JP6642377B2 - 液体製剤、及び、パロノセトロンの安定性を向上する方法 - Google Patents

液体製剤、及び、パロノセトロンの安定性を向上する方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6642377B2
JP6642377B2 JP2016208669A JP2016208669A JP6642377B2 JP 6642377 B2 JP6642377 B2 JP 6642377B2 JP 2016208669 A JP2016208669 A JP 2016208669A JP 2016208669 A JP2016208669 A JP 2016208669A JP 6642377 B2 JP6642377 B2 JP 6642377B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
palonosetron
acid
liquid
container
pharmaceutically acceptable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016208669A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018070462A (ja
Inventor
友貴 市川
友貴 市川
建志 鹿取
建志 鹿取
井上 裕之
裕之 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nipro Corp
Original Assignee
Nipro Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nipro Corp filed Critical Nipro Corp
Priority to JP2016208669A priority Critical patent/JP6642377B2/ja
Publication of JP2018070462A publication Critical patent/JP2018070462A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6642377B2 publication Critical patent/JP6642377B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Description

本発明は、液体製剤、及び、パロノセトロンの安定性を向上する方法に関する。
近年、パロノセトロンは、5−HT受容体アンタゴニストとして作用することが知られるようになり、癌化学療法による急性又は遅発性の悪心・嘔吐(化学療法誘発性悪心嘔吐)の予防・治療に用いられている。
このパロノセトロンに関して、特許文献1には、保存安定性が向上したパロノセトロン製剤が求められていること、パロノセトロンを含有する液体製剤がマンニトールをさらに含むことにより、安定性が向上することが記載されている。
特許5551658号公報
発明者らは、このパロノセトロン製剤の安定性向上に対して、パロノセトロン液体製剤を収容する容器について、アルカリ溶出の少ないガラス等を使用することにより、類縁物質の増加を抑制することを見いだしたが、バッグ製剤容器として、ポリエチレン樹脂や、ポリプロピレン樹脂を使用した場合、パロノセトロンの含量低下が見られるなど安定性に未だ改善の余地があった。
本発明は以上の実情に鑑みてなされたものであり、パロノセトロンの安定性が良好な液体製剤、及びパロノセトロンの安定性を向上する方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、バッグ容器が環状オレフィンポリマーにより形成されることで、パロノセトロンの安定性を向上させることを見出し、本発明を完成するに至った。より具体的には、本発明は以下のようなものを提供する。
(1) 容器に収容された液体製剤であって、
該液体製剤が、パロノセトロン又はその薬学的に許容される塩を含有し、
前記容器の少なくとも一部が環状オレフィンポリマーにより形成された、液体製剤。
(2) 緩衝剤をさらに含有する、(1)に記載の液体製剤。
(3) 前記緩衝剤がリン酸塩である、(2)に記載の液体製剤。
(4) pH6.0超7.5以下である、(1)から(3)のいずれかに記載の液体製剤。
(5) 輸液バッグの形態である、(1)から(4)のいずれかに記載の液体製剤。
(6) 外袋に包装され、
該外袋内に脱酸素剤を含む、(1)から(5)のいずれかに記載の液体製剤。
(7) パロノセトロン又はその薬学的に許容される塩を含有する液体に対して、環状オレフィンポリマーを含む容器を使用することにより、パロノセトロン又はその薬学的に許容される塩の安定性を向上する方法。
本発明によれば、パロノセトロンの安定性を良好にすることができる。
以下、本発明の実施形態について説明するが、本発明は特にこれに限定されない。
<液体製剤>
本発明の液体製剤は、容器に収容された液体製剤であって、液体製剤が、パロノセトロン又はその薬学的に許容される塩を含有し、容器の少なくとも一部が環状オレフィンポリマーにより形成される。
本発明の液体製剤は、容器の少なくとも一部が環状オレフィンポリマーにより形成されていることで、後述する実験結果からも明らかなように、輸液容器材質として一般的なポリプロピレン又はポリエチレンのみから形成される容器を使用した場合と比較して安定性に優れる。特に、環状オレフィンポリマーが、液体と直接接する場合に安定性向上効果が高い。ここで、安定性とは、主に製剤中のパロノセトロン又はその薬学的に許容される塩の含量低下を抑制することを意味する。
以下、本発明の液体製剤について詳細に説明する。本発明の液体製剤は、パロノセトロン又はその薬学的に許容される塩を含有する。また、パロノセトロン又はその薬学的に許容される塩は、これらの無水物であってもよく、水和物等の溶媒和物であってもよい。
