JP6643630B2 - 空気調和装置 - Google Patents
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従来の構成において、冷媒として、R32、もしくはR32を含む混合冷媒を用いた場合、R32はR410Aに比べて潜熱が大きいため冷媒循環量を低減でき、冷媒側圧力損失が小さくなるという冷媒の特性を活かすことができる。この場合、熱交換器の細径化が期待できる。しかし、室外熱交換器の容積が室内熱交換器の容積以下となった場合、冷房運転時に余剰冷媒が発生してしまうという課題があった。
上記課題を解決するため、特許文献1では、図3に示すように、室外ユニット500の室外熱交換器504と室外膨張機構506との間にレシーバタンク505を設け、余剰冷媒をレシーバタンク505に収容し、レシーバタンク505内の冷媒ガス成分を圧縮機501もしくは吸入管に戻すためのバイパス管520と流量調整機構515を設け、流量調整機構515を、暖房運転時に開状態、冷房運転時に閉状態とする構成が提案されている。なお、図3では、冷房運転時の冷媒の流れが矢印で示されている。また、図3で、符号502はオイルセパレータ、符号503は四方弁、符号531a,531bは室内膨張機構である。
流量調整機構515を暖房運転時に開状態とすることにより、蒸発に寄与しないガス成分が室外熱交換器504をバイパスするため、室外熱交換器504を流れる冷媒の流量が減少し、室外熱交換器504での冷媒側圧力損失を抑制することができる。
また、流量調整機構515を冷房運転時に閉状態とすることにより、室外熱交換器504の容積が室内熱交換器532a,532bの容積以下となることにより発生する余剰冷媒がレシーバタンク505に収容されるため、冷媒の制御に支障をきたすことを防止することができる。
また、暖房運転時には流量調整機構515が開状態となり低温高圧の冷媒が圧縮機501の吸込側に戻るため、吐出冷媒温度を低減する効果が得られる。しかし、冷房運転時には流量調整機構515が閉状態となり、吐出冷媒温度を低減する効果は得られない。このため、例えば、室内機530a,530bの設置台数が多く、長配管で接続されるようなシステムで冷媒にR32を用いた場合、冷媒側の配管圧損により吸込圧力が低下してしまうため圧力比が大きくなってしまうが、流量調整機構515を流れる冷媒で冷却できないため、冷房運転時に吐出冷媒温度が高くなってしまうという課題があった。
本発明は、上記課題を解決するものであり、空気調和装置において、吐出冷媒温度の上昇を抑制しながら、冷房及び暖房の性能を向上できるようにすることを目的とする。
また、本発明は、1台もしくは複数台の室外ユニットと複数台の室内ユニットとを備え、前記室外ユニットは、圧縮機、四方弁、室外熱交換器、室外膨張機構、及び、レシーバタンクを有し、前記室内ユニットは、室内膨張機構及び室内熱交換器を有し、前記室外ユニットと前記室内ユニットとはガス管及び液管で接続されており、冷房運転もしくは暖房運転のいずれか一方で運転可能な空気調和装置において、前記室外ユニットは、前記室外ユニットを流れる冷媒と熱交換する過冷却熱交換器、及び、過冷却膨張機構を備え、冷房運転時において前記圧縮機から吐出された冷媒は、前記四方弁、前記室外熱交換器、前記室外膨張機構、前記レシーバタンク、前記過冷却熱交換器、前記室内膨張機構、及び、前記室内熱交換器の順に流れ、暖房運転時において前記圧縮機から吐出された冷媒は、前記四方弁、前記室内熱交換器、前記室内膨張機構、前記過冷却熱交換器、前記レシーバタンク、前記室外膨張機構、及び、前記室外熱交換器の順に流れ、前記レシーバタンクは冷媒を気液分離する構造を備え、前記レシーバタンク内のガス冷媒を、前記過冷却膨張機構及び前記過冷却熱交換器の順に通過させて前記圧縮機の吸込口側に戻すバイパス回路を備え、前記バイパス回路における前記過冷却膨張機構の上流側と、前記過冷却熱交換器と前記室内膨張機構とを繋ぐ配管と、を繋ぐ分岐管を備え、前記バイパス回路における前記レシーバタンクと前記過冷却膨張機構とを接続する配管の径が、前記分岐管の径よりも大きいことを特徴とする。
