JP6656957B2 - エレベータ式駐車装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ワイヤロープに四隅が吊り下げられ鉛直な昇降路を昇降するケージを備えたエレベータ式駐車装置に関する。
図1は、エレベータ式駐車装置1を示す概略図である。
このエレベータ式駐車装置1は、ワイヤロープ2に四隅が吊り下げられ鉛直な昇降路を昇降するケージ3と、ケージ3を昇降させる昇降機構4と、を備える。
昇降機構4は、シーブ駆動装置5、従動滑車6、駆動シーブ7、およびカウンターウエイト8を備える。シーブ駆動装置5は、駆動モータ5aと、駆動モータ5aの回転を減速させる減速機5bとを備える。駆動モータ5aは、減速機5bを介して駆動シーブ7を回転する。駆動シーブ7には、ワイヤロープ2の中間部が掛け渡されており、ワイヤロープ2の一端は、ケージ3に固定されており、ワイヤロープ2の他端は、カウンターウエイト8に固定されている。
従って、駆動シーブ7が回転すると、駆動シーブ7に掛けられたワイヤロープ2が、その回転方向により、ケージ3に向けて繰り出され、または、ケージ側から引き上げられてカウンターウエイト8に向けて繰り出され、これにより、ケージ3が昇降する。図1の例では、このようなワイヤロープ2が、4本設けられている。これら4本のワイヤロープ2は、それぞれ、ケージ3の四隅から延びて、従動滑車6、駆動シーブ7、従動滑車6にこの順で掛けられ、カウンターウエイト8まで延びている。
上述した昇降機構4は、駆動シーブ7とワイヤロープ2との摩擦力によりケージ3を昇降させるため、トラクション式(摩擦式)と呼ばれる。トラクション式の昇降機構4は、低層から高層までの多くの駐車装置に適している。
特に、昇降機構4の駆動シーブ7の直径を小さくするために、ケージ3の四隅を複数(例えば2本)のワイヤロープ2で吊り下げることがある。
一方、昇降機構4には、他にドラム式が知られている。ドラム式の昇降機構4は、円筒形のドラムにワイヤロープ2を巻き付けて、ワイヤロープ2を巻き上げ、巻き戻しするものである。ドラム式の昇降機構4は、低層から中層の駐車装置に適している。
図2は、特許文献1に開示されたケージ3の模式図である。この図は、図1のA−A矢視図、すなわちケージ3の幅方向左側に相当する。
図2において、ケージ3は、ケージ本体11a及び4つのケージ吊部11bを有する。
ケージ本体11aは、形鋼(例えば箱形鋼)を平面図上四角に組立てた部材である。4つのケージ吊部11bは、ケージ本体11aの四隅にブラケット11cを介して連結され、棚柱9に沿って上方に延びる部材である。棚柱9は、昇降路の四隅外側に沿って鉛直に設置されたエレベータ式駐車装置1の本体フレームの一部である。
図2において、ケージ本体11aの上部には、長さ方向両端部に、1対の水平レール11dが固定されており、車両を載せたパレットP(図4参照)を隣接する棚との間で横行させるようになっている。
図2において、各ケージ吊部11bは、それぞれ支持装置12を備える。
支持装置12は、位置決めストッパ12aとストッパ駆動装置12bとを有する。
位置決めストッパ12aは、支持位置(実線で示す)と退避位置(破線で示す)との間を、ピン12cを中心に旋回可能に構成されている。ストッパ駆動装置12bは、ワイヤ12dを介して位置決めストッパ12aに連結され、位置決めストッパ12aを、支持位置(実線)と退避位置(破線)との間で移動するようになっている。なお12eは、戻り用バネである。
図2において、ケージ吊部11bの幅方向外側には隣接して棚柱9が設けられ、その一部にストッパ受け13が固定されている。
ストッパ受け13は、入出庫部及び昇降路の各段にそれぞれ設けられ、その上に支持位置(実線)の位置決めストッパ12aが載り、ケージ3の高さを位置決めするようになっている。
図2において、各ケージ吊部11bは、さらに吊上げ装置14を備える。