[パロノセトロン又はその薬学的に許容される塩]
本発明において、「パロノセトロン」は、(3aS)−2,3,3a,4,5,6−ヘキサヒドロ−2−[(S)−l−アザビシクロ[2.2.2]オクト−3−イル]2,3,3a,4,5,6−ヘキサヒドロ−l−オキソ−lHベンズ[de]イソキノリンを意味する。
「薬学的に許容される塩」とは、安全性の観点、無毒性の観点、生物的な観点等で望ましい薬学的な製剤の調製に用いることができる塩を意味し、所望の薬理活性を有する上で薬学的に許容されることを意味する。また、「薬学的に許容される塩」さらに、獣医科的に及びヒトに対して薬学的に許容される塩を包含する。
かかる塩としては、塩酸、臭化水素酸、硫酸、硝酸、リン酸等の無機酸;又は酢酸、プロピオン酸、ヘキサン酸、シクロペンタンプロピオン酸、グリコール酸、ピルビン酸、乳酸、マロン酸、コハク酸、リンゴ酸、フマル酸、酒石酸、クエン酸、安息香酸、o−(4−ヒドロキシベンゾイル)安息香酸、桂皮酸、マンデル酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、1,2−エタンジスルホン酸、2−ヒドロキシエタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p−クロロベンゼンスルホン酸、2−ナフタレンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、カンファースルホン酸、4−メチルビシクロ[2.2.2]オクト−2−エン−1−カルボン酸、グルコヘプタン酸、4,4’−メチレンビス(3−ヒドロキシ−2−エン−1−カルボン酸)、3−フェニルプロピオン酸、トリメチル酢酸、第三級ブチル酢酸、ラウリル硫酸、グルコン酸、グルタミン酸、ヒドロキシナフトエ酸、サリチル酸、ステアリン酸、ムコン酸等の有機酸で形成される酸付加塩等が挙げられる。これらのうち、薬学的に許容される塩は塩酸塩が好ましい。
加えて、存在する酸性プロトンが無機又は有機塩基と反応できる場合には、薬学的に許容される塩が形成される。許容される無機塩基としては、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化アルミニウム及び水酸化カルシウム等が挙げられる。許容される有機塩基は、エタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、トロメタミン、N−メチルグルカミン等が挙げられる。
[他の配合成分]
本発明の液体製剤には、緩衝剤や等張化剤を添加してもよく、添加しなくてもよいが、緩衝剤及び/又は等張化剤をさらに含有することが好ましい。さらに、これら以外にも、液体製剤に通常用いられる配合成分を添加することができる。そのような配合成分としては、例えば、界面活性剤、希釈剤、無痛化剤、防腐剤、安定化剤、抗酸化剤、高分子量重合体等が挙げられる。これら他の配合成分を用いる場合、その配合量は、当業者が適宜決定することができる。
(安定化剤)
安定化剤としては、特に限定されないが、例えば、エデト酸、エデト酸一ナトリウム、エデト酸二ナトリウム、エデト酸四ナトリウム、クエン酸等が挙げられる。
安定化剤の含量は、特に限定されないが、10%(w/v)以下が好ましく、1%(w/v)以下がより好ましく、0.1%(w/v)以下がさらに好ましく、0.01%(w/v)以下がより一層好ましく、0.001%(w/v)以下がなお好ましく、0.0001%(w/v)以下がさらに一層好ましく、0.00001%(w/v)以下が特に好ましく、安定化剤を含まなくても、パロノセトロンの高い安定性を得ることができる。なお、本明細書において「%(w/v)」は、本発明の液体100mL中に含まれる対象成分(例えば、安定化剤、緩衝剤、等張化剤等)の質量(g)のことを指す。
(緩衝剤)
緩衝剤としては、例えば、リン酸又はリン酸塩、クエン酸又はクエン酸塩、酢酸又は酢酸塩、炭酸又は炭酸塩、酒石酸又は酒石酸塩、トロメタモール等が挙げられる。リン酸塩としては、リン酸ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム、リン酸水素二ナトリウム、リン酸カリウム、リン酸二水素カリウム、リン酸水素二カリウム等が挙げられ、クエン酸塩としては、クエン酸ナトリウム、クエン酸二ナトリウム等が挙げられ、酢酸塩としては、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム等が挙げられ、炭酸塩としては、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム等が挙げられ、酒石酸塩としては、酒石酸ナトリウム、酒石酸カリウム等が挙げられる。これらのうち、特にリン酸塩が好ましく挙げられる。また、緩衝剤は、無水物であってもよく、水和物等の溶媒和物であってもよい。
緩衝剤の含有量は、特に限定されず、例えば、目標とするpH等に併せて適宜設定してもよいが、パロノセトロンの安定性が向上する観点から、0.001〜10%(w/v)が好ましく、0.01〜5%(w/v)がより好ましく、0.05〜2%(w/v)がさらに好ましく、0.10〜1%(w/v)が特に最も好ましい。特に、緩衝剤としてリン酸塩を用いた場合、緩衝剤は上記の範囲内であることが好ましい。
(等張化剤)
等張化剤としては、特に限定されないが、例えば、イオン性等張化剤、非イオン性等張化剤等が挙げられる。イオン性等張化剤としては、例えば、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウム等が挙げられる。非イオン性等張化剤としては、グリセリン、プロピレングリコール、ブドウ糖、乳糖、ソルビトール、マンニトール等及びこれらの組み合わせが挙げられる。等張化剤としては、特に塩化ナトリウムが好ましく挙げられる。
