JP6637666B2 - 情報処理システム及び情報処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理システム及び情報処理方法に係り、特にUSBにより各部が通信する情報処理システム及び情報処理方法に関する。
従来から、複数の情報処理装置をUSB(Universal Serial Bus)で接続して制御する情報処理システムが存在する。
特許文献1を参照すると、カード発行機構に内蔵されているEEPROMに,同ユニット装置に属するプリンタ等の他のUSBデバイスのVID、PID、シリアル番号を記憶する技術が記載されている。
特許文献1の技術によれば、上位装置が、カード発行機構から、装着された他のUSBデバイス情報を取得可能となり、どのUSBデバイスが同じユニット装置に属しているかが把握できる。
特開2008−77297号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、ユニット装置の組み立て工程において、装着する各種USBデバイスの情報を、カード発行機構のEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)に書き込む作業が必ず発生していた。また、メンテナンス時において,装着されるUSBデバイスを置き換えた場合、そのUSBデバイスは、置き換え前のシリアル番号と同一のものにしなければならない、若しくは、カード発行機構のEEPROMに新たなシリアル番号の書き込みを行う作業をする必要があった。
このため、組み立て工程やメンテナンスに手間がかかるという問題があった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、ユニット装置の組み立て工程において、組み立て工程やメンテナンスの手間を少なくする情報処理システムを提供することを目的とする。
本発明の情報処理システムは、上位装置と、該上位装置に接続されて、特定のユニット装置を構成する複数の情報処理装置と、前記上位装置と各前記情報処理装置とを前記ユニット装置の単位で接続するために、各前記情報処理装置を接続するUSBポートを有する中継装置とを備え、各前記情報処理装置は、ベンダーIDとプロダクトID以外の各前記情報処理装置に固有の識別情報を記憶した記憶手段と、前記上位装置からの要求に対応して前記識別情報を通知する識別情報通知手段とを備え、前記上位装置は、前記中継装置に接続された各前記情報処理装置から、前記識別情報を取得する識別情報取得手段と、該識別情報取得手段により取得した、各前記情報処理装置から通知される前記識別情報と、第1の前記識別情報とを比較することによって第1の前記中継装置を特定し、第1の前記識別情報と、第1の前記中継装置の各ポートに接続された前記情報処理装置から通知される他の前記識別情報とを、前記ユニット装置と対応付けることで、前記ユニット装置の構成を認識するユニット装置制御手段を備えることを特徴とする。
このように構成することで、組み立て工程やメンテナンスの際に、EEPROMに、各USBデバイスのPID、VID、シリアル番号等を記憶させる必要がなくなり、組み立て工程やメンテナンスの手間を減らすことができる。
本発明の情報処理システムは、前記識別情報は、各情報処理装置の種別、製造時刻情報、リージョン情報、MACアドレス、及びIDのいずれか又は任意の組み合わせを含むことを特徴とする。
このように構成することで、上位装置において、どの情報処理装置が、どのユニット装置に所属しているのかを確実に把握することができる。
本発明の情報処理システムは、前記ユニット装置制御手段は、前記ユニット装置が複数接続されている場合、前記中継装置毎に各前記情報処理装置の識別情報を取得し、同一の種類の前記情報処理装置が含まれていた場合であっても、前記ユニット装置の単位で区別して構成を認識することを特徴とする。
このように構成することで、同一の種類の情報処理装置を使用する場合でも、ユニット装置毎に対応付けて認識することができる。
本発明の情報処理システムは、前記情報処理装置は、カードリーダ/ライタ、カードプリンタ、スキャナ、及び/又はカード発行機構であり、前記ユニット装置は、カード発行ユニットであることを特徴とする。
このように構成することで、カード搬送機構を適切に制御することができる。
本発明の情報処理方法は、上位装置と、該上位装置に接続されて、特定のユニット装置を構成する複数の情報処理装置と、前記上位装置と各前記情報処理装置とを前記ユニット装置の単位で接続するために、各前記情報処理装置を接続するUSBポートを有する中継装置とを備えた情報処理システムにより実行される情報処理方法であって、各前記情報処理装置は、ベンダーIDとプロダクトID以外の各前記情報処理装置に固有の識別情報を記憶し、前記上位装置からの要求に対応して前記識別情報を通知し、前記上位装置は、前記中継装置に接続された各前記情報処理装置から、前記識別情報を取得し、取得された、各前記情報処理装置から通知される前記識別情報と、第1の前記識別情報とを比較することによって第1の前記中継装置を特定し、第1の前記識別情報と、第1の前記中継装置の各ポートに接続された前記情報処理装置から通知される他の前記識別情報とを、前記ユニット装置と対応付けることで、前記ユニット装置の構成を認識することを特徴とする。
このように構成することで、組み立て工程やメンテナンスの手間を減少させることができる。
本発明によれば、各情報処理装置の記憶手段に識別情報を記憶し、これを識別情報通知手段で上位装置に通知することで、USBデバイスのVID、PID、シリアル番号を、他の情報処理装置のEEPROMへ事前に書き込む必要がなくなり、組み立て工程やメンテナンスの手間を少なくする情報処理システムを提供することができる。
本発明の実施の形態に係る情報処理システムのシステム構成図である。 図1に示すカード発行ユニットのカード搬送の構成を示すブロック図である。 図1に示すカード発行ユニットの制御構成を示すブロック図である。 図1に示す上位装置の制御構成を示すブロック図である。 図1に示す動作情報処理システムのUSB制御の概略を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係るカード発行制御処理のフローチャートである。 図6に示すカード発行制御処理における、VID、PID、識別情報の関係を示す概念図である。 図6に示すカード発行制御処理における接続デバイステーブルの例を示す図である。 図6に示すアプリケーション実行処理のフローチャートである。 図7に示すカード発行ユニット通信開設処理のフローチャートである。
<実施の形態>
〔情報処理システムXの構成〕
図1を参照して、本発明の実施の形態に係る情報処理システムXの構成について説明する。
