JP6642374B2 - マッサージ機 - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1は、マッサージ具を左右方向Xにマッサージ運動させる第1駆動機構と、マッサージ具を上下方向にマッサージ運動させる第2駆動機構とを備えるマッサージ機を開示する。
しかしながら、昨今、使用者(ユーザ)からは多様な揉み感を求める声が挙がってきている。例えば、足裏に対して押すようなマッサージだけではなく、さすったり、練り込んだりするようなマッサージを希望する声が挙がってきている。特許文献1に記載のマッサージ機は、このような多様なマッサージを付与できるものとはなっていない。
本発明にかかるマッサージ機は、上方から載置される施療部に対してマッサージ動作を付与するマッサージエリアを備え、且つ床面に載置可能とされた本体部と、前記本体部に内蔵され、且つ、備えられている施療子で前記施療部に対してマッサージ動作を付与するマッサージ部と、前記マッサージ機構を駆動させる駆動部と、を有するマッサージ機構を備えるマッサージ機であって、前記マッサージ機構は、前記施療子を回転運動をさせて、前記施療部に対して、揉みマッサージ動作を付与する第1マッサージ手段と、前記施療部に対して、前記施療子がスライド運動をしながら、前記施療部の表面に沿った方向に、伸長マッサージ動作を付与する第2マッサージ手段を有するものであり、前記マッサージ部は、上面側に前記施療子が突設されているマッサージ部材と、前記マッサージ部材の下方に配備されていて、上下軸心回りに回転して、前記駆動部の回転駆動力を当該マッサージ部材に伝達する回転伝達部材と、前記回転伝達部材を回転自在に外嵌し且つ上下軸心回りに回転すると共に、前記マッサージ部材をスライド方向に案内する案内部材が設けられている環状嵌合部材と、前記環状嵌合部材の回転を停止させて、前記施療子を備えるマッサージ部材を、回転運動からスライド運動へと自在に切り替える切替手段と、を有していて、前記回転伝達部材の上下軸心と、前記環状嵌合部材の上下軸心とが、同軸線上とされていて、前記マッサージ部材の下面側には係合部が形成されていて、前記係合部の一方端及び他方端に対応する前記マッサージ部材の外壁には、前記案内部材に案内される案内面が形成されていて、前記回転伝達部材の上面側には、前記係合部に嵌り込む係合体が、当該回転伝達部材の回転軸心から所定距離だけ離れた位置に設けられていることを特徴とする。
好ましくは、前記第2マッサージ手段は、前記切替手段により、前記環状嵌合部材の回転を停止させるとともに、前記回転伝達部材の回転をさせ、前記回転伝達部材の回転により、前記係合部において、前記係合体を往復移動させるとともに、前記案内部材の案内により、前記マッサージ部材をスライド運動させて、前記施療部に対して、前記施療子による前記伸長マッサージ動作を付与する構成とされているとよい。
好ましくは、前記切替手段は、前記環状嵌合部材に形成されている切欠部と、当該環状嵌合部材の外周囲に配備されているストッパと、前記環状嵌合部材の回転を規制する回転規制部材と、を有し、前記ストッパが前記切欠部に嵌合するとともに、前記回転規制部材が前記駆動部の動力を前記環状嵌合部材へ非伝達とすることで、前記マッサージ部材を、回転運動からスライド運動へと切り替える構成とされているとよい。
好ましくは、前記マッサージ機構には、前記回転伝達部材の上下軸心に対する前記施療子の回転半径を、自在に変更することが可能な回転半径切換手段が備えられているとよい。
好ましくは、前記施療子を、上下方向に移動させて、当該施療部に押圧マッサージ動作を付与する第3マッサージ手段が備えられているとよい。
なお、以下に説明する実施形態は、本発明を具体化した一例であって、その具体例をもって本発明の構成を限定するものではない。
図1に示すように、本発明のマッサージ機1は、床面上に載置されて使用されるものであり、使用者の施療部F、すなわち使用者の足(下肢であって足首から先の部分)に対して、マッサージを行うことができるものである。特に、このマッサージ機1は、使用者の足裏を良好にマッサージ動作を付与することができるものである。
