JP6646490B2 - 電源回路及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ブートストラップコンデンサを利用してブリッジ回路のスイッチング素子を駆動するドライブ回路を含む電源回路、及び当該電源回路を備える画像形成装置に関するものである。
D級アンプ等によって構成された電源回路において、ブリッジ回路のハイサイド(電源側)のスイッチング素子の駆動にブートストラップコンデンサを利用する構成が知られている。ブートストラップコンデンサは、ブリッジ回路の出力端と、ハイサイドのスイッチング素子を駆動するドライブ回路との間に接続され、電源から供給される充電電流によって充電される。ドライブ回路は、ハイサイドのスイッチング素子を駆動する際には、ブリッジ回路の出力端の電圧にブートストラップコンデンサの充電電圧を上乗せした電圧を駆動電圧として使用する。これにより、ハイサイドのスイッチング素子を安定してオン状態へ切り替えることが可能になる。特許文献1には、MOSトランジスタを駆動する駆動回路の動作に必要な動作電圧の発生にブートストラップコンデンサを用いる構成が開示されている。
また、このようなブートストラップコンデンサを用いる場合、充電電流が放射ノイズの原因となることが知られている。このような放射ノイズを抑制する方法として、当該コンデンサの充電電流が流れる経路に、フェライトビーズ等のインダクタンス成分を設けることで、充電電流の高周波成分を抑える方法がある。
特開2014−23272号公報
しかし、ドライブ回路がスイッチング素子をオフ状態とオン状態との間で切り替える際に、ブートストラップコンデンサの充電電流が流れるインダクタンス成分の両端間に電圧が発生(即ち、起電力が発生)する。その結果、ブートストラップコンデンサの充電電圧を使用するドライブ回路に印加される電圧が、インダクタンス成分に発生した電圧によって瞬間的に高い電圧に増加する。このため、このような高い電圧に耐えられるように高耐圧の部品をドライブ回路(ハイサイドのゲートドライブ回路)に使用する必要性が生じ、これは部品コストの増加を招く。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものである。本発明は、ブートストラップコンデンサの充電電流が流れる経路に設けられたインダクタンス成分に発生する電圧に起因して、ハイサイドのゲートドライブ回路に必要となる耐圧が高くなるのを防止するための技術を提供することを目的としている。
本発明は、例えば、電源回路として実現できる。本発明の一態様の係る電源回路は、第1直流電源に接続された第1スイッチング素子、及び前記第1スイッチング素子に直列に接続された第2スイッチング素子を備え、前記第1スイッチング素子及び前記第2スイッチング素子のスイッチングに応じた電圧を負荷へ出力するブリッジ回路と、入力パルス信号に従って、前記第1及び第2スイッチング素子が交互にオン状態になるよう、前記第1及び第2スイッチング素子をそれぞれ駆動する第1及び第2ドライブ回路と、前記第1ドライブ回路と前記ブリッジ回路の出力端との間に接続されており、前記第1スイッチング素子がオフ状態である間に第2直流電源から充電電流が供給されて充電されることによって、前記第1ドライブ回路による前記第1スイッチング素子の駆動に使用される充電電圧が発生するコンデンサと、前記充電電流が流れる経路に設けられた、ノイズ抑制用のインダクタンス成分と、前記インダクタンス成分に並列に接続された、前記インダクタンス成分に発生する電圧の制限用の電圧制限素子と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ブートストラップコンデンサの充電電流が流れる経路に設けられたインダクタンス成分に発生する電圧に起因して、ハイサイドのゲートドライブ回路に必要となる耐圧が高くなるのを防止することが可能になる。
画像形成装置の概略的な構成を示す断面図 制御基板110及び帯電高圧基板100の概略的な構成を示すブロック図と、AC高圧生成回路101の概略的な構成を示すブロック図 D級アンプ201の構成を示すブロック図 比較器213,218の入出力信号の波形の例を示す図 D級アンプ201内のフルブリッジ回路用の駆動回路の構成を示す回路図 図5の駆動回路に対する比較例を示す回路図 図6(A)の構成に対応する、Vc1、Vc2、ΔV及び入力PWM信号の各波形の例を示す図 図6(B)の構成に対応する、Vc1、Vc2、ΔV及び入力PWM信号の各波形の例を示す図 D級アンプ201内のフルブリッジ回路用の駆動回路の動作を示す図 Vc1、Vc2、ΔV及び入力PWM信号の各波形の例を示す図
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
<画像形成装置>
図1は、一実施形態に係る電源回路(高圧電源回路)を備えた画像形成装置の概略的な構成を示す断面図である。画像形成装置は、単色画像を形成する画像形成装置であってもよいが、ここでは、複数色のトナー(現像剤)を用いて多色画像を形成する画像形成装置を想定する。画像形成装置は、例えば、印刷装置、プリンタ、複写機、複合機(MFP)、及びファクシミリ装置のいずれであってもよい。
図1に示す画像形成装置は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の4色のトナーを用いて電子写真方式によりトナー画像を形成する4つの画像形成ステーション10Y,10M,10C,10Kを備えている。図1では、イエローに対応するステーション10Yの構成部品にのみ参照番号を付与しているが、4つのステーション10Y,10M,10C,10Kはいずれも同一の構成を採用可能である。画像形成装置の各ステーション10(10Y,10M,10C,10K)は、感光ドラム1(感光体)、帯電ローラ2、露光ユニット3、現像器4、当該現像器内の現像スリーブ41、一次転写ローラ53、及びドラムクリーナー6を備える。画像形成装置は、更に、中間転写ベルト51、ベルトクリーナー55、二次転写ローラ56,57、及び定着器7を備える。各ステーション10は、感光ドラム1や中間転写ベルト51等の像担持体にトナーを用いて画像を形成する画像形成手段の一例である。
