JPH07217909A - 加熱調理器の表示装置 - Google Patents

加熱調理器の表示装置

Info

Publication number
JPH07217909A
JPH07217909A JP850894A JP850894A JPH07217909A JP H07217909 A JPH07217909 A JP H07217909A JP 850894 A JP850894 A JP 850894A JP 850894 A JP850894 A JP 850894A JP H07217909 A JPH07217909 A JP H07217909A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
human body
emission intensity
light
display element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP850894A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Takagi
稔 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP850894A priority Critical patent/JPH07217909A/ja
Publication of JPH07217909A publication Critical patent/JPH07217909A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 設置環境の明るさや人体の有無に応じて適切
な発光強度で表示管に表示動作を行わせて見易い表示を
行うと共に表示管の長寿命化を図る。 【構成】 本体の前面部に配設された操作パネルに、調
理状態の表示や時間表示用の表示管4を設けると共に、
人体を検知する超音波センサ6および周囲の明るさを検
出する光検出素子9を設ける。無効化スイッチ10を操
作パネルの側面で扉の開放時に露出する部分に設ける。
制御回路11はこれらの検出信号に基づいて表示駆動回
路4aを介して表示管4の発光強度を制御する。超音波
センサ6および光検出素子9の検出信号に基づき、制御
回路11は、人が存在して且つ周囲の明るさレベルが高
い程、表示管4の発光強度を強くするように通電デュー
ティ比を設定して発光表示させ、使用者に見易くすると
共に不要なときには最小限の消費電力で表示して表示管
4の長寿命化を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発光表示により表示内
容を表示する表示素子を備えた加熱調理器の表示装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】電子レンジなどの加熱調理器において
は、一般に、調理内容を指示するための操作パネルが前
面部に設けられており、その操作パネルには調理状態を
表示したり時間表示等を行うための表示装置が設けられ
ている。この場合、表示装置は、内部に設けられた制御
回路などから表示内容に対応した表示駆動信号が与えら
れ、例えば表示素子を発光表示させるようになってお
り、使用者に各種の情報を知らしめる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来構
成のものにおいては、表示装置による表示状態は常に一
定の発光強度であるために、次のような不具合がある。
すなわち、例えば、電子レンジが配設された周囲の環境
によっては、昼間と夜間とで周囲の明るさが大きく異な
ることがあり、昼間の明るさでも十分に表示状態が使用
者に見えるようにするためには表示素子の発光強度を強
くする必要がある。一方、夜間の照明灯点灯下において
は昼間のような発光強度で表示素子を駆動すると、明る
過ぎる場合がある。
【0004】また、電子レンジを使用している場合や、
近くに人がいる場合には、表示装置による表示が確実に
使用者に見えるような発光強度で駆動する必要がある
が、人が居ない状態では不必要に強い発光強度で表示す
る必要がなく、したがって、同じ状態で表示すること
は、表示に必要な電力を無駄に消費することになると共
に、表示素子の寿命が低下する原因となる。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、表示素子を人体の有無や周囲の明るさ
に応じて適切な明るさで発光表示させて、使用者に見易
くすると共に、不必要な明るさで発光させることによる
無駄な電力の消費を低減して表示素子の長寿命化も図り
得る加熱調理器の表示装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の加熱調理器の表