情報処理システムXは、本実施形態においては、カード発行機能を備えたATM(Automated Teller Machine)、キオスク(Kiosk)の端末、交通機関のチケット発行システム、コンビニエンスストア等のポイントカード発行システム、小売店のメンバーカード発行システム、遊技機のカード発行/支払システム、入退場管理システム、又は複数のカード発行ユニット1a、1b(ユニット装置)等を製造時に検査するための検査システム等(以下、単に「ATM等」と省略して記載する。)である。なお、本実施形態において、カード発行ユニット1a、1bの構成は同一である(以下、カード発行ユニット1a、1bのいずれか一つについて示す場合、単に「カード発行ユニット」という。)。
図1の例では、情報処理システムXは、上位装置2、USBハブ3、カード発行ユニット1a、カード発行ユニット1b等を含んでいる。
上位装置2は、ATM等の情報処理システムXの各機能を実現するための本体装置である。上位装置2は、各部の制御用にPC(Personal Computer)、タブレット端末、携帯電話等の制御演算装置を内蔵し、各機能を実現するためのアプリケーション413(図4)を実行する。
USBハブ3は、汎用のUSB1.1、2.0、3.0、3.1等の規格の電気信号や光信号を送受信可能なハブである。
カード発行ユニット1a、1bは、情報処理システムXの各機能に一連の機能を備えた同様の構成のユニット装置である。本実施形態の例では、カード発行ユニット1a、1bは、カード媒体4を発行、プリント、読み込み(リード)又は書き込み(ライト)するユニットを構成する。本実施形態において、カード発行ユニット1a、1bが発行するカード媒体4は、未使用のカードである。この未使用のカードに、磁気記録、IC通信、カード表面へのプリント等を行うことで、カード媒体4を作成、発行する。この際、カード発行ユニット1a、1bは、別の種類のカード媒体4をそれぞれ発行、プリント、読み込み、又は書き込みしてもよい。
また、本実施形態において、上位装置2は、上位装置2に内蔵されているUSBルートハブ(図示せず)から、USB規格の信号によりUSBハブ3に接続される。つまり、本実施形態において、上位装置2とカード発行ユニット1a、1bとは、USBハブ3を介して接続されている。
なお、図1には、二つのカード発行ユニット1a、1bが接続されている例を記載しているものの、USBハブ3を介して更に多数のユニット装置を接続することが可能である。つまり、一つの上位装置2に対して、複数台のカード発行ユニットを接続し、同時に制御できる。この場合、上位装置2のUSBルートハブとUSBハブ3との間に、更に別のUSBハブを接続し、USBポートを拡張してもよい。特に、工場用の検査システムの場合、数十個単位のユニット装置を接続することが可能である。また、この際、カード発行ユニット1a、1bとは異なる構成のユニット装置を接続することも可能である。
また、本実施形態においては、USBルートハブから、USBハブ3を経由してカード発行ユニット1a、1bに接続する例を示している。しかしながら、上述のようにUSBハブ3の他に複数のUSBハブを経由して接続されてもよい。また、そもそもUSBハブ3を経由せずに、USBルートハブから、直接、それぞれ、カード発行ユニット1a、1bの中継装置13a、13b(図7A)に接続されても良い。
〔カード発行ユニット1aの構成〕
次に、図2により、ユニット装置の代表例としてカード発行ユニット1aの全体構成について説明する。
本実施形態において、カード発行ユニット1aは、情報処理装置として、カードリーダ/ライタ部10a(カードリーダ/ライタ)、カードプリンタ部11a(カードプリンタ)、カード発行部12a(カード発行機構)、及び中継装置13aを含んでいる。
本実施形態において、これらの情報処理装置は、USB規格の信号で接続可能に構成されている。
カードリーダ/ライタ部10aは、接触型又は非接触型のICカード及び磁気ストライプを備えた磁気カードであるカード媒体4を読み込み(リード)又は書き込み(ライト)可能なカードリーダ/ライタである。カードリーダ/ライタ部10aは、ICカードから読み出し又は書き込みするためのIC接点や電磁誘導アンテナ等の接続部、磁気ストライプに記憶された情報を読み出し又は書き込みするための磁気ヘッド、搬送機構等を備えている。また、カードリーダ/ライタ部10aは、読み出し又は書き込みされる情報を暗号化したり復号化したりすることも可能である。
カードプリンタ部11aは、カード媒体4の表面に印刷を行うプリンタである。カードプリンタ部11aは、例えば、熱転写方式の記録機構を備えている。カードプリンタ部11aは、上位装置2からの指示により、インクリボンを部分的に溶解させ、文字や画像をカード媒体4に記録する。この際、カードプリンタ部11aは、使用するインクリボンによっては、カラー文字や画像を記録することが可能である。
カード発行部12aは、カード媒体4を発行し、古いカード媒体4を回収する機能を実現するためのカード発行用の装置である。また、カード発行部12aは、未使用のカードを蓄積するカードホッパ部124aと、古いカードを回収する回収庫125aとを備えている。また、カード発行部12aは、カードリーダ/ライタ部10a、カードプリンタ部11a、及び中継装置13aを装着するためのフレーム、電源回路、駆動機構等も備えている。
中継装置13aは、ユニット装置の単位で、各情報処理装置を接続するUSBポートを有する汎用のUSBハブ用のチップ(LSI Chip)を含む内部の基板等である。中継装置13aは、カード発行部12aのフレームに装着され、専用コネクタ等により、USB規格の信号でカードリーダ/ライタ部10a、カードプリンタ部11a、及びカード発行部12aと接続されている。このため、上位装置2及びUSBハブ3からは、中継装置13aの各USBポートに、カードリーダ/ライタ部10a、カードプリンタ部11a、及びカード発行部12aが接続されているように認識される。
カード媒体4は、接触型若しくは非接触型ICカード、及び/又は磁気記録可能な磁気ストライプを備えた磁気カードである。ICカードに、磁気ストライプを更に設けていてもよい。カード媒体4は、カード発行ユニットの機能に対応した、ユーザの情報や貨幣価値情報等を記憶している。
なお、カード発行ユニット1aは、他の情報処理装置として、カードの表面の写真や文字等を読み取るスキャナ、回収したカードを粉砕する粉砕機等を備えていてもよい。
また、本実施形態では、中継装置13aがカード発行ユニット1a内部に設置されるよう記載したものの、外部に備えられていてもよい。
また、後述する他の実施の形態で記載するように、メモリカード媒体を情報処理装置に常時装着し、このメモリカード媒体に、各情報処理装置の識別情報を記憶して、これを読み取らせてもよい。
ここで、カード発行ユニット1aに装着された各情報処理装置間で、カード媒体4を発行する際の関係について説明する。
まず、カード発行部12aにあるカードホッパ部124aにカードを堆積させておく。このカードは、まだ情報が書き込まれておらず、カードプリンタ部11aにより文字や画像が記録されていない状態のカードである。上位装置2(図1)からカードの発行が要求された場合、まず、カードホッパ部124aからこのカードを、カードプリンタ部11aを介して、カードリーダ/ライタ部10aへ搬送する。ここで磁気ヘッドからの情報の書き込み及び読み出しを行うことにより、カードのセット方向に誤りがないことを確認する。これに続き、カードに内蔵されているICチップとの通信を、接続部により行う。その後、カードをカードプリンタ部11aへ搬送し、カード表面に文字や画像を記録する。プリントされたカードは、カード媒体4としてカードリーダ/ライタ部10aの排出口へ搬送し、排出されたカード媒体4をユーザへ引き渡す。
