JP6653941B2 - 型枠押さえ具および型枠固定方法 - Google Patents

型枠押さえ具および型枠固定方法 Download PDF

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Description

本発明は、例えば建築物等のコンクリート基礎を形成する際に用いられる型枠を固定するための型枠押さえ具および型枠固定方法に関する。
建築物等のコンクリート基礎、特にコンクリート基礎における立ち上がり部を形成する際には型枠が用いられる。一般的な型枠は、生コンクリートを堰き止める矩形の堰止面を形成する堰板部を有し、この堰板部の下端、上端、右端および左端にフランジを有する。また、堰板部の下端および上端のフランジは、堰止面と直交する方向に延びる延出部と、延出部から堰止面と平行に延びるリブとからなることが一般的である(特許文献1参照。)。
そして、コンクリート基礎の施工の際は、堰止面を対向させた複数の型枠を連続的に配設し、連続する型枠同士の間に各堰止面によって形成された立ち上がり空間内に生コンクリートが充填される。この生コンクリートが固化した後、各型枠が取り外され、立ち上がり部を有したコンクリート基礎が完成する。
従来、このような複数の型枠を配設する際、型枠の下端のフランジを直接釘打ちしたり、下端のフランジをベニヤ板等の木ぎれにより押さえ、この木ぎれを釘打ちしたりすることにより型枠が動かないように固定している。また、例えば特許文献1,2に記載のような型枠保持部材を用いて固定することもある。
特開2016−3476号公報 特開平10−61181号公報
しかしながら、上記のように型枠の下端のフランジを直接釘打ちする場合、フランジの幅が狭いために釘打ち作業が行いづらいという問題がある。また、下端のフランジを木ぎれにより押さえる場合、フランジの延出部の先端にリブが存在するため、木ぎれが斜めになってしまい、十分に押さえきれずに型枠がずれてしまう可能性がある。
また、特許文献1,2に記載のような型枠保持部材は構造が非常に複雑であるため、コストが高くなるという問題がある。また、これらの型枠保持部材はコンクリート基礎の立ち上がり部によって埋め殺しとなるため、再利用することができないという問題がある。
そこで、本発明においては、構造が簡単でコストが安く、再利用することが可能な型枠押さえ具を提供することを目的とする。
本発明の型枠押さえ具は、生コンクリートを堰き止める堰止面を形成する堰板部の下端に、堰止面と直交する方向に延びる延出部と、この延出部から堰止面と平行に延びるリブとからなるフランジを有する型枠を押さえる型枠押さえ具であって、延出部の上面に平板面で接して押さえる押え部と、押え部から上方へ立ち上がり、リブを跨いで当該型枠押さえ具を固定する固定面まで下りる跨ぎ部と、跨ぎ部から固定面に面して延び、固定面に釘打ち固定される固定部と、跨ぎ部によって跨がれるリブの側面に向かって延び、リブの側面に当接するリブ当接部とを有し、跨ぎ部が、押え部から固定部側に向かって斜め上方に延びる第1の立壁部と、第1の立壁部の上端から水平方向に延びる天板部と、固定部から押え部に向かって斜め上方に延びる第2の立壁部とから構成され、リブがリブ当接部と跨ぎ部の第1の立壁部との間に挟まれることにより位置決めされるものである。
また、本発明の型枠固定方法は、上記型枠押さえ具を、跨ぎ部により型枠のフランジのリブを跨いだ状態で押さえ部により型枠のフランジの延出部を押さえるように配置し、固定部に釘打ちすることにより固定面に固定することを含むことを特徴とする。
本発明の型枠押さえ具は、跨ぎ部により型枠のフランジのリブを跨いだ状態で押え部により型枠のフランジの延出部を押さえて、固定部に釘打ちすることにより固定面に固定することができる。このとき、リブ当接部がリブの側面に当接することで、型枠押さえ具がリブの側面により位置決めされるため、型枠は固定面にずれることなくしっかりと固定される。
ここで、固定部は、釘打ち装置の釘打ち部先端をガイドするガイド部を有するものであることが望ましい。これにより、釘打ち装置を使用して釘打ちする場合、釘打ち装置の釘打ち部先端をガイド部に当ててガイドさせることにより、簡単に位置決めして釘打ちすることが可能となる。
