JP6636471B2 - 吸音体、および、吸音構造 - Google Patents

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Description

本発明は、音を吸収する構造を備える吸音体、および、吸音構造に関する。
上記吸音体の一例として、車両のエンジンが発生させる騒音を抑える装置が知られている(例えば、特許文献1を参照)。この類の吸音体は、例えば、不織布を含む吸音材と、薄板状の反射材に二次元的に並ぶ複数の有底筒状セルとを備える。各有底筒状セルにおける一方の開口面は、吸音材の一面と接合し、各有底筒状セルにおける他方の開口面は、板材の一面と接合する。そして、音源と対向するように吸音材が配置され、吸音材と有底筒状セルとの協働によって、音源が発生させる騒音を吸音体が吸音する。
特開2005−31241号公報
ところで、上述した吸音体が吸音できる周波数帯域は、吸音材が有する目付や厚み、および、有底筒状セルが有する高さや開口サイズによって、高周波数帯域、あるいは、低周波数帯域のいずれかに定められる。一方、吸音体の吸収に求められる周波数帯域は、高周波数帯域と低周波数帯域との両方にもわたる場合があるため、上述した吸音体においては、吸音体が吸収できる音の周波数帯域を拡大することが望まれている。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、吸音体が吸収できる音の周波数帯域を拡大可能とした吸音体、および、吸音構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための吸音体は、開口部と底部とを有した有底筒状を有する本体と、前記開口部を覆う多孔質シートと、を備える。前記本体は、前記開口部と前記底部との間に、前記多孔質シートが備える孔よりも大きく、かつ、前記本体を貫通する少なくとも1つの孔を備える。
上記構成によれば、開口部を覆う多孔質シートが、高周波数帯域の音を吸収する多孔質型の吸音を行い、かつ、本体を貫通する孔が、低周波数帯域の音を吸収する共鳴構造型の吸音を行う。それゆえに、多孔質型の吸音のみが行われる吸音体と比べて、吸音体が吸収できる音の周波数帯域を拡大することが可能となる。
上記吸音体は、複数の前記本体と、相互に隣り合う前記本体において前記開口部同士を結合するヒンジとを備えてもよい。この構成によれば、相互に隣り合う本体がヒンジによって折れ曲がるため、吸音体の配置される面の形状に各本体の位置を追従させることが可能となる。結果として、上述した吸音体が適用される構造の範囲を拡張すること、また、吸音体の配置される面に向けた音を効果的に吸音すること、これらが可能ともなる。
上記吸音体において、前記本体は、振動を可能とする筒状の膜構造体であることも可能である。この構成によれば、筒状の膜構造体である本体が膜振動型の吸音を行う。そのため、上述した多孔質型の吸音によって吸収される音、および、上述した共鳴構造型の吸音によって吸収される音、これらとは周波数帯域が異なる別の音を、膜振動型の吸音によって、さらに吸収することが可能ともなる。
上記吸音体において、前記本体は、二段の逆錐台筒状を有し、前記開口部を有する大筒部、前記底部を有する小筒部、および、前記小筒部の径方向外側に向けて広がり、前記大筒部と前記小筒部とを接続するフランジとを備え、前記孔は、前記底部と対向する方向から見て、前記フランジを貫通してもよい。この構成において、小筒部の周囲には、大筒部と小筒部との大きさの差異に相当する空間が広がる。こうした空間は、フランジの孔と面する空間であり、上述した共鳴構造型の吸音を好適に発現させる。なお、吸音体の製造に際しては、例えば、底部から開口部に向けて進行するレーザなどを、小筒部の周囲に位置する空間を通じてフランジに照射し、それによって、上述した孔を形成することが可能ともなる。そのため、本体が形成された後であっても、また、本体の開口部が多孔質シートによって覆われた後であっても、上述した孔を本体に形成することが可能ともなる。
上記吸音体において、前記多孔質シートは、不織布、織布、和紙、発泡体のいずれか1つであってもよい。この構成によれば、多孔質型の吸音を好適に発現させることが可能ともなる。
