JP6269035B2 - 切削用工具及びそれを用いた工作機械 - Google Patents

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Description

本発明は、被加工金属の表面を切削加工する切削用工具及びそれを用いた工作機械に関する。
自動車で使用される金属部品には、高い精度が求められる。切削で加工される金属部品の精度向上には切削加工により発生したバリを確実に除去する必要があり、通常は、切削加工の後にバリ除去のために研磨が行われる。そのため、最初に、切削加工を行うためにマシニングセンタ等の工作機械に切刃を有する切削用工具を取付けて切削加工を行い、その後、研磨を行うために切削用工具から研磨用ブラシに交換して研磨を行う必要がある。そのため、研磨を含む金属部品の加工時間が長くなっていた。
特許文献1には、フライスカッターの外側に移動可能なカップ状ブラシを取り付けたフライス工具が開示されている。このフライス工具はフライス盤の主軸に取り付けられており、主軸の正回転時にはフライスカッターが金属部品を切削し、主軸の逆回転時にはカップ状ブラシが金属部品を研磨する。カップ状ブラシは主軸の正回転時には待機部位に位置しているため、フライスカッターによる切削を妨げない。ワークの切削が完了すると、主軸を逆回転させて、カップ状ブラシをフライスカッターの先端から突出させて金属部品の研磨工程を実行する。
特開2001−353611号公報
特許文献1に記載のフライス工具においては、フライスカッターとカップ状ブラシの両方を備えているため、金属部品の切削加工と研磨を行うときに、工具を交換する必要がなく、加工時間はその分短くなる。しかし、切削工程と研磨工程とは別工程であるため、加工時間をそれ以上短くすることはできず、加工時間の短縮に関して更なる改良の余地があった。
上記問題に鑑み、本発明は、切削工程と研磨工程とを同時に実行することにより、加工時間の短縮を可能にする切削用工具及びそれを用いた工作機械を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る切削用工具の特徴構成は、円筒形状の基部と、前記基部の一方の底面から前記基部の軸心の方向に沿って延在する線状の砥材とを含み、前記砥材の先端が被加工金属の表面に接触しつつ前記砥材と前記被加工金属とが相対移動することにより前記被加工金属の表面に存在するバリを除去して研磨を行うブラシ本体と、前記軸心と同軸心且つ前記砥材の前記先端が端部から突出する状態で前記ブラシ本体を内部空間に収容する筒状部分と、前記端部の外周側に周方向に沿って等間隔に配置された複数の切刃とを有する切削加工部と、前記端部からの前記砥材の突出長さを変化させる変位機構と、を備え、前記変位機構は、前記ブラシ本体の前記軸心と同軸心に取り付けられ、前記ブラシ本体と一体化された変位軸と、前記変位軸と螺合し、外周の一部に歯車が形成された変位ナットと、を有し、前記変位ナットは前記筒状部分のうち前記切刃が配置された側と反対側の端部に回転可能に収容され、前記筒状部分のうち前記変位ナットが対向する部分の側面には前記歯車が外部に露出する開口が形成されている点にある。
本発明に係る切削用工具は、砥材に対して径方向外側に切刃が配置されている。この状態で切削用工具を回転させつつ被加工金属に対して相対移動させると、切削用工具のうち、切削用工具の相対移動方向に対して前方にある切刃が最初に被加工金属に当たり、当該被加工金属の表面の切削加工が行われる。切削加工により被加工金属の表面にはバリが発生するが、このバリは切刃の内側に配置された砥材により除去される。切削用工具の相対移動方向に対して砥材より後方に位置する切刃は、バリが除去された後の被加工金属の表面とは接触しないので、後方の切刃で新たに被加工金属の表面が切削加工されてバリが発生することはない。このように、切削工程と研磨工程とを行う際に、工具の交換や特許文献1に開示されたフライス工具のように切刃に対する砥材の出退を行うことなく、一度の工程で切削工程と研磨工程を同時に終了させることができるので、被加工金属の加工時間を大幅に短縮することができる。