図1に示す如く、本発明のマッサージ機1は、床面に載置可能とされたケース体2(本体部)と、ケース体2に内蔵され、且つ、マッサージ動作を発生させるマッサージ機構10が配備されている。マッサージ機構10は、備えられている施療子14で施療部Fに対してマッサージ動作を付与するマッサージ部11と、マッサージ機構10を駆動させる駆動部35と、を有する。
ケース体2の左右両側面には、その左側面から右側面に掛け渡されるように、マッサージ機1を把持可能な把持部4が取り付けられている。ケース体2の側面には、マッサージ動作をオン/オフさせたり、マッサージ速度や種類を変更するためのスイッチが配備された操作部5が設けられている。
本発明のマッサージ機構10は、備えられている施療子14を回転運動をさせて、施療部Fに対して、揉みマッサージ動作を付与する第1マッサージ手段と、施療部Fに対して、施療子14がスライド運動をしながら、施療部Fの表面に沿った方向に、伸長マッサージ動作を付与する第2マッサージ手段を有している。さらに、マッサージ機構10は、第1マッサージ手段と第2マッサージ手段とが、切り替え自在の構成とされている。
まず、マッサージ機構10の装置構成について、説明する。
図2〜図4に示すように、マッサージ機構10は、左右一対のマッサージ部11a,11bと、その一対のマッサージ部11a,11bを駆動させる駆動部35を有している。
図3、図4に示すように、マッサージ部11aは、施療子14aが設けられているマッサージ部材12aと、マッサージ部材12aの下方に配備されていて、上下方向を向く軸心回りに回転して、駆動部35の回転駆動力を当該マッサージ部材12aに伝達する回転伝達部材16aと、回転伝達部材16aが回転自在となるように外嵌し、且つ上下方向を向く軸心回りに回転する環状嵌合部材20aと、を有している。
マッサージ部材12aは、長方形状の板片であって、一定の高さを有している。また、マッサージ部材12aの長手方向の長さは、下で述べる環状嵌合部材20aの外周径より小さいものである。
また、長溝13の長手方向一方端及び他方端に対応するマッサージ部材12aの外壁のそれぞれには、下で述べる案内部材22に案内される案内面14が形成されている。この一対の案内面14は、略鉛直方向に向いた壁面であって、案内部材22の案内壁面23に面接触するようになっている。
また、マッサージ部材12aの長手方向一方端よりも内側の位置には、上方が開放状の凹レール16が形成されている。同様に、マッサージ部材12aの長手方向他方端よりも内側の位置にも、上方が開放状の凹レール16が形成されている。この凹レール16には、押さえ部材33に垂下状に形成されている凸レール34(詳細は後述)が摺動自在に嵌合する。
また、ピン20は、長溝13に嵌り込む部材であり、外周径が長溝13の幅方向の長さよりやや小さい径とされている。これにより、ピン20は長溝13内の長手方向に往復運動(摺動)するようにもなっている。
環状嵌合部材21aは、円環状の部材で形成されていて、回転伝達部材17aを回転自在に外嵌し、且つ上下軸心回りに回転するものである。環状嵌合部材21aの内周径は、回転伝達部材17aの外周径よりやや大きい径とされている。これにより、回転伝達部材17aが、環状嵌合部材21a内を自在に回転するようになっている。
この環状嵌合部材21aの上面側には、マッサージ部材12aをスライド方向に案内する案内部材22が、水平方向に一対設けられている。
案内部材22は、その外周囲から上方に突出状に、対向する位置に一対設けられている。
ところで、環状嵌合部材21aは、外周囲が円環状に形成されているが、下側に底部24が設けられている、有底状の部材となっている。底部24には、回転軸43が貫通する貫通孔25が形成されている。
すなわち、マッサージ部11aは、環状嵌合部材21aの回転を停止させて、施療子15aを備えるマッサージ部材12aを、回転運動からスライド運動、またスライド運動から回転運動へと自在に切り替える切替手段26aを有している。
切欠部27aは、環状嵌合部材21aの外周囲(壁)に、切り欠かれたものであって、一つの短辺が径外方向に沿った方向を向いた切り立った辺(切立辺28)であり、一つの長辺が円周の接線方向に対して交差する方向(外へ放射する方向)を向いた傾斜辺29である。すなわち、切欠部27aは、平面視で略二等辺三角形状とされている。
