JP6645330B2 - 自動二輪車の燃料タンク装置 - Google Patents

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本発明は、燃料タンク本体の内部に燃料ポンプが設置される自動二輪車の燃料タンク装置に関するものである。
近年、自動二輪車についても排気ガスの低公害化や省燃費化が要求され、これに応じて燃料噴射装置による燃料供給方式が普及しつつある。燃料供給方式の自動二輪車では、エンジン側に設けられた燃料噴射装置に燃料タンク本体内の燃料を圧送して供給する必要があるため、燃料タンク本体の内部に燃料ポンプが設置された燃料タンク装置が備えられている。
この種の燃料タンク装置では、燃料タンク本体内の底面の最下部付近に燃料ポンプが設置されており、燃料ポンプが作動すると、燃料タンク本体内の燃料が燃料ポンプの吸い込み口から燃料ホースを通って燃料噴射装置に供給される。この間、例えば、燃料タンク本体内の燃料が残り少ない時に自動二輪車が急減速すると、燃料タンク本体内の燃料が前方に片寄って吸い込み口が燃料液面上に露出し、燃料ポンプが空気を吸入して一時的な燃料切れを起こす虞がある。
そこで、従来、このような問題を解決するため、特許文献1に記載されているように、燃料タンク本体の底面に溶接固定したポンプ取付ブラケットと一体に形成した筒状の燃料保持部材(囲い部32)を、燃料ポンプの吸い込み口を取り囲むように立設させた燃料タンク装置が提案されている。
特開2001−247071号公報
しかしながら、上記した特許文献1に記載されているような燃料タンク装置では、ポンプ取付ブラケットが大型化して重量が増加する虞があるため、生産性の向上を図ることが難しい。
また、前記燃料保持部材を燃料ポンプユニットに取り付けることも考えられるが、燃料保持部材の周壁に形成される燃料流入用の孔の向きや高さが自動二輪車の機種毎に異なるため、燃料ポンプユニットを共通化することができず、部品の製造や管理が煩雑になるという問題がある。
本発明は、上記した課題を解決すべくなされたものであり、生産性の向上を図り、コストダウン及び軽量化が可能な自動二輪車の燃料タンク装置を提供することを目的とする。
上記した目的を達成するため、本発明に係る自動二輪車の燃料タンク装置は、底面に開口を有する燃料タンク本体と、前記開口から挿入されて前記燃料タンク本体の底面に取り付けられる燃料ポンプと、前記燃料ポンプの下部に設けられる吸い込み口を囲繞するように設けられる燃料保持部材と、を備え、前記燃料保持部材は、前記燃料タンク本体の開口から挿入されて該開口の周縁部に着脱可能に取り付けられることを特徴とする。
この特徴を備えることにより、燃料タンク装置の構造が簡素化され、燃料タンク装置の生産性の向上、コストダウン、及び軽量化を図ることができる。
本発明に係る自動二輪車の燃料タンク装置において、前記燃料ポンプは、前記燃料タンク本体の開口の周縁部に固定されるフランジ部を備え、前記燃料保持部材は、前記燃料タンク本体の開口の周縁部に掛止可能に形成されるストッパー部を備え、前記ストッパー部が前記燃料タンク本体の底面と前記燃料ポンプのフランジ部との間に挟持されることで前記燃料タンク本体に装着されることを特徴としてもよい。
この特徴を備えることにより、燃料保持部材を燃料タンク本体に着脱する際に、専用の治具や部材を必要としないため、組み付け作業を容易に行うことができる。
本発明に係る自動二輪車の燃料タンク装置において、前記燃料タンク本体の開口は円形を成し、前記燃料保持部材は該開口の内径以上の外径を有する円筒形状を成し、前記燃料保持部材には、径方向内側に凹む撓み部が軸方向に沿って形成されていることを特徴としてもよい。
この特徴を備えることにより、燃料保持部材は、撓み部を介して縮径し、軽圧入状態で燃料タンク本体の開口の周縁部に仮保持されるため、燃料タンク本体に対する燃料保持部材の位置決め作業を簡単且つ確実に行うことができる。
本発明に係る自動二輪車の燃料タンク装置において、前記燃料タンク本体の開口の周縁部と前記燃料保持部材のいずれか一方の部材に位置決め突起部が形成されていると共に他方の部材に位置決め凹部が形成され、前記位置決め突起部に前記位置決め凹部が係合することで前記燃料タンク本体の開口に対する前記燃料保持部材の回転が拘束されることを特徴としてもよい。
