JP6645469B2 - 転写ユニット及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、無端状のベルトと、トナー像をベルト上に転写する一次転写ローラーと、ベルトを張架する複数の張架ローラーと、を有する転写ユニット及びそれを備えた画像形成装置に関する。
コピー機、プリンター、ファクシミリ等の電子写真方式を用いる画像形成装置においては、主に粉体の現像剤が使用され、感光体ドラムから中間転写ベルトにトナー像を転写し、そのトナー像を記録媒体上に転写した後、定着処理を行うプロセスが一般的である。中間転写ベルトの外周面に残存するトナーや紙粉等の異物はクリーニング装置により除去され、新たなトナー像の形成が行われる。
中間転写ベルトを有する転写ユニットには、中間転写ベルトを挟んで感光体ドラムに対向配置され感光体ドラム上に形成されたトナー像を中間転写ベルト上に転写する複数の一次転写ローラーや、中間転写ベルトを張架する複数の張架ローラーが設けられている。一部の張架ローラーは、二次転写ローラーやベルトクリーナーによって中間転写ベルトを介して押圧される。
なお、中間転写ベルト、複数の一次転写ローラー及び複数の張架ローラーを備えた転写ユニットは、例えば特許文献1に開示されている。特許文献1では、駆動ローラーおよび従動ローラー(張架ローラー)の外周面には、無端状ベルト(中間転写ベルト)の片寄りや斜行あるいは蛇行の発生を回避することを目的として、軸方向中心に関して対称に、傾斜した複数の溝が設けられている。
特開2005−344750号公報
ところで、中間転写ベルトの内周面は、張架ローラーと接触した状態で回転する。このため、上記従来の転写ユニットでは、例えば張架ローラーの外周面と中間転写ベルトの内周面との間に異物が存在する場合、中間転写ベルトに傷がつくという問題点がある。
具体的には、張架ローラーの外周面に異物が付着している場合、張架ローラーが回転する毎に異物が中間転写ベルトの内周面に接触し、中間転写ベルトに繰り返しダメージが加わる。これにより、中間転写ベルトの内周面には、周方向に沿って傷がつく。また、中間転写ベルトの内周面に異物が付着している場合、中間転写ベルトが張架ローラーを通過する毎に異物が張架ローラーの外周面に接触し、中間転写ベルトの内周面の同じ部分(異物が付着している部分)に繰り返しダメージが加わる。そして、中間転写ベルトの内周面の傷が悪化して中間転写ベルトの外周面まで到達すると、転写不良の原因となる。
なお、上記特許文献1の転写ユニットでは、ローラーの外周面や無端状ベルトの内周面に付着した異物が、ローラーの外周面と無端状ベルトの内周面との接触部分を通過する際にローラーの溝に嵌り込んだ場合は、無端状ベルトへのダメージを抑制することが可能である。しかしながら、異物がローラーの外周面と無端状ベルトの内周面との接触部分を通過する際にローラーの溝に嵌り込まない場合(溝同士の間の部分に接触する場合)は、上記従来の転写ユニットと同様、無端状ベルトの内周面に傷がつく。そして、無端状ベルトの内周面の傷が悪化して無端状ベルトの外周面まで到達すると、転写不良の原因となる。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、異物によりベルトの内周面に傷がつくのを抑制し、転写不良が生じるのを抑制することが可能な転写ユニット及びそれを備えた画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の第1の構成の転写ユニットは、画像形成部に沿って移動する無端状のベルトと、ベルトを挟んで画像形成部に配置された像担持体に対向配置され、像担持体上に形成されたトナー像をベルト上に転写する一次転写ローラーと、ベルトを張架する複数の張架ローラーと、を備える。張架ローラーは、外周面に1条以上の螺旋溝、又は張架ローラーの軸方向に延びるとともに外周面の周方向に沿って所定ピッチで配置される複数条の直線溝が設けられた溝形成ローラーを含み、ベルトの内周長は、溝形成ローラーの外周長の非整数倍である。