また、本発明は、前記冷媒は、R32、もしくは、R32を含む混合冷媒であることを特徴とする。
図1は、本発明の実施の形態に係る空気調和装置の冷媒回路図である。ここで、図1では、冷房運転時の状態が図示されている。
図1の空気調和装置10は、室外ユニット1台に複数台の室内ユニットが接続された構成となっている。なお、冷凍サイクルの構成については、図1に示したものに限定されない。例えば、室外ユニットは2台以上を並列に接続可能である。
室内膨張機構301a,301bが設けられる側である室内ユニット300a,300bの一端は、分配管303,303によって液管210にそれぞれ接続される。室内ユニット300a,300bの他端は、分配管304,304によってガス管220にそれぞれ接続される。
また、室外ユニット100は、液管210の室外ユニット100側の端が接続される液管接続口116と、ガス管220の室外ユニット100側の端が接続されるガス管接続口117とを備える。
冷媒吐出管140には、圧縮機101側から順に、オイルセパレータ102及び四方弁103が設けられている。
冷媒配管141には、冷房運転時の冷媒の流れの上流側から順に、室外膨張機構106、レシーバタンク105、及び、過冷却熱交換器109が設けられている。
詳細には、冷媒戻し管144の端は、冷媒吐出管140においてオイルセパレータ102と四方弁103との間に接続されている。また、冷媒戻し管144には電磁弁108が設けられ、冷媒戻し管144の冷媒の流量は電磁弁108によって制御される。
分岐管146の一端は、冷媒配管141において過冷却熱交換器109と液管接続口116との間の区間を構成する配管141aに接続されている。ここで、配管141aは、過冷却熱交換器109と室内膨張機構301a,301bとを繋ぐ配管の一部を構成している。
分岐管146の他端は、バイパス管145において過冷却膨張機構110の上流の部分、すなわち、逆止弁107と過冷却膨張機構110との間に接続されている。分岐管146には、逆止弁111が設けられている。逆止弁111は、配管141aからバイパス管145側への流れのみを許容する逆止弁である。
バイパス管145において、少なくとも過冷却膨張機構110の上流側の部分の配管145aの径は、分岐管146の径よりも大径に形成されている。
また、室外ユニット100は、レシーバタンク105と過冷却熱交換器109との間に、第2の温度センサ112を備える。
さらに、室外ユニット100は、冷媒吸入管143において、合流部145bと圧縮機101の吸込口との間に、第3の温度センサ113を備える。
すなわち、冷媒吸入管143においてバイパス管145が合流する前の冷媒の温度が第1の温度センサ114によって検出され、冷媒吸入管143においてバイパス管145が合流した後の冷媒の温度が第3の温度センサ113によって検出される。また、レシーバタンク105を出て過冷却熱交換器109に流入する前の冷媒の温度が第2の温度センサ112によって検出される。
図1では、冷房運転時の冷媒の流れが矢印で示されている。
図1に示すように、冷房運転時には、圧縮機101から冷媒吐出管140に吐出された高温高圧のガス冷媒は、オイルセパレータ102により冷凍機油が分離された後、四方弁103を通過して室外熱交換器104へ流入する。室外熱交換器104により外気に放熱して凝縮した高圧液冷媒は、室外膨張機構106を通過した後、冷媒配管141を通ってレシーバタンク105に流入する。この時、室外膨張機構106は室外熱交換器104の出口の冷媒の過冷却度が所定の値となるように制御される。
レシーバタンク105に流入した冷媒はガス冷媒と液冷媒とに分離され、液冷媒のみが冷媒配管141を通って過冷却熱交換器109に導かれる。冷媒配管141を通って過冷却熱交換器109に流入する冷媒は、バイパス管145を通って過冷却熱交換器109に流入した冷媒と熱交換する。この熱交換については後述する。
