JP6657854B2 - 現像剤収容容器 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機やプリンタなどの画像形成装置内の現像装置に用いられる、現像剤収容容器に関する。
画像形成装置内の現像装置に用いられる現像剤補給装置において、従来の現像装置の本体側にサブホッパーを有する構成は、ユーザー側での交換が可能である現像剤収容容器(現像剤ボトル)から現像剤の供給を受け、サブホッパー内で現像剤を貯蔵し、現像装置への補給量を制御することで現像剤の安定補給を行なっている。現像剤収容容器より供給が途絶えた後、サブホッパー内の現像剤の残量が、ある一定量に変位したことを検知することで、ニアエンプティ(残り1k枚相当(kは1000枚))と判断し、ユーザーに現像剤の補充(交換時期)を知らせている。
この従来のサブホッパーは、画像形成装置の本体側にスペースを設ける必要があり、かつ、複雑な構成となっている。そこで、サブホッパーの機能の一部を現像剤収容容器などの他の領域に担わすことで、画像形成装置の本体側の簡略化を図ることを可能としている。たとえば、特開平09−244369号公報(特許文献1)には、現像剤収容容器の内周面に現像剤を開口部側に送るための螺旋リブが設けられている。
さらに、サブホッパー内のニアエンプティ検知手段の代わりとなる簡易的な手段として、現像剤収容容器内の現像剤の液面変位を検知する方法が、特開平11−258900号公報(特許文献2)に開示されている。
特開平09−244369号公報 特開平11−258900号公報
しかし、特許文献2に開示される構成では、現像剤収容容器内の現像剤が残り少なくなると、ニアエンプティ状態を検知するには、ボトル底面に薄く広がった現像剤の上面を検知しなくてはならず、現像剤の液面と現像剤の残量の関係にばらつきが大きく、さらに残量の変化に対し現像剤の液面の変化は微小であるため、正確にニアエンプティ状態を検知することが困難になるという課題がある。
また、サブホッパーを設けない場合には、現像剤の液面高さは現像剤が消費されるに従い低下する。このことは現像剤の液面が十分に高い初期の状態の時は問題とならないが、現像剤が残り少なくなり液面が下がってくると、現像剤を送り出すために設けられるスクリュー部に排出される現像剤の粉圧が低下し、スクリュー部による本体への供給量に対し、現像剤収容容器からの排出量が追い付かなくなり、現像剤供給の安定性が損なわれるという課題も懸念される。
現像剤の液面位置によりニアエンプティ状態を検知したり、スクリュー部による供給量を一定に保つためには、現像剤収容容器内の検知位置、および現像剤の排出口の現像剤の液面高さを一定以上にする必要がある。
しかし、ニアエンプティ付近におけるボトル内の現像剤は残り少ないものが底面に薄く広がったような状態になっており、排出口等の現像剤の液面高さをかせぐため、これらを一か所に集め、ニアエンプティの検知や現像剤を安定供給に望ましい高さまで持ち上げることは、現状の現像剤収容容器の構成では困難である。したがって、現像剤収容容器の内部において、現像剤を一か所に集め、さらにより高い液面位置まで持ち上げるような構成を実現することが望まれる。
本発明の目的は、上記課題に鑑みてなされたものであり、現像剤収容容器の内部において、現像剤を一か所に集め、さらにより高い液面位置まで現像剤を持ち上げることを可能とする構成を有する現像剤収容容器を提供することにある。
この画像形成装置は、駆動装置により略水平に配置される回転軸の回りに回転駆動させることで、画像形成装置内の現像装置に現像剤を供給搬送する現像剤収容容器であって、以下の構成を備える。
内部に上記現像剤が収容され、一端には閉塞壁が設けられ、他端には開口部が設けられる円筒形状の本体部と、上記回転軸が延びる方向に沿って、上記本体部の内壁面において内側に凸状螺旋が設けられる螺旋状部と、上記開口部側に設けられる現像剤すくい上げ領域と、上記現像剤すくい上げ領域を挟んで、上記本体部とは反対側の領域に設けられる現像剤戻り防止領域と、上記現像剤戻り防止領域を挟んで、上記現像剤すくい上げ領域とは反対側の領域に設けられるバッファー領域と、上記本体部の上記開口部側を塞ぐキャップ部材と、を備える。
上記螺旋状部は、上記本体部が上記回転軸回りに回転駆動させられることにより、内部に収容された上記現像剤を上記開口部側に向けて搬送するように設けられており、上記現像剤すくい上げ領域は、上記螺旋状部によって搬送された上記現像剤を所定の高さ位置にまですくい上げるように設けられており、上記現像剤戻り防止領域は、上記現像剤すくい上げ領域によって所定の高さ位置にまですくい上げられた上記現像剤を上記開口部を通過させて上記バッファー領域へ搬送蓄積された後、上記現像剤が上記本体部側に逆戻りすることを防止するように設けられている。
他の形態においては、上記現像剤すくい上げ領域は、上記本体部の内径よりも小さい内径の円筒面を有し、上記円筒面の中心は、上記本体部の中心位置に対して偏芯するように位置し、上記円筒面の一部は上記本体部の内壁に外接し、さらに、上記円筒面の一部は上記開口部に内接している。
他の形態においては、上記現像剤すくい上げ領域は、内径が徐々に変化する渦巻き円筒形状であり、内径の最大部は上記本体部の内壁に外接し、内径の最小部は上記開口部に内接し、上記渦巻き円筒形状の中心と、上記開口部の中心とは同一である。
他の形態においては、上記現像剤すくい上げ領域は、上記回転軸が延びる方向に対して交差する方向に延びる平坦面を有し、上記平坦面は、上記開口部に面している。
他の形態においては、上記平坦面の上記回転軸方向の幅は、上記螺旋状部の上記凸状螺旋の1ピッチの長さに、上記本体部の内周全周長さの角度範囲である360°に対する上記現像剤すくい上げ領域以外の角度範囲の比をかけたもの以下である。
他の形態においては、上記現像剤すくい上げ領域に接する1周範囲の上記凸状螺旋の高さと、他の範囲の上記螺旋凸部の高さとの比が、上記本体部の内周全周長さの角度範囲である360°に対する上記現像剤すくい上げ領域以外の角度範囲の比よりも大きい。
他の形態においては、上記現像剤すくい上げ領域が設けられる角度範囲が、80°以上100°以下の角度範囲である。
他の形態においては、上記現像剤すくい上げ領域の上記平坦面が、上記開口部からバッファー領域に向けて下方に傾斜している。
