JP6654514B2 - コイル部品 - Google Patents

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Description

本発明は、ケースと、ケースの内部に受容された磁気コアと、磁気コアの内部に埋設された本体部を有するコイルとを備えるコイル部品に関する。
このタイプのコイル部品は、例えば、特許文献1に開示されている。
特許文献1のリアクトル(コイル部品)は、ケースと、ケースの内部に受容されたコア(磁気コア)と、コイルとを備えている。コイルは、磁気コアの内部に埋設された巻回部(本体部)と、本体部から磁気コアの外部に引き出された2つの外部接続端子(端部)とを有している。ケースは、4つの側板を有する直方体形状に形成されている。コイルの本体部は、上下方向と平行に延びる中心軸の周りを、矩形形状を描きながら巻回している。これにより、本体部の外周面は、4つの側面を有する直方体形状に形成されている。ケースの側板の一つには開口が形成されている。磁気コアの外周面の側面の一つは、磁気コアから露出しており、且つ、ケースの開口から外部に露出している。コイルの2つの端部の夫々は、開口が形成されたケースの側板に沿って延びている。この配置により、端部が磁束の流れを乱すことによるインダクタンスの低下が防止できる。
特開2015−170674号公報
コイルの端部をケースの側板に沿って延ばした場合、磁束がケースの側板やコイルの端部を流れ易い。この結果、渦損や交流銅損が増加する恐れがある。
そこで、本発明は、渦損や交流銅損の増加を防止するための新たな構造を有するコイル部品を提供することを目的とする。
本発明は、第1のコイル部品として、
ケースと、磁気コアと、コイルとを備えるコイル部品であって、
前記磁気コアは、前記ケースの内部に受容されており、
前記コイルは、本体部と、2つの端部とを有しており、
前記本体部は、前記磁気コアの内部に埋設されており、且つ、上下方向と平行に延びる中心軸の周りを巻回しており、
前記端部の夫々は、前記本体部から前記磁気コアの外部まで引き出されており、
前記上下方向と直交する直交平面において、前記本体部は、外周と、内周と、重心とを有しており、且つ、前記端部の少なくとも一方である内側端部は、前記内周の内側に位置しており、
前記直交平面において、前記外周上に位置する外周点を通過する前記外周の法線を描いたとき、前記外周点と前記ケースとの間の前記法線に沿った距離によって、前記外周点におけるコア距離が規定され、
全ての前記外周点における前記コア距離のうちの最大値を最大コア距離と規定したとき、前記直交平面において、前記内側端部は、前記コア距離が前記最大コア距離の所定%以下である前記外周点と前記重心との間を延びる所定直線のうちの少なくとも1つと交差しており、
前記所定%は、70%である
コイル部品を提供する。
また、本発明は、第2のコイル部品として、第1のコイル部品であって、
前記所定%は、50%である
コイル部品を提供する。
また、本発明は、第3のコイル部品として、第1のコイル部品であって、
前記所定%は、30%である
コイル部品を提供する。
また、本発明は、第4のコイル部品として、第1から第3までのいずれかのコイル部品であって、
前記端部の夫々は、前記磁気コアの上面を通過して前記磁気コアの外部まで引き出されている
コイル部品を提供する。
また、本発明は、第5のコイル部品として第1から第4までのいずれかのコイル部品であって、
前記直交平面において、前記内側端部のうちの前記所定直線と交差する部位と前記重心との間の前記所定直線に沿った距離は、前記重心と前記内周との間の前記所定直線に沿った距離の30%以上である
コイル部品を提供する。
また、本発明は、第6のコイル部品として、第1から第5までのいずれかのコイル部品であって、
前記磁気コアは、第1部材と、第2部材とを備えており、
前記第2部材の比透磁率は、前記第1部材の比透磁率よりも高く、
前記内側端部は、前記第1部材を通過して前記磁気コアの外部まで引き出されている
コイル部品を提供する。
また、本発明は、第7のコイル部品として、第6のコイル部品であって、
前記第2部材は、上側部材と、下側部材とを備えており、
前記上側部材は、前記上下方向において前記コイルの前記本体部の上端よりも上に位置する上側領域に配置されており、
前記下側部材は、前記上下方向において前記コイルの前記本体部の下端よりも下に位置する下側領域に配置されており、
前記第1部材は、前記直交平面における前記本体部の内側の領域であって前記上側領域と前記下側領域とに挟まれた領域である内側領域と、前記直交平面における前記本体部の外側の領域であって前記上側領域と前記下側領域とに挟まれた領域である外側領域とに配置されている
コイル部品を提供する。
