207500号公報
本発明の目的は、光出力を向上することができる光半導体装置及びその製造方法を提供することにある。
光半導体装置の一態様では、GaAs基板上方の、組成がAlxGa1-xAs(0<x≦0.42)で表される第1のクラッド層と、前記第1のクラッド層上の、GaAs障壁層を含む量子ドット活性層と、前記第1のクラッド層の前記量子ドット活性層から露出している面上の、前記量子ドット活性層とは異なる化合物半導体層からなる再成長層と、前記第1のクラッド層と前記量子ドット活性層及び前記再成長層との間のAl z Ga 1-z As(0.20≦z≦0.42、x<z)からなる障壁層と、が含まれる。
上記の光半導体装置の製造方法等によれば、適切な条件下でアニールを行うため、光出力を向上することができる。
第1の実施形態に係る光半導体装置の構成を示す図である。 同じく、第1の実施形態に係る光半導体装置の構成を示す図である。 量子ドット活性層の構造を示す断面図である。 第1の実施形態に係る光半導体装置の製造方法を工程順に示す平面図である。 図3Aに引き続き、光半導体装置の製造方法を工程順に示す平面図である。 図3Bに引き続き、光半導体装置の製造方法を工程順に示す平面図である。 第1の実施形態に係る光半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図である。 図4Aに引き続き、光半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図である。 図4Bに引き続き、光半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図である。 第1の実施形態に係る光半導体装置の製造方法を示す断面図である。 実験における試料の作製方法を工程順に示す断面図である。 PLスペクトルの測定結果を示す図である。 SEM像を示す図である。 同じく、SEM像を示す図である。 第1の実施形態の変形例の構成を示す断面図である。 第1の実施形態の他の変形例の構成を示す断面図である。 第1の実施形態の更に他の変形例の構成を示す断面図である。 第2の実施形態に係る光半導体装置の構成を示す図である。 同じく、第2の実施形態に係る光半導体装置の構成を示す図である。 第3の実施形態に係る光半導体装置の構成を示す図である。 同じく、第3の実施形態に係る光半導体装置の構成を示す図である。 第4の実施形態に係る光半導体装置の構成を示す図である。 同じく、第4の実施形態に係る光半導体装置の構成を示す図である。 第5の実施形態に係る光半導体装置の構成を示す図である。 第5の実施形態に係る光半導体装置の製造方法を工程順に示す平面図である。 第5の実施形態に係る光半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図である。
以下、実施形態について添付の図面を参照しながら具体的に説明する。
(第1の実施形態)
先ず、第1の実施形態に係る光半導体装置ついて説明する。第1の実施形態は、量子ドットレーザの一例に関する。図1A及び図1Bは、第1の実施形態に係る光半導体装置の構成を示す図である。図1A(a)は平面図、図1A(b)は図1A(a)中のI−I線に沿った断面図、図1B(c)は図1A(a)中のII−II線に沿った断面図、図1B(d)は図1A(a)中のIII−III線に沿った断面図である。
第1の実施形態に係る光半導体装置1では、図1A及び図1Bに示すように、発光部11とスポットサイズ変換部12とがモノリシックに集積されている。
基板101上にクラッド層102及びクラッド層103が形成され、クラッド層103上に、発光部11では量子ドット活性層104が、スポットサイズ変換部12では導波路コア層としての再成長層105が形成されている。例えば、基板101は(100)面のp型のGaAs基板であり、クラッド層102はp型のAlGaAs層であり、クラッド層103はp型のAlGaAs層である。クラッド層102のAl組成がクラッド層103のAl組成より高く、例えば、クラッド層102のAl組成は0.30、クラッド層103のAl組成は0.23である。量子ドット活性層104には、図2に示すように、ガイド層121及びガイド層124、これらの間の複数の障壁層123、並びに各障壁層123内の複数の量子ドット122が含まれる。