本発明の第1の構成の転写ユニットによれば、張架ローラーは、外周面に1条以上の螺旋溝、又は張架ローラーの軸方向に延びるとともに外周面の周方向に沿って所定ピッチで配置される複数条の直線溝が設けられた溝形成ローラーを含み、ベルトの内周長は、溝形成ローラーの外周長の非整数倍である。これにより、異物によりベルトの内周面に傷がつくのを抑制し、転写不良が生じるのを抑制することができる。
具体的には、溝形成ローラーの外周面に異物が付着している場合、異物が溝形成ローラーの螺旋溝又は直線溝に嵌り込むことによって、溝形成ローラーの外周面とベルトの内周面との接触部分を異物が通過する際にベルトの内周面にダメージが加わるのを抑制することができる。これにより、ベルトの内周面に傷がつくのを抑制することができる。また、異物が溝形成ローラーの螺旋溝又は直線溝に嵌り込まない場合(溝同士の間に付着している場合)であっても、ベルトの内周長は溝形成ローラーの外周長の非整数倍であるので、溝形成ローラーの外周面の所定位置に付着している異物はベルトが1周する毎にベルトの異なる位置(少しずれた位置)に接触する。このため、ベルトの内周面の同じ部分に繰り返しダメージが加わるのを抑制することができる。
一方、ベルトの内周面に異物が付着している場合、溝形成ローラーの外周面とベルトの内周面との接触部分を異物が通過する際に異物が溝形成ローラーの螺旋溝又は直線溝に嵌り込むことによって、ベルトの内周面にダメージが加わるのを抑制することができる。これにより、ベルトの内周面に傷がつくのを抑制することができる。また、溝形成ローラーの外周面とベルトの内周面との接触部分を異物が通過する際に異物が溝形成ローラーの螺旋溝又は直線溝に嵌り込まない場合(溝同士の間に接触する場合)であっても、ベルトの内周長は溝形成ローラーの外周長の非整数倍であるので、ベルトの内周面の所定位置に付着している異物はベルトが1周する毎に溝形成ローラーの異なる位置(少しずれた位置)に接触する。これにより、異物は螺旋溝又は直線溝に嵌り込んだり、嵌り込まなかったり(溝同士の間に接触する)を繰り返すので、ベルトが1周する毎に毎回ベルトの内周面の同じ部分(異物が付着している部分)にダメージが加わるのを抑制することができる。
以上の結果、ベルトの内周面の傷が悪化してベルトの外周面まで到達するのを抑制することができるので、転写不良が生じるのを抑制することができる。
本発明の第1実施形態の中間転写ユニットが搭載される画像形成装置の構成を示す概略断面図である。 本発明の第1実施形態の中間転写ユニットを下方向から見た外観斜視図である。 本発明の第1実施形態の中間転写ユニットおよび二次転写ローラーの概略構造を示す断面図である。 本発明の第1実施形態の中間転写ユニットの溝形成ローラーの構造を示す図である。 本発明の第1実施形態の中間転写ユニットの溝形成ローラーの螺旋溝の構造を示す拡大図である。 本発明の第2実施形態の中間転写ユニットの溝形成ローラーの螺旋溝の構造を示す拡大図である。 本発明の第2実施形態の中間転写ユニットの溝形成ローラーの螺旋溝の構造を示す拡大図である。 本発明の第3実施形態の中間転写ユニットの溝形成ローラーの構造を示す図である。 本発明の第3実施形態の中間転写ユニットの溝形成ローラーの直線溝の構造を示す拡大図である。 本発明の第4実施形態の中間転写ユニットの溝形成ローラーの直線溝の構造を示す拡大図である。 本発明の第4実施形態の中間転写ユニットの溝形成ローラーの直線溝の構造を示す拡大図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態の中間転写ユニット30が搭載される画像形成装置100の構成を示す概略断面図であり、ここではタンデム方式のカラー画像形成装置について示している。画像形成装置100本体内には4つの画像形成部Pa、Pb、Pc及びPdが、搬送方向上流側(図1では左側)から順に配設されている。これらの画像形成部Pa〜Pdは、異なる4色(シアン、マゼンタ、イエロー及びブラック)の画像に対応して設けられており、それぞれ帯電、露光、現像及び転写の各工程によりシアン、マゼンタ、イエロー及びブラックの画像を順次形成する。