吊上げ装置14は、拡径支持部15、上部支持板16、吊上げ用のコイルバネ17、及びガイドパイプ18を有する。
拡径支持部15は、ワイヤロープ2の下端部に固定されている。上部支持板16は、ケージ吊部11bに固定されワイヤロープ2を通す貫通孔を有する。コイルバネ17は、ワイヤロープ2を内側に通して拡径支持部15と上部支持板16の間に挟持される。ガイドパイプ18は、コイルバネ17を囲み、上部支持板16に固定されている。
ケージ3が昇降路を昇降する際には、ケージ吊部11bの上部支持板16がコイルバネ17と拡径支持部15を介してワイヤロープ2の下端部に吊り下げられる。このとき、拡径支持部15の上面がガイドパイプ18の下面に当接し、複数のワイヤロープ2の下端部を同一高さに保持する。
また、ケージ3が位置決めストッパ12aを介してストッパ受け13に載る際には、コイルバネ17にケージ3の重量が作用しないので、各コイルバネ17が延び、拡径支持部15の上面はガイドパイプ18の下面から下方に離れて停止する。このとき、コイルバネ17はほぼ一定の圧縮力で、ワイヤロープ2の下端部を下方に押し下げ、ワイヤロープ2にテンション(引張力)を付加して、駆動シーブ7やドラムの摩擦力を保持するようになっている。
特開平9−125730号公報
上述したエレベータ式駐車装置1において、支持装置12は各ケージ吊部11bの下部に設けられ、吊上げ装置14は各ケージ吊部11bの上部に設けられる。
また、支持装置12の位置決めストッパ12aは、棚柱9に設けられたストッパ受け13に載るため、支持装置12は、棚柱9に最も近接した位置に設けられる。
一方、吊上げ装置14の上部支持板16は、作動中のケージ脱落を防止するため、ケージ吊部11bに溶接等で分離不能に固定される。また、ガイドパイプ18も、コイルバネ17の鉛直方向の伸縮を案内するためケージ吊部11b又は上部支持板16に溶接等で分離不能に固定されている。
しかし、吊上げ装置14は、メンテナンス時に分解する必要がある。そのためメンテナンス時には、ケージ3を、位置決めストッパ12aを介してストッパ受け13に載せ、ワイヤロープ2を下降させてそのテンション(引張力)がゼロになるまで緩める。次いで、ワイヤロープ2の下端から拡径支持部15を取り外し、コイルバネ17を下方に取り出していた。
この分解時に、吊上げ用のコイルバネ17(圧縮バネ)は自然長まで延びる。この自然長は、例えばガイドパイプ18の全長の例えば1.4倍以上となる。そのため、コイルバネ17をガイドパイプ18の下方から取り出すには、ガイドパイプ18の下方にコイルバネ17の自然長以上の空間(メンテナンススペース)が必要になる。
このメンテナンススペースを確保したまま、吊上げ装置14を支持装置12の上部に配置すると、ケージ吊部11bの全高が高くなりすぎ、昇降路上端におけるデッドスペースが大きくなり、車両収容台数が少なくなる。
このため、従来、吊上げ装置14は、支持装置12よりも棚柱9から離れた位置(支持装置12の幅方向内側)に設け、ガイドパイプ18の下方にコイルバネ17の自然長以上の空間(メンテナンススペース)を確保していた。
しかし、その結果、ケージ3の長さ方向に車両が入出庫する際の、ケージ吊部11bの幅方向間隔が狭くなっていた。
また、上述した従来のエレベータ式駐車装置1の構造のまま、ケージ吊部11bの幅方向間隔を広げる(例えば約+250mm)ために、四隅の棚柱9の幅方向間隔を広げても、ケージ上の水平レール11dの位置は変更できない。そのため、車両を格納する各段の水平レール(図示せず)の棚柱9からのオーバーハング(片持ち長さ)がその分長くなり、各段の水平レールをすべて従来よりも補強する必要が生じる。
