JP2019060533A - 加熱調理装置及びその制御方法 - Google Patents

加熱調理装置及びその制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2019060533A
JP2019060533A JP2017185230A JP2017185230A JP2019060533A JP 2019060533 A JP2019060533 A JP 2019060533A JP 2017185230 A JP2017185230 A JP 2017185230A JP 2017185230 A JP2017185230 A JP 2017185230A JP 2019060533 A JP2019060533 A JP 2019060533A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
backlight
crystal display
display device
illuminance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017185230A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6937645B2 (ja
Inventor
忠雄 石田
Tadao Ishida
忠雄 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Harman Co Ltd
Original Assignee
Harman Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Harman Co Ltd filed Critical Harman Co Ltd
Priority to JP2017185230A priority Critical patent/JP6937645B2/ja
Publication of JP2019060533A publication Critical patent/JP2019060533A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6937645B2 publication Critical patent/JP6937645B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Abstract

【課題】周囲の照度が高い状況及び周囲の照度が低い状況のいずれにおいても、液晶表示装置の視認性を確保しながらバックライトにおける消費電力を低減することができる加熱調理装置を提供する。【解決手段】本発明の一態様に加熱調理装置は、電池と、電池からの給電により駆動されるバックライトと、液晶表示装置と、周囲の照度を検知する照度センサと、制御部とを備える。液晶表示装置は、液晶表示装置を透過するバックライトからの透過光及び液晶表示装置の内部において反射する反射光の少なくとも一方により映像を表示するように構成される。制御部は、照度が第1の値以下である場合、照度が低くなるほどバックライトの輝度が低くなるようにバックライトを制御するとともに、照度が第1の値よりも大きい第2の値以上である場合、照度が高くなるほど輝度が低くなるようにバックライトを制御するように構成される。【選択図】図1