また、本発明は、第8のコイル部品として、第7のコイル部品であって、
前記上側部材は、前記上側領域のみに配置されており、
前記下側部材は、前記下側領域のみに配置されている
コイル部品を提供する。
また、本発明は、第9のコイル部品として、第7又は第8のコイル部品であって、
前記上側部材は、複数の上側磁性部材からなり、
前記上側磁性部材は、少なくとも前記内側領域の直上の領域において離間配置されている
コイル部品を提供する。
また、本発明は、第10のコイル部品として、第9のコイル部品であって、
前記上側磁性部材の数は、2であり、
前記上側磁性部材は、前記上下方向と直交する方向において互いに離れている
コイル部品を提供する。
また、本発明は、第11のコイル部品として、第9又は第10のコイル部品であって、
前記上側磁性部材の夫々は、前記直交平面に沿って延びる平板形状を有している
コイル部品を提供する。
また、本発明は、第12のコイル部品として、第6から第11までのいずれかのコイル部品であって、
前記第1部材の比透磁率は、30よりも小さく、
前記第2部材の比透磁率は、30以上である
コイル部品を提供する。
また、本発明は、第13のコイル部品として、第1から第12までのいずれかのコイル部品であって、
前記磁気コアと、前記コイルの本体部とは、少なくとも2つの磁気回路を構成しており、
前記内側端部は、前記少なくとも2つの磁気回路の間を通過して前記磁気コアの外部まで引き出されている
コイル部品を提供する。
本発明によれば、直交平面において、コイルの内側端部は、コイルの本体部の内周の内側に位置している。即ち、内側端部は、ケースから離れた本体部の内側を通過して引き出されている。このため、磁束がケースを流れることによる渦損の増加が防止できる。また、直交平面において、内側端部は、本体部の外周上の外周点のうちケースに近い外周点(コア距離が最大コア距離の70%以下である外周点)と重心との間を延びる所定直線のうちの少なくとも1つと交差している。換言すれば、直交平面において、内側端部は、本体部の外周の内側の領域のうちケースに近い領域(即ち、磁束密度が低い領域)に位置している。このため、磁束がコイルの内側端部を流れることによる交流銅損の増加が防止できる。
本発明の実施の形態によるコイル部品を示す斜視図である。コイル部品の磁気コアの構造を破線内に模式的に描画している。 図1のコイル部品のケースを示す斜視図である。 図1のコイル部品を示す別の斜視図である。コイル部品におけるケースの輪郭及び磁気コアの輪郭を破線で描画している。 図1のコイル部品を示す上面図である。コイル部品のコイルの隠れた輪郭を破線で描画している。 図4のコイル部品をV−V線に沿って示す断面図である。 図4のコイル部品をVI−VI線に沿って示す断面図である。 図1のコイル部品のコイルを示す斜視図である。コイルの本体部の中心軸を1点鎖線で描画している。 図7のコイルを示す上面図である。中心軸の位置をバツ印で描画している。 図7のコイルを示す底面図である。中心軸の位置をバツ印で描画している。 図7のコイルを示す側面図である。中心軸を1点鎖線で描画している。 図1のコイル部品におけるケースとコイルとの位置関係を示す上面図である。 図11におけるコイルの一方の端部の位置を示す上面図である。 図11におけるコイルの他方の端部の位置を示す上面図である。 図11の位置関係の変形例を示す上面図である。 図7のコイルの変形例を示す斜視図である。 図15のコイルの内側端部を示す斜視図である。内側端部のうちの引出部を破線で描画している。コイルの本体部の一部を1点鎖線で描画している。 図1のコイル部品の変形例を示す斜視図である。 図17のコイル部品を示す別の斜視図である。ケースの底板の輪郭を破線で描画している 図17のコイル部品を示す断面図である。 図1のコイル部品の別の変形例を示す斜視図である。
図1及び図3を参照すると、本発明の実施の形態によるコイル部品10は、アルミニウム等の非磁性体からなるケース20と、軟磁性体からなる磁気コア30と、被覆された導電体からなるコイル40とを備えている。コイル部品10は、例えば、車載用リアクトルとして使用できる。但し、本発明は、これに限られず、様々なコイル部品に適用可能である。
図2に示されるように、ケース20は、底板22と、4つの側板24とを有している。底板22は、矩形の平板形状を有しており、上下方向(Z方向)と直交する直交平面(XY平面)上を延びている。側板24は、底板22の4つの辺からZ方向に沿って上方(+Z方向)に延びている。側板24の夫々は、内面242を有している。ケース20には、収容部28が形成されている。本実施の形態による収容部28は、4つの内面242及び底板22の上面(+Z側の面)によって囲まれた直方体形状の空間である。但し、本発明は、これに限られず、収容部28の形状は、様々に変形可能である。