上記吸音体において、前記本体は、前記開口部と前記底部とを接続する筒部を備え、前記筒部は、前記開口部から前記底部に向けた方向に延びるリブを備えてもよい。この構成によれば、筒部における機械的な強度が、リブによって高められる。そのため、吸音体の構造を安定させること、ひいては、上述した効果が得られる再現性を高めることが可能ともなる。
上記吸音体は、複数の前記本体と、前記各底部と対向し、かつ、前記各底部に共通する1つの壁部とを備えてもよい。この構成によれば、各底部に共通する1つの壁部を吸音体が備えるため、複数の本体を備える吸音体において、それの運搬や取り付けを容易なものとすることが可能ともなる。
上記課題を解決するための吸音構造は、開口部と底部とを有した有底筒状を有する複数の本体と、前記各開口部を覆う多孔質シートと、前記各底部と対向し、かつ、前記各底部に共通する1つの壁部と、を備え、前記各本体は、当該本体において、前記開口部と前記底部との間に、前記多孔質シートが備える孔よりも大きく、かつ、前記本体を貫通する少なくとも1つの孔を備える。
上記構成によれば、開口部を覆う多孔質シートが、高周波数帯域の音を吸収する多孔質型の吸音を行い、かつ、本体を貫通する孔が、低周波数帯域の音を吸収する共鳴構造型の吸音を行う。それゆえに、多孔質型の吸音のみが行われる吸音構造と比べて、吸音体が吸収できる音の周波数帯域を拡大することが可能となる。
一実施形態における吸音体の下面構造を示す斜視図。 一実施形態における吸音体の上面構造を示す斜視図。 一実施形態における吸音体の下面構造を示す下面図。 図3の4−4線断面図。 図3の5−5線断面図。 一実施形態における吸音体の作用を示す作用図。 各試験例における吸音特性を示すグラフ。
図1から図7を参照して、吸音体の一実施形態を説明する。まず、吸音体が備える構成を説明し、次いで、吸音体の作用を説明し、そして、吸音体が備える構成による効果を示す各試験例での吸音率の測定結果を説明する。
図1、および、図2が示すように、吸音体は、第1シート加工体10Sと、第2シート加工体20Sとの積層体を備える。第1シート加工体10Sは、例えば、樹脂製シートの加工体であり、第2シート加工体20Sは、例えば、不織布、織布、和紙、発泡体のいずれか1つから構成されるシートの加工体である。第1シート加工体10Sは、複数の本体10を備える。第2シート加工体20Sは、各本体10に1つずつの多孔質シート20を備える。1つの本体10と、その本体10に対応する1つの多孔質シート20とが、1つの吸音体要素を構成する。各吸音体要素は、相互に直交する第1方向D1、および、第2方向D2に沿って、二次元に配列される。第1方向D1において相互に隣り合う吸音体要素、および、第2方向D2において相互に隣り合う吸音体要素は、ヒンジ30によって結合されている。
図1が示すように、各本体10は、二段の逆錘台筒状を有した膜構造体であり、大筒部11、小筒部12、および、フランジ13を備える。大筒部11は、本体10の開口部である開口部11H(図2参照)を有する四角筒状を有する。また、小筒部12は、本体10の底部14を備える四角筒状を有する。フランジ13は、小筒部12の開口部における各辺から、小筒部12の径方向外側に向けて広がり、小筒部12と大筒部11とに接続される。フランジ13は、底部14と対向する方向から見て、フランジ13を貫通する孔13Hを備える。各孔13Hの大きさは、多孔質シート20が備える細孔よりも十分に大きいサイズである。
大筒部11の周壁11W、小筒部12の周壁12W、および、フランジ13は、本体10が備える1つの筒部10Wを構成する。筒部10Wは、二段の四角筒状を有し、大筒部11が備える開口部11Hと、小筒部12が備える底部14とを接続する。筒部10Wは、底部14の各角部から、本体10の開口部に向けて延びるリブ11Rを備える。リブ11Rは、本体10の内側に向けて窪む凹条リブであり、大筒部11の筒部10Wが備える4つの面の各々に1つずつ位置する。
