JP6639553B2 - 車両用表示装置およびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用表示装置およびその製造方法に関し、例えば光センサを有する車両用表示装置およびその製造方法に関する。
自転車用の表示装置に周囲の照度を検出する光センサを設けることが知られている(例えば特許文献1)。電動補助自転車の表示装置に光センサを設けることが知られている(例えば特許文献2)。自動二輪車の表示装置に光センサを設けることが知られている(例えば特許文献3)。
特開2001−187593号公報 特開2015−85919号公報 特開2001−260707号公報
表示操作装置のケース内に設けられた発光素子が出射した光が光センサに回り込むと、光センサが発光素子の光を検出してしまう。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、発光素子から光センサに回り込む光を抑制することを目的とする。
本発明は、目視面に表示部および窓が設けられたケースと、前記ケース内部に設けられ、前記表示部に光を照射する発光素子と、前記ケース内部に設けられ、前記窓を通過する光を受ける光センサと、前記発光素子と前記目視面との間に設けられ、前記発光素子から照射された光を透過させる第1透明部材と、前記光センサと前記目視面との間に設けられ、前記窓を通過する光を透過させる第2透明部材と、前記第1透明部材と前記第2透明部材とを接続する第3透明部材と、前記第3透明部材を囲み、前記光センサの検出波長の反射率が前記ケースの側面の反射率より小さい非透明部材と、を備える車両用表示装置である。
上記構成において、前記発光素子から前記光センサに到達する光を遮断する、または抑制する遮光部材を備える構成とすることができる。
上記構成において、前記非透明部材は、前記第1透明部材および前記第2透明部材を平面視において囲み、前記第3透明部材を埋め込み、前記ケースは、前記側面を画定し前記非透明部材を平面視において囲む枠体を備える構成とすることができる。
上記構成において、前記枠体と前記非透明部材との界面には、前記非透明部材と他の部材との界面は露出しない構成とすることができる。
上記構成において、前記非透明部材は黒色であり、前記ケースの側面の色は黒色以外である構成とすることができる。
上記構成において、前記枠体の厚さは、前記非透明部材の厚さより厚い構成とすることができる。
上記構成において、前記第3透明部材は、前記第3透明部材内を前記第1透明部材から前記第2透明部材に至る経路に対し斜めの面を含むカット部を含む構成とすることができる。
上記構成において、前記発光素子は、EL素子である構成とすることができる。
上記構成において、前記発光素子および前記光センサが表面に実装され、前記発光素子と前記光センサとの間の前記表面に黒色レジストが設けられた回路基板を備える構成とすることができる。
本発明は、発光素子および光センサが設けられた回路基板と、前記発光素子の上および前記光センサの上にそれぞれ設けられた第1透明部材および第2透明部材と、前記第1透明部材と前記第2透明部材をつなぐランナとを有する透明部材と、前記回路基板の周囲に設けられ、中に前記透明部材が位置するように設けられた明るい色の枠体と、前記枠体で囲まれた領域に設けられ、少なくとも前記ランナを埋め込む前記明るい色より暗い色の内部部材と、を備える車両用表示装置である。
上記構成において、前記明るい色は白色であり、前記暗い色は黒色である構成とすることができる。
本発明は、発光素子および光センサが設けられた回路基板を準備し、前記発光素子の上および前記光センサの上に、透明部材からなるランナで一体にされて設けられた第1透明部材および第2透明部材をそれぞれ設け、前記第1透明部材と前記第2透明部材の間の前記ランナに、前記ランナの光の通過を遮断または抑制する部分を設けることを特徴とした車両用表示装置の製造方法である。
本発明によれば、発光素子から光センサに回り込む光を抑制することができる。