例えば、ガイド層121及びガイド層124は厚さが40nmのGaAs層であり、障壁層123は厚さが40nmのGaAs層であり、障壁層123の数は8であり、量子ドット122はInAs量子ドットである。例えば、量子ドット活性層104の厚さは400nmである。量子ドット122の形状は所望の波長、例えば1300nmで利得が得られるように調整されている。例えば、再成長層105はGaAs層であり、再成長層105は量子ドット活性層104にバットジョイント接合されている。再成長層105の厚さは、量子ドット活性層104と接する部分で400nmであり、ここから離れるほど小さくなっており、反対側の端部で200nmである。
量子ドット活性層104及び再成長層105上にクラッド層106及びクラッド層107が形成されている。例えば、クラッド層106はn型のAlGaAs層であり、クラッド層107はn型のAlGaAs層である。クラッド層107のAl組成がクラッド層106のAl組成より高く、例えば、クラッド層107のAl組成は0.30、クラッド層106のAl組成は0.23である。発光部11では、クラッド層107上にコンタクト層108が形成され、コンタクト層108上に電極110が形成され、基板101の裏面上に電極109が形成されている。例えば、コンタクト層108はn型のGaAs層である。
図1Bに示すように、発光部11及びスポットサイズ変換部12はリッジ型の導波路構造を備えており、メサ部分以外では、コンタクト層108、クラッド層107、及びクラッド層106の一部が除去されている。図1Aに示すように、スポットサイズ変換部12のリッジ型導波路構造の平面形状は量子ドット活性層104との接合部から離間するほど広くなっている。
第1の実施形態では、リッジ導波路構造に量子ドット活性層104及び再成長層105が含まれる。そして、再成長層105の厚さが量子ドット活性層104との接合部から離間するほど小さくなっているため、この接合部から離間するほど、再成長層105を伝搬する光を再成長層105付近に閉じ込める作用が弱くなる。このため、縦方向(上下方向)のモード径を拡大することができる。また、リッジ導波路構造の幅が量子ドット活性層104との接合部から離間するほど広くなっているため、縦方向だけではなく、横方向にもモード径を広げて、光ファイバなどとの結合効率をより向上させることができる。更に、クラッド層103のAl組成よりもクラッド層102のAl組成が高いため、クラッド層102の屈折率がクラッド層103の屈性率よりも小さく、クラッド層106のAl組成よりもクラッド層107のAl組成が高いため、クラッド層107の屈折率がクラッド層106の屈性率よりも小さい。従って、クラッド層103及びクラッド層106までモード分布を拡大して結合効率を向上させつつ、過剰にモード径が拡がることを抑制して導波路における伝搬損失を抑制することができる。この結果、光ファイバ等に結合する光の強度を向上させることができる。
次に、第1の実施形態に係る光半導体装置の製造方法について説明する。図3A乃至図3Cは、第1の実施形態に係る光半導体装置の製造方法を工程順に示す平面図であり、図4A乃至図4Cは、図3A乃至図3C中のI−I線に沿った断面図である。図5(a)は図3C(g)中のII−II線に沿った断面図、図5(b)は図3C(g)中のIII−III線に沿った断面図である。
先ず、図3A(a)及び図4A(a)に示すように、基板101上にクラッド層102、クラッド層103及び量子ドット活性層104を形成する。クラッド層102、クラッド層103及び量子ドット活性層104は、例えば分子線エピタキシー(molecular beam epitaxy:MBE)法により成長させることができる。
次いで、図3A(b)及び図4A(b)に示すように、量子ドット活性層104上にマスク111を形成する。マスク111の形成では、例えば、シリコン酸化膜等の絶縁膜を量子ドット活性層104上に形成し、その後、この絶縁膜を、発光部11を覆い、かつスポットサイズ変換部12では、再成長層105を形成する予定の領域を露出する平面形状に加工する。例えば、発光部11では、発光部11に近いほど密になり、離れるほど疎になるような平面形状に絶縁膜を加工する。