図2が示すように、各大筒部11が備える開口部11Hは、別々の多孔質シート20によって覆われる。多孔質シート20は、上述したように、例えば、不織布、織布、和紙、発泡体のいずれか1つから構成され、多孔質シート20が備える細孔の大きさは、孔13Hよりも十分に小さいサイズである。多孔質シート20と対向する方向から見て、各開口部11Hは、四角枠状を有し、各多孔質シート20は、四角シート状を有する。各ヒンジ30は、第1シート加工体10Sの一部と、第2シート加工体20Sの一部との溶着部として構成される。各ヒンジ30は、各開口部11Hを縁取る四角枠状を有する。各ヒンジ30は、ヒンジ30に沿う折り曲げ軸で折れ曲がる可撓性を有し、ヒンジ30によって結合される二つの本体10に対して、ヒンジ30での折り曲げによる変位を許容する。
各ヒンジ30は、例えば、本体10の開口部11Hを縁取る部分が、第2シート加工体20Sに熱溶着されることによって形成される。上述した各本体10は、例えば、第1シート加工体10Sを形成するための樹脂製シートの一部が、本体10を形成するための型のなかに吸引される、いわゆる真空成型によって形成される。各ヒンジ30を形成するための熱溶着と、各本体10を形成するための真空成型とは、同時に行うことも可能である。なお、上述した各本体10は、例えば、第1シート加工体10Sを形成するための樹脂製シートの一部が、本体10を形成するための型によってプレスされる、いわゆるプレス成型によって形成することも可能である。この際、各本体10を形成するためのプレス成型が行われた後に、各ヒンジ30を形成するための熱溶着が行われる。
図3が示すように、底部14と対向する方向から見て、大筒部11と小筒部12とは、同一中心軸上に位置する。大筒部11が備える中心軸を中心とする周方向において、大筒部11は、4つの角部を備え、小筒部12もまた、4つの角部を備える。大筒部11が備える角部の位置と、小筒部12が備える角部の位置とは、中心軸を中心として相互に異なる。小筒部12が有する形状は、例えば、中心軸を中心として、大筒部11が有する形状を45°だけ回転させた形状と相似形である。
ここで、上述した吸音体は、例えば、車室の内張りなどの壁部と音源との間に配置される。この際、本体10の底部14と壁部とが、相互に対向するように、吸音体は配置され、壁部から受ける押圧力や、音源側から受ける押圧力が、本体10を潰すように作用する場合がある。この点、大筒部11が備える各角部と、小筒部12が備える各角部とが、中心軸の周方向で、相互に異なる位置であるため、これらの角部のように、上記押圧力に対して機械的に高い強度を備える部分が、本体10において、周方向に分散する。そのため、本体10が潰れる方向への押圧力に対して、本体10の形状を維持することが可能ともなる。
底部14と対向する方向から見て、各フランジ13は、三角板状を有する。各フランジ13が有する三角板状は、小筒部12が備える開口部の各辺を底辺とし、大筒部11の角部を頂点とする。本体10は、4つのフランジ13を備え、4つのフランジ13のうち、対角線上に位置する2つのフランジ13が、1つずつ孔13Hを備える。
各リブ11Rは、底部14の各角部から、その角部と対向するヒンジ30まで延び、かつ、ヒンジ30の延在方向と直交する方向に延びる。ここで、ヒンジ30が折り曲げられるとき、ヒンジ30と一体である本体10は、このヒンジ30の変形に伴って、撓みや伸びを生じやすい。この際、上述したように、ヒンジ30に接続されるリブ11Rは、ヒンジ30の延在方向と直交する方向に延びるため、ヒンジ30の変形に伴う撓みや伸びは、本体10において抑えられ、本体10の形状を維持することが可能ともなる。
図4が示すように、大筒部11は、高さH1を備え、小筒部12は、高さH1よりも大きい高さH2を備える。なお、大筒部11が有する高さH1は、小筒部12が有する高さH2と同じであってもよいし、小筒部12が有する高さH2よりも大きくてもよい。大筒部11が有する高さH1と、小筒部12が有する高さH2とは、本体10を形成するための型の変更によって、適宜変更することが可能である。