画像形成装置のCPU111(図2)は、画像形成命令を受けると、感光ドラム1、帯電ローラ2、現像スリーブ41、中間転写ベルト51、一次転写ローラ53、二次転写ローラ57、及び定着器7内の定着ローラの回転を開始させる。感光ドラム1及び帯電ローラ2は、ドラムモータ(図示せず)によって駆動される。帯電ローラ2は、高圧電源(図2の帯電高圧基板100)から、直流(DC)電圧に正弦波状の交流(AC)電圧を重畳して得られた高電圧(高圧)が印加されることで、感光ドラム1の表面を一様に帯電させる。露光ユニット3は、画像信号に基づいて変調したレーザ光(光ビーム)Lを出力し、感光ドラム1の表面をレーザ光で走査する。これにより、感光ドラム1上に静電潜像が形成される。現像器4(現像スリーブ41)は、高圧電源(図示せず)から高圧が印加されることで、トナーを用いて静電潜像を現像し、感光ドラム1上にトナー画像を形成する。一次転写ローラ53は、感光ドラム1上のトナー画像を中間転写ベルト51に一次転写する。なお、一次転写ローラ53及び二次転写ローラ57には、高圧電源(図示せず)から、トナー像の転写のためのDC高圧が印加されている。
中間転写ベルト51上のトナー画像は、中間転写ベルト51と二次転写ローラ57とによって形成された二次転写部へ搬送される。その間に、各ステーション10の感光ドラム1上に形成された各色のトナー画像が順に中間転写ベルト51上に重ね合わせて一次転写されることで、多色のトナー画像が中間転写ベルト51上に形成される。二次転写部では、給紙部(給紙トレイ等)から給紙されて搬送路を搬送されてきたシートPに、トナー画像が二次転写される。シートPは、記録紙、記録材、記録媒体、用紙、転写材、転写紙等と称されてもよい。シートPに転写されたトナー画像は、定着器7によって熱及び圧力が加えられることでシートPに定着する。その後、シートPは排紙部(排紙トレイ等)へ排紙される。なお、感光ドラム1上に残留したトナーは、ドラムクリーナー6によって回収される。中間転写ベルト51上に残留したトナーは、ベルトクリーナー55によって回収される。
<制御基板及び帯電高圧基板>
図2(A)は、制御基板110及び帯電高圧基板100の概略的な構成を示すブロック図である。帯電高圧基板100は、感光ドラム1を帯電させるための電圧(高圧)を帯電ローラ2に供給する電源回路が実装された基板である。制御基板110は、CPU111及びメモリ112を備える。帯電高圧基板100は、AC高圧生成回路101、DC高圧生成回路102、及びAC電圧検出回路103を備える。
制御基板110内のCPU111は、メモリ112に格納された制御プログラムを実行することで、画像形成装置全体を制御する。CPU111は、AC高圧生成回路101を制御するための電圧設定信号151及びクロック設定信号152と、DC高圧生成回路102を制御するための電圧設定信号161及びクロック設定信号162とを、帯電高圧基板100へ出力する。CPU111は、これらの信号に基づいて、帯電高圧基板100の動作を制御する。帯電高圧基板100では、制御基板110から受信されるこれらの信号に基づいて、AC高圧生成回路101及びDC高圧生成回路102が動作する。帯電高圧基板100は、AC高圧生成回路101及びDC高圧生成回路102で生成された出力を重畳して得られる電圧を出力する。
電圧設定信号151は、AC高圧生成回路101によって生成されるAC高圧のVpp(ピーク・ツー・ピーク電圧)を設定するための信号である。クロック設定信号152は、AC高圧生成回路101によって生成されるAC高圧の周波数を設定するための信号である。電圧設定信号161は、DC高圧生成回路102によって生成されるDC高圧(高電圧)の電圧値を設定するための信号である。クロック設定信号162は、DC高圧生成回路102内のトランス(図示せず)を駆動する駆動信号の周波数を設定するための信号である。
AC高圧生成回路101は、クロック設定信号152により設定された周波数(本実施形態では1.8[kHz])を有し、かつ、電圧設定信号151により設定される振幅を有する正弦波の電圧に基づいて、AC高圧を生成する。DC高圧生成回路102は、クロック設定信号162により設定された周波数の駆動信号でトランス(図示せず)の一次側を駆動して、電圧設定信号161により設定された電圧値を有するDC高圧を生成し、AC高圧生成回路101に出力する。AC高圧生成回路101は、生成したAC高圧と、DC高圧生成回路102から入力されるDC高圧に重畳して得られる電圧を、負荷である帯電ローラ2へ出力する。
AC電圧検出回路103は、AC高圧生成回路101の出力電圧におけるAC高圧成分のVppを検出し、検出したVppに応じた検出信号を、AC高圧生成回路101に出力する。AC高圧生成回路101は、電圧設定信号151が示す電圧とAC電圧検出回路103から入力される検出信号が示す電圧とが一致するように、フィードバック制御を行う。具体的には、AC高圧生成回路101は、電圧設定信号151が示す電圧が、検出信号が示す電圧より大きければ、生成するAC高圧のVppを大きくする制御を行う。一方、AC高圧生成回路101は、電圧設定信号151が示す電圧が、検出信号が示す電圧より小さければ、生成するAC高圧のVppを小さくする制御を行う。このようにして生成されるAC高圧をDC高圧に重畳して得られる電圧(AC高圧+DC高圧)が、帯電高圧基板100から帯電ローラ2へ出力される。
<AC高圧生成回路>
図2(B)は、AC高圧生成回路101の概略的な構成を示すブロック図である。AC高圧生成回路101は、正弦波生成部200、D級アンプ201、及びACトランス20を備える。AC高圧生成回路101では、正弦波生成部200によって生成される正弦波信号が、当該正弦波生成部200からD級アンプ201へ入力され、D級アンプ201の出力がACトランス20において高圧に変換されて出力される。