Description

本発明は、加熱調理装置及びその制御方法に関する。より特定的には、本発明は、液晶表示装置を有する加熱調理装置及びその制御方法に関する。
従来から、特開平6−27440号公報(特許文献1)に記載の液晶表示装置及び特開平6−265848号公報(特許文献2)に記載の液晶表示装置が知られている。
特許文献1に記載の液晶表示装置は、液晶表示部と、バックライト部と、バックライト調光制御部と、照度センサ部とを有している。液晶表示部は、入力された文字等の映像をバックライト部からの光により表示する。バックライト調光制御部は、照度センサ部によって検知された周囲の照度に基づいて、バックライト部から発せられる光の輝度を変化させるように、バックライト部を制御する。より具体的には、バックライト調光制御部は、周囲の照度が高い場合(周囲が明るい場合)にバックライト部からの光の輝度を上昇させるように制御を行い、周囲の照度が低い場合(周囲が暗い場合)にバックライト部からの光の輝度を低下させるように制御を行う。
特許文献2に記載の液晶表示装置は、バックライトと、照度センサとを有している。特許文献2に記載の液晶表示装置において、バックライトは、照度センサによって検知された周囲の照度が低い場合(周囲が暗い場合)に輝度を上昇させ、かつ、照度センサによって検知された周囲の照度が高い場合(周囲が明るい場合)に輝度を低下させるように制御される。
特開平6−27440号公報 特開平6−265848号公報
特許文献1に記載の液晶表示装置においては、周囲の照度が高い場合に、バックライト部からの光の輝度が上昇するため、消費電力が上昇する。特許文献2に記載の液晶表示装置においては、周囲の照度が低い場合に、バックライトからの光の輝度が上昇するため、消費電力が上昇する。このように、特許文献1に記載の影響表示装置及び特許文献2に記載の液晶表示装置においては、周囲の照度が高い状況及び周囲の照度が低い状況のいずれかにおいて、バックライトにおける消費電力が増大してしまうという問題がある。バックライトにおける消費電力の増大は、液晶表示装置が電池により駆動されている場合に、特に問題となる。液晶表示装置が電池により駆動されている場合、消費電力の増大は、電池交換頻度の増加につながるからである。
本発明は、上記のような従来技術の問題点に鑑みてなされたものである。より具体的には、本発明は、周囲の照度が高い状況及び周囲の照度が低い状況のいずれにおいても、液晶表示装置の視認性を確保しながらバックライトにおける消費電力を低減することができる加熱調理装置を提供するものである。
本発明の一態様に加熱調理装置は、電池と、電池からの給電により駆動されるバックライトと、液晶表示装置と、周囲の照度を検知する照度センサと、制御部とを備える。液晶表示装置は、液晶表示装置を透過するバックライトからの透過光及び液晶表示装置の内部において反射する反射光の少なくとも一方により映像を表示するように構成されている。制御部は、照度センサによって検知される照度が第1の値以下である場合、照度センサによって検知される照度が低くなるほどバックライトの輝度が低くなるようにバックライトを制御するとともに、照度センサによって検知される照度が第1の値よりも大きい第2の値以上である場合、照度センサによって検知される照度が高くなるほど前記バックライトの輝度が低くなるようにバックライトを制御するように構成される。
上記の加熱調理装置において、制御部は、照度センサによって検知される照度が第1の値以下である場合、照度センサによって検知される照度が低くなるほどバックライトの輝度が低くなるようにバックライトを制御するとともに、照度センサによって検知される照度が第1の値よりも大きい第2の値以上である場合、照度センサによって検知される照度が高くなるほどバックライトの輝度が低くなるようにバックライトを制御するため、周囲の照度が高い状況及び周囲の照度が低い状況のいずれにおいてもバックライトの消費電力が低減される。
上記の加熱調理装置の液晶表示装置においては、液晶表示装置の内部において反射する反射光により、映像を表示させることができる。そのため、上記の加熱調理装置の液晶表示装置においては、周囲の照度が高い場合、バックライトからの光の輝度が低くても、液晶表示装置の視認性を確保することができる。また、上記の加熱調理装置の液晶表示装置においては、バックライトからの透過光によっても、映像を表示させることができる。周囲の照度が低い場合、バックライトからの光の輝度が周囲の照度との関係で相対的に高くなるため、バックライトからの光の輝度が低くても、液晶表示装置の視認性を確保することができる。そのため、上記の加熱調理装置においては、制御部が上記のようなバックライトの制御を行うことにより、周囲の照度が高い状況及び周囲の照度が低い状況のいずれにおいても、液晶表示装置の視認性を確保しつつ、バックライトにおける消費電力を低減することができる。
上記の加熱調理装置において、液晶表示装置は、メモリ素子と、メモリ素子における記憶状態に基づいて電圧が印加される画素電極とを有していてもよい。