示装置は、表示信号に応じた表示内容を発光表示する表
示素子と、所定検出領域内の人体の有無を検知する人体
検知手段と、この人体検知手段からの人体検知信号の有
無に応じて前記表示素子の発光強度を変化させるように
制御する表示制御手段とを設けて構成したところに特徴
を有する。
【0007】また、本発明の加熱調理器の表示装置は、
表示信号に応じた表示内容を発光表示する表示素子と、
周囲の明るさを検出する光検出手段と、この光検出手段
により検出される周囲の明るさのレベルに応じて前記表
示素子の発光強度を変化させるように制御する表示制御
手段とを設けて構成することもできる。
【0008】さらに、上記の各構成を組み合わせて、表
示信号に応じた表示内容を発光表示する表示素子と、所
定検出領域内の人体の有無を検知する人体検知手段と、
周囲の明るさを検出する光検出手段と、前記人体検知手
段からの人体検知信号の有無および前記光検出手段によ
り検出される周囲の明るさのレベルの両者に応じて前記
表示素子の発光強度を変化させるように制御する表示制
御手段とを設けて構成することもできる。
【0009】そして、上記各構成において、表示制御手
段を、表示素子への通電デューティ比を変化させること
により発光強度を制御するように構成することができる
し、また、上記各構成において、表示制御手段による表
示素子の発光強度の制御を無効化する無効化手段を設け
て構成することもできる。
【0010】
【作用】請求項1記載の加熱調理器の表示装置によれ
ば、表示制御手段は、人体検知手段からの人体検知信号
の有無に応じて、表示素子の発光強度を変化させるよう
に制御してその表示状態を人体の有無に対応して変化さ
せるので、例えば、人体が検出領域内に存在する場合に
は存在していないときよりも発光強度を強くして確実に
表示状態が使用者に見えるようにすることができ、一
方、人体が存在しない場合には、使用者が不在かあるい
は装置から遠ざかっている場合であるので、表示素子の
発光強度を弱くして必要最小限の表示状態とすることが
でき、さらに、このような制御を行うことにより表示素
子の寿命を長くすることができる。
【0011】請求項2記載の加熱調理器の表示装置によ
れば、表示制御手段は、光検出手段からの光検出信号の
レベルに応じて、表示素子の発光強度を変化させるよう
に制御してその表示状態を周囲の明るさに対応して変化
させるので、例えば、昼間のような周囲が明るい状態で
は表示素子の発光強度を強くして表示させることにより
周囲とのコントラストを高めて使用者に見易いように表
示することができ、また夜間などの周囲が比較的暗い状
態あるいは照明の点灯がなく暗い状態では、表示素子の
発光強度を弱くして表示させることにより使用者に対す
る表示が眩しくなるのを防止して適切な明るさで表示す
ることができ、使用者に対して常に見易い状態で表示で
きると共に、このような制御を行うことにより表示素子
の寿命を長くすることができる。
【0012】請求項3記載の加熱調理器の表示装置によ
れば、表示制御手段は、上述した人体検知手段および光
検出手段の両者の検出出力に応じて表示素子の発光強度
を変化させるように制御するので、使用者の有無および
周囲の明るさに応じてさらにきめ細かく表示状態を制御
することができると共に、表示素子の寿命を長くするこ
おとができるようになる。
【0013】請求項4記載の加熱調理器の表示装置によ
れば、表示制御手段は、表示素子の発光強度を変化させ
るための制御を、その通電デューティ比を変化させるこ
とにより行うので、表示素子の発光強度を低下させる場
合に抵抗体などで通電電流を消費させて変化させる構成
と異なり、表示に必要な電力を表示状態に応じた電力量
に低減する構成とすることができ、省エネルギ化を図る
ことができる。
【0014】請求項5記載の加熱調理器の表示装置によ
れば、無効化手段を操作することにより、表示制御手段
による表示素子の発光強度を上述したように制御するこ
とを無効化することができるので、使用者が必要に応じ
て上述のような制御を必要としない場合にこれを無効化
して使用することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明を電子レンジに適用した場合の
一実施例について図面を参照して説明する。全体の外観
を示す図2において、矩形状をなす本体1は、内部に図
示しない加熱調理室を有しており、その前面には開閉可
能に設けられた扉2が設けられている。本体1の加熱調
理室の右側には加熱手段としてのマグネトロンや電圧変
換手段としての高圧トランスなどが配設される機械室と
されており、その前面部には操作パネル3が設けられて
いる。この操作パネル3の上部には表示素子としての表
示管4が配設され、下部には調理メニューの選択設定等