この特徴を備えることにより、位置決め凹部が位置決め突起部22に係合することで燃料タンク本体に対する燃料保持部材の位置決め作業を簡単且つ確実に行うことができる。
また、本発明に係る自動二輪車の燃料タンク装置において、前記燃料タンク本体の開口の周縁部には位置決め突起部が形成されていると共に前記燃料保持部材には該位置決め突起部に対応する位置に位置決め凹部が形成され、該位置決め凹部は前記撓み部であり、前記位置決め突起部に前記撓み部が係合することで前記燃料タンク本体の開口に対する前記燃料保持部材の回転が拘束されることを特徴としてもよい。
このように撓み部に位置決め凹部を兼用させることで、燃料保持部材の構造の簡素化をより一層図ることができる。
本発明によれば、生産性の向上を図り、コストダウン及び軽量化が可能となる等、種々の優れた効果を得ることができる。
本発明の実施の形態に係る燃料タンク装置を備える自動二輪車を示す左側面図である。 本発明の実施の形態に係る燃料タンク装置の燃料タンク本体を示す左側面図である。 図2のA矢視図である。 図3のB−B断面図である。 図4の要部の拡大断面図である。 本発明の実施の形態に係る燃料タンク装置の燃料保持部材を示す平面図である。 図6のC−C断面図である。 本発明の実施の形態に係る燃料タンク装置の燃料保持部材を示す側面図である。 本発明の実施の形態に係る燃料タンク装置において燃料タンク本体の開口の周縁部に燃料保持部材を装着した状態を示す平面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。なお、以下の説明において使用する上下方向は、車両への搭載状態での上下を示す。また、以下の説明において使用する図では、必要に応じて車両の前方を矢印Frにより示す。
まず、図1を参照しながら、本発明の実施の形態に係る燃料タンク装置11を備える自動二輪車1の概略構成について説明する。ここで、図1は自動二輪車1を示す左側面図である。
この自動二輪車1には、骨組みを構成する車体フレーム2が設けられている。この車体フレーム2の前部には、前輪3を支持するフロントフォーク4がハンドルバー5等と共に左右回動自在に軸支されている。車体フレーム2の中央下部には、車幅方向にピボット軸6が軸支されており、このピボット軸6に後輪7を支持するスイングアーム8が上下に回動可能に軸支されている。
車体フレーム2の前半部分は左右一対の太いメインパイプ10により構成され、車体前半部は流線形のカウリング9に覆われている。メインパイプ10の上部には、燃料タンク装置11が設けられており、燃料タンク装置11の後方に着座シート12が載置されている。また、燃料タンク装置11の下方には、エンジン13が搭載され、エンジン13の上部に燃料噴射装置(図示省略)が接続され、その上部にエアクリーナー15が接続されている。
次に、図2〜図10を参照しながら、本発明の実施の形態に係る燃料タンク装置11について説明する。ここで、図2は燃料タンク装置11の燃料タンク本体を示す左側面図、図3は図2のA矢視図、図4は図3のB−B断面図、図5は図4の要部の拡大断面図、図6は燃料タンク装置11の燃料保持部材を示す平面図、図7は図6のC−C断面図、図8は燃料タンク装置11の燃料保持部材を示す側面図、図9は燃料タンク装置11において燃料タンク本体の開口の周縁部に燃料保持部材を装着した状態を示す平面図である。
図2に示されているように、燃料タンク装置11は、エアクリーナー15(図1参照)の後方に配置される燃料タンク本体16と、燃料タンク本体16の底面17に取付けられ、燃料タンク本体16の内部に立設される燃料ポンプ18と、燃料ポンプ18の下部を囲繞するように設けられる燃料保持部材19と、備えて構成されている。
図4に示されているように、燃料タンク本体16の底面17には、円形の開口20が形成されている。この開口20の周縁部21は、底面17から燃料タンク本体16の内側に向かって直角に屈曲して形成され、内径に対して軸方向の長さが短い略円筒形状を有している。開口20の周縁部21の内周面には、軸方向に沿って位置決め突起部22(図9参照)が径方向内側に向かって突出形成されている。詳細には、位置決め突起部22は、軸方向で周縁部21の中央部から上端に達する様に軸方向に沿って形成されている(図4参照)。また、燃料タンク本体16の底面17には、開口20の外周部に、周方向に沿って等間隔でポンプ取付穴23が複数(図示では5個)穿設されている。このポンプ取付穴23が形成された底面17の燃料タンク本体16の内面側には、ポンプ取付穴23に対応してプロジェクションナットが液密状態に溶接固定されている。
