JPH05104436A - 触覚センサ一体型研磨加工機 - Google Patents

触覚センサ一体型研磨加工機

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JPH05104436A
JPH05104436A JP26917491A JP26917491A JPH05104436A JP H05104436 A JPH05104436 A JP H05104436A JP 26917491 A JP26917491 A JP 26917491A JP 26917491 A JP26917491 A JP 26917491A JP H05104436 A JPH05104436 A JP H05104436A
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JP
Japan
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tactile sensor
polishing
processing
work
polishing machine
Prior art date
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Application number
JP26917491A
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English (en)
Inventor
Kazukuni Ban
一訓 伴
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Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Publication date
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Manipulator (AREA)
  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 研磨加工の加工精度を上げる。 【構成】 ロボット10のエンドエフェクタ12には研
磨器30が設けられ、この研磨器30と一体に触覚セン
サ50が設けられる。ロボット制御装置20は、触覚セ
ンサ50から送られてきた検出データに基づいて、ワー
ク61にポリッシング加工を行う。すなわち、検出デー
タに基づいてワーク61表面の動摩擦係数を求め、この
動摩擦係数μの大きさに基づいて表面状態を判別し、研
磨器本体32の押し当て力や送り速度等を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はロボットやNC工作機械
を用いて研磨加工を行う触覚センサ一体型研磨加工機に
関し、特にワークの表面状態に応じてバリ取りやポリッ
シング等の加工を行う触覚センサ一体型研磨加工機に関
する。
【0002】
【従来の技術】金属加工は、バリ取りや表面研磨等によ
って仕上げ加工が行われる。この研磨加工を自動的に行
う場合、加工精度を上げる方法として、研磨用工具に流
れる負荷電流を増減して工具の送り速度を変化させる方
法がある。また、ロボットを用いて研磨加工を行うとき
は、その工具の根元に6軸力覚センサを取り付け、その
6軸力覚センサの検出データをもとにコンプライアンス
制御などにより、ワーク表面の凹凸面に対応する方法も
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の方
法に用いられるフィードバックデータだけでは、研磨加
工時の加工精度を上げようとする場合、必ずしも十分で
はない。例えば、ワークの表面状態に応じて工具の押し
付け力や送り速度を微妙に制御しなければならない場合
がある。このような場合、上記のフィードバックデータ
だけでは、ワークの表面状態を精度よく知ることができ
ず、そのため、研磨加工の加工精度を十分に上げること
ができない。
【0004】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、研磨加工の加工精度を上げることができる触
覚センサ一体型研磨加工機を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、ワークの表面状態に応じてバリ取りやポ
リッシング等の研磨加工を行う触覚センサ一体型研磨加
工機において、工具取り付け軸に設けられ、ワーク表面
を研磨する研磨器と、前記研磨器と一体に設けられ、前
記ワーク表面に接触して表面状態を検出する触覚センサ
と、前記表面状態に応じて前記研磨器による研磨加工の
加工条件を変更する加工制御部と、を有することを特徴
とする触覚センサ一体型研磨加工機が、提供される。
【0006】
【作用】ワーク表面を研磨する研磨器が、触覚センサと
一体に工具取り付け軸に取り付けられる。この触覚セン
サは、ワーク表面に接触して表面状態を検出し、その検
出データを加工制御部に送る。加工制御部は、検出デー
タに基づいてワーク表面の表面状態(例えば動摩擦係
数)を把握し、その表面状態に応じて研磨加工の加工条
件を変更する。このため、ワークの表面状態に応じた的
確な研磨加工を行うことができる。したがって、加工精
度が向上する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明の触覚センサ一体型研磨加工機の
全体構成を示す図である。図において、ロボット10は
研磨用ロボットであり、その動作はロボット制御装置2
0によって制御される。ロボット10のアーム11先端
のエンドエフェクタ(工具取り付け軸)12には研磨器
30が設けられている。この研磨器30と一体に触覚セ
ンサ50が設けられ、また、エンドエフェクタ12と研
磨器30との間には力覚センサ40が設けられている。
各センサ40,50の検出データは、ロボット制御装置
20に送られる。
【0008】ロボット制御装置20は、マイクロプロセ
ッサを中心に構成され、予め教示された動作プログラム
に従ってロボット10の動作を制御する。また、力覚セ
ンサ40及び触覚センサ50から送られてきた各検出デ
ータに基づいて、テーブル60上のワーク61に対して
ポリッシング加工を行う。以下に、この研磨器30及び
触覚センサ50の構成並びにポリッシング加工制御につ
いて説明する。
【0009】図2は研磨器30の構成を示す図である。
研磨器30には、研磨器本体32及び触覚センサ50が