通常、液晶表示装置の単位画素は、画素トランジスタと、キャパシタと、画素電極とを有している。このような液晶表示装置においては、画素トランジスタのオン・オフによってキャパシタに充電される電荷で画素電極に電圧を印加することにより、映像の表示を行う。キャパシタに保持される電荷は、画素トランジスタからのリーク電流の影響により時間的に変動する。そのため、通常の液晶表示装置においては、表示される映像に変化がなくても、一定の時間間隔で、キャパシタに充電をし直すリフレッシュ動作が必要となる。このリフレッシュ動作の際に、周辺回路に電流が流れるため、電力消費が発生する。
しかしながら、上記の加熱調理装置の液晶表示装置がメモリ素子と、メモリ素子における記憶状態に基づいて電圧が印加される画素電極とを有している場合、上記のようなリフレッシュ動作が不要となる。そのため、この場合には、液晶表示装置の消費電力をさらに低減することができる。
上記の加熱調理装置において、液晶表示装置に向かって光を照射する照明装置をさらに備えていてもよい。制御部は、照度センサによって検知される照度に応じて照明装置を点灯するように照明装置を制御してもよい。
この場合には、液晶表示装置は、照明装置から照射される光を液晶表示装置の内部において反射させることにより映像を表示することができるため、バックライトからの光の輝度が低くなるように制御されても、液晶表示装置の視認性を確保することができる。そのため、この場合には、バックライトにおける消費電力をさらに低減することができる。
上記の加熱調理装置は、本体部と、本体部に開閉可能に取り付けられる操作部とをさらに備えていてもよい。液晶表示装置及び照度センサは、操作部が開いた状態において本体部から露出し、かつ、操作部が閉じた状態において本体部に収納されるように操作部に取り付けられていてもよい。液晶表示装置は、操作部が開いた状態において本体部に近い側にある上辺と、操作部が開いた状態において本体部から遠い側にある下辺とを有していてもよい。照度センサは、下辺側に配置されていてもよい。
液晶表示装置の上辺側は、本体部の影になる。そのため、照度センサが液晶表示装置の上辺側に配置されていると、照度センサは、液晶表示装置周辺における照度を正しく検知することが困難となる。照度センサが液晶表示装置の下辺側に配置されている場合、本体部の影となる位置を避けて照度センサを配置することができるため、液晶表示装置周辺における照度をより正確に検知することができる。
上記の加熱調理装置は、電池の電圧を検知する電圧測定部をさらに備えていてもよい。制御部は、電圧測定部が電池の電圧低下を検知した場合、輝度を下げるようにバックライトを制御してもよい。この場合には、バックライトにおける消費電力をさらに低減することにより、電池寿命を延ばすことができる。
本発明の一態様に係る制御方法は、加熱調理装置の制御方法である。加熱調理装置は、電池と、電池により駆動されるバックライトと、液晶表示装置とを備える加熱調理装置の制御方法である。液晶表示装置は、液晶表示装置を透過するバックライトからの透過光及び液晶表示装置の内部において反射する反射光の少なくとも一方により映像を表示するように構成される。本発明の一態様に係る制御方法は、周囲の照度を検知する第1工程と、第1工程において検知される照度に基づいて、バックライトの輝度を制御する第2工程とを備える。第2工程において、バックライトは、第1工程において検知される照度が第1の値以下である場合、第1工程において検知される照度が低くなるほどバックライトの輝度が低くなるように制御され、かつ第1工程において検知される照度が第1の値よりも大きい第2の値以上である場合、第1工程において検知される照度が高くなるほどバックライトの輝度が低くなるように制御される。
本発明の一態様に係る制御方法によると、周囲の照度が高い状況及び周囲の照度が低い状況のいずれにおいても、液晶表示装置の視認性を確保しながらバックライトにおける消費電力を低減することができる。
本発明の一態様に係る加熱調理装置及びその制御方法によると、周囲の照度が高い状況及び周囲の照度が低い状況のいずれにおいても、液晶表示装置の視認性を確保しながらバックライトにおける消費電力を低減することができる。
実施形態に係る加熱調理装置の側面図である。 図1の領域IIにおける拡大図である。 実施形態に係る加熱調理装置における液晶表示装置4の断面図である。 実施形態に係る加熱調理装置における液晶表示装置4の単位画素の構成を示す模式図である。 実施形態に係る加熱調理装置における機能ブロック図である。 実施形態に係る加熱調理装置における周囲の照度とバックライト5の輝度との関係を示す模式的なグラフである。 実施形態に係る加熱調理装置の制御方法を示すフローチャートである。
本発明の実施形態の詳細を、図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面においては、同一又は相当する部分に同一の符号を付すものとし、重複する説明は繰り返さない。
以下に、実施形態に係る加熱調理装置の構成を、図1〜図6を参照して説明する。
図1に示すように、実施形態に係る加熱調理装置は、本体部1と、レンジフード2と、操作部3と、液晶表示装置4と、バックライト5と、照度センサ6と、照明装置7とを有している。