また、固定部は、ガイド部から放射状に延びるビードを有することが望ましい。これにより、固定面に釘打ちにより固定される固定部の強度が増すため、固定部の変形を防止することができ、型枠のずれをより防止することができる。
また、固定部は、釘打ちされる釘の頭部が通過不可能な第1孔と、釘の頭部が通過可能であり、第1孔に対して堰止面と平行方向に配設された第2孔と、釘の胴部が通過可能かつ釘の頭部が通過不可能であり、前記第1孔と前記第2孔とを接続する孔接続部とを有することが望ましい。これにより、第1孔に釘打ちすることにより固定面に固定された型枠押さえ具を堰止面と平行方向にスライドさせ、釘を固定面に残したまま釘の頭部を第2孔から通過させて、容易に取り外すことが可能となる。
また、リブ当接部は、リブの延びる方向の固定部の両端部から上方へ延び、さらにリブへ向かって延びる平板であることが望ましい。これにより、固定部のリブの延びる方向に対して直交する方向の強度が増し、この方向の変形がさらに防止できるとともに、簡単な構造で型枠押さえ具をリブの側面に位置決めすることが可能となる。
また、本発明の型枠押さえ具は、固定部の跨ぎ部と反対側の端部から上方へ立ち上がり、さらに跨ぎ部と反対側へ延びる庇部を有するものであることが望ましい。これにより、リブの延びる方向の固定部の強度が増し、この方向の変形がさらに防止できるとともに、コンクリート基礎の形成後、本発明の型枠押さえ具を取り外す際に、この庇部の下方へバール等の棒状の工具を差し込み、てこの原理により上方へ持ち上げて容易に取り外すことが可能となる。
また、庇部は、リブの延びる方向に延びるビードを有することが望ましい。これにより、庇部のリブの延びる方向の強度がさらに増し、この庇部の下方へバール等の棒状の工具を差し込み、上方へ持ち上げる際の庇部の変形を防止することができる。
(1)延出部の上面に面で接して押さえる押え部と、押え部から上方へ立ち上がり、リブを跨いで当該型枠押さえ具を固定する固定面まで下りる跨ぎ部と、跨ぎ部から固定面に面して延び、固定面に釘打ち固定される固定部と、跨ぎ部によって跨がれるリブの側面に向かって延び、リブの側面に当接するリブ当接部とを有し、跨ぎ部が、押え部から固定部側に向かって斜め上方に延びる第1の立壁部と、第1の立壁部の上端から水平方向に延びる天板部と、固定部から押え部に向かって斜め上方に延びる第2の立壁部とから構成され、リブがリブ当接部と跨ぎ部の第1の立壁部との間に挟まれることにより位置決めされる構成により、型枠をずれることなくしっかりと固定面に固定することが可能であり、構造が簡単でコストが安く、再利用することが可能な型枠押さえ具が得られる。
(2)固定部が釘打ち装置の釘打ち部先端をガイドするガイド部を有する構成により、釘打ち装置の釘打ち部先端をガイド部によりガイドさせ、簡単に位置決めして釘打ちすることが可能となり、作業性が良い。
(3)固定部がガイド部から放射状に延びるビードを有する構成により、固定部の変形を防止することができ、型枠のずれをより防止することができる。
(4)固定部が、釘打ちされる釘の頭部が通過不可能な第1孔と、釘の頭部が通過可能であり、第1孔に対して堰止面と平行方向に配設された第2孔と、釘の胴部が通過可能かつ釘の頭部が通過不可能であり、前記第1孔と前記第2孔とを接続する孔接続部とを有する構成により、第1孔に釘打ちすることにより固定面に固定された型枠押さえ具を堰止面と平行方向にスライドさせ、釘を固定面に残したまま釘の頭部を第2孔から通過させて、容易に取り外すことが可能となる。
(5)リブ当接部がリブの延びる方向の固定部の両端部から上方へ延び、さらにリブへ向かって延びる平板である構成により、固定部のリブの延びる方向に対して直交する方向の変形がさらに防止できるとともに、簡単な構造で型枠押さえ具をリブの側面に位置決めすることが可能となる。
(6)固定部の跨ぎ部と反対側の端部から上方へ立ち上がり、さらに跨ぎ部と反対側へ延びる庇部を有する構成により、固定部のリブの延びる方向の変形がさらに防止できるとともに、コンクリート基礎の形成後、本発明の型枠押さえ具を容易に取り外すことが可能となる。
