JP3994976B2 - トナー補給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式の画像形成装置のトナー補給装置に関する。
高速画像形成装置やカラー画像形成装置においては、トナーを貯留するトナー貯留部の容積が大きくなるために、トナー貯留部を現像装置の近傍に配置することが困難な場合が生ずるという問題がある。
このような問題を解決する手段として、トナーを遠くまで搬送することができるエア搬送と呼ばれるトナー搬送方法によりトナー貯留部から現像装置にトナーを搬送する公知のトナー補給技術が知られている。
エア搬送を用いたトナー補給装置の基本的な構成は、トナーの混合室を含むトナー貯留部、該トナー貯留部からトナーと空気の混合流体を搬送する流体搬送手段、搬送された混合流体からトナーを分離するトナー分離部等からなっている。
そして、トナーと分離された空気(エア)の一部を外部に放出することなく前記流体搬送手段を介して前記混合室に環流する構成のものが多い。
また、前記混合流体を搬送、環流するするのに、ダイヤフラムポンプを、往きと戻りの搬送路に各1個ずつ設置した循環式トナー搬送方式の技術も開示されている(例えば、特許文献1参照)。
ダイヤフラムポンプはその機構の特性上、脈動と呼ばれる圧力変動が発生し、ダイヤフラムポンプ2台使用となれば、各ダイヤフラムポンプによって生じる圧力変動が干渉し、その圧力変動は打ち消されることもある反面、重なった場合は倍加することになり、当該圧力変動を抑えないと、現像器等とのユニット接続部等からのトナー飛散へとつながる。
メンテナンス時に、現像器等をトナー補給ユニットとの接続部から取り外す必要がある。前記トナー飛散を抑えるために、ユニットの接続部にゴムパッキン等でシールを行う方法もあるが、メンテナンス時の作業性が著しく悪く、そのため、発泡ウレタン等でシールを行うことが多い。しかし、この方法では圧力変動が大きいとシール材を押しのけてトナーが飛散してしまう。
また、前記トナー分離部にフィルタを設け、一部の空気を外部に逃がし気圧を調整する方法もあるが、フィルタの交換作業が発生する他、フィルタが早期に目詰まり、これもトナー飛散につながる。また、2台のポンプを駆動するそれぞれのモータの回転数を制御する方法や、2台のポンプの混合流体の搬送流量を制御する方法も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、ポンプモータの回転数は約2000〜5000rpmであるため、2つのモータの回転数を一致させるなどの回転数を制御することは極めて難しく、対策としては不十分である。したがって、この圧力変動を抑えることは容易なことではない。
特開2000−137376号公報
本発明は、簡単な機構によって、トナーと空気の混合流体の圧力変動を極力吸収し、搬送路等からのトナー飛散を防止し、スムーズに混合流体が搬送路を流れるようなトナー補給装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の構成は次の通りである
第1の駆動源により駆動される供給用流体搬送手段によって、トナーと空気との混合流体をトナー貯留部から搬送路を介してトナー分離部に搬送し当該トナー分離部においてトナーと空気とを分離するとともに現像装置にトナーを供給し、、第2の駆動源により駆動される環流用流体搬送手段によって、少なくともトナーが分離された空気を前記トナー分離部から搬送路を介して前記トナー貯留部に環流させる構成を有するトナー補給装置において、前記トナー貯留部または前記トナー分離部の少なくとも何れかの筺体の一部に開口部を設け、当該開口部を弾性部材または可撓性部材からなるカバーシートで空気が漏れないように被覆し、前記匡体内を含む搬送路での圧力変動前記カバーシート変形により吸収するように構成したことを特徴とするトナー補給装置。