図1を参照すると、本実施の形態による磁気コア30は、複合磁性体からなる単一の第1部材32である。第1部材32は、鉄系合金やフェライト等からなる軟磁性の磁性体粉末322を、樹脂等からなる結合剤324によって結合したものである。
図7を参照すると、本実施の形態によるコイル40は、被覆された平角導線をエッジワイズ巻きして形成されている。また、コイル40は、絶縁コートされている。但し、本発明は、これに限定されない。例えば、コイル40は、平角導線をフラットワイズ巻きして形成してもよいし、丸形導線を回巻して形成してもよい。また、コイル40は、必要に応じて絶縁コートすればよい。
図7から図10までに示されるように、コイル40は、本体部42と、2つの端部46,48とを有している。本体部42は、Z方向と平行に延びる中心軸42Xの周りを巻回している。端部(内側端部)46及び端部48は、第1水平方向(Y方向)における本体部42の両側に夫々設けられている。内側端部46は、本体部42の下面(−Z側の面)から本体部42の内側に引き出された後、本体部42の上面を超えて上方に延びている。端部48は、本体部42の上面から上方に延びている。内側端部46及び端部48の夫々は、コイル部品10の使用時に、外部の電子回路(図示せず)等に接続される。
図7及び図10に示されるように、本実施の形態の本体部42は、中心軸42Xの周りを螺旋状に巻回している。また、本体部42は、XY平面において角の丸い矩形形状を有している。但し、本発明は、これに限られない。例えば、本体部42は、中心軸42Xの周りを渦巻状に巻回していてもよい。また、本体部42は、XY平面において、矩形形状以外の形状を有していてもよい。例えば、本体部42は、XY平面において、円形状や楕円形状を有していてもよい。
図7から図9までに示されるように、内側端部46は、曲部462と、引出部466とを有している。曲部462は、本体部42の下端(−Z側の端)から連続してXY平面上を延びている。詳しくは、曲部462は、XY平面において弧を描きつつ本体部42の内側まで延びている。引出部466は、曲部462の端から上方にXZ平面上を延びている。
図7、図8及び図10に示されるように、端部48は、曲部482と、引出部486とを有している。曲部482は、本体部42の上端(+Z側の端)から、XZ平面において弧を描きつつ上方に延びている。引出部486は、曲部482の端から上方にYZ平面上を延びている。即ち、端部48全体が、本体部42の真上に位置している。
本実施の形態による内側端部46及び端部48の夫々は、単一のコイル40の一部であり、本体部42と一体の部材である。但し、本発明は、これに限られない。例えば、内側端部46及び端部48の夫々は、本体部42と別体の部材であり、溶接、ネジ、リベットなどで本体部42に接続されていてもよい。
図1から図3までを参照すると、コイル部品10は、例えば以下のように製造できる。まず、コイル40の本体部42を、ケース20の底板22から上方に離しつつ、ケース20の収容部28の内部に配置する。次に、結合剤324に磁性体粉末322を混合して磁性スラリーを作成する。次に、磁性スラリーを収容部28に注いで本体部42全体を覆う。次に、磁性スラリーを硬化させて磁気コア30を形成する。
図1及び図3から図6までを参照すると、上述の製造の結果、磁気コア30は、ケース20の内部(収容部28)に受容されており、コイル40の本体部42は、磁気コア30の内部に埋設されている。特に、本実施の形態による本体部42は、磁気コア30の内部に完全に埋設されている。但し、本発明は、これに限られず、本体部42は、磁気コア30の上面から部分的に露出していてもよい。
図5及び図6を参照すると、ケース20の収容部28は、上側領域20U、下側領域20L、内側領域20I及び外側領域20Oの4つの領域を含んでいる。上側領域20Uは、Z方向において本体部42の上端よりも上に位置している。下側領域20Lは、Z方向において本体部42の下端よりも下に位置している。内側領域20Iは、XY平面における本体部42の内側の領域であってZ方向において上側領域20Uと下側領域20Lとに挟まれた領域である。外側領域20Oは、XY平面における本体部42の外側の領域であってZ方向において上側領域20Uと下側領域20Lとに挟まれた領域である。
本実施の形態において、磁気コア30(即ち、第1部材32)は、上側領域20U、下側領域20L、内側領域20I及び外側領域20Oの全てに形成されている。但し、外側領域20Oの磁気コア30のうち第2水平方向(X方向)の両側に位置する部位(図6参照)は、X方向において大きなサイズを有している。一方、外側領域20Oの磁気コア30のうちY方向の両側に位置する部位(図5参照)は、Y方向において僅かなサイズを有している。即ち、本体部42の外側の磁気コア30は、主としてX方向における本体部42の外側に設けられており、Y方向における本体部42の外側には殆ど設けられていない。
