JP6652745B2 - 加工工具ホルダと精密仕上げロボットシステム - Google Patents

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Description

本発明は、加工ロボットによりワークを仕上げ加工するための加工工具ホルダと精密仕上げロボットシステムに関する。
仕上げ加工とは、一般的には鋳造や機械加工後のワークを、手作業によって図面で規定される所定の形状や表面粗さに調整する作業であり、バリ取り、面取り、R付け、ブレンド、磨きなど多様な工程が含まれる。
仕上げ加工の中でも、複雑形状部品や精密部品の仕上げは、熱処理による部品の形状変化などの理由により自動化が難しく、熟練作業者の経験や技能に依存せざるをえない作業である。
そのため、作業者の熟練度に応じて仕上げ後のワーク品質がばらつく問題が生じる。
この問題を解決するため、ロボットアームの手先に仕上げ工具を取り付け、加工経路に沿って動作させてワークを仕上げ加工することが既に提案されている。
この場合、仕上げ工具として、スピンドルに固定され、軸心を中心に回転駆動され、軸方向に延びるブラシ状砥石を保持する工具が用いられる。かかる工具(以下、「砥石ブラシ」と呼ぶ)は、例えば特許文献1に開示されている。
また、この砥石ブラシを用いてワークを研磨する「ブラシ研磨装置」が、例えば特許文献2に開示されている。
特開2009−50967号公報 特開2008−132554号公報
例えばワークの仕上げ箇所が、ギヤ歯の歯面である場合、その仕上げ箇所の近傍(例えば4〜6mm離れた位置)に非加工部が存在する場合がある。従来の砥石ブラシは、外周面が円筒形に束ねられた複数の線状砥材を有し、軸心を中心に高速(例えば1万rpm以上)で回転駆動すると遠心力によりブラシ状砥石の端面が拡大する。また、拡大時の端面直径がブラシの突き出し長さや、回転速度によって変動する。
そのため、仕上げ箇所の近傍に非加工部が存在する場合、遠心力によりブラシ状砥石の端面が拡大し非加工部を加工してしまうため、従来の砥石ブラシの適用が困難であった。
また、砥石ブラシは使用中にブラシ状砥石の端部が摩耗し、ブラシ状砥石の突出し長さが変化するため、仕上げ加工部の仕上げ状態が変化し、安定した精密仕上げの実現が困難であった。
本発明は、上述した問題点を解決するために創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、軸心を中心に加工工具ホルダを高速で回転駆動しても、加工中に変形する加工工具の遠心力による拡大を防止し、かつ突出し長さを調整して安定した精密仕上げを実現できる手段を提供することにある。
本発明によれば、加工中に変形する加工工具を保持できるマンドレルと、
加工工具外周面に密着又は近接する変形防止孔を有し、マンドレル外周面に軸方向に移動可能に嵌合するスリーブと、
前記マンドレルの前記軸方向に前記スリーブを複数の停止位置に移動可能に保持する移動保持機構と、を有し、
前記移動保持機構は、前記マンドレル外周面に沿って前記スリーブを前記軸方向の力により前記軸方向に移動可能であり、かつ力の除去により前記軸方向の複数の停止位置に前記スリーブを固定して保持するように構成されている、加工工具ホルダが提供される。
本発明の加工工具ホルダは、加工工具外周面に密着又は近接する変形防止孔を有し、マンドレル外周面に軸方向に移動可能に嵌合するスリーブを有する。
この構成により、軸心を中心に加工工具ホルダを高速(例えば1万rpm以上)で回転駆動しても、加工中に変形する加工工具の遠心力による変形を変形防止孔により防止することができる。
また、本発明の加工工具ホルダは、マンドレルの軸方向にスリーブを複数の停止位置に移動可能に保持する移動保持機構を有する。
この構成により、スリーブに軸方向の力を付加することで、スリーブをマンドレルの軸方向に移動することができる。また、この力の除去により複数の停止位置にスリーブを保持することができる。