他の形態においては、上記現像剤すくい上げ領域の上記平坦面の上に上記凸状螺旋が設けられ、上記平坦面の上の上記凸状螺旋の高さは、上記本体部に設けた上記凸状螺旋の高さに対して、上記本体部の内径と上記開口部の内径との比を掛けた値以上である。
他の形態においては、上記現像剤戻り防止領域の上記バッファー領域に面する壁面は、同一平面に位置している。
上記キャップ部材の内面には、上記開口部を両側から挟み込む位置に延びるように設けられる一対の壁部材が設けられている。
上記キャップ部材の内面には、上記現像剤戻り防止領域が設けられている。
上記キャップ部材は、上記現像剤戻り防止領域として、上記本体部側に、壁面を有し、上記壁面には、開口部が設けられるとともに、上記開口部の最下部の位置が、上記開口部と同一面積で上記回転軸と同一中心の円の最下部の位置よりも上に位置している。
上記キャップ部材は、現像剤排出口を有し、上記現像剤戻り防止領域から上記現像剤排出口までの距離が、上記バッファー領域の底面から上記開口部の最下端部の高さの半分以上である。
上記キャップ部材は、現像剤排出口を有し、上記現像剤排出口に向けて現像剤から落下する際に、上記現像剤排出口が真下に位置することがないように、上記現像剤すくい上げ領域との相対角度位置が調整されている。
上記バッファー領域における現像剤の液面高さを検知する機構をさらに備える。
この発明においては、現像剤収容容器の内部において、現像剤を一か所に集め、さらにより高い液面位置まで現像剤を持ち上げることを可能とする構成を有する現像剤収容容器の提供が可能となる。
実施の形態1における画像形成装置の全体構成を示す斜視図である。 実施の形態1における現像剤収容容器の内部構造および第1搬送ステップを示す断面図である。 図3中のIII−III線矢視断面図である。 実施の形態1における現像剤収容容器の内部構造および第2搬送ステップを示す断面図である。 図4中のV−V線矢視断面図である。 実施の形態1における現像剤収容容器の内部構造および第3搬送ステップを示す断面図である。 図6中のVII−VII線矢視断面図である。 実施の形態1における現像剤収容容器の内部構造および第4搬送ステップを示す断面図である。 図8中のIX−IX線矢視断面図である。 実施の形態1における現像剤収容容器の内部構造および第5搬送ステップを示す断面図である。 図10中のXI−XI線矢視断面図である。 実施の形態2における現像剤収容容器の内部構造および搬送ステップを示す断面図である。 図12中のXIII−XIII線矢視断面図である。 実施の形態2における現像剤収容容器の180°回転後の内部構造および搬送ステップを示す断面図である。 図14中のXV−XV線矢視断面図である。 実施の形態2の他の形態における、図12中のXIII−XIII線矢視断面に対応する図である。 実施の形態3における現像剤収容容器の内部における現像剤すくい上げ領域を構成する平坦面、および、その近傍1周分の螺旋状部のルートを実線で示した図である。 実施の形態3における本体部の回転角度に応じて現像剤の搬送の動きを継時的に表した断面図である。 図18における本体部の内部の断面構造を示す図である。 実施の形態3における本体部の回転角度に応じて現像剤の搬送の動きを継時的に表した断面図である。 図20における本体部の内部の断面構造を示す図である。 実施の形態3における本体部の回転角度に応じて現像剤の搬送の動きを継時的に表した断面図である。 図22における本体部の内部の断面構造を示す図である。 実施の形態3における本体部の回転角度に応じて現像剤の搬送の動きを継時的に表した断面図である。 図24における本体部の内部の断面構造を示す図である。 実施の形態3における本体部の回転角度に応じて現像剤の搬送の動きを継時的に表した断面図である。 図26における本体部の内部の断面構造を示す図である。 実施の形態4における現像剤収容容器の内部構造を示す第1の図である。 実施の形態4における現像剤収容容器の内部における現像剤すくい上げ領域を構成する平坦面、および、その近傍1周分の螺旋状部のルートを実線で示した第1の図である。 実施の形態4における現像剤収容容器の内部構造を示す第2の図である。 実施の形態4における現像剤収容容器の内部における現像剤すくい上げ領域を構成する平坦面、および、その近傍1周分の螺旋状部のルートを実線で示した第2の図である。 実施の形態4における現像剤収容容器の内部構造を示す第3の図である。 実施の形態5における現像剤収容容器の内部における現像剤すくい上げ領域を示す模式図である。 実施の形態6における現像剤収容容器の内部構造を示す図である。 実施の形態7における現像剤収容容器の内部構造を示す図である。 実施の形態8における現像剤収容容器の内部構造を示す図である。 図36中XXXVII−XXXVII線矢視断面図である。 実施の形態9における現像剤収容容器の内部構造を示す図である。 実施の形態9におけるキャップ部材の構造を示す斜視図である。 実施の形態9におけるキャップ部材の構造を示す模式図である。 実施の形態9におけるキャップ部材の構造を示す斜視図である。 実施の形態10におけるキャップ部材の構造を示す模式である。 実施の形態10におけるキャップ部材の構造を示す斜視図である。 実施の形態11におけるキャップ部材の構造を示す模式図である。 実施の形態12におけるキャップ部材の内部構造を示す模式図である。 実施の形態12における現像剤収容容器の回転角度に応じた現像剤の排出動作状態を示す第1の図である。 実施の形態12における現像剤収容容器の回転角度に応じた現像剤の排出動作状態を示す第1の図である。 実施の形態12における現像剤収容容器の回転角度に応じた現像剤の排出動作状態を示す第2の図である。 実施の形態12における現像剤収容容器の回転角度に応じた現像剤の排出動作状態を示す第3の図である。 実施の形態12における現像剤収容容器の回転角度に応じた現像剤の排出動作状態を示す第4の図である。 実施の形態12における現像剤収容容器の回転角度に応じた現像剤の排出動作状態を示す第5の図である。 実施の形態13における現像剤収容容器の内部構造を示す断面図である。