正弦波生成部200には、CPU111からの電圧設定信号151及びクロック設定信号152と、AC電圧検出回路103からの検出信号とが入力される。正弦波生成部200は、クロック設定信号152が示す周波数の正弦波信号を生成してD級アンプ201へ出力する。その際、正弦波生成部200は、上述のように、電圧設定信号151が示す電圧とAC電圧検出回路103からの検出信号が示す電圧とが一致するように、生成する正弦波信号の振幅を制御する。
D級アンプ201は、以下で詳しく説明するように、正弦波生成部200によって生成された正弦波信号を、所定周波数(本実施形態では550[kHz])のPWM信号に変換する。更に、D級アンプ201は、当該PWM信号をゲートドライブ回路によってブリッジ駆動電圧に変換し、当該ブリッジ駆動電圧によってフルブリッジ回路を駆動する。D級アンプ201は、当該フルブリッジ回路の出力電圧をACトランス20の一次側に入力(印加)することで、ACトランス20の二次側から高圧を出力する。
<D級アンプ>
図3は、D級アンプ201の構成を示すブロック図である。D級アンプ201は、発振器211、三角波生成部212、比較器213,218、反転回路214、ゲートドライブ回路215,219、ハーフブリッジ回路216,220、及びブートストラップ回路217,221を備える。D級アンプ201において、ハーフブリッジ回路216,220は、上述のフルブリッジ回路を構成している。
正弦波生成部200によって生成された正弦波信号は、比較器213及び反転回路214へ入力される。反転回路214は、入力された正弦波信号の正負の極性を反転させ、得られた正弦波信号を出力する。反転回路214から出力された正弦波信号は、比較器218へ入力される。このようにして、比較器213に入力される正弦波信号とは正負の極性が反転した正弦波信号が、比較器218に入力される。
発振器211は、所定周波数(本実施形態では550[kHz])のクロック信号を生成し、生成したクロック信号を三角波生成部212に出力する。発振器211によって生成されるクロック信号の周波数は、発振器211内の抵抗及びコンデンサ(図示せず)の時定数によって定められる。三角波生成部212は、発振器211から入力されるクロック信号に基づいて、所定の振幅を有する所定周波数の三角波信号を生成し、生成した三角波信号を比較器213,218に出力する。
比較器213,218は、入力された三角波信号と正弦波信号とを比較することでPWM信号を生成する。比較器213,218は、生成したPWM信号を、それぞれゲートドライブ回路215,219へ出力する。本実施形態では、比較器213,218は、入力された三角波信号の値が、入力された正弦波信号の値以上である場合には、ハイレベル(Hレベル)を出力する。一方、比較器213,218は、入力された三角波信号の値が、入力された正弦波信号の値未満である場合には、ローレベル(Lレベル)を出力する。このようにして、ハーフブリッジ回路216内のMOS−FET(スイッチング素子)Q1,Q2をスイッチングさせるための、HレベルとLレベルとの間で変化するPWM信号が、比較器213によって生成される。同様に、ハーフブリッジ回路220内のMOS−FET(スイッチング素子)Q3,Q4をスイッチングさせるための、HレベルとLレベルとの間で変化するPWM信号が、比較器218によって生成される。
ここで、図4(A)は、比較器213の入力信号及び出力信号の波形の例を示す図であり、図4(B)は、比較器218の入力信号及び出力信号の波形の例を示す図である。比較器213は、三角波生成部212によって生成された三角波信号と、正弦波生成部200によって生成された正弦波信号とを比較することで、図4(A)に示すようなPWM信号を生成する。一方、比較器218は、三角波生成部212によって生成された三角波信号と、比較器213に入力される正弦波信号とは極性が反転した正弦波信号とを比較することで、図4(B)に示すようなPWM信号を生成する。図4からわかるように、比較器213が出力するPWM信号と比較器218が出力するPWM信号とは、入力される正弦波信号に依存して、PWM信号の1周期(PWM周期)内のHレベルの継続時間の割合を示すデューティ比が異なっている。
ゲートドライブ回路215には、比較器213から出力されるPWM信号と、ブートストラップ回路217から出力される電圧とが入力される。一方、ゲートドライブ回路219には、比較器218から出力されるPWM信号と、ブートストラップ回路221から出力される電圧とが入力される。ブートストラップ回路217,221は、それぞれ、ハーフブリッジ回路216,220から出力される電圧Va,Vbに、ブートストラップコンデンサC1の充電電圧を加えた(上乗せした)電圧を、ゲートドライブ回路215,219に出力する回路である。
ゲートドライブ回路215,219は、比較器213,218から出力されるPWM信号と、ブートストラップ回路217,221から出力される電圧とに基づいて、ブリッジ駆動電圧を生成して出力する。ゲートドライブ回路215,219から出力されたブリッジ駆動電圧は、ハーフブリッジ回路216及びハーフブリッジ回路220へそれぞれ入力される。即ち、ブリッジ駆動電圧は、ハーフブリッジ回路216及びハーフブリッジ回路220によって構成されたフルブリッジ回路に入力される。
ハーフブリッジ回路216から出力される電圧Vaは、ブートストラップ回路217と、ACトランス20の一次側のa点とに供給(印加)される。ハーフブリッジ回路220から出力される電圧Vbは、ブートストラップ回路221と、ACトランス20の一次側のb点とに供給(印加)される。ACトランス20の一次側に印加される電圧Vaと電圧Vaとの電位差によって、ACトランス20の一次側(即ち、a点とb点との間)に電流が流れる。その結果、ACトランス20の二次側にAC高圧が発生する。ACトランス20の二次側から出力されるAC高圧は、DC高圧生成回路102から出力されたDC高圧に重畳されて、負荷である帯電ローラ2へ出力される。