ストッパ30aの他方端側は、環状嵌合部材21aを向く角部31aが、切欠部27aと略同じ形状を有するものとなっている。
回転規制部材32aは、回転軸43の回転方向によって、内部のギアを歯合乃至は非歯合に切り替える、すなわち噛み合いを変えることによって、環状嵌合部材20への動力伝達を、伝達乃至は非伝達とする。
のときに、噛み合わない状態にして、駆動部35から出力された回転駆動力を環状嵌合部材21aへ非伝達とする。一方、環状嵌合部材21aが逆方向の回転のときには、回転規制部材32aは、噛み合った状態にして、駆動部35から出力された回転駆動力を環状嵌合部材21aへ伝達する。
さて、マッサージ部材12aは、マッサージ部11aから脱落せず且つ、スライド自在となるように、上方から押さえ部材33により、押さえ込まれている。
押さえ部材33の環状嵌合部材21aの内側を向く側壁には、垂下状の凸レール34が設けられている。凸レール34は、マッサージ部材12aの凹レール16に摺動自在に嵌り込むようになっている。これら凸レール34、凹レール16、案内部材22の案内壁面23は、同じ方向を向くものである。
駆動部35は、回転駆動力を出力する駆動モータ36と、出力された回転駆動力を所定の速度に減速するギアボックス39とを有している。
ギアボックス39は、環状嵌合部材21a,21bの下方に配備されていて、平面視でメガネ状に形成された筐体である。そのギアボックス39の内部には、回転軸心が上下方向を向いた平ギア42a,42bが左右一対配備されている。本実施形態においては、左右一対の平ギア42a,42bは、環状嵌合部材21a,21bの外周径より大きい径のものが採用されている。
例えば、左側の平ギア42aに取り付けられた回転軸43aは、その上方に配備されている回転伝達部材17aを、固定ロッド44を介して回転させるとともに、それに外嵌する環状嵌合部材21aを、回転規制部材32a(ワンウェイクラッチ)を介して回転させる。
また、左右一対の平ギア42a,42bは、互いに歯合している。左側の平ギア42aは、前方に配備されているウォームホイール41に歯合している。このウォームホイール41は、回転軸心が上下方向を向き、ウォームギア40に歯合している。ウォームギア40は、駆動モータ36の出力軸37の先端に取り付けられている。
すなわち、左側の平ギア42aは駆動側であり、右側の平ギア42bは従動側である。
駆動部35の動力伝達経路としては、駆動モータ36の出力軸37から回転駆動力が出力されると、回転駆動力はウォームギア40及びウォームホイール41を介して、左側の平ギア42aに伝達される。
次に、上で詳説したマッサージ機構10の動作、つまり駆動部35によるマッサージ部の動作について、図に基づいて、説明する。
すなわち、第1マッサージ手段は、駆動部35の回転駆動力により、回転伝達部材17a,17bと環状嵌合部材21a,21bとを軸心回りに、ともに回転させるとともに、当該回転伝達部材17a,17bを介して、マッサージ部材12a,12bを回転運動させて、施療部Fに対して、施療子15a,15bによる揉みマッサージ動作を付与する構成とされている。
左側の平ギア42aと共に回転する回転軸43aは、長孔19に嵌入された固定ロッド44を介して、上方に配備されている回転伝達部材17aを、左方向に回転させる。さらに、この回転軸43aは、回転規制部材32a(ワンウェイクラッチ)を介して、回転伝達部材17aに外嵌している環状嵌合部材21aも、左方向に回転させる。すなわち、左側の回転伝達部材17aと環状嵌合部材21aは、回転軸43aにより、同時且つ、同じ左方向に回転していることとなる。
一方で、右側の平ギア42bは、駆動側である左側の平ギア42aにより、右方向(時計回り)に回転させられる。
続いて、図6、図7を参照しながら、駆動部35によるマッサージ部のスライド運動について、説明する。マッサージ部の回転運動からスライド運動への移行は、第1マッサージ手段から第2マッサージ手段に切り替えられることにより、実現される。