上述の磁気コア30の配置を別の観点から説明すると、コイル40の本体部42は、ケース20のY方向両側の側板24に近づくように配置されており、且つ、X方向両側の側板24から遠ざかるように配置されている。本実施の形態において、本体部42は、+Y側の側板24から僅かに離れており、本体部42と+Y側の側板24との間には、磁気コア30が形成されている。同様に、本体部42は、−Y側の側板24から僅かに離れており、本体部42と−Y側の側板24との間には、磁気コア30が形成されている。但し、本発明は、これに限られない。例えば、本体部42は、放熱シート等の絶縁体を介してY方向両側の側板24に押し付けられていてもよい。換言すれば、本体部42とY方向両側の側板24との間には、磁気コア30が形成されていなくてもよい。
上述の磁気コア30及び本体部42の配置により、コイル40に電流が流れたとき、本体部42の+X側の部位及び−X側の部位の周囲には大きな磁束FXが生じる(図6参照)。一方、本体部42の+Y側の部位及び−Y側の部位の周囲には、磁束FXが殆ど生じない(図5参照)。即ち、本実施の形態によれば、磁気コア30と、コイル40の本体部42とは、2つの磁気回路を構成している。磁気回路の一方は、本体部42の+X側の部位の周囲に位置する磁気コア30によって形成されている。磁気回路の他方は、本体部42の−X側の部位の周囲に位置する磁気コア30によって形成されている。従って、磁気コア30のX方向における中間部における磁束密度は低い。
図3から図6までに示されるように、内側端部46及び端部48の夫々は、本体部42から磁気コア30の上面を通過して磁気コア30の外部まで引き出されている。詳しくは、内側端部46は、本体部42のY側の部位のX方向における中間部に設けられている。同様に、端部48は、本体部42の+Y側の部位のX方向における中間部に設けられている。このため、内側端部46の引出部466及び端部48の引出部486の夫々は、磁気コア30のX方向における中間部を真直ぐ上方に延び、磁気コア30の上面を超えて上方に突出している。換言すれば、内側端部46及び端部48の夫々は、X方向において2つの磁気回路の間を通過して磁気コア30の外部まで引き出されている。即ち、内側端部46及び端部48の夫々は、磁束密度が低い領域を通過している。
本実施の形態によれば、磁気回路が2つのみ形成される。但し、本発明は、これに限られず、3つ以上の磁気回路が形成されていてもよい。例えば、本体部42の+Y側の部位を、ケース20の+Y側の側板24から遠ざかるように配置してもよい。この場合、本体部42の+Y側の部位の周囲に位置する磁気コア30によって、第3の磁気回路が形成される。この場合であっても、端部48を、本体部42のY側の部位のX方向における中間部に設けることにより、内側端部46及び端部48の夫々は、磁束密度が低い領域を通過する。以上の説明から理解されるように、磁気コア30と、コイル40の本体部42とは、少なくとも2つの磁気回路を構成していればよい。また、内側端部46及び端部48の夫々は、この少なくとも2つの磁気回路の間を通過して磁気コア30の外部まで引き出されていればよい。
以下、内側端部46の配置及び端部48の配置について、更に詳しく説明する。
図11を参照すると、XY平面において、コイル40の本体部42は、外周42Oと、内周42Iと、重心42Gとを有している。外周42Oは、外側領域20OのXY平面における内側境界であり、内周42Iは、XY平面において内側領域20Iを囲んでいる。XY平面において、内側端部46は、内周42Iの内側に位置している。特に、内側端部46の引出部466は、内周42Iから重心42Gに近づくように離れており、且つ、内周42Iに囲まれている。
外周42Oは、XY平面における本体部42の外側の輪郭であり、内周42Iは、XY平面における本体部42の内側の輪郭である。外周42O上には、無数の外周点422が位置しており、内周42I上には、無数の内周点424が位置している。換言すれば、外周42Oは、外周点422の無限集合体であり、内周42Iは、内周点424の無限集合体である。
重心42Gは、本体部42のXY平面における幾何学的重心点である。本実施の形態による本体部42は、XY平面において、X方向と平行な軸について鏡対称な形状を有しており、且つ、Y方向と平行な軸について鏡対称な形状を有している。この鏡対称な形状により、重心42Gは、本体部42のX方向における中心に位置しており、且つ、Y方向における中心に位置している。本実施の形態において、XY平面における重心42Gの位置は、XY平面における中心軸42Xの位置と同じである。