その後、図3A(c)及び図4A(c)に示すように、量子ドット活性層104のマスク111から露出している部分をエッチングし、クラッド層103を露出させる。このエッチングでは、例えば、GaAs及びInAsのエッチング速度が速く、AlGaAsのエッチング速度が遅いエッチャントを用いたウェットエッチングを行うことが好ましい。エッチング制御性を高めるためである。このようなエッチャントとしては、例えば、クエン酸及び過酸化水素水を含むものが挙げられる。例えば、1ccの純水に1gのクエン酸粉末を溶解させて得られるクエン酸水溶液を用いる場合、体積比でクエン酸水溶液:過酸化水素水=4:1のエッチャントを使用することができる。
続いて、図3B(d)及び図4B(d)に示すように、AsH3を含む雰囲気中でのアニールを行う。このアニールでは、AsH3の分圧を1.70Torr以上とし、温度を580℃〜680℃とする。このアニールは、例えば有機金属化学気相成長(metal organic chemical vapor deposition:MOCVD)炉内で行うことができる。量子ドット活性層104のエッチングに伴ってクラッド層103の表面が酸化されるが、このアニールにより、クラッド層103の表面に導入された酸素が除去される。
次いで、MOCVD炉内で再成長層105を形成する温度に基板温度を下げた後に、図3B(e)及び図4B(e)に示すように、クラッド層103のマスク111から露出している面上に再成長層105を形成する。再成長層105は、例えばMOCVD法により成長させることができる。MOCVD法により再成長層105を成長させる場合、再成長層105の原料であるGa原子は、マスク111上に達しても、そこに留まらずにマスク111から露出している部分まで移動する。従って、クラッド層103上で、マスク111の際に近い部分ほど再成長層105が厚く成長する。このように、再成長層105の厚さはマスク111の平面形状に依存する。本実施形態では、再成長層105の形成前に、AsH3を含む雰囲気中でのアニールを行っているため、再成長層105の結晶性は良好であり、その表面にはほとんど凹凸が生じない。
その後、図3B(f)及び図4B(f)に示すように、マスク111を除去し、量子ドット活性層104及び再成長層105上に、クラッド層106、クラッド層107及びコンタクト層108を形成する。クラッド層106、クラッド層107及びコンタクト層108は、例えばMOCVD法により成長させることができる。
続いて、図3C(g)、図4C(g)及び図5に示すように、コンタクト層108上に、発光部11及びスポットサイズ変換部12を形成する予定の領域、即ちリッジ導波路を形成する予定の領域を覆い、他の領域を露出するマスク112を形成する。次いで、コンタクト層108、クラッド層107及びクラッド層106のマスク112から露出している部分を、厚さ方向でクラッド層106の一部が残る程度にエッチングし、発光部11及びスポットサイズ変換部12にリッジ型の導波路構造を形成する。例えば、マスク112の平面形状は、スポットサイズ変換部12において発光部11から離れるほど広くなるようにする。
その後、図3C(h)及び図4C(h)に示すように、マスク112を除去し、発光部11においてコンタクト層108を覆い、スポットサイズ変換部12においてコンタクト層108を露出するマスク113を形成する。続いて、コンタクト層108のマスク113から露出している部分をエッチングする。この結果、スポットサイズ変換部12においてクラッド層107が露出する。
次いで、図3C(i)及び図4C(i)に示すように、コンタクト層108上に電極110を形成し、基板101の裏面上に電極109を形成する。
このようにして第1の実施形態に係る光半導体装置を製造することができる。
次に、AsH3を含む雰囲気中でのアニールの条件に関し、本願発明者が行った実験について説明する。
(第1の実験)
第1の実験では、第1の実施形態を模して試料を作製し、その結晶性の観察等を行った。図6は、実験における試料の作製方法を工程順に示す断面図である。
先ず、図6(a)に示すように、基板201上にクラッド層202及び量子ドット活性層204をMBE法により形成し、量子ドット活性層204上にマスク211を形成した。基板201と(100)面のp型のGaAs基板を用い、クラッド層202として厚さが200nmのp型のAl0.42Ga0.58As層を形成した。量子ドット活性層204としては、量子ドット活性層104と同様の構造(図2)を備える厚さが400nmの量子ドット活性層を形成した。マスク211は、シリコン酸化膜を用いて形成した。