なお、上述した手順で、異常が発生し、正常にカードが生成できなかった場合は、その時点でカードを回収庫125aに搬送し、再度、新たなカード媒体4を発行する。
また、カード媒体4の発行に伴って、ユーザがカードリーダ/ライタ部10aに挿入した古いカードを回収庫125aに回収することも可能である。
次に、図3により、カード発行ユニット1aのハードウェア及び制御の概略構成について説明する。
カード発行ユニット1aは、上述したように、中継装置13aを介して、カードリーダ/ライタ部10a、カードプリンタ部11a、及びカード発行部12aが接続されている。
各情報処理装置であるカードリーダ/ライタ部10a、カードプリンタ部11a、及びカード発行部12aは、それぞれ、通信I/F部103a、113a、123a、制御部100a、110a、120a(制御手段)、記憶部101a、111a、121a(記憶手段)を備えている。各部は、汎用のバス102a、112a、122aにより接続されている。なお、汎用のバス102a、112a、122aを用いずに直接各部に接続するような構成も可能である。
これらの各情報処理装置のUSB通信に関するハードウェア構成は、図3の通り、基本的には同様である。
制御部100a、110a、120aは、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の制御演算手段である。
記憶部101a、111a、121aは、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の一時的でない記録媒体である。
通信I/F部103a、113a、123aは、USB規格の通信を行うためのUSBインターフェイス等である。通信I/F部103a、113a、123aは、それぞれ、中継装置13aのポート130a、131a、132aに、USB規格の信号を伝送可能に接続される。
また、制御部100a、110a、120aは、それぞれ、識別情報通知部300(識別情報通知手段)を備えている。
識別情報通知部300は、それぞれ、上位装置2からの要求に対応して、記憶部101a、111a、121aに記憶された識別情報310a、311a、312aを、通信I/F部103a、113a、123aを介して上位装置2に通知する。識別情報通知部300は、情報処理装置が異なっていても、同様の構成とすることが可能である。
なお、識別情報通知部300は、上位装置2からの要求に対応して、製造元識別情報(Vendor ID、ベンダーID。以下、「VID」という。)、機種別識別情報(Product ID、プロダクトID。以下「PID」という。)についても上位装置2に通知可能である。
また、記憶部101a、111a、121aは、識別情報310a、311a、312aを記憶している(以下、識別情報310a、311a、312aのいずれか、又は他のユニット装置や情報処理装置の識別情報を示す場合、単に「識別情報」という。)。なお、記憶部101a、111a、121aは、それぞれ、自身のVID、PIDを記憶している。このVID、PIDは工場出荷時等に記憶されてもよい。
識別情報310a、311a、312aは、VIDとPID以外の各情報処理装置に固有の情報である。識別情報310a、311a、312aとして、例えば、各情報処理装置の種別、製造番号、工場情報、ロット番号、製造時刻情報、リージョン情報、MACアドレス、ID(Identification)等が用いられる。この際、同一のユニット装置内の記憶部101a、111a、121aには、製造番号、工場情報、ロット番号等の値について同一の値が記憶されていてもよい。また、この場合でも、種別には、それぞれの情報処理装置の種類に対応した値が記憶されていてもよい。
中継装置13aは、汎用のUSBのハブのチップ等であるUSB通信制御部133aと、USB通信用のUSBポートであるポート130a、131a、132aを備えている。
USB通信制御部133aは、一般的なチップを使用することが可能であり、USB規格以上の機能を備えていなくてもよい。また、USB通信制御部133aは、バッファやROM等の記録媒体を内蔵している。このUSB通信制御部133aに内蔵された記録媒体には、VID、PIDが記憶されているものの、固有の識別情報は記憶されない。
なお、中継装置13aは、三つ以上のUSBポートを備えていてもよい。
また、制御部100a、110a、120aは、それぞれ、記憶部101a、111a、121aに記憶された図示しない制御プログラムをRAM等に展開(以下、「ロード(load)」という。)して実行することで、識別情報通知部300として機能する。
〔上位装置2の構成〕
次に、図4により、上位装置2の制御構成について説明する。
上位装置2は、制御部200、記憶部201、通信I/F部203を含んでいる。また、各部は、汎用のバス202により接続されている。
制御部200は、CPU、MPU、GPU、DSP、ASIC等の制御演算手段である。
記憶部201は、RAM、ROM、HDD、フラッシュメモリ等の一時的でない記録媒体である。なお、記憶部201は、HDDを備えず、代わりにフラッシュメモリ等を備えていてもよい。
通信I/F部203は、ディスプレイ用、ネットワーク接続用、シリアル、パラレル、USB等の各種通信インターフェイスである。このように、通信I/F部203は、複数の通信インターフェイスが存在するものの、図示しないUSBルートハブを介して、USB規格の信号でUSBハブ3に接続される。USB通信の一部は、このUSBルートハブに内蔵するUSBコントローラチップ等でハードウェア制御される。
なお、通信I/F部203とUSBハブ3とは、USB規格の信号を伝送するケーブルにて接続される。
また、上位装置2は、情報処理システムXの機能に対応して、図示しないLCDパネルや有機ELパネル等のディスプレイ、タッチパネル、ボタン、金銭価値媒体の入出力部、プリンタ等が接続されている。
より詳しく説明すると、制御部200は、識別情報取得部400(識別情報取得手段)、ユニット装置制御部401(ユニット装置制御手段)、アプリケーション実行部402、及び情報処理装置制御部403を備えている。
識別情報取得部400は、中継装置13a(図2、図3)等に接続された各情報処理装置から、識別情報を取得する。
この識別情報取得部400の詳細については、後述する。
ユニット装置制御部401は、ユニット装置の制御手段である。ユニット装置制御部401は、識別情報取得部400により取得した各情報処理装置の識別情報に対応して、中継装置13aのUSBポートに接続された各情報処理装置を有するユニット装置の構成を認識する。具体的には、ユニット装置制御部401は、識別情報と接続デバイステーブル411とから、ユニット装置の構成を認識する。
