JP6655213B1 - 多湿水蒸気を用いる水蒸気蒸留法 - Google Patents

多湿水蒸気を用いる水蒸気蒸留法 Download PDF

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Abstract

【課題】加熱臭が付着せず、天然素材の本来の香味を有し、且つ、強い力価を有する香味増強成分を得るための水蒸気蒸留法の提供である。【解決手段】水蒸気蒸留法によって天然素材から有用成分を分離又は精製する方法において、多湿水蒸気を用いることを特徴とする、分離又は精製方法である。【選択図】なし

Description

本発明は、天然素材から有用成分を分離又は精製する水蒸気蒸留において、水蒸気として多湿水蒸気を用いることを特徴とする方法であり、特に、当該方法によって天然素材から異臭が付着していない香味増強成分を得る方法、並びに当該香味増強成分からなる香味増強剤に関する。
水蒸気蒸留は、天然素材から有用成分を分離・精製するとき用いられる方法であり、古典的には、スパイスやハーブ等の天然素材から精油やハーブ水などを得るために用いられてきている。加熱によって発生する高温な水蒸気(気体)を加熱源として原料に当て、必要とする高沸点物質の沸点を下げて留出させる方法である。実際の沸点よりも低温で留出分離が可能となり、高温による分解や変質を少なくすることができるので、植物から精油などを得る際に頻繁に利用される蒸留法である。
しかし、古典的な水蒸気蒸留では、水を沸騰させて発生させた水蒸気を用いていたため、水蒸気蒸留に時間がかかり、水蒸気蒸留に供される天然素材あるいは得られる水層部や精油の劣化を生じさせることがあった。
そのため、現在では使用する水蒸気として、ボイラーで発生させた加圧高温の乾燥した水蒸気を用いることが一般的となっている。
しかしながら、水蒸気蒸留を短時間で終了させることができるが、高温で加熱されることによる加熱臭が付着し、天然素材本来の香味を強調する香味増強成分を得ることが難しいという問題点を有していた。
ボイラーで発生させた加圧高温の乾燥水蒸気を使用した場合でも、水蒸気蒸留を減圧下で行えば、加熱臭の発生を防ぐことができることは知られているが、減圧水蒸気蒸留の場合、得られた香味増強成分からなる香味増強剤の力価が弱いという指摘がされていた。
従って、水蒸気蒸留によって得られる香味増強成分からなる香味増強剤に、蒸れ臭や焦げ臭などの加熱臭が付着されない方法が望まれていた。
そのため、蒸れ臭や焦げ臭などの加熱臭を付着させないことを目的とした水蒸気蒸留法の改良方法がこれまで検討され、報告されている。
例えば、茶類を水蒸気蒸留して得られる留出液を茶葉と接触させ、該留出液中の加熱蒸留臭を除去することを特徴とする茶類フレーバーの製造方法(特許文献1)が提案されている。
また、インスタント紅茶組成物を得るために、減圧下で水蒸気蒸留を行う製造方法(特許文献2)が提案されている。
しかしながら、水蒸気蒸留を行う際に発生する特有の加熱臭を十分に除去することは容易ではなく、上記方法においても、望ましい結果を得ることは困難であった。
従って、水蒸気蒸留において蒸れ臭や焦げ臭などの加熱臭を発生させず、且つ、強い力価を有する有効成分、特に香味増強成分を得るための方法が求められていた。
特開平8−116882公報 特公昭48−18834号公報
ボイラーで発生させた加圧高温水蒸気を用いる水蒸気蒸留であっても、水蒸気蒸留を行う際に蒸れ臭や焦げ臭などの加熱臭が付着せず、原料である天然素材の本来の香味を有し、且つ、強い力価を有する有効成分、特に香味増強成分を得ることができる水蒸気蒸留法、並びに当該香味増強成分からなる香味増強剤を提供することである。