これらの画像形成部Pa〜Pdには、各色の可視像(トナー像)を担持する感光体ドラム(像担持体)1a、1b、1c及び1dが配設されており、さらに図1において反時計回りに回転する中間転写ベルト(ベルト)8が各画像形成部Pa〜Pdに隣接して設けられている。
トナー像が転写される転写紙(記録媒体)Pは、装置下部の用紙カセット16内に収容されており、給紙ローラー12a及びレジストローラー対12bを介して二次転写ローラー9と中間転写ベルト8の駆動ローラー11とのニップ部へと搬送される。中間転写ベルト8には誘電体樹脂製のシートが用いられる。
次に、画像形成部Pa〜Pdについて説明する。回転可能に配設された感光体ドラム1a〜1dの周囲及び下方には、感光体ドラム1a〜1dを帯電させる帯電器2a、2b、2c及び2dと、各感光体ドラム1a〜1dに画像情報を露光する露光装置5と、感光体ドラム1a〜1d上にトナー像を形成する現像装置3a、3b、3c及び3dと、感光体ドラム1a〜1d上に残留した現像剤(トナー)等を除去するクリーニング部7a、7b、7c及び7dが設けられている。
パソコン等の上位装置から画像データが入力されると、先ず、帯電器2a〜2dによって感光体ドラム1a〜1dの表面を一様に帯電させる。次いで露光装置5によって画像データに応じて光照射し、各感光体ドラム1a〜1d上に画像データに応じた静電潜像を形成する。現像装置3a〜3dには、トナーコンテナ4a〜4dから供給されるシアン、マゼンタ、イエロー及びブラックの各色のトナーと磁性キャリアとを含む二成分現像剤(以下、単に現像剤ともいう)が所定量充填されている。静電潜像が形成された感光体ドラム1a〜1d上に現像装置3a〜3dによって現像剤中のトナーが供給され、静電的に付着する。これにより、露光装置5からの露光により形成された静電潜像に応じたトナー像が形成される。
そして、一次転写ローラー6a〜6dに所定の転写電圧を付与することにより、感光体ドラム1a〜1d上のシアン、マゼンタ、イエロー及びブラックのトナー像が駆動ローラー11および従動ローラー10に張架された中間転写ベルト8上に一次転写される。一次転写後に感光体ドラム1a〜1dの表面に残留したトナー等はクリーニング部7a〜7dにより除去される。
中間転写ベルト8は、上流側の従動ローラー10と、下流側の駆動ローラー11と、後述するバックアップローラー40aおよび40bに掛け渡されており、駆動モーター(図示せず)による駆動ローラー11の回転に伴い中間転写ベルト8が反時計回りに回転を開始すると、転写紙Pがレジストローラー対12bから所定のタイミングで駆動ローラー11とこれに隣接して設けられた二次転写ローラー9とのニップ部(二次転写ニップ部)へ搬送され、中間転写ベルト8上のフルカラー画像が転写紙P上に転写される。トナー像が転写された転写紙Pは用紙搬送路18を通過して定着ユニット13へと搬送される。
定着ユニット13に搬送された転写紙Pは、定着ローラー対13aにより加熱及び加圧されてトナー像が転写紙Pの表面に定着され、所定のフルカラー画像が形成される。フルカラー画像が形成された転写紙Pは、そのまま(或いは分岐部14によって両面搬送路20に振り分けられ、両面に画像が形成された後)排出ローラー15によって排出トレイ17に排出される。
図2は、本発明の第1実施形態の中間転写ユニット30を下方向から見た外観斜視図、図3は、本発明の第1実施形態の中間転写ユニット30および二次転写ローラー9の概略構造を示す断面図である。
