JP6636190B1 - 真空ポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】真空ポンプをより低負荷で駆動させる。【解決手段】真空ポンプにおいて、ハウジングは、吸気口と、排気口と、給油口とを有する。ロータ機構は、ロータ本体と、ロータ本体の回転によって上記ロータ本体の外周面から上記ハウジングの内周面に向かって突出し、内周面に摺接しながら軸心周りに回転する複数のベーン部材とを有する。排気口は、内周面からハウジング内に掘り下げられ、中心軸の方向に列状に並んだ複数の第1凹部と、内周面において中心軸の方向で第1凹部と並び、隣接する第1凹部に連通する少なくとも1つの第2凹部と、複数の第1凹部のそれぞれからハウジング外にまで貫通した孔部とを有する。ロータ本体及び複数のベーン部材の回転により、吸気口を介してハウジング内に気体が吸引され、給油口を介してハウジング内に給油された潤滑油とともに気体が排気口を介して上記ハウジング外に排気される。【選択図】図1

Description

本発明は、油回転式の真空ポンプに関する。
真空ポンプの代表的なものにベーン型真空ポンプがある。この真空ポンプは、ロータと、ロータを収容するハウジングと、ロータを回転させるシャフトと、ハウジングの内周面に摺接する複数のベーン部材とを具備する。このようなベーン部材がロータの回転によってハウジングの内周面に摺動することにより、気体(例えば、空気、水蒸気等)がハウジングに形成された吸引口を介してハウジング内に吸引され、吸引された気体が排出口を介してハウジング外に排気される。
ここで、ベーン部材は、ハウジング内で潤滑油により潤滑されている。このため、ハウジング内に吸引された気体は、ハウジング内に供給された潤滑油とともに排気口から排気される。但し、排気部近傍において介在する潤滑油の移動に阻害要因が存在すると、ベーン部材は、排気口付近で潤滑油を圧縮する負荷を受ける。このため、内周面においては排出口の手前にベーン部材が潤滑油から受ける負荷を軽減するための凹部(浅溝)が形成される場合がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−073975号公報
しかしながら、該凹部は、排気口と一体となって形成されるため、排気口が配置されていないロータの前頭部または後頭部では潤滑油の逃げ場がないことになる。このため、該真空ポンプにおいては、気体の排気時にベーン部材が潤滑油から負荷を受ける場合がある。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、より低負荷で駆動させることができる真空ポンプを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る真空ポンプは、ハウジングと、ロータ機構とを具備する。
上記ハウジングは、吸気口と、排気口と、給油口とを有し、筒状である。
上記ロータ機構は、上記ハウジング内に収容される。上記ロータ機構は、上記ハウジングの中心軸に対し偏心した軸心周りに回転するロータ本体と、上記ロータ本体の回転によって上記ロータ本体の外周面から上記ハウジングの内周面に向かって突出し、上記内周面に摺接しながら上記軸心周りに回転する複数のベーン部材とを有する。
上記排気口は、上記内周面から上記ハウジング内に掘り下げられ、上記中心軸の方向に列状に並んだ複数の第1凹部と、上記内周面において上記中心軸の方向で上記第1凹部と並び、隣接する上記第1凹部に連通する少なくとも1つの第2凹部と、上記複数の第1凹部のそれぞれから上記ハウジング外にまで貫通した孔部とを有する。
上記ロータ本体及び上記複数のベーン部材の回転により、上記吸気口を介して上記ハウジング内に気体が吸引され、上記給油口を介して上記ハウジング内に給油された潤滑油とともに上記気体が上記排気口を介して上記ハウジング外に排気される。
このような真空ポンプによれば、排気口が中心軸の方向に列状に並んだ複数の第1凹部と、内周面において中心軸の方向で第1凹部と並び、隣接する第1凹部に連通する少なくとも1つの第2凹部と、複数の第1凹部のそれぞれからハウジング外にまで貫通した孔部とを有する。これにより、ハウジング内の潤滑油が効率よく排気口を介して真空ポンプ外に排出され、より低負荷で真空ポンプを駆動させることができる。
上記真空ポンプにおいては、上記第2凹部は、上記ハウジング内に設けられた連通路と、上記連通路に連通する上記孔部を介して上記第1凹部と連通してもよい。
このような真空ポンプによれば、第2凹部がハウジング内に設けられた連通路と、連通路に連通する孔部を介して第1凹部と連通しているので、ハウジング内の潤滑油が効率よく真空ポンプ外に排出され、より低負荷で真空ポンプを駆動させることができる。
上記真空ポンプにおいては、第2凹部が内周面に設けられた溝を介して第1凹部と連通しているので、