本実施形態においては、ユニット装置制御部401は、中継装置13aのUSBポートに接続された各情報処理装置を含む一連の機能を備えたユニット装置であるカード発行ユニット1a、1bの構成をそれぞれ認識する。
また、ユニット装置制御部401は、ユニット装置が複数接続されている場合、中継装置毎に各情報処理装置の識別情報を取得し、同一の種類の情報処理装置が含まれていた場合であっても、ユニット装置の単位で区別して構成を認識する。具体的に、本実施形態においては、ユニット装置制御部401は、カード発行ユニット1a、1bを、それぞれ別々のユニット装置として認識する。
アプリケーション実行部402は、ATM等のアプリケーション413(Application Software)を実行する。これにより、アプリケーション実行部402は、情報処理システムXのATM等の各機能を実現する。
アプリケーション実行部402は、GUI(Graphical User Interface)の画面をディスプレイに表示させることにより、ユーザとの取引を実行する。たとえば、ユーザは、GUIにより、カードにプリントしたい画像を編集したり、磁気に記録させたいID等の入力を行ったりして、カード発行ボタンを押下する。すると、アプリケーション実行部402は、これを検知してカードの発行をユニット装置に実行させる。
情報処理装置制御部403は、各情報処理装置を制御するためのミドルウェアを含むドライバ410を実行する。この情報処理装置制御部403の詳細な構成についても、後述する。
また、情報処理装置制御部403は、OS412(Operating System)についても実行し、アプリケーション実行部402を起動させる。
また、記憶部201は、ドライバ410、接続デバイステーブル411、OS412、及びアプリケーション413を記憶する。
ドライバ410は、各情報処理装置のデバイスドライバ(Device Driver、以下、単に「ドライバ」と称する。)、USBの各種ドライバ、各情報処理装置を制御するためのミドルウェアを含んだプログラムである。ドライバ410は、USB ハブドライバ、USB HID(Human Interface Device)クラスのドライバ、USB プリンタクラスのドライバ、USBバスドライバを含んでいる。これらは、記憶部201にオブジェクト(クラス)単位でロードされ、実行される。
なお、ドライバ410として、ディスプレイ、タッチパネル、プリンタ等の各部用のドライバがインストールされていてもよい。
接続デバイステーブル411は、後述するエニュメレーションにより、上位装置2に接続されたUSBデバイスが記憶されたテーブルである。以下、USBハブ3、中継装置13a、情報処理装置等のUSBで接続されてOS412から認識されるデバイスを、単に「USBデバイス」という。
この接続デバイステーブル411の詳細については後述する。
OS412は、汎用のOSである。OS412としては、組み込み向けのWindows(登録商標)、Linux(登録商標)、Android(登録商標)等のOSを使用することが可能である。
アプリケーション413は、ATM等のアプリケーションである。アプリケーション413は、情報処理システムXの起動時に直接実行可能なように、OS412のスタートアップ時に実行されるように登録されていてもよい。
なお、制御部200は、記憶部201に記憶されたOS412及びドライバ410をロードして実行することで、識別情報取得部400、ユニット装置制御部401、及び情報処理装置制御部403として機能する。また、制御部200は、記憶部201に記憶されたアプリケーション413を実行することで、アプリケーション実行部402として機能する。
〔情報処理システムXにおけるUSB制御の構成〕
次に、図5により、本発明の実施の形態に係る情報処理システムXによるカードの発行時のUSB制御の概略について説明する。
上位装置2のアプリケーション実行部402は、カード発行を開始する際、ユーザから取得した情報をユニット装置制御部401に通知し、カードの発行を実行する。
ユニット装置制御部401は、アプリケーション実行部402からカード発行が指示されると、まずは識別情報取得部400により各情報処理装置の識別情報を取得して、ユニット装置の構成を認識する。この上で、ユニット装置制御部401は、カードの搬送命令、磁気記録命令、IC通信命令、プリント命令等を、カード発行ユニット1aの各情報処理装置に送信する。
より詳しく説明すると、識別情報取得部400は、USBハブ制御部500及びUSBハブドライバ実行部501を含む。
USBハブ制御部500は、OS412のユーザモードで実行され、USBハブドライバ実行部501を介して、接続されたUSBデバイスのうち、USBハブ3、中継装置13a、各USBポートに接続されている情報処理装置の基本情報等を取得する。USBハブ制御部500は、基本的には、カードの発行が開始される際に行われる、通信開設時にのみ実行される。
USBハブドライバ実行部501は、OS412のカーネルモードでUSB ハブドライバを実行し、USBバスドライバ実行部510を介してUSB規格の通信を実行する。
USBハブ制御部500は、上述の基本情報として、USBハブ3及び中継装置13a等(以下、単に「ハブ」という。)のVID、PID、並びに当該ハブが保有するUSBポートの個数、及び何番のUSBポートに何のUSBデバイスが接続されているかについての情報を取得できる。
USBハブ制御部500は、接続されているUSBデバイスの情報として、VID、PIDの他に、識別情報を取得することができる。これらの情報は、USB規格のコントロール転送の転送方式で取得可能である。このコントロール転送は、USBデバイスの基本情報等、比較的少量の情報のやり取りをする際に使用され、USB機器であれば必ず対応している。
また、情報処理装置制御部403は、USBバスドライバ実行部510、USBHIDドライバ実行部520、USBプリンタドライバ実行部521、カードリーダ/ライタ制御部530、カードプリンタ制御部531、カード発行制御部532を備えている。
USBバスドライバ実行部510は、OS412のカーネルモードで、USB規格のソフトウェアレイヤーの通信を実現するUSBバスドライバを実行する、
USBHIDドライバ実行部520は、OS412のカーネルモードで、USB HIDクラスのドライバを実行する。
USBプリンタドライバ実行部521は、OS412のカーネルモードで、USBプリンタクラスのドライバを実行する。
カードリーダ/ライタ制御部530は、カード発行ユニットのカードリーダ/ライタ部10aを制御するミドルウェアである。カードリーダ/ライタ制御部530も、OS412のユーザモードで実行される。
カードプリンタ制御部531は、カード発行ユニットのカードプリンタ部11aを制御するミドルウェアである。カードプリンタ制御部531も、OS412のユーザモードで実行される。
カード発行制御部532は、カード発行ユニットのカード発行部12aを制御するミドルウェアである。カード発行制御部532は、OS412のユーザモードで実行される。