図1は、実施例1に係る表示操作装置が用いられる電動補助自転車の外観を示す図である。 図2は、実施例1に係る表示操作装置および制御ユニットのブロック図である。 図3は、電動補助自転車のハンドルに表示操作装置が取り付けられた状態を示す図である。 図4(a)および図4(b)は、実施例1に係る表示操作装置の斜視図である。 図5は、実施例1に係る表示操作装置の断面図である。 図6は、実施例1に係る表示操作装置の解体斜視図である。 図7は、実施例1に係る表示操作装置の上ケースの解体斜視図である。 図8は、実施例1に係る表示操作装置の透明部材の斜視図である。 図9(a)から図9(c)は、実施例1に係る表示操作装置の上ケース上面図、断面図および下面図である。 図10は、実施例1における上ケースの作製方法を示す斜視図である。 図11(a)および図11(b)は、それぞれ実施例1および比較例1における表示操作装置の断面図である。 図12は、実施例2における透明部材を示す斜視図である。 図13は、実施例3における上ケースの断面図である。 図14は、実施例4における表示操作装置の断面図である。
以下、図面を参照し本発明の実施例について説明する。実施例では、ボタンなどの操作面と表示面を有する表示操作装置を例にして説明するが、本発明は、操作面を有さない、表示面だけの表示装置においても有効である。よって特許請求の範囲および発明の名称は、車両用表示装置とする。
表示操作装置(車両用表示装置)が用いられる車両の例として電動補助自転車について説明する。図1は、実施例1に係る表示操作装置が用いられる電動補助自転車の外観を示す図である。図1に示すように、電動補助自転車は、フレーム80、ハンドル81、ステム82、サドル83、前照灯84、前輪85、後輪86およびクランク87等を有する。運転者(搭乗者)は、サドル83に座りハンドル81を握る。なお、図1では省略をしたが、電動補助自転車には前照灯84以外にも灯りが装着されている。例えば、サドルバック、シートポスト、フレーム80またはリア泥除けには、テールランプが設けられている。
フレーム80には蓄電装置90および制御ユニット91が設けられている。前輪85にはモータ92および回転センサ93が設けられている。クランク87にはトルクセンサ94が設けられている。ハンドル81にはブレーキセンサ95が設けられている。
蓄電装置90は、例えば二次電池である。蓄電装置90は、家庭用電力およびモータ92が発電した電力により充電され、モータ92、前照灯84および制御ユニット91に電力を供給する。
モータ92は例えば三相直流ブラシレスモータである。モータ92は、運転者の人力をアシストするとき(アシスト動作時)に前輪85を駆動し、回生ブレーキを動作させるとき(回生動作時)に前輪85の回転から電力を回生し蓄電装置90に供給する。回転センサ93は例えばホール素子であり、モータ92の回転を検出する。
トルクセンサ94は運転者の踏み込みによりクランク87に生じるトルクを検出する。ブレーキセンサ95は、運転者がブレーキ操作を行ったことを検出する。
図2は、実施例1に係る表示操作装置および制御ユニットのブロック図である。図2に示すように、制御ユニット91は、制御回路96およびモータ駆動回路97を備えている。
制御回路96は、CPU(Central Processing Unit)またはMPU(Micro Processing Unit)等のプロセッサと、ROM(Read Only Memory)および/またはRAM(Random Access Memory)等の記憶装置と、を有する。
制御回路96は、回転センサ93、トルクセンサ94およびブレーキセンサ95から入力される信号に基づきモータ駆動回路97を制御する。例えば、制御回路96は、アシスト動作時に回転センサ93およびトルクセンサ94からの信号等に基づき運転者をアシストする量を算出しモータ92を駆動させる。制御回路96は、回生動作時に回転センサ93およびブレーキセンサ95からの信号に基づき回生ブレーキ量を算出しモータ92を制御する。制御回路96は、前照灯84、テールランプおよび/または表示操作装置10内の照明装置14の点灯および消灯を制御する。
モータ駆動回路97は、例えば三相ブリッジインバータ回路を含む。モータ駆動回路97は、アシスト動作時は蓄電装置90からモータ92に駆動電力を供給し、回生動作時はモータ92から蓄電装置90に回生電力を供給する。
表示操作装置10は、光センサ12、照明装置14、入力装置16、表示装置18および制御装置15を備えている。運転者は、表示操作装置10を用い制御ユニット91を制御する。また、表示操作装置10は、制御ユニット91から出力される情報を表示する。
光センサ12は、フォトダイオード、フォトトランジスタ、フォトIC(Integrated Circuit)および/またはCdSセル等であり、受光することで環境の照度を検出する。光センサ12は、受けた光の強度に対応する信号を制御装置15に出力する。