従って、加工中に変形する加工工具の突出し長さを調整して安定した精密仕上げを実現できる。
本発明の加工工具ホルダを用いる精密仕上げロボットシステムの全体構成図である。 本発明の加工工具ホルダに適用する加工工具の全体構成図である。 第1実施形態の加工工具ホルダの斜視図である。 突出し長さが長い状態の第1実施形態の加工工具ホルダの側面図(A)と断面図(B)である。 突出し長さが短い状態の第1実施形態の加工工具ホルダの側面図(A)と断面図(B)である。 図3〜図5に示した本発明の加工工具ホルダの作用効果の説明図である。 図5(B)の変形例である。 本発明の加工工具ホルダの第2実施形態図である。 本発明の加工工具ホルダの第3実施形態図である。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
図1は、本発明の加工工具ホルダを用いる精密仕上げロボットシステム100の全体構成図である。
精密仕上げロボットシステム100(以下、単に、「本システム100」と呼ぶ。)は、産業用ロボットに知能化技術を適用して、人間のように仕上げを行うシステムである。
本システム100は、ロボット12、ロボットコントローラ14、力覚センサ16、及びハンド20を備える。
ロボット12は、3次元空間において、ハンド20の位置及び姿勢を変更する。ロボットコントローラ14は、ロボット12を制御する。力覚センサ16は、ハンド20に作用する外力を検出する。
図1において、本システム100は、さらに、ATC(Auto Tool Changer)18、工具22、制御PC24、ハンドラック26、工具ラック28、割出台30、ドレス台32、操作タッチパネル34、及びPLC(プログラマブルコントローラ)36を備える。
力覚センサ16は、ロボット12の手先に取り付けられている。ATC18は、力覚センサ16に取り付けられている。
ハンド20は、ATC18に取り付けられたフランジ20aとスピンドル20bからなる。工具22は、スピンドル20bに取り付けられている。
制御PC24は、目標軌道を演算する。ハンドラック26は、ハンド20を収納する。
工具ラック28は、工具22を収納する。割出台30は、ワークWを載せ回転させる。ドレス台32は、工具22をドレスする。
PLC36は、他のコンピュータと同じようにマイクロプロセッサが使われ、ソフトで動作する。
ハンド20と工具22はそれぞれATC18とスピンドル付属の機能を用いて着脱が可能である。
工具22は、本発明の加工工具ホルダ40(図3参照)とこれに保持された加工工具を意味する。以下、区別が必要な場合を除き、単に「工具」と呼ぶ。
本システム100は、作業者が割出台30にワークWをセットし、操作タッチパネル34でワーク機種や仕上げ内容を選択してスタートさせる。スタート後は、ロボット12が割出台30と計測ピンを用いてワークWの仕上げ位置を特定した後、ハンド交換、工具交換、工具22のドレスを自動で行いながら、選択された一連の仕上げ作業を行う。
目標軌道は、ロボット軌道データや、力覚センサ16が取得する力データとトルクデータ、ロボットコントローラ14から取得する位置データと姿勢データを元に制御PC24で演算され、ロボットコントローラ14へ位置指令が送られる。
本システム100の特徴点は以下の4点である。
(1)仕上げに応じて様々なハンド20と工具22を使い分けることができる。
本システム100は、ハンド20と工具22を、仕上げ内容や条件に応じて様々に使い分けて仕上げを行っている。本システム100はこのような使い分けを、工具交換、ハンド交換、位置制御、力制御、位置と力のハイブリッド制御を用いて実現している。
(2)CADモデルとCAMから仕上げ軌道を作成できる。
CADとは、パソコンの画面上で図面を作成するためのソフトウェアである。またCAMとは、パソコン上でNC工作機械の加工プログラムを作成するソフトウェアである。