中間転写ユニット(転写ユニット)30は図2および図3に示すように、2枚の側面フレーム31、32及び上面フレーム(図示せず)で構成されるユニット本体34と、側面フレーム31、32の間に支持された一次転写ローラー6a〜6d、従動ローラー(クリーナー対向ローラー)10、駆動ローラー(二次転写対向ローラー)11、バックアップローラー40aおよび40bと、これらの各ローラーに張架された無端状の中間転写ベルト8等により構成されている。なお、従動ローラー10、駆動ローラー11、バックアップローラー40aおよび40bは、本発明の「張架ローラー」および「溝形成ローラー」の一例である。図1では、図面簡略化のため、バックアップローラー40aおよび40bを省略している。
一次転写ローラー6a〜6dは、中間転写ベルト8を挟んで感光体ドラム1a〜1dに対向配置されている。駆動ローラー11は、中間転写ベルト8を挟んで二次転写ローラー9に対向配置されている。従動ローラー10は、中間転写ベルト8を挟んで、中間転写ベルト8表面に残存するトナー等を除去するためのブレード状のベルトクリーナー19に対向配置されている。
ここで、本実施形態では、従動ローラー10、駆動ローラー11、バックアップローラー40aおよび40bのそれぞれの外周面には、1条以上の螺旋溝51(図4参照)が設けられている。なお、以下の説明では、従動ローラー10、駆動ローラー11、バックアップローラー40aおよび40bを溝形成ローラー50として説明する。
図4に示すように、螺旋溝51は、溝形成ローラー50の外周面50aを例えば切削加工することによって形成されているとともに、10〜100μmの深さに形成されている。なお、駆動ローラー11は、従動ローラー10、バックアップローラー40aおよび40bに比べて、螺旋溝51の深さが小さくなるように形成されている。また、螺旋溝51は、リード角θ(溝形成ローラー50の軸方向(矢印A方向)に垂直な面に対する螺旋溝51の傾斜角)が60°以下になるように形成されている。
図5に示すように、螺旋溝51同士の間には、凸部55が形成されている。凸部55の最外周部には、溝形成ローラー50の軸方向に沿った断面視において軸方向と平行に延びる平行面55aが形成されている。平行面55aの軸方向の長さL55aは、螺旋溝51の軸方向のピッチP51の半分以下に形成されている。
中間転写ベルト8(図3参照)の内周長は、溝形成ローラー50の外周長の非整数倍に形成されている。さらに、中間転写ベルト8の内周長は、溝形成ローラー50の外周長を螺旋溝51の条数で除した値の非整数倍に形成されている。すなわち、中間転写ベルト8の内周長をL8、溝形成ローラー50の外周長をL50、溝形成ローラー50に形成された螺旋溝51の条数をN51、とすると、L8≠L50×n(ただし、nは正の整数)、及びL8≠(L50/N51)×nを満たしている。
本実施形態では、上記のように、外周面50aに1条以上の螺旋溝51が設けられた溝形成ローラー50を備え、中間転写ベルト8の内周長は、溝形成ローラー50の外周長の非整数倍である。これにより、異物により中間転写ベルト8の内周面に傷がつくのを抑制し、転写不良が生じるのを抑制することができる。
具体的には、溝形成ローラー50の外周面50aに異物が付着している場合、異物が溝形成ローラー50の螺旋溝51に嵌り込むことによって、溝形成ローラー50の外周面50aと中間転写ベルト8の内周面との接触部分を異物が通過する際に中間転写ベルト8の内周面にダメージが加わるのを抑制することができる。これにより、中間転写ベルト8の内周面に傷がつくのを抑制することができる。また、異物が溝形成ローラー50の螺旋溝51に嵌り込まない場合(螺旋溝51同士の間に付着している場合)であっても、中間転写ベルト8の内周長は溝形成ローラー50の外周長の非整数倍であるので、溝形成ローラー50の外周面50aの所定位置に付着している異物は中間転写ベルト8が1周する毎に中間転写ベルト8の異なる位置(少しずれた位置)に接触する。このため、中間転写ベルト8の内周面の同じ部分に繰り返しダメージが加わるのを抑制することができる。