本発明に基づいた実施の形態における画像形成装置について、以下、図を参照しながら説明する。以下に説明する実施の形態において、個数、量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本発明の範囲は必ずしもその個数、量などに限定されない。同一の部品、相当部品に対しては、同一の参照番号を付し、重複する説明は繰り返さない場合がある。また、図面においては、実際の寸法の比率に従って図示しておらず、構造の理解を容易にするために、構造が明確となるように比率を変更して図示している箇所がある。各実施の形態における構成を適宜組み合わせることは当初から予定されていることである。
(実施の形態1:画像形成装置1)
図1を参照して、実施の形態における画像形成装置1の概略構成について説明する。図1は、画像形成装置1の全体構成を示す斜視図である。
図1を参照して、画像形成装置1は、コピー機、プリンタ、ファクシミリ、複合機などであり、用紙へ画像を形成するプロセスとして電子写真方式が採用されている。電子写真方式においては、感光体上に可視像である現像剤画像を形成し、これを普通紙等の用紙上に転写する。この用紙上の現像剤画像を永久像としてシート上に保持させるために、たとえば加熱定着装置を通過させることで現像剤を定着したのち、紙媒体を画像形成装置1の外へと排出する。
画像形成装置1は、本体筐体1Aを備え、この本体筐体1Aは、画像形成部10と、画像形成部10の下段において、画像形成部10に搬送する複数の用紙を蓄える給紙部20とを含む。画像形成部10中には、現像装置が配置され、この現像装置には、現像剤補給装置が用いられている。現像剤補給装置には、通常、ユーザー側での交換が可能である現像剤収容容器(現像剤ボトル)から現像剤の供給を行なう。給紙部20は、それぞれ同じ大きさの用紙、または、異なる大きさの用紙を蓄積して蓄える複数の給紙カセット30を備える。さらに、本体筐体1Aの上部には、画像形成装置1の各種設定を行なうための操作パネル100が設けられている。
(現像剤収容容器300)
次に、図2から図11を参照して、本実施の形態における現像剤収容容器300の構成について説明する。図2は、現像剤収容容器300の内部構造および第1搬送ステップを示す図、図4,6,8,10は、現像剤収容容器300の第2搬送ステップから第5搬送ステップを示す図、図5,7,9,11は、各搬送ステップにおける内部の断面構造を示す図である。
図2および図3を参照して、現像剤収容容器300は、画像形成装置1に対して着脱可能な構成となっており、画像形成装置1側の現像装置へ現像剤を搬送するスクリュー装置600に対して位置決めされる構成となっている。スクリュー装置600は、内部にスクリュー610が設けられ、現像剤収容容器300から順次送り込まれる現像剤を現像装置へ順次送り出す。現像剤収容容器300には、後述する現像剤排出口340,440が設けられ、シャッター500により、スクリュー装置600への連通が制御される。
通常、現像剤収容容器300を画像形成装置1に装着する前は、現像剤排出口340,440は閉じられているとともに、シャッター500によりスクリュー装置600も閉じられた状態である。一方、現像剤収容容器300を画像形成装置1に装着することで、現像剤排出口340,440、および、シャッター500は開放された状態となる。
現像剤収容容器300は、画像形成装置1側に設けられた駆動装置800により略水平に配置される回転軸Chの回りに回転駆動させることで、画像形成装置1内の現像装置に現像剤TPを供給搬送する。
現像剤収容容器300の内部には、現像剤TPが収容され、一端には閉塞壁300aが設けられ、他端には開口部300bが設けられる円筒形状の本体部300mと、回転軸Chが延びる方向に沿って、本体部300mの内壁面において内側に凸状螺旋が設けられる螺旋状部300pと、開口部300b側に設けられる現像剤すくい上げ領域310と、現像剤すくい上げ領域310を挟んで、本体部300mとは反対側の領域に設けられる現像剤戻り防止領域320と、この現像剤戻り防止領域320を挟んで、現像剤すくい上げ領域310とは反対側の領域に設けられるバッファー領域330と、本体部300mの開口部300b側を塞ぐキャップ部材400と、を備えている。
螺旋状部300pは、本体部300mが回転軸Ch回りに回転駆動させられることにより、内部に収容された現像剤TPを開口部300b側に向けて搬送するように設けられている。
現像剤すくい上げ領域310は、螺旋状部300pによって搬送された現像剤TPを所定の高さ位置にまですくい上げるように設けられており、具体的には、図3に示すように、現像剤すくい上げ領域310は、回転軸Chが延びる方向に対して交差する方向に延びる平坦面310pを有し(Dカット形状)、この平坦面310pは、開口部300bに面している。
現像剤戻り防止領域320は、現像剤すくい上げ領域310によって所定の高さ位置にまですくい上げられた現像剤TPを開口部300bを通過させてバッファー領域330へ搬送蓄積された後、現像剤TPが本体部300m側に逆戻りすることを防止するように設けられている。具体的には、開口部300bから半径方向の外側に張り出す壁面320pが、現像剤戻り防止領域320として機能する。
バッファー領域330は、現像剤戻り防止領域320を挟んで、現像剤すくい上げ領域310とは反対側の領域に設けられる領域である。具体的には、壁面320pとキャップ部材400とにより挟まれた領域で規定される空間となる。
上記構成を有する現像剤収容容器300は、樹脂製でありブロー成形法を用いて製造することが可能である。
(現像剤TPの搬送ステップ)
図2から図11を参照して、現像剤の搬送ステップについて説明する。図2および図3を参照して、現像剤収容容器300には、十分な現像剤TPが収容されている。ここで、十分な現像剤TPとは、現像剤収容容器300の全体において、現像剤TPの液面TPSが、開口部300bの最下端位置よりも上方に位置している状態を意味する。図2および図3に示す状態(回転角度)においては、現像剤すくい上げ領域310の平坦面310pは、真上に位置している。なお、現像剤はトナー粒子を主成分とする乾燥した部材であるが、その振る舞いは液体と近似していることから、現像剤の表面を液面と表現する。
次に、図4および図5を参照して、バッファー領域330における現像剤TPの液面TPSの高さh1が、開口部300bの最下端よりも下に位置し、バッファー領域330における現像剤TPの現像剤TPの量が不足している場合を示している。