支持部31を介して一体に設けられ、また、支持部31
上端には力覚センサ40が設けられ、その力覚センサ4
0はエンドエフェクタ12に接続されている。研磨器本
体32先端側にはポリッシング加工用の金属ブラシ33
が回転可能に設けられる。ポリッシング加工は、研磨器
30の進行方向100の前方側に触覚センサ50が、そ
の後方側に金属ブラシ33が位置するようにして行われ
る。これにより、ポリッシング加工は、触覚センサ50
が先読みし、フィードバックされたワーク61の表面状
態に関するデータに基づいて的確に行われる。
【0010】図3は触覚センサの全体構成を示す図であ
り、図4はその触覚センサの下面図である。図におい
て、支持部31には弾性バネ52が設けられ、この弾性
バネ52は、スペーサ51を介して触覚センサ50を下
方に押し付けている。触覚センサ50はその弾性バネ力
に応じた力で、常時ワーク61の表面に押し当てられ
る。触覚センサ50のコア53の下端面53cがワーク
61に押し当てられてワーク61表面を移動すると、コ
ア53全体はワーク61の表面状態に応じて、周囲に設
けられた歪み検出部54,55,56,57に歪みを生
じさせる。その各歪み検出部54,55,56,57に
は図示されていない歪みゲージが付けられ、4個の歪み
ゲージによって、進行方向に対して前後左右の歪みが検
出される。また、コア53の上端部53bも歪み検出部
58として形成され、この歪み検出部58にも同様に歪
みゲージが付けられている。その歪みゲージによって垂
直方向の歪みが検出される。
【0011】この触覚センサ50の検出データはロボッ
ト制御装置20に送られる。ロボット制御装置20は、
その検出データに基づいてワーク61表面の動摩擦係数
を求める。すなわち、歪み検出部54〜57の4個の歪
みゲージの検出データからワーク61の表面に平行な成
分の摩擦力Fを求め、歪み検出部58の歪みゲージの検
出データから垂直方向の押し付け力Nを求め、その2つ
の力F,Nからワーク61表面の動摩擦係数μ(=F/
N)を求める。この動摩擦係数μの大きさに基づいてワ
ーク61の表面状態を判別し、研磨器本体32の押し当
て力や送り速度等を制御する。研磨器本体32の押し当
て力は、以下に述べるように、力覚センサ40の検出デ
ータ等を用いて求められる。
【0012】図1及び図2に示した力覚センサ40は、
研磨器30全体の押し付け力を検出し、その検出データ
はロボット制御装置20に送られる。ロボット制御装置
20は、この力覚センサ40が検出した研磨器30全体
の押し付け力から触覚センサ50が検出した垂直方向の
押し付け力Nを差し引いて、研磨器本体32が直接ワー
ク61を押し付けている押し当て力を求める。この押し
当て力は、上述したように、動摩擦係数μの大きさに応
じて制御される。また、力覚センサ40によって検出さ
れた研磨器30全体の押し付け力及び他方向の力の検出
データ等に基づいて研磨器30の姿勢制御が適切に行わ
れる。
【0013】このように、触覚センサ50を研磨器30
と一体に取り付けてワーク61の表面状態を検出し、そ
の表面状態に応じて研磨器本体33の押し当て力や送り
速度等を制御するようにした。したがって、ワーク61
の表面状態を精度よく把握することができ、その情報に
基づいて的確な研磨加工を行うことができる。したがっ
て、加工精度が向上する。
【0014】上記の説明では、力覚センサを設けて押し
当て力を求め、その押し当て力を制御する構成とした
が、力覚センサを設けずに、触覚センサの検出データだ
けに基づいて研磨加工を制御するように構成することも
できる。その場合は、例えば送り速度等を制御すればよ
く、より簡単な構成でワークの表面状態に応じた研磨加
工を行うことができる。
【0015】また、本発明を研磨用ロボットに適用した
場合を示したが、NC工作機械にも同様に適用すること
ができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、触覚セ
ンサを研磨器と一体に取り付けてワークの表面状態を検
出し、その表面状態に応じて研磨器の加工条件を制御す
るように構成した。このため、ワークの表面状態を精度
よく把握することができ、その情報に基づいて的確な研
磨加工を行うことができる。したがって、研磨加工の加
工精度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の触覚センサ一体型研磨加工機の全体構
成を示す図である。
【図2】研磨器の構成を示す図である。
【図3】触覚センサの全体構成を示す図である。
【図4】触覚センサの下面図である。
【符号の説明】
10 ロボット 12 エンドエフェクタ 20 ロボット制御装置 30 研磨器 31 支持部 32 研磨器本体 33 金属ブラシ 40 力覚センサ 50 触覚センサ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークの表面状態に応じてバリ取りやポ
    リッシング等の研磨加工を行う触覚センサ一体型研磨加
    工機において、 工具取り付け軸に設けられ、ワーク表面を研磨する研磨
    器と、 前記研磨器と一体に設けられ、前記ワーク表面に接触し
    て表面状態を検出する触覚センサと、 前記触覚センサによって検出された前記ワークの表面状
    態に応じて前記研磨器による研磨加工の加工条件を変更
    する加工制御部と、 を有することを特徴とする触覚センサ一体型研磨加工
    機。
  2. 【請求項2】 前記触覚センサはコア部及び前記コア部
    の周囲に設けられた歪み検出部から構成されることを特
    徴とする請求項1記載の触覚センサ一体型研磨加工機。
  3. 【請求項3】 前記加工制御部は、前記触覚センサの検
    出データから前記ワーク表面の動摩擦係数を求め、前記
    動摩擦係数の大きさに応じて前記研磨加工の加工条件を
    変更することを特徴とする請求項1記載の触覚センサ一
    体型研磨加工機。
  4. 【請求項4】 前記工具取り付け軸と前記研磨器との間
    に力覚センサが設けられ、前記加工制御部は前記触覚セ
    ンサ及び前記力覚センサの各検出データに基づいて前記
    研磨加工の加工条件を変更することを特徴とする請求項
    1記載の触覚センサ一体型研磨加工機。
JP26917491A 1991-10-17 1991-10-17 触覚センサ一体型研磨加工機 Pending JPH05104436A (ja)

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