このような真空ポンプによれば、ハウジング内の潤滑油が効率よく真空ポンプ外に排出され、より低負荷で真空ポンプを駆動させることができる。
上記真空ポンプにおいては、上記孔部の開放端を閉塞する逆止弁をさらに具備してもよい。上記逆止弁は、上記ハウジングから上方に延在した壁部により囲まれてもよい。
このような真空ポンプによれば、壁部の上端面に別のハウジング、蓋等を付設することができる。
上記真空ポンプにおいては、上記開放端が配置された領域の上記ハウジングの外面と、上記壁部とにより、上記逆止弁を収容する槽が構成され、上記逆止弁が上記槽に充填された油層によって覆われてもよい。
このような真空ポンプによれば、逆止弁から排気口への気体の逆流が抑制され、確実に気体を排気できる。
上記真空ポンプにおいては、上記槽は、蓋部によって閉塞され、上記壁部には、上記槽と上記蓋部によって囲まれた空間に存在する気体を排気する貫通孔が設けられ、上記空間の圧力が大気圧以下に維持されてもよい。
このような真空ポンプによれば、排気口から排出される気体の排気効率が増して、吸気口の圧力をさらに下げることができる。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る真空ポンプは、ハウジングと、ロータ機構とを具備する。
上記ハウジングは、吸気口と、排気口と、給油口とを有し、筒状である。
上記ロータ機構は、上記ハウジング内に収容される。上記ロータ機構は、上記ハウジングの中心軸に対し偏心した軸心周りに回転するロータ本体と、上記ロータ本体の回転によって上記ロータ本体の外周面から上記ハウジングの内周面に向かって突出し、上記内周面に摺接しながら上記軸心周りに回転する複数のベーン部材とを有する。
上記排気口は、上記内周面から上記ハウジング内に掘り下げられ、上記中心軸の方向に列状に並んだ複数の第1凹部と、上記複数の第1凹部のそれぞれから上記ハウジング外にまで貫通した孔部と、を有する。
上記内周面には、上記中心軸の方向で上記第1凹部と並ぶ少なくとも1つの第2凹部がさらに設けられる。
上記ロータ本体及び上記複数のベーン部材の回転により、上記吸気口を介して上記ハウジング内に気体が吸引され、上記気体が上記給油口を介して上記ハウジング内に給油された潤滑油とともに上記排気口を介して上記ハウジング外に排気される。
このような真空ポンプによれば、排気口が中心軸の方向に列状に並んだ複数の第1凹部と、複数の第1凹部のそれぞれからハウジング外にまで貫通した孔部と、内周面において中心軸の方向で第1凹部と並ぶ少なくとも1つの第2凹部とを有する。これにより、ハウジング内の潤滑油が排気口を介して効率よく真空ポンプ外に排出されるとともに、潤滑油が第2凹部に逃げることができ、より低負荷で真空ポンプを駆動させることができる。
以上述べたように、本発明によれば、より低負荷で駆動させることができる真空ポンプが提供される。
本実施形態に係る真空ポンプの模式的断面図である。 本実施形態に係る真空ポンプの模式的上面図である。 図1、2のA1−A2線に沿った断面を示す模式図である。 比較例に係る真空ポンプの動作を説明する模式的断面図である。 本実施形態に係る真空ポンプの動作を説明する模式的断面図である。 本実施形態の変形例1に係る真空ポンプの模式的断面図である。 図(a)は、本実施形態の変形例2に係る真空ポンプの模式的上面図である。図(b)は、本実施形態の変形例2に係る真空ポンプの模式的断面図である。 本実施形態の変形例2に係る真空ポンプの排気口をハウジングの内周面から見た模式図である。 本実施形態の変形例3に係る真空ポンプの排気口をハウジングの内周面から見た模式図である。 本実施形態の変形例4に係る真空ポンプの模式的側面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。各図面には、XYZ軸座標が導入される場合がある。また、同一の部材または同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、その部材を説明した後には適宜説明を省略する場合がある。
図1は、本実施形態に係る真空ポンプの模式的断面図である。図2は、本実施形態に係る真空ポンプの模式的上面図である。図3は、図1、2のA1−A2線に沿った断面を示す模式図である。図1、2では、図3に示されたベーン部材23が示されていない。また、図3には、真空ポンプ1を収容する収容ケース90の下側の一部と潤滑油91とが示されているが、図1には、収容ケース90及び潤滑油91が示されていない。また、図1のハウジング10のZ軸上方断面は、図2の中心部断面ではなく、X軸方向における排気口130Aの断面を示している。
図1、2に例示される真空ポンプ1は、ベーン型真空ポンプである。真空ポンプ1は、ハウジング10と、ロータ機構20と、逆止弁30と、モータ機構40と、軸受部材50と、フロント側のフランジ60と、リア側のフランジ61とを具備する。