上記課題を解決すべく、本発明者らは鋭意検討した結果、ボイラーで発生させた加圧高温の乾燥水蒸気を、水と接触させて発生させた、圧力が1〜1.1気圧、温度が95〜105℃の湿気を含んだ多湿水蒸気を天然素材に適用することで課題を解決できることを見出し、本発明を完成させた。
すなわち本発明は次の構成によるものである。
本発明の多湿水蒸気による水蒸気蒸留法によって、天然素材から得られる有用成分、特に香味増強成分は、原料である天然素材の本来の香味を有し、且つ、当該香味増強成分からなる香味増強剤は強い力価を有する。
本発明において、熱源のボイラーで発生させた加圧高温の乾燥水蒸気を使用する工程はそのまま残し、乾燥水蒸気の多湿化(湿潤化)工程を新たに追加するだけであり、水蒸気蒸留プロセスや設備全体を大きく変える技術ではない。従って、設備やプロセス変更に伴うコスト増を極力抑えることができ、経済的に有利である。
〔A〕多湿水蒸気による水蒸気蒸留法
本発明でいう多湿水蒸気は、ボイラーで発生させた加圧高温の乾燥した水蒸気を、一度水に通し、そこから発生させた、圧力が1〜1.1気圧、温度が95〜105℃の湿気を含んだ水蒸気をいう。
具体的には、ボイラーで発生させた加圧高温乾燥水蒸気を、水蒸気蒸留に付される天然素材と接触させる前に水の層と接触させたときの水の沸騰による二次的に発生させた水蒸気である。
なお、上記の多湿水蒸気を発生させる際に、多孔板を通過させることで、より一定した多湿水蒸気を使用することができる。
こうした多湿水蒸気は、水蒸気蒸留装置の底部に水層を設け、そこにボイラー蒸気を吹き込むことで得られるが、市販の装置を用いて簡便に得ることもできる。例えば、業務用蒸し装置のスチームチェンヂャーは、高温高圧乾燥蒸気を低圧多湿蒸気に変換する湿式蒸気減圧装置であり、かまぼこ等の「蒸しもの」食品の製造や食品の殺菌に使用されている装置である。
本発明でいう水蒸気蒸留は、香料の製造において周知・慣用技術であり(例えば、特許庁公報 周知・慣用技術集(香料)第I部 香料一般 平成11年1月29日発行 第63頁参照)、水を混合しない物質に水蒸気を通じて蒸留すると、その物質の蒸気の分圧と水蒸気の分圧との和が大気圧と等しくなる温度で沸騰することを利用した分離方法である。
すなわち、香料の原料である植物体(花、葉、茎、根又は全草)に水蒸気を通気し、水蒸気に伴われて留出してくる香気成分を水蒸気とともに凝縮させる方法である。
本発明における水蒸気蒸留法は、加圧水蒸気蒸留、常圧水蒸気蒸留、減圧水蒸気蒸留のいずれの蒸留方法も採用できるが、その中でも常圧水蒸気蒸留が最も望ましい。
また、本発明で使用する水蒸気蒸留装置は、蒸留釜(原材料を仕込んだ仕込み部に釜底部から水蒸気を吹き込み、釜上部から留出させる構造)と釜に接続された冷却器(留出蒸
気を冷却することにより揮発性香気成分を含有する留出液を捕集する)を備えていれば、構造や材質などにかかわらず広く使用することができる。
本発明においては、水蒸気蒸留は常圧すなわち1気圧で行うときに最もその効果を発揮することができる。水蒸気の供給流速は限定されるものではなく、通常は空間速度(SV)50〜1600h-1の範囲で行われるが、SV100〜1000h-1の範囲で行うのがより好ましく、また、留出量を測定し、分画できる構造の蒸留装置を用いることが好ましい。
〔B〕天然素材
本発明で用いられる天然素材は、一般に、動植物資源であり、特に限定されるものではないが、具体的には、以下の通り例示することができる。
アイスランドモス、アカヤジオウ、アケビ、アサ、アサフェチダ、アジアンタム、アジョワン、アズキ、アスパラサスリネアリス、アップルミント、アーティチョーク、アニス、アボカド、アマチャ、アマチャズル、アミガサユリ、アミリス、アーモンド、アリタソウ、アルカンナ、アルテミシア、アルニカ、アルファルファ、アロエ、アンゴスツラ、アンゴラウィード、アンズ、アンズタケ、アンゼリカ、アンバー、アンバーグリス、アンブレット、イカ、イカリソウ、イグサ、イースト、イタドリ、イチゴ、イチジク、イチョウ、イノコヅチ、イランイラン、イワオウギ、インペラトリア、インモルテル、