底部14が有する厚さT1は、本体10の筒部10Wが有する厚さと同じであってもよいし、本体10の筒部10Wが有する厚さT2と異なってもよい。また、底部14が有する厚さT1は、ヒンジ30が有する厚さT3と同じであってもよいし、ヒンジ30が有する厚さと異なってもよい。底部14が有する厚さT1、本体10の筒部10Wが有する厚さT2、および、ヒンジ30が有する厚さT3は、例えば、真空成型やプレス成型によって本体10を形成する際の成型条件、熱溶着によってヒンジ30を形成する際の形成条件、これらの変更によって、適宜変更することが可能である。大筒部11が有する高さH1、小筒部12が有する高さH2、底部14が有する厚さT1、筒部10Wが有する厚さT2は、本体10に求められる吸音での周波数帯域と、本体10に求められる機械的な強度とに応じて適宜設定される。
図5が示すように、各フランジ13が広がる方向は、底部14が広がる方向とほぼ平行である。これらが広がる方向において、各フランジ13が有する面積S3は、底部14が有する面積S4よりも小さい。なお、フランジ13が有する面積S3は、底部14が有する面積S4と同じであってもよいし、底部14が有する面積S4よりも大きくてもよい。各フランジ13が有する面積S3、および、底部14が有する面積S4は、本体10を形成するための型の変更によって、適宜変更することが可能である。
吸音体の製造方法としては、例えば、第1シート加工体10Sを形成するための樹脂製シートに、まず、孔13Hを形成し、その後、孔13Hが形成された樹脂製シートから本体10の形状を得るという方法も採用可能である。ただし、この場合、真空成型やプレス成型などを用いて本体10の形状が得られるため、既に加工されている孔13Hの形状や大きさが、それの設計寸法から変わる場合がある。この点、上述した構造のように、小筒部12の開口部からその外側に向けてフランジ13が広がり、底部14と対向する方向から見て、フランジ13が露出している構造であれば、まず、樹脂製シートから本体10の形状を得て、その後、フランジ13にレーザLを照射して孔13Hを形成する方法を採用することが可能ともなる。結果として、孔13Hが有する形状や、孔13Hが有する大きさについて、その精度を高めることが可能ともなる。これら、フランジ13が有する大きさ、底部14が有する大きさ、孔13Hが有する形状、孔13Hが有する大きさは、本体10に求められる吸音での周波数帯域と、孔13Hに求められる吸音での周波数帯域とに応じて、適宜設定される。
次に、上述した吸音体の作用を説明する。
図6が示すように、吸音体の外部から多孔質シート20に伝播した音は、多孔質シート20が有する細孔内の空気に伝播し、多孔質シート20を構成する繊維などの振動や、それとの摩擦などに消費される。結果として、多孔質シート20に伝播した音は、多孔質シート20によってその一部を吸音される。こうした多孔質型の吸音は、例えば、高周波帯域の音を吸音する。
多孔質シート20を通じて本体10の内部に伝播した音は、本体10内の空気に伝播し、本体10を構成する筒部10Wの膜構造において、それの振動に消費される。結果として、多孔質シート20に吸音されず本体10内に伝播した音は、本体10を構成する膜構造によってその一部を吸音される。この際、多孔質シート20が行う吸音に関わる構造や、その型式である多孔質型と、本体が行う吸音に関わる構造や、その型式である膜振動型とは、相互に異なる。そのため、これらによって吸音される周波数帯域もまた、相互に異なる。こうした膜振動型の吸音は、多孔質型の吸音よりも低い周波数帯域の音を吸音する。
本体10の内部から本体10の外部に伝播する音は、本体10を構成する孔13Hを通じる空気に伝播し、小筒部12の周囲である空間と孔13Hとから構成される系において、消費される。すなわち、孔13Hを有するフランジ13、および、このフランジ13と壁部Wとに挟まれた空間を含む本体10の周囲が、ヘルムホルツ共鳴器Kとして機能する。結果として、本体10の内部から本体10の外部に伝播する音は、小筒部12の周囲である空洞と孔13Hとから構成される系によって、その一部を吸音される。この際、吸音に関わる孔13Hの構造や、その型式である共鳴構造型と、本体10および多孔質シート20が行う吸音に関わる構造や、その型式とは、相互に異なる。