砥材により被加工金属の研磨を行うと、バリの除去と引き換えに砥材が摩耗して短くなる。所定量のバリの除去を繰り返し安定して行うことができる研磨工程を実現するためには、砥材の突出長さを長すぎず短すぎず適度な長さの範囲に維持する必要がある。なぜなら、砥材の突出長さが長すぎると、研磨時の砥材の被加工金属への押し付けにより砥材の先端が広がってしまい必要な研磨量が確保できず、又、突出長さが短すぎると、砥材のコシが強くなり被加工金属を削り過ぎてしまうからである。本発明においては、変位機構により砥材を突出させるので、変位機構を研磨工程の制御を行う中で自動的に作動させ、研磨により摩耗した砥材の摩耗長さと同じ長さだけ砥材を突出させるよう制御することにより、砥材の突出長さを元に戻すことができ、砥材の寿命まで連続して自動で研磨工程を実行することが可能となる。これにより、被加工金属に対する切削工程と研磨工程とを同時に行う加工を自動的に連続して行うことができる。
そして、このような構成とすれば、開口に露出している歯車に外部から力を印加して変位ナットを回転させることができる。変位ナットが回転すると、変位ナットと螺合した変位軸は所定量だけ軸心方向に移動し、これにより、変位軸と一体化したブラシ本体も軸心方向に移動し、砥材を切削加工部から突出させることができる。従って、変位ナットを回転させるための歯車への外部からの力の印加を研磨工程の制御の中で自動的に行うことにより、砥材の寿命まで連続して自動で研磨工程を実行することが可能となる。
本発明に係る切削用工具においては、前記筒状部分の内部空間における前記端部の近傍に、それ以外の部分より内径が大きい拡径部分を有していると好適である。
上記のように、所定量のバリの除去を繰り返し安定して行うことができる研磨工程を実現するためには、砥材の突出長さを長すぎず短すぎず適度な長さの範囲に維持する必要がある。しかし、切刃による切削工程と砥材による研磨工程を同時に行うために、本実施態様においては、砥材の先端は切刃の先端よりわずかに突出しているにすぎず、所望の研磨工程を実現するには、この突出長さでは短すぎる。そこで、筒状部分の内部空間における端部近傍に拡径部分を設けると、研磨工程において砥材が被加工金属に押し付けられてその先端が広がっても切削加工部に接触することはない。すなわち、拡径部分を設けることにより、疑似的に突出長さを長くしているのである。これにより、砥材が切刃の先端からわずかに突出した状態であっても、適切な突出長さを確保することができる。
本発明に係る切削用工具においては、前記筒状部分のうち前記変位ナットが収容された部分の内周面及び前記変位ナットの外周面には、径方向に沿ってボールが出退するボールプランジャと、前記歯車の歯数と同数且つ周方向に沿って等間隔に形成され前記ボールと嵌合する凹穴とが各別に形成されていると好適である。
歯車の歯が開口の中央にきたときにボールプランジャのボールと凹穴が嵌合するように構成されていれば、変位ナットはその状態で固定されて回転しない。そして、歯車の歯と複数の凹穴とが周方向に沿って等間隔に形成されているので、外部からの力が歯車に作用することによりボールと凹穴との嵌合が外れて変位ナットが回転し、当該凹穴と隣接する凹穴とボールとが嵌合して変位ナットの回転が停止したときに、隣接する歯も開口の中央にくる。従って、常に開口の中央で歯を停止させることができ、次に変位ナットを回転させるときに歯に同じ力を印加することが可能になると共に、変位ナットの回転角度を一定にすることができる。変位ナットの回転によって砥材が切削加工部から突出するので、切削加工部から突出する砥材の突出量も一定にすることができ、摩耗した砥材の摩耗長さと同じ長さだけ砥材を突出させることができる。
本発明に係る工作機械の特徴構成は、上記の切削用工具が主軸に取り付けられ、前記切削用工具の近傍にキーが備えられており、前記キーと前記切削用工具とを相対移動させて前記キーと前記歯車の歯とを衝突させることで、前記凹穴と前記ボールとの嵌合が外れて前記変位ナットが回転し、前記ボールが前記凹穴に隣接する別の前記凹穴と嵌合して前記変位ナットの回転が止まり、これにより前記変位軸が前記軸心の方向に沿って所定長さだけ移動し、前記砥材の前記突出長さが変化する点である。
このような特徴構成とすれば、工作機械の一連の制御の中で研磨工程を所定回数行うごとにキーを使って変位ナットを一定角度回転させることにより、研磨により摩耗した砥材の摩耗長さと同じ長さだけ砥材を突出させるよう制御することができる。これにより、砥材の突出長さを元に戻すことができ、砥材の寿命まで連続して自動で研磨工程を実行することができる。