一方、中間転写ベルト8の内周面に異物が付着している場合、溝形成ローラー50の外周面50aと中間転写ベルト8の内周面との接触部分を異物が通過する際に異物が溝形成ローラー50の螺旋溝51に嵌り込むことによって、中間転写ベルト8の内周面にダメージが加わるのを抑制することができる。これにより、中間転写ベルト8の内周面に傷がつくのを抑制することができる。また、溝形成ローラー50の外周面50aと中間転写ベルト8の内周面との接触部分を異物が通過する際に異物が溝形成ローラー50の螺旋溝51に嵌り込まない場合(螺旋溝51同士の間に接触する場合)であっても、中間転写ベルト8の内周長は溝形成ローラー50の外周長の非整数倍であるので、中間転写ベルト8の内周面の所定位置に付着している異物は中間転写ベルト8が1周する毎に溝形成ローラー50の異なる位置(少しずれた位置)に接触する。これにより、異物は螺旋溝51に嵌り込んだり、嵌り込まなかったり(螺旋溝51同士の間に接触する)を繰り返すので、中間転写ベルト8が1周する毎に毎回中間転写ベルト8の内周面の同じ部分(異物が付着している部分)にダメージが加わるのを抑制することができる。
以上の結果、中間転写ベルト8の内周面の傷が悪化して中間転写ベルト8の外周面まで到達するのを抑制することができるので、転写不良が生じるのを抑制することができる。
また、上記のように、中間転写ベルト8の内周長は、溝形成ローラー50の外周長を螺旋溝51の条数で除した値の非整数倍である。これにより、中間転写ベルト8の内周面に異物が付着している場合において、溝形成ローラー50の外周面50aと中間転写ベルト8の内周面との接触部分を異物が通過する際に異物が溝形成ローラー50の螺旋溝51に毎回嵌り込まない(毎回螺旋溝51同士の間に接触する)のを防止することができる。このため、中間転写ベルト8の内周面の同じ部分(異物が付着している部分)に毎回ダメージが加わるのを確実に抑制することができる。
また、上記のように、二次転写ローラー9に中間転写ベルト8を挟んで対向配置される駆動ローラー11は、駆動ローラー11以外の溝形成ローラー50(従動ローラー10、バックアップローラー40aおよび40b)に比べて、螺旋溝51の深さが小さくなるように形成されている。これにより、駆動ローラー11の螺旋溝51内に中間転写ベルト8が入り込む(中間転写ベルト8が厚み方向に変形する)のを抑制することができるので、二次転写ニップ部において転写不良が生じるのを抑制することができる。
また、上記のように、二次転写ローラー9に中間転写ベルト8を挟んで対向配置される駆動ローラー11、及びベルトクリーナー19に中間転写ベルト8を挟んで対向配置される従動ローラー10に、螺旋溝51が設けられている。二次転写ローラー9やベルトクリーナー19に中間転写ベルト8を挟んで対向配置される駆動ローラー11および従動ローラー10は、二次転写ローラー9やベルトクリーナー19によって押圧されているため、二次転写ローラー9と駆動ローラー11との間およびベルトクリーナー19と従動ローラー10との間を異物が通過する際に、中間転写ベルト8の内周面に加わるダメージが大きくなる。このため、駆動ローラー11および従動ローラー10に本発明を適用することは、特に効果的である。
また、上記のように、螺旋溝51同士の間に配置される凸部55の最外周部には、溝形成ローラー50の軸方向(矢印A方向)に沿った断面視において軸方向と平行に延びる平行面55aが形成されており、平行面55aの軸方向の長さL55aは、螺旋溝51の軸方向のピッチP51の半分以下である。これにより、異物が溝形成ローラー50の外周面50aの平行面55aに付着したり、中間転写ベルト8の内周面に付着している異物が溝形成ローラー50の外周面50aと中間転写ベルト8の内周面との接触部分を通過する際に溝形成ローラー50の平行面55aに接触したりするのを抑制することができるので、中間転写ベルト8の内周面にダメージが加わるのをより抑制することができる。