次いで、図6(b)に示すように、量子ドット活性層204のマスク211から露出している部分をエッチングし、クラッド層202を露出させた。このエッチングでは、例えば、第1の実施形態と同様の体積比でクエン酸水溶液:過酸化水素水=4:1のエッチャントを使用した。
その後、AsH3を含む雰囲気中でのアニールをMOCVD炉内で行った。このアニールでは、AsH3の分圧を1.70Torrとし、温度を600℃、680℃、720℃の3種とし、時間を2時間とした。
続いて、MOCVD炉内で引き続きAsH3を含む雰囲気中にて温度を再成長層105を形成する温度にした後に、図6(c)に示すように、クラッド層202のマスク211から露出している面上に、再成長層105を形成した。再成長層105としては、量子ドット活性層204と接合する部分での厚さが200nmのGaAs層を形成した。再成長層105を形成する温度は、600℃とした。
そして、各試料における量子ドット活性層204のフォトルミネッセンス(photo luminescence:PL)スペクトルを測定した。この結果を図7に示す。図7(a)、(b)、(c)は、それぞれアニール温度が600℃、680℃、720℃の試料のPLスペクトルを示す。図7中の実線はアニール前のPLスペクトルを示し、破線はアニール後のPLスペクトルを示す。
図7(c)に示すように、アニール温度が720℃の場合は、PLスペクトルが大きく変化した。即ち、アニール温度が720℃の場合は、アニール後において、波長1.3μmの基底準位の発光が弱く、波長1.2μm付近の高次準位発光が強かった。このことは、アニールにより量子ドット活性層204が変質したことを意味する。一方、図7(a)及び(b)に示すように、アニール温度が680℃又は600℃の場合は、アニールの前後での波長1.3μmの基底準位の発光強度の変化及びPLスペクトルの変化が小さかった。このことは、量子ドット活性層204が680℃以下の温度でのアニールに対して耐性を有することを意味する。従って、アニール温度は680℃以下とする。
(第2の実験)
第2の実験では、アニールの温度、時間及びAsH3の分圧以外は第1の実験と同様にして試料を作製した。アニールの温度は615℃とし、時間は1時間とした。AsH3の分圧は、0.07Torr、0.85Torr、1.70Torrの3種とした。
そして、各試料について再成長層105の走査型電子顕微鏡(scanning electron microscope:SEM)観察を行った。この結果を図8に示す。図8(a)、(b)、(c)は、それぞれAsH3の分圧が0.07Torr、0.85Torr、1.70Torrの試料で観察されたSEM像を示す図である。
図8(a)及び(b)に示すように、AsH3の分圧が0.07Torr又は0.85Torrの場合は、再成長層105の表面に多数の凹凸が存在した。これは、量子ドット活性層104のエッチングにより露出したAlGaAsクラッド層202の表面に大気中の酸素が結合し、その後のアニールによっても表面の酸素が十分に除去されていないため、再成長層105が酸素の残存した箇所に形成されないためである。一方、図8(c)に示すように、AsH3の分圧が1.70Torrの場合は、再成長層105の表面に凹凸が観察されなかった。これは、エッチング後にクラッド層202の表面が酸化されても、その後のアニールによって十分に除去されたためである。従って、AsH3の分圧は1.70Torr以上とする。
AsH3は580℃未満では分解されにくく、AsH3の分圧が1.70Torr以上であっても再成長層105の表面に凹凸が形成されやすい。従って、アニール温度は580℃以上とする。
(第3の実験)
第3の実験では、クラッド層202の組成、AsH3の分圧以外は第2の実験と同様にして試料を作製した。AsH3の分圧は1.70Torrとした。クラッド層202は、Al組成が0.20、0.42、0.50の3種のp型AlGaAs層とした。
そして、各試料について再成長層105のSEM観察を行った。Al組成が0.50のp型AlGaAs層をクラッド層202とした場合の結果を図9に示す。図9は、Al組成が0.50の試料で観察されたSEM像を示す図である。