ウィンターグリーン、ウォータークレス、ウコギ、ウコン、ウスバサイシン、ウッドラフ、ウニ、ウメ、ウーロンチャ、エゴマ、エノキダケ、エビ、エビスグサ、エリゲロン、エルダー、エレウテロコック、エレカンペン、エレミ、エンゴサク、エンジュ、エンダイブ、欧州アザミ、オウレン、オオバコ、オカゼリ、オキアミ、オーク、オークモス、オケラ、オスマンサス、オポポナックス、オミナエシ、オモダカ、オランダセンニチ、オリガナム、オリス、オリバナム、オリーブ、オールスパイス、オレンジ、オレンジフラワー、カイ、カイニンソウ、カカオ、カキ、カサイ、カシューナッツ、カスカラ、カスカリラ、カストリウム、カタクリ、カツオブシ、カッシー、カッシャフィスチュラ、カテキュ、
カニ、カーネーション、カノコソウ、カモミル、カヤプテ、カラシ、カラスウリ、カラスビシャク、ガラナ、カラムス、ガランガ、カーラント、カリッサ、カリン、カルダモン、ガルバナム、カレー、カワミドリ、カンゾウ、ガンビア、カンラン、キウィーフルーツ、キカイガラタケ、キキョウ、キク、キクラゲ、キササゲ、ギシギシ、キダチアロエ、キナ、キハダ、キバナオウギ、ギボウシ、ギムネマシルベスタ、キャットニップ、キャラウェイ、キャロップ、キュウリ、キラヤ、キンミズヒキ、グァバ、グァヤク、クコ、クサスギカズラ、クサボケ、クズ、クスノキ、クスノハガシワ、グーズベリー、クチナシ、クベバ、クマコケモモ、グミ、クミン、グラウンドアイビー、クララ、クラリセージ、クランベリー、クリ、クルミ、クリーム、グレインオブパラダイス、クレタディタニー、グレープフルーツ、クローバー、クローブ、クロモジ、クロレラ、クワ、
クワッシャ、ケイパー、ゲットウ、ケード、ケブラコ、ゲルマンダー、ケンチュール、ケンポナシ、ゲンノショウコ、コウジ、コウダケ、コウチャ、コウホネ、コカ、コガネバナ、コクトウ、コクルイ、ココナッツ、ゴシュユ、コショウ、コスタス、コストマリー、コパイパ、コーヒー、コブシ、ゴボウ、ゴマ、コーラ、コリアンダー、コルツフート、ゴールデンロッド、コロンボ、コンサイ、コンズランゴ、コンフリー、サイプレス、魚、サクラ、サクランボ、ザクロ、サケカス、ササ、ササクサ、サーチ、サッサフラス、サフラン、サポジラ、サボテン、サラシナショウマ、サルサパリラ、サルシファイ、サルノコシカケ、サンザシ、サンシュユ、サンショウ、サンタハーブ、サンダラック、サンダルウッド、サンダルレッド、シイタケ、ジェネ、シダー、シトラス、シトロネラ、
シヌス、シベット、シマルーバ、シメジ、シャクヤク、ジャスミン、ジャノヒゲ、ジャボランジ、シャロット、シュクシャ、ジュニパーベリー、ショウガ、ショウユ、ショウユカス、ジョウリュウシュ、ショウロ、シロタモギタケ、ジンセン、シンナモン、酢、スイカ、スイセン、スギ、スターアニス、スターフルーツ、スチラックス、スッポン、スッポンタケ、ズドラベッツ、スネークルート、スパイクナード、スプルース、スペアミント、スベリヒユ、スローベリー、セイボリー、セキショウ、セージ、ゼドアリー、セネガ、ゼラニウム、セロリー、センキュウ、センタウリア、センゲン、セントジョーンズウォルト、センナ、ソース、ダイオウ、ダイズ、タイム、タケノコ、タコ、タデ、ダバナ、タマゴ、タマゴタケ、タマネギ、タマリンド、ダミアナ、タモギタケ、