第1実施形態に係る切削用工具を備えたマシニングセンタの概略構成を表す斜視図である。 切削用工具の構成を表す分解斜視図である。 切削用工具の斜視図である。 切削用工具の縦断面図である。 図4のV-V線断面図である。 図4のVI-VI線断面図である。 変位ナットを回転させる原理を表す模式図である。 制御装置による研磨工程の自動運転の制御手順をフローチャートである。 制御工程の自動運転を行ったときの、切削加工部からのブラシの突出長さとワークへのブラシの切込長さの変化を表すグラフである。 第2実施形態に係る切削用工具の縦断面図である。 図10のXI-XI線断面図である。
1.第1実施形態
〔マシニングセンタの構造〕
以下、本発明に係る切削用工具30の第1実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。図1に示すように、切削用工具30は、コンピュータ制御のマシニングセンタ1の主軸12に取り付けられて使用される。マシニングセンタ1は工作機械の一例である。
マシニングセンタ1は、基台2に取り付けられたXテーブル6、Yテーブル8と、基台2と一体化されたコラム4と、コラム4に取り付けられたZスライダ10と、Zスライダ10に取り付けられた主軸ヘッド14と、主軸ヘッド14に取り付けられた主軸12とを備えている。Xテーブル6、Yテーブル8、Zスライダ10はエンコーダ付きモータ16、17、18により駆動され、それぞれ独立してX軸、Y軸、Z軸方向に移動可能である。主軸12はエンコーダ付きモータ19により回転駆動される。エンコーダ付きモータ16、17、18、19の駆動を含むマシニングセンタ1全体の制御は制御装置20により行われる。被加工金属としてのワーク28は、Xテーブル上に載置されている。マシニングセンタ1の構成は既存のものと同様であるので、個々の構成要素についての詳細な説明は省略する。
マシニングセンタ1の横には、キー駆動装置26が備えられている。キー駆動装置26は、基台22と、基台22の上面にX軸方向に往復運動するように取り付けられた2本のエアシリンダ23と、エアシリンダ23の先端に取り付けられ、シリンダと共に往復運動する金属製のホルダ24と、Y軸方向に沿ってホルダ24から突出するようにホルダ24に取り付けられた鉄等の金属からなるキー25とを有している。キー駆動装置26においては、エアシリンダ23を駆動させることにより、キー25がX軸方向に沿って往復運動する。キー25を迅速に動かすことができるのであれば、エアシリンダ23に限らずオイルシリンダその他を駆動源として用いてもよい。キー駆動装置26の具体的な動作については後述する。
〔切削用工具の構造〕
図2〜図4に示すように、切削用工具30は、ブラシ本体32と、切削加工部40と、変位機構60と、シャンク80を備えている。
ブラシ本体32は、金属製で円筒形状の基部34と、基部34の一方の底面に取り付けられ、そこから基部34の軸心100の方向に沿って延在しているブラシ36を備えている。ブラシ36は砥材の一例である。ブラシ36は、繊維状のアルミナにナイロン等の樹脂を含浸させて線状に加工し、それを多数本束ねたものである。研磨工程においては、ブラシ36の先端をワーク28の表面に接触させてブラシ36とワーク28を相対移動させることにより、ブラシ36はその先端を摩耗させつつアルミナの繊維でワーク28の表面のバリを削り取り、ワーク28の表面にあるバリを除去する。基部34の側面には、内部空間まで貫通する2つのねじ孔38が施されている。
本実施形態のブラシ36はアルミナを用いたが、これに限られるものではない。例えば、シリコンカーバイドやダイヤモンド等、ワーク28の材質や加工の目的に応じて、最適の材料を用いたブラシ36を使用することができる。
切削加工部40は、金属製で、内径の異なる2種類の円筒形状の第1収容部分42と第2収容部分46とを同軸心に配置している。第1収容部分42と第2収容部分46とを合わせた部分が筒状部分の一例である。径の大きい第2収容部分46の端部にはフランジ48が設けられている。第1収容部分42の第2収容部分46と反対側の端部には外径を大きくした切刃取付部分56が設けられ、切刃取付部分56の外周側端部には6個の切刃56aが周方向に沿って等間隔に配置されている。図4に示すように、切刃56aの先端は、切削加工部40の端部からわずかに突出している。