を行うための操作ダイヤル5が配設されている。
【0016】この操作ダイヤル5の下部近傍には人体検
知手段としての超音波センサ6が設けられている。この
超音波センサ6は、超音波発振器7および超音波受信器
8からなるもので、本体1の前方に向けて超音波発振器
7から超音波を出力し、その前方の検出領域内に存在す
る人体に当たって反射してくる超音波を超音波受信器8
により受信し、その受信信号に基づいて人体の有無を検
知するものである。また、操作ダイヤル5の下部近傍に
は周囲の明るさを検出する光検出手段としての光検出素
子9が設けられている。この光検出素子9は、例えば、
受光量に応じて抵抗値が変化するCdSセルなどからな
るもので、本体1の設置された環境の明るさを検出する
ものである。また、扉2を開放したときに外部に露出す
る操作パネル3の左側面部には無効化手段としてのスラ
イド式の無効化スイッチ10が配設されており、不用意
に操作されないように扉2を開放した状態で使用者によ
りオンオフの設定操作が可能となるように構成されてい
る。
【0017】図1は、本発明にかかる主要部の電気的構
成を示したものであり、表示制御手段としての制御回路
11は、例えばマイクロコンピュータ,ROM,RAM
などから構成されるもので、後述する表示制御プログラ
ムが内部に記憶されており、そのプログラムに従って表
示制御の動作を実行するようになっている。
【0018】前述の超音波センサ6の超音波発振器7
は、超音波素子7aと発振回路7bとから構成され、入
出力回路6aを介して接続された制御回路11から駆動
信号が与えられるようになっている。また、超音波セン
サ6の超音波受信器8は、超音波素子8aと受信回路8
bとから構成され、入出力回路6aを介して接続された
制御回路11に検出信号を与えるようになっている。前
述の光検出素子9は、入出力回路9aを介して接続され
た制御回路11に検出信号を与えるようになっている。
無効化スイッチ10は制御回路11に接続され、その設
定状態を示す信号を出力するようになっている。
【0019】表示管4は、例えば、6グリッドにわかれ
た表示部を有する構成となっており、複数桁の数字の表
示が可能とされて時計表示や調理時間表示などが行える
ようになっている。そして、表示管4は、表示駆動回路
4aを介して制御回路11に接続されており、制御回路
11から調理情報あるいは時間情報等の表示信号が与え
られると共に、後述する表示制御プログラムにしたがっ
て設定される通電デューティ比に応じた発光強度を示す
制御信号が与えられるようになっている。
【0020】次に本実施例の作用について図3および図
4をも参照して説明する。なお、この説明においては、
主として表示管4の発光強度の制御に関する説明を述
べ、加熱調理に関する制御内容については省略するが、
制御回路11は、図示しない加熱調理プログラムを実行
して、操作ダイヤル5の設定入力操作に応じてマグネト
ロンを発振させて本体1内の被加熱物を加熱調理すると
共に、調理状態に応じた表示信号を表示駆動回路4aを
介して表示管4に与えるようになっているものである。
【0021】制御回路11は、無効化スイッチ10がオ
ン状態に設定されている場合には、図3に示す表示制御
プログラムをメインプログラムに所定周期で割り込みを
かけて実行することにより、表示管4の発光強度を次の
ように制御する。すなわち、制御回路11は、割り込み
処理により表示制御プログラムをスタートすると、ステ
ップS1にて、超音波センサ6が人体を検知しているか
否かを判断する。
【0022】この場合、制御回路11は、超音波センサ
6に対して入出力回路6aを介して超音波発振器7を駆
動し、これにより発振素子7aから超音波を本体1の前
方に向けて出力させる。そして、前方からの反射により
超音波受信器8に超音波が検出されると、制御回路11
は、その検出信号を入出力回路6aを介して入力し、例
えば、検出信号のレベルあるいは発振時点からの到達時
間等により本体1の前方に設定された所定の検出領域内
に人体が存在するか否かを判断する。
【0023】そして、本体1の前方に人体が存在する場
合には、制御回路11は、超音波センサ6からの検出信
号に基づいて人体検知信号が得られているとしてステッ
プS1にて「YES」と判断し、ステップS2に移行
し、ここで、光検出素子9により検出信号に基づいて周
囲の明るさのレベルが昼間に相当するレベルであるか否
かを判断するようになる。
【0024】この場合、光検出素子9は、例えば、入射
する光の強度に応じて変化する抵抗値の大きさを電圧信
号の変化として出力するようになっており、制御回路1
1は、入出力回路9aを介して入力される検出信号つま
り電圧信号のレベルにより入射光の強度すなわち周囲の
明るさを検出する。そして、制御回路11は、この光検