そのため、これらによって吸音される周波数帯域もまた、相互に異なる。こうした共鳴構造型の吸音は、膜振動型の吸音よりもさらに低い周波数帯域の音を吸音する。上述した大筒部11の高さH1と、小筒部12の高さH2との総和は、本体10内の空気層が有する高さであり、特に、この空気層が有する高さを十分に確保できない場合、上述した多孔質型の吸音や膜振動型の吸音では、低周波数帯域の音を吸収し難い。この点、孔13Hを備える吸音体であれば、上記空気層が有する高さが十分に確保されない場合であっても、上述した共鳴構造型の吸音によって、低周波数帯域の音が吸収される。
[試験例]
樹脂製シートとしてポリプロピレンシートを用い、孔13Hを有しない第1シート加工体10Sを得た。これによって、孔13H、および、第2シート加工体20Sを備えない吸音体として、試験例1を得た。また、試験例1の第1シート加工体10Sに孔13Hを加工し、これによって、孔13Hを備え、かつ、第2シート加工体20Sを備えない吸音体として、試験例2を得た。また、試験例2の第1シート加工体10Sに不織布を熱溶着し、これによって、孔13H、および、第2シート加工体20Sを備える吸音体として、試験例3を得た。次いで、試験例1、試験例2、および、試験例3の各々について、ISO345に準拠した残響室法吸音率を測定した。各試験例を用いた残響室法吸音率の測定結果を図7に示す。なお、残響室法吸音率の測定においては、一般に、人の可聴域のなかで特に聞こえやすい800Hzから5000Hzを中心として測定を行った。
図7が示すように、試験例2の残響室法吸音率は、試験例1の残響室法吸音率よりも、800Hzから5000Hzまでの範囲において高く、その中で低周波数帯域側である特に800Hzから2000Hzまでの範囲において、大幅な向上が認められた。また、試験例3の残響室法吸音率は、試験例2の残響室法吸音率よりも、1000Hzから5000Hzまでの範囲において高く、特に1000Hzから4000Hzまでの範囲において、大幅な向上が認められた。結果として、多孔質シート20を備える構成によって、高周波数帯域側での吸音性能が高められ、また、孔13Hを備える構成によって、低周波数帯域側での吸音性能が高められることが認められた。
以上、上記実施形態によれば、以下に列挙する効果を得ることが可能となる。
(1)開口部11Hを覆う多孔質シート20が、高周波数帯域の音を吸音する多孔質型の吸音を行い、かつ、本体10を貫通する孔13Hが、低周波数帯域の音を吸音する共鳴構造型の吸音を行う。それゆえに、多孔質型の吸音のみが行われる吸音体と比べて、吸音体が吸音できる周波数帯域を拡大することが可能となる。
(2)相互に隣り合う本体10がヒンジ30によって折れ曲がるため、吸音体の配置される面の形状に各本体10の位置を追従させることが可能となる。結果として、吸音体が適用される壁部などの構造の範囲を拡張すること、また、吸音体の配置される壁部などに向けた音を効果的に吸音すること、これらが可能ともなる。
(3)多孔質シート20によって吸収される音、および、孔13Hによって吸収される音、これらとは周波数帯域が異なる別の音を、本体10による膜振動型の吸音によって、さらに吸収することが可能ともなる。
(4)小筒部12の周囲には、大筒部11と小筒部12との大きさの差異に相当する空間が広がる。こうした空間は、孔13Hと面する空間であり、上述した共鳴構造型の吸音を好適に発現させる。
(5)吸音体の製造に際しては、底部14から開口部11Hに向けて進行するレーザなどをフランジ13に照射し、それによって、孔13Hを形成することが可能ともなる。そのため、本体10が形成された後であっても、また、開口部11Hが多孔質シート20によって覆われた後であっても、孔13Hを本体10に形成することが可能ともなる。
(6)筒部10Wにおける機械的な強度が、リブ11Rによって高められる。そのため、吸音体の構造を安定させること、ひいては、(1)から(5)に準じた効果を得ることの再現性を高めることが可能ともなる。
上記実施形態は、以下のように変更して実施することが可能である。
[吸音体]