図4に示すように、第1収容部分42の内部空間と第2収容部分46の内部空間とは繋がっている。第1収容部分42の内部空間には、ブラシ本体32と後述する変位機構60の一部が収容され、第2収容部分46の内部空間には、変位機構60の残りの大部分が収容されている。切削加工部40は、ブラシ本体32が第1収容部分42に収容された状態で、切削加工部40の軸心が軸心100と同軸心となるように構成されており、このときブラシ36の先端は切刃56aの先端よりもわずかに突出している。第1収容部分42の内側空間のブラシ36の突出側の端部の近傍では、それ以外の部分より内径が大きくなった拡径部分43を有している。第1収容部分42の側面には貫通孔である2つの長孔44が軸心100の延在方向に沿って形成されている。
ブラシ本体32が第1収容部分42に収容され、且つ、後述する変位軸62の嵌合凸部64が基部34の内部空間に嵌り込んだ状態で、ボルト50が第1収容部分42の外側から長孔44を貫通してねじ孔38と螺合し、嵌合凸部64を締め付けることにより、ブラシ本体32と変位軸62とが固定されている。これにより、ブラシ本体32は、切削加工部40に対して軸心100に沿った方向にのみ移動可能になり、周方向には回転しない。
図4、図5に示されているように、第2収容部分46の側面には弓形の切欠き52が形成されており、これにより、第2収容部分46の内部空間と外部空間とを繋ぐ開口52aが形成されている。また、図6に示すように、切欠き52が形成されていない第2収容部分46の内周面には、10個の半球状の凹穴47が、軸心100に垂直な平面上に等間隔で形成されている。
変位機構60は、図2に示すように、変位軸62と変位ナット70とを備えている。変位機構60はブラシ36の切削加工部40の端部から突出している長さ(以下、単に突出長さと称する)を変化させる機能を有する。変位軸62は、嵌合凸部64と、摺動部66と、ねじ軸68とを備えており、それらは同軸心になるように配置されている。嵌合凸部64は円柱形状を有しており、図4に示すように、基部34と摺動部66とが接するまで基部34の内部空間を貫通し、ボルト50により締結されている。これにより、変位軸62とブラシ本体32とは同軸心で一体化されている。摺動部66は嵌合凸部64と隣接して配置されており、その外径が基部34と同じの円柱形状を有している。摺動部66は、基部34と共に、第1収容部分42に挿入された状態で使用される。ねじ軸68は摺動部66に対して嵌合凸部64と反対側に配置されており、その外径は摺動部66の外径より小さい。
変位ナット70は、円柱形状の円柱部72と10枚の歯74aを有する歯車が形成されたギア部74とが同軸心で積層され一体化された形状を有している。変位ナット70の中心部には外周と同軸心でねじ軸68と螺合するねじ孔78が形成され、ねじ軸68はねじ孔78を貫通してさらに延在している。図4に示すように、変位ナット70は、その全体が切削加工部40の第2収容部分46に回転可能な程度の間隙を有して収容される大きさである。図5に示すように、ギア部74の歯74aはのこぎり刃のような非対称の形状を有している。図3〜図5に示すように、変位ナット70が第2収容部分46に収容された状態で、歯74aは開口52aから露出している。
図6に示すように、円柱部72には、スプリング76bにより径方向外側付勢されたボール76aが径方向に沿って出退するボールプランジャ76が2個取り付けられている。図4に示すように、変位ナット70が第2収容部分46に収容された状態で、各ボールプランジャ76が凹穴47と対向すると、ボール76aがスプリング76bの付勢力により凹穴47と嵌合し、変位ナット70の周方向の動きが固定される。ボール76aと凹穴47が嵌合したとき、図5に示すように、歯74aが常に開口52aの中央にくるように、歯74a、ボールプランジャ76、凹穴47の位置関係が定められている。
本実施形態においては、ボールプランジャ76は2個使用したが、これに限られるものではない。ボールプランジャ76の使用数は1個でも3個以上であってもよい。