本発明は上述した問題点を解決するために創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、四隅の棚柱の幅方向間隔とケージ吊部の全高を従来と同等に維持したまま、車両が入出庫するケージ吊部の上部幅方向の内側寸法を従来よりも広げることができ、かつメンテナンス時に吊上げ用のコイルバネを取り出して、点検又は交換ができるエレベータ式駐車装置を提供することにある。
本発明によれば、鉛直な昇降路の四隅外側に設けられ鉛直に延びる4本の棚柱と、ワイヤロープに四隅が吊り下げられ前記昇降路を昇降するケージと、を備えたエレベータ式駐車装置であって、
前記ケージは、その四隅に支持装置と吊上げ装置と、を備え、
前記支持装置と前記吊上げ装置は、前記棚柱の幅方向内側の下部と上部に、前記棚柱に近接してそれぞれ設けられ、
前記支持装置と前記吊上げ装置の間に、吊上げ用のコイルバネが自然長まで延びるメンテナンス空間が設けられており、
前記吊上げ装置は、前記コイルバネが自然長のときに、前記コイルバネを上方に取り出し可能なコイルバネ支持機構を有する、エレベータ式駐車装置が提供される。
前記棚柱はそれぞれ、幅方向内側に前記ケージを支持するストッパ受けを有しており、
前記支持装置は、支持位置と退避位置との間を出没可能な位置決めストッパを有し、前記支持位置において前記位置決めストッパが前記ストッパ受けに載り、
前記吊上げ装置は、前記コイルバネを介して前記ケージを前記ワイヤロープに吊り下げる。
前記コイルバネ支持機構は、上端が前記ワイヤロープに連結され下方に延びる吊ロッドと、
前記吊ロッドを通す第1貫通孔を有するバネ支持板と、
前記コイルバネを通す第2貫通孔を有し、ケージ吊部に分離不能に固定された上部固定板及び下部固定板と、を有し、
前記上部固定板と前記下部固定板は、その間に前記バネ支持板を水平に挿入可能な水平隙間を有する。
前記吊上げ装置は、さらに、前記吊ロッドの下端部に着脱可能に固定される拡径支持部と、
上端が前記下部固定板に分離不能に固定され、前記コイルバネを内側に通すガイドパイプと、を有する。
水平梁に固定され前記昇降路の長さ方向外側に沿って鉛直に延びる鉛直レールと、
ケージ吊部に固定され、前記鉛直レールと係合して前記ケージを昇降可能に案内する昇降ガイドと、を有し、
前記吊上げ装置は、前記昇降ガイドと幅方向同一位置に位置する。
前記鉛直レールは、幅方向の両側面と長さ方向の頂面とを有し、
前記昇降ガイドはそれぞれ、前記頂面に外周面が近接又は接触して水平軸を中心に自由に回転する長さ方向のガイドローラと、前記両側面に近接又は接触し幅方向位置を案内する1対の摺動部材と、を有する。
本発明によれば、支持装置と吊上げ装置が、棚柱の幅方向内側の下部と上部に、棚柱に近接してそれぞれ設けられるので、四隅の棚柱の幅方向間隔を広げることなく、車両が入出庫するケージ吊部の上部幅方向の内側寸法を従来よりも広げることができる。
また、支持装置と吊上げ装置の間に、吊上げ用のコイルバネ(圧縮バネ)が自然長まで延びるメンテナンス空間が設けられているので、ケージ吊部の全高を従来と同等に維持したまま、ワイヤロープを下降させてコイルバネの圧縮力がゼロになるまで緩めることができる。これにより、コイルバネの下端に取り付けた部材を容易に取り外すことができる。
さらに、コイルバネが自然長のときに、すなわちコイルバネの圧縮力がゼロのときに、コイルバネを上方に取り出し可能なコイルバネ支持機構を有するので、吊上げ用のコイルバネを上方に容易に取り出して点検又は交換ができる。
エレベータ式駐車装置を示す概略図である。 特許文献1に開示されたケージの模式図である。 本発明によるエレベータ式駐車装置の第1実施形態の平面図である。 図3のB−B矢視図である。 図4の左側部分の拡大図である。 図5の吊上げ装置の拡大図である。 図5のC−C矢視図である。 図5のD−D矢視図である。 本発明によるエレベータ式駐車装置の第2実施形態図である。 図8のE−E矢視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
