JP5025898B2 - 半導体レーザ素子の製造方法 - Google Patents

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本発明は、光通信分野などの光源、光増幅器、光変調器等として利用可能であり、InP系半導体材料を用いた半導体レーザ素子製造方法に関する。
半導体レーザ素子は、一般に、活性層の両側に電流ブロック層を配置することによって、キャリアが活性層に効率よく注入されるようになるため、活性層でのキャリア密度が高くなり、レーザ特性の改善を図ることができる。
InP系半導体材料を用いた半導体レーザ素子では、InP基板上に、活性層およびn型InPからなるクラッド層を含むリッジ構造を形成した後、リッジ構造の両側にp型InP層/n型InP層/p型InP層の積層からなる電流ブロック層を形成し、続いてリッジ構造および電流ブロック層の上にn型InPからなるコンタクト層を形成している。
この構成において、電子がn型コンタクト層を経由して注入されると、電子の大部分はn型クラッド層から活性層への経路を通過する。一方、電流ブロック層は、逆バイアス状態のpn接合によって高抵抗となるため、電流が流れにくくなる。
特開2002−232082号公報(第5頁、図10)
従来のリッジ型半導体レーザ素子において、成膜プロセスの誤差によって、電流ブロック層を構成するn型InP層がn型クラッド層またはn型コンタクト層に接触してしまうと、電流が電流ブロック層へバイパスする漏れ電流が発生し、電流ブロック層の電流阻止機能が低下してしまう。
本発明の目的は、電流ブロック層を構成するn型層とn型クラッド層またはn型コンタクト層との接触を防止して、漏れ電流を低減し、レーザ特性を向上できる半導体レーザ素子製造方法を提供することである。
また本発明に係る半導体レーザ素子の製造方法は、p型InPからなる基板上に、活性層、n型InPからなるクラッド層、Alを含み、Pを含まないIII−V族半導体からなるキャップ層を形成する工程と、
キャップ層の上に所定形状のマスクを形成する工程と、
活性層、クラッド層、キャップ層にエッチングを施して、リッジ構造を形成する工程と、
リッジ構造の両側に、少なくともp型InP層/n型InP層/p型InP層の積層からなる電流ブロック層を形成する工程と、
マスクおよびキャップ層を除去する工程と、
露出したクラッド層および電流ブロック層の上に、n型InPからなるコンタクト層を形成する工程とを含むことを特徴とする。

また本発明に係る半導体レーザ素子の製造方法は、p型InPからなる基板上に、活性層、n型InPからなるクラッド層、キャップ層を形成する工程と、
キャップ層の上に所定形状のマスクを形成する工程と、
活性層、クラッド層、キャップ層にエッチングを施して、リッジ構造を形成する工程と、
リッジ構造の両側に、有機金属化学気相成長法を用いて、少なくともp型InP層/n型InP層/p型InP層の積層からなる電流ブロック層を形成する工程と、
マスクおよびキャップ層を除去する工程と、
露出したクラッド層および電流ブロック層の上に、n型InPからなるコンタクト層を形成する工程とを含み、
電流ブロック層を形成する工程において、n型InP層を形成する前に、エッチングガスを導入して、下地のp型InP層に(111)B面を形成する工程を含むことを特徴とする。
また本発明に係る半導体レーザ素子の製造方法は、p型InPからなる基板上に、活性層、n型InPからなるクラッド層、キャップ層を形成する工程と、
キャップ層の上に所定形状のマスクを形成する工程と、
活性層、クラッド層、キャップ層にエッチングを施して、リッジ構造を形成する工程と、
リッジ構造の両側に、有機金属化学気相成長法を用いて、少なくともp型InP層/n型InP層/p型InP層の積層からなる電流ブロック層を形成する工程と、
マスクおよびキャップ層を除去する工程と、
露出したクラッド層および電流ブロック層の上に、n型InPからなるコンタクト層を形成する工程とを含み、
電流ブロック層を形成する工程において、n型InP層を形成した後に、エッチングガスを導入して、p型InP層の(111)B面の上に成長したn型InPを除去する工程を含むことを特徴とする。
また、電流ブロック層を形成する際、リッジ構造の最上層としてAlを含む半導体からなるキャップ層を形成することによって、リッジ側面でのInP成長を抑制できる。そのため電流ブロック層を構成するn型InP層が成長する際に、n型クラッド層またはn型コンタクト層との接触を防止できる。その結果、電流ブロック層への漏れ電流を低減できるため、レーザ特性を向上させることができる。
実施の形態1.