<ブリッジ回路用の駆動回路>
図5は、D級アンプ201に含まれる、フルブリッジ回路(ハーフブリッジ回路216,220)と、当該フルブリッジ回路用の駆動回路の構成を示す回路図である。一般に、D級アンプ等に適用されるブリッジ回路は、ハイサイド(電源側)のスイッチング素子の駆動にブートストラップコンデンサを利用する。本実施形態のD級アンプ201では、以下で説明するように、ハーフブリッジ回路216,220の駆動にブートストラップコンデンサC1,C2を用いている。D級アンプ201において、ゲートドライブ回路219、ハーフブリッジ回路220及びブートストラップ回路221は、それぞれ、ゲートドライブ回路215、ハーフブリッジ回路216及びブートストラップ回路217と同様の構成を有している。このため、以下では、主にゲートドライブ回路215、ハーフブリッジ回路216及びブートストラップ回路217について説明する。
(ハーフブリッジ回路216)
図5に示すように、ハーフブリッジ回路216は、第1直流電源(電源電圧Vin、本実施形態では24V)に接続されたハイサイドのスイッチング素子であるQ1と、及びQ1に直列に接続されたローサイド(接地側)のスイッチング素子であるQ2を備える。Q1,Q2はいずれもn型MOS−FETで構成される。本実施形態において、ハーフブリッジ回路216は、Q1(第1スイッチング素子)及びQ2(第2スイッチング素子)のスイッチングに応じた電圧を負荷へ出力するブリッジ回路の一例である。
ハーフブリッジ回路216のQ1,Q2は、ゲートドライブ回路215を構成するゲートドライブ回路215a及びゲートドライブ回路215bによってそれぞれ駆動される。Q1のゲート端子には、ゲートドライブ回路215aから出力されるブリッジ駆動電圧が入力される。一方、Q2のゲート端子には、ゲートドライブ回路215bから出力されるブリッジ駆動電圧が入力される。Q1のドレイン端子は、第1直流電源(Vin)と接続され、Q1のソース端子は、Q2のドレイン端子と接続されている。Q2のソース端子は、グランドと接続されている。このように、Q1,Q2は、第1直流電源(Vin)とグランドとの間に直列に接続されている。ハーフブリッジ回路216からACトランス20を介して負荷へ供給される電圧Vaは、Q1とQ2との接続点に設けられた出力端から出力される。
(ゲートドライブ回路215)
ゲートドライブ回路215は、Q1を駆動するゲートドライブ回路215aと、Q2を駆動するゲートドライブ回路215bとによって構成される。ゲートドライブ回路215aは、n型トランジスタTr1、p型トランジスタTr2及びn型トランジスタTr9を備える。ゲートドライブ回路215bは、n型トランジスタTr3及びp型トランジスタTr4を備える。
比較器213から出力されるPWM信号は、Tr9,Tr3及びTr4のそれぞれのベース端子に入力される。Tr9のコレクタ端子は、抵抗R1の一端、Tr1のベース端子、及びTr2のベース端子と接続されており、Tr9のエミッタ端子は、グランドと接続されている。抵抗R1の他端は、ブートストラップ回路217内のブートストラップダイオードD1のカソード端子と接続されており、D1を介して第2直流電源(電源電圧Vcc、本実施形態では5[V])と接続されている。
Tr1のコレクタ端子は、ブートストラップ回路217内のD1のカソード端子と接続されており、D1を介して第2直流電源(Vcc)と接続されている。なお、Tr1のコレクタ端子には、D1と並列にブートストラップコンデンサC1が接続されている。Tr2のコレクタ端子は、ハーフブリッジ回路216内のQ1及びQ2の接続点と接続されている。Tr3のコレクタ端子は、第2直流電源(Vcc)と接続されている。Tr4のコレクタ端子は、グランドと接続されている。Tr1及びTr2は、互いのエミッタ端子同士が接続されている。Tr3及びTr4は、互いのエミッタ端子同士が接続されている。
ゲートドライブ回路215aは、入力されたPWM信号(入力パルス信号)から変換された、Q1用のブリッジ駆動電圧を、Tr1及びTr2のエミッタ端子間の接続点から出力する。また、ゲートドライブ回路215bは、入力されたPWM信号から変換された、Q2用のブリッジ駆動電圧を、Tr3及びTr4のエミッタ端子間の接続点から出力する。ゲートドライブ回路215a及びゲートドライブ回路215bは、入力PWM信号に従って、Q1,Q2が交互にオン状態になるよう、Q1,Q2をそれぞれ駆動する。
(ブートストラップ回路217)
ハーフブリッジ回路216の出力端(Q1及びQ2の接続点)とゲートドライブ回路215aとの間に設けられたブートストラップ回路217は、ブートストラップダイオードD1及びブートストラップコンデンサC1によって構成される。D1のアノード端子は、第2直流電源(Vcc)と接続され、D1のカソード端子は、ゲートドライブ回路215aと接続されている。C1は、ゲートドライブ回路215aと、ハーフブリッジ回路216の出力端との間に接続されている。なお、D1のカソード端子及びC1は、ゲートドライブ回路215a内のTr1のコレクタ端子及び抵抗R1と接続されている。以下で説明するように、Q1がオフ状態である間に第2直流電源(Vcc)から充電電流が供給されてC1が充電されることで、ゲートドライブ回路215aによるQ1の駆動に使用される充電電圧がC1に発生する。