各USBデバイスのうち、カード発行ユニット1aのカード発行部12a、及びカードリーダ/ライタ部10aは、USB HIDクラスとして実装されているため、上位装置2において、制御するカーネルドライバは、USB HIDクラスドライバとなる。具体的には、カード発行部12a、及びカードリーダ/ライタ部10aは、カード発行制御部532、カードリーダ/ライタ制御部530からUSB HIDクラスドライバを通じて制御される。
カード発行部12aは、カードをカードホッパ部124aから繰り出す機能を持ち、カード発行制御部532からのカード繰り出し命令に応じて、カードを送り出すことができる。これらの命令のやり取り(コマンド/レスポンス方式)は、例えば、インタラプト転送の転送方式で実行される。
これとは別に、カード発行部12aは、USBハブ制御部500、カード発行制御部532等からのVID、PID、識別情報の通知要求に対し、コントロール転送にて応答する。
カードリーダ/ライタ部10aは、磁気読み込み機能、書き出し機能、IC通信機能を有し、上位装置2との命令のやり取りや通信方法については、カード発行部12aと同様である。
カードプリンタ部11aは、USBプリンタクラスで実装されている。このため、上位装置2において、USBプリンタクラスドライバを通じて制御される。
カードプリンタ部11aは、命令のやり取り(コマンド/レスポンス方式)においては、例えば、バルク転送方式にて、上位装置2との通信を行う。
なお、図5では、カード発行ユニット1b及びUSBハブ3を省略して記載している。しかしながら、カード発行ユニット1bは、カードユニットaと同様にUSB制御可能である。また、USBハブ3についても、下記で説明するUSB ハブドライバを介して同様の処理を実行可能である。
〔カード発行制御処理〕
次に、図6、図7A、図7Bを参照して、本発明の実施の形態に係るカード発行制御処理について詳細に説明する。
本実施形態のカード発行制御処理の説明においては、図7Aのように一つのUSBハブ3に存在する二つのUSBポートであるポート30a、30bに、それぞれカード発行ユニット1a、1bが接続されている例に基づいて説明する。具体的には、アプリケーション413を実行した際に、識別情報を取得し、カード発行ユニット1aの構成を上位装置2が認識して通信を確立し、カード発行を行う例について説明する。
以下で、図6のフローチャートにより、上位装置2によるカード発行制御処理の詳細をステップ毎に説明する。
(ステップS101)
まず、情報処理装置制御部403が、初期化処理を行う。
情報処理装置制御部403は、図示しない主電源の投入や再起動により、上位装置2のOS412を起動する。情報処理装置制御部403は、その後、各部の初期化を行い、カード発行ユニット1a、1bに電源を投入する。これにより、カード発行ユニット1a、1bが接続される。
なお、カード発行ユニット1a、1bが接続された状態で上位装置2が起動されてもよい。
(ステップS102)
次に、情報処理装置制御部403が、エニュメレーション処理を行う。
情報処理装置制御部403は、USBバスドライバ実行部510(図5)により、エニュメレーション(Enumeration)の処理を実行する。このエニュメレーションは、接続されたUSBデバイス全てに対して、コントロール転送にて機器情報の問い合わせを行っていく。この機器情報には、USBハブ、HID、プリンタ等のUSBデバイスクラスの情報や、VID、PIDが含まれている。ここで、情報処理装置制御部403は、図7Bに示す接続デバイステーブル411に、「デバイス種類」「接続されたUSBデバイス」「製造元識別情報(VID)」「機種別識別情報(PID)」のデータを記憶する。つまり、図7Bは、図7Aの接続例の場合に接続デバイステーブル411に記憶されるデータの例を示している。
なお、この状態において、接続デバイステーブル411には、「デバイスドライバ」と「識別情報」のデータは記憶されていない。
(ステップS103)
次に、情報処理装置制御部403が、ドライバロード処理を行う。
情報処理装置制御部403は、上述のエニュメレーションにより、接続されているUSBデバイスのデバイスクラスが何であるかを認識する。これにより、情報処理装置制御部403は、接続された各USBデバイスに適切なドライバを記憶部201からロードし、USBHIDドライバ実行部520、USBプリンタドライバ実行部521等で実行する。この際、情報処理装置制御部403は、接続デバイステーブル411に、「デバイスドライバ」のデータを記憶する。なお、この状態でも、接続デバイステーブル411には、「識別情報」のデータは記憶されていない。
(ステップS104)
次に、識別情報取得部400、ユニット装置制御部401、及びアプリケーション実行部402が、アプリケーション起動処理を行う。
アプリケーション実行部402は、アプリケーション413をロードして実行開始する。ここで、アプリケーション実行部402は、カード発行等の機能を実行するユニット装置を選択する。
この際、識別情報取得部400及びユニット装置制御部401は、選択されたユニット装置の構成を認識し、選択されたユニット装置からカード発行させる。
このアプリケーション実行処理の詳細については後述する。
(ステップS105)
次に、アプリケーション実行部402が、アプリケーション終了処理を行う。
アプリケーション実行部402は、カード発行を終了すると、アプリケーション413を終了させる。
(ステップS106)
次に、情報処理装置制御部403が、ドライバアンロード処理を行う。
情報処理装置制御部403は、アプリケーション413が終了した場合、ロードされた各USBデバイス用のドライバを記憶部201のRAMから削除して解放する(以下、「アンロード」という。)。これにより、各ユニット装置が非接続の状態となる。
(ステップS107)
次に、情報処理装置制御部403が、停止処理を行う。
情報処理装置制御部403は、ユーザの指示があるまで、上位装置2を待機状態にする。この際、情報処理装置制御部403は、カード発行ユニット1a、1bの電源を切断してもよい。
以上により、本発明の実施の形態に係るカード発行制御処理を終了する。
次に、図8を参照して、図6のステップS104のアプリケーション実行処理の詳細について説明する。
(ステップS201)
まず、アプリケーション実行部402が、アプリケーション開始処理を行う。
本実施形態の例では、アプリケーション実行部402は、アプリケーション413をロードして実行する。また、本実施形態において、アプリケーション実行部402は、ユニット装置としてカード発行ユニット1bを選択する。
(ステップS202)
次に、識別情報取得部400及びユニット装置制御部401が、カード発行ユニット通信開設処理を行う。
識別情報取得部400は、選択されたカード発行ユニット1bの中継装置13bを検索し、これらのポートに接続されているUSBデバイスに対し、識別情報を取得する。ユニット装置制御部401は、識別情報に基づいて、選択されたユニット装置と各情報処理装置との対応付けを行うことで、ユニット装置の構成を認識する。
本実施形態の例では、カード発行ユニット1bの各情報処理装置を検索して、通信を開設する。これにより、ユニット装置の構成が認識される。
このカード発行ユニット通信開設処理の詳細については後述する。
(ステップS203)
次に、アプリケーション実行部402及びユニット装置制御部401が、カード発行処理を行う。
アプリケーション実行部402は、ユニット装置制御部401に、接続されたカード発行ユニットを指定してカード発行を指示する。ユニット装置制御部401は、カードホッパ部124aからカードを繰り出させる。その後、アプリケーション実行部402は、ユニット装置制御部401にカードの搬送命令、磁気記録命令、IC通信命令、プリント命令等を実行させる。これにより、ユニット装置制御部401は、選択されたカード発行ユニットにカードを作成させ、作成されたカード媒体4を排出させる。
(ステップS204)
次に、アプリケーション実行部402が、カード発行ユニット通信遮断処理を行う。
アプリケーション実行部402は、選択されたカード発行ユニットとの通信を遮断する。
以上により、本発明の実施の形態に係るアプリケーション実行処理を終了する。
次に、図9を参照して、図8のステップS202のカード発行ユニット通信開設処理の詳細について説明する。
ここでは、上述のステップS201(図8)にて、カード発行ユニット1bが選択され、カード発行ユニット1bからカードを発行させるため、通信を開設する例について説明する。つまり、図7A、図7Bの例によると、カード発行部12bの識別情報312bの「E0000002」と同様の識別情報を有する他の情報処理装置を検索して通信を開始する。
(ステップS301)
まず、ユニット装置制御部401及び識別情報取得部400が、カード発行部通信開設処理を行う。
ここで、上述のように、選択されているのはカード発行ユニット1bである。このカード発行ユニット1bのカード発行部12bは、USB HIDデバイスである。この場合、USB HID制御用のドライバがロードされ、カード発行部12bは、このドライバを通じてUSBHIDドライバ実行部520により制御される。
このため、ユニット装置制御部401は、カード発行制御部532、USBHIDドライバ実行部520を介して、接続されたUSBデバイスの情報を取得する。
具体的には、図7Bに示すように、USB HID制御用ドライバがロードされている情報処理装置は、カード発行部12bの他に、カード発行部12a、カードリーダ/ライタ部10a、カードリーダ/ライタ部10bが存在する。これらの情報処理装置においても、同様にUSB HID制御用ドライバがロードされているため、計四つのドライバのオブジェクトが記憶部201に存在する。ドライバのオブジェクトは、各USBデバイスに1つ存在し、一時的に記憶部201に展開されている。この四つのドライバのオブジェクトは、VID、PIDの情報であるデバイスインスタンスと、それぞれ関連付けられている。
したがって、ユニット装置制御部401は、それぞれのデバイスインスタンスのPID、VIDの検索を行うことにより、どのドライバオブジェクトがVID:0003h、PID:0001hのカード発行部12a、12b用であるかを認識する。
図7A、図7Bの具体例では、カード発行部12a、12bが二つ存在する。このため、識別情報取得部400が、この両方のドライバのオブジェクトを通じて、USBデバイスに識別情報の問い合わせを行う。この問い合わせにより、カード発行部12a、12bの識別情報通知部300は、それぞれ識別情報312a、312bを送信する。識別情報取得部400は、この識別情報312a、312bを取得して、接続デバイステーブル411に記憶する。
ユニット装置制御部401は、通信開始を試みているカード発行部12bの識別情報312bである「E0000002」と同じ識別情報が返信された場合、このドライバのオブジェクトがカード発行部12bと通信可能なUSB HID制御用ドライバのオブジェクトであることがわかる。
これにより、ユニット装置制御部401は、カード発行ユニット1bが存在することを認識し、識別情報312bの「E0000002」を、カード発行ユニット1bの構成と対応付けする。
(ステップS302)
次に、識別情報取得部400が、中継装置検索処理を行う。
ここで、識別情報取得部400は、USBハブ制御部500、USBハブドライバ実行部501により、図7Bの「デバイス種類」が「ハブ」である各USBデバイスに対し、保有する全ポートに、どのUSBデバイスが存在するのかの問い合わせを、全ポートに対して実行する。識別情報取得部400は、各ポートについて、どのVID、PID、識別情報のUSBデバイスが存在するのかを問い合わせる。この問い合わせは、上述したカード発行部12bの通信開始の処理と同様に、ハブ用のドライバの三つのオブジェクトの情報を検索することで行う。
このポートへの接続デバイス情報の問い合わせの中で、カード発行部12bのVID:0003h、PID:0001h、識別情報312b:「E0000002」の情報と照合する。これにより、識別情報取得部400は、中継装置13bのポート132bにカード発行部12bが接続されていることを認識する。
(ステップS303)
次に、識別情報取得部400が、カードプリンタ検索処理を行う。
識別情報取得部400は、USB ハブドライバから、中継装置13bのクラスの情報を取得する。この上で、中継装置13bのポート130b、131b、132bの情報を取得し、接続されているカードプリンタの問い合わせをする。この問い合わせの中で、識別情報取得部400は、VID:0003h、PID:0002hのカードプリンタ部11bがポート131bに接続されていることを認識し、識別情報の問い合わせを行う。
識別情報取得部400は、この問い合わせを、中継装置13bに対するドライバのオブジェクトにて行う。これにより、識別情報取得部400は、カードプリンタ部11bの識別情報311b:「D0000002」を取得して、カード発行ユニット1bに対応付ける。
(ステップS304)
次に、ユニット装置制御部401が、カードプリンタ通信開始処理を行う。
ユニット装置制御部401は、カード発行ユニット1bに接続されているカードプリンタ部11bのVID、PID、識別情報の確認ができたため、この情報に基づいて、カードプリンタ部11bとの通信を開始する。
ユニット装置制御部401は、カードプリンタ制御部531、USBプリンタドライバ実行部521を用いて、カードプリンタ部11bとの通信確立を行う。これにより、識別情報311bの「D0000002」を、カード発行ユニット1bの構成と対応付けする。
(ステップS305)
次に、識別情報取得部400が、カードリーダ/ライタ検索処理を行う。
識別情報取得部400は、この処理を、上述のステップS303と同様に行う。この際、識別情報取得部400は、VID:0003h、PID:0003hのカードリーダ/ライタ部10bが接続されているポート130bを探し出し、この識別情報310b:「C0000002」を取得する。
(ステップS306)
次に、ユニット装置制御部401が、カードリーダ/ライタ通信開始処理を行う。