図1〜図3は、本発明に係る半導体レーザ素子の製造方法の一例を示す断面図である。なお理解容易のため、一部の層について断面ハッチングを付与している。
まず図1(a)に示すように、p型InPからなる基板1の上に、順次、p型InPからなるバッファ層2、活性層3、n型InPからなるクラッド層4、キャップ層5をMOCVD(有機金属化学気相成長法)などを用いて形成する。
活性層3は、例えば、InGaAsP井戸層とInGaAsP障壁層を含む多重量子井戸構造を有し、キャリア反転分布により光利得が生ずる領域である。
キャップ層5は、InGaAsなどで形成可能であり、後の工程で電流ブロック層を形成する際にクラッド層4を保護する役割を果たし、電流ブロック層を形成した後にエッチングで除去される。
次に図1(b)に示すように、キャップ層5の上に、スパッタ等を用いてSiO膜を全面に形成した後、フォトレジストを塗布し、写真製版技術を用いて所定の形状(例えば、3μm幅のストライプ形状)を有するマスク6を形成する。
次に図1(c)に示すように、HBr等のウェットエッチングによって、マスク6の下方にリッジ構造が形成されるように、キャップ層5からバッファ層2の途中までを除去する。このリッジ構造は、略台形状の断面を有し、マスク6のストライプ方向(紙面垂直方向)に沿って細長く形成される。リッジ構造の幅や輪郭形状は、マスク6の寸法、エッチング時間、エッチング温度などで制御可能である。
ここで、リッジ構造の方向に関して、p型InP基板1の上面が(100)面を有する場合、リッジ構造の長手方向は、逆メサ方位に相当する[011]方位に設定している。
続いて、MOCVDによる選択埋め込み成長を用いて、リッジ構造の両側に電流ブロック層を形成する。まず図2(d)に示すように、バッファ層2の上面からリッジ構造のキャップ層5までを覆うように、電流ブロック層の第1層となるp型InP層11を形成する。このときマスク6により選択成長が行われ、SiOからなるマスク6の上にはInPは成長しない。また、p型InP層11の上部は、マスク6とリッジ構造との界面から(111)B面を形成しながら成長する。
次に図2(e)に示すように、p型InP層11の上に、電流ブロック層の第2層となるn型InP層12を形成する。
図4(a)は、電流ブロック層のp型InP層11の成長の様子を示す部分斜視図であり、図4(b)は、図4(a)中のA1−A1線およびA2−A2線に沿った断面の様子を示す断面図である。なお理解容易のため、図4(a)ではマスク6を省略して図示している。
InPは、(111)B面を形成しながら成長する性質を有する。(111)B面はP原子だけが露出しているため、(111)B面がいったん形成されるとInPの成長速度が低下することから、成長停止面として機能するようになる。図4(a)において、p型InP層11の上部に(111)B面が平坦状に出現している。
p型InP層11の上に、電流ブロック層の第2層となるn型InP層12を形成する場合、理想的にはn型InP層12は(111)B面の上では成長しない。しかしながら、リッジトップ幅のうねりやマスク6の汚染などの影響により、p型InP層11の(111)B面が一様な平面状に形成されない場合、(111)B面の上にn型InP層12の成長が進行することがある。
例えば、リッジトップ幅にうねりがあった場合、図4(a)に示すように、(111)B面を有する複数の傾斜面がうねりのエッジラインに沿ってステップ状に形成される。この状態でn型InP層12を成膜した場合、各傾斜面の段差面にもn型InPが成長するようになる。すなわち、n型InPは、図4(b)の紙面垂直方向に成長して、最もリッジ幅の広いA1−A1断面では(111)B面が揃うように、A2−A2断面では(111)B面に沿ってステップ状に形成される。こうしたステップ状の成長はマスク裏面に汚染があった場合等にも同様に発生する。
n型InPがp型InP層11の(111)B面に存在すると、n型InP層12とリッジ上部のn型クラッド層4あるいはn型コンタクト層7とが電気的に接触してしまい、電流ブロック層の電流阻止機能が低下してしまう。
本実施形態では、図1(c)に示すように、エッチングを用いてリッジ構造を形成する際に、エッチング条件の最適化によって、リッジトップ幅のうねりを10nm以下に抑制している。なお、リッジトップ幅のうねりとは、リッジ上面から見て片側エッジに関する変動幅である。うねりを低減化することによって、電流ブロック層のp型InP層11を成膜する場合、(111)B面を有する傾斜面の段差エリアが小さくなるため、次のn型InP層12の成膜工程において、(111)B面でのn型InPの成長を抑制できる。その結果、電流ブロック層への漏れ電流を低減できるため、レーザ特性を向上させることができる。