(7)庇部がリブの延びる方向に延びるビードを有する構成により、庇部の下方へバール等の棒状の工具を差し込み、上方へ持ち上げる際の庇部の変形を防止することができる。
本発明の実施の形態における型枠押さえ具の斜視図である。 図1の型枠押さえ具の平面図である。 図1の型枠押さえ具の正面図である。 図2のIV−IV断面図である。 図2のV−V断面図である。 図2のVI−VI断面図である。 本実施形態における型枠押さえ具の使用状態を示す断面図である。 本実施形態における型枠押さえ具の別の取り外し方法を説明する図であって、(a)はスライド前の状態を示す平面図、(b)はスライド後の状態を示す平面図である。 (a)〜(d)はガイド部の別の形状を示す平面図、(e)は(a)のE−E断面図である。 (a)〜(d)はガイド部の別の形状を示す平面図、(e)は(a)のE−E断面図である。 (a)はガイド部のさらに別の形状を示す平面図であり、b)は(a)のB−B断面図である。
図1は本発明の実施の形態における型枠押さえ具の斜視図、図2は平面図、図3は正面図、図4は図2のIV−IV断面図、図5は図2のV−V断面図、図6は図2のVI−VI断面図、図7は本実施形態における型枠押さえ具の使用状態を示す断面図、図8は本実施形態における型枠押さえ具の別の取り外し方法を説明する図であって、(a)はスライド前の状態を示す平面図、(b)はスライド後の状態を示す平面図である。
図7に示すように、本実施形態における型枠押さえ具1は、生コンクリートを堰き止める堰止面101Aを形成する堰板部101の下端に、堰止面101Aと直交する方向に延びる延出部102Aと、この延出部102Aから堰止面101Aと平行に延びるリブ102Bとからなるフランジ102を有する型枠100を、固定面103に押さえ付けて固定するためのものである。
図1〜図6に示すように、型枠押さえ具1は、フランジ102の延出部102Aの上面に面で接して押さえる押え部10と、フランジ102のリブ102Bを跨ぐ跨ぎ部20と、固定面103に釘打ち固定される固定部30と、フランジ102のリブ102Bの側面に当接するリブ当接部40と、取り外しの際に下方へバール等の棒状の工具T2を差し込んで上方へ持ち上げるための庇部50とを有する。
押え部10は、フランジ102のリブ102Bと堰板部101との間の延出部102Aの上面に面接触する平板である。跨ぎ部20は、押え部10から固定部30側に向かって斜め上方に延びる立壁部21と、立壁部21の上端から水平方向に延びる天板部22と、固定部30から押え部10に向かって斜め上方に立ち上がる立壁部23とから構成され、押え部10から上方へ立ち上がり、リブ102Bを跨いで固定面103まで下りる形状となっている。
固定部30は、跨ぎ部20から固定面103に面して延び、固定面103に釘打ち固定される部分である。固定部30には、釘打ち装置の釘打ち部先端T1(図7参照。)をガイドするガイド部31が形成されている。釘打ち装置は、円筒状の釘打ち部先端T1から釘Nをガス圧により打ち付けるものである。ガイド部31はこの釘打ち部先端T1が嵌合するように周囲をリング状に盛り上げて形成した円形状の凹部である。
ガイド部31の中心には釘Nの胴部N1が貫通し、頭部N2が通過不可能な大きさの第1孔32Aが形成されている。また、この第1孔32Aに対して堰止面101Aと平行方向には釘Nの頭部N2が通過可能な大きさの第2孔32Bが形成されている。そして、これらの第1孔32Aおよび第2孔32Bは、釘Nの胴部N1が通過可能かつ釘Nの頭部N2が通過不可能な大きさの孔接続部32Cにより接続されている。また、固定部30には、ガイド部31から放射状に延びるビード33が形成されている。
リブ当接部40は、リブ102Bの延びる方向の固定部30の両端部(図2の上下端部)から上方へ延び、さらにリブ102Bへ向かって延びる平板である。リブ当接部40は、跨ぎ部20によって跨がれるリブ102Bの側面に向かって延び、リブ102Bの側面に当接する。リブ102Bがリブ当接部40と跨ぎ部20の立壁部21との間に挟まれることにより、型枠押さえ具1は位置決めされる。
庇部50は、固定部30の跨ぎ部20と反対側の端部から上方へ立ち上がり、さらに跨ぎ部20と反対側へ延びる平板である。庇部50は、リブ102Bの延びる方向に延びるビード51を有する。庇部50と固定面103との間には、取り外しの際に下方へバール等の棒状の工具T2を差し込むための隙間52が形成される。