ハウジング10は、内部の空洞101が一軸方向に延出した筒体である。図では、この一軸方向をX軸方向としている。ハウジング10を空洞101の中心軸102に対して直交する方向に切断した場合、ハウジング10の内周面110は、例えば、円形状の曲面を描いている。
また、ハウジング10には、ハウジング10の上部に、吸気口120と、排気口130とが設けられ、ハウジング10の下部に、給油口140が設けられている。真空ポンプ1を作動中、吸気口120の圧力は、排気口130の圧力よりも低い。例えば、ハウジング10内部側の吸気口120の圧力は、例えば、10Pa以下に到達し、排気口130の圧力は、例えば、大気圧以上になる。
例えば、吸気口120は、中心軸102より上側のハウジング10の上部に設けられている。吸気口120は、X軸方向において、ハウジング10の中心部に位置する。吸気口120には、例えば、真空配管、継ぎ手を通じて真空容器が接続される。
吸気口120は、ハウジング10の内周面110からハウジング10内に掘り下げられた凹部121と、凹部121に連通する孔部125とを有する。孔部125の内径は、排気口130Aの孔部135の内径よりも大きい。
内周面110における凹部121の平面形状は、例えば、ロータ本体21の回転方向Rを長径とする楕円に近い形状をしている。凹部121は、内周面110から浅く陥没している。凹部121からは、孔部125がハウジング10外にまで延在している。孔部125は、両端が開放された貫通孔であり、Z軸方向に延在する。
排気口130は、中心軸102より上側のハウジング10の上部に設けられている。排気口130は、Y軸方向において吸気口120と所定の距離を隔てて配置されている。排気口130は、ハウジング10とロータ本体21との最小隙間を始点としたときに、ロータ本体21の回転方向Rにおいて、吸気口120の後方に位置する。排気口130は、中心軸102の方向に並ぶ複数の排気口130Aと、複数の排気口130Bとを有する。本実施形態では、これら複数の排気口130A、130Bを含む排気口を総じて排気部と称する場合がある。
複数の排気口130Aのそれぞれは、ハウジング10の内周面110からハウジング10内に掘り下げられた凹部131(第1凹部)と、凹部131に連通する孔部135とを有する。
凹部131は、中心軸102の方向に複数となって列状に並ぶように配置されている。内周面110における凹部131の平面形状は、ロータ本体21の回転方向Rを長径とする楕円、長円等に近い形状をしている。複数の凹部131のそれぞれからは、孔部135がハウジング10外にまで延在している。孔部135は、両端が開放された貫通孔であり、Z軸方向に延在する。
複数の排気口130Bのそれぞれは、凹部131と、孔部135と、凹部132(第2凹部)と、連通路136とを有する。内周面110における凹部132の平面形状は、凹部131と同じ形状をしている。この凹部132は、ハウジング10内に設けられた連通路136と、孔部135を介して隣接する凹部131と連通している。連通路136は、ハウジング10内で、斜めに傾斜し、凹部132及び孔部135に連通している。
図1、2の例では、中心軸102の方向において並ぶ複数の凹部131の群の両側に凹部132が配置された例が示されている。凹部132は、複数の凹部131に少なくとも1つ並んでいればよい。
また、連通路136は、必要に応じて、略すことも可能である。この場合、排気口130は、複数の凹部131と、複数の凹部131のそれぞれに連通する孔部135とを有することになる。そして、ハウジング10の内周面110には、中心軸102の方向で凹部131と並ぶ少なくとも1つの凹部132が設けられる。
ロータ機構20は、ロータ本体21と、シャフト22と、複数のベーン部材23とを有する。
ロータ本体21は、ハウジング10内に収容されている。ロータ本体21は、X軸方向に延在する円柱形状の棒体である。ロータ本体21の外径は、空洞101の内径よりも小径に構成されている。これにより、ロータ本体21の外周面210は、空洞101を隔ててハウジング10の内周面110と対向する。
ロータ本体21は、シャフト22に軸支される。シャフト22は、X軸方向に延在する。シャフト22の中心軸202は、ハウジング10の中心軸102に対し偏心している。中心軸202は、中心軸102に対して、平行になっている。これにより、ロータ本体21は、ハウジング10の中心軸102に対し偏心した中心軸202の軸心周りに回転する。
複数のベーン部材23は、ロータ本体21に設けられたベーン溝24に収納されている。複数のベーン溝24は、ロータ本体21の回転方向Rに周期的に配置され、それぞれの深さが同じに構成されている。また、複数のベーン部材23のそれぞれは、中心軸202の方向に延在している。複数のベーン溝24のそれぞれに収容されたベーン部材23は、ロータ本体21から受ける遠心力によって自在にベーン溝24から出ることができる。