次に、図6および図7を参照して、現像剤収容容器300は、現像剤排出手段も兼ねており、現像剤収容容器300を回転駆動させる駆動装置800で、現像剤収容容器300を回転軸Chの回転中心として回転させることにより、内周面の螺旋状部300pが現像剤に搬送力を与え、現像剤TPが排出口となる開口部300bの近傍に設けられた、現像剤すくい上げ領域310へと搬送され、一時的にそこへ貯められる。次に、現像剤収容容器300の回転により、現像剤すくい上げ領域310の平坦面310pが貯まった現像剤が下からすくい上げられる。
次に、図8および図9を参照して、平坦面310pによってすくい上げられ、平坦面310pの上を移動した現像剤TPは、現像剤戻り防止領域320として機能する壁面320pに設けられた開口部310pを通過する。その後、図10および図11を参照して、開口部310pを通過した現像剤TPは、壁面320pとキャップ部材400とにより挟まれた領域で規定されるバッファー領域330に落下し(図8中矢印A1)、蓄積されることとなる。
一度、バッファー領域330に落下した現像剤TPは、バッファー領域330で現像剤の液面TPSが開口部300bの高さ(h2)を超えない限り、再び現像剤収容容器300の内部に戻ることはない。よって、スクリュー装置600による現像剤の供給量を、現像剤収容容器300内の螺旋状部300p、および、現像剤すくい上げ領域310による搬送量が上回るよう設計されていれば、現像剤収容容器300の内部が空になるまでの間は、必ず現像剤TPの液面TPSは開口部300bの高さ(h2)に保たれることになる。
さらに、現像装置への現像剤の安定補給は、スクリュー装置600内に設けられたスクリュー610にて計量搬送し、補給量を制御することで行なっている。スクリュー装置600と連結した現像剤収容容器300は、現像剤TPの安定補給するのに十分な量として、常にスクリュー装置600の内部を満たすようスクリュー装置600へ現像剤の補給を行なう必要がある(スクリュー装置600の現像剤搬送量<現像剤収容容器300の現像剤補給量)。
そこで、スクリュー装置600による現像剤の供給を安定させるために、現像剤収容容器300からの十分な現像剤TPの排出量が必要となり、これは、現像剤排出口340,440上部の現像剤TPの液面TPSの高さを一定以上確保することにより達成できる。また、液面TPSの高さを一定以上に確保することは、液面TPSと現像剤TPの残量との関係のばらつきを抑え、ニアエンプティ検知をより容易にすることも期待できる。
(実施の形態2:現像剤収容容器300A)
次に、図12から図14を参照して、実施の形態2における現像剤収容容器300Aの内部構造について説明する。図12は、現像剤収容容器300Aの内部構造を示す断面図、図13は、図12中のXIII−XIII線矢視断面図、図14は、現像剤収容容器300Aの180°回転後の内部構造および搬送ステップを示す断面図、図15は、図14中のXV−XV線矢視断面図、図16は、他の形態における、図12中のXIII−XIII線矢視断面に対応する図である。
図12および図13を参照して、本実施の形態における現像剤収容容器300Aの基本的構成は、上記実施の形態1における現像剤収容容器300と同一である。相違点は、現像剤すくい上げ領域310として、本体部300mの内径よりも小さい内径の円筒面310sを有している。この円筒面310sの中心は、本体部300mの中心位置に対して偏芯するように位置し、円筒面310sの一部は本体部300mの内壁に外接し、さらに、円筒面310sの一部は開口部300bに内接している。
図14および図15を参照して、現像剤収容容器300Aを180°回転させた場合においては、開口部300bに内接している円筒面310sの一部は下方に位置することとなり、円筒面310sですくい上げられた現像剤PTは、開口部310pを通過して、バッファー領域330に落下することができる。
現像剤すくい上げ領域310として、このような形態の円筒面310sを採用することによっても、上記実施の形態1の場合と同様の採用効果を得ることができるとともに、円筒面310sは曲面であることから現像剤の移動を円滑なものにし、移動を妨げるような振動を現像剤に与えることなく、すくい上げることを可能にしている。
なお、図12から図15に示す円筒面310sは、円形形状であったが、必ずしも円形である必要なく、たとえば、図16に示すように、内径が徐々に変化する渦巻き円筒形状であってもよい。この場合に、内径の最大部は本体部300mの内壁に外接し、内径の最小部は開口部300bに内接し、渦巻き円筒形状の中心と、開口部300bの中心とは同一となるように設けられている。この構成によっても、同様の作用効果を得ることが可能である。
(実施の形態3:現像剤収容容器300B)
次に、図17から図27を参照して、実施の形態3における現像剤収容容器300Bの内部構造について説明する。基本的構成は、上記実施の形態1における現像剤収容容器300と同じであり、相違点のみを以下説明する。図17は、現像剤収容容器300Bの内部における現像剤すくい上げ領域310を構成する平坦面310p、および、その近傍1周分の螺旋状部300pのルートを実線で示した図である(凸部の図示は省略している)。また、図18から図27は、本体部の回転角度に応じて現像剤TPの搬送の動きを継時的に表した断面図であり、図18,20,22,24,26は、ぞれぞれ現像剤収容容器の内部構造を示す図、図19,21,23,25は、内部の断面構造を示す図である。
図17から図19を参照して、平坦面310pの幅はW1、螺旋状部300pの1ピッチはP1である。図17において、螺旋状部300pのルートを示す実線の内、太線部分(L1)の螺旋状部300pは、現像剤TPの搬送には寄与しない領域である。
具体的には、平坦面310pを本体部300mの内壁面の変形でDカット形状に構成した場合、平坦面310pの下方には側壁310p1が形成され、本体部300mの螺旋状部300pが本体部300mの底面に残る現像剤を搬送しても、側壁310p1が下側に位置する際には、現像剤の搬送が一時的に妨げられ、現像剤は平坦面310pの上の領域に入ることができない。
その結果、現像剤TPが搬送されないまま側壁310p1が持ち上がりきるまで本体部300mが回転を続ける。その後、側壁310p1が持ち上がり終えてから、再び平坦面310pが現像剤TPをすくい上がり始めるまでの間、現像剤は平坦面310pの幅(W1)の範囲へ移動することができる。