本実施形態では、以下で説明するように、C1の充電電流が流れる経路に、当該充電電流に起因する放射ノイズを抑制するためのフェライトビーズFb1(ノイズ抑制用のインダクタンス成分)が設けられる。具体的には、Fb1は、C1とハーフブリッジ回路216の出力端との間に挿入される。本実施形態では更に、Fb1に並列に、Fb1に発生する電圧の制限用のショットキーバリアダイオードD3(電圧制限素子)が接続される。D3は、アノード端子がC1と接続され、カソード端子がハーフブリッジ回路216の出力端と接続されることで、第2直流電源(Vcc)からの電流を通過させる方向に配置されている。以下で説明するように、D3をFb1に並列に接続することで、Fb1に発生する電圧が、D3がオン状態(導通状態)になる電圧である閾値電圧を上回らない電圧に制限される。
<ブートストラップ回路の役割>
次に、図6乃至図8を参照して、本実施形態のD級アンプ201における、ブートストラップ回路217、Fb1及びD3(ブートストラップ回路221、Fb2及びD4)の役割について説明する。図6(A)は、図5に示すゲートドライブ回路215、ハーフブリッジ回路216及びブートストラップ回路217を含む回路構成から、Fb1及びD3を除いたものを示している。
D級アンプ201において、ゲートドライブ回路215に入力されたPWM信号は、ゲートドライブ回路215a及びゲートドライブ回路215bによって、それぞれQ1,Q2を駆動するための駆動電圧に変換される。PWM信号から変換された駆動電圧は、ゲートドライブ回路215a及びゲートドライブ回路215bから、Q1,Q2のそれぞれのゲート端子へ印加される。これにより、Q1,Q2は、ゲートドライブ回路215に入力されたPWM信号に応じて交互にオン状態になるように、スイッチングされる。例えば、入力PWM信号がHレベルである場合には、Q1はオフ状態、Q2はオン状態になる。入力PWM信号がLレベルである場合には、Q1はオン状態、Q2はオフ状態になる。このようなQ1,Q2のスイッチングの結果、入力PWM信号は、Q1,Q2に接続された第1直流電源の電圧Vinに応じて増幅されて、Q1とQ2との間の接続点(出力端)から電圧Vaとして出力され、負荷へ供給される。
ここで、図6(A)に示す電圧Vc1,Vc2は、ゲートドライブ回路215aのハイサイド及びローサイドの入力端子電圧に相当する。電圧Vc2は、Q1のソース端子電圧と等しく、電圧Vc1は、Q1のソース端子電圧(=Vc2)に、C1の電圧を加えた電圧に等しい。ゲートドライブ回路215aは、PWM信号に応じてQ1をオン状態にする際には、電圧Vc1を駆動電圧としてQ1のゲート端子に印加する。また、ゲートドライブ回路215aは、PWM信号に応じてQ1をオフ状態にする際には、電圧Vc2を駆動電圧としてQ1のゲート端子に印加する。
なお、ゲートドライブ回路215bは、PWM信号に応じてQ2をオン状態にする際には、第2直流電源(Vcc)から入力される電圧を駆動電圧としてQ2のゲート端子に印加する。また、ゲートドライブ回路215bは、PWM信号に応じてQ2をオフ状態にする際には、Q2のソース端子電圧を駆動電圧としてQ2にゲート端子に印加する。
Q1がオフ状態、Q2がオン状態になると、ハーフブリッジ回路216の出力端の電位がグランドと等しくなることでD1がオン状態になる。これにより、図6(A)に示すように、第2直流電源(Vcc)からD1を介してC1に電流(充電電流)が供給され、C1が充電される。当該充電電流は、Q1がオフである間に、第2直流電源(Vcc)から、D1及びC1と、ハーフブリッジ回路216の出力端と、オン状態のQ2とを介してグランドに至る経路600を流れる。充電完了時のC1の電圧(充電電圧)は、VccからD1の閾値電圧Vf1を差し引いて得られる電圧(=Vcc−Vf1)に等しくなる。Q1がオフ状態、Q2がオン状態である間には、C1の充電電圧が、電圧Vc1としてゲートドライブ回路215aに入力される。
その後、ゲートドライブ回路215aは、Q1をオン状態(Q2をオフ状態)に切り替える際には、Q1のソース端子電圧と同電位の電圧Vc2に、C1の充電電圧を上乗せした電圧Vc1を、駆動電圧としてQ1のゲート端子に印加する。具体的には、Q1がオン状態、Q2がオフ状態になると、ハーフブリッジ回路216の出力端(Q1のソース端子)の電位が第1直流電源(Vin)と等しくなることでD1がオフ状態になる。このため、電圧Vc1は、第1直流電源の電圧Vinを、C1の充電電圧によって昇圧した電圧となる。このように、Q1をオン状態にする際には、Q1のゲート端子に印加される駆動電圧は、第1直流電源の電圧VinをC1の充電電圧によって昇圧した電圧となる。したがって、Q1を安定してオフ状態からオン状態にスイッチングすることが可能になる。
図7は、C1が十分に充電される場合の、電圧Vc1,Vc2,及びVc1とVc2との電位差ΔV(=Vc1−Vc2)、並びにゲートドライブ回路215に入力されるPWM信号の各波形の例を示す図であり、図6(A)と対応している。上述のように、入力PWM信号がLレベルの場合、Q1はオフ状態、Q2はオン状態になる。この場合、電圧Vc2は、グランドと等しい0[V]となり、電圧Vc1は、C1の充電電圧(Vcc−Vf1)となる。一方、入力PWM信号がHレベルの場合、Q1はオン状態、Q2はオフ状態になる。この場合、電圧Vc2は、第1直流電源と同電位のVinとなり、電圧Vc1は、VinにC1の充電電圧を上乗せした電圧(Vin+Vcc−Vf1)となる。図7に示すように、ゲートドライブ回路215aに印加される電圧Vc1の最大値は、PWM信号がHレベルである間の電圧(Vin+Vcc−Vf1)であることがわかる。また、Vc1とVc2との電位差ΔV(=Vc1−Vc2)は、入力PWM信号のレベルと無関係に、常にC1の充電電圧(Vcc−Vf1)と等しいことがわかる。
<Fb1及びD1の役割>
上述のように、D級アンプ201では、ブートストラップコンデンサC1(ブートストラップ回路217)の作用によって、Q1を安定してオフ状態からオン状態にスイッチングすることが可能になる。しかし、ハイサイドのスイッチング素子(Q1)の駆動にブートストラップコンデンサC1を用いた場合、Q1の安定したスイッチングが可能になる一方で、C1を充電するための充電電流が放射ノイズの要因となることが知られている。このような放射ノイズは、図6(B)に示すように、C1の充電電流が流れる経路600にフェライトビーズFb1等のインダクタンス成分を挿入することで抑制できる。即ち、インダクタンス成分の挿入により、放射ノイズの原因となる、充電電流の高周波成分を抑制することが可能になる。