燃料ポンプ18は、縦型の略円柱形状を有しており、ポンプ本体24の上部にフィルター部25(図2参照)が搭載され、ポンプ本体24の下部にポンプケース26がポンプ本体24と一体的に形成されている。ポンプケース26は、ポンプ本体24の下部を囲繞するように形成される筒状部27と、筒状部27の下面を閉塞するように形成されるプレート部28と、が一体に形成されて構成されている。
筒状部27は、開口20の周縁部21の内径より小径の外径を有する円筒形状を成している。筒状部27の内部には、ポンプ本体24の下部に吸い込み口29が設けられている。
プレート部28は、燃料ポンプ18の底面を形成し、プレート部28から下方に突出して形成される配管接続部30(図2及び図3参照)を有している。配管接続部30と前記燃料噴射装置とは、燃料ホース(図示せず)により接続されている。プレート部28は、開口20の内径より大径の外径を有する円板状を成している。プレート部28の外周部分にはフランジ部31が鍔状に形成され、フランジ部31の上面側(燃料タンク本体16の底面17側)が燃料タンク本体16の底面17に当接可能となっている。また、フランジ部31の上面側には、周溝32が環状に形成され、この周溝32にOリング33が嵌設されている。Oリング33は、燃料タンク本体16の底面17に当接可能となっている。プレート部28及びフランジ部31は、燃料タンク本体16の開口20を塞ぐ蓋部材として機能する。
フランジ部31の外周には環状のインナープレート34が配置されている。インナープレート34はフランジ部31の厚さに対して同等以上の厚さを有するとともに、インナープレート34の内径形状はフランジ部31の外径形状に外嵌可能となっている。インナープレート34には、燃料タンク本体16の底面17に形成されたポンプ取付穴23に対応する位置にポンプ取付穴35が複数(図示では5個)穿設され、燃料タンク本体16の底面17に当接可能となっている。
フランジ部31及びインナープレート34の下面側には環状のアウタープレート36が配置されている。アウタープレート36には、燃料タンク本体16の底面17のポンプ取付穴23及びインナープレート34のポンプ取付穴35に対応する位置に、ポンプ取付穴37が穿切されている。アウタープレート36は、フランジ部31及びインナープレート34の下面側に当接し、フランジ部31及びインナープレート34を燃料タンク本体16の底面17に押しつける部材である。
図6〜図8に良く示されているように、燃料保持部材19は、燃料タンク本体16の開口20の周縁部21の内径より僅かに大きい外径を有する外周壁38にて円筒形状に形成されている。燃料保持部材19の外周壁38には、径方向内側に凹む撓み部39a,39b,39cが軸方向に沿って形成されている。撓み部39a,39b,39cは、外周壁38の変形を容易にする箇所であって、外周壁38の3箇所に形成されており、例えば、隣接する撓み部39a,39b,39c間の中心角がそれぞれ150°,145°,65°となるように不等ピッチで配置されている。撓み部39a,39b,39cにより、燃料保持部材19は径方向に縮径可能となっており、燃料タンク本体16の開口20の周縁部21の内径に対して容易に着脱可能に設けられている。
3箇所の撓み部39a,39b,39cのうちの少なくとも一つの撓み部39bは、燃料タンク本体16の開口20の周縁部21の内周面に形成された位置決め突起部22を受け入れ可能な形状に形成されており、突起部22に係合して位置決め凹部として機能する。つまり、撓み部39bは、位置決め突起部22(図9参照)に係合することで燃料タンク本体16の開口20に対する周方向の位置決めをすることができ、燃料保持部材19の回転を拘束することができる。なお、前記位置決め凹部は、位置決め突起部22(図9参照)に係合可能であれば、撓み部39a,39b,39cとは別個に燃料保持部材19の外周壁38に形成してもよく、また、位置決め凹部と位置決め突起部はそれぞれお互いに反対側の部材に形成されていてもよい。
燃料保持部材19の外周壁38の上部には、燃料流入用の孔41が円形に形成されており、この燃料流入用の孔41は3箇所の撓み部39a,39b,39cのうちの少なくとも一つの撓み部39bに形成されているのが好ましい。燃料流入用の孔41を撓み部39bの位置に合致させることで、燃料流入用の孔41の位置を容易に判断することが可能となる。また、燃料保持部材19の外周壁38の内面42には複数の小突起43が軸方向に沿って突設されている。
図5に良く示されているように、燃料保持部材19の下端部(外周壁38の下端部)には、径方向外側に突出するストッパー部40が形成されている。ストッパー部40は、燃料タンク本体19の開口20の周縁部21に掛止可能に形成されており、このストッパー部40により燃料保持部材19が上方(燃料タンク本体16内)に抜脱するのを防止することができる。詳細には、ストッパー部40は、インナープレート34やフランジ部31が当接する底面17と異なる面で係止される。より詳細には、ストッパー部40は、略円筒形状の周縁部21と底面17との屈曲部分に当接し、インナープレート34やフランジ部31が当接する底面17の平面位置へ突出しないように配置される。また、ストッパー部40は、Oリング33が配置される周溝32よりも内径側のフランジ部31に当接して下方に抜脱するのを防止することができる。
上記した構成を備えた燃料タンク装置11において、燃料タンク本体16に燃料ポンプ18及び燃料保持部材19を装着する場合、まず、燃料タンク本体16の底面17の開口20より燃料保持部材19を燃料タンク本体16の内部に挿入する。この時、燃料保持部材19は撓み部39a,39b,39cが変形して外周壁38が縮径し、軽圧入状態で開口20に対する径方向の位置決めがなされると共に、ストッパー部40が開口20の周縁部21に掛止することで燃料保持部材19の軸方向の位置決め及び姿勢が規制される。また、燃料保持部材19の位置決め凹部(撓み部39b)が燃料タンク本体16側の位置決め突起部22に係合することで燃料タンク本体16に対する燃料保持部材19周方向の位置決めを行うことができる。したがって、燃料タンク本体16に対する燃料保持部材19の位置決め作業を簡単且つ確実に行うことができる。また、燃料保持部材19は、軽圧入状態で開口20の周縁部21に挿入配置されるので、燃料タンク本体16の開口20の周縁部21に仮保持させることができる。
次いで、燃料タンク本体16の底面17の開口20より燃料ポンプ18を燃料タンク本体16の内部に挿入する。詳細には、燃料ポンプ18は、燃料保持部材19の外周壁38の内側及びストッパー部40の内径側に挿入される。そして、ポンプケース26のフランジ部31の上面側及びOリング33が底面17に当接し、ポンプケース26は所定位置にセットされる。そして、インナープレート34のポンプ取付け孔35を燃料タンク本体16の底面17のポンプ取付穴23に合致させてインナープレート34をフランジ部31に外嵌した上で、アウタープレート36のポンプ取付穴37をインナープレート34のポンプ取付け孔35に合致させてアウタープレート36をインナープレート34及びフランジ部31の下面に当接させる。
このように、燃料保持部材19、燃料ポンプ18、インナープレート34、及びアウタープレート36を所定位置にセットした後、各ポンプ取付穴23,35,37に下方からスクリュー44を挿入した上で、底面17に溶接固定されているプロジェクションナットにスクリュー44を螺合し、締め付ける。これにより、周溝32内に配置されたOリング33が圧縮されてフランジ部31及び底面17に密着し、燃料タンク本体16の底面17と燃料ポンプ18のフランジ部31との間は密閉されて、燃料タンク本体16の底面17の開口20は密閉される。また、燃料保持部材19は、燃料ポンプ18のフランジ部31に当接し、フランジ部31と燃料タンク本体16の底面17(詳細には、周縁部21)との間に挟持されることで、燃料タンク本体6に装着される。
上記した本発明の実施の形態に係る燃料タンク装置11によれは、燃料保持部材19を燃料タンク本体16や燃料ポンプ18と別体とし、燃料タンク本体16に対して着脱自在に形成しているため、燃料タンク装置11の構造が簡素化され、燃料タンク装置11の生産性の向上、コストダウン、及び軽量化を図ることができる。また、別体としているので、自動二輪車1の機種毎に燃料保持部材19の燃料流入用の孔41の向きや高さを変更する必要がある場合でも、容易且つ確実に対応することが可能となる。
また、燃料保持部材19を燃料タンク本体16に着脱する際に、専用の治具や部材を必要としないため、組み付け作業を容易に行うことができる。さらに、燃料保持部材19は、撓み部39a,39b,39cによって筒状部27の縮径が可能であるため、燃料保持部材19の寸法管理が容易となると共に、組み付け性及び生産性の向上を図ることができる。
なお、上記した本発明の実施の形態では、本発明の好適な実施の形態について説明しているため、技術的に好ましい種々の限定を付している場合もあるが、本発明の技術範囲は、特に本発明を限定する記載がない限り、これらの態様に限定されるものではない。すなわち、上記した本発明の実施の形態における構成要素は適宜、既存の構成要素等との置き換えが可能であり、かつ、他の既存の構成要素との組合せを含む様々なバリエーションが可能であり、上記した本発明の実施の形態の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。
1 自動二輪車
11 燃料タンク装置
16 燃料タンク本体
17 底面
18 燃料ポンプ
19 燃料保持部材
20 開口
21 周縁部
22 位置決め突起部
29 吸い込み口
31 フランジ部
39a,39b,39c 撓み部
40 ストッパー部

Claims (4)

  1. 底面に開口を有する燃料タンク本体と、
    前記開口から挿入されて前記燃料タンク本体の底面に取り付けられる燃料ポンプと、
    前記燃料ポンプの下部に設けられる吸い込み口を囲繞するように設けられ、前記燃料タンク本体の開口から挿入されて該開口の周縁部に着脱可能に取り付けられる燃料保持部材と、
    を備え、
    前記燃料ポンプは、前記燃料タンク本体の開口の周縁部に固定されるフランジ部を備え、
    前記燃料保持部材は、前記燃料タンク本体の開口の周縁部に掛止可能に形成されるストッパー部を備え、該ストッパー部が前記燃料タンク本体の底面と前記燃料ポンプのフランジ部との間に挟持されることで前記燃料タンク本体に装着されることを特徴とする自動二輪車の燃料タンク装置。
  2. 底面に開口を有する燃料タンク本体と、
    前記開口から挿入されて前記燃料タンク本体の底面に取り付けられる燃料ポンプと、
    前記燃料ポンプの下部に設けられる吸い込み口を囲繞するように設けられる燃料保持部材と、
    を備え、
    前記燃料タンク本体の開口は円形を成し、前記燃料保持部材は該開口の内径以上の外径を有する円筒形状を成し、前記燃料保持部材には、径方向内側に凹む撓み部が軸方向に沿って形成されていることを特徴とする自動二輪車の燃料タンク装置。
  3. 底面に開口を有する燃料タンク本体と、
    前記開口から挿入されて前記燃料タンク本体の底面に取り付けられる燃料ポンプと、
    前記燃料ポンプの下部に設けられる吸い込み口を囲繞するように設けられる燃料保持部材と、
    を備え、
    前記燃料タンク本体の開口の周縁部と前記燃料保持部材のいずれか一方の部材に位置決め突起部が形成されていると共に他方の部材に位置決め凹部が形成され、前記位置決め突起部に前記位置決め凹部が係合することで前記燃料タンク本体の開口に対する前記燃料保持部材の回転が拘束されることを特徴とする自動二輪車の燃料タンク装置。
  4. 前記燃料タンク本体の開口の周縁部には位置決め突起部が形成されていると共に前記燃料保持部材には該位置決め突起部に対応する位置に位置決め凹部が形成され、該位置決め凹部は前記撓み部であり、前記位置決め突起部に前記撓み部が係合することで前記燃料タンク本体の開口に対する前記燃料保持部材の回転が拘束されることを特徴とする請求項に記載の自動二輪車の燃料タンク装置。
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