等張化剤の含有量は、特に限定されないが、0.001〜5%(w/v)が好ましく、0.01〜3%(w/v)がより好ましく、0.1〜2%(w/v)がさらに好ましく、0.3〜1.5%(w/v)より一層好ましく、0.5〜1.0%(w/v)が特に好ましい。あるいは、注射剤の浸透圧が約1(生理食塩液対比)となる量を使用してもよい。そのような量は、個々の製剤を設計する際、当業者が容易に決定できる。
[pH]
本発明の液体製剤のpHは、特に制限されないが、生理的pHにより近いpHが好ましい点から、5以上8.0以下が好ましく、5.5超7.8以下がより好ましく、6超7.5以下であることがさらに好ましい。なお、D−マンニトールによりパロノセトロンの安定性を図る場合、pHは、6.0以下であることが要求されるが、本発明の液体製剤は、容器の構成により液体製剤の安定性を図っているため、pHが6.0超7.5以下であってもよい。
本発明の液体製剤に用いられる液体としては、水を用いることが好ましい。特に、バッグ製剤として用いる場合、パロノセトロンの有効成分濃度は、0.01〜5.0mg/mLが好ましく、0.01〜0.2mg/mLがより好ましく、0.01〜0.03mg/mLがさらに好ましい。
本発明の液体製剤による、パロノセトロン又はその薬学的に許容される塩の投与量は、有効量であれば特に限定されず、通常、成人にはパロノセトロンとして0.75mgを1日1回静注又は点滴静注してもよい。
[容器]
本発明の液体製剤は、密閉可能であり、内部の無菌性を保つことができる容器内に収容される。容器の形状は、密閉可能であり、内部の無菌性を保つことができれば、どのような形態であってもよく、一般的に注射液の充填に用いられるバイアル、アンプル、輸液バッグ、プレフィルドシリンジ等が挙げられるが、本発明は、特に輸液バッグの形態で用いられることが好ましい。容器は、さらにガスバリア性能を有する外装により包装されていてもよく、必要に応じて、外装内に他の薬剤等を封入してもよい。例えば、バッグ製剤を包装する外袋内に脱酸素剤を封入してもよい。
容器を構成する材料は、プラスチック材料の何れで構成されてもよいが、容器の少なくとも一部が環状オレフィンポリマーにより形成されていればよく、例えば、容器全体が環状オレフィンポリマーで形成されていてもよく、一部のみ(例えば、内面(接液面)又は中間層に)環状オレフィンポリマーが形成されていてもよい。環状オレフィンポリマーとしては、特に限定されないが、シクロオレフィンポリマー(COP)、シクロオレフィンコポリマー(COC)が挙げられる。環状オレフィンポリマーは、ポリエチレン、ポリプロピレンと比較してパロノセトロンが吸着しにくいためにパロノセトロンの安定性の低下を抑制していると考えられる。また、輸液バッグとして用いる場合、バッグを構成するフィルムにおいて柔軟性、耐熱性を確保する又は成形を容易にするために、PE(ポリエチレン)やPP(ポリプロピレン)を層構成として含んでもよい。この場合、環状オレフィンポリマーは、内層(接液面)又は中間層とする。なお、内層(接液面)をPE(ポリエチレン)やPP(ポリプロピレン)で構成する場合、通常内層として構成する層の厚み(20〜200μm)程度であれば、中間層を環状オレフィンポリマーとすることによりパロノセトロンの吸着を抑制することがきる。
脱酸素剤としては、鉄系、有機系のいずれの脱酸素剤を挙げることができるが、鉄系の脱酸素剤が好ましく、具体的な脱酸素剤としては特に限定されないが、例えば、エージレス(三菱化学)、ファーマキープ(三菱化学)、タモツ(大江化学工業)、ワンダーキープ(パウダーテック)などが挙げられる。
<パロノセトロン又はその薬学的に許容される塩の安定性を向上する方法>
本発明のパロノセトロン又はその薬学的に許容される塩の安定性を向上する方法は、パロノセトロン又はその薬学的に許容される塩を含有する液体に対して、環状オレフィンポリマーを含む容器を使用することにより、パロノセトロン又はその薬学的に許容される塩の安定性を向上する方法である。
本発明の方法によれば、容器の少なくとも一部が、環状オレフィンポリマーで形成される場合、後述する実験結果からも明らかなように、より安定性に優れる。
以下、本発明を滅菌時の安定性をポイントに実施例に基づいて説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
[実施例1、2、3、比較例1、2]
下記の液体製剤1を、表1に示すフィルムからなる輸液バッグに充填し、輸液バッグの耐熱性に準じた条件で高圧蒸気滅菌したもの(実施例1〜3、比較例1、2)をそれぞれ3つ用意し、滅菌後のパロノセトロンの含量と類縁物質量(実施例1〜3、比較例1、2)を測定した。その結果を表1に示す。なお、表1中、「PE」はポリエチレン、「PP」はポリプロピレン、「COP」は環状オレフィンポリマーを示し、「x/y/z(x、y、zは任意の樹脂)」は、3層構造(内層(液接面)/中間層/外層)のフィルムを示す。表1中のパロノセトロンの含量は、滅菌前の処方されたパロノセトロンの量に対する残存率とする。また、表1中の実施例の数値は、3つの試料の類縁物質の平均値である。
(液体製剤1)
液体製剤1として下記の組成からなるパロノセトロン塩酸塩注射液50mLを調製した。
パロノセトロン塩酸塩:0.84mg
塩化ナトリウム:425mg
リン酸水素ナトリウム水和物:90mg
pH調整剤 水酸化ナトリウム:pHに応じて適量
塩酸:pHに応じて適量
溶剤 注射用水:適量
Figure 0006642377
表1の結果から、実施例1〜3及び比較例1、2の類縁物質量に大きな差が無いにも関わらず、実施例1〜3の液体製剤は、比較例1、2の液体製剤に比べ、菌時の含量低下が大きく抑制されていることが確認された。これは、実施例1〜3の液体製剤は、比較例1、2の液体製剤に比べ、滅菌による有効成分の容器への吸着が抑制されたためと考えられる。このように、環状オレフィンポリマーを含む実施例1〜3の液体製剤は、環状オレフィンポリマーが容器に含まれない比較例1、2より高い安定性を有していることが確認された。