ところが、図6(B)に示すように、経路600にFb1を挿入した場合、PWM信号のレベルの切り替わり時の、C1の充電(放電)電流の変化に応じて、C1と直列に接続されたFb1の両端間に電圧が発生する。即ち、Fb1には、充電(放電)電流の流れを妨げるように起電力が発生する。図6(B)に示す構成において、Vc1とVc2との電位差ΔV(=Vc1−Vc2)は、C1の充電電圧(Vcc−Vf1)に、Fb1に発生する電圧を加えた電圧と等しくなる。このため、Fb1に発生する電圧は、電位差ΔVを変化させ、それにより、ゲートドライブ回路215aに印加される電圧Vc1が変化することになる。
ここで、図8は、図6(B)に示す構成における、電圧Vc1,Vc2,及び電位差ΔV(=Vc1−Vc2)、並びにゲートドライブ回路215に入力されるPWM信号の各波形の例を示す図である。なお、図8の電圧Vc1には、Fb1に発生する電圧は考慮されておらず、このためVc1の波形は図7と同様の波形となっている。図8に示すように、入力PWM信号がLレベルからHレベルに切り替わった直後には、Fb1に発生する電圧800に起因して、電位差ΔVは、充電電圧(Vcc−Vf1)に等しい値から一時的に減少している。逆に、入力PWM信号がHレベルからLレベルに切り替わった直後には、Fb1に発生する電圧800に起因して、電位差ΔVは、充電電圧(Vcc−Vf1)に等しい値から一時的に増加している。ゲートドライブ回路215aに印加される電圧Vc1には、このような電位差ΔVに応じて変化することになる。
このように、入力PWM信号がHレベルからLレベルに切り替わった直後にゲートドライブ回路215aに印加される電圧Vc1の最大値は、経路600にFb1を挿入しない場合と比較して高くなってしまう。したがって、経路600にFb1を挿入する場合には、挿入しない場合よりも、ゲートドライブ回路215a内の部品の耐圧を上げる必要がある。しかし、高耐圧の部品の使用はコストの増加を招く。一方、高耐圧の部品の使用を避けるには、ゲートドライブ回路215aに印加される電圧が部品の耐圧を超えることを防止するための保護回路を使用する必要がある。
このような保護回路を使用する場合、保護対象の部品に対してダイオードを並列に接続することで、一定以上の電圧が保護対象部品にかからないようにするのが一般的である。例えば、図6(B)に示す例において、ゲートドライブ回路215aを、ハイサイドのn型トランジスタTr1及びローサイドのp型トランジスタTr2によるプッシュプル回路で構成した場合を想定する。この場合、PWM信号がHレベルからLレベルに切り替わる際に、電位差ΔVが大きくなるとともに、Tr1がオン状態、Tr2がオフ状態になる。その結果、大きな電圧がTr1のエミッタ‐コレクタ間に印加される。そこで、Tr1に対して並列に(即ち、図6(B)のx点とy点との間に)ダイオード(例えば、ツェナーダイオード)を接続することで、ゲートドライブ回路215aの保護回路を構成できる。これにより、Tr1のエミッタ‐コレクタ間に印加される電圧がTr1の耐圧を超えることを防止できる。
しかし、x点とy点との間に接続されたダイオードに一定以上の電圧が印加されると、当該ダイオードがオフ状態(非導通状態)からオン状態(導通状態)に切り替わる。これにより、図6(B)に示すように、C1を介した経路600を流れるはずの電流が、x点とy点との間に接続されたダイオードを介した経路610を流れることになりうる。その結果、C1を十分に充電することができなくなり、Q1の安定したスイッチングができなくなる可能性がある。
そこで、本実施形態では、上述のような保護回路ではなく、図5に示すように、経路600に設けられたFb1(インダクタンス成分)に発生する電圧の制限用の電圧制限素子としてD3をFb1に並列に接続する。これにより、Fb1に発生する電圧に起因してゲートドライブ回路215aに必要となる耐圧が高くなるのを防止する。
<D級アンプの動作>
次に、図9及び図10を参照して、D級アンプ201におけるゲートドライブ回路215、ブートストラップ回路217及びハーフブリッジ回路216の動作について説明する。図9(A)は、比較器213から出力されるPWM信号がHレベルである場合の、図9(B)は、当該PWM信号がLレベルである場合の、ゲートドライブ回路215、ブートストラップ回路217及びハーフブリッジ回路216の動作を示している。
比較器213から出力されるPWM信号がHレベルである場合、図9(A)に示すように、ゲートドライブ回路215a内では、Tr9がオン状態、Tr1がオフ状態、Tr2がオン状態になる。その結果、Q1のゲート端子には、Lレベルの駆動電圧(閾値電圧を下回るゲート‐ソース間電圧)が印加され、Q1はオフ状態になる。一方、ゲートドライブ回路215b内では、Tr3はオン状態、Tr4はオフ状態になる。その結果、Q2のゲート端子には、Hレベルの駆動電圧(閾値電圧以上のゲート‐ソース間電圧)が印加され、Q2はオン状態になる。このようにQ1がオフ状態、Q2がオン状態になると、第2直流電源(Vcc)からD1を通してC1に電流が流れ、それによりC1が充電される。最終的に、C1の充電電圧は、VccからD1の閾値電圧Vf1(本実施形態では0.4V)を差し引いて得られる電圧(=Vcc−Vf1)になる。
比較器213から出力されるPWM信号がLレベルである場合、図9(B)に示すように、ゲートドライブ回路215a内では、Tr9がオフ状態、Tr1がオン状態、Tr2がオフ状態になる。その結果、Q1のゲート端子には、Hレベルの電圧が印加され、Q1はオン状態になる。一方、ゲートドライブ回路215b内では、Tr3はオフ状態、Tr4はオン状態になる。その結果、Q2のゲート端子には、Lレベルの電圧が印加され、Q2はオフ状態になる。