図3は、本発明によるエレベータ式駐車装置100の第1実施形態の平面図である。
この図において、本発明のエレベータ式駐車装置100は、4本の棚柱9とケージ20とを備える。
4本の棚柱9は、本体フレームの一部であり、鉛直な昇降路10(破線の矩形で示す)の四隅外側に設けられ鉛直に延びる。棚柱9は、この例ではH型鋼である。棚柱9の幅方向間隔L(幅方向の芯間距離)は、従来と同一(例えば約2930mm)である。
ケージ20は、ワイヤロープ2(図4参照)に四隅が吊り下げられ昇降路10を昇降する。
図3において、ケージ20は、ケージ本体21a及び4つのケージ吊部21bを有する。
ケージ本体21aは、形鋼(例えば箱形鋼)を平面図上四角に組立てた部材である。4つのケージ吊部21bは、ケージ本体21aの四隅にブラケット21cを介して連結され、棚柱9に沿って上方に延びる部材である。
またケージ本体21aの上部には、長さ方向両端部に、1対の水平レール21dが固定されており、隣接する棚(図示せず)との間で、車両(例えば乗用車)を載せたパレットP(図4参照)を横行させるようになっている。
図4は、図3のB−B矢視図である。
この図において、ケージ20は、その四隅に支持装置22と吊上げ装置30とを備える。
支持装置22と吊上げ装置30は、棚柱9の幅方向内側の下部と上部に、棚柱9に近接してそれぞれ設けられている。支持装置22と吊上げ装置30は、上下に間隔を隔てて、ケージ吊部21bに設けられる。また、支持装置22と吊上げ装置30の幅方向位置は、平面視で重複しており、棚柱9に最も近接する位置であるのがよい。
上述した構成により、四隅の棚柱9の幅方向間隔L(幅方向の芯間距離)を広げることなく、車両が入出庫するケージ吊部21bの上部幅方向の内側寸法L1を従来よりも(例えば約+250mm)広げることができる。「車両が入出庫するケージ吊部21bの上部」とは、パレットPよりも上部を意味する。
従って、図3に矢印Aで示すように、ケージ吊部21bの幅方向の内側寸法L1を通過して、パレットPの上に車両(例えば乗用車)が入出庫する場合に、車両の両側に従来よりも広い隙間を確保することができる。
図5は、図4の左側部分の拡大図である。この図において、(A)は、ケージ20の昇降中、(B)はケージ20が棚柱9に支持された停止状態を示している。
この図において、棚柱9はそれぞれ、幅方向内側にケージ20を支持するストッパ受け13を有している。ストッパ受け13は、入出庫部及び昇降路10の各段にそれぞれ設けられる。
図5において、支持装置22は、退避位置(図5(A))と支持位置(図5(B))との間を出没可能な位置決めストッパ23を有する。
図5(A)の退避位置において、位置決めストッパ23はストッパ受け13よりも幅方向内方に退避し、ケージ20が自由に昇降できるようになっている。
また、図5(B)の支持位置において、位置決めストッパ23がストッパ受け13に載り、ケージ20を棚柱9に支持するようになっている。
位置決めストッパ23は、水平なピン24を中心に旋回可能に構成されている。このピン24は、ピン支持金具25に両端が支持されている。さらに、ピン支持金具25はケージ吊部21bに溶接等で強固に固定されている。
この構成によりピン24に作用する力を、ピン支持金具25を介してケージ吊部21bに円滑に伝達することができる。
位置決めストッパ23は、この例において、三角形状の頭部23aと矩形の脚部23bとからなる。ピン24は、三角形状の頭部23aの頂点近傍を水平に貫通し、位置決めストッパ23を揺動可能に支持する。
図5(B)の支持位置において、脚部23bの側面(図で左側面)に当接する支持ブロック26が、ケージ吊部21bに溶接等で強固に固定されている。
この構成により支持位置において位置決めストッパ23に作用する回転モーメントを、脚部23bを介してケージ吊部21bに円滑に伝達することができる。