レシーバタンク105から冷媒戻し管144に流入した冷媒は、冷媒吐出管140においてオイルセパレータ102と四方弁103との間に流入し、その後、四方弁103を通って室外熱交換器104に流れる。
詳細には、制御部150は、センサ等(不図示)によって冷媒不足を検知した場合に、電磁弁108を開状態とし、これにより、レシーバタンク105内に溜っている液冷媒は、高圧ガス冷媒により押し出され、冷媒戻し管144を通って冷媒吐出管140に流入する。これにより、冷媒吐出管140側の冷媒不足が解消される。また、制御部150は、冷媒不足が検知されない場合は、電磁弁108を閉状態にする。
上述のように、バイパス管145において、少なくとも過冷却膨張機構110の上流側の部分の配管145aの径は、分岐管146の径よりも大径に形成されている。これにより、バイパス管145の冷媒の圧力損失が小さくなるとともに、分岐管146の冷媒の圧力損失が大きくなり、分岐管146に流れる冷媒量が過剰になることを防止できる。
さらに、制御部150は、吸込冷媒温度T1>冷媒温度T2の状態で過冷却膨張機構110の開度を調節する際、第3の温度センサ113により検知される圧縮機101の吸込口側の冷媒温度T3(不図示)が所定の値となるように過冷却膨張機構110を制御する。ここで、冷媒温度T3の所定の値は、冷媒がバイパス管145を通って過剰に圧縮機101に戻らないように設定される。このため、冷媒が過剰に戻ることによる性能低下を抑制できる。
図2に示すように、暖房運転時には、圧縮機101から冷媒吐出管140に吐出された高温高圧のガス冷媒は、オイルセパレータ102により冷凍機油が分離された後、四方弁103を通過して冷媒配管142に流れる。冷媒配管142に流れた冷媒は、ガス管220及び分配管304,304を通って室内ユニット300a,300bに導かれる。
室内ユニット300a,300bに導かれた冷媒は、室内熱交換器302a,302bで凝縮することにより室内を暖房する。この時、室内膨張機構301a,301bは、室内熱交換器302a,302bの出口における冷媒の過冷却度が設定値になるよう制御される。
配管141aから過冷却熱交換器109を通過した冷媒は、レシーバタンク105へと導かれ、レシーバタンク105で液冷媒とガス冷媒とに分離される。
レシーバタンク105で分離された液冷媒は、冷媒配管141を流れ、室外膨張機構106で低圧低温の気液二相状態となり、その後、室外熱交換器104で外気から吸熱して蒸発し、低圧ガス冷媒となる。この冷媒は、四方弁103を経て冷媒吸入管143に流れ、圧縮機101に吸込まれる。このように、暖房運転時は、ガス冷媒が室外熱交換器104の上流のレシーバタンク105で分離され、暖房運転時に蒸発に寄与しないガス冷媒が室外熱交換器104に流れることが抑制される。これにより、室外熱交換器104の冷媒循環量を小さくして冷媒の圧力損失を低減できるため、暖房性能を向上できる。
レシーバタンク105から冷媒戻し管144に流入した冷媒は、冷媒吐出管140においてオイルセパレータ102と四方弁103との間に流入し、その後、四方弁103を通って室外熱交換器104に流れる。
詳細には、制御部150は、センサ等(不図示)によって冷媒不足を検知した場合に、電磁弁108を開状態とし、これにより、レシーバタンク105内に溜っている液冷媒は、高圧ガス冷媒により押し出され、冷媒戻し管144を通って冷媒吐出管140に流入する。これにより、冷媒吐出管140側の冷媒不足が解消される。また、制御部150は、冷媒不足が検知されない場合は、電磁弁108を閉状態にする。
本実施の形態では、過冷却膨張機構110を通って過冷却熱交換器109に流入した低温の冷媒は、過冷却熱交換器109で熱交換して温度が上昇してから圧縮機101に戻る。これにより、バイパス管145の流量を多くした場合であっても、冷媒吸入管143側の冷媒を冷やし過ぎることを防止でき、圧縮機101への液バックを防止できる。このため、レシーバタンク105で分離したガス冷媒をバイパス管145に多く流すことができ、暖房運転時に蒸発に寄与しないガス冷媒を効率良く室外熱交換器104に対してバイパスさせることができ、暖房性能を向上できる。