本体部1は、前側面1aと、上面1bとを有している。前側面1aは、実施形態に係る加熱調理装置のユーザと正対する本体部1の側面である。上面1bは、天井側を向いている本体部1の面である。本体部1は、加熱調理器11を有している。加熱調理器11の数は、複数であってもよい。加熱調理器11は、上面1bに配置されている。加熱調理器11は、例えばガスコンロである。但し、加熱調理器11は、これに限られない。加熱調理器11は、例えば電磁加熱調理器(IHクッキングヒータ)、ハロゲンヒータ等であってもよい。
レンジフード2は、本体部1の上方(上面1bの上方)に配置されている。レンジフードは、加熱調理器11によって加熱される鍋、フライパンからの湯気、油煙等を吸引し、室外に排出する。
操作部3は、本体部1に取り付けられている。より具体的には、操作部3は、本体部1の前側面1aに取り付けられている。図2に示すように、操作部3は、本体部1に対して開閉可能に取り付けられている。操作部3には、入力部31、液晶表示装置4及び照度センサ6が取り付けられている。入力部31は、例えば、加熱調理器11の火力増加若しくは減少又は動作開始若しくは動作終了に対応するボタン、スイッチ等により構成されている。
操作部3が開いた状態において、入力部31、液晶表示装置4及び照度センサ6は、本体部1から露出している。操作部が閉じた状態において、入力部31、液晶表示装置4及び照度センサ6は、本体部1の内部に収納されている。図2においては、操作部3は、いわゆるカンガルーポケット型であるが、操作部3は、引き出し型であってもよい。
液晶表示装置4は、半透過型の液晶表示装置である。すなわち、液晶表示装置4は、液晶表示装置4の表示面から入射し、かつ、液晶表示装置4の内部において反射する反射光と、液晶表示装置4を透過するバックライト5からの透過光により映像を表示するように構成されている。
図3に示すように、液晶表示装置4は、透明基板41と、液晶層42と、対向電極43と、カラーフィルタ44と、第1偏向板45aと、第2偏向板45bとを有している。図4に示すように、液晶表示装置4は、データバスライン46aと、ゲートバスライン46bと、メモリ素子47と、電圧供給回路48とをさらに有している。
透明基板41は、第1面41aと、第2面41bとを有している。第2面41bは、第1面41aの反対面である。透明基板41は、光を透過させる材料で形成されている。透明基板41は、例えばガラス基板である。透明基板41には、第1反射膜41cと、第2反射膜41dとが設けられている。第1反射膜41c及び第2反射膜41dは、第1面41a上に配置されている。第1反射膜41c及び第2反射膜41dは、互いに離間して配置されている。第1反射膜41c及び第2反射膜41dは、例えばアルミニウム等の光を反射させる材料で形成されている。
液晶層42は、透明基板41の上に配置されている。液晶層42は、第1反射膜41c及び第2反射膜41dと対向電極43とにより挟み込まれている。対向電極43は、光を透過させ、かつ、導電性の材料で形成されている。対向電極43は、例えばITO(酸化インジウムスズ)等で形成されている。対向電極43は、例えば一定の電位に保持されている。
図3において図示されていないが、データバスライン46a及びゲートバスライン46bは、第1面41aの上において、第1反射膜41cと第2反射膜41dの間を通過するように配置されている。データバスライン46a及びゲートバスライン46bは、光を透過させ、かつ、導電性の材料で形成されている。データバスライン46a及びゲートバスライン46bは、例えばITO等で形成されている。図示されていないが、データバスライン46aはデータドライバ回路に接続され、ゲートバスライン46bはゲートドライバ回路に接続されている。
カラーフィルタ44は、対向電極43の上に配置されている。カラーフィルタは、特定の波長の光のみを透過させるように構成されている。より具体的には、カラーフィルタ44は、画素毎に異なる色の光を透過させるように構成されている。第1偏向板45a及び第2偏向板45bは、透明基板41、液晶層42、対向電極43及びカラーフィルタ44を挟み込むように配置されている。なお、第1偏向板45a及び第2偏向板45bは、透過軸方向が直交するように配置されている。
メモリ素子47は、データバスライン46a及びゲートバスライン46bに接続されている。メモリ素子47の選択は、データバスライン46aをアクティブ状態とすることにより行われる。メモリ素子47は、アクティブ状態とされた際に、ゲートバスライン46bの信号状態を記憶する。ゲートバスライン46bの信号状態は、画素の階調に対応している。メモリ素子47は、例えば、複数のトランジスタにより構成されるSRAM(Static Random Access Memory)である。
電圧供給回路48は、メモリ素子47に接続されている。電圧供給回路48は、メモリ素子47の記憶状態に応じて、電圧を生成する。電圧供給回路48によって生成された電圧は、第1反射膜41c及び第2反射膜41dに供給される。第1反射膜41c(第2反射膜41d)と対向電極43との間の電位差が変化した場合、液晶層42に含まれる液晶分子の配向が変化することにより、液晶層42中における光の透過率が変化する。すなわち、第1反射膜41c及び第2反射膜41dは、液晶表示装置4の画素電極を構成している。