シャンク80は、図4に示すように、切削加工部40のフランジ48とボルト54で締結されて一体化される。シャンク80の切削加工部40に当接する面は、軸心100に沿って見たときに変位ナット70と重なっている。これにより、変位ナット70は、第2収容部分46の内部空間で周方向には回転可能であるが、軸心100に沿った方向には移動しない。変位ナット70から突出しているねじ軸68は、シャンク80内部空間にまで延在している。図1に示すように、シャンク80が、マシニングセンタ1の主軸12にある不図示のチャックに挿入、固定されることにより、切削用工具30は主軸12と一体となって回転する。
本実施形態においては、基部34は円筒形状であり、ブラシ36は基部34の底面の中心近傍には存在していなかったが、これに限られるものではない。基部34が有底円筒形状を有しており、基部34の底面全体にブラシ36が存在するような構造であってもよい。
本実施形態においては、変位ナット70にボールプランジャ76を取り付け、第2収容部分46に凹穴47を形成したが、これに限られるものではない。変位ナット70に凹穴47を形成し、第2収容部分46にボールプランジャ76を取り付ける構造であってもよい。
〔切削用工具を用いての切削加工と研磨〕
マシニングセンタ1を用いて切削工程と研磨工程を同時に実行してワーク28の加工を行う際には、まず、ワーク28をXテーブル6に固定した状態でXテーブル6、Yテーブル8、Zスライダ10を動かして、主軸12に取り付けられた切削用工具30の切刃56aの先端をワーク28の表面から所望の切削量分だけZ軸方向へ下げる。このときのワーク28とブラシ36の、ワーク28の表面からのZ軸方向の重なり長さを、以後「切込長さ」と称する。切込長さはブラシ36のワーク28への押し付け力に関係し、それはワーク28の被研磨量に関係する。
Zスライダ10を固定したまま切削用工具30を回転させる。切削用工具30が回転すると、切刃56aとブラシ36は共に回転する。この状態でXテーブル6、Yテーブル8を移動させると、切削用工具30のうち、切削用工具30の相対移動方向に対して前方にある切刃56aが最初にワーク28に当たり、ワーク28の表面の切削加工が行われる。切削加工によりワーク28の表面にはバリが発生するが、このバリは切刃56aの内側に配置されたブラシ36により除去される。切削用工具30の相対移動方向に対してブラシ36より後方に位置する切刃56aは、バリが除去された後のワーク28の表面とは接触しないので、後方の切刃56aで新たにワーク28の表面が切削加工されてバリが発生することはない。これにより、必要な寸法精度、面粗度を持つワーク28が得られる。このように、切削工程と研磨工程とを行う際に、工具の交換や特許文献1に開示されたフライス工具のように切刃56aに対してブラシ36の出退を行うことなく、一度の工程で切削工程と研磨工程を同時に終了させることができるので、ワーク28の加工時間を大幅に短縮することができる。
切削工程と研磨工程が終了したら、切削用工具30をワーク28から離間させる。そして、図1には示されていないが、これらの加工が終了したワーク28は自動的に次の加工対象のワーク28に交換され、新たな切削工程と研磨工程が開始される。
〔ブラシの突出動作〕
切削用工具30がワーク28の研磨工程を実行する際には、切削加工部40の切刃56aの先端からブラシ36を所定の長さだけ突出させた状態で行う。以下、研磨工程実行前のブラシ36の切刃56aの先端からの突出長さを初期長さと称する。研磨工程によりワーク28のバリが除去されると、それと引き換えに、ブラシ36の先端は摩耗して初期長さから短くなる。所望の研磨工程を実現するためには、ブラシ36の突出長さを長すぎず短すぎず適度な長さの範囲に維持する必要がある。なぜなら、ブラシ36の突出長さが長すぎると、研磨時のブラシ36のワーク28への押し付けによりブラシ36の先端が広がってしまい必要な研磨量が確保できず、又、突出長さが短すぎると、ブラシ36のコシが強くなりワーク28を削り過ぎてしまうからである。所望の研磨工程を実行可能にするブラシ36の突出長さの範囲、及び、研磨工程を1回実行したときのブラシ36の摩耗量は、発明者により既に見出されている。
本実施形態においては、ブラシ36の先端は切刃56aの先端よりわずかに突出しているだけであり、この突出長さは所望の研磨工程を実現する上で短すぎることがわかっている。そこで、本実施形態においては、第1収容部分42の内部空間に拡径部分43を設けると、研磨工程においてブラシ36がワーク28に押し付けられてその先端が広がっても切削加工部40に接触することはない。すなわち、拡径部分43を設けることは、突出長さを長くすることと同じである。これにより、ブラシ36が切刃56aの先端からわずかに突出した状態であっても、適切な突出長さを確保することができる。