また、第1の駆動源により駆動される供給用流体搬送手段によって、トナーと空気との混合流体をトナー貯留部から搬送路を介してトナー分離部に搬送し当該トナー分離部においてトナーと空気とを分離するとともに現像装置にトナーを供給し、、第2の駆動源により駆動される環流用流体搬送手段によって、少なくともトナーが分離された空気を前記トナー分離部から搬送路を介して前記トナー貯留部に環流させる構成を有するトナー補給装置において、前記混合流体または前記空気の搬送路の途中であって、前記トナー貯留部よりも前記供給用流体搬送手段に近い位置、または、前記トナー分離部よりも前記環流用流体搬送手段に近い位置に、通気口を下にしバッファー容器立設、前記混合流体または空気の圧力変動前記バッファー容器の容量可により吸収するように構成したことを特徴とするトナー補給装置。
トナー貯留部またはトナー分離部を含む搬送路で圧力変動が発生して空気が外部に漏出しようとすると、トナー貯留部またはトナー分離部の開口部を被覆したカバーシートが変形して、トナー貯留部またはトナー分離部の体積が増大するため、圧力変動を吸収してトナー飛散等の問題を回避できる。
また、搬送路に設けられたバッファー容器混合流体または空気の圧力変動に応じて容量を可変するので、簡単な機構によって混合流体または空気の圧力変動を吸収することができ、かつ、バッファー容器が通気口を下にして立設されているため、バッファー容器内にトナーが残留することも回避できる。

本発明の実施の形態の一例を図面に従って説明する。なお、本欄の記載は請求項の技術範囲や用語の意義を限定するものではない。
図1は本発明のトナー補給装置を有する画像形成装置の全体構成を示す模式図である。
図1において、自動原稿搬送装置20ではその原稿給紙台上に載置された原稿を1枚ずつ読取位置に搬送して読取後の原稿を原稿排紙皿に集積する。
原稿読取部21は原稿の画像を読み取ってデジタル画像データを生成する。
画像形成部22は電子写真方式により記録紙に画像を形成する。
画像形成部22において、ドラム状の感光体1の周囲に帯電装置2、露光装置3、現像装置4、転写装置5、分離装置6及びクリーニング装置7が配置される。画像形成部22の下方には、複数の記録紙収納部を備えた給紙部23が設けられ記録紙を画像形成部22に給紙する。10は手差し給紙部である。給紙部23又は手差し給紙部10から給紙された記録紙はレジストローラ11により感光体1と転写装置5の間に供給され、定着装置8で定着処理されて排紙皿12に排紙される。
感光体1の時計方向の回転に対応して、帯電装置2による帯電、露光装置3による像露光及び現像装置4による現像で感光体1上にトナー像が形成される。形成されたトナー像は転写装置5により記録紙に転写される。トナー像が転写された記録紙は定着装置8において定着処理された後に排紙皿12に排紙される。
現像装置4はトナーとキャリアを含む二成分現像剤又はキャリアを含まずトナー或いはトナー及び添加剤を含む一成分現像剤で感光体1上の静電潜像を現像する。現像装置4には所定量の現像剤が収納されており、二成分現像剤を用いる場合には、現像により消費されたトナーは次に説明するトナー貯留部24から補給されて、現像装置中の現像剤のトナー濃度が常に所定値に維持される。また、一成分現像剤を用いた現像装置では、同様のトナー補給により現像装置中の現像剤量が常に所定量に維持される。
トナー貯留部24にはトナー容器31が装着される。トナー貯留部24はトナーホッパ30及び漏斗状の、トナーの搬送元である、トナーと空気の混合室35を有し、現像装置4の近傍に配置された、搬送先であるトナー分離部60と、現像装置4から離れた位置に設けられたトナー貯留部24とは輸送管であるパイプ40〜43により連結される。当該パイプ40〜43の材質は、少なくともその一部がシリコーン系ゴムまたはフッ素系樹脂の可撓性の部材であって、当該パイプは少なくとも一部が金属製のパイプよりなっている。
次に、図2、3によりトナー補給装置について説明する。
図2は図1に示す画像形成装置のトナー補給装置を示し、図3はトナー貯留部を示す。
トナー補給装置はトナー貯留部24、混合流体の供給用・環流用流体搬送手段としてのポンプ501、502、トナー分離部60及びトナーの搬送路となるパイプ40〜43等からなる。