バックライト5は、好ましくは液晶表示装置4に内蔵されている。バックライト5は、LED(Light Emitting Diode)、冷陰極管等により構成されている。バックライト5からの光は、第1偏向板45a及び透明基板41を通り、液晶層42に達する。なお、バックライト5からの光は、透明基板41の第1反射膜41c及び第2反射膜41dが設けられていない部分を通る。当該光は、液晶層42を通過する。当該光は、さらに、対向電極43、カラーフィルタ44及び第2偏向板45bを通る。このようにして、液晶表示装置4は、バックライト5からの透過光により、映像の表示が可能となっている。なお、バックライト5からの透過光の経路は、図3中において実線矢印で示されている。
液晶表示装置4の表示面(第2偏向板45b側の面)から入射した光は、第2偏向板45b、カラーフィルタ44及び対向電極43を通り、液晶層42に達する。当該光は、液晶層42を通り、第1反射膜41c及び第2反射膜41dで反射される。この反射光は、再び液晶層42、対向電極43、カラーフィルタ44及び第2偏向板45bを通る。このようにして、液晶表示装置4は、液晶表示装置4の表示面から入射し、かつ、液晶表示装置4の内部において反射する反射光によっても、映像の表示が可能となっている。なお、液晶表示装置4の内部で反射する反射光の経路は、図3中において点線矢印で示されている。
図2に示すように、液晶表示装置4は、上辺4aと、下辺4bとを有している。上辺4aは、操作部3が開いた状態において本体部1に近い側にある。下辺4bは、上辺4aの反対側の辺である。すなわち、下辺4bは、操作部3が開いた状態において本体部1から遠い側にある。
照度センサ6は、周囲の照度を検知し、周囲の照度に応じた信号を出力する。照度センサ6は、例えばフォトダイオードと電流増幅回路とにより構成されている。照度センサ6は、好ましくは、操作部3において、液晶表示装置4の下辺4b側に取り付けられる。
照明装置7は、例えばレンジフード2に取り付けられている。照明装置7は、液晶表示装置4及び照度センサ6に向かって光を照射するように取り付けられている。
図5に示すように、実施形態に係る加熱調理装置は、電池8aと、電圧測定部8bと、制御部9とをさらに有している。電池8aは、バックライト5に給電している。電池8aは、バックライト5のみならず、液晶表示装置4及び制御部9に給電していてもよい。電圧測定部8bは、電池8aの電圧を測定するように構成されている。
制御部9は、例えばマイクロコントローラにより構成されている。制御部9は、照度センサ6からの信号に基づいて、バックライト5の輝度を制御する。より具体的には、図6に示すように、制御部9は、照度センサ6によって検知された周囲の照度が第1の値以下である場合には、周囲の照度が低くなるほどバックライト5の輝度が低くなるように、バックライト5を制御する。制御部9は、照度センサ6によって検知された周囲の照度が第2の値以上である場合には、周囲の照度が高くなるほどバックライトの輝度が低くなるように、バックライト5を制御する。
なお、第2の値は、第1の値よりも大きい。また、照度センサ6によって検知された周囲の照度が第1の値より大きく、第2の値よりも小さい場合には、制御部9は、バックライト5の輝度を一定に保つようにバックライト5を制御してもよい。
制御部9は、照度センサ6からの信号に基づいて、照明装置7を制御してもよい。より具体的には、制御部9は、照度センサ6によって検知された周囲の照度が第3の値以上である場合に、照明装置7の点灯を開始するように照明装置7を制御してもよい。なお、第3の値は、第1の値よりも大きく、第2の値よりも小さいことが好ましい。第3の値は、照明装置7が点灯することにより、照度センサ6において第2の値以上の照度が検知されるようになる照度の値であることが好ましい。
制御部9は、電圧測定部8bからの信号に基づいて、バックライト5の輝度を制御してもよい。より具体的には、制御部9は、電圧測定部8bが電池8aの電圧が所定の値以下となったことを検知した場合に、バックライト5の輝度を下げるように、バックライト5を制御してもよい。制御部9は、入力部31が操作された際に、バックライト5の点灯を開始するとともに、入力部31の操作終了後所定の時間経過後にバックライト5を消灯するように、バックライト5を制御してもよい。
以下に、実施形態に係る加熱調理装置の制御方法を、図7を参照しながら説明する。
図7に示すように、実施形態に係る加熱調理装置の制御方法は、第1工程S1と、第2工程S2とを有している。
第1工程S1においては、周囲の照度が検知される。周囲の照度の検知は、照度センサ6により行われる。第2工程S2においては、第1工程S1において検知された照度に基づき、バックライト5の輝度が制御される。バックライト5の輝度の制御は、制御部9により行われる。より具体的には、第1工程S1において検知された照度が第1の値以下である場合、バックライト5は、周囲の照度が低くなるほど輝度が低くなるように制御される。また、第1工程S1において検知された周囲の照度が第1の値よりも大きい第2の値以上である場合、バックライト5は、周囲の照度が高くなるほど輝度が低くなるように制御される。
