JP6643395B2 - 多孔質ガラス微粒子体の製造方法および製造装置 - Google Patents
多孔質ガラス微粒子体の製造方法および製造装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6643395B2 JP6643395B2 JP2018089755A JP2018089755A JP6643395B2 JP 6643395 B2 JP6643395 B2 JP 6643395B2 JP 2018089755 A JP2018089755 A JP 2018089755A JP 2018089755 A JP2018089755 A JP 2018089755A JP 6643395 B2 JP6643395 B2 JP 6643395B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- burner
- line
- porous glass
- supply line
- gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000005373 porous glass Substances 0.000 title claims description 43
- 239000011859 microparticle Substances 0.000 title claims description 17
- 238000000034 method Methods 0.000 title description 16
- 239000002994 raw material Substances 0.000 claims description 66
- 239000004071 soot Substances 0.000 claims description 60
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 claims description 47
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 32
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 26
- 239000010419 fine particle Substances 0.000 claims description 21
- 239000002245 particle Substances 0.000 claims description 5
- 239000007858 starting material Substances 0.000 claims description 4
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 120
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 21
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 12
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 12
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 12
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 description 10
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 9
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 9
- 238000010926 purge Methods 0.000 description 9
- 238000005245 sintering Methods 0.000 description 9
- MYMOFIZGZYHOMD-UHFFFAOYSA-N Dioxygen Chemical compound O=O MYMOFIZGZYHOMD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- 229910001882 dioxygen Inorganic materials 0.000 description 8
- 239000001307 helium Substances 0.000 description 7
- 229910052734 helium Inorganic materials 0.000 description 7
- SWQJXJOGLNCZEY-UHFFFAOYSA-N helium atom Chemical compound [He] SWQJXJOGLNCZEY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 6
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 6
- 238000000151 deposition Methods 0.000 description 6
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 230000008021 deposition Effects 0.000 description 5
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 5
- 150000002894 organic compounds Chemical class 0.000 description 5
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 5
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 5
- 230000008016 vaporization Effects 0.000 description 5
- VEXZGXHMUGYJMC-UHFFFAOYSA-N Hydrochloric acid Chemical compound Cl VEXZGXHMUGYJMC-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 4
- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N Atomic nitrogen Chemical compound N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 229910003902 SiCl 4 Inorganic materials 0.000 description 3
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 3
- XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N Argon Chemical compound [Ar] XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 125000005376 alkyl siloxane group Chemical group 0.000 description 2
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 239000011261 inert gas Substances 0.000 description 2
- VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N methane Chemical compound C VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- HMMGMWAXVFQUOA-UHFFFAOYSA-N octamethylcyclotetrasiloxane Chemical compound C[Si]1(C)O[Si](C)(C)O[Si](C)(C)O[Si](C)(C)O1 HMMGMWAXVFQUOA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000009834 vaporization Methods 0.000 description 2
- VXEGSRKPIUDPQT-UHFFFAOYSA-N 4-[4-(4-methoxyphenyl)piperazin-1-yl]aniline Chemical compound C1=CC(OC)=CC=C1N1CCN(C=2C=CC(N)=CC=2)CC1 VXEGSRKPIUDPQT-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- XMSXQFUHVRWGNA-UHFFFAOYSA-N Decamethylcyclopentasiloxane Chemical compound C[Si]1(C)O[Si](C)(C)O[Si](C)(C)O[Si](C)(C)O[Si](C)(C)O1 XMSXQFUHVRWGNA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052786 argon Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000012159 carrier gas Substances 0.000 description 1
- -1 cyclic siloxane Chemical class 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000008030 elimination Effects 0.000 description 1
- 238000003379 elimination reaction Methods 0.000 description 1
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 1
- HTDJPCNNEPUOOQ-UHFFFAOYSA-N hexamethylcyclotrisiloxane Chemical compound C[Si]1(C)O[Si](C)(C)O[Si](C)(C)O1 HTDJPCNNEPUOOQ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000006460 hydrolysis reaction Methods 0.000 description 1
- 229910052757 nitrogen Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000005304 optical glass Substances 0.000 description 1
- 238000007254 oxidation reaction Methods 0.000 description 1
- 239000005049 silicon tetrachloride Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Glass Melting And Manufacturing (AREA)
- Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)
Description
また、下記特許文献1には、スートの両端で原料ガスの流量を徐々に減らしつつ、バーナーに供給するガスを原料ガスから不活性ガス(パージガス)に切り替えることが開示されている。
以下、第1実施形態の多孔質ガラス微粒子体の製造方法および製造装置について図面に基づいて説明する。本実施形態により得られる多孔質ガラス微粒子体は、例えばOVD法(外付け法)またはVAD法(気相軸付法)などに適用することで、光ファイバ母材を得ることができる。なお、本発明は以下の実施形態に限定されない。
VAD法は、ガラスロッド等の出発母材の先端部からガラス微粒子の堆積を開始して、円柱状のガラススートを形成した後、ガラススートを加熱により焼結させることで、透明ガラスを得る方法である。
ただし、本実施形態により得られる多孔質ガラス微粒子体の用途は、光ファイバ母材の製造に限定されない。
出発母材Mの両端は、一対の回転チャック(不図示)により支持されている。回転チャックにより、出発母材Mは反応容器(不図示)内で回転させられる。