本システム100は、CADモデルとCAMから仕上げ軌道をオフラインで作成できる。複雑曲面での磨き軌道作成など、教示作業で行うには手間がかかる軌道を作成する際に有効である。
(3)ワークWの位置誤差を補償できる。
本システム100は、計測ピンをワークWに接触させてワークWの位置を計測するタッチセンシング機能を用いて、ワークWの位置誤差を補償して高精度に仕上げることができる。
(4)仕上げ用のロボット言語を使用できる。
本システム100は、仕上げに必要な一連の動作と変数をコマンド化及びパラメータ化し、仕上げ用のロボット言語体系を構築している。コマンド化された動作の一例として、力制御で仕上げを行う、タッチセンシング計測結果を記録して仕上げ動作に使用する、スピンドル20bなどの周辺機器を動かす、といった動作が挙げられる。
図2は、本発明の加工工具ホルダ40(図3)に適用する加工工具の全体構成図である。
図2(A)(B)に示す加工工具は、ブラシ状砥石1であり、(A)はブラシ状砥石1の断面図、(B)はその側面図である。また、図2(C)に示す加工工具は、軸付砥石4である。この例において軸付砥石4は、砥石部4aと軸部4bとからなる。
なお、加工工具は、加工中に変形(例えば、磨耗)する限りでその他の加工工具であってもよい。
図2(A)(B)に示すように、ブラシ状砥石1は、加工工具外周面2aが円筒形に束ねられた複数の線状砥材2(カッティングファイバ)と、線状砥材2の砥石末端部(図で左端部)を保持し線状砥材2の中心軸と同軸に位置する円筒形保持部3(ホルダ)とを有する。
線状砥材2(カッティングファイバ)は、例えばアルミナ繊維製砥石からなる線材である。線状砥材2の直径及び本数は任意である。複数の線状砥材2は隙間なく密に束ねられている。複数の線状砥材2は、互いに密着しており、その隙間は空洞になっている。なおこの空洞に接着剤を充填し互いに強固に連結してもよい。
円筒形保持部3(ホルダ)は、円筒形状の金属部材であり、その一端(図で右端)に線状砥材2の末端部を収容する中空円筒部を有する。この中空円筒部のかしめ等により、複数の線状砥材2の末端部を強固に固定している。なお、かしめ以外の接着や一体成形等で固定してもよい。
複数の線状砥材2の全体の外径dは、例えば約6mm(4〜8mm)、円筒形保持部3からの自由長さL1は、例えば約30mmである。
また、円筒形保持部3の外径Dは、例えば約8mm(6〜10mm)、円筒形保持部3の長さL2は、例えば約10mmである。
この例において、円筒形保持部3には軸線に直交する雌ねじ穴3aが設けられている。雌ねじ穴3aは貫通していることが好ましい。雌ねじ穴3aの大きさは、例えばM2.4〜M3.0である。
図3〜図5は、本発明の加工工具ホルダ40の第1実施形態図である。
このうち、図3は、加工工具ホルダ40とブラシ状砥石1の斜視図であり、図4は、突出し長さL3が長い状態の加工工具ホルダ40とブラシ状砥石1の側面図(A)と断面図(B)である。
本発明の加工工具ホルダ40は、スピンドル20bに固定され、スピンドル20bの軸心Z−Zを中心に回転駆動され、スピンドル20bの軸方向に延びるブラシ状砥石1を保持する。
以下、特に区別しない限り、「軸心」とはスピンドル20b及びマンドレル42の軸心Z−Zを意味し、「軸方向」とは、スピンドル20b及びマンドレル42の軸方向を意味する。
図3において、加工工具ホルダ40は、マンドレル42とスリーブ44を備える。
図4において、マンドレル42は、加工中に変形する加工工具を保持できる。
すなわちマンドレル42は、マンドレル末端部42aがスピンドル20bに固定され、スピンドル20bの軸方向に延び、マンドレル先端部42bがブラシ状砥石1をスピンドル20bの軸心Z−Zと同軸に保持する。
なお、加工工具が軸付砥石4(図2(C)参照)の場合には、軸付砥石4の軸部4bをマンドレル先端部42bに固定する。
加工工具ホルダ40とマンドレル42の軸心Z−Zは、スピンドル20bの軸心Z−Zと一致する。