図9に示すように、クラッド層202のAl組成が0.50の場合は、再成長層105の表面に多数の凹凸が存在した。これは、エッチング後に酸素がクラッド層202の表面のAlと強固に結合し、その後のアニールによっても十分に除去されていないためである。一方、クラッド層202のAl組成が0.20又は0.42の場合は、再成長層105の表面に凹凸が観察されなかった。これは、その後のアニールによって酸素が十分に除去されたためである。従って、量子ドット活性層と接するクラッド層のAlGaAsのAl組成は0超0.42以下とする。第1の実施形態では、クラッド層103の組成をAlxGa1-xAs(0<x≦0.42)で表すことができ、クラッド層106の組成をAlyGa1-yAs(0<y≦0.42)で表すことができる。
コンタクト層108、クラッド層107及びクラッド層106のマスク112から露出している部分のエッチングを、量子ドット活性層104及び再成長層105が露出するように行ってもよい。この場合、光半導体装置の構造は、図10に示すようなものとなる。
コンタクト層108、クラッド層107及びクラッド層106のマスク112から露出している部分のエッチングを、厚さ方向で量子ドット活性層104の一部が残る程度まで行ってもよい。つまり、量子ドット活性層104及び再成長層105のエッチングを行ってもよい。この場合、光半導体装置の構造は、図11に示すようなものとなる。
コンタクト層108、クラッド層107及びクラッド層106のマスク112から露出している部分のエッチングを、厚さ方向で量子ドット活性層104が消失する程度まで行ってもよい。つまり、量子ドット活性層104及び再成長層105のエッチングを行ってもよい。この場合、光半導体装置の構造は、図12に示すようなものとなる。
但し、量子ドット活性層104がエッチングされていない構造では、量子ドット活性層104がエッチングされている構造と比較して、量子ドット活性層104へのダメージが少なく、高い信頼性が得られると考えられる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係る光半導体装置ついて説明する。第2の実施形態は、量子ドットレーザの一例に関する。図13A及び図13Bは、第2の実施形態に係る光半導体装置の構成を示す図である。図13A(a)は平面図、図13A(b)は図13A(a)中のI−I線に沿った断面図、図13B(c)は図13A(a)中のII−II線に沿った断面図、図13B(d)は図13A(a)中のIII−III線に沿った断面図である。
第2の実施形態に係る光半導体装置2では、図13A及び図13Bに示すように、クラッド層103と量子ドット活性層104及び再成長層105との間に障壁層301が含まれる。例えば、障壁層301は、クラッド層103のそれよりもAl組成が高いp型のAlGaAs層であり、障壁層301の厚さは数10nm程度である。他の構成は第1の実施形態と同様である。クラッド層103の組成をAlxGa1-xAs(0<x≦0.42)で表す場合、障壁層301の組成をAlzGa1-zAs(0.20≦z≦0.42、x<z)で表すことができる。
第2の実施形態によっても第1の実施形態と同様の効果が得られる。更に、障壁層301が含まれるため、電子のクラッド層103側への漏れ出しが抑制され、伝導帯側に高い障壁が得られる。従って、量子ドット活性層104への電子の注入効率を向上させ、しきい値を低減し、かつ、光出力−電流効率を向上させることができる。
第2の実施形態に係る光半導体装置を製造する場合は、例えば、量子ドット活性層104の形成とマスク111の形成との間に、障壁層301を量子ドット活性層104上に形成し、マスク111を障壁層301上に形成する。他の処理は、第1の実施形態に係る光半導体装置の製造方法と同様である。
障壁層301が厚いほど電子の漏れ出しをより確実に抑制できるが、その一方で、光分布への影響が大きくなる。従って、障壁層301の厚さは、電子の漏れ出しの抑制及び光分布への影響を考慮して決定することが好ましい。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態に係る光半導体装置ついて説明する。第3の実施形態は、量子ドットレーザの一例に関する。図14A及び図14Bは、第3の実施形態に係る光半導体装置の構成を示す図である。図14A(a)は平面図、図14A(b)は図14A(a)中のI−I線に沿った断面図、図14B(c)は図14A(a)中のII−II線に沿った断面図、図14B(d)は図14A(a)中のIII−III線に沿った断面図である。