XY平面において、任意の外周点422において、外周点422を通過する外周42Oの法線422Lを描くことができる。外周点422における法線422Lは、外周点422を通過する外周42Oの接線422Tと直交する直線である。外周点422における法線422Lは、ケース20の内面242と、交点248において交差する。以下、外周点422と交点248との間の距離を「コア距離D」という。即ち、XY平面において、外周点422を通過する法線422Lを描いたとき、外周点422とケース20との間の法線422Lに沿った距離によって、外周点422におけるコア距離Dが規定される。
外周点422におけるコア距離Dは、外周42O上の外周点422の位置によって異なる。以下、全ての外周点422におけるコア距離Dのうちの最大値を「最大コア距離DMAX」という。また、全ての外周点422におけるコア距離Dのうちの最小値を「最小コア距離DMIN」という。上述のように最大コア距離DMAX及び最小コア距離DMINを規定したとき、任意の外周点422におけるコア距離Dは、最小コア距離DMIN以上であり、且つ、最大コア距離DMAX以下である。
XY平面において、任意の外周点422について、外周点422及び重心42Gを通過する直線426Lを描くことができる。以下、外周点422についての直線426Lのうち、外周点422におけるコア距離Dが最大コア距離DMAXの所定%(例えば、70%)以下であるものを、「所定直線426P」という。所定直線426Pは、内周42Iと内周点424において交差する。
図11から図13までを参照すると、XY平面において、全ての所定直線426Pについて外周点422と重心42Gとの間を延びる線分を積分することで所定領域42Pが得られる。また、XY平面において、全ての所定直線426Pについて内周点424と重心42Gとの間を延びる線分を積分することで部分所定領域42PPが得られる。換言すれば、所定領域42Pは、所定直線426Pのうちの内周点424と重心42Gとの間を延びる線分の無限集合体である。また、部分所定領域42PPは、所定直線426Pのうちの内周点424と重心42Gとの間を延びる線分の無限集合体である。部分所定領域42PPは、所定領域42Pのうち内周42Iの内側に位置する領域である。本実施の形態によれば、収容部28には、2つの所定領域42P(図12に示した−Y側の所定領域42Pと、図13に示した+Y側の所定領域42P)が形成されている。
図11及び図12を参照すると、内側端部46の大部分は、XY平面において、部分所定領域42PPの内部に位置している。特に、内側端部46の引出部466全体が、部分所定領域42PPの内部に位置している。即ち、内側端部46は、ケース20から離れた本体部42の内側を通過して引き出されている。この配置により、磁束FXが内側端部46を避けるようにして内側端部46の周囲を流れたとしても、磁束FXがケース20を流れることが抑制できる。このため、ケース20に渦電流が生じることによる渦損を低減できる。
更に、所定直線426Pの定義から理解されるように、所定領域42Pは、本体部42の外周42Oの内側の領域のうち、ケース20に近い領域である。所定領域42PのY方向における外側には、磁気コア30が殆ど形成されていないため、磁束FXは、所定領域42Pを殆ど通過しない。内側端部46は、XY平面において、磁束密度が低い−Y側の所定領域42Pの内部に位置している。この配置により、磁束FXが内側端部46を流れることが抑制できる。このため、内側端部46に渦電流が生じることによる交流銅損を低減できる。加えて、内側端部46が磁束FXの流れを乱すことによるインダクタンスの低下が防止できる。
図11を参照すると、前述したように、所定直線426Pは、コア距離Dが最大コア距離DMAXの所定%以下である外周点422と重心42Gとの間を延びる直線426Lである。XY平面において、内側端部46は、このように規定された所定直線426Pのうちの少なくとも1つと交差している。本実施の形態において、所定%は、70%である。図11から理解されるように、所定%が低いほど、所定直線426Pは、磁束密度が低い領域を通過する。従って、所定%が低いほど、内側端部46は、磁束密度が低い領域に位置する。上述した本発明による効果を得るという観点からは、所定%は、大きくても70%であり、50%であることが好ましい。特に、内側端部46の引出部466全体を磁束密度が低い領域に位置させて本発明による効果を高めるという観点からは、所定%は、30%であることが好ましく、15%であることが更に好ましい。