・吸音体は、上述した1つの吸音体要素のみから構成されることも可能である。すなわち、吸音体が備える本体10は1つであり、吸音体が備える多孔質シート20は1つであることも可能である。吸音体が備える吸音要素の数量や、吸音体において吸音要素が並ぶ方向は、吸音体が適用される空間の大きさや形状に基づき、適宜変更されるものである。
・吸音体は、相互に異なる大きさを有した複数の吸音体要素を備えることも可能であり、相互に異なる形状を有した複数の吸音体要素を備えることも可能である。吸音体が備える複数の吸音体要素のなかに、相互に異なる大きさを備えた本体10が含まれることも可能であり、相互に異なる材料から構成される多孔質シート20が含まれることも可能である。
[本体10]
・本体10が備える筒部10Wは、例えば、上述したフランジ13が割愛され、かつ、段差を有しない形状に具体化することも可能である。この際、本体10が備える孔13Hは、筒部10Wの径方向に沿って筒部10Wを貫通する形状を備える。
・本体10が備える筒部10Wの形状は、三段以上の多段筒状に具体化することも可能である。この際、本体10が備える孔13Hは、筒部10Wが備える各段のフランジに位置することも可能である。
・大筒部11が備える形状は、逆円錐台筒状、逆多角錐台筒状、円筒状、多角筒状のいずれに具体化することも可能である。小筒部12が備える形状は、逆円錐台筒状、逆多角錐台筒状、円筒状、多角筒状、逆円錐状、逆角錐状のいずれに具体化することも可能である。なお、小筒部12が備える形状が逆錐状である場合、本体10が備える底部は、小筒部12が備える底端部である。
[リブ11R]
・本体10が備えるリブ11Rの数量は、大筒部11の各側面に2つ以上とすることも可能であり、また、リブ11Rが割愛された側面を大筒部11が備えることも可能である。
・本体10が備えるリブ11Rの形状は、本体10の外側に向けて突き出る突条に具体化することも可能である。また、1つの本体10が、リブ11Rとして、凸リブと凹リブとの組み合わせを備えることも可能である。
・リブ11Rは、小筒部12から割愛され、大筒部11のみに位置することも可能であり、反対に、大筒部11から割愛され、小筒部12のみに位置することも可能である。
[孔13H]
・本体10が備える孔13Hは、例えば、筒部10Wの径方向に沿って筒部10Wを貫通する形状を備えることも可能である。
・本体10が備える孔13Hの数量は、1つとすることも可能であり、また、3つ以上とすることも可能である。
・1つの本体10は、相互に異なる形状を有した孔13Hを備えることも可能であり、相互に異なる大きさを有した孔13Hを備えることも可能である。また、吸音体は、相互に異なる形状を有した孔13Hを別々に備える複数の本体10を備えることも可能であり、相互に異なる大きさを有した孔13Hを別々に備える複数の本体10を備えることも可能である。
[その他]
・吸音体は、複数の本体10と、各底部14と対向し、かつ、各底部14に共通する1つの壁部とを備えることも可能である。壁部は、例えば、車室の内張りなどとして機能する。このように、壁部をさらに備える構成によれば、各底部14に共通する1つの壁部を吸音体が備えるため、複数の本体10を備える吸音体において、それの運搬や取り付けを容易なものとすることが可能ともなる。
[吸音構造]
・吸音構造は、上述した複数の本体、多孔質シート、および、各本体が備える底部と対向し、かつ、各底部に共通する1つの壁部を備える。各本体は、上述したように、開口部と底部とを有した有底筒状を有し、多孔質シートは、各開口部を覆う。そして、各本体は、開口部と底部との間に、多孔質シートが備える孔よりも大きく、かつ、本体を貫通する少なくとも1つの孔を備える。このような吸音構造においても、上記(1)から(6)に準じた効果が得られ、また、吸音構造の運搬や取り付けを容易なものとすることが可能ともなる。例えば、自動車の内装などに本吸音構造を設置する場合、内装トリムボードに本体を取り付けることによって、本体と内装トリムボードとの間で共鳴構造型の吸音を行うことが可能である。また、壁部は、内装トリムボードに限らず、ボディパネルに具体化することも可能である。
D1…第1方向、D2…第2方向、H1,H2…高さ、T1…厚さ、10…本体、10S…第1シート加工体、10W…筒部、11…大筒部、11H…開口部、12…小筒部、11W,12W…周壁、13…フランジ、13H…孔、14…底部、20…多孔質シート、20S…第2シート加工体、30…ヒンジ。

Claims (8)

  1. 開口部と底部とを有した有底筒状を有する本体と、
    前記開口部を覆う多孔質シートと、を備え、
    前記本体は、前記開口部と前記底部との間に、前記多孔質シートが備える孔よりも大きく、かつ、前記本体を貫通する少なくとも1つの孔を備え
    複数の前記本体と、
    相互に隣り合う前記本体において前記開口部同士を結合するヒンジと、を備える
    吸音体。
  2. 開口部と底部とを有した有底筒状を有する本体と、
    前記開口部を覆う多孔質シートと、を備え、
    前記本体は、前記開口部と前記底部との間に、前記多孔質シートが備える孔よりも大きく、かつ、前記本体を貫通する少なくとも1つの孔を備え
    前記本体は、二段の逆錐台筒状を有し、前記開口部を有する大筒部、前記底部を有する小筒部、および、前記小筒部の径方向外側に向けて広がり、前記大筒部と前記小筒部とを接続するフランジとを備え、
    前記孔は、前記底部と対向する方向から見て、前記フランジを貫通する
    吸音体。
  3. 開口部と底部とを有した有底筒状を有する本体と、
    前記開口部を覆う多孔質シートと、を備え、
    前記本体は、前記開口部と前記底部との間に、前記多孔質シートが備える孔よりも大きく、かつ、前記本体を貫通する少なくとも1つの孔を備え
    前記本体は、前記開口部と前記底部とを接続する筒部を備え、
    前記筒部は、前記開口部から前記底部に向けた方向に延びるリブを備える
    吸音体。
  4. 前記多孔質シートは、不織布、織布、和紙、発泡体のいずれか1つである
    請求項1からのいずれか一項に記載の吸音体。
  5. 複数の前記本体と、
    前記各底部と対向し、かつ、前記各底部に共通する1つの壁部とを備える
    請求項1からのいずれか一項に記載の吸音体。
  6. 開口部と底部とを有した有底筒状を有する複数の本体と、
    前記各開口部を覆う多孔質シートと、
    前記各底部と対向し、かつ、前記各底部に共通する1つの壁部と、を備え、
    前記各本体は、当該本体において、前記開口部と前記底部との間に、前記多孔質シートが備える孔よりも大きく、かつ、前記本体を貫通する少なくとも1つの孔を備え
    複数の前記本体と、
    相互に隣り合う前記本体において前記開口部同士を結合するヒンジと、を備える
    吸音構造。
  7. 開口部と底部とを有した有底筒状を有する複数の本体と、
    前記各開口部を覆う多孔質シートと、
    前記各底部と対向し、かつ、前記各底部に共通する1つの壁部と、を備え、
    前記各本体は、当該本体において、前記開口部と前記底部との間に、前記多孔質シートが備える孔よりも大きく、かつ、前記本体を貫通する少なくとも1つの孔を備え
    前記本体は、二段の逆錐台筒状を有し、前記開口部を有する大筒部、前記底部を有する小筒部、および、前記小筒部の径方向外側に向けて広がり、前記大筒部と前記小筒部とを接続するフランジとを備え、
    前記孔は、前記底部と対向する方向から見て、前記フランジを貫通する
    吸音構造。
  8. 開口部と底部とを有した有底筒状を有する複数の本体と、
    前記各開口部を覆う多孔質シートと、
    前記各底部と対向し、かつ、前記各底部に共通する1つの壁部と、を備え、
    前記各本体は、当該本体において、前記開口部と前記底部との間に、前記多孔質シートが備える孔よりも大きく、かつ、前記本体を貫通する少なくとも1つの孔を備え
    前記本体は、前記開口部と前記底部とを接続する筒部を備え、
    前記筒部は、前記開口部から前記底部に向けた方向に延びるリブを備える
    吸音構造。
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