JPH0354848Y2 - - Google Patents

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JPH0354848Y2
JPH0354848Y2 JP1986146080U JP14608086U JPH0354848Y2 JP H0354848 Y2 JPH0354848 Y2 JP H0354848Y2 JP 1986146080 U JP1986146080 U JP 1986146080U JP 14608086 U JP14608086 U JP 14608086U JP H0354848 Y2 JPH0354848 Y2 JP H0354848Y2
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brush
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は被処理物の表面に形成されるバリやカ
エリ等の除去を行うバリ取り研摩機等に使用する
カツプ形回転ブラシに関するものである。
(従来の技術) ダイキヤストによるアルミニウム系合金製部品
のバリや鋳鉄製部品等を切削加工した際に生ずる
カエリ等を除去するバリ取り研摩機においては、
一般に、第4図に示す形式のカツプ形回転ブラシ
が使用されている。これは複数個のセグメントブ
ラシよりなるカツプ形回転ブラシの例で、上面に
回転駆動用の連結部32を形成した円盤状のブラ
シホルダ31の下面には、研摩材を含有させたナ
イロンフイラメント等を構成線材として密植形成
した複数個のセグメントブラシ体より構成される
ブラシ33が配設してある。このブラシホルダ3
1の外周には有底筒状の保持部材34が昇降調節
自在として設けてあり、保持部材34の底部35
にはブラシホルダ31のブラシ33を挿通できる
案内孔36が各セグメントブラシ体の位置に対応
して設けてあり、ブラシ33の下部側は各別に前
記案内孔36に挿通突出されている。そして保持
部材34の側壁37には、ブラシホルダ31の軸
線方向と平行な長孔38が所定数形成してあり、
各長孔38にはブラシホルダ31に螺着させた案
内ボルト39がそれぞれ遊挿させた構成とされ、
保持部材34はその座部35より突出されるブラ
シ33の先端側が所定の穂先長さになるようにブ
ラシホルダ31に対し位置決めされ、各案内ボル
ト39により該ブラシホルダ31に締付け固定さ
れている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような構成のカツプ形回転
ブラシでは、研摩作業によるブラシ33の先端側
の摩耗により穂先長さが規定値より短くなつた場
合には、各案内ボルト39をゆるめてブラシホル
ダ31に対する保持部材34の締付け固定を解除
し、次いで、保持部材34を上昇させてブラシ3
3の穂先長さを規定長さに復元させたのち、各案
内ボルト39を締付けて両者を再び固定状態とす
る必要があり、作業が面倒で時間がかかるととも
に保持部材34の位置調節が円滑に行われ難いと
いうような問題がある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記のような問題点を解決したカツプ
形回転ブラシに関するもので、筒状の側壁の上端
を覆う蓋体の上面中央に回転駆動用の連結部を設
けるとともに該蓋体の下側に蓋体の中心の延長軸
線上で回転および固定可能な調節ねじ部材を設け
たブラシケースと、前記調節ねじ部材に中心のね
じ孔部をもつて螺着された状態でブラシケース内
に設けられる環盤状のブラシホルダと、前記ブラ
シケースの下端の開口側に取付けられたブラシの
案内孔を有する環板状の保持部材と、前記ブラシ
ホルダに上端をもつて装脱自在に取付けられてブ
ラシ穂先を前記案内孔を通じて下方に突出させる
ブラシ17とよりなり、前記調節ねじ部材を回動
によりブラシホルダを昇降動させて前記案内孔よ
り突出するブラシ17の穂先長さを調節できるよ
うにしたことを特徴とするものである。
(作用) このようなカツプ形回転ブラシは、ブラシ穂先
長さが摩耗により規定値より短くなつたら、ブラ
シケース内の中央部に位置する調節ねじ部材を所
定量回動させると、これに螺着されているブラシ