図2(e)に戻って、p型InP層11の上に、第2層となるn型InP層12を形成する場合、リッジトップ幅のうねりを抑制していてもp型InP層11の(111)B面にn型InPが成長する可能性がある。この対策として、n型InP層12においてドーパントとして作用するS(硫黄)の濃度を、1.5×1019cm−3以上に設定することが好ましい。これにより(111)B面上でのInの拡散長(マイグレーション長)を増大させることが可能となり、(111)B面におけるn型InP成長を抑制できる。
また、p型InP層11の成膜プロセスが終了した段階で、p型InP層11の上部に一様な(111)B面が形成されていることが望ましいが、(111)B面が形成されていない部分が生ずる可能性がある。この対策として、p型InP層11の成膜プロセス終了後に、MOCVD反応炉にHClガス等のエッチングガスを導入して、p型InP層11の露出面を軽くエッチングすることが好ましい。これにより(111)B面が形成されていない部分が選択的にエッチングされて、この部分にp型InP層11の(111)B面を形成することができる。
次に図2(f)に示すように、n型InP層12の形成後、MOCVD反応炉にHClガス等のエッチングガスを導入して、n型InP層12の露出面を軽くエッチングすることが好ましい。これによりp型InP層11の(111)B面に残留したn型InPを清浄に除去することができる。なお、(111)B面で成長したn型InPは、[111]方向に高いエッチングレートを有するため、HClガスにより除去可能である。
次に図3(g)に示すように、n型InP層12の上に、電流ブロック層の第3層となるp型InP層13を形成する。こうしてp型InP層11の(111)B面にはp型InP層13が形成され、n型InP層12はリッジから完全に分離できるため、電流ブロック層への漏れ電流を低減できる。
このようにして電流ブロック層を形成した後、図3(h)に示すように、HF等のウェットエッチングによってマスク6を除去し、続いてHNO等のウェットエッチングによってキャップ層5を除去する。
次に図3(i)に示すように、露出したクラッド層4および電流ブロック層の上に、MOCVDなどを用いてn型InPからなるコンタクト層7を形成する。続いて、コンタクト層7の上面および基板1の下面に電極をそれぞれ形成した後、劈開などでチップ分割と光共振面形成を行うことによって、半導体レーザ素子が得られる。
実施の形態2.
本実施形態では、キャップ層5を形成する材料として、InGaAsの代わりに、AlGaInAsまたはAlInAsなど、Alを含み、P(リン)を含まないIII−V族半導体を使用している。キャップ層5は、AlGaInAsまたはAlInAsからなる単層で構成してもよく、あるいはAlGaInAsまたはAlInAsからなる第1層と、InGaAsからなる第2層との複合構造で構成してもよい。
こうした構成により、電流ブロック層の第1層となるp型InP層11を形成する際、p型InP層11の上部における(111)B面の上終端がマスク6とリッジとの界面ではなく、キャップ層5とn型InPクラッド層4との界面に位置するようになる。そのため、第2層となるn型InP層12を形成する場合、リッジトップ幅のうねりやマスク6の汚染による影響を受けなくなり、(111)B面におけるn型InP成長を抑制することができる。
キャップ層5をAlGaInAsまたはAlInAsからなる第1層と、InGaAsからなる第2層との複合構造で構成した場合、キャップ層5は50nm以上の厚さを有することが好ましい。これにより(111)B面の上終端とマスク6との間隔を充分に確保することができ、n型InP層12を形成する場合、リッジトップ幅のうねりやマスク6の汚染による影響を排除できる。
このときキャップ層5を構成するAlGaInAsまたはAlInAsからなる層は、1×1017cm−3以上のO(酸素)濃度を有することが好ましい。これにより酸化アルミニウムの表面濃度が高くなり、キャップ層5の側面におけるInP成長を抑制することができる。さらに、リッジ構造の形成後、電流ブロック層を形成する前に、AlGaInAsまたはAlInAsからなる層の表面を酸化させる工程を追加することが好ましく、これによりキャップ層5の側面におけるInP成長をより抑制できる。
なお、上述した各実施形態において、リッジ構造は、バッファ層2、活性層3、クラッド層4を備えた例を示したが、これ以外にも他の半導体層を含んでいても本発明は同様に適用可能である。
また各実施形態において、電流ブロック層は、p型InP層11、n型InP層12、p型InP層13の三層からなる積層構造を有する例を示したが、これ以外にも他の半導体層を含んでいても本発明は同様に適用可能である。
本発明に係る半導体レーザ素子の製造方法の一例を示す断面図である。 本発明に係る半導体レーザ素子の製造方法の一例を示す断面図である。 本発明に係る半導体レーザ素子の製造方法の一例を示す断面図である。 図4(a)は、電流ブロック層のp型InP層11の成長の様子を示す部分斜視図であり、図4(b)は、図4(a)中のA1−A1線およびA2−A2線に沿った断面の様子を示す断面図である。
符号の説明
1 基板、 2 バッファ層、 3 活性層、 4 クラッド層、 5 キャップ層、
6 マスク、 7 コンタクト層、 11 p型InP層、 12 n型InP層、
13 p型InP層。

Claims (10)

  1. p型InPからなる基板上に、活性層、n型InPからなるクラッド層、Alを含み、Pを含まないIII−V族半導体からなるキャップ層を形成する工程と、
    キャップ層の上に所定形状のマスクを形成する工程と、
    活性層、クラッド層、キャップ層にエッチングを施して、リッジ構造を形成する工程と、
    リッジ構造の両側に、少なくともp型InP層/n型InP層/p型InP層の積層からなる電流ブロック層を形成する工程と、
    マスクおよびキャップ層を除去する工程と、
    露出したクラッド層および電流ブロック層の上に、n型InPからなるコンタクト層を形成する工程とを含むことを特徴とする半導体レーザ素子の製造方法。
  2. キャップ層は、AlGaInAsまたはAlInAsからなる層を含むことを特徴とする請求項1記載の半導体レーザ素子の製造方法。
  3. キャップ層は、AlGaInAsまたはAlInAsからなる第1層と、InGaAsからなる第2層との複合構造を有することを特徴とする請求項2記載の半導体レーザ素子の製造方法。
  4. キャップ層は、50nm以上の厚さを有することを特徴とする請求項3記載の半導体レーザ素子の製造方法。
  5. キャップ層を構成するAlGaInAsまたはAlInAsからなる層は、1×1017cm−3以上のO濃度を有することを特徴とする請求項2記載の半導体レーザ素子の製造方法。
  6. 電流ブロック層を形成する前に、キャップ層の表面を酸化する工程を含むことを特徴とする請求項1記載の半導体レーザ素子の製造方法。
  7. 電流ブロック層におけるn型InP層は、1.5×1019cm−3以上のS濃度を有することを特徴とする請求項1記載の半導体レーザ素子の製造方法。
  8. p型InPからなる基板上に、活性層、n型InPからなるクラッド層、キャップ層を形成する工程と、
    キャップ層の上に所定形状のマスクを形成する工程と、
    活性層、クラッド層、キャップ層にエッチングを施して、リッジ構造を形成する工程と、
    リッジ構造の両側に、有機金属化学気相成長法を用いて、少なくともp型InP層/n型InP層/p型InP層の積層からなる電流ブロック層を形成する工程と、
    マスクおよびキャップ層を除去する工程と、
    露出したクラッド層および電流ブロック層の上に、n型InPからなるコンタクト層を形成する工程とを含み、
    電流ブロック層を形成する工程において、n型InP層を形成する前に、エッチングガスを導入して、下地のp型InP層に(111)B面を形成する工程を含むことを特徴とする半導体レーザ素子の製造方法。
  9. p型InPからなる基板上に、活性層、n型InPからなるクラッド層、キャップ層を形成する工程と、
    キャップ層の上に所定形状のマスクを形成する工程と、
    活性層、クラッド層、キャップ層にエッチングを施して、リッジ構造を形成する工程と、
    リッジ構造の両側に、有機金属化学気相成長法を用いて、少なくともp型InP層/n型InP層/p型InP層の積層からなる電流ブロック層を形成する工程と、
    マスクおよびキャップ層を除去する工程と、
    露出したクラッド層および電流ブロック層の上に、n型InPからなるコンタクト層を形成する工程とを含み、
    電流ブロック層を形成する工程において、n型InP層を形成した後に、エッチングガスを導入して、p型InP層の(111)B面の上に成長したn型InPを除去する工程を含むことを特徴とする半導体レーザ素子の製造方法。
  10. 電流ブロック層におけるn型InP層は、1.5×1019cm−3以上のS濃度を有することを特徴とする請求項8または9記載の半導体レーザ素子の製造方法。
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