この例において、マンドレル42は、さらに、嵌合孔42c,マンドレル外周面42d,凹部42e,及び雌ねじ穴42fを有する。
嵌合孔42cには、ブラシ状砥石1の円筒形保持部3(又は軸付砥石4の軸部4b)が嵌合し、雌ねじ穴3aと螺合するねじ(図示せず)により、マンドレル42にブラシ状砥石1(又は軸付砥石4の軸部4b)を軸心Z−Zと同軸に保持する。
マンドレル外周面42dは、マンドレル先端部42bから末端側に延びる軸心Z−Zと同軸の円筒形部分である。
凹部42eは、マンドレル外周面42dの中間部に設けられ、マンドレル外周面42dより内側に位置する平行面を有する。
雌ねじ穴42fは、凹部42eに設けられ、軸心Z−Zに直交する。
図4において、スリーブ44は、加工工具外周面2aに近接又は密着する変形防止孔44bを有し、マンドレル外周面42dに軸方向に移動可能に嵌合する。
すなわち、スリーブ44は、マンドレル42のマンドレル外周面42dに軸方向に移動可能に嵌合する。また、スリーブ44の軸心Z−Zは、スピンドル20bの軸心Z−Zと一致する。
また、スリーブ44は、ブラシ状砥石1の線状砥材2を通しその加工工具外周面2aに密着又は近接する変形防止孔44bをスリーブ先端部44aに有する。
スリーブ先端部44aは、この例では切頭円錐形である。
この例において、スリーブ44は、さらに、スリーブ内周面44c,スリーブ外周面44d,及び縮径部44eを有する。
スリーブ内周面44cは、軸心Z−Zと同心の円筒内面であり、マンドレル外周面42dに微小隙間を介して嵌合し、スリーブ44を軸方向に移動可能に案内する。
スリーブ外周面44dは、スリーブ先端部44aから末端側に延びる軸心Z−Zと同心の円筒外面である。
縮径部44eは、スリーブ外周面44dの中間部に設けられ、マンドレル外周面42dより小径の円筒外面である。
図4において、加工工具ホルダ40は、さらに、移動保持機構50を備える。
移動保持機構50は、マンドレル42の軸方向にスリーブ44を複数の停止位置に移動可能に保持する。すなわち、移動保持機構50は、マンドレル外周面42dに沿ってスリーブ44を軸方向の力により軸方向に移動可能であり、かつ力の除去により軸方向の複数の停止位置にスリーブ44を固定して保持する。
この例において、移動保持機構50は、複数の円周溝45a、第1係合ヘッド51、及び第1付勢機構52を有する。
複数の円周溝45aは、スリーブ44のスリーブ内周面44cに軸方向に間隔を隔てて設けられている。複数の円周溝45aは、この例では一定のピッチ(例えば1〜3mm)で多数(例えば10〜30)設けられている。
この例で円周溝45aは、軸方向に対し一定の勾配(例えば45°)を有する1対のテーパ面を有するV形溝である。
また、円周溝45aの内面は、スリーブ内周面44cと同一の円筒内面であり、軸心Z−Zと同心にスリーブ44を保持するようになっている。
なお、円周溝45aの形状と寸法は、この例に限定されず、任意に設定することができる。
第1係合ヘッド51は、マンドレル42に設けられ、円周溝45aと嵌合する。この例で、第1係合ヘッド51は、円周溝45a(V形溝)と嵌合する円弧面又は球面を有する。
第1付勢機構52は、第1係合ヘッド51を半径方向外方に付勢する。
この例で、第1付勢機構52は、第1係合ヘッド51を半径方向外方に付勢する第1圧縮コイルバネ52aと、第1圧縮コイルバネ52aを内側に収容するバネケース52bとを有する。
バネケース52bは、一端が閉じられた中空円筒形の部材であり、その外面に雌ねじ穴42fと螺合する雄ねじ部を有する。
上述した第1付勢機構52の構成により、第1係合ヘッド51を半径方向外方に付勢することができる。また、雌ねじ穴42fと螺合するバネケース52bの半径方向位置を調整することで、第1係合ヘッド51に作用する付勢力を可変調整することができる。
図4(B)において、第1付勢機構52は軸方向に間隔を隔てて1対が設けられ、それぞれ軸心Z−Zに対して反対方向に設けられている。
