JPH04223880A - 回転ブラシ工具 - Google Patents

回転ブラシ工具

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Publication number
JPH04223880A
JPH04223880A JP40545590A JP40545590A JPH04223880A JP H04223880 A JPH04223880 A JP H04223880A JP 40545590 A JP40545590 A JP 40545590A JP 40545590 A JP40545590 A JP 40545590A JP H04223880 A JPH04223880 A JP H04223880A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brush
tool
support cover
main body
tool body
Prior art date
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Pending
Application number
JP40545590A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Inoue
貴博 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP40545590A priority Critical patent/JPH04223880A/ja
Publication of JPH04223880A publication Critical patent/JPH04223880A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回転ブラシ工具に関し、
詳しくは駆動回転される工具本体と、該工具本体の回転
軸に沿って延びるブラシとを備えた回転ブラシ工具に関
する。
【0002】
【従来の技術】ワークを工作機械で加工した際に生じる
バリやカエリ等は、通常、図4に示すように、工作機械
AのスピンドルBに回転ブラシ工具Cを装着し、該工具
Cを回転させつつワークWに圧接させることによって研
削除去される。この回転ブラシ工具Cは、図5に示す如
く、シャンクDおよびベースEから成る工具本体Fと、
針金や合成樹脂繊維等の多数本の線材から成るブラシ本
体Gとを備えている。このブラシ本体Gの各線材は、工
具本体Fの回転軸方向に沿って上記ベースEに植設され
ており、上記回転軸と直交するブラシ本体Gの先端面G
aが、ワークWに圧接されることによってバリ等の除去
が行なわれる。なお、上記回転ブラシ工具Cは、コレッ
トチャックHを介して工作機械AのスピンドルBに装着
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記回転ブ
ラシ工具Cのブラシ本体Gを構成する線材は、バリ等を
効果的に除去し得る腰の強さを持たせるべく、製作時に
おいて比較的短く形成されている。このため、上記回転
ブラシ工具Cの工具寿命は短かく、併せて、ブラシ本体
Gが磨滅して線材が短くなった場合には、その都度、回
転ブラシ工具Cを新品と交換する必要があるために、上
記構成の回転ブラシ工具Cを採用した生産ラインでは、
ランニングコストの増大を招く不都合があった。本発明
は上記実状に鑑みて、ランニングコストの増大を抑える
ことの可能な回転ブラシ工具を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明では、工具
本体に該工具本体の回転軸を中心として筒状のサポート
カバーを回転自在に支承するとともに、このサポートカ
バーに、線材の集合体から成るブラシ本体をベース部材
に植設して成るブラシを収容し、さらに上記ブラシを工
具本体もしくはサポートカバーに上記回転軸に沿って移
動自在に支承するガイド手段と、工具本体に対するサポ
ートカバーの回転動作に基づいて上記ブラシを工具本体
の回転軸に沿って進退させる進退手段とを設けることに
より上記目的を達成した。
【0005】
【作用】上記構成によれば、ブラシが磨耗した場合、工
具本体に対してサポートカバーを回転させ、サポートカ
バーにおける端部開口からのブラシ本体の突出量を調整
することにより、ワークのバリ等を長期に亘って効果的
に除去することができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の具体的な構成を、一実施例を
示す図面に基づいて説明する。図1に示すように、本発
明に関わる回転ブラシ工具1は、工具本体10、サポー
トカバー20、およびブラシ30等から構成されている
【0007】上記工具本体10は、工作機械(図示せず
)のスピンドルBにコレットチャックHを介して保持さ
れるシャンク11と、該シャンク11の先端に設けられ
た台座12とを具備している。この台座12には、ねじ
溝の形成されたスクリューロッド13が、上記工具本体
10の回転軸に沿って延びる態様で固設されているとと
もに、上記台座12の外周には、その全周に亘る環状溝
14が形成されており、この環状溝14の底部には、複
数個のねじ孔15,15…が、互いに等しい間隔(中心
角)で形成されている。
【0008】一方、上記サポートカバー20は、円筒形
状を成し、その基端部(図1中の下端部)を、上記台座
12に遊嵌させた態様で、上記工具本体10の回転軸を
中心として、該工具本体10に回転自在に支承されてい
る。また、上記サポートカバー20の基端部には止めね
じ21が取り付けられており、この止めねじ21を工具
本体10における台座12のねじ孔15に螺着すること
により、サポートカバー20が上記工具本体10に固定
される。さらに、上記サポートカバー20の内周面には
、図1および図2に示す如く、相対向し、かつ上記中心
軸に沿って延びる一対のガイド溝22、22が形成され
ている。
【0009】ブラシ30は、図1に明示するように、針
金や合成樹脂繊維等の線材の集合体から成るブラシ本体
31と、このブラシ本体31の基端部を植設保持するベ
ース部材32とから構成されており、このブラシ30は
、ブラシ本体31の線材が上記工具本体10の回転軸方
向に延在する態様で、上記サポートカバー20に収容さ
