JP6658618B2 - 画像形成装置、駆動制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式で画像を形成する画像形成装置、及び画像形成装置で実行される駆動制御方法に関する。
電子写真方式で画像を形成する画像形成装置は、トナー像が転写されたシートを加熱してそのシートにトナー像を定着させる定着部を備える(例えば、特許文献1参照)。
また、画像形成装置では、印刷処理の実行中に紙詰まりが発生して、印刷処理の実行が中断されることがある。この場合、装置内部で詰まったシートがユーザーの手により除去される。また、シートの除去作業を行うユーザーの安全を確保するために、装置内部に設けられたモーター及び送風機などの駆動が停止される。
特開2003−202765号公報
ところで、画像形成装置では、装置内部で詰まったシートの除去作業が行われる際に、定着部を覆う外装カバーが開かれて、定着部が外部に露出することがある。この場合、シートの除去作業を行うユーザーが誤って定着部に触れて火傷をするおそれがある。
本発明の目的は、シートの除去作業が行われる際の安全性を向上させることが可能な画像形成装置及び送風機の駆動制御方法を提供することにある。
本発明の一の局面に係る画像形成装置は、搬送路と、画像形成部と、カバー部材と、送風機と、第1駆動制御部と、検出処理部と、判断処理部と、第2駆動制御部とを備える。前記搬送路は、予め定められた搬送方向へ搬送されるシートを案内する。前記画像形成部は、トナー像が転写された前記シートを加熱して前記シートにトナー像を定着させる定着部を含み、前記搬送路によって案内される前記シートに画像を形成する。前記カバー部材は、前記搬送路における前記定着部の排出口から前記搬送方向の下流側へ延びる部分搬送路を形成する第1姿勢、及び前記第1姿勢よりも前記排出口から離間して前記排出口を露出させる第2姿勢のいずれか一方から他方へ姿勢変化可能である。前記送風機は、前記排出口を経由して移動する気流を発生させる。前記第1駆動制御部は、前記画像形成部を用いた印刷処理が実行される場合に前記送風機を駆動させる。前記検出処理部は、前記印刷処理の実行中に前記搬送路における紙詰まりの発生を検出する。前記判断処理部は、前記検出処理部によって前記紙詰まりの発生が検出された場合に、前記搬送路のうち前記定着部によるトナー像の定着位置から前記部分搬送路における前記搬送方向の下流端までの特定区間における前記シートの存否を判断する。前記第2駆動制御部は、前記判断処理部によって前記特定区間に前記シートが存在すると判断された場合は前記送風機の駆動を継続させ、前記特定区間に前記シートが存在しないと判断された場合は前記送風機の駆動を停止させる。
本発明の他の局面に係る駆動制御方法は、予め定められた搬送方向へ搬送されるシートを案内する搬送路と、トナー像が転写された前記シートを加熱して前記シートにトナー像を定着させる定着部を含み、前記搬送路によって案内される前記シートに画像を形成する画像形成部と、前記搬送路における前記定着部の排出口から前記搬送方向の下流側へ延びる部分搬送路を形成する第1姿勢、及び前記第1姿勢よりも前記排出口から離間して前記排出口を露出させる第2姿勢のいずれか一方から他方へ姿勢変化可能なカバー部材と、前記排出口を経由して移動する気流を発生させる送風機と、を備える画像形成装置で実行され、以下の第1駆動ステップ、検出ステップ、判断ステップ、及び第2駆動ステップを含む。前記第1駆動ステップでは、前記画像形成部を用いた印刷処理が実行される場合に前記送風機が駆動される。前記検出ステップでは、前記印刷処理の実行中に前記搬送路における紙詰まりの発生が検出される。前記判断ステップでは、前記検出ステップによって前記紙詰まりの発生が検出された場合に、前記搬送路のうち前記定着部によるトナー像の定着位置から前記部分搬送路における前記搬送方向の下流端までの特定区間における前記シートの存否が判断される。前記第2駆動ステップでは、前記判断ステップによって前記特定区間に前記シートが存在すると判断された場合は前記送風機の駆動が継続され、前記特定区間に前記シートが存在しないと判断された場合は前記送風機の駆動が停止される。
本発明によれば、シートの除去作業が行われる際の安全性を向上させることが可能である。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す図である。 図2は、本発明の実施形態に係る画像形成装置のシステム構成を示すブロック図である。 図3は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の外観を示す図である。 図4は、本発明の実施形態に係る画像形成装置におけるカバー部材の構成を示す図である。 図5は、本発明の実施形態に係る画像形成装置における送風機を示す図である。 図6は、本発明の実施形態に係る画像形成装置における送風機の周辺の構成を示す図である。 図7は、本発明の実施形態に係る画像形成装置においてカバー部材が開かれた状態を示す図である。 図8は、本発明の実施形態に係る画像形成装置におけるカバー部材が閉じられた状態を示す図である。 図9は、本発明の実施形態に係る画像形成装置においてカバー部材が開かれた状態を示す図である。 図10は、本発明の実施形態に係る画像形成装置においてカバー部材が閉じられた状態を示す図である。 図11は、本発明の実施形態に係る画像形成装置で実行される駆動制御処理の一例を示すフローチャートである。 図12は、本発明の実施形態に係る画像形成装置で実行される印刷中断処理の一例を示すフローチャートである。 図13は、本発明の他の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す図である。 図14は、本発明の他の実施形態に係る画像形成装置のシステム構成を示すブロック図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[画像形成装置10の構成]
まず、図1〜図3を参照しつつ、本発明の実施形態に係る画像形成装置10の構成について説明する。ここで、図1は画像形成装置10の構成を示す断面模式図である。また、図3は画像形成装置10の背面側の外観構成を示す斜視図である。なお、図1における一点鎖線は、特定区間424を示すためのものである。
なお、説明の便宜上、画像形成装置10が使用可能な設置状態(図1に示される状態)で鉛直方向を上下方向D1と定義する。また、図1に示される画像形成装置10の左側の面を正面(前面)として前後方向D2を定義する。また、前記設置状態の画像形成装置10の正面を基準として左右方向D3を定義する。
画像形成装置10は、画像データに基づいて画像を形成するプリント機能を有するプリンターである。また、本発明は、ファクシミリ装置、コピー機、及び複合機などの画像形成装置に適用可能である。
図1及び図2に示されるように、画像形成装置10は、筐体1、操作表示部2、画像形成部3、シート搬送部4、制御部5、及び送風機7を備える。