第3の実施形態に係る光半導体装置3では、図14A及び図14Bに示すように、量子ドット活性層104及び再成長層105とクラッド層106との間に2元系のバッファ層302及びエッチングストッパ層303が含まれる。例えば、バッファ層302はGaAs層であり、エッチングストッパ層303はn型のInGaP層である。例えば、バッファ層302の厚さは10nm程度であり、エッチングストッパ層303の厚さは数10nm程度である。他の構成は第1の実施形態と同様である。
第3の実施形態によっても第1の実施形態と同様の効果が得られる。更に、エッチングストッパ層303が含まれるため、その製造過程において、容易にリッジ型の導波路構造を形成することができる。また、2元系のバッファ層302が含まれているため、エッチングストッパ層303内での組成のむらを抑止することができる。
第3の実施形態に係る光半導体装置を製造する場合は、例えば、再成長層105の形成とクラッド層106の形成との間に、バッファ層302及びエッチングストッパ層303を量子ドット活性層104及び再成長層105上に形成し、クラッド層106をエッチングストッパ層303上に形成する。そして、マスク112から露出している部分のエッチングは、エッチングストッパ層303が露出するまで行う。他の処理は、第1の実施形態に係る光半導体装置の製造方法と同様である。
エッチングストッパ層303が厚いほどエッチングの制御性がより高まるが、その一方で、光分布への影響が大きくなる。従って、エッチングストッパ層303の厚さは、エッチングの制御性及び光分布への影響を考慮して決定することが好ましい。
エッチングストッパ層303又はバッファ層302を省略してもよい。つまり、バッファ層302上にクラッド層106を形成してもよく、量子ドット活性層104及び再成長層105上にエッチングストッパ層303を形成してもよい。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態に係る光半導体装置ついて説明する。第4の実施形態は、量子ドットレーザの一例に関する。図15A及び図15Bは、第4の実施形態に係る光半導体装置の構成を示す図である。図15A(a)は平面図、図15A(b)は図15A(a)中のI−I線に沿った断面図、図15B(c)は図15A(a)中のII−II線に沿った断面図、図15B(d)は図15A(a)中のIII−III線に沿った断面図である。
第4の実施形態に係る光半導体装置4には、図15A及び図15Bに示すように、障壁層301、バッファ層302及びエッチングストッパ層303が含まれる。他の構成は第1の実施形態と同様である。
第4の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果、第2の実施形態と同様の効果及び第3の実施形態と同様の効果が得られる。
第4の実施形態に係る光半導体装置を製造する場合は、例えば、第2の実施形態に特有の処理及び第3の実施形態に特有の処理を、第1の実施形態に係る光半導体装置の製造方法に組み合わせればよい。
(第5の実施形態)
次に、第5の実施形態に係る光半導体装置ついて説明する。第5の実施形態は、量子ドットレーザの一例に関する。図16は、第5の実施形態に係る光半導体装置の構成を示す図である。図16(a)は平面図、図16(b)は図16(a)中のI−I線に沿った断面図、図16(c)は図16(a)中のII−II線に沿った断面図である。
第5の実施形態に係る光半導体装置5には、図16に示すように、埋め込み層501及びブロック層502が含まれる。具体的には、量子ドット活性層104がクラッド層103上でパターニングされており、導波方向に対して垂直の断面において、量子ドット活性層104の側面に接するように埋め込み層501が形成され、埋め込み層501の上にブロック層502が形成されている。例えば、埋め込み層501はn型GaAs層であり、ブロック層502はp型のGaAs層である。例えば、埋め込み層501の厚さは300nm程度であり、ブロック層502の厚さは数200nm程度である。第5の実施形態では、埋め込み層501及びブロック層502が再成長層の一例である。