ホルダが前記ブラシケースの軸線方向に下降し、
これによりブラシホルダに上端が保持されている
ブラシも下降して保持部材の案内孔より突出して
いるブラシ穂先の長さが増加するから、ブラシの
前記穂先長さが規定の長さに達したら、調節ねじ
部材を停止、固定させることによりブラシホルダ
はブラシケースに固定状態となり、ブラシは所定
の穂先長さとしてブラシケースに保持される。
(実施例) 次に、本考案を第1図〜第3図に示す実施例に
基づいて詳細に説明する。
1はポリアミド系樹脂等の合成樹脂成形品より
なるブラシケースで、該ブラシケース1はその側
壁2の部分が筒状とされて上端に蓋体3が設けて
あり、蓋体3の上面中央には図示されないバリ取
り研摩機等の回転主軸に着脱可能とされる回転駆
動用の連結部4が取付けてあり、また、蓋体3の
下面中央には案内軸5がその基端に形成したねじ
部6を連結部4の下端のねじ孔部7に螺着させて
固定してブラシケース1内の中心においてその軸
線に平行とされている。8は案内軸5に回転固定
可能に嵌着された管状の調節ねじ部材で、その下
端は案内軸5に取付けたストツプリング9に当接
支持され、また、外周にはねじ部10が螺刻して
あり、更に、調節ねじ部材8の下端部は6角形状
の多角形部8aとされ、その一側には調節ねじ部
材8を案内軸5へ固定あるいは開放するセツトボ
ルト11が螺着してあり、以上により調節ねじ部
材8は案内軸5を介してブラシケース1内の中央
にその軸線に平行とされて回動固定可能に垂設さ
れた構成とされている。また、ブラシケース1内
には前記同様の合成樹脂成形品等よりなるブラシ
ホルダ12が設けてあり、該ブラシホルダ12は
円盤の中央部に前記調節ねじ部材8のねじ部10
に螺合可能なねじ孔部13が形成された環盤状の
ものとしてあり、このねじ孔部13へねじ部10
を螺合させることにより、ブラシホルダ12は調
節ねじ部材8に螺着されて保持されて調節ねじ部
材8を案内軸5を中心として回動させることによ
り、ブラシホルダ12がブラシケース1内におい
てブラシケース1の軸線に添つて昇降可能とされ
ている。さらに、ブラシホルダ12の下面には後
記のブラシを構成する各セグメントブラシ取付用
の取付孔14が所定数配設してあり、各取付孔1
4内には永久磁石等よりなる吸着部材15が埋設
してあり、これらの取付孔14には、上部に鉄製
の取付座板16をそれぞれ有する適数個のセグメ
ントブラシより構成されるブラシ17が、前記取
付座板16を吸着部材15に吸着させることによ
り着脱可能として保持させてある。なお、前記セ
グメントブラシは研摩材を含有させたナイロンフ
イラメントなどの構成線材を所定長さとして取付
座板16に密植させた円柱形状とされている。ま
た、ブラシホルダ12の側面外周には適数個の案
内ボルト18が所定の間隔で螺着させてあり、該
案内ボルト18は、ブラシケース1の軸線方向と
平行とされて側壁2に同様な間隔でブラシケース
1の円周3等分の位置に形成されている長孔19
に遊挿された状態とされていて、この案内ボルト
18と長孔19との係合によりブラシホルダ12
は調節ねじ部材8の回動につれてブラシケース1
の内周に沿いその軸線方向に昇降調節可能とされ
ている。20はブラシケース1の他端の開口21
側に嵌着固定される前記同様の合成樹脂成形品等
よりなる環板状の保持部材で、該保持部材20に
はブラシホルダ12に配設保持される各セグメン
トブラシよりなるブラシ17を挿通できる案内孔
22が所定数設けてあり、23は保持部材20の
中心孔である。
このように構成されたものは、まず、ブラシ1
7の保持部材20より突出する穂先長さを規定値
に設定してセツトボルト11を締め付け、調節ね
じ部材8を案内軸5に固定したのち連結部4をバ
リ取り研摩機等の回転主軸へ取付け、所定の研摩
作業を行うことにより被処理物は連結部4を中心
として公転する各セグメントブラシよりなるブラ
シ17によりバリ、カエリ等が除去される。この
研摩作業によりブラシ17の先端側が摩耗して穂
先長さが規定値より短くなつたら、前記回転主軸
を止め、保持部材20の中心孔23に臨ませてあ
るセツトボルト11をゆるめて調節ねじ部材8を
案内軸5に対し解放して回転自在とする。次に、
調節ねじ部材8の多角形部8aを利用して該調節