タラゴン、タラノキ、タンジー、タンジェリン、タンポポ、チェリモラ、チェリーローレル、チェリーワイルド、チガヤ、チコリ、チーズ、チチタケ、チャイブ、チャービル、チャンパカ、チュベローズ、チョウセンゴミシ、チラータ、ツクシ、ツケモノ、ツタ、ツバキ、ツユクサ、ツリガネニンジン、ツルドクダミ、ディアタング、ティスル、ディタニー、ディル、デーツ、テンダイウヤク、テンマ、トウガラシ、トウキ、ドウショクブツタンパクシツ、ドウショクブツユ、トウミツ、トウモロコシ、ドクダミ、トチュウ、ドッググラス、トマト、ドラゴンブラッド、ドリアン、トリュフ、トルーバルサム、トンカ、ナギナタコウジュ、ナシ、ナスターシャム、ナッツ、ナットウ、ナツメ、ナツメグ、
ナデシコ、ナメコ、ナラタケ、ニアウリ、ニュウサンキンバイヨウエキ、ニンジン、シンニク、ネズミモチ、ネットル、ネムノキ、ノットグラス、バイオレット、パイナップル、ハイビスカス、麦芽、ハコベ、バジル、ハス、ハスカップ、パースカップ、パセリ、バター、バターオイル、バターミルク、バーチ、ハチミツ、パチュリー、ハッカ、バックビーン、ハッコウシュ、ハッコウニュウ、ハッコウミエキ、パッションフルーツ、ハツタケ、バッファローベリー、ハトムギ、ハナスゲ、バナナ、バニラ、ハネーサックル、パパイヤ、バーベリー、ハマゴウ、ハマスゲ、ハマナス、ハマボウフウ、ハマメリス、バラ、パルマローザ、パンダナ、バンレイシ、ヒキオコシ、ヒシ、ピスタチオ、ヒソップ、
ヒッコリー、ピーナッツ、ヒノキ、ヒバ、ピプシシワ、ヒメハギ、ヒヤシンス、ヒラタケ、ビワ、ビンロウ、フェイジョア、フェネグリーク、フェンネル、フジバカマ、フジモドキ、フスマ、フーゼルユ、プチグレイン、ブチュ、ブドウ、ブドウサケカス、フトモモ、ブナ、ブナハリタケ、ブラックキャラウェイ、ブラックベリー、プラム、ブリオニア、プリックリーアッシュ、プリムローズ、プルネラ、ブルーベリー、ブレッドフルーツ、ヘイ、ベイ、ヘーゼルナッツ、ベチバー、ベーテル、ベニバナ、ペニーロイヤル、ペパーミント、ヘビ、ペピーノ、ペプトン、ベルガモット、ベルガモットミント、ペルーバルサム、ベルベナ、ベロニカ、ベンゾイン、ボアドローズ、ホアハウンド、ホウ、ホウキタケ、ホウショウ、ボウフウ、ホエイ、ホオノキ、ホースミント、ホースラディッシュ、ボタン、ホップ、ポピー、ポプラ、ポポー、ホホバ、ホヤ、ボルドー、
ボロニア、マイタケ、マグウォルト、マシュマロー、マジョラム、マスティック、マソイ、マタタビ、マチコ、マツ、マツオウジ、マッシュルーム、マツタケ、マツブサ、マツホド、マテチャ、マメ、マリーゴールド、マルバダイオウ、マルメロ、マレイン、マロー、マンゴー、マンゴスチン、ミカン、ミシマサイコ、ミソ、ミツマタ、ミツロウ、ミート、ミモザ、ミョウガ、ミルク、ミルテ、ミルフォイル、ミルラ、ミロバラン、ムギチャ、ムスク、ムラサキ、メスキート、メドウスィート、メハジキ、メープル、メリッサ、メリロット、メロン、モウセンゴケ、モニリアバイヨウエキ、モミノキ、モモ、モロヘイヤ、ヤクチ、ヤマモモ、ユーカリ、ユキノシタ、ユズ、ユッカ、ユリ、ヨウサイ、ヨロイグサ、ライオンズフート、ライチ、ライフエバーラスティングフラワー、ライム、
ライラック、ラカンカ、ラカンショウ、ラズベリー、ラタニア、ラディッシュ、ラブダナ
ム、ラベンダー、ラングウォルト、ラングモス、ランブータン、リキュール、リーク、リツェア、リナロエ、リュウガン、リョウフンソウ、リョクチャ、リンゴ、リンデン、リンドウ、ルー、ルリジサ、レセダ、レモン、レモングラス、レンギョウ、レンゲ、レンブ、ローズマリー、ロベージ、ローレル、ロンゴザ、ワサビ、ワタフジウツギ、ワームウッド、ワームシード、ワラビ、ワレモコウ。
〔C〕香味増強剤
本発明でいう香味増強剤は、上記の天然素材を多湿水蒸気による水蒸気蒸留で留出する水層画分と油層画分、もしくはそれらの各々に含まれる香味増強に寄与する種々の有効成分からなる。
香味増強剤は、飲食品の香味または香粧品の香り(両者を纏めて単に「香味」という)の増強用に幅広く用いることができる。