以下に、実施形態に係る加熱調理装置の効果を説明する。
制御部9は、照度センサ6によって検知される周囲の照度が第1の値以下である場合、照度が低くなるほど輝度が低くなるようにバックライト5を制御するとともに、照度センサ6によって検知される周囲の照度が第1の値よりも大きい第2の値以上である場合、照度が高くなるほど輝度が低くなるようにバックライト5を制御する。そのため、上記の加熱調理装置においては、周囲の照度が高い状況及び周囲の照度が低い状況のいずれにおいてもバックライト5の消費電力が低減される。
液晶表示装置4においては、液晶表示装置4の内部において反射する反射光により、映像を表示させることができる。そのため、液晶表示装置4においては、周囲の照度が高い場合、バックライト5からの光の輝度が低くても、液晶表示装置4の視認性を確保することができる。また、液晶表示装置4は、バックライト5からの透過光によっても、映像を表示させることができる。液晶表示装置4においては、周囲の照度が低い場合、バックライト5からの光の輝度が周囲の照度との関係で相対的に高くなるため、バックライト5からの光の輝度が低くても、液晶表示装置4の視認性を確保することができる。
そのため、実施形態に係る加熱調理装置においては、制御部9が上記のようなバックライト5の制御を行うことにより、周囲の照度が高い状況及び周囲の照度が低い状況のいずれにおいても、液晶表示装置4の視認性を確保しつつ、バックライト5における消費電力を低減することができる。
通常、液晶表示装置の単位画素は、画素トランジスタと、キャパシタと、画素電極とを有している。このような液晶表示装置においては、画素トランジスタのオン・オフによってキャパシタに充電される電荷で画素電極に電圧を印加することにより、映像の表示を行う。キャパシタに保持される電荷は、画素トランジスタからのリーク電流の影響により時間的に変動する。そのため、通常の液晶表示装置においては、表示される映像に変化がなくても、一定の時間間隔で、キャパシタに充電をし直すリフレッシュ動作が必要となる。このリフレッシュ動作の際に、周辺回路に電流が流れるため、電力消費が発生する。
しかしながら、液晶表示装置4がメモリ素子47と、メモリ素子における記憶状態に基づいて電圧が印加される画素電極(第1反射膜41c及び第2反射膜41d)とを有している場合、上記のようなリフレッシュ動作が不要となる。そのため、この場合には、液晶表示装置4の消費電力をさらに低減することができる。
実施形態に係る加熱調理装置が照明装置7を有しており、かつ、制御部9が照度センサ6によって検知された周囲の照度に応じて照明装置7を点灯するように照明装置7を制御する場合、照明装置7から照射される光を液晶表示装置4の内部において反射させることにより映像を表示することができるため、バックライト5からの光の輝度が低くなるように制御が行われても、液晶表示装置4の視認性を確保することができる。そのため、この場合には、バックライト5における消費電力をさらに低減することができる。
液晶表示装置4の上辺4a側は、本体部1の影になる。そのため、照度センサ6が操作部3において液晶表示装置4の上辺4a側に配置されていると、照度センサ6は、液晶表示装置4周辺における照度を正しく検知することが困難となる。他方で、照度センサ6が操作部3において液晶表示装置4の下辺4b側に配置されている場合、本体部の影となる位置を避けて照度センサ6を配置することができるため、液晶表示装置4周辺における照度をより正確に検知することができる。
電圧測定部8bが電池8aの電圧低下を検知した際に、制御部9がバックライト5の輝度を下げるようにバックライト5を制御する場合、バックライト5における消費電力をさらに低減することにより、電池寿命を延ばすことができる。
今回開示された実施形態は全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した実施の形態ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味、及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
上記の実施形態は、液晶表示装置を有する加熱調理装置及びその制御方法に特に有利に適用される。
1 本体部、1a 前側面、1b 上面、2 レンジフード、3 操作部、4 液晶表示装置、4a 上辺、4b 下辺、41a 第1面、41b 第2面、41c 第1反射膜、41d 第2反射膜、42 液晶層、43 対向電極、44 カラーフィルタ、45a 第1偏向板、45b 第2偏向板、46a データバスライン、46b ゲートバスライン、47 メモリ素子、48 電圧供給回路、5 バックライト、6 照度センサ、7 照明装置、8a 電池、8b 電圧測定部、9 制御部、11 加熱調理器、31 入力部、41 透明基板、S1 第1工程、S2 第2工程。