図3において、トナー貯留部24には円筒状のトナー容器31が装着され、トナー容器31をモータ38で回転駆動することにより、トナーがトナー容器31から開口部30aをしてトナーホッパ30に落下する。トナーホッパ30には複数のコ字状部が形成された棒状の撹拌部材32及び下部に搬送スクリュー34が設けられる。
モータ39の回転により撹拌部材32及びスクリュー34が回転して、トナーホッパ30から混合室35に開口部30bをしてトナーが落下する。
混合室35には、後に説明するようにパイプ43を介して空気が送り込まれるので、トナーと空気との混合流体が形成される。
図4はダイヤフラムポンプの構造の断面図である。
前記供給用・環流用流体搬送手段には、図4に示すダイヤフラムポンプからなるポンプ501、502が用いられるが、特開平7−219329号公報に開示されているスクリューポンプ等の公知の任意のポンプ、ファン等を用いることもできる。ポンプ501はトナーと空気との混合流体を、混合室35(図2参照)からトナー分離部60(図2参照)に搬送する供給用流体搬送手段を構成し、ポンプ502は分離しきれなかったトナーと空気とを、トナーを貯留する容器である、トナー分離部60から混合室35に環流させる環流用流体搬送手段を構成する。また、図示の例では、同一構造のポンプ501、502が用いられるが、供給用流体搬送手段と環流用流体搬送手段とに異なる構造のものを用いてもよい。
次にポンプ501、502を図2および図4により説明する。ポンプ501と502は図4に示す同一の構造を有する。
ポンプ501の吸気口はパイプ40に接続され、排気口はパイプ41に接続される。ポンプ502の吸気口はパイプ42に接続され、排気口がパイプ43に接続される。外壁50により形成されたポンプ室は内壁51により吸気室50aと排気室50bとに仕切られ、吸気室50aの吸気口には弁53が、排気室50bの通気口(内壁51に設けた通気口)には弁54が設けられる。
ポンプ501、502の外形の一部はゴムからなる弾性体で形成されたダイヤフラム52で形成され、ダイヤフラム52はモータ55で駆動される偏心回転部材56により駆動されて実線で示す状態と点線で示す状態に変形する。
2つの動力源であるポンプモータ55a(55b)により偏心回転部材56が回転し、この回転によりダイヤフラム52が実線で示す状態と点線で示す状態間で変形し、吸気室50aの容積を変化させ吸気室50a内の圧力を増減させる。この圧力の増減により、弁53、54がそれぞれ実線で示す状態と点線で示す状態に変形し、流体を矢印で示すように一方向に搬送する。
次にトナー分離部60について説明する。
図5はトナー分離部の構造を示す断面図である。
トナー分離部60は、トナー分離部60の外径を形成する外壁61、トナー分離部60内を導入室6OAと排気室60Bとに分離する内壁65及び補助内壁66を有する。
導入室60Aには空気導入口62が設けられ、排気室60Bには空気排出口63が設けられる。補助内壁66はトナーの落下を案内するとともに、導入室60A内のトナーの上昇を抑制する。トナー分離部60の下部には、羽を有する撹拌部材67及びトナーを軸方向に搬送するスクリュー68が設けられる。トナーと空気の混合流体は矢印W1のように空気導入口62から導入室60Aに導入され、W2で示すように落下する。導入室60A内には混合流体が充満するが、ポンプ502(図2参照)による流体搬送力による圧力を受けて、矢印W3で示すように一部上昇して排気室60Bに搬送される。トナーの比重と補助内壁66の作用で、矢印W3で示す方向に上昇する混合流体中のトナー濃度は低くなり、ほとんど空気のみからなる混合流体になる。排気室60B内の混合流体は矢印W4で示すように空気排出口63から排出される。
図5からわかるように、内壁65の垂直部65Aと垂直部64Aとにより混合流体蛇行させる連通路が形成されることになる。このような蛇行する連通路により、排出される空気中のトナー含有量が低い値となる。垂直部65A及び64Aは円筒状であり、垂直部65Aの円筒内に垂直部64Aの円筒が配置された構成になっている。
次に、トナーの搬送の経路について説明する。
図2に戻って、混合室35と、ポンプ501、502と、トナー分離部60とは、パイプ40、41、42及び43により連結される。