量子ドット活性層104上にクラッド層106及びクラッド層107が形成され、クラッド層107上にコンタクト層108が形成され、コンタクト層108上に電極110が形成され、基板101の裏面上に電極109が形成されている。光半導体装置5はリッジ型の導波路構造を備えており、メサ部分以外では、コンタクト層108、クラッド層107、及びクラッド層106の一部が除去されている。
第5の実施形態によれば、量子ドット活性層104の側面に形成したpnpnサイリスタ構造により導波路の断面方向の電流の広がりを抑制でき、素子動作に寄与しない電流を減らすことができる。
次に、第5の実施形態に係る光半導体装置の製造方法について説明する。図17は、第5の実施形態に係る光半導体装置の製造方法を工程順に示す平面図であり、図18は、図17中のII−II線に沿った断面図である。
先ず、図17(a)及び図18(a)に示すように、基板101上にクラッド層102、クラッド層103及び量子ドット活性層104を形成する。クラッド層102、クラッド層103及び量子ドット活性層104は、第1の実施形態と同様に形成することができる。次いで、量子ドット活性層104上にマスク511を形成する。マスク511の形成では、例えば、シリコン酸化膜等の絶縁膜を量子ドット活性層104上に形成し、その後、この絶縁膜を、量子ドットレーザの導波路部を覆い、かつ埋め込み層501及びブロック層502を形成する予定の領域を露出する平面形状に加工する。マスク511の平面形状の幅は、例えば1.5μmとする。
続いて、図17(b)及び図18(b)に示すように、量子ドット活性層104のマスク511から露出している部分をエッチングし、クラッド層103を露出させる。このエッチングは、第1の実施形態と同様にして行うことができる。次いで、第1の実施形態と同様にして、AsH3を含む雰囲気中でのアニールを行う。量子ドット活性層104のエッチングに伴ってクラッド層103の表面が酸化されるが、このアニールにより、クラッド層103の表面に導入された酸素が除去される。
その後、MOCVD炉内で埋め込み層501及びブロック層502を形成する温度に基板温度を下げた後に、図17(c)及び図18(c)に示すように、クラッド層103のマスク511から露出している面上に、再成長層である埋め込み層501及びブロック層502を形成する。埋め込み層501及びブロック層502は、例えばMOCVD法により成長させることができる。本実施形態では、埋め込み層501及びブロック層502の形成前に、AsH3を含む雰囲気中でのアニールを行っているため、埋め込み層501及びブロック層502の結晶性は良好であり、その表面にはほとんど凹凸が生じない。
その後、マスク511を除去し、量子ドット活性層104及びブロック層502上に、クラッド層106、クラッド層107及びコンタクト層108を形成する。クラッド層106、クラッド層107及びコンタクト層108は、例えばMOCVD法により成長させることができる。
続いて、コンタクト層108上に、リッジ導波路を形成する予定の領域を覆い、他の領域を露出するマスクを形成する。次いで、コンタクト層108、クラッド層107及びクラッド層106のマスクから露出している部分を、厚さ方向でクラッド層106の一部が残る程度にエッチングし、リッジ型の導波路構造を形成する。例えば、このときに用いるマスクの平面形状の幅は、例えば2μmとする。その後、マスクを除去し、コンタクト層108上に電極110を形成し、基板101の裏面上に電極109を形成する。
このようにして第5の実施形態に係る光半導体装置を製造することができる。
第5の実施形態に、第2、第3又は第4の実施形態のように、障壁層301、バッファ層302及び/又はエッチングストッパ層303を含ませてもよい。
以下、本発明の諸態様を付記としてまとめて記載する。
(付記1)
GaAs基板上方に、組成がAlxGa1-xAs(0<x≦0.42)で表される第1のクラッド層を形成する工程と、
前記第1のクラッド層上に、GaAs障壁層を含む量子ドット活性層を形成する工程と、
平面視で前記量子ドット活性層の一部を除去し、前記第1のクラッド層を露出させる工程と、
前記第1のクラッド層を露出させた後に、分圧が1.70Torr以上のAsH3を含む雰囲気中でのアニールを580℃〜680℃の温度で行う工程と、
前記アニールの後に、前記第1のクラッド層の前記量子ドット活性層から露出している面上に前記量子ドット活性層とは異なる化合物半導体層からなる再成長層を形成する工程と、