たとえば、図18および図19に示す回転位置において、平坦面310pの幅の範囲に貯められた現像剤TPは、平坦面310pにすくい始められる。次に、図20および図21に示す回転位置において、本体部300mがさらに回転すると本体部300mの底面の螺旋状部300pは、さらに現像剤TPを搬送する。次に、図22および図23、並びに、図24および図25に示す回転位置において、側壁310p1が障壁となり、現像剤TPはその場に留まる。
その後、図26および図27の回転位置に示すように、平坦面310pの反対側の端部が、再び本体部300mの底面の位置にまで回転すると、現像剤は、平坦面310p側への移動を開始する。なお、図26中において、p2として示す距離は、螺旋状部300pの凸部螺旋が現像剤を搬送しないまま移動した距離を示す。
このように、図17の斜視図に示す螺旋状部300pのルートのうち、ラインL2の部分が下方に位置しているときに現像剤TPは搬送され、それによって進む距離は、螺旋状部300pの凸部螺旋の1ピッチ長さ(P1)に、本体部300mの内周全周長さの角度範囲である360°に対する現像剤すくい上げ領域310以外の角度範囲の比をかけたもの以下であることが好ましい。現像剤すくい上げ領域310の幅(W1)がこの長さを超える場合は、現像剤TPのすくい上げ機能に寄与していない幅を含むことになり、無駄となるからである。
以上、本実施の形態においても、上記実施の形態1と同様の作用効果を得ることができる。さらに、平坦面310pの回転軸Ch方向の幅W1は、螺旋状部300pの凸状螺旋の1ピッチの長さに、本体部300mの内周全周長さの角度範囲である360°に対する現像剤すくい上げ領域310以外の角度範囲の比をかけたものとすることで、現像剤TPの搬送をより効率良く実施することを可能とする。
(実施の形態4:現像剤収容容器300C)
次に、図28から図32を参照して、実施の形態4における現像剤収容容器300Cの内部構造について説明する。基本的構成は、上記実施の形態1における現像剤収容容器300と同じであり、相違点のみを以下説明する。図28は、現像剤収容容器300Cの内部構造を示す第1の図、図29は、現像剤収容容器300Cの内部における現像剤すくい上げ領域310を構成する平坦面310p、および、その近傍1周分の螺旋状部300pのルートを実線で示した第1の図、図30は、現像剤収容容器300Cの内部構造を示す第2の図、図31は、現像剤収容容器300Cの内部における現像剤すくい上げ領域310を構成する平坦面310p、および、その近傍1周分の螺旋状部300pのルートを実線で示した第2の図、図32は、現像剤収容容器300Cの内部構造を示す第3の図である。
図28および図29を参照して、螺旋状部300pの凸状螺旋のピッチをp2とする。凸状螺旋と同等の高さに現像剤TPが残っている場合、本来なら本体部300mが一回転すれば、現像剤TPはp2だけ進む。しかし、上記実施の形態3で説明したように、現像剤すくい上げ領域310の直前の1周分の凸状螺旋のうち、現像剤すくい上げ領域310の角度範囲にある凸状螺旋は、現像剤TPを押し運ぼうとしても、側壁310p1が障壁となり、現像剤TPはその場に留まることとなる。
図30および図31を参照して、仮に、「現像剤すくい上げ領域310の角度範囲外の凸状螺旋」の長さをA(ラインL2の長さ)、「現像剤すくい上げ領域310の角度範囲の凸状螺旋」の長さをB(ラインL1の長さ)とすると、本体部300mの1回転によって現像剤が送られる距離「a」は、[A/(A+B))×p2]とあらわされる。
仮に、本体部300m内の現像剤TPが少なく、現像剤TPの液面TPSが凸状螺旋の高さ「h」よりも十分に低い場合は、本体部300mの1回転により1ピッチ分(すなわちp2分)の現像剤が幅Aの中に送られても、その余剰分(送り幅で「p2−A」分のことで、Bとする)の現像剤TPは、側壁310p1にぶつかった後、後に続く現像剤TPに乗り上げることで、幅Aに収容させることができる。
しかし、本体部300m内の現像剤TPが凸状螺旋の高さhまである場合、この余剰分は幅Aに収容できず、凸状螺旋を乗り越えて逆流してしまう。その結果、現像剤すくい上げ領域310の平坦面310pに搬送される現像剤TPの量は低減することになる。
上記実施の形態3における構成は、現像剤の送り量が低減した分、すくい上げ部の幅を狭めることで無駄なスペースの節約を図った構成を有しているが、本実施の形態では、現像剤TPの逆流を防ぎ、現像剤TPの送り量の減少をなくすことを目的としている。
図32を参照して、すなわち、本実施の形態では、現像剤すくい上げ領域310に接する1周範囲の凸状螺旋の高さと、他の範囲の螺旋凸部の高さとの比が、本体部300mの内周全周長さの角度範囲である360°に対する現像剤すくい上げ領域310以外の角度範囲の比よりも大きく設けられている。
現像剤すくい上げ領域310の直前の凸状螺旋の1週分の高さを「h」から「h’」の上げることで、現像剤TPの逆流を防ぎ、幅「A」に1ピッチであるp2分の現像剤TPを収容させることができるため、その高さを規定している。1ピッチ(p2)にある高さ「h」の現像剤TPを、幅「A」の範囲に収容するためには、凸状螺旋の高さは「h’」は、[(p2/A)×h]だけあれば足りることになる。
以上、本実施の形態においても、上記実施の形態3と同様の作用効果を得ることができる。さらに、現像剤すくい上げ領域310に接する1周範囲の凸状螺旋の高さと、他の範囲の螺旋凸部の高さとの比が、本体部300mの内周全周長さの角度範囲である360°に対する現像剤すくい上げ領域310以外の角度範囲の比よりも大きく設けられていることで、現像剤TPの逆流を防ぎ、現像剤TPの送り量の減少をなくすことを可能としている。
(実施の形態5:現像剤収容容器300D)
次に、図33を参照して、実施の形態5における現像剤収容容器300Dの内部構造について説明する。基本的構成は、上記実施の形態1における現像剤収容容器300と同じであり、相違点のみを以下説明する。図33は、現像剤収容容器300Dの内部における現像剤すくい上げ領域310を示す模式図である。
上記実施の形態で説明したとおり、現像剤すくい上げ領域310の角度範囲を大きくとると、螺旋凸部が現像剤TPを搬送しない角度範囲を増やすことになり、現像剤TPの搬送効率を低下させる。一方、当該角度範囲を減らせば、ブロー成形が困難になることが懸念される。そこで、本実施の形態では、現像剤すくい上げ領域310の角度範囲を限定している。図33では、θ1は、現像剤すくい上げ領域310の角度範囲を示し、θ2は、現像剤すくい上げ領域310の角度範囲以外を示している。