ねじ部材8をストツプリング9上において所定方
向に所定量回すと、ねじ部10に螺着されている
ねじ孔部13を経てブラシホルダ12はその側面
外周の案内ボルト18がブラシケース1の長孔1
9に遊挿されているため回転できず、したがつ
て、ブラシホルダ12は長孔19に案内されてね
じ部10のピツチに応じ調節ねじ部材8に沿つて
ブラシケース1の軸線方向に下降する。これによ
りブラシ17はその先端側の保持部材20から突
出した穂先長さが増加されるから、その穂先長さ
が規定値に達した時点で調節ねじ部材8の回動を
止め、セツトボルト11を締めて調節ねじ部材8
を案内軸5に固定する。以後、前記操作を繰り返
すことにより、ブラシホルダ12は第1図の鎖線
で示すように、順次ブラシケース1内を下降され
て穂先長さの調節が行われる。なお、実施例では
ブラシ17は9個のセグメントブラシにより構成
されているが、普通の1個のカツプ形回転ブラシ
でもよく、また、案内軸5はブラシケース1の蓋
体3の下面より直接突設させる構造とすることも
できる。
(考案の効果) 本考案は前記説明から明らかなように、研摩作
業によりブラシが摩耗してその穂先長さが規定値
より短くなつたら、ブラシケース内の中央の調節
ねじ部材を回すだけでブラシホルダが下降し、そ
の下面に上端をもつて保持されて保持部材から突
出するブラシの穂先は揃つて必要量突出するか
ら、従来のように多くの案内ボルトをゆるめたり
締め付けたりする必要がなく、簡単かつ迅速に穂
先長さの修正が可能とされ、しかも、修正のため
のブラシホルダの下降はねじ構造を利用するもの
であるから均等且つ円滑に行われるうえ微調整も
可能とされる等の多くの利点を有するものであ
る。
従つて、年考案は従来のこの種カツプ形回転ブ
ラシの問題点を解決したものとして実用的価値極
めて大きいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す一部切欠正面
図、第2図は同じく側面図、第3図は同じく一部
切欠底面図、第4図は従来のカツプ形回転ブラシ
の一部切欠正面図である。 1:ブラシケース、2:側壁、3:蓋体、4:
連結部、8:調節ねじ部材、12:ブラシホル
ダ、17:ブラシ、20:保持部材、22:案内
孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒状の側壁2の上端を覆う蓋体3の上面中央に
    回転駆動用の連結部4を設けるとともに該蓋体3
    の下側に蓋体3の中心の延長軸線上で回転および
    固定可能な調節ねじ部材8を設けたブラシケース
    1と、前記調節ねじ部材8に中心のねじ孔部13
    をもつて螺着された状態でブラシケース1内に設
    けられる環盤状のブラシホルダ12と、前記ブラ
    シケース1の下端の開口側に取付けられたブラシ
    の案内孔22を有する環板状の保持部材20と、
    前記ブラシホルダ12に上端をもつて装脱自在に
    取付けられてブラシ穂先を前記案内孔22を通じ
    て下方に突出させるブラシ17とよりなり、前記
    調節ねじ部材8を回動によりブラシホルダ12を
    昇降動させて前記案内孔22より突出するブラシ
    17の穂先長さを調節できるようにしたことを特
    徴とするカツプ形回転ブラシ。
JP1986146080U 1986-09-24 1986-09-24 Expired JPH0354848Y2 (ja)

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JP1986146080U JPH0354848Y2 (ja) 1986-09-24 1986-09-24

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JPS6353666U JPS6353666U (ja) 1988-04-11
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JPS4969686U (ja) * 1972-09-30 1974-06-18

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