図5において、支持装置22は、さらに、引張バネ27、ワイヤ12d、ストッパ駆動装置12b(図示せず、図2参照)、及びリミットスイッチ28を有する。
ストッパ駆動装置12bは、ワイヤ12dを介して位置決めストッパ23に連結され、位置決めストッパ23を、支持位置(図5(B))と退避位置(図5(A))との間で移動するようになっている。
引張バネ27は、ストッパ駆動装置12bが不作動のときに、位置決めストッパ23を退避位置(図5(A))に戻す機能を有する。
リミットスイッチ28は、支持位置(図5(B))及び退避位置(図5(A))の位置決めストッパ23を検出し、位置決め信号を出力する。
上述した支持装置22の構成により、退避位置において、ケージ20が自由に昇降でき、支持位置において、ケージ20を棚柱9に支持することができる。
図6は、図5の吊上げ装置30の拡大図である。この図において、(A)はケージ20の昇降中、(B)はケージ20が棚柱9に支持された停止状態、(C)は吊上げ用のコイルバネ31が自然長まで延びた状態を示している。
「コイルバネ31の自然長」とは、コイルバネ31が無負荷のときの長さを意味する。
吊上げ装置30は、吊上げ用のコイルバネ31(圧縮バネ)を介してケージ20をワイヤロープ2に吊り下げる。
また、吊上げ装置30は、コイルバネ31が自然長のときに、コイルバネ31を上方に取り出し可能なコイルバネ支持機構Xを有する。
図6において、コイルバネ支持機構Xは、吊ロッド32、バネ支持板34、上部固定板36a及び下部固定板36bを有する。
吊ロッド32は、上端32aが連結金具33でワイヤロープ2に連結され、下方に延びる棒状部材である。好ましくは、吊ロッド32の上端部と下端部には雄ネジが設けられている。また、吊ロッド32は、直径が一定の円形ロッドであるのがよい。
図7は、図5のC−C矢視図である。
図6と図7において、バネ支持板34は、吊ロッド32を通す第1貫通孔34aを有する。第1貫通孔34aの直径(内径)は、吊ロッド32の外径(外面)との間に隙間があり、かつコイルバネ31の上端を通さない大きさに設定されている。また、バネ支持板34は外形が矩形の平板であるのがよい。
上部固定板36a及び下部固定板36bは、コイルバネ31を通す第2貫通孔37aを有し、図7で三方が溶接等で、ケージ吊部21bに分離不能に固定されている。第2貫通孔37aの直径(内径)は、コイルバネ31の外径との間に隙間がある大きさに設定されている。また、上部固定板36a及び下部固定板36bは外形がバネ支持板34より大きい矩形の平板であるのがよい。
さらに、上部固定板36aと下部固定板36bは、その間にバネ支持板34を水平に挿入可能な水平隙間37bを有する。水平隙間37bは、この例ではケージ20の長さ方向内側が開口しており、この開口を通してバネ支持板34を水平に挿入できるようになっている。
また、図7に示すように、バネ支持板34に雌ネジ穴34bを設け、これと整合する位置の上部固定板36aにボルト穴36cを設けることが好ましい。この構成により、上部固定板36aのボルト穴36cを通して、図示しないボルトをバネ支持板34の雌ネジ穴34bと螺合させて、バネ支持板34と上部固定板36aをボルト結合することができる。
なお、このボルトには、作動中にコイルバネ31の圧縮力は作用しない。
図6において、コイルバネ支持機構Xは、さらに、拡径支持部38とガイドパイプ39と、を有する。
拡径支持部38は、吊ロッド32の下端部に例えばナット38aで着脱可能に固定される。
ガイドパイプ39は、内径がコイルバネ31の外径との間に隙間がある中空円筒管であり、上端39aが下部固定板36bに溶接等で分離不能に固定され、コイルバネ31を内側に通すようになっている。ガイドパイプ39の長さは、ケージ20が昇降路10を昇降する際に、拡径支持部38の上面がガイドパイプ39の下面に当接し、拡径支持部38を同一高さに保持するようになっている。