照明装置14は、LED(Light Emitting Diode)および/またはLCD(Liquid Crystal Display)のバックライト等である。照明装置14は、バックライトのように表示装置18の視認性を向上させる。照明装置14は、点灯することで運転者に情報を提供してもよい。照明装置14は、制御装置15の指示により点灯および消灯する。
入力装置16は、操作ボタンおよび/または操作スイッチ等である。運転者は、入力装置16を操作することで、例えば前照灯84の点灯および消灯、アシスト動作における動作モード(アシスト有無等)の切り替え、および/または回生動作における動作モードの切り替えを行なう。入力装置16は、運転者の操作に対応する信号を制御装置15に出力する。
表示装置18は、7セグメントおよび/またはLCD等であり、情報を表示する。表示装置18は、制御装置15からの信号に応じて、前照灯84(または、前照灯84およびテールランプ)の点灯および消灯の状態、現在設定されているアシスト動作の動作モード、現在設定されている回生動作の動作モード等の情報、および/または蓄電装置90の充電量を表示する。なお、表示装置18は、EL(electro-luminescence)素子などの自発光素子も採用できる。この場合、バックライト等の光源は不要となる。自発光のため、運転中の視認性は大幅に向上する。
制御装置15は、例えばCPUまたはMPU等のプロセッサおよび記憶装置を備えている。制御装置15は、光センサ12および入力装置16から入力した信号および制御ユニット91からの信号に基づき照明装置14および表示装置18を制御する。制御装置15は、光センサ12および入力装置16から入力した信号等の情報を制御ユニット91に出力する。
図3は、電動補助自転車のハンドルに表示操作装置が取り付けられた状態を示す図である。図3に示すように、ステム82にハンドル81が取り付けられている。ハンドル81の先端にグリップ88およびブレーキレバー89が取り付けられている。表示操作装置10は、ハンドル81のグリップ88近くに取り付けられている。これにより、運転者はグリップ88を握った状態で表示操作装置10を操作しやすくなる。表示操作装置10の目視面は、運転者が視認しやすいように水平方向に対し傾斜して取り付けられている。
図4(a)および図4(b)は、実施例1に係る表示操作装置の斜視図である。図4(a)は、上方からの斜視図であり、図4(b)は、下方からの斜視図である。図4(a)および図4(b)に示すように、表示操作装置10は、シート40、ケース30および固定具32を備えている。
ケース30は上ケース30aと下ケース30bを有している。上ケース30aと下ケース30bとは溶着または接着剤等により接合されている。ケース30は、耐候性樹脂であり、例えばASA(acrylate styrene acrylonitrile)樹脂である。ケース30の上面(前面)に目視面21が設けられている。運転者が視認する目視面21には、ボタン22aおよび22b、表示部24aおよび24b並びに窓26が設けられている。ボタン22aおよび22bは、入力装置16である。ボタン22aは、前照灯84(または、前照灯84およびテールランプ)の点灯および消灯を切り替えるスイッチである。ボタン22bは、アシスト動作および回生動作等のモードを切り替えるスイッチである。表示部24aは蓄電装置90のバッテリ残量をパーセント表示する。表示部24bはアシストの状態を表示する。なお、上ケース30aと下ケース30bの嵌合は、溶着や接着剤の代わりに、爪による嵌合やねじ止めによる嵌合でもよい。この場合、上ケース30aと下ケース30bの接合面には、パッキンなどの防水部材を設ける。
ケース30の下面には固定具32が取り付けられている。固定具32は表示操作装置10をハンドル81に固定する部材である。ねじ37を締めることで固定具32はハンドル81に固定される。
図5は、実施例1に係る表示操作装置の断面図である。図5に示すように、上ケース30aの上面にはシート40が貼り付けられている。シート40の表面が目視面21となる。ケース30内には回路基板50が収納されている。回路基板50の上面および下面には電子部品(不図示)が実装されている。回路基板50は、ねじ59により上ケース30aに固定されている。上ケース30aと下ケース30bとが接合されることにより、回路基板50はケース30内に密封される。固定具32は、ハンドル81の直径と同程度の内径を有するリング状である。固定具32の空洞部35にハンドル81を挿入し、ねじ37により固定具32を締める。これにより、表示操作装置10はハンドル81に固定される。