また、上記のように、溝形成ローラー50の外周面50aには、リード角θが60°以下の螺旋溝51が形成されている。これにより、溝形成ローラー50の外周面50aと中間転写ベルト8の内周面との間で摺動音が生じるのを抑制することができる。なお、螺旋溝51のリード角θが60°よりも大きい場合、溝形成ローラー50の外周面50aと中間転写ベルト8の内周面との間で摺動音が生じやすくなる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態の中間転写ユニット30では、図6に示すように、上記第1実施形態と同様、溝形成ローラー50(従動ローラー10、駆動ローラー11、バックアップローラー40aおよび40b)の外周面50aには、1条以上の螺旋溝51が設けられている。螺旋溝51同士の間には、凸部55が形成されている。
本実施形態では、凸部55の最外周部は、溝形成ローラー50の軸方向(矢印A方向)に沿った断面視において軸方向と平行でない1つ以上の非平行面55bによって形成されている。非平行面55bは溝形成ローラー50の軸方向に沿った断面視において、図6に示すように曲面によって形成されていてもよいし、図7に示すように平面によって形成されていてもよい。
第2実施形態のその他の構造は、上記第1実施形態と同様である。
本実施形態では、上記のように、凸部55の最外周部は、溝形成ローラー50の軸方向(矢印A方向)に沿った断面視において軸方向と平行でない非平行面55bによって形成されている。これにより、異物が溝形成ローラー50の螺旋溝51により嵌り込みやすくなるので、中間転写ベルト8の内周面にダメージが加わるのをさらに抑制することができる。
第2実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態の中間転写ユニット30では、図8に示すように、上記第1および第2実施形態と異なり、従動ローラー10、駆動ローラー11、バックアップローラー40aおよび40bのそれぞれの外周面には、複数条の直線溝52が設けられている。なお、以下の説明では、従動ローラー10、駆動ローラー11、バックアップローラー40aおよび40bを溝形成ローラー50として説明する。
直線溝52は、溝形成ローラー50の軸方向(矢印A方向)に延びるとともに外周面50aの周方向に沿って所定ピッチで設けられている。直線溝52は、溝形成ローラー50の外周面50aを例えば切削加工することによって形成されているとともに、10〜100μmの深さに形成されている。なお、駆動ローラー11は、従動ローラー10、バックアップローラー40aおよび40bに比べて、直線溝52の深さが小さくなるように形成されている。
図9に示すように、直線溝52同士の間には、凸部56が形成されている。凸部56の最外周部には、溝形成ローラー50の軸方向と直交する断面視において溝形成ローラー50の周方向(矢印B方向)と平行に延びる平行面56aが形成されている。平行面56aの周方向の長さ(又は角度)L56aは、直線溝52の周方向のピッチ(又はピッチ角度)P52の半分以下に形成されている。
また、上記第1および第2実施形態と同様、中間転写ベルト8(図3参照)の内周長は、溝形成ローラー50の外周長の非整数倍に形成されている。さらに、中間転写ベルト8の内周長は、溝形成ローラー50の外周長を直線溝52の条数で除した値の非整数倍に形成されている。すなわち、中間転写ベルト8の内周長をL8、溝形成ローラー50の外周長をL50、溝形成ローラー50に形成された直線溝52の条数をN52、とすると、L8≠L50×n(ただし、nは正の整数)、及びL8≠(L50/N52)×nを満たしている。
第3実施形態のその他の構造は、上記第1および第2実施形態と同様である。
本実施形態では、上記のように、溝形成ローラー50の外周面50aには、直線溝52と、直線溝52同士の間に配置される凸部56と、が設けられており、凸部56の最外周部には、溝形成ローラー50の軸方向と直交する断面視において溝形成ローラー50の周方向(矢印B方向)と平行に延びる平行面56aが形成されており、平行面56aの周方向の長さL56aは、直線溝52の周方向のピッチP52の半分以下である。これにより、異物が溝形成ローラー50の外周面50aの平行面56aに付着したり、中間転写ベルト8の内周面に付着している異物が溝形成ローラー50の外周面50aと中間転写ベルト8の内周面との接触部分を通過する際に溝形成ローラー50の平行面56aに接触したりするのを抑制することができるので、中間転写ベルト8の内周面にダメージが加わるのをより抑制することができる。