ガイドパイプ39は、コイルバネ31の鉛直方向の伸縮を案内し、かつその伸縮による異物の挟みこみを防止する。
図5において、支持装置22と吊上げ装置30の間に、吊上げ装置30のコイルバネ31が自然長まで延びるメンテナンス空間40(破線の矩形で示す)が設けられている。
図6において、バネ支持板34の下面からナット38aの下端までの長さを、(A)ではH2、(B)ではH1、(C)ではH0とする。
また、一例として、長さH2のコイルバネ31の圧縮力がF2であるとする。この場合、ケージ20の重量がF2×4以上であれば、拡径支持部38の上面がガイドパイプ39の下面に当接し、かつ各ワイヤロープ2にF2のテンション(引張力)を付加することができる。
また、図6(B)の停止位置において、各ワイヤロープ2にF1のテンション(引張力)を付加することができ、ワイヤロープ2の弛みを防止し、かつ駆動シーブ7(図1参照)やドラムの摩擦力を保持することができる。
従って、図5(B)において、メンテナンス空間40の高さは、長さH0と長さH1の差に相当する。
また、メンテナンス空間40の幅方向と長さ方向の寸法は、図6(C)の状態で、下端のナット38aを取り外せればよい。
上述した吊上げ装置30の構成により、支持装置22と吊上げ装置30の間に、コイルバネ31が自然長まで延びるメンテナンス空間40が設けられている。従って、ワイヤロープ2を下降させてそのテンション(引張力)がゼロになるまで緩めることができ、コイルバネ31の下端に取り付けた部材(ナット38a)を容易に取り外すことができる。
次に、コイルバネ31の圧縮力がゼロの状態で、ワイヤロープ2を上昇させて吊ロッド32を上方に抜き取り、バネ支持板34と上部固定板36aを連結するボルトを外して、バネ支持板34を水平隙間37bから水平に抜き取る。
この状態において、コイルバネ31を第2貫通孔37aを通して上方に抜き出し、点検又は交換をすることができる。また再度、組み立てるときは、上述した工程を逆に実施すればよい。
図8は、図5のD−D矢視図である。
第1実施形態において、本発明のエレベータ式駐車装置100は、さらに、鉛直レール42と昇降ガイド44とを有する。
鉛直レール42は、水平梁Bに固定され昇降路10の長さ方向外側に沿って鉛直に延びる。水平梁Bは、エレベータ式駐車装置100の本体フレームの一部である。
この例で、鉛直レール42は、幅方向の両側面42aと長さ方向の頂面42bとを有する。
昇降ガイド44は、ケージ吊部21bに固定され、鉛直レール42と係合してケージ20を昇降可能に案内する。この例で、昇降ガイド44はそれぞれ、鉛直レール42の両側面42aに近接又は接触し幅方向位置を案内する1対の幅方向摺動面44aと、鉛直レール42の頂面42bに近接又は接触する長さ方向摺動面44bとを有する。
昇降ガイド44は、この例では4つのケージ吊部21bの下部に1つずつ設けられている。なお本発明はこの構成に限定されず、4つのケージ吊部21bのうち、幅方向の一方のみに昇降ガイド44を設けてもよい。
また、上述した吊上げ装置30は、昇降ガイド44と幅方向同一位置に位置する。
上述した鉛直レール42と昇降ガイド44とにより、ケージ20をワイヤロープ2に吊り下げて、昇降路10を円滑に昇降させることができる。また、吊上げ装置30と昇降ガイド44とが、幅方向同一位置に位置するので、図8においてケージ20の吊り点Cと昇降ガイド44の幅方向位置が同一であり、ケージ吊部21bの弾性変形による吊り点Cを中心とする昇降ガイド44の揺動を小さく抑えることができ、昇降ガイド44の摺動抵抗を低減することができる。
図9は、本発明によるエレベータ式駐車装置100の第2実施形態図である。この図は、第1実施形態の図5(A)に相当する。
この例において、エレベータ式駐車装置100は、高層用であり、トラクション式の昇降機構4(図1参照)を用い、かつケージ20の四隅が複数(この例で2本)のワイヤロープ2にそれぞれ吊り下げられている。