さらに、制御部150は、吐出冷媒温度が所定の値以上の時において過冷却膨張機構110の開度を調節する際、第3の温度センサ113により検知される圧縮機101の吸込口側の冷媒温度T3(不図示)が所定の値となるように過冷却膨張機構110を制御する。ここで、冷媒温度T3の所定の値は、冷媒がバイパス管145を通って過剰に圧縮機101に戻らないように設定される。
これにより、冷房運転時には、レシーバタンク105で分離されたガス冷媒が、バイパス管145を過冷却膨張機構110及び過冷却熱交換器109の順に通過し、過冷却膨張機構110で冷却されてから圧縮機101の吸込口に戻るため、圧縮機101の吸込冷媒温度を低下させることができ、冷房運転時における圧縮機101の吐出冷媒温度を低下させることができる。さらに、冷房運転時に、レシーバタンク105から室内熱交換器302a,302b側に流れる液冷媒は、バイパス管145の冷媒が流れる過冷却熱交換器109で冷却されて過冷却度が増加する。このため、室内熱交換器302a,302bに流入する気液二相状態の冷媒において蒸発に寄与する液冷媒の割合を増加させることができ、冷房の性能を向上できる。さらに、冷房運転時には、室外膨張機構106を全開にした場合であっても、室外膨張機構106のオリフィス部で圧力損失が発生し、冷媒がフラッシュ(気泡が発生)する傾向にあるが、室外膨張機構106を通過した冷媒はレシーバタンク105でガス冷媒が分離されて液管210側に流れるため、液管210側で冷媒がフラッシュすることを抑制でき、冷房性能を向上できる。また、室外ユニット100の近くに熱源がある場合、室外熱交換器104のフィンが目詰まりしている場合、及び、室外ユニット100が風通しの悪い場所に設置される場合等、は周囲温度の上昇によりフラッシュが発生し易くなるが、この場合であっても同様に、レシーバタンク105によってフラッシュの発生を抑制できる。
また、暖房運転時には、室内ユニット300a,300b側からレシーバタンク105に戻った冷媒のガス冷媒が、バイパス管145の過冷却膨張機構110を通って圧縮機101の吸込口に戻るため、暖房運転時の圧縮機の吐出冷媒温度を低下させることができる。その上、暖房運転時には、蒸発に寄与しないガス冷媒がバイパス管145を通って室外熱交換器104をバイパスするため、室外熱交換器104の冷媒循環量を小さくでき、冷媒の圧力損失を低減できる。このため、冷房運転時及び暖房運転時において、吐出冷媒温度の上昇を抑制しながら性能向上を図ることができる。
また、冷媒は、R32、もしくは、R32を含む混合冷媒であるため、R410A冷媒よりも地球温暖化係数(GWP)が小さくなる。このため、R32、もしくは、R32を含む混合冷媒を用いた場合に、吐出冷媒温度の上昇を抑制しながら、環境に対する影響を低減できる。
上記実施の形態では、過冷却膨張機構110から過冷却熱交換器109に流入して熱交換した冷媒は、バイパス管145をさらに流れ、合流部145bで冷媒吸入管143に合流し、冷媒吸入管143を通って圧縮機101に吸込まれるものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。バイパス管145の冷媒は圧縮機101の吸込側に戻れば良く、例えば、低圧側の圧縮室と高圧側圧縮室とが直列に接続された多段圧縮型の圧縮機において、低圧側の圧縮室と高圧側圧縮室との間の中間圧の部分にバイパス管145の冷媒を戻す構成としても良い。
100 室外ユニット
101 圧縮機
103 四方弁
104 室外熱交換器
105 レシーバタンク
106 室外膨張機構
109 冷却熱交換器
110 冷却膨張機構
112 第2の温度センサ
113 第3の温度センサ
114 第1の温度センサ
145 バイパス管(バイパス回路)
146 分岐管
210 液管
220 ガス管