本発明の香味増強剤には、既存の香料を添加して香料組成物として使用することも有用である。そのような公知香料としては、例えば、「特許庁公報 周知慣用技術集(香料)
第II部 食品用香料」(平成12(2000)年1月14日発行、日本国特許庁)や、「特許庁公報 周知慣用技術集(香料) 第III部 香粧品用香料」(平成13(2001)年6月15日発行、日本国特許庁)等に記載された香料(精油、エッセンス、コンクリート、アブソリュート、エキストラクト、オレオレジン、レジノイド、回収フレーバー、炭酸ガス抽出精油、単離香料、合成香料などが挙げられる。
また、香料組成物中の本発明で得られた香味増強剤の含有量は、通常は0.001〜100.0質量%、好ましくは0.005〜95.0質量%、より好ましくは0.01〜90.0質量%、特に好ましくは0.05〜80.0質量%、最も好ましくは0.1〜70.0質量%で用いられる。
上記の香味増強剤や香料組成物は、そのままあるいはエタノール等の溶媒で希釈したものを飲食品や香粧品に添加して賦香することができるが、界面活性剤ともに乳化した乳化香料として使用する態様、さらには賦形剤(加工デンプン、サイクロデキストン等)と混合した後、乾燥(噴霧乾燥、凍結乾燥等)することにより粉末香料として使用する態様も好適である。
本発明の香味増強剤は、果汁飲料類、果実酒類、乳飲料類、炭酸飲料類のごとき飲料類;アイスクリーム類、シャーベット類、アイスキャンディー類のごとき冷菓類;ヨーグルト類、チーズ類のごとき発酵乳製品;和洋菓子類、焼菓子類、ジャム類、チューインガム類、パン類、コーヒー、ココア、紅茶、お茶、タバコのごとき嗜好品類;プリン類、ゼリー類、ババロア類、ムース類のごときデザート類;和風スープ類、洋風スープ類のごときスープ類;風味調味料;各種インスタント飲料乃至食品類、各種スナック食品類などに添加することにより、その優れた香気香味が付与された飲食品類を提供することができる。
本発明の香味増強剤は、飲食品に添加する場合は通常0.0001質量%〜2.0質量%の添加率で用いられ、好ましくは0.001質量%〜1.0質量%の添加率で用いられ、より好ましくは0.01質量%〜0.5質量%の添加率で用いられる。添加率が0.0001質量%未満の場合は添加効果が十分でない場合があり、添加率が2.0質量%を超えた場合は、香味の自然さがやや欠ける可能性がある。
本発明の香味増強剤は各種香粧品に特に制限なく使用することができ、例えば化粧品、トイレタリー製品、ハウスホールド、雑貨などの多くの香粧品に適用可能である。具体的には、シャンプー類、ヘアクリーム類、ポマード類、その他の毛髪用化粧料、白粉、口紅、その他の化粧料、洗濯用洗剤類、消毒用洗剤類、室内芳香剤その他各種の保健・衛生材
料類、医薬品の服用を容易にするための矯味、付香剤などの保健・衛生・医薬品類などに広く使用することができる。
本発明の香味増強剤を、上記目的で添加する場合は通常0.0001質量%〜2.0質量%の添加率で用いられ、好ましくは0.001質量%〜1.0質量%の添加率で用いられ、より好ましくは0.01質量%〜0.5質量%の添加率で用いられる。
添加率が0.0001質量%未満の場合は添加効果が十分でない場合があり、添加率が2.0質量%を超えた場合は、香気の自然さがやや欠ける可能性がある。
次に実施例を示して本発明をさらに具体的に説明するが、本発明は、これらの実施例に限定されるものではない。
[実施例1]
水蒸気蒸留装置の蒸留釜内に天然素材として緑茶の茶葉(市販品)2kgを仕込んだ。
次いで、ボイラーから発生した乾燥水蒸気をスチームチェンヂャー(丸高工業株式会社製の「スチームチェンヂャー SC−200型」(商品名))に導入して得られた多湿水蒸気を水蒸気蒸留装置の釜内に供給して茶葉に接触させた。