複数のバーナー2a〜2dは、出発母材Mの長手方向に沿って、並べて配置されている。以下、出発母材Mの長手方向をX方向という。また、X方向のうち、バーナー2a側を−X側といい、バーナー2d側を+X側という。すなわち、バーナー2a、バーナー2b、バーナー2c、およびバーナー2dは、−X側から+X側に向けて、この順に配置されている。バーナー2a、2dは、バーナー群2のうち、X方向において最も外側に位置する外側バーナーである。バーナー2b、2c(内側バーナー)は、バーナー2a(第1外側バーナー)およびバーナー2d(第2外側バーナー)に挟まれている。
レール3はX方向に延びている。複数のバーナー2a〜2dは、互いの間隔を保ったまま、レール3に沿って移動可能となっている。すなわち、バーナー群2は、出発母材Mの長手方向に沿って移動可能である。
なお、本実施形態では、バーナー群2は、レール3上をX方向に往復するように移動するが、出発母材Mをレール3の長手方向に沿って往復させても良い。すなわち、バーナー群2は、X方向に沿って出発母材Mに対して相対往復運動することができればよい。
以下の説明では、バーナー群2のうち最も外側(−X側)に位置するバーナー2a(第1外側バーナー)に原料ガスG1を供給するガス供給装置10Aについて説明する。ただし、ガス供給装置10Aと同様の装置が、他のバーナー2b〜2dに接続されていてもよい。特に、最も+X側に位置するバーナー2d(第2外側バーナー)のガス供給装置は、以下に説明するガス供給装置10Aと同様の構成であることが好ましい。
ただし、ガス供給装置10Aと異なる構成のガス供給装置が、他のバーナー2b〜2dに接続されていてもよい。
このような切り替えを行うための、ガス供給装置10Aのバルブの構成について説明する。
第1バルブ15は、供給ライン11とバーナーライン12との間に配置されている。第1バルブ15は、供給ライン11とバーナーライン12との連通および遮断を切り替える。
第2バルブ16は、供給ライン11とベントライン13との間に配置されている。第2バルブ16は、供給ライン11とベントライン13との連通および遮断を切り替える。
バルブ15、16の開閉の切替タイミングは同時であることが好ましいが、逆火現象の発生を抑えることができる範囲内において、開閉のタイミングがずれていてもよい。
次に、バーナー群2の往復運動について説明する。
図1(a)に示すように、往復運動前の−X側の外側バーナー2aの位置を初期位置P1とする。初期位置P1は、バーナー2aがX方向で往復する範囲内における、最も−X側の位置である。
図1(a)では、各バーナー2a〜2dの往復運動の移動方向を矢印で表し、時間の経過を矢印の上下方向の位置で示している。例えば、各バーナー2a〜2dは、図1(a)中で最も上に位置する矢印の通りに移動した後、上から2つ目の矢印の通りに移動する。
2往復目も同様に、バーナー2aは+X方向にLだけ移動した後に、−X方向に3/4Lだけ移動する。
説明を省略するが、バーナー2b〜2dも、バーナー2aと同様にそれぞれの初期位置から相対的に上記の往復運動を行う。
N+1回目の往復運動では、折り返し位置が、初期位置P1から+X側にL移動した位置となる。N+1回目の往復運動では、往路と復路の距離がLで同じになる。
N+2回目以降の往復運動では、往路で+X側に(L−L/N)だけ移動した後、復路で−X側にLだけ移動する。(N+2)回目以降の折り返し位置は、−X側にL/Nだけ移動することになる。
N+2回目以降の往復運動では、往路で+X側に(La−La/N)だけ移動した後、復路で−X側にLaだけ移動する。(N+2)回目以降の折り返し位置は、−X側にLa/Nだけ移動することになる。
このように、バーナー2aの1往復目の移動距離LaをLよりも長くした場合でも多孔質ガラス微粒子体の製造をすることができる。
次に、切替機構14による制御について説明する。図3中の矢印は、バーナー2a〜2dの往復運動に加えて、外側バーナー2a、2dへの原料ガスG1の供給および遮断のタイミングを示している。白矢印の部分では外側バーナー2a、2dへの原料ガスG1の供給が遮断されており、黒矢印の部分では、外側バーナー2a、2dに原料ガスG1が供給されている。なお、バーナー2b、2cについては、原料ガスG1が常時供給されている。バーナー群2の往復運動は、図1(a)に示した往復運動と同様である。
また、第2境界位置B2よりも+X側の領域を第1領域A1といい、第2境界位置B2よりも−X側の領域を第2領域A2という。すなわち、第1領域A1は第2境界位置B2よりもスートSの端部側(外側)の領域であり、第2領域A2は第2境界位置B2よりもスートSの中央部側(内側)の領域である。
また、外側バーナー2a、2dへの原料ガスG1の供給が停止されている間も、外側バーナー2a、2dの出口21からスートSの両端部およびテーパ部T1、T2の焼き締めのために火炎Fを発生させてもよい。これにより、スートSの長手方向において、多孔質ガラス微粒子が均一に焼き締められるため、スートSが割れるのを防止することができる。
次に、本発明に係る第2実施形態について説明するが、第1実施形態と基本的な構成は同様である。このため、同様の構成には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。本実施形態では、製造装置1の構成は同様であるが、切替機構14によるバルブ15、16の開閉動作が異なる。
そこで本実施形態では、バルブ15、16の切替回数をより少なくするために、複数の境界位置を設定している。
スートSの+X側の端部にも同様に、第2境界位置B2および第4境界位置B4が設定されている。具体的には、外側バーナー2dの往復運動における最外端位置から、−X側へLaだけ移動した位置に、第2境界位置B2が設定されている。また、第4境界位置B4は、外側バーナー2dの往復運動における最外端位置から3/4LaだけX方向における内側に離れた位置に設定されている。
外側バーナー2dでは、3往復目の往路および復路、4往復目の往路、6往復目の復路、および7往復目の往路および復路において、第4境界位置B4でバルブ15,16の開閉を切り替えている。一方、4往復目の復路から6往復目の往路までは、第4境界位置B4でバルブ15、16の開閉を切り替えていない。
図4の例では、N=4であり、A=0、1である。A=0が第1、第2境界位置B1、B2に対応し、A=1が第3、第4境界位置B3、B4に対応している。
実施例1では、出発母材Mと平行に配置された8本のバーナーを用いた。各バーナーの間隔が、L=200mmとなるように、長手方向に一列に配列させた。原料としてD4を用いた。D4は、原料タンクから輸送され、流量制御部および気化部を通過し、酸素と混合された状態で供給ライン11へと供給された。
また、このスートSをHe(ヘリウム)雰囲気化で焼結し得られた光ファイバ母材のテーパ部には輝点が無かった。