図11を参照すると、所定直線426Pのうちの少なくとも1つは、交点468において内側端部46と交差し、内周点424において本体部42の内周42Iと交差する。内側端部46の引出部466全体を磁束密度が低い領域に配置するという観点からは、内側端部46は、内周42Iにできるだけ近い方が好ましい。より具体的には、重心42Gと交点468との間の距離(以下、「距離D2」という。)は、重心42Gと内周点424との間の距離(以下、「距離D1」という。)に近いことが好ましい。
図12を参照すると、所定領域42Pは、重心42G近傍の中央領域42Cと、本体部42が位置する境界領域42Bと、中央領域42Cと境界領域42Bとの間に位置する中間領域42Mとに分割できる。本実施の形態において、中間領域42Mは、重心42Gから距離D1の50%以上の距離だけ離れている。内側端部46は、中間領域42Mの内部に位置しており、これにより内周42Iに近づけられている。
本実施の形態によれば、内側端部46と交差する全ての所定直線426Pについて、距離D2は、距離D1の50%以上である。詳しくは、XY平面において、内側端部46のうちの所定直線426Pと交差する部位と重心42Gとの間の所定直線426Pに沿った距離D2は、重心42Gと内周42Iとの間の所定直線426Pに沿った距離D1の50%以上である。この条件によれば、本発明による効果が十分に得られる。但し、距離D2は、距離D1の30%以上であってもよい。
図11を参照すると、本実施の形態による端部48は、内側端部46と異なり、XY平面においてケース20の内面242の近傍に位置している。但し、図13を参照すると、端部48は、本体部42のうち+Y側の所定領域42Pの境界領域42Bの内側に位置する部位から上方に延びている。即ち、端部48は、内側端部46と同様に、磁束密度が低い領域に配置されている。この配置により、端部48における交流銅損を低減できると共に、端部48が磁束FXの流れを乱すことによるインダクタンスの低下が防止できる。
図11から図13までを参照すると、本実施の形態によれば、端部46及び端部48の一方である内側端部46のみが「内周42Iの内側に位置し、且つ、所定直線426Pのうちの少なくとも1つと交差する」というXY平面における位置的条件を満たしている。但し、本発明は、これに限られない。例えば、コイル40の巻き方によっては、端部46及び端部48の両方を、内周42Iの内側に配置できる。また、端部46及び端部48のうちの少なくとも一方が、上述したXY平面における位置的条件を満たしている限り、本発明による効果が得られる。換言すれば、端部46及び端部48のうちの少なくとも一方が、所定領域42Pを部分的に通過している限り、本発明による効果が得られる。更に、内側端部46の一部のみが、中間領域42Mの内部に位置していてもよい。換言すれば、内側端部46と交差する所定直線426Pのうちの少なくとも1つについて、距離D2が、距離D1の50%(又は、30%)以上であってもよい。
図3を参照すると、本実施の形態によれば、4つの部位や部材(ケース20、磁気コア30、コイル40の本体部42及び内側端部46の引出部466)のXY平面における位置関係は、Z方向における本体部42の上端と下端との間の任意のXY平面において同じである。従って、上述したXY平面における内側端部46の位置的条件は、Z方向における本体部42の上端と下端との間の任意のXY平面において成立する。但し、本発明は、これに限られない。例えば、XY平面における内側端部46の位置的条件は、Z方向における本体部42の上端と下端との間の一部のXY平面においてのみ成立してもよい。より具体的には、ケース20の側板24は、例えば、部分的に突出していてもよいし、部分的に凹んでいてもよい。
本実施の形態は、既に説明した変形例に加えて、以下に説明するように、更に様々に変形可能である。
図8を参照すると、本実施の形態によれば、コイル40の本体部42の外周42O及び内周42Iの夫々は、角の丸い矩形形状を有している。但し、本発明は、これに限られず、コイル40の本体部42の形状は、様々に変形可能である。例えば、図14を参照すると、コイル部品10(図3参照)は、円筒形状の本体部42Aを有するコイル40Aを備えていてもよい。この場合、本体部42Aの外周42O及び内周42Iの夫々は、円形状を有している。図14に示した内側端部46の配置及び端部48の配置によっても、前述した本発明による効果が同様に得られる。
図15を参照すると、コイル部品10(図3参照)は、コイル40(図3参照)に代えてコイル40Bを備えていてもよい。コイル40Bは、コイル40の内側端部46(図3参照)と少し異なる端部(内側端部)46Bを有していることを除き、コイル40と同じ構造を有している。図16を参照すると、内側端部46Bは、曲部462Bと、引出部466とを有している。曲部462Bは、本体部42の下端において折り返された後に本体部42の内側に引き出されている。