多湿水蒸気の供給流速はSV426h-1であり、水蒸気蒸留装置の釜内温度100℃、圧力は1気圧の条件で水蒸気蒸留を実施した。
冷却部の水層部分の凝縮液が1kg得られるまで水蒸気蒸留し、茶葉から香味増強成分を留出させ、これを本発明の香味増強剤とした。
[実施例2]
水蒸気蒸留装置の蒸留釜内に天然素材として実施例1と同様の緑茶の茶葉2kgを仕込んだ。
次いで、ボイラーから発生した乾燥水蒸気を水蒸気蒸留装置の釜内底部の水層中に吹き込んで湿分に富んだ多湿水蒸気を発生させ、この多湿水蒸気を茶葉に接触させた。
多湿水蒸気の供給流速はSV426h-1であり、釜内温度100℃、圧力は1気圧の条件で水蒸気蒸留を実施した。
冷却部の水層部分の凝縮液が1kg得られるまで水蒸気蒸留し、茶葉から香味増強成分を留出させ、これを本発明の香味増強剤とした。
[比較例1]
水蒸気蒸留装置の釜内に天然素材として実施例1と同様の緑茶の茶葉2kgを仕込んだ。
次いで、ボイラーから発生した乾燥水蒸気を直接、水蒸気蒸留装置の釜内に供給した(供給流速はSV426h-1)。
釜内温度100℃、圧力は1気圧の条件で水蒸気蒸留を実施した。
冷却部の水層部分の凝縮液が1kg得られるまで水蒸気蒸留し、茶葉から香味増強成分を留出させ、比較例1の香味増強剤とした。
[試験例1] (官能評価)
水に実施例1、2と比較例1で得られた香味増強剤を0.5%添加して評価品を作成し、それを専門パネラーが官能評価した。
評価方法は、比較例1の評価品をコントロールとしたときの7段階評価である。
〔評価点ポイント〕
非常に強い : 7ポイント
強い : 6ポイント
やや強い : 5ポイント
コントロール : 4ポイント
やや弱い : 3ポイント
弱い : 2ポイント
非常に弱い : 1ポイント
Figure 0006655213
表1に示した通り、本発明の実施例1と2は、水蒸気蒸留特有の加熱臭が弱く、且つ緑茶特徴を強く有していたのに対し、比較例1は水蒸気蒸留特有の加熱臭が強い評価結果であった。
[実施例3]
水蒸気蒸留装置の蒸留釜内に天然素材としてペパーミント葉(市販品)2kgを仕込んだ。
次いで、ボイラーから発生した乾燥水蒸気をスチームチェンヂャーに導入して得られた多湿水蒸気を水蒸気蒸留装置の釜内に供給してペパーミント葉に接触させた。
多湿水蒸気の供給流速はSV232h-1であり、釜内温度100℃、圧力は1気圧の条件で水蒸気蒸留を実施した。
冷却部の水層部分の凝縮液が1kg得られるまで水蒸気蒸留し、ペパーミント葉から香味増強成分を留出させ、これを本発明の香味増強剤とした。
[実施例4]
水蒸気蒸留設備の蒸留釜内に天然素材として実施例3と同様のペパーミント葉2kgを仕込んだ。
次いで、ボイラーから発生した乾燥水蒸気を水蒸気蒸留装置の釜内底部の水層中に吹き込んで湿分に富んだ多湿水蒸気を発生させ、この多湿水蒸気をペパーミント葉に接触させた。
多湿水蒸気の供給流速はSV232h-1であり、釜内温度100℃、圧力は1気圧の条件で水蒸気蒸留を実施した。
冷却部の水層部分の凝縮液が1kg得られるまで水蒸気蒸留し、ペパーミント葉から香味増強成分を留出させ、これを本発明の香味増強剤とした。
[比較例2]
水蒸気蒸留装置の釜内に天然素材として実施例3と同様のペパーミント葉2kgを仕込んだ。
次いで、ボイラーから発生した乾燥水蒸気を直接、水蒸気蒸留装置の釜内に供給した(供給流速はSV232h-1)。
釜内温度100℃、圧力は1気圧の条件で水蒸気蒸留を実施した。
冷却部の水層部分の凝縮液が1kg得られるまで水蒸気蒸留し、ペパーミント葉から香
味増強成分を留出させ、比較例2の香味増強剤とした。
[試験例2] (官能評価)
水に実施例3、4と比較例2で得られた香味増強剤を0.1%添加して評価品を作成し、それを専門パネラーが官能評価した。