ユニット装置制御部401が、カードリーダ/ライタ制御部530、USBHIDドライバ実行部520を介して、カードリーダ/ライタ部10bとの通信を確立する。これにより、識別情報311bの「C0000002」を、カード発行ユニット1bの構成と対応付けする。
上述したように、識別情報取得部400及びユニット装置制御部401は、カード発行制御部532、カードリーダ/ライタ制御部530、カードプリンタ制御部531を通じて、各USBデバイスとの検索と通信確立については、基本的に同様に実行可能である。このため、これらの処理をUSBデバイス毎に繰り返すことで、選択されたカード発行ユニット1bに装着されたカード発行部12b、カードリーダ/ライタ部10b、カードプリンタ部11bを、選択されたユニット装置の構成として認識することができる。
以上により、本発明の実施の形態に係るカード発行ユニット通信開設処理を終了する。
〔本実施形態の主な効果〕
以上のように構成することで、以下のような効果を得ることができる。
従来は、特許文献1に記載されたように、組み立て工程やメンテナンスの際に、カード発行機構のEEPROMに、各USBデバイスのPID、VID、シリアル番号を記憶させていた。
これに対して、本発明の実施の形態に係る情報処理システムXは、上位装置2と、上位装置2に接続されて、特定のユニット装置を構成する複数の情報処理装置と、上位装置2と各情報処理装置とをユニット装置の単位で接続するために、各情報処理装置を接続するUSBポートを有する中継装置13aとを備え、各情報処理装置は、ベンダーIDとプロダクトID以外の固有の識別情報を記憶した記憶部と、上位装置2からの要求に対応して識別情報を通知する識別情報通知部300とを備えることを特徴とする。
このように構成することで、ターゲットとするユニット装置に内蔵されている中継装置13aを特定し、その中継装置13aが備えるUSBポートの一つ一つから接続された情報処理装置の識別情報を取得する。これにより、同時に制御すべきUSBデバイスの特定を可能とする。結果として、事前にEEPROMに、各USBデバイスのPID、VID、シリアル番号等を記憶させる必要がなくなり、組み立て工程やメンテナンスの手間を減少させることができる。
具体的に説明すると、ユニット装置に属する一つの情報処理装置に、同ユニット装置に存在する他のUSBデバイスの情報を保持させることなく、指定したユニット装置を正常に制御可能にすることができる。このため、組み立て工程において、USBデバイスの情報を記録させる作業を省くことができる。
また、メンテナンス時において、例えばカードリーダ/ライタ部10aを置き換えた場合でも、そのカードリーダ/ライタ部10aは、置き換え前の識別情報と一致させる、若しくは、カード発行部12aに新たな識別情報を書き込み直す等の作業が必要なくなる。結果として、組み立て時の工程を減少させ、メンテナンス時のユニット装置の工場送付の回数を減らすことができ、コストを削減できる。
また、本実施形態の情報処理システムXは、中継装置13aに識別情報を記憶させる必要がないため、汎用のハブ用チップを使用することができ、コストを削減できる。
また、本実施形態の情報処理システムXは、PID、VID以外の識別情報を使用しているため、USBデバイス毎にPID、VIDを変更する必要がなくなる。ここで、一社のVIDにつき、PIDは最大FFFFh(65535)までの値しか割り当てられていない。このため、従来は大量生産するにあたってPIDは枯渇し、全て別のPIDにすることは現実的ではなかった。これに対して、本実施形態の構成では、より多くの製品を製造する場合に適用できる。
また、本発明の実施の形態に係る情報処理システムXは、上位装置2は、中継装置13aに接続された各情報処理装置から、識別情報を取得する識別情報取得部400と、識別情報取得部400により取得した各情報処理装置の識別情報に対応して、ユニット装置の構成を認識するユニット装置制御部401を備えることを特徴とする。
このように構成することで、複数のUSBデバイスで構成されるユニット装置が存在する場合、上位装置2において、どの情報処理装置が、どのユニット装置に所属しているのかを確実に把握することができる。つまり、誤って,別のユニット装置に属するUSBデバイスを制御することを回避することができる。
具体的に説明すると、従来のOS412のように、エニュメレーション及びドライバロードでは、各情報処理装置が、どのカード発行ユニットに属しているのかがわからなかった。これは、各ユニット装置と各情報処理装置との対応付けがなされていないことを示していた。この対応付けが行われていないと、アプリケーション実行部402が指定した情報処理装置を、適切に制御することができない。つまり、例えば、カード発行部12aでカードを繰り出したとしても、カードプリンタ部11bでカードを受け取ろうとしてしまうかもしれなかった。
これに対して、本実施形態の情報処理システムXは、VID、PID共に同じ値が記録されているハブを内蔵しているようなユニット装置であっても、上位装置2において、内蔵されているUSBデバイスをユニット装置毎に対応付けて認識することができる。
また、本発明の実施の形態に係る情報処理システムXは、ユニット装置制御部401は、ユニット装置が複数接続されている場合、中継装置毎に各情報処理装置の識別情報を取得し、同一の種類の情報処理装置が含まれていた場合であっても、ユニット装置の単位で区別して構成を認識することを特徴とする。
このように構成することで、同種のユニット装置を二台以上、同時接続しても、それぞれに内蔵するUSBデバイスを識別できる。つまり、ユニット装置がカード搬送機構である場合、カードを的確に搬送、受け渡しすることができる。
また、本発明の実施の形態に係る情報処理システムXは、情報処理装置は、カードリーダ/ライタ、カードプリンタ、スキャナ、及び/又はカード発行機構であり、ユニット装置は、カード発行ユニットであることを特徴とする。
このように構成することで、特に、ユニット装置として、複雑な機構をもち、連動して動作させる必要があるカード搬送機構を適切に制御することができる。
〔他の実施の形態〕
なお、上述の実施の形態においては、識別情報が事前に各情報処理装置の記憶部に書き込まれている例について説明した。しかしながら、この識別情報を、別途、メモリカード媒体を情報処理装置に装着して、このメモリカード媒体から読み込ませることも可能である。
つまり、本発明の他の実施の形態に係る情報処理システムXは、例えば、各情報処理装置は、識別情報が記憶されたメモリカード媒体を読み込み、上位装置からの要求に対応して当該識別情報を通知することを特徴とする。この場合、メモリカード媒体として、ATM端末用のSAM(Secure Application Module)カードを使用することも可能である。
このように構成することで、識別情報を変更する際に、容易に対応することができる。また、各情報処理装置の製造時に、識別情報を設定する必要がなくなる。
また、上述の実施の形態において、USBデバイスとして、USBハブ3、カード発行部12a、12b、カードプリンタ部11a、11b、カードリーダ/ライタ部10a、10bを使用した。しかしながら、USBで接続される非接触式ICカードリーダ、その他の情報処理装置も利用可能である。
