JPS59156667A - 研磨切削工具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は特許請求の範囲第１項の前言部分に記載された
種類の研磨切削工具に関する。

このような種類の研磨切削工具は歯科医および歯科技工
士の作業において、あるいは宝石加工の技術分野におい
て、さらにはまた機器製造の際に使用されている。歯科
の分野ではしばしばマンドレルとも呼ばれている旋盤ホ
ルダーは研磨リンネル、フェルト、ゴム、レザーまたは
合成材料からつくられた研磨盤をしっかりと保持する役
割を持つものである。

定期刊行物１１Ｄｅｎｔａｌ−Ｄｉｅｎｓｔ”２　／　
８１号、１８乃至２６頁には公知のすべての種類の研磨
盤と旋盤ホルダーとがまとめて開示されている。

これら公知の種々の研磨工具間の実質的な相違点は研磨
盤の取付固定の仕方である。

第１のグループに属するものでは、旋盤ホルダーが軸方
向の内孔を有し、その内孔壁にねじ山が形成されている
。研磨用旋盤は支持台板とねじとを用いてホルダーの頭
部に固定される。このため、上記刊行物には「ねじをよ
く締め且つ合板とホルダーをしっかりと固締させること
によって長い耐用寿命と確実な加工作業が保証される」
と記載されている。

歯科の実際の処置および歯科技工室内ではこのような研
磨加工用の工具は２４０００／分ていどまでの回転数で
使用される。

歯科の技術分野では２つの回転方向に駆動することので
きる駆動装置を備えることが公知となっている。これに
対応して、ねじ結合が高速回転によってゆるむことがな
いように上記のホルダー内孔壁とねじとには右巻きねじ
山かまたは左巻きねじ山かのいずれかがつけられている
。

このような固定法は時間浪費的であシ、そしてねじを必
要な確実さで締めるために少なくとも１つのねじ回しが
必要である。

さらに丑だ、切削盤、特に紙またはナイロン製の切削盤
を迅速に固定するために軸方向に中ぐりされ、頭部の遊
端側に尖端が設けられており、そして固締保持手段を有
している旋盤ホルダーも提案されている。このホルダー
〇周締保持手段は、その切削盤を押圧するだめの皿と幾
重にも曲げられたシャフトとからなる。そのシャフトは
幾重にも折ジ曲けられているため、そのばね力によって
ホルダーの中ぐり孔の中にそれ自身で保持される。この
固定方式の場合には通常高速回転されるその工具がそれ
に加わる側圧が微小であるような条件で使用されなけれ
ばならない。

同様な盤固定を行なうものとして軸方向スリットを有す
るヘッドとくさび状差込部材とを持つホルダーも知られ
ている。この種類のものでは、いずれの場合にも歯医者
に相当な熟練が要求される。なぜならば、固定に必要な
押圧力によってその旋盤が破壊されてしまうことがある
からである。さらに、歯医者自身が指を負傷する危険の
ちることも知られている。

旋盤の中央孔は、しばしば円形または正方形開口を持つ
金属ハト目で補強される。これは旋盤製造に困難を課す
ることとなる。なぜならばこの種旋盤は高速回転される
るからして、そのハト目は正確に中心に配置する必要が
あるからである。さらに、この金属ハト目が研磨まだは
切削作業中に歯充填物表面または歯の表面に接触すると
、その接触部分が不可避的にほとんど暗黒色に変色する
。

どんなによく固定しても、なお信頼性が十分でないこと
は定期刊行物”Ｔａｎｄｅｌａｅｇｅｂｌａｄｅｔ”１
９８０　：　８４　：　Ｎｏ、　１５　：　　５５７９
所載の記事が示している。すなわち、この記事によれば
ホルダーからはずれて飛び出た旋盤が患者を死亡させる
こともありうるという。

したがって、本発明の目的は旋盤を、たいした熟練がな
くとも固定でき、そして旋盤が回転方向に無関係に回転
安全確実に保持されるような研磨切削工具を提供するこ
とである。

しかして、この目的は特許請求の範囲第１項の特徴部分
に記載した構成によって達成される。

以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。

牙１図乃至第３図には、旋盤２ｏを持つ旋盤ホルダー１
０が示されている。ホルダー１０の頭部１２はシャフト
１４の差込まれる差込スリーブとして構成されたボス部
分１３、支持台板１５、および該支持台板１５から垂直
にのびるみぞ１６によって離隔されている当て板１７と
からなる。第２図および第６図から明らかなように、上
記みぞ１６は断面平行四辺形のスペーサ１９を形成する
ように切取られている。

当て板１７の長方形の長辺側の辺は、平行四辺形スペー
サ１９の長い方の対角線と平行であり、みぞ１６は当て
板１７の辺中心から辺中心までのびている。

旋盤２０は中央孔２１を有し、その孔の輪郭形状および
サイズは当て板１７と一致している。したがって、当て
板１７はその中央孔２１内に嵌め合い鎖錠的に差込むこ
とができる。