図9において、本発明のエレベータ式駐車装置100は、2本のワイヤロープ2を1本の吊ロッド32の上端32aに連結する連結装置46を備える。
この例で、連結装置46は、2本のワイヤロープ2を2つのコイルバネ47を介して吊ロッド32の上端32aに連結しており、2本のワイヤロープ2のテンションを均等にするようになっている。
図10は、図9のE−E矢視図である。
この例において、本発明のエレベータ式駐車装置100は、鉛直レール42と昇降ガイド48とを有する。
鉛直レール42は、図8の鉛直レール42と同一である。
昇降ガイド48は、ケージ吊部21bに固定され、鉛直レール42と係合してケージ20を昇降可能に案内する。この例で、昇降ガイド48はそれぞれ、長さ方向ガイドローラ49と1対の摺動部材50とを有する。
長さ方向ガイドローラ49は、鉛直レール42の頂面42bに外周面が近接又は接触して水平軸を中心に自由に回転する。1対の摺動部材50は、鉛直レール42の両側面42aに近接又は接触し幅方向位置を案内する。
この例において、昇降ガイド48は、4つのケージ吊部21bの上部と下部に2つずつ設けられている。なお、上部の昇降ガイド48は、この例ではメンテナンス空間40に設けられている。そのため、コイルバネ31のメンテナンスの際には、必要により、上部の昇降ガイド48を予め取り外す必要がある。
また、上述した吊上げ装置30は、昇降ガイド48と幅方向同一位置に位置する。
上述した鉛直レール42と昇降ガイド48とにより、ケージ20をワイヤロープ2に吊り下げて、昇降路10を円滑に昇降させることができる。また、吊上げ装置30と昇降ガイド48とが、幅方向同一位置に位置するので、図10においてケージ20の吊り点Cと昇降ガイド48の幅方向位置が同一であり、ケージ吊部21bの弾性変形による吊り点Cを中心とする昇降ガイド48の揺動を小さく抑えることができ、摺動部材50の摺動抵抗を低減することができる。
その他の構成は、第1実施形態と同様である。
上述した本発明によれば、支持装置22と吊上げ装置30が、棚柱9の幅方向内側の下部と上部に、棚柱9に近接してそれぞれ設けられる。これにより、図4に示すように、パレットPより上方において四隅の棚柱9の幅方向間隔L(幅方向の芯間距離)を広げることなく、ケージ吊部21bの上部幅方向の内側寸法L1を従来よりも広げることができる。
従って、車両が入出庫するケージ吊部21bの上部幅方向の内側寸法L1を通過して、パレットPの上に車両が入出庫する場合に、車両の両側に従来よりも広い隙間を確保することができる。
また、支持装置22と吊上げ装置30の間に、吊上げ用のコイルバネ31(圧縮バネ)が自然長まで延びるメンテナンス空間40のみが設けられている。これにより、ケージ吊部21bの全高を従来と同等に維持したまま、ワイヤロープ2を下降させてコイルバネ31の圧縮力がゼロになるまで緩めることができ、コイルバネ31の下端に取り付けた部材を容易に取り外すことができる。
さらに、コイルバネ31が自然長のときに、すなわちコイルバネ31の圧縮力がゼロのときに、コイルバネ31を上方に取り出し可能なコイルバネ支持機構Xを有するので、吊上げ用のコイルバネ31を上方に容易に取り出して点検又は交換ができる。
なお本発明は上述した実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更を加え得ることは勿論である。
A 矢印、B 水平梁、C 吊り点、H0,H1,H2 長さ、P パレット、
X コイルバネ支持機構、1 エレベータ式駐車装置、2 ワイヤロープ、
3 ケージ、4 昇降機構、5 シーブ駆動装置、5a 駆動モータ、
5b 減速機、6 従動滑車、7 駆動シーブ、8 カウンターウエイト、
9 棚柱、10 昇降路、11a ケージ本体、11b ケージ吊部、
11c ブラケット、11d 水平レール、12 支持装置、