Claims (6)

  1. 電池と、
    前記電池からの給電により駆動されるバックライトと、
    液晶表示装置と、
    周囲の照度を検知する照度センサと、
    制御部とを備え、
    前記液晶表示装置は、前記液晶表示装置を透過する前記バックライトからの透過光及び前記液晶表示装置の内部において反射する反射光の少なくとも一方により映像を表示するように構成され、
    前記制御部は、前記照度センサによって検知される照度が第1の値以下である場合、前記照度センサによって検知される照度が低くなるほど前記バックライトの輝度が低くなるように前記バックライトを制御するとともに、前記照度センサによって検知される照度が前記第1の値よりも大きい第2の値以上である場合、前記照度センサによって検知される照度が高くなるほど前記バックライトの輝度が低くなるように前記バックライトを制御するように構成される、加熱調理装置。
  2. 前記液晶表示装置は、メモリ素子と、前記メモリ素子における記憶状態に基づいて電圧が印加される画素電極とを有する、請求項1に記載の加熱調理装置。
  3. 前記液晶表示装置に向かって光を照射する照明装置をさらに備え、
    前記制御部は、前記照度センサによって検知された照度に応じて前記照明装置を点灯するように前記照明装置を制御するように構成される、請求項1又は請求項2に記載の加熱調理装置。
  4. 本体部と、
    前記本体部に開閉可能に取り付けられる操作部とをさらに備え、
    前記液晶表示装置及び前記照度センサは、前記操作部が開いた状態において前記本体部から露出し、かつ、前記操作部が閉じた状態において前記本体部に収納されるように前記操作部に取り付けられ、
    前記液晶表示装置は、前記操作部が開いた状態において前記本体部に近い側にある上辺と、前記操作部が開いた状態において前記本体部から遠い側にある下辺とを有し、
    前記照度センサは、前記操作部において、前記下辺側に配置される、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の加熱調理装置。
  5. 前記電池の電圧を検知する電圧測定部をさらに備え、
    前記制御部は、前記電圧測定部が前記電池の電圧低下を検知した場合、前記バックライトの輝度を下げるように前記バックライトを制御するように構成される、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の加熱調理装置。
  6. 電池と、前記電池により駆動されるバックライトと、液晶表示装置とを備える加熱調理装置の制御方法であって、
    前記液晶表示装置は、前記液晶表示装置を透過する前記バックライトからの透過光及び前記液晶表示装置の内部において反射する反射光の少なくとも一方により映像を表示するように構成され、
    周囲の照度を検知する第1工程と、
    前記第1工程において検知される照度に基づいて、前記バックライトの輝度を制御する第2工程とを備え、
    前記第2工程において、前記バックライトは、前記第1工程において検知される照度が第1の値以下である場合に、前記第1工程において検知される照度が低くなるほど前記バックライトの輝度が低くなるように制御され、かつ前記第1工程において検知される照度が前記第1の値よりも大きい第2の値以上である場合に、前記第1工程において検知される照度が高くなるほど前記バックライトの輝度が低くなるように制御される、制御方法。
JP2017185230A 2017-09-26 2017-09-26 加熱調理装置及びその制御方法 Active JP6937645B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017185230A JP6937645B2 (ja) 2017-09-26 2017-09-26 加熱調理装置及びその制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017185230A JP6937645B2 (ja) 2017-09-26 2017-09-26 加熱調理装置及びその制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019060533A true JP2019060533A (ja) 2019-04-18
JP6937645B2 JP6937645B2 (ja) 2021-09-22