評価方法は、試験例1と同じ方法で実施した(比較例2の評価品がコントロール、7段階評価)。
Figure 0006655213
表2に示した通り、本発明の実施例3と4は、水蒸気蒸留特有の加熱臭が弱く、特に実施例3は非常に弱かった。また、且つペパーミントの特徴を強く有していたのに対し、比較例2は水蒸気蒸留特有の加熱臭が強い評価結果であった。
[実施例5]
水蒸気蒸留装置の蒸留釜内に天然素材として焙煎コーヒー豆(市販品)2kgを仕込んだ。
次いで、ボイラーから発生した乾燥水蒸気をスチームチェンヂャーに導入して得られた多湿水蒸気を水蒸気蒸留装置の釜内に供給して焙煎コーヒー豆に接触させた。
多湿水蒸気の供給流速はSV380h-1であり、釜内温度100℃、圧力は1気圧の条件で水蒸気蒸留を実施した。
冷却部の水層部分の凝縮液が1kg得られるまで水蒸気蒸留し、焙煎コーヒー豆から香味増強成分を留出させ、これを本発明の香味増強剤とした。
[比較例3]
水蒸気蒸留装置の釜内に天然素材として実施例5と同様の焙煎コーヒー豆2kgを仕込んだ。
次いで、ボイラーから発生した乾燥水蒸気を直接、水蒸気蒸留装置の釜内に供給した(供給流速はSV380h-1)。
釜内温度100℃、圧力は1気圧の条件で水蒸気蒸留を実施した。
水層部分の凝縮液が1kg得られるまで水蒸気蒸留し、焙煎コーヒー豆から香味増強成分を留出させ、比較例3の香味増強剤とした。
[試験例3] (官能評価)
水に実施例5と比較例3で得られた香味増強剤を0.1%添加して評価品を作成し、それを専門パネラーが官能評価した。
評価方法は、試験例1と同じ方法で実施した(比較例3の評価品がコントロール、7段階評価)。
Figure 0006655213
表3に示した通り、本発明の実施例5は、水蒸気蒸留特有の加熱臭が弱く、且つコーヒーの特徴を強く有していたのに対し、比較例3は水蒸気蒸留特有の加熱臭が強い評価結果であった。
[実施例6]
水蒸気蒸留装置の蒸留釜内に天然素材として実施例3と同様のペパーミント葉2kgを仕込んだ。
次いで、ボイラーから発生した乾燥水蒸気をスチームチェンヂャーに導入して得られた多湿水蒸気を水蒸気蒸留装置の釜内に供給してペパーミント葉に接触させた。
多湿水蒸気の供給流速はSV232h-1であり、釜内温度100℃、圧力は1気圧の条件で水蒸気蒸留を実施した。
冷却部の凝縮液が1kg得られるまで水蒸気蒸留し、ペパーミント葉から香味増強成分を留出させた。
1kgの凝縮液から28.6gの油層部分を回収し、本発明の香味増強剤とした。
[比較例4]
水蒸気蒸留装置の釜内に天然素材として実施例3と同様のペパーミント葉2kgを仕込んだ。
次いで、ボイラーから発生した乾燥水蒸気を直接、水蒸気蒸留装置の釜内に供給した(供給流速はSV232h-1)。
釜内温度100℃、圧力は1気圧の条件で水蒸気蒸留を実施した。
冷却部の凝縮液が1kg得られるまで水蒸気蒸留し、ペパーミント葉から香味増強成分を留出させた。
1kgの凝縮液から27.3gの油層部分を回収し、比較例4の香味増強剤とした。
[試験例4] (官能評価)
水飴に実施例4と比較例4で得られた香味増強剤を0.05%添加して評価品を作成し、それを専門パネラーが官能評価した。
評価方法は、試験例1と同じ方法で実施した(比較例4の評価品がコントロール、7段階評価)。
Figure 0006655213
表4に示した通り、本発明の実施例6は、水蒸気蒸留特有の加熱臭が非常に弱く、且つペパーミントの特徴を強く有していたのに対し、比較例4は水蒸気蒸留特有の加熱臭が強い評価結果であった。
[実施例7]
水蒸気蒸留装置の蒸留釜内に天然素材としてレモン果皮(市販品)1kgを仕込んだ。
次いで、ボイラーから発生した乾燥水蒸気をスチームチェンヂャーに導入して得られた多湿水蒸気を水蒸気蒸留装置の釜内に供給してレモン果皮に接触させた。