このように、ゲートドライブ回路215へ入力されるPWM信号のレベルの変化に応じてQ1,Q2がスイッチングされることで、当該スイッチングに応じた電圧Vaが、ハーフブリッジ回路216から出力される。同様に、ゲートドライブ回路219へ入力されるPWM信号のレベルの変化に応じてQ3,Q4がスイッチングされることで、当該スイッチングに応じた電圧Vbが、ハーフブリッジ回路220から出力される。ハーフブリッジ回路216の出力電圧Vaは、ACトランス20のa点に印加され、ハーフブリッジ回路220の出力電圧Vbは、ACトランス20のb点に印加される。
図4(A)及び図4(B)に示すように、ハーフブリッジ回路216を駆動するためのPWM信号のデューティ比と、ハーフブリッジ回路220を駆動するためのPWM信号のデューティ比とが異なることに起因して、電圧Vaと電圧Vbとは異なる電圧になる。このため、ACトランス20の端子aと端子bとの間に電位差が生じ、ACトランス20の一次側(a点とb点との間)に電流が流れる。その結果、ACトランス20の二次側に、AC高圧とDC高圧とが重畳された高圧出力が発生し、帯電ローラ2へ出力される。
図10は、図9に対応する、電圧Vc1,Vc2,及び電位差ΔV(=Vc1−Vc2)、並びにゲートドライブ回路215に入力されるPWM信号の各波形の例を示す図である。なお、図10の電圧Vc1には、Fb1に発生する電圧は考慮されておらず、即ち、実際の電圧Vc1の波形は、図10に示すVc1の波形に、Vc1とVc2との電位差ΔV(=Vc1−Vc2)の波形を重畳した波形となる。
図10に示すように、入力PWM信号がHレベル(Q1はオフ状態、Q2はオン状態)の期間には、Vc1は、C1の充電電圧(Vcc−Vf1)と等しくなり、Vc2は、グランドの電位と等しい0[V]になる。一方、入力PWM信号がLレベル(Q1はオン状態、Q2はオフ状態)の期間には、Vc1は、VinにC1の充電電圧を上乗せした電圧(Vin+Vcc−Vf1)となり、Vc2は、第1直流電源(Vin)から出力される電圧となる。
また、Vc1とVc2との電位差ΔVは、入力PWM信号がHレベル又はLレベルへ切り替わった直後を除けば、充電電圧(Vcc−Vf1)と等しい。しかし、入力PWM信号がHレベルとLレベルとの間で切り替わった直後(即ち、Q1,Q2がオフ状態とオン状態との間で切り替わった直後)には、電位差ΔVは、C1の充電電圧に、Fb1の両端間に発生した電圧が加わった電圧となる。これは、入力PWM信号がHレベルとLレベルとの間で切り替わった直後には、C1の充電(放電)電流がFb1に流れ、Fb1に電圧が発生するためである。入力PWM信号がHレベルからLレベルへ切り替わった直後には、電位差ΔVが小さくなり、入力PWM信号がLレベルからHレベルへ切り替わった直後には、電位差ΔVが大きくなる。
入力PWM信号がHレベルへ切り替わる際の電位差ΔVは、図6(B)に示すようにD3が設けられていない場合には、C1の充電電圧(Vcc−Vf1)に、Fb1に発生する電圧800が加わった電圧となる。一方、図5及び図9に示すようにD3が設けられている場合には、Fb1に発生する電圧が、D3が導通状態になる電圧である閾値電圧Vf3を上回らない電圧に制限される。これは、Fb1の両端間の電圧が閾値電圧Vf3に達すると、D3がオン状態(導通状態)となるためである。これにより、入力PWM信号がHレベルへ切り替わる際の電位差ΔVが制限される。このように、D3は、Q1がオン状態とオフ状態との間で切り替わる際にFb1に発生する電源を制限するように動作する。
このようなD3の作用によって、ゲートドライブ回路215aに印加される電圧Vc1の最大値は、Vinに、C1の充電電圧とD3の閾値電圧Vf3との和(Vcc−Vf1+Vf3)を上乗せした電圧に制限される。即ち、D3が設けられていない場合(図6(B)及び図8)と比較して、ゲートドライブ回路215aに印加される電圧Vc1の最大値の増加がVf3に抑えられる。
したがって、本実施形態によれば、ゲートドライブ回路215a内の部品の耐圧を上げる必要がなくなる。即ち、ブートストラップコンデンサC1の充電電流が流れる経路600に設けられたFB1に発生する電圧に起因して、ゲートドライブ回路215aに必要となる耐圧が高くなるのを防止できる。このため、コストの増加を招く高耐圧の部品を使用せずにハーフブリッジ回路216用の駆動回路を実現できる。また、D3がオン状態になったとしても、C1の充電電流の経路600が(図6(B)の経路610に)変化することもないため、C1を十分に充電することが可能である。その結果、Q1の安定したスイッチングが可能になる。
上述の実施形態では、C1の充電電流に起因する放射ノイズの抑制用に経路600に挿入するインダクタンス成分として、フェライトビーズ(Fb1)を使用している。しかし、経路600に挿入されるインダクタンス成分として、フェライトビーズではなく、パターンのインダクタンス成分等の、他のインダクタンス成分が使用されてもよい。
また、上述の実施形態では、D3として、ショットキーバリアダイオードを使用する例を説明している。ショットキーバリアダイオードは、閾値電圧が小さいため、Fb1に発生する電圧を非常に小さくすることが可能である。このため、ブートストラップ回路217の部品耐圧とC1の充電電圧との差が小さい場合には、ショットキーバリアダイオードを使用することが有効である。一方、ブートストラップ回路217の部品耐圧とC1の充電電圧との差に余裕がある場合には、ショットキーバリアダイオード以外のダイオードを使用することも可能である。
また、上述の実施形態は、帯電ローラ2の電源回路(帯電高圧基板100)だけでなく、画像形成ステーション10に含まれる現像器4若しくは一次転写ローラ53、または二次転写ローラ57の電源回路等の、他の電源回路に対しても同様に適用可能である。