具体的には、現像剤すくい上げ領域310が設けられる角度範囲(θ1)を、80°以上100°以下の角度範囲に限定している。その結果、図33に示すように、平坦面310paおよび平坦面310pbに挟まれた領域(θ2の範囲)で現像剤すくい上げ領域310が形成され)、θ1の角度範囲において、側壁310p1が形成されることとなる。
以上、本実施の形態においても、上記実施の形態3と同様の作用効果を得ることができる。さらに、現像剤すくい上げ領域310に接する1周範囲の凸状螺旋の高さと、他の範囲の螺旋凸部の高さとの比が、本体部300mの内周全周長さの角度範囲である360°に対する現像剤すくい上げ領域310以外の角度範囲の比よりも大きく設けられていることで、現像剤TPの逆流を防ぎ、現像剤TPの送り量の減少をなくすことを可能としている。
(実施の形態6:現像剤収容容器300E)
次に、図34を参照して、実施の形態6における現像剤収容容器300Eの内部構造について説明する。基本的構成は、上記実施の形態1における現像剤収容容器300と同じであり、相違点のみを以下説明する。図34は、現像剤収容容器300Eの内部構造を示す図である。
本実施の形態における現像剤収容容器300Eは、現像剤すくい上げ領域310の平坦面310pが、開口部300bからバッファー領域330に向けて下方に傾斜している。
以上、本実施の形態においても、上記実施の形態1と同様の作用効果を得ることができる。さらに、平坦面310pが下方に傾斜していることにより、本体部300mの回転により本体部300mの底面の現像剤TPが開口部300bに運ばれるだけでなく、さらに開口部300bからバッファー領域330へ現像剤TPを落下させることができるため、積極的な搬送効果を得ることができる。なお、この傾斜は、現像剤搬送部材としての凸状螺旋のサポートとして追加してもよく、凸状螺旋の替わりに設置してもよい。
(実施の形態7:現像剤収容容器300F)
次に、図35を参照して、実施の形態7における現像剤収容容器300Fの内部構造について説明する。基本的構成は、上記実施の形態1における現像剤収容容器300と同じであり、相違点のみを以下説明する。図35は、現像剤収容容器300Fの内部構造を示す図である。
本実施の形態における現像剤収容容器300Fは、現像剤すくい上げ領域310の平坦面310pの上面に、本体部300mの内壁面に形成される凸状螺旋の高さ(h)よりも高さの高い(h2)凸状螺旋を設けることにより、一度すくい上げた現像剤TPが再び本体部300mの底面へ落下することを防ぐことができる。
本体部300mの側面の凸状螺旋をピッチ長さそのままに平坦面310pの上にも配置した場合、凸状螺旋の1ピッチ分の現像剤TPが平坦面310pの螺旋1ピッチ間に乗ることになり、本体部300mと開口部300bの径の比の分、現像剤すくい上げ領域310の現像剤TPの高さは高まることになる。よってその分、平坦面310p上の凸状螺旋の高さを高めたものである。
また、より好ましくは、平坦面310pの上の凸状螺旋の高さ(h2)は、本体部300mに設けた凸状螺旋の高さ(h)に対して、本体部300mの内径と開口部300bの内径との比を掛けた値以上に設けられるとよい。これにより、本体部300mからすくい上げた現像剤TPが、本体部300mの底面に落下することを防止することができる。
以上、本実施の形態においても、上記実施の形態1と同様の作用効果を得ることができる。さらに、平坦面310pの上に凸状螺旋を設けることで、本体部300mからすくい上げた現像剤TPが、本体部300mの底面に落下することを防止することができる。
(実施の形態8:現像剤収容容器300G)
次に、図36および図37を参照して、実施の形態8における現像剤収容容器300Gの内部構造について説明する。基本的構成は、上記実施の形態1における現像剤収容容器300と同じであり、相違点のみを以下説明する。図36は、現像剤収容容器300Gの内部構造を示す図、図37は、図36中XXXVII−XXXVII線矢視断面図である。
本実施の形態における現像剤収容容器300Gは、現像剤戻り防止領域320のバッファー領域330に面する壁面320pは、同一平面に位置するように設けられている。このように、壁面320pを同一平面とすることで、本体部300mの回転によってバッファー領域330内の現像剤TPの液面の変動が起きないようにすることができる。その結果、スクリュー装置600(図2参照)による現像剤TP供給の安定性を確保することを可能とする。
さらに本実施の形態における現像剤収容容器300Gは、バッファー領域330において、キャップ部材400の内面には、開口部300bを両側から挟み込む位置に延びるように設けられる一対の壁部材410が設けられている。この構成を採用することで、バッファー領域330としての空間が限定されることから、開口部300bからバッファー領域330へ流れ出す現像剤TPの液面高さをより効率的に高くすることが可能となる。その結果、スクリュー装置600(図2参照)による現像剤TP供給の安定性を確保することを可能とする。
以上、本実施の形態における現像剤収容容器300Gにおいても、上記実施の形態1と同様の作用効果を得ることができる。さらに、壁面320pを同一平面とすること、および、キャップ部材400の内面に一対の壁部材410を設けることで、スクリュー装置600(図2参照)による現像剤TP供給の安定性を確保することを可能とする。
(実施の形態9:現像剤収容容器300H)
次に、図38から図41を参照して、実施の形態9における現像剤収容容器300Hの内部構造について説明する。基本的構成は、上記実施の形態1における現像剤収容容器300と同じであり、相違点のみを以下説明する。図38は、現像剤収容容器300Hの内部構造を示す図、図39は、実施の形態9におけるキャップ部材400Hの構造を示す斜視図、図40は、実施の形態9におけるキャップ部材400の構造を示す模式図、図41は、実施の形態9におけるキャップ部材400の構造を示す斜視図である。
図40および図41に示す実施の形態1におけるキャップ部材400は、本体部300m側に現像剤戻り防止領域320としての壁面320pを形成した場合には、現像剤戻り防止領域320に形成される開口部300bも本体部300mと一緒に回転する。そのため、現像剤TPの液面TPS高さは、360°回転する開口部300bの最下点位置以上に持ってくることができない。そのため、開口部300bの形状は、その開口を設ける領域が限定されることとなる。また、キャップ部材400に設けられる開口部400fも円形形状となる。