図17から図19までを参照すると、変形例によるコイル部品10Cは、第1部材32のみを備えた磁気コア30(図1参照)に代えて磁気コア30Cを備えている。磁気コア30Cは、第1部材32と、第2部材36とを備えている。第2部材36は、上側部材362と、下側部材366とを備えている。第2部材36の比透磁率(即ち、上側部材362及び下側部材366の夫々の比透磁率)は、第1部材32の比透磁率よりも高い。
図19を図5及び図6と併せて参照すると、コイル部品10Cの第1部材32は、コイル部品10の第1部材32と同様に、内側領域20Iと、外側領域20Oとに配置されている。加えて、第2部材36の上側部材362は、上側領域20Uに配置されており、第2部材36の下側部材366は、下側領域20Lに配置されている。このように配置された磁気コア30Cと、コイル40の本体部42とは、2つの磁気回路を構成している。コイル40の内側端部46は、2つの磁気回路の間を通過して磁気コア30Cの外部まで引き出されている。詳しくは、内側端部46は、第1部材32のみを通過して磁気コア30の外部まで引き出されている。変形例によるコイル部品10Cによれば、比透磁率の高い第2部材36が磁束FXを誘導するため、内側端部46が設けられた領域の磁束密度を更に低くでき、これにより本発明による効果を高めることができる。
本実施の形態において、第1部材32の比透磁率は、30よりも小さい。また、上側部材362及び下側部材366の夫々は、圧粉磁芯であり、第2部材36(上側部材362及び下側部材366の夫々)の比透磁率は、30以上である。但し、本発明は、これに限られない。例えば、上側部材362及び下側部材366の夫々は、積層磁芯であってもよい。また、第2部材36の比透磁率を第1部材32の比透磁率に対して十分に大きくするという観点からは、第1部材32の比透磁率は、5以上15以下であることが好ましく、第2部材36の比透磁率は、50以上300以下であることが好ましい。特に、第1部材32及び第2部材36を容易に製造するという観点からは、第1部材32の比透磁率は、10程度であることが好ましく、第2部材36の比透磁率は、100程度であることが好ましい。
図19に示されるように、上側部材362は、上側領域20Uのみに配置されており、下側部材366は、下側領域20Lのみに配置されている。詳しくは、上側部材362は、複数の上側磁性部材364からなり、下側部材366は、複数の下側磁性部材368からなる。上側磁性部材364は、少なくとも内側領域20Iの直上の領域において離間配置されており、下側磁性部材368は、少なくとも内側領域20Iの真下の領域において離間配置されている。特に、本実施の形態において、上側磁性部材364の数は、2であり、上側磁性部材364は、X方向において互いに離れている。同様に、下側磁性部材368の数は、2であり、下側磁性部材368は、X方向において互いに離れている。
但し、本発明は、これに限定されない。例えば、上側部材362は、主として上側領域20Uに配置されている限り、部分的に内側領域20Iの内部や外側領域20Oの内部に位置していてもよい。同様に、下側部材366は、主として下側領域20Lに配置されている限り、部分的に内側領域20Iの内部や外側領域20Oの内部に位置していてもよい。
図17及び図18を参照すると、上側磁性部材364及び下側磁性部材368の夫々は、XY平面に沿って延びる単純な平板形状を有している。また、上側磁性部材364及び下側磁性部材368は、互いに同一形状を有している。このため、第2部材36を設ける場合における製造コストの増加を抑えることができる。但し、本発明は、これに限定されない。上側磁性部材364及び下側磁性部材368の夫々は、様々な形状に形成できる。
図20を図17及び図18と併せて参照すると、別の変形例によるコイル部品10Dは、磁気コア30Cに代えて磁気コア30Dを備えている。磁気コア30Dは、第2部材36に代えて、第2部材36Dを備えている。第2部材36Dは、2つの上側磁性部材364からなる上側部材362に代えて、単一部材からなる上側部材362Dを備えている。第2部材36Dは、コイル部品10Cと同じ下側部材366を備えていてもよいし、下側部材366と異なる下側部材(例えば、単一部材からなる下側部材)を備えていてもよい。この変形例によるコイル部品10Dによっても、本発明による効果が同様に得られる。
10,10C、10D コイル部品
20 ケース
20U 上側領域
20L 下側領域
20I 内側領域
20O 外側領域
22 底板
24 側板
242 内面
248 交点
28 収容部
30,30C,30D 磁気コア
32 第1部材
322 磁性体粉末
324 結合剤
36,36D 第2部材
362,362D 上側部材
364 上側磁性部材
366 下側部材
368 下側磁性部材
40,40A,40B コイル
42,42A 本体部
42X 中心軸