110:制御基板、111:CPU、100:帯電高圧基板、101:AC高圧生成回路、102:DC高圧生成回路、103:AC電圧検出回路、200:正弦波生成部、201:D級アンプ、215:ゲートドライブ回路、215a:ゲートドライブ回路、215b:ゲートドライブ回路、217:ブートストラップ回路、216:ハーフブリッジ回路

Claims (12)

  1. 第1直流電源に接続された第1スイッチング素子、及び前記第1スイッチング素子に直列に接続された第2スイッチング素子を備え、前記第1スイッチング素子及び前記第2スイッチング素子のスイッチングに応じた電圧を負荷へ出力するブリッジ回路と、
    入力パルス信号に従って、前記第1及び第2スイッチング素子が交互にオン状態になるよう、前記第1及び第2スイッチング素子をそれぞれ駆動する第1及び第2ドライブ回路と、
    前記第1ドライブ回路と前記ブリッジ回路の出力端との間に接続されており、前記第1スイッチング素子がオフ状態である間に第2直流電源から充電電流が供給されて充電されることによって、前記第1ドライブ回路による前記第1スイッチング素子の駆動に使用される充電電圧が発生するコンデンサと、
    前記充電電流が流れる経路に設けられた、ノイズ抑制用のインダクタンス成分と、
    前記インダクタンス成分に並列に接続された、前記インダクタンス成分に発生する電圧の制限用の電圧制限素子と、
    を備えることを特徴とする電源回路。
  2. 前記インダクタンス成分は、前記コンデンサと前記出力端との間に設けられ、
    前記電圧制限素子は、前記第1スイッチング素子がオン状態とオフ状態との間で切り替わる際に前記インダクタンス成分に発生する電圧を制限するよう動作する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電源回路。
  3. 前記電圧制限素子は、前記第2直流電源からの電流を通過させる方向に配置されたダイオードであり、
    前記インダクタンス成分に発生する電圧は、前記ダイオードが導通状態になる電圧である閾値電圧を上回らない電圧に制限される
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の電源回路。
  4. 前記ダイオードは、ショットキーバリアダイオードである
    ことを特徴とする請求項3に記載の電源回路。
  5. 前記第1ドライブ回路には、前記出力端の電圧に前記充電電圧を上乗せした電圧が入力され、
    前記第1ドライブ回路は、前記第1スイッチング素子をオフ状態からオン状態へ切り替える際に、前記入力された電圧を駆動電圧として前記第1スイッチング素子へ出力する
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の電源回路。
  6. アノード端子が前記第2直流電源と接続され、かつ、カソード端子が前記第1ドライブ回路及び前記コンデンサと接続されたダイオードと、前記コンデンサとによって、前記出力端の電圧に前記充電電圧を上乗せした電圧を前記第1ドライブ回路に出力するブートストラップ回路が構成されている
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の電源回路。
  7. 前記第1及び第2スイッチング素子は、前記第1直流電源とグランドとの間に直列に接続され、前記第1スイッチング素子と第2スイッチング素子との接続点に前記出力端が設けられており、
    前記第1スイッチング素子がオフ状態、前記第2スイッチング素子がオン状態になると、前記出力端の電位が前記グランドと等しくなることで前記ブートストラップ回路のダイオードが導通状態になり、前記第2直流電源から当該ダイオードを介して前記コンデンサに前記充電電流が供給されるとともに前記充電電圧が前記第1ドライブ回路に入力される
    ことを特徴とする請求項6に記載の電源回路。
  8. 前記第1スイッチング素子がオン状態、前記第2スイッチング素子がオフ状態になると、前記出力端の電位が前記第1直流電源と等しくなることで前記ブートストラップ回路のダイオードが非導通状態になり、前記第1直流電源の出力電圧に前記充電電圧を上乗せした電圧が前記第1ドライブ回路に入力される
    ことを特徴とする請求項7に記載の電源回路。
  9. 前記充電電流は、前記第1スイッチング素子がオフ状態である間に、前記第2直流電源から前記コンデンサと前記出力端とオン状態の前記第2スイッチング素子とを介してグランドに至る経路を流れる
    ことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の電源回路。
  10. 前記第2ドライブ回路は、前記第2直流電源に接続されており、前記第2スイッチング素子をオフ状態からオン状態へ切り替える際に、前記第2直流電源から入力される電圧を駆動電圧として前記第2スイッチング素子へ出力する
    ことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の電源回路。
  11. 記録材に画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段に電圧を供給する、請求項1から10のいずれか1項に記載の電源回路と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  12. 前記画像形成手段は、像担持体と、前記像担持体を帯電させる帯電手段とを含み、
    前記電源回路は、前記像担持体を帯電させるための電圧を前記帯電手段に供給する
    ことを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
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