図6は、実施例1に係る表示操作装置の解体斜視図である。表示操作装置10は、シート40、上ケース30a、回路基板50および下ケース30bに分解される。シート40の表面が目視面21となる。目視面21は図4と同じであり説明を省略する。
上ケース30aには、開口34aから34dに相当する部分がある。開口34aおよび34bは表示部24aおよび24bに対応する位置に設けられている。開口34cは窓26に対応する位置に設けられている。開口34aから34c内には透明部材が、上ケース30aの樹脂成型(第1の一体成型)のときに埋め込まれ、開口34a〜34cにはめ込まれるように構成されている。詳細は後述する。
上ケース30aのボタン22aおよび22bに対応する位置にあるゴム材60は、以下のように形成される。まず、前述した第1の一体成型時に、開口34dが形成されている。その後、第1の一体成型された開口34dを有する上ケース30aに、ゴム材を注入しゴム材60が嵌め込まれた上ケース30aが樹脂成型(第2の一体成型)される。ゴム材60を成型した後、ゴム材60を開口34dに嵌め込んでもよい。
回路基板50の上面には、7セグメント52、LED54、光センサ56およびスイッチ58(例えばタクトスイッチ)が設けられている。表示部24aには、7セグメント52の表示(数字)が表示される。表示部24bは、LED54の光により点灯する。LED54は照明装置14に相当する。光センサ56は、図2の光センサ12に相当し、窓26から入射した光を検出する。スイッチ58は、板材62を介しゴム材60の下面に当接する。ボタン22aおよび22bが押されるとスイッチ58が駆動する。下ケース30bには回路基板50の下面に実装された電子部品を収納する窪みが設けられている。
図7は、実施例1に係る表示操作装置の上ケース30aの解体斜視図である。上ケース30aは、枠体36、透明部材70および内部部材38を備えている。透明部材70は内部部材38内に埋め込まれている。枠体36は内部部材38を囲うように設けられている。透明部材70のうち透明部材74aから74cは、完成品で見ると、内部部材38の開口34aから34cに嵌め込まれた構造のようになる。開口34dにもゴム材60(図6参照)が嵌め込まれたような構造となる。
図8は、実施例1に係る表示操作装置の透明部材の斜視図である。図8に示すように、透明部材70は、透明部材74aから74cとランナ72とを備えている。透明部材70は、少なくとも所望の光を透過する透明樹脂からなる樹脂部材で成型されている。透明部材74aから74cとランナ72とは同じ樹脂材料からなる。透明部材74aから74cは、レンズおよび/または透明板で、例えば一般の透明なプラスチックである。透明部材74aから74cは、例えば、ポリカーボネート、アクリル樹脂などの材料からなる。透明部材70は、LED54が照射する光のうち光センサ56が検出可能な波長の少なくとも一部を通過させる。ランナ72は、金型を使って透明部材74aから74cを成型するときの樹脂の通路であり、また透明部材74aから74cを接続する部材であり、透明部材74aから74cと同じ材料からなる。透明部材70の成型後、ランナ72を除去してもよいが、複数の透明部材74aから74cが個々に分割されると、それぞれをピックアップしなければならず、実装工数が増えるため、ランナ72も一体で残した状態で透明部材70を実装する。
図9(a)から図9(c)は、実施例1に係る表示操作装置の上ケース30aの上面図、断面図および下面図である。図9(b)は、A−A断面図である。図9(a)から図9(c)に示すように、枠体36は内部部材38を囲むように設けられている。内部部材38は、部材38a、内壁38bおよび側壁38cを有する。部材38aは樹脂成型時に、ランナ72を埋め込んで成型される部材である。内壁38bは、先端(図9(b)では、下方端部)が回路基板50の上面に接する。内壁38b間および内壁38bと側壁38cとの間には空間33が形成される。7セグメント52、LED54、光センサ56およびスイッチ58等は、空間33内に収納される。外側に位置する側壁38cは、枠体36の内面に接する。枠体36の側面36fは、ケース30の表側の側面でもある。