出素子9の検出信号のレベルを、周囲の明るさのレベル
に応じて、例えば、昼間のレベル、夜間のレベル、夜間
で且つ照明灯の点灯もないレベルというように複数段階
として例えば3段階の明るさレベルを判定するようにな
っている。
【0025】さて、周囲の明るさのレベルが昼間のレベ
ルである場合には、制御回路11は、ステップS2にお
いて「YES」と判断してステップS3に移行し、ここ
で表示管4の発光強度を指定する通電デューティ比を
「9/10」に設定し、続くステップS4にて設定した
通電デューティ比に対応する制御信号をそのときの表示
信号と共に表示駆動回路4aに与えて表示管4を発光表
示させる。
【0026】この場合、表示管4には、図4(a)に示
すように、6つのグリッドのそれぞれに対応して順次1
ms中にその9/10msだけオン状態とされるような
駆動信号が与えられ、これを1サイクルとして繰り返し
通電制御される。これにより、表示管4の各グリッドは
6msに1回9/10msのオン時間で点灯され、通電
時間を変えることによりその発光強度が制御されるよう
になる。
【0027】また、制御回路11は、ステップS2で
「NO」と判断したとき、つまり夜間である場合には、
ステップS5に進んで通電デューティ比を「8/10」
に設定し(図4(b)参照)、続いてステップS4に移
行して表示駆動回路4aに上述と同様にして制御信号を
与えることにより表示管4の各グリッドを6msに1回
8/10msのオン時間で点灯されるようになる。
【0028】一方、本体1の近傍に人が存在しない場合
には、超音波センサ6からの検出信号に基づいて、制御
回路11は、ステップS1で「NO」と判断してステッ
プS6に移行し、ここでは、上述のステップS2と同様
にして光検出素子9からの検出信号に基づいて周囲の明
るさのレベルが昼間のレベルであるか否かを判断し、
「YES」の場合にはステップS7に進んで通電デュー
ティ比を「7/10」に設定し(図4(c)参照)、こ
の後ステップS4に移行して表示管4を発光表示させ
る。
【0029】また、夜間の場合には、制御回路11は、
ステップS6で「NO」と判断してステップS8に進
み、ここでは、光検出素子9からの検出信号に基づい
て、照明灯の点灯状態にある明るさのレベルであるか否
かを判断し、「YES」の場合にはステップS9に移行
して通電デューティ比を「6/10」に設定して(図4
(d)参照)ステップS4に移行し、「NO」の場合、
つまり夜間で且つ照明灯の点灯もない状態のときにはス
テップS10に移行して通電デューティ比を「4/1
0」に設定して(図4(e)参照)ステップS4に移行
する。
【0030】そして、制御回路11は、ステップS4を
終了すると表示制御プログラムを終了してメインプログ
ラムに戻り、他の制御を行った後、所定時間が経過する
と、再び上述と同様にして表示制御プログラムを実施す
る。これにより、各通電デューティ比に対応した発光強
度で表示管4が発光表示されるようになり、周囲の状況
の変化つまり人体の有無および周囲の明るさに応じて常
に適切な明るさで表示されるので、使用者にとっては必
要なときに見易い表示が行われる。
【0031】なお、無効化スイッチ10がオフ状態に設
定されているときには、制御回路11は、上述の表示制
御プログラムの割り込み実行を行わず、したがって表示
管4の発光強度を変化させる制御を実施しないようにな
っており、この場合には、表示管4は表示信号に応じて
一定の発光強度で表示動作が行われるようになる。
【0032】このような本実施例によれば、超音波セン
サ6および光検出素子9を設け、制御回路11により、
本体1の前方近傍に存在する人体の有無および周囲の明
るさのレベルに応じて表示管4の発光強度を使用者に見
易い明るさで発光表示させると共に、人が居ないときに
は必要最小限の発光強度で表示を行なわせるようにした
ので、使用者が存在するときには、昼夜あるいは照明灯
の点灯の有無などの違いによる周囲の明るさに対応して
常に見易い適切な発光強度で表示管4を駆動することが
でき、不在のときには必要最小限の発光強度に低下させ
て表示動作を行なわせることができるようになり、表示
管4の寿命を長くすることができる。
【0033】また、本実施例によれば、表示管4の発光
強度の制御を通電デューティ比を変化させることにより
行うようにしたので、発光強度を低下させるときには表
示に必要な電力も低下することになり、省エネルギ化を
図ることができる。
【0034】さらに、本実施例によれば、無効化スイッ
チ10を設けて、使用者が必要に応じて無効化スイッチ
10を操作することにより、発光強度の制御を実施した
り停止したりすることができるので、使い勝手に優れる
ものである。
【0035】本発明は、上記実施例にのみ限定されるも
のではなく、次のように変形または拡張できる。人体検