なお、第1付勢機構52は複数に限定されず、単一であってもよい。
図5は、突出し長さL3が短い状態の第1実施形態の加工工具ホルダ40の側面図(A)と断面図(B)である。
突出し長さL3が短い状態(図5)において、軸心Z−Zを中心に加工工具ホルダ40を高速(例えば1万rpm以上)で回転駆動しても、線状砥材2の遠心力による拡大を変形防止孔44bにより防止することができる。
また上述した第1実施形態の移動保持機構50により、本システム100によりハンド20を移動して、例えばスリーブ44の先端面X(図4(B)、図5(B)参照)を外部の固定部に押し当て、この状態で先端面Xを軸方向に押して移動する。この移動量及び移動力は本システム100により任意に設定することができる。
この移動の際、スリーブ44に作用する軸方向の力を予め設定した力以上に設定することで、図4に示した位置まで、スリーブ44をマンドレル外周面42dに沿って軸方向に移動することができる。また、この力の除去により、第1係合ヘッド51が円周溝45a(V形溝)と嵌合する位置でスリーブ44が固定されるので、複数の停止位置にスリーブ44を固定して保持することができる。
従って、図5の位置から図4の位置まで、一定のピッチで移動させることができ、ブラシ状砥石1の突出し長さを調整して安定した精密仕上げを実現できる。
なお、移動保持機構50が、スリーブ側にある構成も可能である。ただし、スリーブ側にばねを固定すると、回転工具の場合、ばねが緩む方向に遠心力が作用する。マンドレル側にばね等を固定することで、遠心力の向きが、スリーブ44を保持するように作用する。
図6は、図3〜図5に示した本発明の加工工具ホルダ40の作用効果の説明図である。
本発明の効果として、突き出し長の自動化が挙げられる。手でスリーブ44を移動することも可能だが、本発明の加工工具ホルダ40を使って加工工具をロボット12のハンド20(図1参照)に把持させることで、ロボット12によりスリーブ44を押し込むことができる。従って、加工工具の突き出し長を一定に保ちながら安定した加工ができ、その突き出し長を一定に保つ動作を自動化できる。
自動化に際しては、ロボット12のタッチセンシング機能と組みあわせる。すなわち、図6(A)に示すように、加工工具を治具5に接触させ、その接触点のデータを元に、図6(B)に示すように、スリーブ44を押し込むことで、加工工具の長さが変化しても、突き出し長を一定にすることができる。
図6(C)(D)に示すように、工具長が変わっても同様に突き出し長を一定にすることができる。
また治具5の形や配置を変えれば、スリーブ44を押し込むだけでなく、引き出すことも可能である。
また、以上の構成ではスリーブ44が可動であるが、逆にマンドレル42を可動にすることも可能である。加工工具が短くなったときにはマンドレル側を引き出す必要があるため、スリーブ側に長穴を設け、そこにマンドレル42と一体の突起を出すことが好ましい。
図7は、図5(B)の変形例である。この図において、(A)は図5(B)と同様の図、(B)は、(A)のB−B断面図である。
図7(A)(B)に示すように、第1付勢機構52(プランジャ)の長さ調整のために、スリーブ側に長穴47を設けておくことが好ましい。この長穴47を通してレンチ6で第1付勢機構52を調整することができる。
なおこの場合、回転時の動バランスを考慮して、奇数(この例では3つ)の長穴47を周方向に等間隔に配置することが好ましい。
また、この状態で加工工具を使用した場合、スリーブ44が自由に回転してしまう。そこで、図7(B)に示すように、長穴47の1つに嵌るように突起物48を設け、スリーブ44が回転しないようにすることが好ましい。
図8は、本発明の加工工具ホルダ40の第2実施形態図である。この図において、(A)は加工工具ホルダ40の側面図、(B)は断面図である。
この例において、移動保持機構50は、複数の円周突部43a、第2係合ヘッド53、及び第2付勢機構54を有する。