一方、本実施の形態におけるキャップ部材400Hは、その内面には、現像剤戻り防止領域320が設けられている。具多的には、キャップ部材400は、本体部300mとは一緒に回転しないことから、本体部300m側に壁面400cを設け、この壁面400cに設けられる開口範囲を維持したい現像剤TPの液面TPS高さ以上の範囲全域まで広げるようにしており、本実施の形態では、上部側に半円形の開口部400dを設けるようにしている。これにより、より効率的に現像剤TPをバッファー領域330へ送り込むことを可能としている。
以上、本実施の形態における現像剤収容容器300Hにおいても、上記実施の形態1と同様の作用効果を得ることができる。さらに、キャップ部材400側に、現像剤戻り防止領域320を設けるようにすることで、より効率的に現像剤TPをバッファー領域330へ送り込むことを可能とする。
(実施の形態10:現像剤収容容器300I)
次に、図42および図43を参照して、実施の形態10における現像剤収容容器300Iの内部構造について説明する。基本的構成は、上記実施の形態9における現像剤収容容器300Hと同じであり、相違点のみを以下説明する。図42は、実施の形態10におけるキャップ部材400Iの構造を示す模式図、図43は、実施の形態10におけるキャップ部材400Iの構造を示す斜視図である。
図42および図43に示す本実施の形態におけるキャップ部材400Iは、その内面には、現像剤戻り防止領域320としての壁面400cが設けられている。さらに、キャップ部材400Iは回転することがないため、壁面400cには、開口部400bが設けられるとともに、この開口部400bの最下部の位置が、開口部400bと同一面積で回転軸Chと同一中心の円の最下部の位置よりも上に位置している。つまり、開口部400bをより高い位置に設けるようにしている。
以上、本実施の形態における現像剤収容容器300Iにおいても、上記実施の形態9と同様の作用効果を得ることができる。さらに、開口部400bをより高い位置に設けるようにすることで、バッファー領域330における現像剤TPの液面高さをより効率的に高くすることが可能となる。その結果、スクリュー装置600(図2参照)による現像剤TP供給の安定性を確保することを可能とする。
(実施の形態11:現像剤収容容器300J)
次に、図44を参照して、実施の形態11における現像剤収容容器300Jの内部構造について説明する。基本的構成は、上記実施の形態10における現像剤収容容器300Iと同じであり、相違点のみを以下説明する。図44は、実施の形態11におけるキャップ部材400Jの構造を示す模式図である。
図44に示す本実施の形態におけるキャップ部材400Jにおいては、開口部300b,400bから落下した現像剤TPの落下位置が現像剤排出口340,440の真上の現像剤TPの液面である場合、スクリュー装置600の粉圧の急な変動を生じさせ、現像剤の搬送ばらつきを生じる可能性がある。それを防ぐため、現像剤排出口340,440の位置を規制している。
図44に示すように、具体的には、現像剤戻り防止領域320から現像剤排出口340,440までの距離(B)が、バッファー領域330の底面から開口部300b,400bの最下端部の高さ(A)の半分以上(B>(A/2))であることが好ましい。
以上、本実施の形態における現像剤収容容器300Jにおいても、上記実施の形態10と同様の作用効果を得ることができる。さらに、現像剤排出口340,440の位置を規制することで、スクリュー装置600の粉圧の急な変動を回避し、現像剤の搬送ばらつきを抑制することができる。
(実施の形態12:現像剤収容容器300K)
次に、図45から図51を参照して、実施の形態12における現像剤収容容器300Kの内部構造について説明する。基本的構成は、上記実施の形態1における現像剤収容容器300と同じであり、相違点のみを以下説明する。図45は、実施の形態12におけるキャップ部材400Kの内部構造を示す模式図、図46から図51は、現像剤収容容器300Kの回転角度に応じた現像剤の排出動作状態を示す第1から第6の図である。
図45および図46に示す本実施の形態におけるキャップ部材400Kにおいては、実施の形態11の現像剤収容容器300Jと同様に、現像剤排出口に向けて現像剤TPから落下する際に、現像剤排出口が真下に位置することがないように、現像剤すくい上げ領域310との相対角度位置が調整されている。
具体的には、本体部300m側に設けられる現像剤排出口340と、キャップ部材400K側に設けられる現像剤排出口440とにおいて、本体部300mの回転に合わせて、現像剤排出口340と現像剤排出口440とが重なった時にのみ、現像剤TPをスクリュー装置600(図2参照)側に可能としている。具体的には、現像剤TPが落下する本体部300mの回転位置範囲に本体部300mの現像剤排出口340が位置しないようにしたものである。なお、図45および図46中において、現像剤すくい上げ領域310として円弧状のすくい上げ面310mが採用されている。
図47から図51を参照して、現像剤収容容器300Kの回転角度に応じた現像剤の排出動作状態について説明する。図47を参照して、すくい上げ面310mにより現像剤TPのすくい上げが開始される。図48を参照して、回転が進むと、すくい上げ面310mが、開口部300bの高さに到達し、現像剤TPの開口部300bからバッファー領域330へ流出が開始される。図49を参照して、さらに回転が進むことで、現像剤TPの開口部300bからバッファー領域330へ流出が加速される。
図50に示す位置にまで回転すると、現像剤TPの開口部300bからバッファー領域330へ流出が完了する。この回転位置に到達するまでは、現像剤排出口340と現像剤排出口440とが重ならないようようにするため、図51に示すように、図中のR1で示した範囲以外の領域に本体部300m側の現像剤排出口340を設けるようにする。
以上、本実施の形態における現像剤収容容器300Kによれば、現像剤排出口に向けて現像剤TPから落下する際に、現像剤排出口が真下に位置することがないようにすることができる。これにより、スクリュー装置600(図2参照)かる粉圧が急変すること抑制され、現像剤TPの液面が安定しているときに現像剤排出口340と現像剤排出口440とが重なるようにすることができる。その結果、スクリュー装置600(図2参照)による現像剤TP供給の安定性を確保することを可能とする。