第3実施形態のその他の効果は、上記第1および第2実施形態と同様である。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態の中間転写ユニット30では、図10に示すように、上記第3実施形態と同様、溝形成ローラー50(従動ローラー10、駆動ローラー11、バックアップローラー40aおよび40b)の外周面50aには、複数条の直線溝52が設けられている。直線溝52同士の間には、凸部56が形成されている。
本実施形態では、凸部56の最外周部は、溝形成ローラー50の軸方向と直交する断面視において溝形成ローラー50の周方向(矢印B方向)と平行でない1つ以上の非平行面56bによって形成されている。非平行面56bは溝形成ローラー50の軸方向と直交する断面視において、図10に示すように曲面によって形成されていてもよいし、図11に示すように平面によって形成されていてもよい。
第4実施形態のその他の構造は、上記第3実施形態と同様である。
本実施形態では、上記のように、凸部56の最外周部は、溝形成ローラー50の軸方向と直交する断面視において溝形成ローラー50の周方向(矢印B方向)と平行でない非平行面56bによって形成されている。これにより、異物が溝形成ローラー50の直線溝52により嵌り込みやすくなるので、中間転写ベルト8の内周面にダメージが加わるのをさらに抑制することができる。
第4実施形態のその他の効果は、上記第3実施形態と同様である。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、カラープリンターに本発明を適用した例について示したが、本発明はこれに限らない。言うまでもなく、カラー複写機、デジタル複合機等の、ベルトと一次転写ローラーとベルトを張架する複数の張架ローラーとを有する転写ユニットを備えた種々の画像形成装置に本発明を適用できる。
また、上記実施形態では、4つの感光体ドラム1a〜1dに中間転写ベルト8を挟んでそれぞれ対向配置される4つの一次転写ローラー6a〜6dを備えた中間転写ユニット30について説明したが、1つの感光体ドラムにベルトを挟んで対向配置される1つだけの一次転写ローラーを備えた転写ユニットにも本発明を適用できる。
また、上記実施形態では、張架ローラー(従動ローラー10、駆動ローラー11、バックアップローラー40aおよび40b)の全てに螺旋溝51又は直線溝52を設ける例について示したが、張架ローラー(従動ローラー10、駆動ローラー11、バックアップローラー40aおよび40b)の一部のみに螺旋溝51又は直線溝52を設けてもよい。
また、上記実施形態では、溝形成ローラー50の外周面50aに異物が付着している場合、及び中間転写ベルト8の内周面に異物が付着している場合に、中間転写ベルト8へのダメージを抑制することができると説明したが、中間転写ベルト8の内周面と外周面との間に異物が存在する場合(中間転写ベルト8の製造時にベルト内部に異物が混入した場合)にも、本発明を適用することによって中間転写ベルト8の内周面および外周面へのダメージを抑制することができる。
1a〜1d 感光体ドラム(像担持体)
6a〜6d 一次転写ローラー
8 中間転写ベルト(ベルト)
9 二次転写ローラー
10 従動ローラー(張架ローラー、溝形成ローラー、クリーナー対向ローラー)
11 駆動ローラー(張架ローラー、溝形成ローラー、二次転写対向ローラー)
19 ベルトクリーナー
30 中間転写ユニット(転写ユニット)
40a、40b バックアップローラー(張架ローラー、溝形成ローラー)
50 溝形成ローラー
50a 外周面
51 螺旋溝
52 直線溝
55、56 凸部
55a、56a 平行面
55b、56b 非平行面
100 画像形成装置
L55a、L56a 長さ
P 転写紙(記録媒体)