42O 外周
42I 内周
42G 重心
42P 所定領域
42PP 部分所定領域
42C 中央領域
42M 中間領域
42B 境界領域
422 外周点
422T 接線
422L 法線
424 内周点
426L 直線
426P 所定直線
46,46B 端部(内側端部)
462,462B 曲部
466 引出部
468 交点
48 端部
482 曲部
486 引出部
FX 磁束

Claims (11)

  1. ケースと、磁気コアと、コイルとを備えるコイル部品であって、
    前記磁気コアは、前記ケースの内部に受容されており、
    前記コイルは、本体部と、2つの端部とを有しており、
    前記本体部は、前記磁気コアの内部に埋設されており、且つ、上下方向と平行に延びる中心軸の周りを巻回しており、
    前記端部の夫々は、前記本体部から前記磁気コアの上面を通過して前記磁気コアの外部まで引き出されており、
    前記上下方向と直交する直交平面において、前記本体部は、外周と、内周と、重心とを有しており、且つ、前記端部の少なくとも一方である内側端部は、前記内周の内側に位置しており、
    前記直交平面において、前記外周上に位置する外周点を通過する前記外周の法線を描いたとき、前記外周点と前記ケースとの間の前記法線に沿った距離によって、前記外周点におけるコア距離が規定され、
    全ての前記外周点における前記コア距離のうちの最大値を最大コア距離と規定したとき、前記直交平面において、前記内側端部は、前記コア距離が前記最大コア距離の所定%以下である前記外周点と前記重心との間を延びる所定直線のうちの少なくとも1つと交差しており、
    前記所定%は、70%であり、
    前記直交平面において、前記内側端部のうちの前記所定直線と交差する部位と前記重心との間の前記所定直線に沿った距離は、前記重心と前記内周との間の前記所定直線に沿った距離の30%以上である
    コイル部品。
  2. 請求項1記載のコイル部品であって、
    前記所定%は、50%である
    コイル部品。
  3. 請求項1記載のコイル部品であって、
    前記所定%は、30%である
    コイル部品。
  4. 請求項1から請求項までのいずれかに記載のコイル部品であって、
    前記磁気コアは、第1部材と、第2部材とを備えており、
    前記第2部材の比透磁率は、前記第1部材の比透磁率よりも高く、
    前記内側端部は、前記第1部材を通過して前記磁気コアの外部まで引き出されている
    コイル部品。
  5. 請求項記載のコイル部品であって、
    前記第2部材は、上側部材と、下側部材とを備えており、
    前記上側部材は、前記上下方向において前記コイルの前記本体部の上端よりも上に位置する上側領域に配置されており、
    前記下側部材は、前記上下方向において前記コイルの前記本体部の下端よりも下に位置する下側領域に配置されており、
    前記第1部材は、前記直交平面における前記本体部の内側の領域であって前記上側領域と前記下側領域とに挟まれた領域である内側領域と、前記直交平面における前記本体部の外側の領域であって前記上側領域と前記下側領域とに挟まれた領域である外側領域とに配置されている
    コイル部品。
  6. 請求項記載のコイル部品であって、
    前記上側部材は、前記上側領域のみに配置されており、
    前記下側部材は、前記下側領域のみに配置されている
    コイル部品。
  7. 請求項又は記載のコイル部品であって、
    前記上側部材は、複数の上側磁性部材からなり、
    前記上側磁性部材は、少なくとも前記内側領域の直上の領域において離間配置されている
    コイル部品。
  8. 請求項記載のコイル部品であって、
    前記上側磁性部材の数は、2であり、
    前記上側磁性部材は、前記上下方向と直交する方向において互いに離れている
    コイル部品。
  9. 請求項又は記載のコイル部品であって、
    前記上側磁性部材の夫々は、前記直交平面に沿って延びる平板形状を有している
    コイル部品。
  10. 請求項から請求項までのいずれかに記載のコイル部品であって、
    前記第1部材の比透磁率は、30よりも小さく、
    前記第2部材の比透磁率は、30以上である
    コイル部品。
  11. 請求項1から請求項10までのいずれかに記載のコイル部品であって、
    前記磁気コアと、前記コイルの本体部とは、少なくとも2つの磁気回路を構成しており、
    前記内側端部は、前記少なくとも2つの磁気回路の間を通過して前記磁気コアの外部まで引き出されている
    コイル部品。
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