このように構成することで、より複雑なユニット装置の構成を実現したり、情報処理システムXの機能拡張をしたりすることが容易となる。
また、上述の実施の形態では、識別情報の取得方法として、コントロール転送を用いたが、例えばバルク通信やインタラプト通信等の転送方法を使用することも可能である。
このように構成することで、より適切な転送により識別情報を取得可能である。たとえば、バルク通信を暗号化して実行することで、セキュリティを向上させられる。
また、上述の実施の形態では、情報処理装置の識別情報として主にシリアル番号を使用したが、デバイスが応答できる情報であれば、例えば数字だけでもよく、他の文字列等を使用してもよい。
このように構成することで、情報処理システムXの機能や目的に最適な識別情報を選択することが可能である。
また、上述の実施の形態では、カード発行ユニットの識別情報を、カード発行部12aの識別情報と同様のものとしているが、例えば、カードリーダ/ライタ部10aや、カードプリンタ部11a等の他の情報処理装置の識別情報と一致させてもよい。
また、情報処理装置毎に、まったく異なる識別番号が記憶されていてもよい。この場合、上位装置2にて、この識別番号とユニット装置との対応付けを接続デバイステーブル411に記憶しておくことで、ユニット装置の構成を認識できる。
このように構成することで、識別番号を柔軟に選択して、ユニット装置の構成を把握することが可能となる。
また、上述の実施形態においては、USBハブ3及び中継装置13aには、識別情報を記憶していない汎用のチップを使用した。しかしながら、USBハブ3及び中継装置13a、13b等の接続されたハブに、識別情報を記憶してもよい。
これにより、上位装置2において、選択するユニット装置に対応した中継装置13aを検索しやすくなる。
また、上述の実施の形態では、USB規格の通信による通信を実行する例について記載した。これに対して、USB以外に、USBと類似したカスケード接続の通信方式の情報処理システムにも適用可能である。
これにより、USB以外の通信方式でも、ユニット装置の構成を把握しやすくなる。
なお、上記実施の形態の構成及び動作は例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して実行することができることは言うまでもない。
1a、1b カード発行ユニット
2 上位装置
3 USBハブ
4 カード媒体
10a、10b カードリーダ/ライタ部
11a、11b カードプリンタ部
12a、12b カード発行部
13a、13b 中継装置
30a、30b、130a、130b、131a、131b、132a、132b ポート
100a、110a、120a、200 制御部
101a、111a、121a、201 記憶部
102a、112a、122a、202 バス
103a、113a、123a、203 通信I/F部
124a カードホッパ部
125a 回収庫
133a USB通信制御部
300 識別情報通知部
310a、310b、311a、311b、312a、312b 識別情報
400 識別情報取得部
401 ユニット装置制御部
402 アプリケーション実行部
403 情報処理装置制御部
410 ドライバ
411 接続デバイステーブル
412 OS
413 アプリケーション
500 USBハブ制御部
501 USBハブドライバ実行部
510 USBバスドライバ実行部
520 USBHIDドライバ実行部
521 USBプリンタドライバ実行部
530 カードリーダ/ライタ制御部
531 カードプリンタ制御部
532 カード発行制御部
X 情報処理システム

Claims (5)

  1. 上位装置と、
    該上位装置に接続されて、特定のユニット装置を構成する複数の情報処理装置と、
    前記上位装置と各前記情報処理装置とを前記ユニット装置の単位で接続するために、各前記情報処理装置を接続するUSBポートを有する中継装置とを備え、
    各前記情報処理装置は、
    ベンダーIDとプロダクトID以外の各前記情報処理装置に固有の識別情報を記憶した記憶手段と、
    前記上位装置からの要求に対応して前記識別情報を通知する識別情報通知手段とを備え
    前記上位装置は、
    前記中継装置に接続された各前記情報処理装置から、前記識別情報を取得する識別情報取得手段と、
    該識別情報取得手段により取得した、各前記情報処理装置から通知される前記識別情報と、第1の前記識別情報とを比較することによって第1の前記中継装置を特定し、第1の前記識別情報と、第1の前記中継装置の各ポートに接続された前記情報処理装置から通知される他の前記識別情報とを、前記ユニット装置と対応付けることで、前記ユニット装置の構成を認識するユニット装置制御手段を備える
    ことを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記識別情報は、各情報処理装置の種別、製造時刻情報、リージョン情報、MACアドレス、及びIDのいずれか又は任意の組み合わせを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記ユニット装置制御手段は、
    前記ユニット装置が複数接続されている場合、前記中継装置毎に各前記情報処理装置の識別情報を取得し、同一の種類の前記情報処理装置が含まれていた場合であっても、前記ユニット装置の単位で区別して構成を認識する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記情報処理装置は、
    カードリーダ/ライタ、カードプリンタ、スキャナ、及び/又はカード発行機構であり、
    前記ユニット装置は、カード発行ユニットである
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  5. 上位装置と、
    該上位装置に接続されて、特定のユニット装置を構成する複数の情報処理装置と、
    前記上位装置と各前記情報処理装置とを前記ユニット装置の単位で接続するために、各前記情報処理装置を接続するUSBポートを有する中継装置とを備えた情報処理システムにより実行される情報処理方法であって、
    各前記情報処理装置は、
    ベンダーIDとプロダクトID以外の各前記情報処理装置に固有の識別情報を記憶し、
    前記上位装置からの要求に対応して前記識別情報を通知し、
    前記上位装置は、
    前記中継装置に接続された各前記情報処理装置から、前記識別情報を取得し、
    取得された、各前記情報処理装置から通知される前記識別情報と、第1の前記識別情報とを比較することによって第1の前記中継装置を特定し、第1の前記識別情報と、第1の前記中継装置の各ポートに接続された前記情報処理装置から通知される他の前記識別情報とを、前記ユニット装置と対応付けることで、前記ユニット装置の構成を認識する
    ことを特徴とする情報処理方法。
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