Family

ID=66176485

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017185230A Active JP6937645B2 (ja) 2017-09-26 2017-09-26 加熱調理装置及びその制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6937645B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111988892A (zh) * 2020-09-04 2020-11-24 宁波方太厨具有限公司 烹饪设备的可视控制方法、系统、设备及可读存储介质
WO2024063296A1 (ko) * 2022-09-22 2024-03-28 삼성전자 주식회사 조리실의 밝기를 제어할 수 있는 오븐 및 오븐의 동작 방법

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06265848A (ja) * 1993-03-17 1994-09-22 Rinnai Corp 表示方法及び表示装置
JPH09318125A (ja) * 1996-05-31 1997-12-12 Fuji Kogyo Kk レンジフード
JP2001154638A (ja) * 1999-11-24 2001-06-08 Casio Comput Co Ltd 液晶表示装置、及び記憶媒体
JP2007157377A (ja) * 2005-12-01 2007-06-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 誘導加熱装置
JP2012014060A (ja) * 2010-07-02 2012-01-19 Sharp Corp 液晶表示装置及び液晶表示装置のバックライトの制御方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06265848A (ja) * 1993-03-17 1994-09-22 Rinnai Corp 表示方法及び表示装置
JPH09318125A (ja) * 1996-05-31 1997-12-12 Fuji Kogyo Kk レンジフード
JP2001154638A (ja) * 1999-11-24 2001-06-08 Casio Comput Co Ltd 液晶表示装置、及び記憶媒体
JP2007157377A (ja) * 2005-12-01 2007-06-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 誘導加熱装置
JP2012014060A (ja) * 2010-07-02 2012-01-19 Sharp Corp 液晶表示装置及び液晶表示装置のバックライトの制御方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111988892A (zh) * 2020-09-04 2020-11-24 宁波方太厨具有限公司 烹饪设备的可视控制方法、系统、设备及可读存储介质
CN111988892B (zh) * 2020-09-04 2022-01-07 宁波方太厨具有限公司 烹饪设备的可视控制方法、系统、设备及可读存储介质
WO2024063296A1 (ko) * 2022-09-22 2024-03-28 삼성전자 주식회사 조리실의 밝기를 제어할 수 있는 오븐 및 오븐의 동작 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP6937645B2 (ja) 2021-09-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4916191B2 (ja) 表示パネル、及びそれを有する液晶表示装置
KR100469594B1 (ko) 액정 표시 장치
JP5301076B2 (ja) 接触感知機能を有する表示装置及びその駆動方法
CN100583215C (zh) Led背光模组及其温度控制方法
JP2000193933A (ja) 表示装置
US9035929B2 (en) Display device for measuring display characteristics associated with display of display panel
JP4271701B2 (ja) 液晶表示装置
US20100039408A1 (en) Light pen, photo detective liquid crystal display device and display device having the light pen
TWI404004B (zh) 背光模組之驅動裝置及驅動方法
JP4623161B2 (ja) 液晶表示装置
JP2005148735A (ja) 表示装置
JP2009519486A (ja) 周囲光の検出を伴う表示装置
WO2009125663A1 (ja) 表示装置、及びテレビ受信装置
JP2007286584A (ja) 電気光学装置及び電子機器
RU145576U1 (ru) Жидкокристаллический дисплей
US20150287371A1 (en) Display device, temperature information acquiring device, and temperature information acquiring method
JP6937645B2 (ja) 加熱調理装置及びその制御方法
JPH10284282A (ja) 液晶バックライト駆動用インバータ回路
US20170110047A1 (en) Displaying system having a function of sensing displaying properties
KR20050112905A (ko) 백라이트 유닛의 휘도 제어방법
JP2012181466A (ja) 液晶パネル装置
JP3994997B2 (ja) 液晶表示装置
JP2010039387A (ja) 液晶表示装置
JP2006106294A (ja) 液晶表示装置
JP2008039818A (ja) 液晶表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200820

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210716

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210803

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210831

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6937645

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250