上ケース30aの第1の一体成型について説明する。図10は、実施例1における上ケース30aの作製方法を示す斜視図である。金型成型は、縦型金型であれば、下金型と上金型で構成され、横型金型であれば可動側金型と固定側金型で、注入空間が構成される。注入空間に樹脂が注入されて樹脂部材が形成される。図10では、下金型78を示す。下金型78は台座78aおよび内部構造78cを有する。内部構造78cは、金型の台座78aに設けられた凸部であり、図9(b)の空間33を形成する部分である。
台座78a上に枠体36が設けられている。枠体36内に内部構造78cが設けられている。内部構造78cの上に透明部材70を配置する。上金型と下金型78を閉じる。内部構造78cの上面に透明部材74aから74cの下面が当接し、透明部材74aから74cの上面に上金型の下面が当接する。この状態で、枠体36内に溶融した樹脂を流し込みインサート成型する。これにより、透明部材74aから74cの上面および下面は、内部部材38から露出する。透明部材74aから74cの下方には7セグメント52、LED54および光センサ56が収納される空間33となる。これにより、図9(a)から図9(c)のように、枠体36と共に、透明部材70が埋め込まれた内部部材38が成型される。
ここで、枠体36は、白色等の明るい色の樹脂であり、例えば白色の顔料が混入されており、ユーザの好みに合った色とすることができる。内部部材38の色は枠体36より暗い色である。内部部材38および枠体36の色は樹脂内に所望の顔料を混入することにより実現できる。なお、枠体36は、接着剤の付いたテープで代用してもよいし、また塗装してもよい。
図11(a)および図11(b)は、それぞれ実施例1および比較例1における表示操作装置の断面図である。図11(a)に示すように、実施例1では、回路基板50上にLED54および光センサ56が実装されている。LED54および光センサ56は空間33に収納される。LED54および光センサ56上にそれぞれ透明部材74bおよび74cが配置されている。透明部材74bと74cはランナ72により接続されている。ランナ72は、内部部材38の部材38aに埋め込まれている。内壁38bの端面は回路基板50の上面に接している。内部部材38および透明部材70上にシート40が設けられている。透明部材74b上は表示部24bであり、透明部材74a上は窓26である。内部部材38は例えば黒色等の暗い色である。表示部24bおよび窓26に相当するシート40は透明であり、内部部材38上のシード40は、枠体36と同じ色(例えば白色)が施されている。
図11(b)に示すように、比較例1では、内部部材39(図11(a)の内部部材38に相当する)は枠体36と同じ色の樹脂であり、例えば白色の樹脂である。実施例1と同様に、この白色樹脂がランナ72を覆っている。内壁39bの端部は回路基板50に接している。
図11(b)では、矢印64のように、LED54から出射された光の一部はランナ72と白色の部材39aとの界面で反射され、ランナ72を通過して光センサ56に至る。これにより、光センサ56はLED54の光を検出してしまう。このため、光センサ56には、窓26を通過した検出すべき光と、LED54からランナ72を介したノイズとなる光と、が浸入する。これにより、光センサ56の検出精度が低下する。
光センサ56は、周囲が暗くなると前照灯84、テールランプおよび/または照明装置14を自動的に点灯するためのセンサである。例えば、制御回路96(図2参照)は、光センサ56の出力が閾値以下の場合、前照灯84を点灯し、閾値以上の場合、前照灯84を消灯する。前照灯84、テールランプおよび/または照明装置14の点灯または消灯は、主に夕方または早朝等の薄暗いときに行う。比較例1では、前照灯84、テールランプおよび/または照明装置14の点灯および消灯は、前述したノイズ光が原因で精度よく行うことができなくなる。これにより、前照灯84、テールランプおよび/または照明装置14の点灯および消灯の誤動作が生じる。
実施例1では、図11(a)のように、ランナ72が部材38aに埋め込まれている。部材38aは例えば黒色樹脂等の樹脂部材であり、枠体36より暗い色である。このため、矢印65のようにLED54から出射した光はランナ72と部材38aとの界面において、反射が抑制されたり、部材38aに吸収される。これにより、比較例1に比べ、光センサ56に漏れる光を抑制できる。