を有することを特徴とする光半導体装置の製造方法。
(付記2)
前記量子ドット活性層及び前記再成長層上に、組成がAlyGa1-yAs(0<y≦0.42)で表される第2のクラッド層を形成する工程と、
前記第2のクラッド層の上方及び前記GaAs基板の下方に、前記GaAs基板の厚さ方向で前記量子ドット活性層を挟むように一対の電極を形成する工程と、
を有することを特徴とする付記1に記載の光半導体装置の製造方法。
(付記3)
前記アニールを有機金属化学気相成長炉内で行うことを特徴とする付記1又は2に記載の光半導体装置の製造方法。
(付記4)
前記再成長層を前記量子ドット活性層から離間するほど薄くなるように形成することを特徴とする付記1乃至3のいずれか1項に記載の光半導体装置の製造方法。
(付記5)
前記再成長層を前記量子ドット活性層から離間するほど広くなるように形成することを特徴とする付記4に記載の光半導体装置の製造方法。
(付記6)
前記再成長層としてGaAs層を形成することを特徴とする付記1乃至5のいずれか1項に記載の光半導体装置の製造方法。
(付記7)
前記第1のクラッド層を形成する工程と前記量子ドット活性層を形成する工程との間に、前記第1のクラッド層上に、組成がAlzGa1-zAs(0.20≦z≦0.42、x<z)で表される障壁層を形成する工程を有することを特徴とする付記1乃至6のいずれか1項に記載の光半導体装置の製造方法。
(付記8)
前記再成長層を形成する工程と前記第2のクラッド層を形成する工程との間に、前記量子ドット活性層及び前記再成長層上に2元系のバッファ層を形成する工程を有することを特徴とする付記2乃至7のいずれか1項に記載の光半導体装置の製造方法。
(付記9)
前記再成長層を形成する工程と前記第2のクラッド層を形成する工程との間に、前記量子ドット活性層及び前記再成長層上にエッチングストッパ層を形成する工程を有することを特徴とする付記2乃至8のいずれか1項に記載の光半導体装置の製造方法。
(付記10)
GaAs基板上方の、組成がAlxGa1-xAs(0<x≦0.42)で表される第1のクラッド層と、
前記第1のクラッド層上の、GaAs障壁層を含む量子ドット活性層と、
前記第1のクラッド層の前記量子ドット活性層から露出している面上の、前記量子ドット活性層とは異なる化合物半導体層からなる再成長層と、
を有することを特徴とする光半導体装置。
(付記11)
前記量子ドット活性層及び前記再成長層上の、組成がAlyGa1-yAs(0<y≦0.42)で表される第2のクラッド層と、
前記第2のクラッド層の上方及び前記GaAs基板の下方に、前記GaAs基板の厚さ方向で前記量子ドット活性層を挟むように設けられた一対の電極と、
を有することを特徴とする付記10に記載の光半導体装置。
101:基板
102、103、106、107:クラッド層
104:量子ドット活性層
105:再成長層
108:コンタクト層
109、110:電極
301:障壁層
302:バッファ層
303:エッチングストッパ層

Claims (3)

  1. GaAs基板上方の、組成がAlxGa1-xAs(0<x≦0.42)で表される第1のクラッド層と、
    前記第1のクラッド層上の、GaAs障壁層を含む量子ドット活性層と、
    前記第1のクラッド層の前記量子ドット活性層から露出している面上の、前記量子ドット活性層とは異なる化合物半導体層からなる再成長層と、
    前記第1のクラッド層と前記量子ドット活性層及び前記再成長層との間のAl z Ga 1-z As(0.20≦z≦0.42、x<z)からなる障壁層と、
    を有することを特徴とする光半導体装置。
  2. 前記量子ドット活性層及び前記再成長層上の、組成がAlyGa1-yAs(0<y≦0.42)で表される第2のクラッド層と、
    前記第2のクラッド層の上方及び前記GaAs基板の下方に、前記GaAs基板の厚さ方向で前記量子ドット活性層を挟むように設けられた一対の電極と、
    を有することを特徴とする請求項に記載の光半導体装置。
  3. 前記量子ドット活性層及び前記再成長層と前記第2のクラッド層との間の、InGaP層からなるエッチングストッパ層を有することを特徴とする請求項に記載の光半導体装置。
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