れている。また、上記ベース部材32の周面には、図1
および図2に示す如く、上記サポートカバー20のガイ
ド溝22,22に、各々遊嵌する一対のガイド舌片33
,33が突設されており、これらガイド溝22と上記ガ
イド舌片33とによって、ガイド手段40が構成されて
いる。さらに、上記ベース部材32の中心部には、上記
スクリューロッド13と螺合するねじ貫通孔34が形成
されており、上記スクリューロッド13と上記ベース部
材32のねじ孔34とによって、進退手段50が構成さ
れている。
【0010】上述した回転ブラシ工具1では、サポート
カバー20を工具本体10に対して回転させると、上記
ガイド溝22およびガイド舌片33を介して、ブラシ3
0がサポートカバー20と同期して回転し、これにより
上記ブラシ30は、スクリューロッド13とねじ孔34
との協働作用により螺進し、回転軸方向に沿って進退動
作する。すなわち、工具本体10に対しサポートカバー
20を回転させることにより、サポートカバー開口端2
0aからのブラシ先端面30aまでの長さ、言い換えれ
ばブラシ30の突出量を調整することができる。
【0011】図3(a)に示すように、回転ブラシ工具
1が新品の時には、ブラシ30のブラシ本体31(線材
)は、十分に長く形成されており、ベース部材32はサ
ポートカバー20の基端部に収容されている。また、サ
ポートカバー20は、サポートカバー開口端20aから
ブラシ先端面30aまでの寸法が、バリ等の除去作業を
行なうに十分な腰の強さが得られる長さLとなる位置に
、止めねじ21を介して工具本体10に固定されている
【0012】ブラシ先端面30aが磨耗したならば、止
めねじ21を緩めた後、サポートカバー20を工具本体
10に対して回転させ、サポートカバー20からブラシ
本体31を適宜な寸法だけ突出させた後、止めねじ21
を締めてサポートカバー20を工具本体10に固定すれ
ばよい。
【0013】上記ブラシ30は、図3(b)に示すよう
に、ベース部材32がサポートカバー20の開口端部に
位置した状態において、サポートカバー開口端20aか
らの突出寸法がLとなるまで、長期に亘って使用するこ
とができる。
【0014】なお、本実施例では、サポートカバー20
に設けたガイド溝22とベース32に設けたガイド舌片
33とによりガイド手段を構成するとともに、工具本体
10に設けたスクリューロッド13とベース32に設け
たねじ貫通孔とにより進退手段を構成しているが、スク
リューロッドを角棒に換えるとともにベース部材のネジ
貫通孔を角孔とし、上記角棒と角孔とによってガイド手
段を構成する一方、サポートカバーの内周面とブラシに
おけるベース部材の外周面とに相互に螺合するねじ部を
設け、この一対のねじ部によって進退手段を構成するこ
とによっても、本発明の目的を有効に達成し得ることは
言うまでもない
【0015】
【発明の効果】以上、詳述した如く、本発明に関わる回
転ブラシ工具は、工具本体に該工具本体の回転軸を中心
として筒状のサポートカバーを回転自在に支承すると共
に、このサポートカバーに、線材の集合体から成るブラ
シ本体をベース部材に植設して成るブラシを収容し、さ
らに上記ブラシを工具本体もしくはサポートカバーに上
記回転軸に沿って移動自在に支承するガイド手段と、工
具本体に対するサポートカバーの回転動作に基づいて上
記ブラシを工具本体の回転軸に沿って進退させる進退手
段とを備えている。上記構成によれば、ブラシが磨耗し
た場合でも、工具本体に対してサポートカバーを回転さ
せ、サポートカバーにおける端部開口からのブラシ本体
の突出量を調整することにより、ワークのバリ等を長期
に亘って効果的に除去することが可能となり、もって生
産ラインにおけるランニングコストを低く抑えることが
可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関わる回転ブラシ工具の要部を破断し
て示す全体側面図。
【図2】図1におけるX−X線断面図。
【図3】(a)および(b)は、それぞれ本発明に関わ
る回転ブラシ工具におけるブラシの設置態様を示す側面
断面図。
【図4】回転ブラシ工具の使用態様を示す工作機械の全
体側面図。
【図5】従来の回転ブラシ工具を示す全体側面図。
【符号の説明】
1…回転ブラシ工具 10…工具本体 20…サポートカバー 22…ガイド溝 30…ブラシ 31…ブラシ本体 32…ベース部材 33…ガイド舌片 34…ねじ貫通孔 40…ガイド手段 50…進退手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】      駆動回転される工具本体と、
    該工具本体の回転軸に沿って延びるブラシとを備えた回
    転ブラシ工具であって、線材の集合体から成るブラシ本
    体をベース部材に植設して成るブラシと、上記工具本体
    に該工具本体の回転軸を中心として回転自在に支承され
    、上記ブラシを収容する筒状のサポートカバーと、上記
    ブラシを、上記工具本体もしくは上記サポートカバーに
    、上記工具本体の回転軸方向に沿って移動自在に支承す
    るガイド手段と、上記工具本体に対する上記サポートカ
    バーの回転動作に基づいて、上記ブラシを上記工具本体
    の回転軸方向に沿って進退させる進退手段とを備え、上
    記工具本体に対し上記サポートカバーを回転させて、上
    記サポートカバーにおける端部開口からの上記ブラシ本
    体の突出量を調整するよう構成したことを特徴とする回
    転ブラシ工具。
JP40545590A 1990-12-25 1990-12-25 回転ブラシ工具 Pending JPH04223880A (ja)

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JP40545590A JPH04223880A (ja) 1990-12-25 1990-12-25 回転ブラシ工具

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09239668A (ja) * 1996-03-08 1997-09-16 Umehara Brush Seisakusho:Kk 工業用研磨ブラシのチャックへの取付構造
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