このことから容易に理解されるように、ホルダー１０と
旋盤２０とを回すだけで旋盤２０は支持台板１５の平坦
な盤載置面１１と当て板１７との間のみぞ１６の中に確
保される。

みぞ１６は直線状にのびているので、旋盤２０内の中央
孔２１の長辺側縁辺２２．２３は、みぞ１６のみぞ基底
１８とぴったりと当接しており、したがって旋盤ホルダ
ー１０が回転すると旋盤１０は遊びを持たずに一緒に回
転させられる。

中央孔２１の長辺２２，２３はその辺の長さの半分より
も長い領域（（おいてスペーサ１９の対応する２つの辺
に接しているので、圧力は正方形の孔を有する従来公知
の旋盤の場合よりもより長い辺領域に分散されることと
なる。したがって、その縁辺を歯科充填物または歯面と
接触したときに変色を生じさせるおそれのある金属ハト
口で補強する必要がなくなる。ホルダー頭部１２は押出
成形またはプレスによって合成材料から簡単に製造する
ことができる。したがって、公知のねじや差込固定ビン
などを使用した場合のように、患者の口腔内で作業をし
ているとき硬い金属エツジによって患者を傷つける危険
がない。

本発明による工具のいま一つの利点として挙げられるべ
きことは、旋盤装着の操作がきわめて簡単であることで
ある。本発明によれば、旋盤２０内の中央孔２１に当て
板１７を挿入し、そして次にその旋盤をわずか回転させ
るだけで旋盤が装着できる。歯医者は長さ約１ｃｍ、太
されずか１．５　ｍのねじでねじ固締する必要がなくな
る。それ故、そのねじ固締の際に旋盤ホルダーのねじ山
の方向とねじのねし白方向とを調べた夛する必要もない
。′また、回転方向が突然切替わったときに旋盤２゜が
ゆるんで患者を傷つけるような心配もない。

第２図に実線と破線で示されているように、旋盤は２つ
の安定位置を有しており、そして旋盤を回すことによっ
て抜けて飛び出す危険なしに一方の位置から他方の位置
に切替えられ、そして保持される。

図示した実施例では、頭部は軸対称の構成となっている
が、もちろん本発明はこの実施例のみに限定されるもの
ではない。当て板１７と中央孔２１との輪郭形状を図示
実施例とは別の形状とすることも可能である。肝要なこ
とは、両者の形状が嵌め合い鎖錠的であるべきことおよ
び角をなしているみぞ１６の直線状基底に当接して回転
安全な保持を保証させる少なくとも１つの直線状側辺す
なわちエツジが存在すべきことである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例を示す研磨切削工具の第２
図のｒ−１線に沿って見た一部断面図を含む側面図であ
る。 第２図は、第１図の切断線ＩＴ−ＩＴに沿って取った断
面図である。 第３図は、旋盤ホルダーの頭部の構成を示す斜視図であ
る。 図において、 ２０は旋盤、１０は旋盤ホルダー、１２はホルダーの頭
部、１５は支持台板、１７は当て板、１６はみそ、２１
は旋盤の中央孔、１１は支持台板の旋盤載置面、１８は
みぞの基底、１９はスペーサ、２２．２３は中央孔の長
辺である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、旋盤ホルダーに着脱自在に保持された研磨切削旋盤
   を有する研磨切削工具において、旋盤ホルダーが一方の
   終端側に設けられた当て板とこの当て板の下に切込まれ
   たみそとを持つ頭部を有し、該当て板は嵌め合い鎖錠の
   態様で且つある特定の相対的回転位置において該旋盤内
   の中央孔の中に差込み可能であり、そして上記回転位置
   の両側に２つの回転方向においてパイヨネット鎖錠を形
   成する手段が存在することを特徴とする上記工具。 ２、　尚て板に向き合っているみぞ壁が旋盤のための平
   らな載置面を形成するように拡張されていることを特徴
   とする特許請求の範囲第１項に記載の研磨切削工具。 ３、　当て板と旋盤内の中央孔との輪郭線がそれぞれ少
   なくとも１つの直線部分を有しておシ、該直線部分によ
   って該当て板の差込を許容する相対的回転位置が規定さ
   れていることを特徴とする特許請求の範囲第２項に記載
   の研磨切削工具。 ４、　当て板と旋盤内の中央孔との輪郭線が２本の互に
   平行な直線の線分を有しており、そしてみその基底が半
   径方向断面で見て１つの平行四辺形を形成していること
   を特徴とする特許請求の範囲第６項に記載の研磨切削工
   具。 ５、　旋盤の中央孔が当て板の輪郭に嵌合鎖錠されるよ
   うに形成されていることを特徴とする特許請求の範囲第
   １項乃至４項のいずれかに記載の研磨切削工具の旋盤ホ
   ルダーと共に使用するだめの研磨切削旋盤。 ６、中央孔が２つの互に平行な縁辺を有していることを
   特徴とする特許請求の範囲第５項に記載の研磨切削旋盤
   。