知手段は投光器および受光器の組み合わせにより構成す
る光センサを用いたものでも構成できる。光検出素子は
フォトダイオードあるいはフォトトランジスタなどの受
光素子を用いても良い。無効化スイッチ10は操作パネ
ル3に設けても良いし、本体1の背面部あるいは側面部
に設けても良い。
【0036】表示素子は液晶をバックライトなどで発光
表示するものでも良い。表示素子はLEDなどの発光体
を用いても良い。表示素子の発光強度を設定する通電デ
ューティ比は指定する発光強度に対応して適宜の値に設
定可能である。表示素子の通電デューティ比制御に代え
て抵抗分圧により印加電圧を変化させたり、通電電流の
レベルを変化させるようにして発光強度を制御する構成
としても良い。
【0037】光検出素子9による周囲の明るさのレベル
は、3段階よりも多い複数段階で区分しても良い。表示
制御プログラムによる制御は、先に周囲の明るさレベル
を判定し、その後、人体の有無を判定するようにしても
良い。制御回路11の表示制御プログラムによる制御に
代えて、人体検知手段および光検出手段による出力に応
じて表示素子の発光強度を切換える切換設定回路を設け
ても良い。
【0038】電子レンジに限らず、オーブン、グリル、
トースタ、炊飯器などの加熱調理器全般に適用できる。
無効化スイッチは、人体検知素子、光検出素子の無効化
を行うようにしても良いし、その場合に、いずれか一方
のみを無効化できるようにしても良い。人体検知信号が
人の不在を示すときには、通電デューティ比をゼロとし
て表示素子の発光強度をゼロつまり表示を消すこともで
きる。扉2は加熱室開閉手段、操作パネル3は操作面
部、操作ダイヤル5は操作入力手段にそれぞれ相当す
る。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の加熱調理
器の表示装置によれば、次のような効果を得ることがで
きる。すなわち、請求項1記載の加熱調理器の表示装置
によれば、人体検知手段を設けてその人体検出信号の有
無に応じて、表示制御手段により、表示素子の発光強度
を変化させるように制御する構成としたので、例えば、
人体が検出領域内に存在する場合には存在していないと
きよりも発光強度を強くして確実に表示状態が使用者に
見えるようにすることができ、一方、人体が存在しない
場合には、使用者が不在かあるいは装置から遠ざかって
いる場合であるので、表示素子の発光強度を弱くして必
要最小限の表示状態とすることができ、さらに、表示素
子の寿命を長くすることができるという優れた効果を奏
する。
【0040】請求項2記載の加熱調理器の表示装置によ
れば、周囲の明るさを検出する光検出手段を設けてその
検出信号が示す周囲の明るさのレベルに応じて、表示制
御手段により、表示素子の発光強度を変化させるように
制御する構成としたので、例えば、昼間のような周囲が
明るい状態では表示素子の発光強度を強くして表示させ
ることにより周囲とのコントラストを高めて使用者に見
易いように表示することができ、また夜間などの周囲が
比較的暗い状態あるいは照明の点灯がなく暗い状態で
は、表示素子の発光強度を弱くして表示させることによ
り使用者に対する表示が眩しくなるのを防止して適切な
明るさで表示することができ、使用者に対して常に見易
い状態で表示できると共に、表示素子の寿命を長くする
ことができるという優れた効果を奏する。
【0041】請求項3記載の加熱調理器の表示装置によ
れば、人体の有無を検知する人体検知手段と、周囲の明
るさを検出する光検出手段とを設けて、それら両者から
の検出信号に応じて、表示制御手段により、表示素子の
発光強度を変化させるように制御する構成としたので、
上記各構成における制御を組み合わせた構成として、使
用者の有無および周囲の明るさに応じてさらにきめ細か
く表示状態を制御することができると共に、表示素子の
寿命を長くするこおとができるようになるという優れた
効果を奏する。
【0042】請求項4記載の加熱調理器の表示装置によ
れば、表示制御手段を、表示素子への通電デューティ比
を変化させることにより発光強度を制御するように構成
したので、表示素子の発光強度を低下させる場合に抵抗
体などで通電電流を消費させて変化させる構成と異な
り、表示に必要な電流を消費する構成とすることがで
き、消費電流を低減させて省エネルギ化を図ることがで
きるという優れた効果を奏する。
【0043】請求項5記載の加熱調理器の表示装置によ
れば、無効化手段を設けて、表示制御手段による表示素
子の発光強度を上述したように制御することを無効化す
ることができるので、使用者が必要に応じて上述のよう
な制御を必要としない場合にこれを無効化して使用する
ことができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す主要部の電気的構成図