初期長さだけ突出させたブラシ36でワーク28を交換して繰り返しワーク28の研磨を行うと、摩耗により徐々にブラシ36の突出長さが短くなる。そのため、所定回数の研磨工程を実行した後には、ブラシ36の突出長さが短くなりすぎて所望の研磨工程の実行が不可能になるため、ブラシ36を切削加工部40から突出させて、再度突出長さを初期長さに戻す必要がある。本実施形態において、ブラシ36の突出長さを初期長さに戻すためには、変位ナット70を回転させて行う。
具体的には、マシニングセンタ1において、Xテーブル6、Yテーブル8、Zスライダ10を動かして、キー25と切欠き52を同じ高さにして近づける。その状態でエアシリンダ23を作動させ、図7に示すように、キー25をX軸方向に作動させる。歯74aは開口52aの中央で露出しているので、エアシリンダ23により高速に移動するキー25は切欠き52に侵入して歯74aに衝突する。その力は、ボール76aと凹穴47の嵌合を維持する力を上回り、ボール76aと凹穴47の嵌合が外れてギア部74、すなわち、変位ナット70が回転する。そして、36度回転したところで、ボール76aが隣接する凹穴47に嵌入し、そこで変位ナット70の回転が停止する。このとき、隣接する歯74aは、開口52aの中央で停止している。これにより、次に変位ナット70を回転させるときに歯74aに同じ力を印加することが可能になると共に、変位ナット70の回転角度を一定にすることができる。
変位ナット70が36度回転すると、ねじ孔78も36度回転し、ねじ軸68(変位軸62)は、それに対応した長さ、すなわち、ねじピッチの10分の1の長さだけ軸心100に沿って移動する。変位軸62とブラシ本体32とは一体化されているので、ブラシ36が変位軸62の移動量だけ切削加工部40から突出する。この突出により、ブラシ36の突出長さは初期長さに戻る。すなわち、変位ナット70の36度回転により突出するブラシ36の突出長さと、所定回数の研磨工程の実行により摩耗したブラシ36の摩耗量とは等しい。以下、変位ナット70を36度回転させることにより摩耗したブラシ36を突出させて初期長さにすることを、ブラシ36の突出補正を行う、と定義する。
このように、ブラシ36の突出長さが初期長さであるときから研磨工程を所定回数繰り返し、ブラシ36が摩耗したら突出補正により摩耗した摩耗長さ分だけブラシ36を突出させ、突出長さを再度初期長さに戻して研磨工程を継続する。この一連の動作を自動的に繰り返して実行することにより、ブラシ36の使用開始からブラシ36が摩耗して使用不可能となるまで、連続して自動で研磨工程を実行することが可能になる。従って、ワーク28の切削工程と研磨工程を同時に行うワーク28の加工を連続して自動的に行うことができる。
〔切削工程と研磨工程の自動実行〕
次に、切削用工具30をマシニングセンタ1の主軸12に取り付けて、制御装置20の制御により切削工程と研磨工程とをブラシ36の寿命まで連続して自動的に実行するフローについて、図8を用いて説明する。
ワーク28の加工を開始する前には、手動により、新しいブラシ36の突出長さを初期長さに合わせてから、切削用工具30を主軸12に取り付ける。
切削工程と研磨工程の連続自動実行を開始すると、制御装置20は、内部の実行プログラムにおいて、ブラシ36の使用開始からの通算研磨回数(M)、ブラシ36の突出長さが初期長さであるときから実行した研磨回数(N)、ブラシ36の使用開始からブラシ36の突出補正を行った回数(Y)をそれぞれ0に設定する(S801)。
次に、制御装置20は、加工対象のワーク28を投入し(S802)、Xテーブル6、Yテーブル8、Zスライダ10を移動させて、切削用工具30のブラシ36の先端がワーク28に接触するように制御する。そして、制御装置20は、Zスライダ10を動かさず(高さを変えず)にXテーブル6、Yテーブル8を動かしつつ切削用工具30を回転させるよう制御してワーク28の切削加工と研磨とを実行する(S803)。切削工程と研磨工程が終了したワーク28は自動的に除去される(S804)。そして、実行プログラムにおいて、M、Nにそれぞれ1を加算する(S805)。