複数の円周突部43aは、マンドレル42の外面に軸方向に間隔を隔てて設けられている。複数の円周突部43aは、この例では一定のピッチ(例えば1〜3mm)で多数(例えば10〜30)設けられている。
この例で円周突部43aは、軸方向に対し一定の勾配(例えば45°)を有する1対のテーパ面を有するV形突部である。
なお、円周突部43aの形状と寸法は、この例に限定されず、任意に設定することができる。
第2係合ヘッド53は、円周突部43aと嵌合する。この例で、第2係合ヘッド53は、円弧部分の末端部内面に設けられV形突部(円周突部43a)と嵌合するV形溝を有する。
第2付勢機構54は、第2係合ヘッド53を半径方向内方に付勢する。この例で、第2付勢機構54は、スリーブ44の末端部に設けられ周方向に分割された円弧部分である。
この例で、第2付勢機構54と第2係合ヘッド53は、スリーブ44の末端部に一体的に設けられ、スリーブ自体の弾性により第2係合ヘッド53を半径方向内方に付勢している。
なお本発明はこの構成に限定されず、第2付勢機構54又は第2係合ヘッド53を、スリーブ44とは別に構成してスリーブ44に連結してもよい。
上述した構成により、第2付勢機構54がスリーブ44の末端部に設けられ周方向に分割された円弧部分であるので、第2付勢機構54は先端側で片持ち支持された板バネとして機能する。
従って第2付勢機構54の構成により、第2係合ヘッド53を半径方向内方に付勢することができる。また、第2付勢機構54(円弧部分)の厚さと長さを調整することで、第2係合ヘッド53に作用する付勢力を調整することができる。
図8(B)において、第2付勢機構54は周方向に等間隔を隔てて複数が設けられている。
その他の構成は、第1実施形態と同様である。
上述した構成により、突出し長さが短い状態(図8(B)にスリーブ44を一点鎖線で示す)において、軸心Z−Zを中心に加工工具ホルダ40を高速で回転駆動しても、線状砥材2(加工工具)の遠心力による拡大を変形防止孔44bにより防止することができる。
また上述した第2実施形態の移動保持機構50により、本システム100によりハンド20を移動して、例えばスリーブ44の縮径部44eを外部の固定部に軸方向に係合させ、この状態でハンド20を軸方向に移動する。この移動量及び移動力は本システム100により任意に設定することができる。
この移動の際、スリーブ44に作用する軸方向の力を予め設定した力以上に設定することで、図8(B)に実線で示した位置まで、スリーブ44をマンドレル外周面42dに沿って軸方向に移動することができる。また、この力の除去により、第2係合ヘッド53が円周突部43aと嵌合する位置でスリーブ44が固定されるので、複数の停止位置にスリーブ44を固定して保持することができる。
従って、図8(B)のスリーブ44を一点鎖線の位置から実線の位置まで、一定のピッチで移動させることができ、ブラシ状砥石1の突出し長さを調整して安定した精密仕上げを実現できる。
図9は、本発明の加工工具ホルダ40の第3実施形態図である。この図において、(A)は加工工具ホルダ40の側面図、(B)は断面図である。
この例において、移動保持機構50は、スリーブカバー56と第2圧縮コイルバネ58を有する。
スリーブカバー56は、カバー末端部56aがマンドレル42に固定され、カバー内周面56bがスリーブ44のスリーブ外周面44dに嵌合する。カバー末端部56aは、軸心Z−Zを中心に自由に回転可能にマンドレル42に固定されていることが好ましい。
第2圧縮コイルバネ58は、スリーブカバー56とスリーブ44のスリーブ末端部44fとの間に挟持され、スリーブ44を先端側に付勢する。
図9(A)において、スリーブ44は、その外面に半径方向に突出して設けられた突起部46を有する。
また、スリーブカバー56は、そのカバー外周面56cに突起部46と嵌合する螺旋溝57を有する。