実施例1によれば、ケース30の目視面21に表示部24a、24bおよび窓26が設けられている。ケース30内部に表示部24aおよび24bに光を照射する7セグメント52およびLED54等の発光素子が設けられている。ケース30内部に窓26を通過する光を受ける光センサ56が設けられている。透明部材74aおよび74b(第1透明部材)は7セグメント52およびLED54と目視面21との間に設けられ、7セグメント52およびLED54から照射された光を透過させる。透明部材74c(第2透明部材)は、光センサ56と目視面21との間に設けられ、窓26を通過する光を透過させる。ランナ72(第3透明部材)は、透明部材74aから74cを接続し、光センサ56が検出する光の波長に対し透明である。
よって、LED54から発光された光の一部は、ランナ72と内部部材38の界面で反射しながらランナ72を通過する。しかし内部部材38が黒色であるため、この内部部材38が光を吸収し、光センサ56に到達する光量を低減することが可能となり、前照灯84等の点灯および消灯の誤動作を抑制することができる。
整理すると、このような表示操作装置において、ランナ72を囲む例えば黒色の部材38a(非透明部材)の光の反射率は、光センサ56が検出する光の波長(検出波長)において、黒色以外の色のケース30の側面36fの反射率より小さい。別の表現をすれば、ランナ72を通過している光が途中で部材38a(界面)に到達すると、光センサ56の検出波長の光の少なくとも一部を吸収する、または吸収して光量自体を減少させる。このため、光センサ56の誤動作を防止することができる。
この原理により、図11(a)のように、ランナ72と部材38aとの界面での光の反射が抑制される。よって、光センサ56の検出感度を向上できる。また、LED54が照射する光の波長と光センサ56が検出可能な光の波長との重なる範囲の波長のうち、ランナ72が透過させる光の波長において、部材38aの反射率は、黒色以外の樹脂(白色、黄色等の明るい色)の反射率より小さいことが好ましい。
表示操作装置10の表面の色は、ユーザの好みにより、色々な色(例えば、白色、黄色、ピンク色、赤色、緑色、青色または黒色)が採用される。このとき、光を通過する透明部材70の周りが、白色、黄色、ピンク色、水色、赤色、緑色または青色などの光を反射させる色の樹脂で設けられると、LED54等からライナ72を介し光センサ56に届く光の量は比較的多い。このため、光センサ56の検出精度が低下し、前照灯84等の点灯および消灯等の誤動作が生じる。
そこで、表示操作装置10の表面の色として、光を反射しやすい色(例えば白色、黄色、ピンク色、水色、赤色、緑色または青色)を採用する場合、枠体36(またはテープ)およびシート40の色を表示操作装置10の表面の色とする。枠体36と透明部材70との間の内部部材38は、光を反射させない色(例えば黒色、濃い灰色、紺色または濃い茶色)の素材、または光を吸収する素材で構成する。これにより、LED54等から光センサ56にライナ72を介し漏れる光を抑制できる。よって、光センサ56の検出精度が向上し、前照灯84等の点灯および消灯等の誤動作が抑制される。
また、図11(a)のように、遮光部材である内壁38bおよび回路基板50は、光がLED54から光センサ56に到達するのを遮断または抑制するようにしてもよい。
例えば、透明部材70を金型で成型するときに、金型内壁に梨地加工することで、透明部材74aから74cの側面およびランナ72の全周囲を梨地面とすることができる。これにより、LED74から光センサ56にライナ72を通過する光は、梨地面で乱反射する。よって、光センサ56に到達する光を抑止できる。このように、梨地加工された透明部材70と黒色の内部部材38を用いる。これにより、黒色の部材38aによりライナ72内の光を吸収できる。部材38aで吸収されなかった光は、梨地面で乱反射する。これにより、ランナ72を介して光センサ56に至る光量を減らすことができる。
回路基板50の表面が、光センサ56の検出波長の光を吸収するような材料、例えば黒色レジストで被覆されてもよい。黒色レジストは、例えば、ソルダーレジストを黒色にしたものであり、光センサ56の検出波長を有する光を吸収する。黒色レジストは、回路基板50の上面のうち、少なくとも7セグメント52およびLED54と光センサ56との間に設けられている。これにより、7セグメント52およびLED54から光センサ56への光の漏れをより抑制できる。
内部部材38は、透明部材74aから74cを平面視において囲み、ランナ72を埋め込む。枠体36は、図9(a)から図9(c)のように、ケース30の側面36fを画定し、内側の側面は、内部部材38を平面視において囲む。このような構造は、図10のように、枠体36の中に透明部材70を配置し、内部部材38で一体成型すれば、簡単に実現できる。
また、このようにケース30を作製すると、枠体36と内部部材38との界面は、空間33内に露出しない(図9(b)を参照)。また枠体36と内部部材38の界面には、内部部材38と他の部材との界面は露出しない。このため、枠体36と内部部材38との間に隙間などが生じても、水分等がケース30内に進入することはない。
内部部材38は黒色であり、ケース30の側面(枠体36)の色は黒色以外(例えば白色)である。これにより、ケース30の側面(すなわち枠体36)の色を変えても、内部部材38が黒であるためランナ72を通過する光を抑制できる。
図12は、実施例2における透明部材を示す斜視図である。図12に示すように、透明部材70のランナ72の周りに被膜76が設けられている。被膜76は、例えばポッティング法、真空蒸着法、塗布法などを用い形成された樹脂被膜である。例えば、透明部材74aから74cの上面と下面に、保護膜を設け、その後に前述の方法で被膜76を形成し、その後に保護膜を剥がす。これにより、透明部材74aから74cの上面と下面に被膜76は形成されず、ライナ72の周りに被膜76が形成される。
被膜76(非透明部材)は、枠体36より暗い色であり、例えば黒色樹脂であり、光を吸収するため、実施例1の部材38aと同様に誤動作を防止することができる。
また、図12の斜線の部分のランナ72周り、または被覆した被膜76に梨地加工をしてもよい。
図13は、実施例3における上ケースの断面図である。図13のように、目視面21と交差する方向に延在する枠体36の厚さをT1とし、内部部材38のうち枠体36の内側に接し枠体36に囲まれた部分の少なくとも一部で、目視面21と交差する方向に延在する内部部材38の厚さをT2とした場合、T1>T2とすることが好ましい。
例えば、枠体36の色が白色で、厚さT1が薄い場合、内部部材38の色が黒であるため、黒色が枠体36を透けて見えてしまう。しかしながら実施例3では、枠体36の厚さT1が厚いため、内部部材38の色が枠体36を透けて見えることを抑制できる。厚さT1は例えば1.5mm前後から2mm前後が好ましい。厚さT2は、例えば0.8mm前後から1.0mm前後が好ましい。厚さT1はT2の1.5倍〜2倍がより好ましい。
図14は、実施例4における表示操作装置の断面図である。図14に示すように、透明部材74bと74cとの間に位置するランナ72のどこかに、カット部75(光の通過を遮断または抑制する部分)を施している。カット部75は透明部材74bから74cに至る経路に対し斜めの面を有するか、潰された面を有する。これにより、矢印66のように、LED54から出射された光はカット部75により、光センサ56への方向とは異なる方向に反射される。よって、LED54から出射され、光センサ56に到達する光を抑制できる。
カット部75はライナ72を完全にカットしてもよい。図8のように、光センサ56上に設けられる透明部材74cは、7セグメント52上に設けられる透明部材74aおよびLED54上に設けられる複数の透明部材74bとライナ72を介し接続されている。透明部材74cと直接つながっているランナ72のどこかに、光を非伝播方向に反射するカット面を設ける。透明部材74cに直接つながるランナ72を全て完全にカットすると透明部材74cが落下する。そこで、少なくとも1つのライナ72は完全にはカットしない。完全にはカットされていないライナ72には、ハーフカットされたカット部75を設けてもよい。
カット部75がライナ72を完全にカットしない場合においても、透明部材74cが落下しやすくなる。そこで、図3の下金型78に透明部材70を配置した後に、カット部75を形成してもよい。これにより、透明部材74cの脱落を抑制できる。
実施例4に係る表示操作装置10は、以下のようにして製造する。すなわち、LED54等の発光素子および光センサ56が設けられた回路基板50を準備する。LED54上および光センサ56の上に、透明部材からなるランナ72で一体にされて設けられた透明部材74b(第1透明部材)および透明部材74c(第2透明部材)をそれぞれ設ける。透明部材74bと74cの間のランナ72に、カット部75を設ける。これにより、カット部75がライナ72を伝播する光を抑制できる。