P51、P52 ピッチ
Pa〜Pd 画像形成部
θ リード角

Claims (9)

  1. 画像形成部に沿って移動する無端状のベルトと、
    前記ベルトを挟んで前記画像形成部に配置された像担持体に対向配置され、前記像担持体上に形成されたトナー像を前記ベルト上に転写する一次転写ローラーと、
    前記ベルトを張架する複数の張架ローラーと、
    を備え、
    前記張架ローラーは、外周面に1条以上の螺旋溝、又は前記張架ローラーの軸方向に延びるとともに前記外周面の周方向に沿って所定ピッチで配置される複数条の直線溝が設けられた溝形成ローラーを含み、
    前記ベルトの内周長は、前記溝形成ローラーの外周長の非整数倍であり、
    前記溝形成ローラーは、
    複数設けられているとともに、
    前記ベルトに形成された前記トナー像を記録媒体に転写する二次転写ローラーに前記ベルトを挟んで対向配置される二次転写対向ローラーを含み、
    前記二次転写対向ローラーは、前記二次転写対向ローラー以外の前記溝形成ローラーに比べて、前記螺旋溝又は前記直線溝の深さが小さくなるように形成されていることを特徴とする転写ユニット。
  2. 前記ベルトの内周長は、前記溝形成ローラーの外周長を前記螺旋溝又は前記直線溝の条数で除した値の非整数倍であることを特徴とする請求項1 に記載の転写ユニット。
  3. 前記溝形成ローラーは、前記ベルトの表面のトナーを除去するベルトクリーナーに前記ベルトを挟んで対向配置されるクリーナー対向ローラーを含むことを特徴とする請求項1または2に記載の転写ユニット。
  4. 前記溝形成ローラーの外周面には、前記螺旋溝と、前記螺旋溝同士の間に配置される凸部と、が設けられており、
    前記凸部の最外周部には、前記溝形成ローラーの軸方向に沿った断面視において前記軸方向と平行に延びる平行面が形成されており、
    前記平行面の前記軸方向の長さは、前記螺旋溝の前記軸方向のピッチの半分以下であることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の転写ユニット。
  5. 前記溝形成ローラーの外周面には、前記螺旋溝と、前記螺旋溝同士の間に配置される凸部と、が設けられており、
    前記凸部の最外周部は、前記溝形成ローラーの軸方向に沿った断面視において前記軸方向と平行でない非平行面によって形成されていることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の転写ユニット。
  6. 前記溝形成ローラーの外周面には、リード角が60°以下の前記螺旋溝が形成されていることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の転写ユニット。
  7. 前記溝形成ローラーの外周面には、前記直線溝と、前記直線溝同士の間に配置される凸部と、が設けられており、
    前記凸部の最外周部には、前記溝形成ローラーの軸方向と直交する断面視において前記溝形成ローラーの周方向と平行に延びる平行面が形成されており、
    前記平行面の前記周方向の長さは、前記直線溝の前記周方向のピッチの半分以下であることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の転写ユニット。
  8. 前記溝形成ローラーの外周面には、前記直線溝と、前記直線溝同士の間に配置される凸部と、が設けられており、
    前記凸部の最外周部は、前記溝形成ローラーの軸方向と直交する断面視において前記溝形成ローラーの周方向と平行でない非平行面によって形成されていることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の転写ユニット。
  9. 請求項1〜のいずれか1項に記載の転写ユニットを備えることを特徴とする画像形成装置。
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