ポンプ501により、矢印X1で示すように混合室35からポンプ501へ、矢印X2で示すようにポンプ501からトナー分離部60へ混合流体が搬送されてトナー供給が行われ、ポンプ502により、矢印X3で示すようにトナー分離部60からポンプ502へ、矢印X4で示すようにポンプ502から混合室35へと空気が環流する。そして、トナー分離部60においてトナーが分離され、スクリュー68によりトナーが現像装置4(図1参照)に供給される。
図2〜5に示すトナー補給装置は上記の経路に従って、次のように作動する。
トナーホッパ30内のトナー量は、ピエゾ素子を用いたトナーセンサ33により検知され、トナーセンサ33により検知されるレベルよりもトナーのレベルが下がると、図示しない制御手段からの指令でモータ38が作動してトナー容器31からトナーホッパ30にトナーを補給する。
また、現像装置4内のトナー濃度が規定以下になると、図示しない制御手段から現像装置4へトナーを補給する補給信号を発して、図3に示すモータ39が作動して撹拌部材32を駆動してトナーホッパ30内のトナーを撹拌するとともに、スクリュー34を駆動してトナーを混合室35に落下させる。前記補給信号により、ポンプモータ55a、55bが作動してポンプ501、502が作動する。ポンプ501、502の作動により、混合室35内に気流が発生してトナーと空気とが混合され、混合流体はポンプ501の搬送力でパイプ40、41を経てトナー分離部60に搬送される。
トナー分離部60で分離されたトナーはスクリュー68により現像装置4に供給される。また、分離しきれなかったトナーと空気との混合流体はポンプ502の搬送力により輸送管42、43を経て混合室35に環流する。
以上が、本実施の形態のトナー補給装置の構成および動作である。
次に、本発明についての詳細について説明する。
前述したとおり、ポンプモータ55a(55b)の回転数のバラツキ等によりパイプ41側とパイプ42側の圧力バランスがくずれ、この圧力変化を軽減するためにトナー分離部60にフィルタを用い、一部の空気を外部に逃がし気圧の調整をしていたが、フィルタが早期に目詰まり、トナー飛散が発生し、フィルタの定期交換という面倒な作業が必要であった。また、現像装置4とトナー補給装置の接続部におけるシールからトナーが飛散する不具合があった。
本発明は、このようなフィルタ交換等の面倒な作業を必要とせず、現像器等との接続部からのトナー飛散を極力抑える装置構造にした点を特徴としている。
すなわち、図2または図5における実施の形態として、混合流体の搬送路に接続された搬送元ないし搬送先のトナーを貯留する可変手段としての容器に相当するトナー分離部60の筐体の一部に開口部601を設け、当該開口部601を、ゴムのような弾性部材またはPET(ポリエチレンテレフタレート)のような可撓性部材からなるカバーシート602で、容器内の空気が外部に漏れないように覆う。いま、容器内を含む搬送路で圧力変動が発生し、混合流体が外部へ漏出しようとすると、前記カバーシート602は図5に示すような点線の状態に変形し、分離部60の体積は増大することによって圧力変動が吸収されることになる。なお、混合室35に、上記のような開口部とカバーシートを設け圧力変動を吸収可変手段とすることも可能である。
また、上記の実施の形態の他に、前記トナー分離部60の筐体全体または混合室35の匡体全体を弾性部材または可撓性部材で構成し、圧力変動に応じてその体積が変動するような構造にすることによって圧力変動を緩和することができる。
上記のような容器の体積を可変する方法の他に、混合流体の搬送路の途中に、圧力変動によって体積が変動する、例えば、小型のダイヤフラムを可変手段として並列に連結させて、同様な効果を得ることもできる。
図6は、搬送路と並列に設けられたダイヤフラムの断面図である。
図6において、70はバッファー容器であるダイヤフラムを示し、トナーを貯留する容器とポンプをつなぐ搬送路に設けられている。混合室35やトナー分離部60のような、トナーを貯留する容器とポンプは、通常、ゴム性や金属製のパイプで連結されており、当該ダイヤフラムは、圧力変動を受け易い、ポンプに近い位置に設けられることが好ましい。