次に、制御装置20は、Mの数値を、ブラシ36が寿命により使用不可能となる研磨回数(A)と比較する(S806)。Mの数値がAの数値より小さければ(S806のYes)、制御装置20は、ブラシ36には寿命が到来しておらず引き続き使用可能であると判断し、S807を実行する。
次に、制御装置20は、Nの数値を、ブラシ36の突出長さが初期長さであるときから突出補正が行われるまでの研磨回数(B)と比較する(S807)。Nの数値がBの数値より小さければ(S807のNo)、制御装置20は、まだブラシ36の突出補正を行う必要はないと判断して、Zスライダ10を動かすことにより、1回の研磨工程でブラシ36が摩耗する長さだけ主軸12の高さを下げるよう制御する(S808)。そして、次の加工対象のワーク28が投入される(S802)。Nの数値とBの数値が等しければ(S807のYes)、制御装置20は、ブラシ36の突出補正を実行する時期が到来したと判断し、S809を実行する。
次に、制御装置20は、Yの数値を、ブラシ36の寿命のために突出補正ができなくなる回数(C)と比較する(S809)。Yの数値がCの数値より小さければ(S809のYes)、ブラシ36の突出補正は可能であり、制御装置20は、ブラシ36の突出補正を行って、ブラシ36の突出長さを初期長さにするよう制御する(S810)。そして、Nの値を0に戻すと共に、Yに1を加算する(S811)。その後、Zスライダ10を動かして、主軸12の高さを切削工程と研磨工程の自動実行を開始したときの位置に戻す(S812)。そして、次の加工対象のワーク28が投入される(S802)。
YとCの数値が等しければ(S809のNo)、制御装置20は、ブラシ36の残り長さが短すぎてもはや突出補正によりブラシ36の突出長さを初期長さに戻すことはできないと判断する。そこで、制御装置20は、初期長さには戻らないが、可能な限りブラシ36を突出させる(S813)よう制御する。そして、Nの値を0に戻し(S814)、Zスライダ10を動かして、当該突出長さで切削工程と研磨工程の実行が可能となる位置まで、主軸12の高さを戻す(S815)。その後、次の加工対象のワーク28が投入される(S802)。
S809のステップでNoと判断されたブラシ36は寿命により使用不可能となる時期が近付いており、その後、S802からS808のステップを繰り返して所定数のワーク28の研磨を行うと、MとAの数値が等しくなり、S806のステップにおいてNoと判断される。これにより、制御装置20は、ブラシ36に寿命による交換時期が到来したと判断し、ブラシ36を交換すべく、自動運転を終了させる。
このように、制御装置20が、図8に示すようなフローで制御を行うことにより、ブラシ36の使用開始から寿命により使用不可能となるまで、切削用工具30は連続して自動で切削工程と研磨工程を実行することが可能となり、ワーク28の加工の生産性を高めることが可能となる。
上記の切削工程と研磨工程を、2000個のワーク28に対して連続して自動で実行したところ、図9に示す結果が得られた。これより、全てのワーク28に対して、ブラシ36の「突出長さ」とブラシ36の「切込長さ」の両方が、太い破線で示す仕様の範囲内にあるため、2000個のワーク全てに対して所望の加工を実行できたことが確認された。
2.第2実施形態
以下、本発明に係る切削用工具30の第2実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。本実施形態においては、切削加工部40、変位機構60の構造が第1実施形態とは異なっており、その他の構造は同じである。よって、本実施形態の説明においては、第1実施形態と同じ構成の箇所には同じ符号を付し、同様の構成に関する説明は省略する。
図10、図11に示すように、本実施形態に係る切削用工具30の切削加工部40は、長孔44を有しておらず、第1収容部分42の内周面には雌ねじ45が形成されている。ブラシ本体32と変位軸62とは、基部34の内部空間に嵌合凸部64が嵌入した状態で皿ボルト150で締結されることにより、一体化している。このとき、皿ボルト150の頭は基部34の外周面から突出していない。
変位軸62の摺動部66の替わりに、雌ねじ45と螺合する雄ねじが外周面に形成されたねじ部166が備えられている。また、ねじ軸68の替わりに、円柱状の軸の外周面に径方向外側に向かう4つのキー168aを形成したキー軸168が備えられている。