上記構成の型枠押さえ具1は、図7に示すように、型枠100を設置する際、型枠100のフランジ102の延出部102Aの上面に押え部10を面接触させ、フランジ102のリブ102Bを跨ぎ部20により跨いだ状態で固定部30の第1孔32Aに釘Nを打ち込むことにより固定面103に固定する。このとき、リブ当接部40がリブ102Bの側面に当接し、リブ102Bがリブ当接部40と跨ぎ部20の立壁部21との間に挟まれることにより、型枠押さえ具1は位置決めされるため、型枠100は固定面103にずれることなくしっかりと固定される。
また、釘Nの打ち込みの際には、固定部30のガイド部31に釘打ち装置の釘打ち部先端T1を嵌め込むようにすることで、釘打ち先端T1をガイド部31にガイドさせ、簡単に位置決めして釘打ちすることが可能であり、作業が容易である。また、型枠100の取り外しの際には、庇部50の下方の隙間52へバール等の棒状の工具T2を差し込み、この工具2をてこの原理により上方へ持ち上げることで、型枠押さえ具1を釘Nごと容易に取り外すことが可能である。
また、本実施形態における型枠押さえ具1は、図8(a)、(b)に示すように、堰止面101Aと平行方向かつ水平方向にスライドさせることにより、釘Nを第1孔32Aから孔接続部32Cを通じて第2孔32Bへ導き、釘Nを固定面103に残したまま釘Nの頭部N2を第2孔32Bから通過させて、容易に取り外すことも可能となっている。この場合、バール等の工具T2により庇部50を持ち上げないため、型枠押さえ具1の変形を防止することができる。
また、本実施形態における型枠押さえ具1は、固定部30にガイド部31から放射状に延びるビード33を有するため、固定面103に釘打ちにより固定される固定部30の強度が増しており、固定部30の変形が防止されている。したがって、固定部30の変形による型枠100のずれをより防止することが可能である。なお、ビード33の形状は、図2に示した形状だけでなく、他の形状としても良い。
また、本実施形態におけるガイド部31は、釘打ち部先端T1が嵌合するように周囲をリング状に盛り上げて形成した円形状の凹部としているが、他の形状としても良い。図9および図10の(a)〜(d)はガイド部の別の形状を示す平面図、(e)は(a)のE−E断面図である。ガイド部は釘打ち部先端T1が嵌合してずれないような形状であれば良く、図9の(a)〜(d)に示すように釘打ち部先端T1を囲むように周囲を多角形状に盛り上げて形成したり、図10の(a)〜(d)に示すように釘打ち部先端T1を囲むように周囲に3ヶ所以上盛り上げて形成したりすることができる。
図11(a)はガイド部のさらに別の形状を示す平面図であり、同図(b)は同図(a)のB−B断面図である。図11に示すガイド部は釘打ち部先端T1を囲むように周囲を部分的に切り起こして形成したものである。図9〜図11に示すようなガイド部であっても、前述と同様、釘打ち先端T1をガイド部にガイドさせ、簡単に位置決めして釘打ちすることが可能であり、作業が容易となる。
また、本実施形態における型枠押さえ具1は、リブ当接部40がリブ102Bの延びる方向の固定部30の両端部から上方へ延び、さらにリブ102Bへ向かって延びる平板であるため、固定部30のリブ102Bの延びる方向に対して直交する方向の強度が増しており、この方向の変形がさらに防止されている。
上記構成の型枠押さえ具1は、押え部10、跨ぎ部20、固定部30、リブ当接部40および庇部50を例えば板厚1〜4mmの一枚の鉄板、亜鉛めっき鋼板やステンレス鋼板からプレス加工することにより形成することが可能であり、本実施形態における型枠押さえ具1は低コストで製造することが可能である。特に、リブ当接部40は、固定部30の両端部を曲げ加工することにより、鋼板の切断面をリブ102Bへの当接面とできるため、簡単な構造で精度良くリブ102Bの側面に型枠押さえ具1を位置決めすることが可能となっている。