多湿水蒸気の供給流速はSV887h-1であり、釜内温度100℃、圧力は1気圧の条件で水蒸気蒸留を実施した。
冷却部の凝縮液が0.5kg得られるまで水蒸気蒸留し、レモン果皮から香味増強成分を留出させた。
0.5kgの凝縮液から31.9gの油層部分を回収し、本発明の香味増強剤とした。
[比較例5]
水蒸気蒸留装置の釜内に天然素材として実施例7と同様のレモン果皮1kgを仕込んだ。
次いで、ボイラーから発生した乾燥水蒸気を直接、水蒸気蒸留装置の釜内に供給した(供給流速はSV887h-1)。
釜内温度100℃、圧力は1気圧の条件で水蒸気蒸留を実施した。
冷却部の凝縮液が0.5kg得られるまで水蒸気蒸留し、レモン果皮から香味増強成分を留出させた。
0.5kgの凝縮液から31.9gの油層部分を回収し、比較例5の香味増強剤とした。
[試験例4] (官能評価)
水飴に実施例7と比較例5で得られた香味増強剤を0.05%添加して評価品を作成し、それを専門パネラーが官能評価した。
評価方法は、試験例1と同じ方法で実施した(比較例5の評価品がコントロール、7段階評価)。
Figure 0006655213
表5に示した通り、本発明の実施例7は、水蒸気蒸留特有の加熱臭が弱く、且つレモンの特徴を強く有していたのに対し、比較例5は水蒸気蒸留特有の加熱臭が強い評価結果であった。
[比較例6]
水蒸気蒸留装置の釜内に天然素材として実施例1と同様の緑茶の茶葉2kgを仕込んだ。
次いで、ボイラーから発生した乾燥水蒸気を直接、水蒸気蒸留装置の釜内に供給した(供給流速はSV775h-1)。
蒸気温度が80℃になるように釜内を減圧し、冷却部の水層部分の凝縮液が1.0kg得られるまで水蒸気蒸留を実施して、茶葉から香味増強成分を留出させた。これを、比較例6の香味増強剤とした。
[試験例6] (官能評価)
水に実施例1、2と比較例6で得られた香味増強剤を0.5%添加して評価品を作成し、それを専門パネラーが官能評価した。
評価方法は、試験例1と同じ方法で実施した(比較例6の評価品がコントロール、7段階評価)。
Figure 0006655213
表6に示した通り、本発明の実施例1と2は、緑茶の特徴を強く有していたのに対し、比較例6は、加熱臭は弱いものの、緑茶全体の特徴が非常に弱い評価結果であった。
本発明の多湿水蒸気による水蒸気蒸留によれば、水蒸気蒸留によって得られる天然素材の香味成分に蒸れ臭や焦げ臭などの異臭が付着せず、原料である天然素材の本来の香味を
有しており、且つ、強い力価を有する香味増強剤を得ることができる。各種の天然素材に広く適用が可能なので、工業的な意義が大きい。

Claims (6)

  1. 水蒸気蒸留によって天然素材から有用成分を留出させることにより分離又は精製する方法において、水蒸気として多湿水蒸気を用いることを特徴とする分離又は精製方法。
  2. 多湿水蒸気を空間速度(SV)50〜1600h-1の流速で供給し、1〜1.1気圧、95〜105℃の条件下で、水蒸気蒸留を行うことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 請求項1又は2に記載の水蒸気蒸留により、天然素材から分離又は精製された香味増強成分からなることを特徴とする香味増強剤。
  4. 請求項3に記載の香味増強剤を添加したことを特徴とする飲食物。
  5. 請求項3に記載の香味増強剤を添加したことを特徴とする香粧品。
  6. 天然素材由来の香味増強成分からなる香味増強剤の製造方法において、多湿水蒸気を用いる水蒸気蒸留によって天然素材から香味増強成分を留出させることにより分離又は精製する工程を含むことを特徴とする、香味増強剤の製造方法。
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