変位ナット70においては、ねじ孔78の替わりに、キー168aと嵌合するキー溝178aを円柱状の孔に形成したキー孔178が備えられている。キー軸168がキー孔178に挿入された状態でキー168aとキー溝178aとの間には若干の隙間があるので、変位軸62は、変位ナット70の回転に従って回転し、且つ、軸心100に沿って移動可能である。
本実施形態における突出補正は、第1実施形態と同様に行われる。変位ナット70がキー25からの力を受けて36度回転した時は、それに従ってキー軸168も36度回転する。それにより、キー軸168と一体化されているねじ部166も36度回転するので、変位軸62は、ねじ部166のねじピッチの10分の1の長さだけ軸心100に沿って移動する。従って、変位軸62と一体化されたブラシ本体32も36度回転しつつ変位軸62の移動量だけ切削加工部40から突出する。
上記各実施形態においては、1回の突出補正につき変位ナット70を36度回転させたがこれに限られるものではない。ギア部74の歯74aの歯数を変えることにより、別の角度で変位ナット70を回転させてもよい。
上記各実施形態においては、変位ナット70を回転させるために、マシニングセンタ1とは別の基台22に搭載したエアシリンダ23によりキー25を移動させて歯74aに力を印加したが、これに限られるものではない。キー25をマシニングセンタ1のXテーブル6、又は、Yテーブル8に搭載して、Xテーブル6、又は、Yテーブル8を移動させることにより、歯74aに力を印加する構造であってもよい。
本発明は、被加工金属の表面を切削加工する切削用工具及びそれを用いた工作機械に利用することが可能である。
1 マシニングセンタ(工作機械)
12 主軸
25 キー
28 ワーク(被加工金属)
30 切削用工具
32 ブラシ本体
34 基部
36 ブラシ(砥材)
40 切削加工部
42 第1収容部分(筒状部分)
43 拡径部分
46 第2収容部分(筒状部分)
47 凹穴
52a 開口
60 変位機構
62 変位軸
70 変位ナット
74 ギア部(歯車)
76 ボールプランジャ
76a ボール
100 軸心

Claims (4)

  1. 円筒形状の基部と、前記基部の一方の底面から前記基部の軸心の方向に沿って延在する線状の砥材とを含み、前記砥材の先端が被加工金属の表面に接触しつつ前記砥材と前記被加工金属とが相対移動することにより前記被加工金属の表面に存在するバリを除去して研磨を行うブラシ本体と、
    前記軸心と同軸心且つ前記砥材の前記先端が端部から突出する状態で前記ブラシ本体を内部空間に収容する筒状部分と、前記端部の外周側に周方向に沿って等間隔に配置された複数の切刃とを有する切削加工部と、
    前記端部からの前記砥材の突出長さを変化させる変位機構と、を備え
    前記変位機構は、前記ブラシ本体の前記軸心と同軸心に取り付けられ、前記ブラシ本体と一体化された変位軸と、
    前記変位軸と螺合し、外周の一部に歯車が形成された変位ナットと、を有し、
    前記変位ナットは前記筒状部分のうち前記切刃が配置された側と反対側の端部に回転可能に収容され、
    前記筒状部分のうち前記変位ナットが対向する部分の側面には前記歯車が外部に露出する開口が形成されている切削用工具。
  2. 前記筒状部分の内部空間における前記端部の近傍に、それ以外の部分より内径が大きい拡径部分を有している請求項1に記載の切削用工具。
  3. 前記筒状部分のうち前記変位ナットが収容された部分の内周面及び前記変位ナットの外周面には、径方向に沿ってボールが出退するボールプランジャと、前記歯車の歯数と同数且つ周方向に沿って等間隔に形成され前記ボールと嵌合する凹穴とが各別に形成されている請求項1または2に記載の切削用工具。
  4. 請求項に記載の切削用工具が主軸に取り付けられ、
    前記切削用工具の近傍にキーが備えられており、
    前記キーと前記切削用工具とを相対移動させて前記キーと前記歯車の歯とを衝突させることで、前記凹穴と前記ボールとの嵌合が外れて前記変位ナットが回転し、前記ボールが前記凹穴に隣接する別の前記凹穴と嵌合して前記変位ナットの回転が止まり、これにより前記変位軸が前記軸心の方向に沿って所定長さだけ移動し、前記砥材の前記突出長さが変化する工作機械。
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