実施例2は、実施例1と第1、第2境界位置B1、B2が異なる。第1境界位置B1を−X側の第1外側バーナーの初期位置P1から+X方向へ150mmの地点、第2境界位置B2を+X側の第2外側バーナーの初期位置P2から+X方向へ150mmの地点とし、各境界位置B1、B2を第1、第2外側バーナーが通過する際にバルブ15、16の開閉の切替を行った。その他の条件は、実施例1と同様の条件であるため、説明を省略する。
製造したスートSのテーパ長は260mmであった。また、このスートSをHe(ヘリウム)雰囲気化で焼結し得られた光ファイバ母材のテーパ部には輝点が無かった。
実施例3では、実施例1と異なる原料であるSiCl4を用いた。その他の条件は、実施例1と同様の条件である。
製造したスートSのテーパ長は210mmであった。また、このスートSをHe(ヘリウム)雰囲気化で焼結し得られた光ファイバ母材のテーパ部には輝点が無かった。
実施例4は、実施例1の製造装置1のベントライン13に、ニードル弁を設け、その開度をベントライン13とバーナーライン12との配管抵抗が同等となるように調整した。これにより、バルブ15、16の開閉を切り替える際に原料ガスG1の流量が乱れることを抑えられた。その他の条件は、実施例1と同様の条件である。
製造したスートSのテーパ長は210mmであった。また、このスートSをHe(ヘリウム)雰囲気化で焼結し得られた光ファイバ母材のテーパ部には輝点が無かった。
比較例1では、実施例1と異なり、境界位置B1、B2を設定していない。このため、往復運動中、第1、第2外側バーナーからは常にデポジションが行われていた。その他の条件は、実施例1と同様の条件である。
製造したスートSのテーパ長は390mmあった。また、このスートSをHe(ヘリウム)雰囲気化で焼結し得られた光ファイバ母材のテーパ部には輝点が無かった。
比較例2は、実施例1と同様の位置に設定した境界位置B1、B2において、バルブ15、16の開閉の切替は行わず、第1領域A1を移動する第1、第2外側バーナーの原料および酸素の混合ガスの流量の調整を行った。具体的には、第1、第2外側バーナーが第2領域A2から境界位置B1、B2を越えて第1領域A1に入ると、混合ガスの流量を連続的に減らし、30秒かけて流量が0になるようにした。その後、第1、第2外側バーナーの移動方向を変更させ、混合ガスの流量を連続的に増やし、30秒かけて流量が元の流量となったところで再度境界位置B1、B2を越えて第2領域A2に第1、第2外側バーナーが入るようにした。
製造したスートSのテーパ長は270mmであった。また、このスートSをHe(ヘリウム)雰囲気化で焼結し得られた光ファイバ母材のテーパ部には輝点が多数あった。
さらに、実施例4の結果から、バーナーライン12とベントライン13との配管抵抗を調整することにより、より安定してガラス微粒子体の製造ができることが判る。
また、前記実施形態では、境界位置をスートSの1つの端部において1または2箇所に設定したが、バルブ15、16の開閉の切替回数が少なく設定できるよう、3か所以上に境界位置を設定してもよい。
Claims (6)
- 回転する出発母材の長手方向に沿って、前記出発母材に対して相対往復運動するバーナー群の火炎中に原料ガスを放出し、前記出発母材の表面に多孔質ガラス微粒子のスートを形成する多孔質ガラス微粒子体の製造方法であって、
前記バーナー群を前記長手方向に沿って前記出発母材に対して相対往復運動させ、
前記バーナー群のうち前記長手方向の最も外側に位置する外側バーナーに接続されたバーナーラインと、前記原料ガスを前記バーナーラインに供給する供給ラインと、前記供給ラインに接続されたベントラインと、を設け、
前記外側バーナーが、前記長手方向における外側から内側に向けて所定の境界位置を通過する時に、前記供給ラインと前記バーナーラインとを連通させるとともに前記供給ラインと前記ベントラインとを遮断し、
前記外側バーナーが、前記長手方向における内側から外側に向けて前記境界位置を通過する時に、前記供給ラインと前記バーナーラインとを遮断するとともに前記供給ラインと前記ベントラインとを連通させ、
前記供給ラインを流れる前記原料ガスの流量を一定とする、多孔質ガラス微粒子体の製造方法。 - 前記バーナー群の前記相対往復運動における折り返し位置が、前記相対往復運動のたびに変化する、請求項1に記載の多孔質ガラス微粒子体の製造方法。
- 前記バーナー群に含まれる複数のバーナーを、前記長手方向に互いに間隔Lを空けて配置し、
前記境界位置を、前記外側バーナーが前記相対往復運動する範囲における最外端位置から、前記間隔Lだけ前記長手方向における内側に離れた位置とする、請求項1または2に記載の多孔質ガラス微粒子体の製造方法。 - 前記バーナーラインの配管抵抗と前記ベントラインの配管抵抗とが一致するように、前記バーナーラインおよび前記ベントラインの少なくとも一方の配管抵抗を調整する、請求項1から3のいずれか1項に記載の多孔質ガラス微粒子体の製造方法。
- 前記ベントラインの下流側で前記原料ガスを回収し、回収した前記原料ガスを前記供給ラインに流入させる、請求項1から4のいずれか1項に記載の多孔質ガラス微粒子体の製造方法。
- 前記バーナー群に含まれる複数のバーナーを、前記長手方向に互いに間隔Lを空けて配置し、
複数の前記境界位置を設け、
NをL以外の正の整数、Aを0以上N以下の自然数とした時に、複数の前記境界位置は、前記外側バーナーが前記相対往復運動する範囲における最外端位置から、(L−(L/N)×A)だけ前記長手方向における内側に離れたいずれかの位置に設定される、請求項1から5のいずれか1項に記載の多孔質ガラス微粒子体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018089755A JP6643395B2 (ja) | 2018-05-08 | 2018-05-08 | 多孔質ガラス微粒子体の製造方法および製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018089755A JP6643395B2 (ja) | 2018-05-08 | 2018-05-08 | 多孔質ガラス微粒子体の製造方法および製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019196277A JP2019196277A (ja) | 2019-11-14 |
JP6643395B2 true JP6643395B2 (ja) | 2020-02-12 |
Family
ID=68537832