300a,300b 室内ユニット
301a,301b 室内膨張機構
302a,302b 室内熱交換器
Claims (4)
- 1台もしくは複数台の室外ユニットと複数台の室内ユニットとを備え、前記室外ユニットは、圧縮機、四方弁、室外熱交換器、室外膨張機構、及び、レシーバタンクを有し、前記室内ユニットは、室内膨張機構及び室内熱交換器を有し、前記室外ユニットと前記室内ユニットとはガス管及び液管で接続されており、冷房運転もしくは暖房運転のいずれか一方で運転可能な空気調和装置において、
前記室外ユニットは、前記室外ユニットを流れる冷媒と熱交換する過冷却熱交換器、及び、過冷却膨張機構を備え、
冷房運転時において前記圧縮機から吐出された冷媒は、前記四方弁、前記室外熱交換器、前記室外膨張機構、前記レシーバタンク、前記過冷却熱交換器、前記室内膨張機構、及び、前記室内熱交換器の順に流れ、
暖房運転時において前記圧縮機から吐出された冷媒は、前記四方弁、前記室内熱交換器、前記室内膨張機構、前記過冷却熱交換器、前記レシーバタンク、前記室外膨張機構、及び、前記室外熱交換器の順に流れ、
前記レシーバタンクは冷媒を気液分離する構造を備え、
前記レシーバタンク内のガス冷媒を、前記過冷却膨張機構及び前記過冷却熱交換器の順に通過させて前記圧縮機の吸込口側に戻すバイパス回路を備え、
前記バイパス回路における前記過冷却膨張機構の上流側と、前記過冷却熱交換器と前記室内膨張機構とを繋ぐ配管と、を繋ぐ分岐管を備え、
前記バイパス回路が前記吸込口と前記四方弁との間に合流する合流部と前記四方弁との間に第1の温度センサが設けられ、
前記レシーバタンクと前記過冷却熱交換器との間に第2の温度センサが設けられ、
前記合流部と前記圧縮機の前記吸込口との間に第3の温度センサが設けられ、
前記第1の温度センサ及び前記第2の温度センサの検出値を用いて前記第3の温度センサの検出値が所定の値となるように前記過冷却膨張機構の開度を調整することを特徴とする空気調和装置。 - 前記バイパス回路における前記レシーバタンクと前記過冷却膨張機構とを接続する配管の径が、前記分岐管の径よりも大きいことを特徴とする請求項1記載の空気調和装置。
- 1台もしくは複数台の室外ユニットと複数台の室内ユニットとを備え、前記室外ユニットは、圧縮機、四方弁、室外熱交換器、室外膨張機構、及び、レシーバタンクを有し、前記室内ユニットは、室内膨張機構及び室内熱交換器を有し、前記室外ユニットと前記室内ユニットとはガス管及び液管で接続されており、冷房運転もしくは暖房運転のいずれか一方で運転可能な空気調和装置において、
前記室外ユニットは、前記室外ユニットを流れる冷媒と熱交換する過冷却熱交換器、及び、過冷却膨張機構を備え、
冷房運転時において前記圧縮機から吐出された冷媒は、前記四方弁、前記室外熱交換器、前記室外膨張機構、前記レシーバタンク、前記過冷却熱交換器、前記室内膨張機構、及び、前記室内熱交換器の順に流れ、
暖房運転時において前記圧縮機から吐出された冷媒は、前記四方弁、前記室内熱交換器、前記室内膨張機構、前記過冷却熱交換器、前記レシーバタンク、前記室外膨張機構、及び、前記室外熱交換器の順に流れ、
前記レシーバタンクは冷媒を気液分離する構造を備え、
前記レシーバタンク内のガス冷媒を、前記過冷却膨張機構及び前記過冷却熱交換器の順に通過させて前記圧縮機の吸込口側に戻すバイパス回路を備え、
前記バイパス回路における前記過冷却膨張機構の上流側と、前記過冷却熱交換器と前記室内膨張機構とを繋ぐ配管と、を繋ぐ分岐管を備え、
前記バイパス回路における前記レシーバタンクと前記過冷却膨張機構とを接続する配管の径が、前記分岐管の径よりも大きいことを特徴とする空気調和装置。 - 前記冷媒は、R32、もしくは、R32を含む混合冷媒であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の空気調和装置。
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