Claims (6)

  1. 容器に収容された液体製剤であって、
    該液体製剤が、パロノセトロン又はその薬学的に許容される塩を含有し、
    前記容器が3層構造のフィルムから形成され、
    前記フィルムの内層又は中間層が環状オレフィンポリマーからなり、
    前記液体製剤のpHが6.0超7.5以下である、
    液体製剤。
  2. 緩衝剤をさらに含有する、請求項1に記載の液体製剤。
  3. 前記緩衝剤がリン酸塩である、請求項2に記載の液体製剤。
  4. 輸液バッグの形態である、請求項1からのいずれかに記載の液体製剤。
  5. 外袋に包装され、
    該外袋内に脱酸素剤を含む請求項1からのいずれかに記載の液体製剤。
  6. パロノセトロン又はその薬学的に許容される塩を含有し、pHが6.0超7.5以下である液体に対して、3層構造のフィルムから形成され、かつ、前記フィルムの内層又は中間層が環状オレフィンポリマーからなる容器を使用することによりパロノセトロン又はその薬学的に許容される塩の安定性を向上する方法。
JP2016208669A 2016-10-25 2016-10-25 液体製剤、及び、パロノセトロンの安定性を向上する方法 Active JP6642377B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016208669A JP6642377B2 (ja) 2016-10-25 2016-10-25 液体製剤、及び、パロノセトロンの安定性を向上する方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016208669A JP6642377B2 (ja) 2016-10-25 2016-10-25 液体製剤、及び、パロノセトロンの安定性を向上する方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018070462A JP2018070462A (ja) 2018-05-10
JP6642377B2 true JP6642377B2 (ja) 2020-02-05