12a 位置決めストッパ、12b ストッパ駆動装置、12c ピン、
12d ワイヤ、12e 戻り用バネ、13 ストッパ受け、14 吊上げ装置、
15 拡径支持部、16 上部支持板、17 コイルバネ、18 ガイドパイプ、
20 ケージ、21a ケージ本体、21b ケージ吊部、21c ブラケット、
21d 水平レール、22 支持装置、23 位置決めストッパ、23a 頭部、
23b 脚部、24 ピン、25 ピン支持金具、26 支持ブロック、
27 引張バネ、28 リミットスイッチ、30 吊上げ装置、31 コイルバネ、
32 吊ロッド、32a 上端、34 バネ支持板、34a 第1貫通孔、
34b 雌ネジ穴、36a 上部固定板、36b 下部固定板、36c ボルト穴、
37a 第2貫通孔、37b 水平隙間、38 拡径支持部、38a ナット、
39 ガイドパイプ、39a 上端、40 メンテナンス空間、42 鉛直レール、
42a 両側面、42b 頂面、44 昇降ガイド、44a 幅方向摺動面、
44b 長さ方向摺動面、46 連結装置、47 コイルバネ、48 昇降ガイド、
49 長さ方向ガイドローラ、50 摺動部材、100 エレベータ式駐車装置

Claims (6)

  1. 鉛直な昇降路の四隅外側に設けられ鉛直に延びる4本の棚柱と、ワイヤロープに四隅が吊り下げられ前記昇降路を昇降するケージと、を備えたエレベータ式駐車装置であって、
    前記ケージは、その四隅に支持装置と吊上げ装置と、を備え、
    前記支持装置と前記吊上げ装置は、前記棚柱の幅方向内側の下部と上部に、前記棚柱に近接してそれぞれ設けられ、
    前記支持装置と前記吊上げ装置の間に、吊上げ用のコイルバネが自然長まで延びるメンテナンス空間が設けられており、
    前記吊上げ装置は、前記コイルバネが自然長のときに、前記コイルバネを上方に取り出し可能なコイルバネ支持機構を有する、エレベータ式駐車装置。
  2. 前記棚柱はそれぞれ、幅方向内側に前記ケージを支持するストッパ受けを有しており、
    前記支持装置は、支持位置と退避位置との間を出没可能な位置決めストッパを有し、前記支持位置において前記位置決めストッパが前記ストッパ受けに載り、
    前記吊上げ装置は、前記コイルバネを介して前記ケージを前記ワイヤロープに吊り下げる、請求項1に記載のエレベータ式駐車装置。
  3. 前記コイルバネ支持機構は、上端が前記ワイヤロープに連結され下方に延びる吊ロッドと、
    前記吊ロッドを通す第1貫通孔を有するバネ支持板と、
    前記コイルバネを通す第2貫通孔を有し、ケージ吊部に分離不能に固定された上部固定板及び下部固定板と、を有し、
    前記上部固定板と前記下部固定板は、その間に前記バネ支持板を水平に挿入可能な水平隙間を有する、請求項1に記載のエレベータ式駐車装置。
  4. 前記吊上げ装置は、さらに、前記吊ロッドの下端部に着脱可能に固定される拡径支持部と、
    上端が前記下部固定板に分離不能に固定され、前記コイルバネを内側に通すガイドパイプと、を有する、請求項3に記載のエレベータ式駐車装置。
  5. 水平梁に固定され前記昇降路の長さ方向外側に沿って鉛直に延びる鉛直レールと、
    ケージ吊部に固定され、前記鉛直レールと係合して前記ケージを昇降可能に案内する昇降ガイドと、を有し、
    前記吊上げ装置は、前記昇降ガイドと幅方向同一位置に位置する、請求項1に記載のエレベータ式駐車装置。
  6. 前記鉛直レールは、幅方向の両側面と長さ方向の頂面とを有し、
    前記昇降ガイドはそれぞれ、前記頂面に外周面が近接又は接触して水平軸を中心に自由に回転する長さ方向のガイドローラと、前記両側面に近接又は接触し幅方向位置を案内する1対の摺動部材と、を有する、請求項5に記載のエレベータ式駐車装置。
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