いま、搬送路内で圧力変動が発生したとすると、一部の混合流体は前記ダイヤフラム70へ流入し、ダイヤフラム70内の圧力は増大するが、その圧力に相当した体積が増大し、バッファーの効果をもつため、圧力変動によるトナー搬送への影響は極力抑えられることになる。ただし、ダイヤフラム70は、内部にトナーが残留するのを回避するため、通気口701が下になるように立設するのが好ましい。
さらに他の方法として、ダイヤフラム70を設ける代わりに「可変手段として」パイプの一部を圧力変動に応じて変形しやすい弾性部材で構成し、その変形によって圧力変動を吸収するように構成することも可能である。また、圧力変動によって変形する各手段を併用することも勿論可能である。
次に、トナー分離部内の気圧の変動について実験を行った。
図7は、ポンプ稼働中のトナー分離部における、蓋が剛体と弾性体の場合の気圧変動の比較を示す図である。
図7において、変化線Aは図5におけるカバーシート602である蓋が剛体の場合、変化線Bは弾性体部材の場合のトナー分離部60内の気圧変動を示している。
グラフから分かるように、カバーシートが剛体の場合には、測定後5.1秒と17.5秒、19.1秒辺で大きな気圧変動が生じているのに対し、弾性体の場合は、ほとんど気圧変動がない測定結果となっている。したがって、カバーシートを弾性体部材にすることによって気圧変動を大きく吸収することができる。
以上の発明によって、圧力変動が吸収され、トナー飛散を回避すると共に、安定した混合流体の搬送が可能になる。
本発明のトナー補給装置を有する画像形成装置の全体構成を示す模式図である。 図1に示す画像形成装置のトナー補給装置を示す。 トナー貯留部を示す。 ダイヤフラムポンプの構造の断面図である。 トナー分離部の構造を示す断面図である。 搬送路と並列に設けられたダイヤフラムの断面図である。 ポンプ稼働中のトナー分離部における、蓋が剛体と弾性体の場合の圧力変動の比較を示す図である。
符号の説明
24 トナー貯留部
30 トナーホッパ
35 混合室
40、41、42、43 パイプ
55a、55b ポンプモータ
501、502 ポンプ
60 トナー分離部
602 カバーシート

Claims (2)

  1. 第1の駆動源により駆動される供給用流体搬送手段によって、トナーと空気との混合流体をトナー貯留部から搬送路を介してトナー分離部に搬送し当該トナー分離部においてトナーと空気とを分離するとともに現像装置にトナーを供給し、、第2の駆動源により駆動される環流用流体搬送手段によって、少なくともトナーが分離された空気を前記トナー分離部から搬送路を介して前記トナー貯留部に環流させる構成を有するトナー補給装置において、
    前記トナー貯留部または前記トナー分離部の少なくとも何れかの筺体の一部に開口部を設け、当該開口部を弾性部材または可撓性部材からなるカバーシートで空気が漏れないように被覆し、前記匡体内を含む搬送路での圧力変動前記カバーシート変形により吸収するように構成したことを特徴とするトナー補給装置。
  2. 第1の駆動源により駆動される供給用流体搬送手段によって、トナーと空気との混合流体をトナー貯留部から搬送路を介してトナー分離部に搬送し当該トナー分離部においてトナーと空気とを分離するとともに現像装置にトナーを供給し、、第2の駆動源により駆動される環流用流体搬送手段によって、少なくともトナーが分離された空気を前記トナー分離部から搬送路を介して前記トナー貯留部に環流させる構成を有するトナー補給装置において、
    前記混合流体または前記空気の搬送路の途中であって、前記トナー貯留部よりも前記供給用流体搬送手段に近い位置、または、前記トナー分離部よりも前記環流用流体搬送手段に近い位置に、通気口を下にしバッファー容器立設、前記混合流体または空気の圧力変動前記バッファー容器の容量可により吸収するように構成したことを特徴とするトナー補給装置。
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