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018089755A Active JP6643395B2 (ja) | 2018-05-08 | 2018-05-08 | 多孔質ガラス微粒子体の製造方法および製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6643395B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021143107A (ja) * | 2020-03-13 | 2021-09-24 | 信越化学工業株式会社 | 光ファイバ用多孔質ガラス母材の製造方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003212554A (ja) * | 2002-01-24 | 2003-07-30 | Sumitomo Electric Ind Ltd | ガラス微粒子堆積体の製造方法及び製造装置 |
JP4460062B2 (ja) * | 2005-06-10 | 2010-05-12 | 古河電気工業株式会社 | 光ファイバ母材の製造方法 |
-
2018
- 2018-05-08 JP JP2018089755A patent/JP6643395B2/ja active Active
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021143107A (ja) * | 2020-03-13 | 2021-09-24 | 信越化学工業株式会社 | 光ファイバ用多孔質ガラス母材の製造方法 |
JP7171639B2 (ja) | 2020-03-13 | 2022-11-15 | 信越化学工業株式会社 | 光ファイバ用多孔質ガラス母材の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019196277A (ja) | 2019-11-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5935882B2 (ja) | ガラス微粒子堆積体の製造方法およびガラス母材の製造方法 | |
JP7229792B2 (ja) | 多孔質ガラス微粒子体の製造方法、多孔質ガラス微粒子体の製造装置、およびガラス母材の製造方法 | |
JP6236866B2 (ja) | ガラス微粒子堆積体の製造方法およびガラス微粒子堆積体製造用バーナー | |
CN112262111B (zh) | 玻璃微粒沉积体的制造方法 | |
US10399888B2 (en) | Method for producing glass particulate deposit and method for producing glass preform | |
JP6643395B2 (ja) | 多孔質ガラス微粒子体の製造方法および製造装置 | |
JP2004277257A (ja) | 多孔質ガラス微粒子堆積体の製造法及びガラス微粒子合成用バーナ | |
JP2018145065A (ja) | ガラス微粒子堆積体の製造方法および製造装置 | |
CN113227000B (zh) | 玻璃微粒沉积体的制造装置以及制造方法 | |
JP7058627B2 (ja) | 光ファイバ用多孔質ガラス母材の製造装置および製造方法 | |
JP5600687B2 (ja) | 光ファイバ用の半製品としてのプリフォームを製造するマルチノズル型管状プラズマ堆積バーナ | |
JP2015093816A (ja) | ガラス微粒子堆積体の製造方法およびガラス母材の製造方法 | |
JP6887930B2 (ja) | 光ファイバ用多孔質ガラス堆積体の製造方法 | |
JP4460062B2 (ja) | 光ファイバ母材の製造方法 | |
TW200531937A (en) | Manufacturing apparatus for porous glass preform and glass preform for optical fiber | |
JP6086168B2 (ja) | ガラス微粒子堆積体の製造方法およびガラス母材の製造方法 | |
KR20040001769A (ko) | 광섬유모재 제조를 위한 외부기상 증착장치 및 이를 이용한 광섬유모재 제조방법 | |
JP3953820B2 (ja) | 光ファイバ多孔質母材の製造方法 | |
WO2019239705A1 (ja) | 多孔質ガラス微粒子体の製造方法および光ファイバ母材の製造方法 | |
JPWO2019044807A1 (ja) | ガラス微粒子堆積体の製造方法、ガラス母材の製造方法及びガラス微粒子堆積体 | |
JP7404144B2 (ja) | 多孔質ガラス微粒子体の製造方法および光ファイバ母材の製造方法 | |
WO2017188334A1 (ja) | ガラス微粒子の合成方法 | |
US11981595B2 (en) | Burner for producing glass fine particle deposited body, and device and method for producing glass fine particle deposited body | |
JP2022128088A (ja) | 光ファイバ母材の製造方法および光ファイバの製造方法 | |
JP2015030642A (ja) | ガラス微粒子堆積体製造用の多重管バーナおよびガラス微粒子堆積体の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20181212 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20191008 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20191105 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20191212 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20191224 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200106 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6643395 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |