JPH0946558A - テレビカメラのタリー表示装置 - Google Patents

テレビカメラのタリー表示装置

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JPH0946558A
JPH0946558A JP7209078A JP20907895A JPH0946558A JP H0946558 A JPH0946558 A JP H0946558A JP 7209078 A JP7209078 A JP 7209078A JP 20907895 A JP20907895 A JP 20907895A JP H0946558 A JPH0946558 A JP H0946558A
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JP
Japan
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external light
tally
tally display
shutter
display device
Prior art date
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Application number
JP7209078A
Other languages
English (en)
Inventor
Kouji Kukino
康示 桑木野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Optical Co Ltd
Priority to JP7209078A priority Critical patent/JPH0946558A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大きな電力を用いずに、外光が明るい場合で
も判別し易いタリー点灯表示を行うようにする。 【解決手段】 レンズ部10の外周部に配置され、表示
窓14及びランプ15を有するタリー表示部12、この
タリー表示部12の近傍に設けられた採光窓16、この
採光窓16から入射した外光をタリー表示部側へ導く外
光導入路19、この外光導入路19を開閉するシャッタ
21を備える。また、このシャッタ21を駆動できる太
陽電池を備え、この太陽電池を外光検出センサとして用
いる。そして、外光が設定値よりも暗いと判定したとき
は、上記ランプ15を点灯し、外光が設定値以上に明る
いと判定したときは、ランプ15を消灯すると共に上記
シャッタ21を開状態とし、外光をタリー表示部12へ
導く。この外光によるタリー点灯表示によれば、屋外等
でも判別し易い表示が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はテレビカメラのタリ
ー表示装置、特にレンズ部に設けられたタリー表示部を
良好な明るさで点灯表示させるための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、テレビカメラには、当該カメ
ラで撮影している映像がオンエア中(放送中)であるこ
と、或いは収録中であることを示すためにタリー表示部
が設けられている。このタリー表示部は、ランプやLE
D(発光ダイオード)等の光源と、例えば赤色の半透明
材料からなる表示窓を有しており、例えばレンズ部等の
外周に配置される。従って、この光源を点灯させること
により、表示窓が明るく表示され、これによってアナウ
ンサー等は当該テレビカメラの映像がオンエア中等であ
ることを判断することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
タリー表示部を有するテレビカメラでは、屋外で使用さ
れる場合、例えば野球やゴルフ等の中継放送では、外光
が明るいことから、タリー表示部が表示されていること
の判別がし難いという不都合がある。このため、従来で
は、光源である上記ランプやLEDに明るい、高効率の
ものを使用することが行われるが、このような光源でも
電力を大きくしなければ、十分な効果が得られない。ま
た、消費できる電力にも限界があり、大電力のランプ等
の使用は現実的でないという問題がある。
【0004】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、大きな電力を用いずに、外光が明
るい場合でも判別し易いタリー点灯表示を行うことがで
きるテレビカメラのタリー表示装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1請求項記載の発明は、テレビカメラの外周部に
配置されたタリー表示部を、内蔵した光源により点灯表
示するテレビカメラのタリー表示装置において、上記タ
リー表示部の近傍に設けられた採光窓と、この採光窓か
ら入射した外光をタリー表示部側へ導くための外光導入
手段と、この外光導入手段の導入路をタリー制御信号に
基づいて開閉するシャッタと、を備えたことを特徴とす
る。第2請求項記載の発明は、光センサを用いて外光の
強度を検出する外光検出回路を備え、この外光検出回路
で設定値以上の外光強度が検出されたとき上記シャッタ
の開閉制御を実行するようにしたことを特徴とする。第
3請求項記載の発明は、少なくとも上記シャッタを駆動
する電源として太陽電池を設けると共に、上記外光検出
回路では、上記太陽電池を上記光センサとして代用した
ことを特徴とする。
【0006】作用 上記の第1請求項記載の構成によれば、例えばオンエア
時の制御信号に基づいてシャッタを開くと、採光窓から
外光がタリー表示部へ導かれ、この外光によってタリー
表示部が明るく表示される。従って、大電力を使用する
ことなく、タリー表示部のオン、オフの表示が可能とな
る。
【0007】第2請求項記載の構成によれば、外光検出
回路によりタリー表示が確認し辛くなる状態の外光強度
が検出され、検出の設定値以上に外光が明るくなったと
き、シャッタの開閉制御を許容する状態となる。これに
よれば、必要なときのみに限って、外光を利用できると
共に、逆にランプ光が採光窓側へ漏洩することを防止で
きる。即ち、ランプが点灯したときに、シャッタが開い
ていれば、ランプ光は採光窓側へ漏洩し、タリー表示部
での光量が低減することになる。
【0008】第3請求項記載の構成によれば、太陽電池
をシャッタの駆動電力やランプの補助電源として利用す
ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1及び図2には、第1の実施形
態に係るタリー表示装置を用いたテレビカメラのレンズ
部の構成が示され、図3には第1の実施形態での回路構
成が示されている。図1に示されるレンズ部10は、テ
レビカメラの前側に取り付けられるようになっているも
ので、このレンズ部10の両側面にそれぞれのタリー表
示部12A,12Bが配置される。このタリー表示部1
2は、図2に示されるように、例えば赤色の半透明部材
からなる表示窓14とランプ15を有しており、その内
壁は光反射率の高い部材、例えば白色の部材で構成され
る。
【0010】また、上記レンズ10の上面には、図1に
示されるように、上記タリー表示部12A,12B毎に
採光窓16A,16Bが設けられると共に、太陽電池1
7が配置されている。上記採光窓16(A,B)は、上
面が拡散面に形成されており、この採光窓16の下側
に、図2に示されるように、外光導入路19が設けられ
る。この外光導入路19内には、当該例では反射ミラー
20が配置され、外光をタリー表示部12(A,B)側
へ効率よく導くようになっている。
【0011】そして、上記外光導入路19とタリー表示
部12との間に、シャッタ21及びシャッタ駆動部22
が設けられており、このシャッタ21は上記太陽電池1
7で駆動できるように構成される。
【0012】図3において、上記太陽電池17はシャッ
タ21の駆動電力を供給するために、シャッタ駆動部2
2へ接続され、同時にこの太陽電池17には外光検出回
路としての電圧検出回路24が接続される。この電圧検
出回路24は、太陽電池17で発生した電圧を検出する
ことにより、外光の強度を判定し、外光強度が設定値以
上のとき例えばHigh信号を出力する。また、この電圧検
出回路24の出力を入力するアンド回路25が設けら
れ、このアンド回路25はタリー表示(High)信号と上
記電圧検出回路24からのHigh信号が出力されたとき、
上記シャッタ21を駆動するための駆動信号を出力す
る。
【0013】一方、上記ランプ15にランプ駆動部26
が接続されており、このランプ駆動回路26には、上記
タリー表示信号を伝送できるようにスイッチ27が接続
される。そして、このスイッチ27にはインバータ28
が接続されており、このインバータ28は上記電圧検出
回路24の出力を反転した信号を、スイッチングの制御
信号としてスイッチ27へ供給する。
【0014】第1の実施形態の表示装置は以上の構成か
らなり、以下にその作用を説明する。まず、上述した太
陽電池17の発生電圧が電圧検出回路24で検出されて
おり、この電圧検出回路24からは、屋外等で外光が設
定値以上であるときHighレベルの信号、屋内や夜間等で
外光が設定値未満であるときLow レベルの信号が出力さ
れる。例えば、屋内の撮影で設定値よりも明るくない場
合は、電圧検出回路24からLow 信号がアンド回路25
及びインバータ28に供給され、このインバータ28に
よれば、High信号によりスイッチ27を閉状態とする。
従って、タリー表示信号が不図示の制御回路から出力さ
れると、ランプ駆動部26へ伝送され、ランプ15が点
灯することになる。なお、アンド回路25ではアンド条
件が満たされないので、シャッタ21は閉じたままであ
る。
【0015】一方、野外中継等の撮影で、外光が設定値
よりも明るく、上記電圧検出回路24からHigh信号が出
力された場合は、上記インバータ28からのLow 信号に
よってスイッチ27が開状態となり、タリー表示信号が
出力された場合でも、この信号はランプ駆動部26へは
供給されないので、ランプ15は点灯しない。また、ア
ンド回路25ではタリー表示信号が出力されると、アン
ド条件が満たされ、Highレベルの信号がシャッタ駆動部
22へ供給される。従って、この場合はシャッタ駆動部
22によりシャッタ21が開状態に駆動され、図1及び
図2に示した採光窓16から入射し、かつ反射ミラー2
0で反射された外光がタリー表示部12内へ導入される
ことになる。
【0016】このようにして、外光によりタリー表示部
12の表示窓14が明るく点灯表示されることになり、
これによって当該テレビカメラの映像がオンエア中又は
収録中であることを知らせることができる。
【0017】図4には、本発明の第2の実施形態の回路
構成が示されており、この第2の実施形態は光センサを
用いて外光の明るさを検出するものである。即ち、上記
第1の実施形態の太陽電池17の代りに、フォトダイオ
ード等からなる光センサ30を設け、この光センサ30
に光強度検出回路31を接続する。そして、図示のシャ
ッタ駆動部22は不図示の電源に接続されており、その
他の回路は第1の実施形態と同様となっている。
【0018】この第2の実施形態の構成によれば、太陽
電池によって、シャッタ21を駆動する電力を供給する
ことはできないが、光センサ30から出力された検出電
流を光強度検出回路31へ供給することにより、外光の
明るさが設定値以上であるか否かが判定され、この判定
出力に基づいて、上記と同様の制御が可能となる。従っ
て、外光が明るいときに、タリー表示信号が出力された
場合には、採光窓16から入射した外光によりタリー表
示部12が明るく点灯表示される。
【0019】上記各実施形態の例では、上記タリー表示
部12へ外光を導く際に、ランプ15を消灯するように
制御したが、このランプ12も同時に点灯するように制
御し、外光とランプ光の両者でタリー表示部12を明る
く表示させるようにしてもよい。また、レンズ部10以
外に配置されたタリー表示部に本発明を適用することが
できる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、第1請求項記載の
発明によれば、採光窓から入射した外光をシャッタを介
してタリー表示部へ導くようにしたので、大電力を使用
することなく、外光が明るい場合でも判別し易いタリー
点灯表示を行うことが可能となる。
【0021】第2請求項記載の発明によれば、外光検出
回路を備え、この外光検出回路で設定値以上の外光強度
が検出されたとき、シャッタの開閉制御を実行するよう
にしたので、必要なときのみに限って外光を利用でき
る。しかも、逆にランプ光が採光窓側へ漏洩することを
防止できるという利点がある。
【0022】第3請求項記載の発明は、駆動電源として
太陽電池を設けると共に、この太陽電池を光センサとし
て代用したので、検出器としての太陽電池から、上記シ
ャッタ等の駆動電力を得ることができ、効率のよい電力
使用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るタリー表示装置
をテレビカメラのレンズ部に適用した場合の構成を示す
外観斜視図である。
【図2】図1のタリー表示装置の構成を示す図で、図
(A)は側面断面図、図(B)は上面一部断面図であ
る。
【図3】第1の実施形態における回路構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】第2の実施形態における回路構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
10 … レンズ部、 12 … タリー表示部、 15 … ランプ、 16 … 採光窓、 17 … 太陽電池、 19 … 外光導入路、 21 … シャッタ、 24 … 電圧検出回路、 25 … アンド回路、 30 … 光センサ、 31 … 光強度検出回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビカメラの外周部に配置されたタリ
    ー表示部を、内蔵した光源により点灯表示するテレビカ
    メラのタリー表示装置において、 上記タリー表示部の近傍に設けられた採光窓と、 この採光窓から入射した外光をタリー表示部側へ導くた
    めの外光導入手段と、 この外光導入手段の導入路をタリー制御信号に基づいて
    開閉するシャッタと、を備えたことを特徴とするテレビ
    カメラのタリー表示装置。
  2. 【請求項2】 光センサを用いて外光の強度を検出する
    外光検出回路を備え、この外光検出回路で設定値以上の
    外光強度が検出されたとき上記シャッタの開閉制御を実
    行するようにしたことを特徴とする上記第1請求項記載
    のテレビカメラのタリー表示装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも上記シャッタを駆動する電源
    として太陽電池を設けると共に、上記外光検出回路で
    は、上記太陽電池を上記光センサとして代用したことを
    特徴とする上記第2請求項記載のテレビカメラのタリー
    表示装置。
JP7209078A 1995-07-25 1995-07-25 テレビカメラのタリー表示装置 Pending JPH0946558A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008124913A (ja) * 2006-11-14 2008-05-29 Fujinon Corp テレビレンズ装置
CN102161070A (zh) * 2010-02-22 2011-08-24 佑能工具株式会社 轧制模具
JP6075907B1 (ja) * 2016-07-20 2017-02-08 株式会社日本ビデオシステム 撮影用クレーン装置
US10139042B2 (en) 2016-07-20 2018-11-27 Nihon Video System Co., Ltd. Crane apparatus for shooting

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JP6075907B1 (ja) * 2016-07-20 2017-02-08 株式会社日本ビデオシステム 撮影用クレーン装置
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