螺旋溝57は、螺旋状の第1溝端面57aと階段状の第2溝端面57bとを有する。螺旋状の第1溝端面57aは、滑らかな螺旋面であり突起部46と係合して突起部46の軸方向内方への移動を案内する。また階段状の第2溝端面57bは、この例では先端側に突起部46を収容する凹みを有し、突起部46の軸方向外方への移動を防止する。
その他の構成は、第1実施形態と同様である。
上述した構成により、突出し長さが短い状態(図9(B))において、軸心Z−Zを中心に加工工具ホルダ40を高速で回転駆動しても、線状砥材2の遠心力による拡大を変形防止孔44bにより防止することができる。
また上述した第3実施形態の移動保持機構50により、本システム100によりハンド20を移動して、例えばスリーブ44の縮径部44eを外部の固定部に軸方向に係合させ、この状態でハンド20を軸方向内方に移動する。この移動量及び移動力は本システム100により任意に設定することができる。
この移動の際、スリーブ44に作用する軸方向の力を第2圧縮コイルバネ58の付勢力以上に設定することで、スリーブ44をマンドレル外周面42dに沿って軸方向に移動することができる。
またこの移動の際、突起部46が螺旋状の第1溝端面57aに接触するので、スリーブカバー56(又はスリーブ44)が螺旋状の第1溝端面57aに沿って軸心Z−Zを中心に回転する。
次いで、軸方向の力を除去すると、第2圧縮コイルバネ58の付勢力によりスリーブ44が軸方向外方に移動し、その際、突起部46が階段状の第2溝端面57bに接触し、この例では先端側の凹み内に停止する。すなわち、軸方向の力の除去により複数の停止位置にスリーブ44を固定して保持することができる。
従って、図9(B)のスリーブ44を階段状の第2溝端面57bのピッチで移動させることができ、ブラシ状砥石1の突出し長さを調整して安定した精密仕上げを実現できる。
上述した本発明のスリーブ44により、軸心Z−Zを中心に加工工具ホルダ40を高速(例えば1万rpm以上)で回転駆動しても、線状砥材2(加工工具)の遠心力による拡大を変形防止孔44bにより防止することができる。
また、本発明の移動保持機構50により、ハンド20を移動して、スリーブ44に軸方向の力を付加することで、スリーブ44をマンドレル42の軸方向に移動することができる。また、この力の除去により複数の停止位置にスリーブ44を保持することができる。
従って、加工中に変形する加工工具(ブラシ状砥石1)の突出し長さを調整して安定した精密仕上げを実現できる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味及び範囲内でのすべての変更を含むものである。
W ワーク、X 先端面、Z−Z 軸心、1 ブラシ状砥石、
2 線状砥材(カッティングファイバ)、2a 加工工具外周面、
3 円筒形保持部(ホルダ)、3a 雌ねじ穴、4 軸付砥石、
4a 砥石部、4b 軸部、5 治具、6 レンチ、12 ロボット、
14 ロボットコントローラ、16 力覚センサ、18 ATC、
20 ハンド、20a フランジ、20b スピンドル、22 工具、
24 制御PC、26 ハンドラック、28 工具ラック、30 割出台、
32 ドレス台、34 操作タッチパネル、36 PLC、
40 加工工具ホルダ、42 マンドレル、42a マンドレル末端部、
42b マンドレル先端部、42c 嵌合孔、42d マンドレル外周面、
42e 凹部、42f 雌ねじ穴、43a 円周突部、44 スリーブ、
44a スリーブ先端部、44b 変形防止孔、44c スリーブ内周面、
44d スリーブ外周面、44e 縮径部、44f スリーブ末端部、
45a 円周溝、46 突起部、47 長穴、48 突起物、
50 移動保持機構、51 第1係合ヘッド、
52 第1付勢機構(プランジャ)、52a 第1圧縮コイルバネ、
52b バネケース、53 第2係合ヘッド、54 第2付勢機構、
56 スリーブカバー、56a カバー末端部、56b カバー内周面、
56c カバー外周面、57 螺旋溝、57a 第1溝端面、
57b 第2溝端面、58 第2圧縮コイルバネ、
100 精密仕上げロボットシステム(本システム)