【図2】全体構成の外観斜視図
【図3】表示制御プログラムのフローチャート
【図4】周囲の状況に応じた表示管への通電電流を示す
タイムチャート
【符号の説明】
1は本体、2は扉、3は操作パネル、4は表示部、5は
操作ダイヤル、6は超音波センサ(人体検知手段)、7
は超音波発振器、8は超音波受信器、9は光検出素子
(光検出手段)、10は無効化スイッチ(無効化手
段)、11は制御回路(表示制御手段)である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示信号に応じた表示内容を発光表示す
    る表示素子と、 所定検出領域内の人体の有無を検知する人体検知手段
    と、 この人体検知手段からの人体検知信号の有無に応じて前
    記表示素子の発光強度を変化させるように制御する表示
    制御手段とを具備したことを特徴とする加熱調理器の表
    示装置。
  2. 【請求項2】 表示信号に応じた表示内容を発光表示す
    る表示素子と、 周囲の明るさを検出する光検出手段と、 この光検出手段により検出される周囲の明るさのレベル
    に応じて前記表示素子の発光強度を変化させるように制
    御する表示制御手段とを具備したことを特徴とする加熱
    調理器の表示装置。
  3. 【請求項3】 表示信号に応じた表示内容を発光表示す
    る表示素子と、 所定検出領域内の人体の有無を検知する人体検知手段
    と、 周囲の明るさを検出する光検出手段と、 前記人体検知手段からの人体検知信号の有無および前記
    光検出手段により検出される周囲の明るさのレベルの両
    者に応じて前記表示素子の発光強度を変化させるように
    制御する表示制御手段とを具備したことを特徴とする加
    熱調理器の表示装置。
  4. 【請求項4】 表示制御手段は、表示素子への通電デュ
    ーティ比を変化させることにより発光強度を制御するこ
    とを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の加
    熱調理器の表示装置。
  5. 【請求項5】 表示制御手段による表示素子の発光強度
    の制御を無効化する無効化手段を具備したことを特徴と
    する請求項1ないし4のいずれかに記載の加熱調理器の
    表示装置。
JP850894A 1994-01-28 1994-01-28 加熱調理器の表示装置 Pending JPH07217909A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP850894A JPH07217909A (ja) 1994-01-28 1994-01-28 加熱調理器の表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP850894A JPH07217909A (ja) 1994-01-28 1994-01-28 加熱調理器の表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07217909A true JPH07217909A (ja) 1995-08-18

Family

ID=11695073

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP850894A Pending JPH07217909A (ja) 1994-01-28 1994-01-28 加熱調理器の表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07217909A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000043279A (ko) * 1998-12-28 2000-07-15 전주범 전자렌지의 절전방법
DE10256464A1 (de) * 2002-12-03 2004-06-17 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH Verfahren zur Steuerung eines elektrischen Geräts und Einschaltsicherung für elektrische Geräte
JP2008004387A (ja) * 2006-06-22 2008-01-10 Rb Controls Co コンロ装置
JP2008258005A (ja) * 2007-04-05 2008-10-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 誘導加熱装置