実施例1および2では、車両として電動補助自転車を例に説明し、表示装置として電動補助自転車用の表示装置を例に説明したが、表示装置は、電動補助機能のない自転車用または自動二輪車用でもよい。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明はかかる特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 表示操作装置
21 目視面
22a、22b ボタン
24a、24b 表示部
26 窓
30 ケース
30a 上ケース
30b 下ケース
32 固定具
34a、34b、34c、43、45a−45c、47a、47b、 開口
36 枠体
38 内部部材
38a 部材
38b 内壁
38c 側壁
40 シート
50 回路基板
52 7セグメント
54 LED
56 光センサ
58 スイッチ
70、74a−74c 透明部材
72 ランナ
75 カット部
78 下金型
81 ハンドル
84 前照灯

Claims (12)

  1. 目視面に表示部および窓が設けられたケースと、
    前記ケース内部に設けられ、前記表示部に光を照射する発光素子と、
    前記ケース内部に設けられ、前記窓を通過する光を受ける光センサと、
    前記発光素子と前記目視面との間に設けられ、前記発光素子から照射された光を透過させる第1透明部材と、
    前記光センサと前記目視面との間に設けられ、前記窓を通過する光を透過させる第2透明部材と、
    前記第1透明部材と前記第2透明部材とを接続する第3透明部材と、
    前記第3透明部材を囲み、前記光センサの検出波長の反射率が前記ケースの側面の反射率より小さい非透明部材と、
    を備える車両用表示装置。
  2. 前記発光素子から前記光センサに到達する光を遮断する、または抑制する遮光部材を備える請求項1に記載の車両用表示装置。
  3. 前記非透明部材は、前記第1透明部材および前記第2透明部材を平面視において囲み、前記第3透明部材を埋め込み、
    前記ケースは、前記側面を画定し前記非透明部材を平面視において囲む枠体を備える請求項1または2に記載の車両用表示装置。
  4. 前記枠体と前記非透明部材との界面には、前記非透明部材と他の部材との界面は露出しない請求項3に記載の車両用表示装置。
  5. 前記非透明部材は黒色であり、前記ケースの側面の色は黒色以外である請求項1から4のいずれか一項に記載の車両用表示装置。
  6. 前記枠体の厚さは、前記非透明部材の厚さより厚い請求項3または4に記載の車両用表示装置。
  7. 前記第3透明部材は、前記第3透明部材内を前記第1透明部材から前記第2透明部材に至る経路に対し斜めの面を含むカット部を含む請求項1から6のいずれか一項に記載の車両用表示装置。
  8. 前記発光素子は、EL素子である請求項1から7のいずれか一項に記載の車両用表示装置。
  9. 前記発光素子および前記光センサが表面に実装され、前記発光素子と前記光センサとの間の前記表面に黒色レジストが設けられた回路基板を備える請求項1から8のいずれか一項に記載の車両用表示装置。
  10. 発光素子および光センサが設けられた回路基板と、
    前記発光素子の上および前記光センサの上にそれぞれ設けられた第1透明部材および第2透明部材と、前記第1透明部材と前記第2透明部材をつなぐランナとを有する透明部材と、
    前記回路基板の周囲に設けられ、中に前記透明部材が位置するように設けられた明るい色の枠体と、
    前記枠体で囲まれた領域に設けられ、少なくとも前記ランナを埋め込む前記明るい色より暗い色の内部部材と、を備える車両用表示装置。
  11. 前記明るい色は白色であり、前記暗い色は黒色である請求項10に記載の車両用表示装置。
  12. 発光素子および光センサが設けられた回路基板を準備し、
    前記発光素子の上および前記光センサの上に、透明部材からなるランナで一体にされて設けられた第1透明部材および第2透明部材をそれぞれ設け、
    前記第1透明部材と前記第2透明部材の間の前記ランナに、前記ランナの光の通過を遮断または抑制する部分を設けることを特徴とした車両用表示装置の製造方法。
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