右側の環状嵌合部材21bも同様に、ストッパ30bと切欠部27bの係合と、回転規制部材32bによる回転駆動力の非伝達、つまり切替手段26bにより、駆動部35の動力伝達経路から完全に切り離される。
例えば、図7の左上図に示すように、ピン20が後側に位置していて、回転伝達部材17aの上下方向軸心回りを、右方向(時計回り)に回転する場合、長溝13内においては、長手方向中央から一方端側へ移動することとなる。
そして、図7の右上図に示すように、ピン20が右方向に回転して、右側に位置すると、長溝13内においては、移動して一方端へ当接することなる。そのピン20が長溝13内の一方端に接触すると、反対側の他方端へ移動を開始する。
図7の右下図に示すように、ピン20が右方向に回転して、前側に位置すると、長溝13内においては、長手方向中央から他方端側へ移動することとなる。
図7の左下図に示すように、ピン20が右方向に回転して、左側に位置すると、長溝13内においては、移動して他方端へ当接することなる。そのピン20が長溝13内の他方端に接触すると、反対側の一方端へ移動を開始する。
上記したように、マッサージ部材12aが、図7の左上図〜左下図に示すような動作を、繰り返しすることによって、施療子15aのスライド運動が行われ、施療部Fに対して、施療子15aによる伸長マッサージ動作を付与することが可能となる。
さて、上記したマッサージ機構10には、回転伝達部材17a,17bの上下軸心に対する施療子15a,15bの回転半径を、自在に変更することが可能な回転半径切換手段が備えられている。
回転半径切換手段の構成としては、例えば、第2マッサージ手段によりマッサージ部材12a,12bをスライド運動させている中で、任意の位置でそのマッサージ部材12a,12bを停止させる。そして、第2マッサージ手段から第1マッサージ手段へと切り替える。
具体的には、回転半径切換手段は、マッサージ部材12a,12bが第2マッサージ手段によりスライド運動している際において、例えば、回転伝達部材17a,17b上でマッサージ部材12a,12bを停止させる。図8の例では、マッサージ部材12a,12bを上下方向軸心の上方で停止させている。
ウォームホイール41が右方向(時計回り)に回転し、ウォームホイール41に歯合している左側の平ギア42aが左方向(反時計回り)に回転するようになる。上でも述べたように、長孔19に嵌入された固定ロッド44により左側の回転伝達部材17aが左方向に回転すると共に、ワンウェイクラッチ(回転規制部材32a)内のギアが噛み合って、左側の回転伝達部材17aに外嵌している環状嵌合部材21aも左方向に同時に回転する。左側のマッサージ部材12aは、左側の回転伝達部材17aの回転により、左方向に回転する。
なお、右側の施療子15bの回転運動については、左側の施療子14aの回転運動を鏡像した運動であるので、ここでの説明は省略する。
ところで、回転半径切換手段については、マッサージ動作を制御する制御部などで、制御するようにしてもよい。
そして、使用者が任意で操作部5のスイッチ等を操作することにより、制御部が自動的に施療子15a,15bの回転半径の設定を切り替えるようにしていてもよい。
さて、本発明のマッサージ機1には、施療子15a,15bを上下方向に移動させて、当該施療部Fに押圧マッサージ動作を付与する第3マッサージ手段が備えられている。
第3マッサージ手段は、マッサージ機構10全体を上下方向に移動させるものであって、マッサージ機構10の右側方に配備された上下駆動部45と、マッサージ機構10の下方に配備された変換部51とを有している。
変換部51は、回転駆動力を上下方向の運動に変換するリンク部材53と、回転軸50の回転に対して偏心回転する偏心ボス部52と、を有している。
上下駆動モータ46の出力軸48と回転軸50は、上下方向に所定の間隔を空けると共に、回転軸50の右端部と出力軸48とが平面視で略直行するように配備されている。
変換部51a,51bは、回転軸50を外嵌する偏心ボス部52a,52bと、その偏心ボス部52を外嵌するリンク部材53a,53bと、を有している。