Claims (9)

  1. 加工中に変形する加工工具を保持できるマンドレルと、
    加工工具外周面に密着又は近接する変形防止孔を有し、マンドレル外周面に軸方向に移動可能に嵌合するスリーブと、
    前記マンドレルの前記軸方向に前記スリーブを複数の停止位置に移動可能に保持する移動保持機構と、を有し、
    前記移動保持機構は、前記マンドレル外周面に沿って前記スリーブを前記軸方向の力により前記軸方向に移動可能であり、かつ力の除去により前記軸方向の複数の停止位置に前記スリーブを固定して保持するように構成されている、加工工具ホルダ。
  2. 前記移動保持機構は、前記スリーブのスリーブ内周面に前記軸方向に間隔を隔てて設けられた複数の円周溝と、前記マンドレルに設けられ前記円周溝と嵌合する第1係合ヘッドと、前記第1係合ヘッドを半径方向外方に付勢する第1付勢機構と、を有する、請求項1に記載の加工工具ホルダ。
  3. 前記円周溝は、前記軸方向に対し一定の勾配を有する1対のテーパ面を有するV形溝であり、前記第1係合ヘッドは、前記V形溝と嵌合する円弧面又は球面を有する、請求項2に記載の加工工具ホルダ。
  4. 前記加工工具は、前記軸方向に延びるブラシ状砥石であり、
    前記マンドレルは、マンドレル末端部がスピンドルに固定され、前記軸方向に延び、マンドレル先端部に前記ブラシ状砥石を前記スピンドルの軸心と同軸に保持し、
    前記スリーブは、前記変形防止孔をスリーブ先端部に有し、
    前記移動保持機構は、前記マンドレル外周面に沿って前記スリーブを前記軸方向の力により前記軸方向に移動可能であり、かつ前記力の除去により前記軸方向の複数の停止位置に前記スリーブを固定して保持する、請求項1に記載の加工工具ホルダ。
  5. 前記ブラシ状砥石は、前記加工工具外周面が円筒形に束ねられた複数の線状砥材と、該線状砥材の砥石末端部を保持し前記線状砥材の中心軸と同軸に位置する円筒形保持部と、を有する、請求項4に記載の加工工具ホルダ。
  6. 前記移動保持機構は、前記マンドレルの外面に前記軸方向に間隔を隔てて設けられた複数の円周突部と、前記円周突部と嵌合する第2係合ヘッドと、前記第2係合ヘッドを半径方向内方に付勢する第2付勢機構と、を有する、請求項1に記載の加工工具ホルダ。
  7. 前記円周突部は、前記軸方向に対し一定の勾配を有する1対のテーパ面を有するV形突部であり、
    前記第2付勢機構は、前記スリーブのスリーブ末端部に設けられ周方向に分割された円弧部分であり、
    前記第2係合ヘッドは、前記円弧部分の末端部内面に設けられ、前記V形突部と嵌合するV形溝を有する、請求項6に記載の加工工具ホルダ。
  8. 前記移動保持機構は、カバー末端部が前記マンドレルに固定され、カバー内周面が前記スリーブのスリーブ外周面に嵌合するスリーブカバーと、
    前記スリーブカバーと前記スリーブのスリーブ末端部との間に挟持され、前記スリーブを先端側に付勢する第2圧縮コイルバネと、を有し、
    前記スリーブは、その外面に半径方向に突出して設けられた突起部を有し、
    前記スリーブカバーは、そのカバー外周面に前記突起部と嵌合する螺旋溝を有し、
    前記螺旋溝は、前記突起部の軸方向内方への移動を案内する螺旋状の第1溝端面と、前記突起部の軸方向外方への移動を防止する階段状の第2溝端面とを有する、請求項1に記載の加工工具ホルダ。
  9. 請求項1乃至8のいずれか一項に記載の加工工具ホルダと、
    前記マンドレルのマンドレル末端部が固定されたスピンドルと、
    前記スピンドルを有するハンドと、
    前記ハンドに作用する外力を検出する力覚センサと、
    前記ハンドを移動するロボットと、
    前記ロボットを制御するロボットコントローラと、を備える精密仕上げロボットシステム。
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