筐体1は、画像形成装置10の構成要素を収容する。具体的に、筐体1は、画像形成部3、シート搬送部4、及び制御部5を収容する。図1に示されるように、筐体1の上部には、画像が形成されたシートが排出される排紙トレイ11が設けられている。また、図3に示されるように、筐体1の上部には、操作表示部2が設けられている。図1及び図3に示されるように、筐体1の背面には、矩形状の開口部12が設けられている。開口部12には、カバー部材6が設けられる。カバー部材6については後述する。
操作表示部2は、制御部5からの制御指示に応じて各種の情報を表示する液晶ディスプレーなどの表示部、及びユーザーの操作に応じて制御部5に各種の情報を入力する操作キー又はタッチパネルなどの操作部を有する。
画像形成部3は、外部のパーソナルコンピューター等の情報処理装置から入力された画像データに基づいて、電子写真方式で画像を形成することが可能である。図1に示されるように、画像形成部3は、感光体ドラム31、帯電装置32、光走査装置33、現像装置34、転写部材35、クリーニング装置36、及び定着装置37を備える。
感光体ドラム31は、図1に示されるように、筐体1の中央部において回転可能に設けられる。感光体ドラム31は、左右方向D3に長尺であって、不図示のモーターから伝達される回転駆動力を受けて図1に示される矢印方向に回転する。感光体ドラム31の表面には、静電潜像が形成される。
帯電装置32は、図1に示されるように、感光体ドラム31の上方に配置される。帯電装置32は、感光体ドラム31の表面を帯電させる。
光走査装置33は、図1に示されるように、帯電装置32よりも上側に配置される。光走査装置33は、感光体ドラム31の表面に静電潜像を形成する。具体的に、光走査装置33は、帯電装置32によって帯電された感光体ドラム31の表面に、画像データに基づく光を照射する。
現像装置34は、図1に示されるように、感光体ドラム31の前方側の側方に配置される。現像装置34は、感光体ドラム31にトナー像を形成する。具体的に、現像装置34は、トナーを用いて光走査装置33によって感光体ドラム31の表面に形成された静電潜像を現像する。
転写部材35は、図1に示されるように、感光体ドラム31の下方に配置される。例えば、転写部材35は、感光体ドラム31の表面と接触して回転するローラー部材である。転写部材35は、感光体ドラム31との接触位置で、現像装置34によって感光体ドラム31に形成されるトナー像を、シート搬送部4によって搬送されるシートに転写する。
クリーニング装置36は、図1に示されるように、感光体ドラム31の後方側の側方に配置される。クリーニング装置36は、転写部材35によってトナー像がシートに転写された後の感光体ドラム31の表面を清掃する。例えば、クリーニング装置36は、感光体ドラム31の表面に残存するトナーを除去するブレード状のクリーニング部材、及び前記クリーニング部材によって除去されたトナーを不図示のトナー収容容器まで搬送する搬送スクリューを備える。
定着装置37は、図1に示されるように、クリーニング装置36よりも後側に配置される。定着装置37は、転写部材35によってトナー像が転写されたシートを加熱して、シートにトナー像を定着させる。図1に示されるように、定着装置37は、ハウジング371、定着部材372、及び加圧部材373を備える。
ハウジング371は、定着部材372、及び加圧部材373を収容する。また、ハウジング371は、図1に示されるように、搬入口371A、及び排出口371Bを有する。搬入口371Aは、ハウジング371の前方側の側面に設けられ、シートが搬入される。排出口371Bは、ハウジング371の後方側の側面に設けられ、トナー像が定着されたシートが排出される。定着部材372は、シートに転写されたトナー像を加熱する。例えば、定着部材372は無端状のベルト部材である。定着部材372は、ベルトの内側に設けられた熱源によって加熱される。加圧部材373は、定着部材372と接触して設けられ、定着部材372との間に形成されるニップ部37Aを通過するシートを加圧する。ここに、定着装置37が、本発明における定着部の一例である。また、ニップ部37Aが、本発明における定着位置の一例である。
シート搬送部4は、画像形成部3によって画像が形成されるシートを搬送する。図1及び図2に示されるように、シート搬送部4は、給紙カセット41、搬送路42、ピックアップローラー43、搬送ローラー44A〜44E、レジストローラー45、第1センサー46、第2センサー47、及び第3センサー48を備える。
給紙カセット41は、画像形成部3によって画像が形成されるシートを収容する。給紙カセット41は、図1に示されるように、筐体1の底部に設けられる。例えば、給紙カセット41には、紙、コート紙、ハガキ、封筒、及びOHPシートなどのシート部材が収容される。給紙カセット41は、収容された複数枚のシートのうち、最上位のシートをピックアップローラー43との接触位置まで持ち上げる不図示のリフト板を有する。
搬送路42は、給紙カセット41、及び排紙トレイ11の間に形成されるシートの移動通路である。シート搬送部4では、給紙カセット41から排紙トレイ11へ向かう搬送方向D4(図1参照)へ搬送されるシートが搬送路42によって案内される。搬送路42は、筐体1内に設けられた一対の搬送ガイド部材により形成される。
図1に示されるように、搬送路42には、搬送ローラー44A〜44E、レジストローラー45、第1センサー46、第2センサー47、及び第3センサー48が配置される。また、搬送路42には、画像形成部3の感光体ドラム31、転写部材35、及び定着装置37が配置される。
図1に示されるように、搬送路42のうち、搬送ローラー44Aの配置位置から第1センサー46の配置位置までの区間421は、筐体1の内部における前方側に位置している。区間421は、U字状に湾曲しており、給紙カセット41から搬送されるシートを給紙カセット41よりも上側へ案内する。搬送路42のうち、第1センサー46の配置位置から定着装置37の配置位置までの区間422は、前後方向D2に沿って延在している。区間422は、レジストローラー45、及び感光体ドラム31によって搬送されるシートを後方向へ案内する。搬送路42のうち、定着装置37の配置位置から搬送ローラー44Eの配置位置までの区間423は、筐体1の内部における後方側に位置している。区間423は、上下方向D1に沿って延在しており、搬送ローラー44C、44D、44Eによって搬送されるシートを上方向へ案内する。図1に示されるように、定着装置37、及び区間423における搬送方向D4の上流側の一部は、開口部12の下端部と上端部との間の位置に設けられており、開口部12に設けられるカバー部材6によって覆われている。
ピックアップローラー43は、図1に示されるように、給紙カセット41の前方端の上方において回転可能に設けられる。ピックアップローラー43は、給紙カセット41に収容された複数枚のシートのうち、最上位のシートを搬送路42へ搬送する。
搬送ローラー44A〜44Eは、搬送路42において回転可能に設けられる。搬送ローラー44A〜44Eは、搬送路42においてシートを搬送方向D4へ搬送する。
レジストローラー45は、搬送路42における感光体ドラム31、及び転写部材35よりも搬送方向D4の上流側において回転可能に設けられる。レジストローラー45は、制御部5によって設定される送出タイミングで、シートを転写部材35によるトナー像の転写位置P1(図1参照)へ搬送する。
第1センサー46は、シートの有無を検出可能なセンサーである。例えば、第1センサー46は、反射型又は透過型の光センサーである。第1センサー46は、搬送路42におけるレジストローラー45よりも搬送方向D4の上流側に設けられる。第1センサー46は、制御部5による前記送出タイミングの設定、及び搬送路42における紙詰まりの発生の検出に用いられる。
第2センサー47は、シートの有無を検出可能なセンサーである。例えば、第2センサー47は、第1センサー46と同様に、反射型又は透過型の光センサーである。第2センサー47は、搬送路42における感光体ドラム31、及び転写部材35よりも搬送方向D4の下流側であって、定着装置37よりも搬送方向D4の上流側に設けられる。第2センサー47は、制御部5による搬送路42における紙詰まりの発生の検出に用いられる。
第3センサー48は、シートの有無を検出可能なセンサーである。例えば、第3センサー48は、第1センサー46と同様に、反射型又は透過型の光センサーである。第3センサー48は、搬送路42における定着装置37よりも搬送方向D4の下流側に設けられる。第3センサー48は、制御部5による搬送路42における紙詰まりの発生の検出に用いられる。
なお、搬送路42に設けられるシートの有無を検出可能なセンサーの数は、4つ以上であってもよい。
制御部5は、不図示のCPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を備える。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるための制御プログラムなどの情報が予め記憶される不揮発性の記憶装置である。前記RAMは、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される揮発性の記憶装置である。制御部5では、前記CPUにより前記ROMに予め記憶された各種の制御プログラムが実行される。これにより、画像形成装置10が制御部5により統括的に制御される。なお、制御部5は、集積回路(ASIC)などの電子回路で構成されたものであってもよく、画像形成装置10を統括的に制御するメイン制御部とは別に設けられた制御部であってもよい。
画像形成装置10では、以下の手順で、シート搬送部4によって搬送されるシートに画像を形成する印刷処理が実行される。
まず、帯電装置32によって感光体ドラム31の表面が所定の電位に一様に帯電される。次に、光走査装置33によって感光体ドラム31の表面に画像データに基づく光が照射される。これにより、感光体ドラム31の表面に画像データに対応する静電潜像が形成される。
そして、感光体ドラム31の表面に形成された静電潜像は、現像装置34によってトナー像として現像(可視像化)される。感光体ドラム31の表面に形成されたトナー像は、図1に示される矢印方向へ回転する感光体ドラム31によって、転写部材35によるトナー像の転写位置P1まで搬送される。
一方、シート搬送部4は、画像形成部3による画像形成動作と並行して、転写位置P1にシートを搬送する。具体的に、給紙カセット41は、前記リフト板を用いて、給紙カセット41に収容されているシートをピックアップローラー43との接触位置まで持ち上げる。ピックアップローラー43は、前記接触位置まで持ち上げられた最上位のシートを搬送路42へ搬送する。搬送ローラー44A、44Bは、搬送路42へ搬送されたシートをレジストローラー45の配置位置まで搬送する。
第1センサー46は、搬送ローラー44Bによって搬送されるシートの先端を検出した場合に、シートの先端の検出を示す電気信号を制御部5に入力する。制御部5は、第1センサー46からのシートの先端の検出を示す電気信号の入力タイミングに基づいて、前記送出タイミングを設定する。具体的に、制御部5は、感光体ドラム31によって搬送されるトナー像の転写位置P1への到達タイミングと、レジストローラー45によって搬送されるシートの転写位置P1への到達タイミングとが一致するように、前記送出タイミングを設定する。レジストローラー45は、制御部5により設定される前記送出タイミングに基づいて、シートを転写位置P1へ搬送する。これにより、感光体ドラム31の表面に形成されたトナー像がシートに転写される。なお、感光体ドラム31の表面に残存したトナーは、クリーニング装置36によって除去される。
転写位置P1でトナー像が転写されたシートは、定着装置37へ搬送される。定着装置37では、定着部材372と加圧部材373との間に形成されたニップ部37Aにおいて、シートに転写されたトナー像が加熱される。これにより、トナー像がシートに定着する。定着装置37でトナー像が定着されたシートは、搬送ローラー44C、44D、44Eによって排紙トレイ11へ搬送される。
次に、図1、図3、及び図4を参照しつつ、カバー部材6について説明する。ここで、図4はカバー部材6の裏面6Bの構成を示す斜視図である。なお、図4では、画像形成装置10においてカバー部材6が以下に述べる第1姿勢である場合を基準に上下方向D1、前後方向D2、及び左右方向D3が示されている。
カバー部材6は、搬送路42における排出口371Bから搬送方向D4の下流側へ延びる部分搬送路425(図1参照)を形成する第1姿勢、及び前記第1姿勢よりも排出口371Bから離間して排出口371Bを露出させる第2姿勢のいずれか一方から他方へ姿勢変化可能である。
具体的に、カバー部材6は、開口部12に設けられて筐体1の背面の一部を形成する平板状の部材であって、開口部12の下端部に回動可能に支持されている。例えば、開口部12の下端部には、左右方向D3に延在する回動軸13(図1参照)が設けられている。また、カバー部材6は、図4に示されるように、回動軸13が挿通される軸孔部61を備える。カバー部材6は、軸孔部61に挿通された回動軸13によって、回動方向D5(図1参照)に沿って回動可能に支持される。これにより、カバー部材6は、前記第1姿勢、及び前記第2姿勢のいずれか一方から他方へ姿勢変化可能である。ここに、回動軸13の軸心が、本発明における回動支点の一例である。
例えば、前記第1姿勢は、図1に示されるように、カバー部材6が鉛直方向に沿って直立する姿勢である。カバー部材6は、前記第1姿勢である場合に開口部12を覆う。また、カバー部材6の表面6A(図3参照)は、カバー部材6が前記第1姿勢である場合に筐体1の背面の一部を形成する。そのため、定着装置37、及び搬送路42における排出口371Bよりも搬送方向D4の下流側の一部は、カバー部材6が前記第1姿勢である場合に、カバー部材6によって覆われる。
また、カバー部材6は、図4に示されるように、ガイド部材62、従動ローラー63、ガイド部材64、ガイド部材65、及び従動ローラー66を備える。ガイド部材62、従動ローラー63、ガイド部材64、ガイド部材65、及び従動ローラー66は、カバー部材6の裏面6Bに設けられる。
ガイド部材62は、カバー部材6が前記第1姿勢である場合に、シートの反転に用いられる反転搬送路(図1参照)の一部を形成する。従動ローラー63は、カバー部材6が前記第1姿勢である場合に、搬送ローラー44Cに対向して配置される。ガイド部材64、及びガイド部材65は、カバー部材6が前記第1姿勢である場合に、部分搬送路425を形成する。ガイド部材64は、カバー部材6における回動支点からの延出方向に沿って形成された複数のガイドリブ64Aを有する。ガイド部材65は、カバー部材6における回動支点からの延出方向に沿って形成された複数のガイドリブ65Aを有する。ガイド部材64、及びガイド部材65は、カバー部材6が前記第1姿勢である場合に、定着装置37の上側に設けられる搬送ガイド部材14(図3参照)と対向して配置されて、搬送ガイド部材14と共に部分搬送路425を形成する。図1に示されるように、部分搬送路425は、定着装置37の排出口371Bから搬送方向D4の下流側へ向けて上方向に延出している。従動ローラー66は、カバー部材6が前記第1姿勢である場合に、搬送ローラー44Dに対向して配置される。
また、前記第2姿勢は、図3に示されるように、筐体1の背面に対して所定角度だけ傾斜した姿勢である。カバー部材6は、前記第2姿勢である場合に、前記第1姿勢である場合よりも排出口371Bから後方向へ離間する(図7及び図8参照)。また、カバー部材6は、前記第2姿勢である場合に、開口部12を開放する。これにより、定着装置37、及び搬送路42における排出口371Bよりも搬送方向D4の下流側の一部が外部に露出される。なお、筐体1には、カバー部材6の前記第1姿勢からの所定角度を超える回動を係止する不図示の係止部が設けられている。筐体1では、カバー部材6が開かれた場合に、カバー部材6の回動が前記係止部によって係止される。これにより、カバー部材6が開かれた後において、カバー部材6の姿勢が前記第2姿勢に維持される。
なお、カバー部材6は、筐体1の外面を形成する部材よりも筐体1の内側に設けられる部材であってもよい。また、前記第1姿勢は、鉛直方向に対して傾斜した姿勢であってもよい。
ところで、画像形成装置10では、前記印刷処理の実行中に紙詰まりが発生して、前記印刷処理の実行が中断されることがある。この場合、画像形成装置10の内部で詰まったシートがユーザーの手により除去される。また、シートの除去作業を行うユーザーの安全を確保するために、装置内部に設けられたモーター及びファンなどの駆動が停止される。
ここで、画像形成装置10では、装置内部で詰まったシートの除去作業が行われる際に、カバー部材6が開かれて、定着装置37が外部に露出することがある。この場合、シートの除去作業を行うユーザーが誤って定着装置37に触れて火傷をするおそれがある。これに対し、本発明の実施形態に係る画像形成装置10では、以下に説明するように、シートの除去作業が行われる際の安全性を向上させることが可能である。
次に、図5〜図10を参照しつつ、送風機7について説明する。ここで、図5は図4に示されたカバー部材6からガイド部材62が取り外された状態を示す図である。また、図6は図5における要部拡大図である。また、図7は前記第1姿勢のカバー部材6を示す断面図である。また、図8は前記第2姿勢のカバー部材6を示す断面図である。また、図9はカバー部材6が前記第1姿勢である場合の回動規制部8を示す断面図である。また、図10はカバー部材6が前記第2姿勢である場合の回動規制部8を示す断面図である。
送風機7は、定着装置37の排出口371Bを経由して移動する気流を発生させる。
具体的に、送風機7は、図5に示されるように、カバー部材6に設けられ、カバー部材6が前記第1姿勢である場合に定着装置37へ向けて送風する。例えば、送風機7は軸流ファンである。送風機7は、カバー部材6において、送風方向D8(図7参照)が筐体1の内側へ向く姿勢で配置される。送風機7は、前記印刷処理の実行時に定着装置37から発生する水蒸気の装置外部への排出に用いられる。
例えば、図7に示されるように、送風機7は、カバー部材6の裏面6Bにおいて、カバー部材6が前記第1姿勢である場合に定着装置37と対向する位置に設けられる。カバー部材6が前記第1姿勢である場合に送風機7が駆動されると、送風機7で発生した気流は、排出口371Bより下側においてハウジング371の一部を構成する外装部材371Cと接触して上方向へ案内される。これにより、送風機7で発生した気流は、定着装置37の排出口371Bを経由して搬送路42内を上方向へ移動し、定着装置37から発生する水蒸気を装置外部へ搬送する。なお、外装部材371Cは、下端部が回動可能に支持されており、定着部材372に巻き付いたシートが除去される際に上端部がカバー部材6側へ回動される。
例えば、送風機7は、図5に示されるように、カバー部材6における回動支点からの延出方向における回動支点側(軸孔部61側)に設けられる。これにより、送風機7が前記延出方向における自由端部側(従動ローラー66側)に設けられる構成と比較して、カバー部材6が前記第2姿勢である場合における送風機7と定着装置37との間の離間距離を短縮させることが可能である。
また、送風機7は、カバー部材6の裏面6Bとガイド部材62との間に設けられる。ガイド部材62には、送風機7で発生した気流が移動するスリット621(図4参照)が形成されている。ガイド部材62は、カバー部材6が前記第2姿勢である場合に、ユーザーが送風機7に触れることを防止するためのカバーとして機能する。
ここで、カバー部材6は、図6に示されるように、支持部67を備える。支持部67は、図7及び図8に示されるように、カバー部材6における定着装置37の排出口371Bとの対向面である裏面6Bから突出して設けられる。また、支持部67は、突出端部において送風機7を回動可能に支持する。一方、送風機7は、支持部67によって吊り下げ支持される。例えば、送風機7は、左右方向D3に延在する回動軸71(図7及び図8参照)を備える。回動軸71は、支持部67によって回動可能に支持されている。
また、画像形成装置10は、送風機7の回動を規制可能な回動規制部8を備える。具体的に、回動規制部8は、カバー部材6が前記第1姿勢である場合に、送風機7を自由端部7Bが回動基端部7A(図9参照)よりもカバー部材6の裏面6Bから離間する姿勢で支持すると共に、送風機7の回動を規制する。また、回動規制部8は、カバー部材6の前記第1姿勢から前記第2姿勢への姿勢変化に応じて、送風機7の回動規制を解除する。
図6及び図9に示されるように、回動規制部8は、被接触部81と、接触部82と、回動軸83と、押圧部84とを備える。
被接触部81は、図9に示されるように、前記第1姿勢のカバー部材6と対向して設けられ、筐体1に支持される。例えば、被接触部81は、筐体1の内部において画像形成部3の構成要素各々を支持するフレーム部材の一部である。
回動軸83は、図10に示されるように、支持部67の突出端部よりもカバー部材6の裏面6B側に設けられる。回動軸83は、左右方向D3に延在しており、カバー部材6の裏面6Bに設けられた軸受け部83A(図6参照)によって回動可能に支持される。回動軸83の一方の端部は、左右方向D3において送風機7の外側に位置している。前記一方の端部には、接触部82が固定される。また、回動軸83の他方の端部は、左右方向D3において送風機7の内側に位置している。即ち、前記他方の端部は、送風機7とカバー部材6の裏面6Bとの間に位置する。前記他方の端部には、押圧部84が固定される。
接触部82は、カバー部材6に設けられ、カバー部材6が前記第2姿勢から前記第1姿勢へ姿勢変化する際に被接触部81と接触して、カバー部材6が前記第2姿勢から前記第1姿勢へ姿勢変化する際の回動方向D52(図9参照)とは逆方向の回動方向D71(図9参照)へ回動される。接触部82は、図9に示されるように、回動軸83から回動軸83の軸方向に垂直な方向へ延出する部材である。
押圧部84は、接触部82の回動動作に連動して回動可能に設けられ、被接触部81との接触による接触部82の回動方向D71への回動に応じて、送風機7をカバー部材6の裏面6Bから離間する側へ向けて押圧する。具体的に、押圧部84は、送風機7における左右方向D3の右側の側部に設けられた平板状の被押圧部72(図6参照)と接触して、送風機7を押圧する。押圧部84は、図9に示されるように、回動軸83から回動軸83の軸方向に垂直な方向であって接触部82の延出方向とは異なる方向へ延出する部材である。
送風機7は、カバー部材6が前記第2姿勢である場合に、カバー部材6の裏面6Bによって支持される。具体的に、送風機7は、カバー部材6が前記第2姿勢である場合に、図8及び図10に示されるように、自由端部7Bが回動基端部7Aよりもカバー部材6の裏面6Bに接近する姿勢に配置される。
カバー部材6が前記第2姿勢から回動方向D52へ回動されると、送風機7の自由端部7Bは、送風機7の自重によって回動方向D62(図10参照)へ移動する。これにより、送風機7の自由端部7Bは、カバー部材6の裏面6Bから離間する。そして、送風機7は、自由端部7Bがカバー部材6の裏面6Bから離間した後、鉛直方向に沿った姿勢となる。この際、送風機7の送風方向D8(図8参照)は、水平方向と平行になる。
送風機7が鉛直方向に沿った姿勢となった後に、更にカバー部材6が回動方向D52へ回動されると、回動規制部8の接触部82が被接触部81と接触する。これにより、図9に示されるように、接触部82が回動方向D71へ回動されると共に、押圧部84が接触部82の回動に連動して回動方向D71へ回動されて、送風機7が押圧部84によってカバー部材6の裏面6Bから離間する側へ向けて押圧される。そのため、送風機7は、回動方向D62へ回動されて、鉛直方向に沿った姿勢から、自由端部7Bが回動基端部7Aよりもカバー部材6の裏面6Bから離間する姿勢へ姿勢変化する。そして、送風機7は、カバー部材6が前記第1姿勢である場合に、押圧部84によって自由端部7Bが回動基端部7Aよりもカバー部材6の裏面6Bから離間する姿勢で支持される。
その後、カバー部材6が回動方向D51(図10参照)へ回動されて前記第1姿勢から前記第2姿勢へ姿勢変化すると、接触部82が被接触部81から離間する。これにより、押圧部84による送風機7への押圧が解けて、送風機7の回動規制が解除される。なお、押圧部84及び接触部82は、送風機7の自重による送風機7の回動方向D61(図10参照)への回動に伴って、回動方向D72(図10参照)へ回動される。
このように、画像形成装置10では、回動規制部8を備えておらず、カバー部材6が前記第1姿勢である場合に送風機7が鉛直方向に沿った姿勢で配置される構成と比較して、カバー部材6が前記第1姿勢である場合の送風方向D8(図7参照)と前記第2姿勢である場合の送風方向D8(図8参照)との間の角度差が低減されている。これにより、カバー部材6が前記第1姿勢から前記第2姿勢へ姿勢変化した場合における、送風機7によって定着装置37に吹き付けられる空気の低下量が低減されている。
なお、画像形成装置10において、回動規制部8が設けられていなくてもよい。また、画像形成装置10において、送風機7がカバー部材6に固定で配置されていてもよい。
一方、制御部5の前記ROMには、前記CPUに後述の駆動制御処理(図11のフローチャート参照)を実行させるための駆動制御プログラムが予め記憶されている。なお、前記駆動制御プログラムは、CD、DVD、フラッシュメモリーなどのコンピューター読み取り可能な記録媒体に記録されており、前記記録媒体から読み取られて制御部5に設けられる不揮発性の記憶装置にインストールされてもよい。
そして、制御部5は、図2に示されるように、第1駆動制御部51、検出処理部52、判断処理部53、第2駆動制御部54、温度検出部55、及び姿勢変化検出部56を含む。具体的に、制御部5は、前記CPUを用いて前記ROMに記憶されている前記駆動制御プログラムを実行する。これにより、制御部5は、第1駆動制御部51、検出処理部52、判断処理部53、第2駆動制御部54、温度検出部55、及び姿勢変化検出部56として機能する。
第1駆動制御部51は、画像形成部3を用いた前記印刷処理が実行される場合に、送風機7を駆動させる。
検出処理部52は、前記印刷処理の実行中に搬送路42における紙詰まりの発生を検出する。
例えば、検出処理部52は、ピックアップローラー43によるシートの搬送開始時から予め定められた時間が経過するまでの間に第1センサー46においてシートが検出されない場合に、前記紙詰まりの発生を検出する。また、検出処理部52は、第1センサー46におけるシートの先端の検出時から予め定められた時間が経過するまでの間に第1センサー46においてシートの後端が検出されない場合に、前記紙詰まりの発生を検出する。
また、検出処理部52は、レジストローラー45によるシートの搬送開始時から予め定められた時間が経過するまでの間に第2センサー47においてシートが検出されない場合に、前記紙詰まりの発生を検出する。また、検出処理部52は、第2センサー47におけるシートの先端の検出時から予め定められた時間が経過するまでの間に第2センサー47においてシートの後端が検出されない場合に、前記紙詰まりの発生を検出する。
また、検出処理部52は、第2センサー47によるシートの検出時から予め定められた時間が経過するまでの間に第3センサー48においてシートが検出されない場合に、前記紙詰まりの発生を検出する。また、検出処理部52は、第3センサー48におけるシートの先端の検出時から予め定められた時間が経過するまでの間に第3センサー48においてシートの後端が検出されない場合に、前記紙詰まりの発生を検出する。
判断処理部53は、検出処理部52によって前記紙詰まりの発生が検出された場合に、搬送路42のうち定着装置37におけるニップ部37Aから、部分搬送路425における搬送方向D4の下流端425A(図1参照)までの特定区間424(図1参照)におけるシートの存否を判断する。ここで、部分搬送路425の下流端425Aは、カバー部材6のガイドリブ65Aにおけるカバー部材6の回動支点からの延出方向の下流端65A1(図4参照)、及び搬送ガイド部材14によって形成される。
例えば、判断処理部53は、第3センサー48から出力される電気信号に基づいて前記紙詰まりの発生が検出された場合に、特定区間424にシートが存在すると判断する。即ち、判断処理部53は、第2センサー47によるシートの検出時から予め定められた時間が経過するまでの間に第3センサー48においてシートが検出されない場合、及び第3センサー48におけるシートの先端の検出時から予め定められた時間が経過するまでの間に第3センサー48においてシートの後端が検出されない場合に、特定区間424にシートが存在すると判断する。
なお、判断処理部53は、第2センサー47によるシートの検出時から予め定められた時間が経過するまでの間に第3センサー48においてシートが検出されない場合であって、且つ第2センサー47におけるシートの先端の検出時から予め定められた時間が経過するまでの間に第2センサー47においてシートの後端が検出されない場合には、特定区間424にシートが存在しないと判断してもよい。
ここで、第2センサー47によるシートの検出時から予め定められた時間が経過するまでの間に第3センサー48においてシートが検出されない場合の一例として、シートが定着部材372の表面に巻き付いている場合が挙げられる。また、第3センサー48におけるシートの先端の検出時から予め定められた時間が経過するまでの間に第3センサー48においてシートの後端が検出されない場合の一例として、シートの先端が特定区間424を形成するガイド部材に引っ掛かっている場合が挙げられる。また、第2センサー47におけるシートの先端の検出時から予め定められた時間が経過するまでの間に第2センサー47においてシートの後端が検出されない場合の一例として、シートの先端が定着装置37の搬入口371Aで引っ掛かっている場合が挙げられる。
第2駆動制御部54は、判断処理部53によって特定区間424にシートが存在すると判断された場合は、送風機7の駆動を継続させる。一方、第2駆動制御部54は、特定区間424にシートが存在しないと判断された場合は、送風機7の駆動を停止させる。
例えば、第2駆動制御部54は、判断処理部53によって特定区間424にシートが存在すると判断された場合に、送風機7の出力を第1駆動制御部51による駆動制御時の出力よりも上昇させる。
温度検出部55は、定着装置37の温度を検出する。
例えば、定着装置37は、定着部材372の温度を検出可能な温度センサー(不図示)を備える。温度検出部55は、前記温度センサーを用いて、定着装置37の温度を検出する。なお、温度検出部55は、ハウジング371の温度を検出可能な温度センサーを用いて、定着装置37の温度を検出してもよい。
ここで、第2駆動制御部54は、温度検出部55によって検出される定着装置37の温度が予め定められた閾値未満である場合に、送風機7の駆動を停止させる。例えば、前記閾値は、ユーザーが定着装置37のハウジング371に触れても火傷をしない温度に設定される。
なお、第2駆動制御部54は、温度検出部55によって検出される定着装置37の温度が前記閾値より高い予め定められた温度未満である場合に、送風機7の出力を第1駆動制御部51による駆動制御時の出力よりも低下させてもよい。
姿勢変化検出部56は、カバー部材6の前記第1姿勢から前記第2姿勢への姿勢変化を検出する。
例えば、筐体1は、カバー部材6の前記第1姿勢から前記第2姿勢への姿勢変化を検出可能な不図示のセンサーを備える。姿勢変化検出部56は、前記センサーを用いて、カバー部材6の前記第1姿勢から前記第2姿勢への姿勢変化を検出する。
ここで、第2駆動制御部54は、姿勢変化検出部56によってカバー部材6の前記第1姿勢から前記第2姿勢への姿勢変化が検出された場合に、送風機7の出力を前記第1駆動制御部による駆動制御時の出力よりも低下させる。
なお、制御部5は、温度検出部55、及び姿勢変化検出部56のいずれか一方又は両方を含んでいなくてもよい。
[駆動制御処理]
以下、図11を参照しつつ、画像形成装置10において制御部5により実行される駆動制御処理の手順の一例と共に、本発明における駆動制御方法について説明する。ここで、ステップS11、S12・・・は、制御部5により実行される処理手順(ステップ)の番号を表している。なお、前記駆動制御処理は、操作表示部2におけるユーザー操作によって前記印刷処理の実行が指示された場合に実行される。
<ステップS11>
まず、ステップS11において、制御部5は、送風機7を駆動させる。ここに、ステップS11の処理が、本発明における第1駆動ステップの一例であって、制御部5の第1駆動制御部51により実行される。
<ステップS12>
ステップS12において、制御部5は、搬送路42における前記紙詰まりの発生を検出したか否かを判断する。ここに、ステップS12の処理が、本発明における検出ステップの一例であって、制御部5の検出処理部52により実行される。
ここで、制御部5は、搬送路42における前記紙詰まりの発生を検出したと判断すると(S12のYes側)、処理をステップS13に移行させる。また、搬送路42における前記紙詰まりの発生を検出していなければ(S12のNo側)、制御部5は、処理をステップS14に移行させる。
<ステップS13>
ステップS13において、制御部5は、後述する印刷中断処理を実行する。
<ステップS14>
ステップS14において、制御部5は、前記印刷処理が終了したか否かを判断する。
ここで、制御部5は、前記印刷処理が終了したと判断すると(S14のYes側)、処理をステップS15に移行させる。また、前記印刷処理が終了していなければ(S14のNo側)、制御部5は、処理をステップS12に移行させる。
<ステップS15>
ステップS15において、制御部5は、送風機7の駆動を停止させる。
[印刷中断処理]
次に、図12を参照しつつ、前記駆動制御処理のステップS13で実行される印刷中断処理の手順の一例について説明する。
<ステップS21>
まず、ステップS21において、制御部5は、前記印刷処理の実行を中断する。例えば、制御部5は、画像形成部3及びシート搬送部4の駆動を停止させる。
<ステップS22>
ステップS22において、制御部5は、搬送路42のうちの特定区間424にシートが存在するか否かを判断する。ここに、ステップS22の処理が、本発明における判断ステップの一例であって、制御部5の判断処理部53により実行される。
ここで、制御部5は、搬送路42のうちの特定区間424にシートが存在すると判断すると(S22のYes側)、処理をステップS23に移行させる。また、搬送路42のうちの特定区間424にシートが存在していなければ(S22のNo側)、制御部5は、処理をステップS221に移行させる。
<ステップS221>
ステップS221において、制御部5は、送風機7の駆動を停止させる。ここに、ステップS221の処理が、本発明における第2駆動ステップの一例であって、制御部5の第2駆動制御部54により実行される。これにより、カバー部材6が開かれず、定着装置37が外部に露出しない場合にまで、送風機7の駆動が継続されることが回避される。
<ステップS222>
ステップS222において、制御部5は、搬送路42に存在するシートが除去されたか否かを判断する。例えば、制御部5は、カバー部材6とは異なる他のカバー部材が開かれて、その後閉じられたことが不図示のセンサーによって検出された場合に、搬送路42に存在するシートが除去されたと判断する。また、制御部5は、操作表示部2において予め定められたユーザー操作が行われた場合に、搬送路42に存在するシートが除去されたと判断してもよい。
ここで、制御部5は、搬送路42に存在するシートが除去されたと判断すると(S222のYes側)、処理をステップS223に移行させる。また、搬送路42に存在するシートが除去されていなければ(S222のNo側)、制御部5は、ステップS222で搬送路42に存在するシートの除去を待ち受ける。
<ステップS223>
ステップS223において、制御部5は、ステップS221で停止された送風機7の駆動を再開する。
<ステップS23>
ステップS23において、制御部5は、送風機7の出力を上昇させる。ここに、ステップS23の処理が、本発明における第2駆動ステップの一例であって、制御部5の第2駆動制御部54により実行される。これにより、定着装置37の温度低下が促進される。なお、制御部5は、ステップS23の処理を省略してもよい。
<ステップS24>
ステップS24において、制御部5は、カバー部材6が開かれたか否かを判断する。即ち、制御部5は、カバー部材6が前記第1姿勢から前記第2姿勢へ姿勢変化したか否かを判断する。ここで、ステップS24の処理は、制御部5の姿勢変化検出部56により実行される。
ここで、制御部5は、カバー部材6が開かれたと判断すると(S24のYes側)、処理をステップS25に移行させる。また、カバー部材6が開かれていなければ(S24のNo側)、制御部5は、ステップS24でカバー部材6が開かれるのを待ち受ける。
<ステップS25>
ステップS25において、制御部5は、送風機7の出力をステップS23での出力上昇前よりも低下させる。ここで、ステップS25の処理は、制御部5の第2駆動制御部54により実行される。これにより、送風機7による送風がユーザーによるシートの除去作業の妨げとなることを回避可能である。
<ステップS26>
ステップS26において、制御部5は、特定区間424に存在するシートが除去されたか否かを判断する。例えば、制御部5は、カバー部材6が閉じられたことが検出された場合に、特定区間424に存在するシートが除去されたと判断する。また、制御部5は、操作表示部2において予め定められたユーザー操作が行われた場合に、特定区間424に存在するシートが除去されたと判断してもよい。
ここで、制御部5は、特定区間424に存在するシートが除去されたと判断すると(S26のYes側)、処理をステップS27に移行させる。また、特定区間424に存在するシートが除去されていなければ(S26のNo側)、制御部5は、ステップS26で特定区間424に存在するシートの除去を待ち受ける。
なお、制御部5は、ステップS25において、送風機7の駆動を停止させてもよい。この場合、制御部5は、ステップS26で特定区間424に存在するシートが除去されたと判断された場合に、送風機7の駆動を再開させる。
また、制御部5は、ステップS23の処理の実行時からステップS26において特定区間424に存在するシートが除去されたと判断されるまでの間、定着装置37の温度が前記閾値未満であるか否かを判断してもよい。この場合、制御部5は、定着装置37の温度が前記閾値未満であると判断すると、送風機7の駆動を停止、又は送風機7の出力をステップS23での出力上昇前よりも低下させる。
<ステップS27>
ステップS27において、制御部5は、ステップS21で中断された前記印刷処理の実行を再開させる。なお、制御部5は、ステップS25の処理が実行されて送風機7の出力が低下されている場合は、送風機7の出力をステップS23での出力上昇前と同じ出力に変更させる。
このように、画像形成装置10では、前記紙詰まりが発生した場合において、特定区間424にシートが存在する場合に、送風機7の駆動が継続される。一方、特定区間424にシートが存在しない場合には、送風機7の駆動が停止される。これにより、カバー部材6が開かれて定着装置37が外部に露出する場合に、定着装置37の温度低下が促進される。従って、シートの除去作業が行われる際の安全性を向上させることが可能である。
[他の実施形態]
以下、図13及び図14を参照しつつ、本発明の他の実施形態に係る画像形成装置10について説明する。
図13、及び図14に示される画像形成装置10は、送風機7に替えて送風機9を備える点、及び制御部5が方向変更部57を含む点で、これまでに述べた画像形成装置10の構成とは異なっている。
送風機9は、定着装置37の排出口371Bを経由して移動する気流を発生させる。具体的に、送風機9は、特定区間424を搬送されるシートへ向けて送風する。例えば、送風機9は、吸気口、及び送風口を有するシロッコファンである。図13に示されるように、送風機9は、定着装置37の排出口371Bよりも搬送方向D4の下流側であって、部分搬送路425の下流端425Aよりも搬送方向D4の上流側に設けられる。
また、送風機9と搬送路42との間には、図13に示されるように、ダクト91が設けられる。ダクト91は、送風機9で発生した気流を、前記気流が搬送路42において搬送方向D4に移動するように案内する第1風路91A、及び前記気流が搬送路42において搬送方向D4とは逆方向に移動するように案内する第2風路91Bを有する。ダクト91における第1風路91A及び第2風路91Bの分岐点には、風路切替部材92が設けられている。風路切替部材92は、第1風路91Aを開放すると共に第2風路91Bを閉鎖する第1位置、及び第1風路91Aを閉鎖すると共に第2風路91Bを開放する第2位置の間を回動可能である。
一方、方向変更部57は、判断処理部53によって特定区間424にシートが存在すると判断された場合に、送風機9の送風方向を定着装置37側へ変更させる。
具体的に、方向変更部57は、不図示の駆動部を用いて、風路切替部材92を前記第1位置から前記第2位置へ回動させて、送風機9の送風方向を定着装置37側へ変更させる。これにより、前記紙詰まりが発生した場合において、特定区間424にシートが存在する場合に、定着装置37の温度低下が促進される。
なお、画像形成装置10において、送風機9が、前記送風口が搬送路42に対向する第3姿勢、及び前記送風口が定着装置37に対向する第4姿勢のいずれか一方から他方へ姿勢変化可能に設けられていてもよい。この場合、方向変更部57は、不図示の駆動部を用いて送風機9を前記第3姿勢から前記第4姿勢へ姿勢変化させてもよい。
また、画像形成装置10において、送風機7、及び送風機9の両方が設けられていてもよい。この場合、制御部5は、送風機7、及び送風機9のいずれか一方又は両方について、前記駆動制御処理を実行してよい。
1 筐体
2 操作表示部
3 画像形成部
4 シート搬送部
5 制御部
6 カバー部材
7 送風機
8 回動規制部
9 送風機
10 画像形成装置
12 開口部
37 定着装置
42 搬送路
46 第1センサー
47 第2センサー
48 第3センサー
51 第1駆動制御部
52 検出処理部
53 判断処理部
54 第2駆動制御部
55 温度検出部
56 姿勢変化検出部
57 方向変更部

Claims (12)

  1. 予め定められた搬送方向へ搬送されるシートを案内する搬送路と、
    トナー像が転写された前記シートを加熱して前記シートにトナー像を定着させる定着部を含み、前記搬送路によって案内される前記シートに画像を形成する画像形成部と、
    前記搬送路における前記定着部の排出口から前記搬送方向の下流側へ延びる部分搬送路を形成する第1姿勢、及び前記第1姿勢よりも前記排出口から離間して前記排出口を露出させる第2姿勢のいずれか一方から他方へ姿勢変化可能なカバー部材と、
    前記排出口を経由して移動する気流を発生させる送風機と、
    前記画像形成部を用いた印刷処理が実行される場合に前記送風機を駆動させる第1駆動制御部と、
    前記印刷処理の実行中に前記搬送路における紙詰まりの発生を検出する検出処理部と、
    前記検出処理部によって前記紙詰まりの発生が検出された場合に、前記搬送路のうち前記定着部によるトナー像の定着位置から前記部分搬送路における前記搬送方向の下流端までの特定区間における前記シートの存否を判断する判断処理部と、
    前記判断処理部によって前記特定区間に前記シートが存在すると判断された場合は前記送風機の駆動を継続させ、前記特定区間に前記シートが存在しないと判断された場合は前記送風機の駆動を停止させる第2駆動制御部と、
    を備え
    前記部分搬送路は、前記排出口から前記搬送方向の下流側へ向けて上方向に延出しており、
    前記カバー部材は、前記排出口よりも下側の回動支点を中心に回動して前記第1姿勢及び前記第2姿勢のいずれか一方から他方へ姿勢変化し、
    前記送風機は、前記カバー部材における前記回動支点側に設けられ、前記カバー部材が前記第1姿勢である場合に前記定着部と対向して前記定着部へ向けて送風する画像形成装置。
  2. 予め定められた搬送方向へ搬送されるシートを案内する搬送路と、
    トナー像が転写された前記シートを加熱して前記シートにトナー像を定着させる定着部を含み、前記搬送路によって案内される前記シートに画像を形成する画像形成部と、
    前記搬送路における前記定着部の排出口から前記搬送方向の下流側へ延びる部分搬送路を形成する第1姿勢、及び前記第1姿勢よりも前記排出口から離間して前記排出口を露出させる第2姿勢のいずれか一方から他方へ姿勢変化可能なカバー部材と、
    前記排出口を経由して移動する気流を発生させる送風機と、
    前記画像形成部を用いた印刷処理が実行される場合に前記送風機を駆動させる第1駆動制御部と、
    前記印刷処理の実行中に前記搬送路における紙詰まりの発生を検出する検出処理部と、
    前記検出処理部によって前記紙詰まりの発生が検出された場合に、前記搬送路のうち前記定着部によるトナー像の定着位置から前記部分搬送路における前記搬送方向の下流端までの特定区間における前記シートの存否を判断する判断処理部と、
    前記判断処理部によって前記特定区間に前記シートが存在すると判断された場合は前記送風機の駆動を継続させ、前記特定区間に前記シートが存在しないと判断された場合は前記送風機の駆動を停止させる第2駆動制御部と、
    前記カバー部材の前記第1姿勢から前記第2姿勢への姿勢変化を検出する姿勢変化検出部と、
    を備え、
    前記第2駆動制御部は、前記姿勢変化検出部によって前記カバー部材の前記第1姿勢から前記第2姿勢への姿勢変化が検出された場合に、前記送風機の出力を前記第1駆動制御部による駆動制御時の出力よりも低下させる画像形成装置。
  3. 前記カバー部材は、自装置の外面に形成された開口部に設けられる、
    請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記送風機は、前記カバー部材に設けられ、前記カバー部材が前記第1姿勢である場合に前記定着部へ向けて送風する、
    請求項に記載の画像形成装置。
  5. 前記部分搬送路は、前記排出口から前記搬送方向の下流側へ向けて上方向に延出しており、
    前記カバー部材は、前記排出口よりも下側の回動支点を中心に回動して前記第1姿勢及び前記第2姿勢のいずれか一方から他方へ姿勢変化し、
    前記送風機は、前記カバー部材における前記回動支点側に設けられ、前記カバー部材が前記第1姿勢である場合に前記定着部と対向する、
    請求項に記載の画像形成装置。
  6. 前記カバー部材における前記排出口との対向面から突出して設けられ、突出端部において前記送風機を回動可能に支持する支持部を備え、
    前記カバー部材は、前記第1姿勢である場合に鉛直方向に沿って配置され、
    前記送風機は、前記支持部によって吊り下げ支持される、
    請求項1又は5に記載の画像形成装置。
  7. 前記カバー部材が前記第1姿勢である場合に、前記送風機を自由端部が回動基端部よりも前記対向面から離間する姿勢で支持すると共に前記送風機の回動を規制し、前記カバー部材の前記第1姿勢から前記第2姿勢への姿勢変化に応じて、前記送風機の回動規制を解除する回動規制部を備える、
    請求項に記載の画像形成装置。
  8. 前記回動規制部は、
    前記第1姿勢の前記カバー部材と対向して設けられ、自装置の筐体に支持される被接触部と、
    前記カバー部材に設けられ、前記カバー部材が前記第2姿勢から前記第1姿勢へ姿勢変化する際に前記被接触部と接触して前記カバー部材が前記第2姿勢から前記第1姿勢へ姿勢変化する際の回動方向とは逆方向へ回動される接触部と、
    前記接触部の回動動作に連動して回動可能に設けられ、前記被接触部との接触による前記接触部の回動に応じて前記送風機を前記対向面から離間する側へ向けて押圧する押圧部と、
    を備える請求項に記載の画像形成装置。
  9. 前記送風機は、前記特定区間を搬送される前記シートへ向けて送風し、
    前記画像形成装置は、前記判断処理部によって前記特定区間に前記シートが存在すると判断された場合に、前記送風機の送風方向を前記定着部側へ変更させる方向変更部を備える、
    請求項に記載の画像形成装置。
  10. 前記第2駆動制御部は、前記判断処理部によって前記特定区間に前記シートが存在すると判断された場合に、前記送風機の出力を前記第1駆動制御部による駆動制御時の出力よりも上昇させる、
    請求項1〜9のいずれかに記載の画像形成装置。
  11. 前記定着部の温度を検出する温度検出部を備え、
    前記第2駆動制御部は、前記温度検出部によって検出される前記定着部の温度が予め定められた閾値未満である場合に、前記送風機の駆動を停止させる、
    請求項1〜10のいずれかに記載の画像形成装置。
  12. 前記カバー部材の前記第1姿勢から前記第2姿勢への姿勢変化を検出する姿勢変化検出部を備え、
    前記第2駆動制御部は、前記姿勢変化検出部によって前記カバー部材の前記第1姿勢から前記第2姿勢への姿勢変化が検出された場合に、前記送風機の出力を前記第1駆動制御部による駆動制御時の出力よりも低下させる、
    請求項に記載の画像形成装置。
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