例えば、左側の偏心ボス部52aは、円盤状の部材で形成されていて、回転軸50が嵌入される貫通孔が形成されている。貫通孔は、内周径が回転軸50の外周径とほぼ同じ径である。その貫通孔の周囲には、回転軸50に取り付けられている固定ピンを嵌め込む長孔(共に図示せず)が設けられている。長孔に固定ピンが係合されることにより、偏心ボス部52aと回転軸50が相対回転する。
リンク部材53aは、板状の部材で形成されていて、一方端側に環状嵌合部54が形成されている。環状嵌合部54は、偏心ボス部52aを摺動自在に外嵌するものであり、内周径は偏心ボス部52aの外周径とほぼ同じ径である。
支持部55は、貫通孔が形成されたリング状の部材であって、貫通孔の内部にはベアリング56が内挿されている。ベアリング56は、内周側に棒材57の一方端側が挿入されている。棒材57は、軸心が水平方向で且つ左右方向を向き、他方端側がマッサージ機構10を回動自在に支持している。
なお、右側の変換部51bの構成についても、左側の変換部51aと同様の構成である。
この構成により、上下駆動モータ46の出力軸48から出力された回転駆動力は、ギアボックス49の上方から下方に向かって、内蔵されているギアを介して、下部側に挿入されている回転軸50に伝達される。
図9に示すように、回転軸50の回転により偏心ボス部52a,52bが偏心回転すると、リンク部材53a,53bの各支持部55は、回転軸50の軸心回りに上方へ回転する。このとき、各支持部55は、ベアリング56を介した棒材57により、マッサージ機構10全体を上方向へ移動させる。また、マッサージ機構10は、案内孔59に挿入されている案内ポスト58により、上方向へ案内される。
加えて、本発明のマッサージ機1には、施療部Fに対して、振動マッサージを付与すること可能とすべく、ケース体2の上面に配備されている板部材6は、バイブレーション可能に構成されている。この板部材6(振動板)を振動させる振動モータ等を備えた振動発生機構62が、ケース体2に内蔵されているマッサージ機構10の後側方に設けられている。また、ケース体2内の四隅には、ゴム等の弾性体からなる振動部材63が設けられている。
特に、今回開示された実施形態において、明示的に開示されていない事項、例えば、運転条件や操業条件、各種パラメータ、構成物の寸法、重量、体積などは、当業者が通常実施する範囲を逸脱するものではなく、通常の当業者であれば、容易に想定することが可能な値を採用している。
2 ケース体(本体部)
3 脚部
4 把持部
5 操作部
6 板部材(振動板)
7 突起
8 開口部
9 カバー体
10 マッサージ機構
11a マッサージ部(左側)
11b マッサージ部(右側)
12a マッサージ部材(左側)
12b マッサージ部材(右側)
13 係合部(長溝)
14 案内面
15a 施療子(左側)
15b 施療子(右側)
16 凹レール
17a 回転伝達部材(左側)
17b 回転伝達部材(右側)
18 貫通孔
19 長孔
20 係合体(ピン)
21a 環状嵌合部材(左側)
21b 環状嵌合部材(右側)
22 案内部材
23 案内壁面
24 底部
25 貫通孔
26a 切替手段(左側)
26b 切替手段(右側)
27a 切欠部(左側)
27b 切欠部(右側)
28 切立辺(切り立った辺、短辺)
29 傾斜辺(長辺)
30a ストッパ(左側)
30b ストッパ(右側)
31a 角部
31b 角部
32a 回転規制部材(ワンウェイクラッチ)
32b 回転規制部材(ワンウェイクラッチ)
33 押さえ部材
34 凸レール
35 駆動部
36 駆動モータ
37 出力軸
38 本体部
39 ギアボックス
40 ウォームギア
41 ウォームホイール
42a 平ギア(左側)
42b 平ギア(右側)
43a 回転軸(左側)
43b 回転軸(右側)
44 固定ロッド
45 上下駆動部
46 上下駆動モータ
47 本体部
48 出力軸
49 ギアボックス
50 回転軸
51a 変換部
51b 変換部
52a 偏心ボス部
52b 偏心ボス部
53a リンク部材
53b リンク部材
54 環状嵌合部
55 支持部
56 ベアリング
57 棒材
58 案内ポスト
59 案内孔
60 支持台
61 基台
62 振動発生機構
63 振動部材
F 施療部(足裏)
Claims (9)
- 上方から載置される施療部に対してマッサージ動作を付与するマッサージエリアを備え、且つ床面に載置可能とされた本体部と、前記本体部に内蔵され、且つ、備えられている施療子で前記施療部に対してマッサージ動作を付与するマッサージ部と、前記マッサージ機構を駆動させる駆動部と、を有するマッサージ機構を備えるマッサージ機であって、
前記マッサージ機構は、前記施療子を回転運動をさせて、前記施療部に対して、揉みマッサージ動作を付与する第1マッサージ手段と、前記施療部に対して、前記施療子がスライド運動をしながら、前記施療部の表面に沿った方向に、伸長マッサージ動作を付与する第2マッサージ手段を有するものであり、
前記マッサージ部は、上面側に前記施療子が突設されているマッサージ部材と、前記マッサージ部材の下方に配備されていて、上下軸心回りに回転して、前記駆動部の回転駆動力を当該マッサージ部材に伝達する回転伝達部材と、前記回転伝達部材を回転自在に外嵌し且つ上下軸心回りに回転すると共に、前記マッサージ部材をスライド方向に案内する案内部材が設けられている環状嵌合部材と、前記環状嵌合部材の回転を停止させて、前記施療子を備えるマッサージ部材を、回転運動からスライド運動へと自在に切り替える切替手段と、を有していて、
前記回転伝達部材の上下軸心と、前記環状嵌合部材の上下軸心とが、同軸線上とされていて、前記マッサージ部材の下面側には係合部が形成されていて、前記係合部の一方端及び他方端に対応する前記マッサージ部材の外壁には、前記案内部材に案内される案内面が形成されていて、前記回転伝達部材の上面側には、前記係合部に嵌り込む係合体が、当該回転伝達部材の回転軸心から所定距離だけ離れた位置に設けられている
ことを特徴とするマッサージ機。 - 前記第1マッサージ手段と前記第2マッサージ手段とが、切り替え自在に構成されていることを特徴とする請求項1に記載のマッサージ機。
- 前記第1マッサージ手段は、
前記駆動部の回転駆動力により、前記回転伝達部材と前記環状嵌合部材とを軸心回りに、ともに回転させるとともに、当該回転伝達部材の係合体を介して、前記マッサージ部材を回転運動させて、
前記施療部に対して、前記施療子による前記揉みマッサージ動作を付与する構成とされている
ことを特徴とする請求項1に記載のマッサージ機。 - 前記第2マッサージ手段は、
前記切替手段により、前記環状嵌合部材の回転を停止させるとともに、前記回転伝達部材の回転をさせ、
前記回転伝達部材の回転により、前記係合部において、前記係合体を往復移動させるとともに、前記案内部材の案内により、前記マッサージ部材をスライド運動させて、
前記施療部に対して、前記施療子による前記伸長マッサージ動作を付与する構成とされている
ことを特徴とする請求項1に記載のマッサージ機。 - 前記切替手段は、前記環状嵌合部材の回転のうち、一方方向の回転のみを停止させて、前記マッサージ部材を、回転運動からスライド運動へと切り替える構成とされていることを特徴とする請求項1に記載のマッサージ機。
- 前記切替手段は、前記環状嵌合部材に形成されている切欠部と、当該環状嵌合部材の外周囲に配備されているストッパと、前記環状嵌合部材の回転を規制する回転規制部材と、を有し、
前記ストッパが前記切欠部に嵌合するとともに、前記回転規制部材が前記駆動部の動力を前記環状嵌合部材へ非伝達とすることで、前記マッサージ部材を、回転運動からスライド運動へと切り替える構成とされている
ことを特徴とする請求項5に記載のマッサージ機。 - 前記回転規制部材として、ワンウェイクラッチが採用されていることを特徴とする請求項6に記載のマッサージ機。
- 前記マッサージ機構には、前記回転伝達部材の上下軸心に対する前記施療子の回転半径を、自在に変更することが可能な回転半径切換手段が備えられていることを特徴とする請求項3に記載のマッサージ機。
- 前記施療子を、上下方向に移動させて、当該施療部に押圧マッサージ動作を付与する第3マッサージ手段が備えられていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のマッサージ機。
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