JP2009193908A (ja) * 2008-02-18 2009-08-27 Mitsubishi Electric Corp 誘導加熱調理器
JP2010267429A (ja) * 2009-05-13 2010-11-25 Mitsubishi Electric Corp 加熱調理器
WO2015004887A1 (ja) * 2013-07-08 2015-01-15 株式会社 東芝 冷蔵庫
CN106556147A (zh) * 2015-09-28 2017-04-05 青岛经济技术开发区海尔热水器有限公司 一种热水器节能显示控制系统及热水器

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000043279A (ko) * 1998-12-28 2000-07-15 전주범 전자렌지의 절전방법
DE10256464A1 (de) * 2002-12-03 2004-06-17 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH Verfahren zur Steuerung eines elektrischen Geräts und Einschaltsicherung für elektrische Geräte
DE10256464B4 (de) * 2002-12-03 2013-10-24 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH Verfahren zur Steuerung eines elektrischen Geräts sowie Gerätesteuerung für elektrische Geräte
JP2008004387A (ja) * 2006-06-22 2008-01-10 Rb Controls Co コンロ装置
JP2008258005A (ja) * 2007-04-05 2008-10-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 誘導加熱装置
JP2009193908A (ja) * 2008-02-18 2009-08-27 Mitsubishi Electric Corp 誘導加熱調理器
JP2010267429A (ja) * 2009-05-13 2010-11-25 Mitsubishi Electric Corp 加熱調理器
WO2015004887A1 (ja) * 2013-07-08 2015-01-15 株式会社 東芝 冷蔵庫
JP2015014442A (ja) * 2013-07-08 2015-01-22 株式会社東芝 冷蔵庫
KR20180081183A (ko) * 2013-07-08 2018-07-13 도시바 라이프스타일 가부시키가이샤 냉장고
CN106556147A (zh) * 2015-09-28 2017-04-05 青岛经济技术开发区海尔热水器有限公司 一种热水器节能显示控制系统及热水器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101398197A (zh) 一种没有微波辐射的微波炉
JPH07217909A (ja) 加熱調理器の表示装置
JP2011058662A (ja) 冷蔵庫
JP2011179740A (ja) 高周波調理装置
JP2007255783A (ja) 加熱調理器
JP2007157377A (ja) 誘導加熱装置
JP3862579B2 (ja) 表示装置及び冷蔵庫
JPH1047687A (ja) 加熱調理装置
JP2019060533A (ja) 加熱調理装置及びその制御方法
JP7175130B2 (ja) 加熱調理器
JP2679465B2 (ja) 加熱調理器
CN218763299U (zh) 一种烹饪器具
JPH07222675A (ja) 炊飯器
JPH0946558A (ja) テレビカメラのタリー表示装置
JP2003343903A (ja) 空気調和機のリモコン装置
JPH0830580B2 (ja) 加熱調理装置
CN211142546U (zh) 一种家电用触摸显示屏、洗衣机
JP4626717B1 (ja) 冷蔵庫
KR100756741B1 (ko) 전자렌지 제어부의 조명장치
JP5345005B2 (ja) 炊飯器
KR101696359B1 (ko) 주변조도에 따라 표시상태를 제어가능한 전기밥솥 및 주변조도에 따라 표시상태를 제어하는 방법
JP2001128265A (ja) 遠隔制御装置
JPH07288882A (ja) リモコン送信機
JPH06265848A (ja) 表示方法及び表示装置
JPH05288352A (ja) 加熱調理器