Family

ID=62111541

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016208669A Active JP6642377B2 (ja) 2016-10-25 2016-10-25 液体製剤、及び、パロノセトロンの安定性を向上する方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6642377B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019189939A1 (ja) 2018-03-31 2019-10-03 住友重機械工業株式会社 ショベル

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2914826B2 (ja) * 1991-07-22 1999-07-05 株式会社大協精工 衛生品用容器
JP4323590B2 (ja) * 1998-09-02 2009-09-02 テルモ株式会社 医療用複室容器
MY134275A (en) * 2002-05-17 2007-11-30 Otsuka Pharma Co Ltd Multi-layer film and medicine container using the same
JP5690461B2 (ja) * 2002-11-15 2015-03-25 ヘルシン ヘルスケア ソシエテ アノニム 化学療法誘導嘔吐を治療するためのパロノセトロン
JO2735B1 (en) * 2003-01-30 2013-09-15 هيلسين هيلث كير أس ايه. Liquid pharmaceutical formations of balloonosterone
WO2008001496A1 (en) * 2006-06-28 2008-01-03 Fujimori Kogyo Co., Ltd. Liquid container
CN100455286C (zh) * 2006-11-21 2009-01-28 深圳海创医药科技发展有限公司 帕洛诺司琼注射液及其制备方法
JP5465409B2 (ja) * 2008-09-29 2014-04-09 テルモ株式会社 エダラボンのプレミックス製剤
JP5537104B2 (ja) * 2009-09-16 2014-07-02 テルモ株式会社 制吐剤
CA3124160C (en) * 2013-05-20 2022-10-04 Fujimori Kogyo Co., Ltd. Light-shielding sheet and container
EP3087987A4 (en) * 2013-12-23 2017-08-02 Samyang Biopharmaceuticals Corporation Pharmaceutical composition containing palonosetron
JP6753570B2 (ja) * 2016-08-04 2020-09-09 光製薬株式会社 バッグ製剤
JP6768404B2 (ja) * 2016-08-12 2020-10-14 武田テバファーマ株式会社 パロノセトロン又はその薬学的に許容される塩を含む医薬組成物

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018070462A (ja) 2018-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3171868B1 (en) Packaged acetaminophen injection solution preparation
JP2022180486A (ja) 静脈内注入剤形
JP2019081767A (ja) 酸化感受性製剤のための安定なすぐ使用できる注入バッグを製造するプロセス
JP7262528B2 (ja) ジルチアゼムの非経口投薬形態
JP6642377B2 (ja) 液体製剤、及び、パロノセトロンの安定性を向上する方法
EP3290025B1 (en) Stable infusion dosage form of morphine
JP6705348B2 (ja) 液体製剤、及び、パロノセトロンの安定性を向上する方法
WO2019226784A1 (en) Injectable combination products of fosaprepitant and 5-ht3 blocker
AU2019257508B2 (en) Process of manufacturing a stable, ready to use infusion bag for an oxidation sensitive formulation
JP2014207983A (ja) アセトアミノフェン注射液製剤
JP6936747B2 (ja) パロノセトロンを含有する注射用溶液製剤
JP6598158B2 (ja) パロノセトロンを含有する安定な注射用液剤の製造方法
JP7182651B2 (ja) ビンカアルカロイド薬の投薬形態
CA2496796A1 (en) Medicinal product packaging
JP2019019067A (ja) 液体製剤
US11166911B2 (en) Parenteral dosage form of amiodarone
JP2022516973A (ja) エピネフリンの安定な水性注射溶液
JP6081102B2 (ja) 安定なグラニセトロン含有水性製剤
JP2004010596A (ja) ヘパリンナトリウム注射液製剤
JP2012001493A (ja) 塩酸リトドリン注射製剤
TWI771506B (zh) 培美曲塞靜脈注射劑型
WO2022058988A1 (en) Parenteral dosage form of diltiazem
JP2006136490A (ja) 塩酸リトドリン注射液製剤
JP2024517732A (ja) 低密度ポリエチレンのコンテナに含まれるデクスメデトミジンの溶液
JP2008068122A (ja) シリンジ製剤

Legal Events

Date Code Title Description
A625 Written request for application examination (by other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625

Effective date: 20180529

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190618

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20190805

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191017

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20191018

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191203

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191216

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6642377

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250