(実施の形態13:現像剤収容容器300L)
次に、図52を参照して、実施の形態13における現像剤収容容器300Lの内部構造について説明する。基本的構成は、上記実施の形態1における現像剤収容容器300と同じであり、相違点のみを以下説明する。図52は、実施の形態13における現像剤収容容器300Lの内部構造を示す断面図である。
本実施の形態における現像剤収容容器300Lは、バッファー領域330における現像剤TPの液面高さを検知する機構をさらに備えている。具体的には、現像剤TPの液面高さにより力を受けて挙動が変わるような部材、例えば板状部材700を当て、その端部を現像剤収容容器300Lへ導出し、端部の挙動をセンサ等で検知することにより、現像剤TPの液面高さを検知することができる。
以上、本実施の形態における現像剤収容容器300Lによれば、バッファー領域330に送り込まれた現像剤TPにより上昇したバッファー領域330部内の現像剤TPの液面TPSの高さ位置を検知することにより、現像剤TPのニアエンプティのタイミングをより正確に知ることが可能となる。
以上、上述した各実施の形態における現像剤収容容器によれば、現像剤収容容器内の一部にバッファ領域を設け、残量の少なくなった現像剤収容容器内の現像剤を残らずバッファ領域に送り込み、かつ、現像剤戻り防止領域を採用することで、ニアエンプティ検知や現像剤の安定供給に必要な現像剤の液面高さを保持することを可能としている。
これにより、スクリュー装置600の現像剤の安定供給が可能となり、スクリュー装置600の粉圧の急な変動を回避し、現像剤の搬送ばらつきを抑制することを可能とする。
今回開示された実施の形態および各実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 画像形成装置、1A 本体筐体、10 画像形成部、20 給紙部、30 給紙カセット、100 操作パネル、300,300A,300B,300C,300D,300E,300F,300G,300H,300I,300J,300K,300L 現像剤収容容器、300a 閉塞壁、300b,310p,400b,400d,400f 開口部、300m 本体部、300p 螺旋状部、310 領域、310m すくい上げ面、310p,310pa,310pb 平坦面、310p1 側壁、310s 円筒面、320 現像剤戻り防止領域、320p,400c 壁面、330 バッファー領域、340,440 現像剤排出口、400,400H,400I,400J,400K キャップ部材、410 壁部材、500 シャッター、600 スクリュー装置、610 スクリュー、700 板状部材、800 駆動装置。

Claims (7)

  1. 駆動装置により略水平に配置される回転軸の回りに回転駆動させることで、画像形成装置内の現像装置に現像剤を供給搬送する現像剤収容容器であって、
    内部に前記現像剤が収容され、一端には閉塞壁が設けられ、他端には開口部が設けられる円筒形状の本体部と、
    前記回転軸が延びる方向に沿って、前記本体部の内壁面において内側に凸状螺旋が設けられる螺旋状部と、
    前記開口部側に設けられる現像剤すくい上げ領域と、
    前記現像剤すくい上げ領域を挟んで、前記本体部とは反対側の領域に設けられる現像剤戻り防止領域と、
    前記現像剤戻り防止領域を挟んで、前記現像剤すくい上げ領域とは反対側の領域に設けられるバッファー領域と、
    前記本体部の前記開口部側を塞ぐキャップ部材と、
    を備え、
    前記螺旋状部は、前記本体部が前記回転軸回りに回転駆動させられることにより、内部に収容された前記現像剤を前記開口部側に向けて搬送するように設けられており、
    前記現像剤すくい上げ領域は、前記螺旋状部によって搬送された前記現像剤を所定の高さ位置にまですくい上げるように設けられており、
    前記現像剤戻り防止領域は、前記現像剤すくい上げ領域によって所定の高さ位置にまですくい上げられた前記現像剤を前記開口部を通過させて前記バッファー領域へ搬送蓄積された後、前記現像剤が前記本体部側に逆戻りすることを防止するように設けられ、
    前記現像剤すくい上げ領域は、
    前記本体部の内径よりも小さい内径の円筒面を有し、
    前記円筒面の中心は、前記本体部の中心位置に対して偏芯するように位置し、
    前記円筒面の一部は前記本体部の内壁に外接し、さらに、
    前記円筒面の前記一部に対向する他の一部は、前記開口部に内接している、
    現像剤収容容器。
  2. 前記現像剤戻り防止領域の前記バッファー領域に面する第1壁面は、同一平面に位置している、請求項1に記載の現像剤収容容器。
  3. 前記キャップ部材の内面には、前記開口部を両側から挟み込む位置に延びるように設けられる一対の壁部材が設けられている、請求項1または請求項2に記載の現像剤収容容器。
  4. 前記キャップ部材の内面には、前記現像剤戻り防止領域が設けられている、請求項1または請求項2に記載の現像剤収容容器。
  5. 前記キャップ部材は、前記現像剤戻り防止領域として、前記本体部側に、第2壁面を有し、
    前記第2壁面には、壁面開口部が設けられるとともに、前記壁面開口部の最下部の位置が、前記壁面開口部と同一面積で前記回転軸と同一中心の円の最下部の位置よりも上に位置している、請求項4に記載の現像剤収容容器。
  6. 前記キャップ部材は、現像剤排出口を有し、
    前記現像剤排出口に向けて現像剤から落下する際に、前記現像剤排出口が前記現像剤すくい上げ領域の真下に位置することがないように、前記現像剤すくい上げ領域との相対角度位置が調整されている、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の現像剤収容容器。
  7. 前記バッファー領域における現像剤の液面高さを検知する機構をさらに備える、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の現像剤収容容器。
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