また、本実施形態における型枠押さえ具1の庇部50は、固定部30の端部から上方へ立ち上がり、さらに外側へ延びる構造であるため、リブ102Bの延びる方向の固定部30の強度が増しており、この方向の変形がさらに防止されている。さらに、この庇部50には、リブ102Bの延びる方向に延びるビード51を有するため、庇部50のリブの延びる方向の強度が増し、この庇部50の下方へバール等の棒状の工具T2を差し込み、上方へ持ち上げる際の庇部50の変形が防止されている。
本発明の型枠押さえ具は、例えば建築物等のコンクリート基礎を形成する際に用いられる型枠を固定するための器具として有用であり、特に、構造が簡単でコストが安く、再利用することが可能な型枠押さえ具として好適である。
1 型枠押さえ具
10 押え部
20 跨ぎ部
21,23 立壁部
22 天板部
30 固定部
31 ガイド部
32A 第1孔
32B 第2孔
32C 孔接続部
33 ビード
40 リブ当接部
50 庇部
51 ビード

Claims (6)

  1. 生コンクリートを堰き止める堰止面を形成する堰板部の下端に、前記堰止面と直交する方向に延びる延出部と、この延出部から前記堰止面と平行に延びるリブとからなるフランジを有する型枠を押さえる型枠押さえ具であって、
    前記延出部の上面に平板面で接して押さえる押え部と、
    前記押え部から上方へ立ち上がり、前記リブを跨いで当該型枠押さえ具を固定する固定面まで下りる跨ぎ部と、
    前記跨ぎ部から前記固定面に面して延び、前記固定面に釘打ち固定される固定部と、
    前記跨ぎ部によって跨がれる前記リブの側面に向かって延び、前記リブの側面に当接するリブ当接部と
    を有し、
    前記跨ぎ部が、前記押え部から前記固定部側に向かって斜め上方に延びる第1の立壁部と、前記第1の立壁部の上端から水平方向に延びる天板部と、前記固定部から前記押え部に向かって斜め上方に延びる第2の立壁部とから構成され、
    前記リブが前記リブ当接部と前記跨ぎ部の前記第1の立壁部との間に挟まれることにより位置決めされる型枠押さえ具。
  2. 前記リブ当接部は、前記リブの延びる方向の前記固定部の両端部から上方へ延び、さらに前記リブへ向かって延びる平板である請求項1記載の型枠押さえ具。
  3. 前記固定部は、釘打ち装置の釘打ち部先端をガイドするガイド部を有する請求項1または2に記載の型枠押さえ具。
  4. 前記固定部は、前記釘打ちされる釘の頭部が通過不可能な第1孔と、前記釘の頭部が通過可能であり、前記第1孔に対して前記堰止面と平行方向に配設された第2孔と、前記釘の胴部が通過可能かつ前記釘の頭部が通過不可能であり、前記第1孔と前記第2孔とを接続する孔接続部とを有する請求項1から3のいずれか1項に記載の型枠押さえ具。
  5. 前記固定部の前記跨ぎ部と反対側の端部から上方へ立ち上がり、さらに前記跨ぎ部と反対側へ延びる庇部を有する請求項1から4のいずれか1項に記載の型枠押さえ具。
  6. 生コンクリートを堰き止める堰止面を形成する堰板部の下端に、前記堰止面と直交する方向に延びる延出部と、この延出部から前記堰止面と平行に延びるリブとからなるフランジを有する型枠を押さえる型枠押さえ具であって、
    前記延出部の上面に平板面で接して押さえる押え部と、
    前記押え部から上方へ立ち上がり、前記リブを跨いで当該型枠押さえ具を固定する固定面まで下りる跨ぎ部と、
    前記跨ぎ部から前記固定面に面して延び、前記固定面に釘打ち固定される固定部と、
    前記跨ぎ部によって跨がれる前記リブの側面に向かって延び、前記リブの側面に当接するリブ当接部と
    を有し、
    前記跨ぎ部が、前記押え部から前記固定部側に向かって斜め上方に延びる第1の立壁部と、前記第1の立壁部の上端から水平方向に延びる天板部と、前記固定部から前記押え部に向かって斜め上方に延びる第2の立壁部とから構成され、
    前記リブが前記リブ当接部と前記跨ぎ部の前記第1の立壁部との間に挟まれることにより位置決めされる型枠押さえ具を、前記跨ぎ部により前記型枠のフランジのリブを跨いだ状態で前記押さえ部により前記型枠のフランジの延出部を押さえるように配置し、前記固定部に釘打ちすることにより前記固定面に固定することを含む型枠固定方法。
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