例えば、ロータ本体21が回転方向Rの方向に回転すると、ベーン溝24に収納された複数のベーン部材23のそれぞれがロータ本体21の遠心力によって外周面210からハウジングの内周面に向かって突出する。そして、複数のベーン部材23のそれぞれの先端がロータ本体21の回転によって内周面110に接し、該先端が内周面110に摺接しながら中心軸202の軸心周りに回転する。これにより、真空ポンプ1による吸気、圧縮、及び排気が繰り返される。
また、ハウジング10の一端は、フランジ60によって閉塞されている。ハウジング10の他端は、フランジ61によって閉塞されている。フランジ60及びフランジ61のそれぞれには、軸受部材50が内設されている。これらの軸受部材50によってシャフト22の両端が軸支されている。また、フランジ60には、モータ機構40が付設されている。モータ機構40は、シャフト22に回転方向Rに回転する駆動力を伝動する。フランジ60、61と、ロータ本体21及びベーン部材23とは、摺接しながら回転が可能である。各摺接箇所には、回転中に油層が形成されるため、仕切り空間は気密が保たれる。
また、複数の孔部135のそれぞれは、ロータ機構20から上側のハウジング10上部でハウジング10から開放されている。そして、ロータ機構20より上側では、凹部132が配置されたハウジング10の部分の肉厚は、孔部135が配置されたハウジング10の部分の肉厚よりも厚く構成されている。なお、図示された構成は、一例であり、複数の孔部135のそれぞれがハウジング10の横部から開放されてもよい。
例えば、ハウジング10から開放された複数の孔部135のそれぞれの開放端137をZ軸方向から上面視した場合、それぞれの開放端137は、ハウジング10から上方に延在した壁部150により囲まれている。壁部150は、例えば、環状の塀である。
換言すれば、凹部132の上方に肉厚の壁部150が設けられたことにより、凹部132をZ軸方向に延びる孔部135を介してハウジング10外に開放することができない。このため、凹部132には壁部150を迂回して傾斜した連通路136を連通させて、凹部132を連通路136及び孔部135を介してハウジング10外に開放している。
また、孔部135の開放端137は、ハウジング10外から逆止弁30により閉塞されている。逆止弁30がハウジング10から上方に延在した壁部150により囲まれている。例えば、開放端137が配置された領域のハウジング10の外面を底面とした場合、この底面と壁部150とにより、逆止弁30を収容する槽160が構成される。また、この壁部150の上端面151は、例えば、別のハウジング、蓋等が付設される取り付け面とすることもできる。
真空ポンプ1は、収容ケース90に収容される。真空ポンプ1と収容ケース90との間の空間は、例えば、大気圧になっている。収容ケース90の底部には、鉱油等の潤滑油91が貯留している。潤滑油91は、給油口140を介して空洞101に流入する。例えば、ロータ機構20の回転中に、給油口140と吸気口120とが空洞101を通じて連通すると、吸気口120内の圧力と大気圧との圧力差によって給油口140を介して潤滑油91が空洞101に流れこむ。これにより、ハウジング10の内周面110に接するベーン部材23の先端は、潤滑油91で潤滑されている。ここで、ベーン部材23は、例えば、樹脂複合材料を含む。
また、ハウジング10の内周面110とベーン部材23の先端との間に存在する潤滑油91は、各接触面に油層として介在し、ベーン部材23によって回転方向Rに区切られた空洞間に圧力差を生じさせるシール材としても機能する。
真空ポンプ1の動作を説明する前に、比較例に係る真空ポンプの動作について説明する。真空ポンプの動作を説明する図では、ロータ機構20周辺が示され、モータ機構40等が示されていない。
図4(a)、(b)は、比較例に係る真空ポンプの動作を説明する模式的断面図である。図4(a)、(b)では、ロータ機構20が回転しているときの潤滑油91の流れ動作が模式的に示されている。ここで、図4(b)に示す動作は、図4(a)の動作よりも後の状態が示されている。
図4(a)、(b)に示す比較例では、複数の排気口130AがX軸方向に並び、凹部132と、連通路136とが設けられていない。
ベーン型真空ポンプでは、複数のベーン部材23と、ロータ本体21の外周面210とによって空洞101が仕切られ、仕切られたそれぞれの空間をロータ機構20によって回転方向Rに移送することにより、気体の吸気、気体の圧縮、及び気体と潤滑油との排出が繰り返される。
例えば、ロータ本体21及び複数のベーン部材23の回転により、吸気口120を介してハウジング10内に気体が吸引され、給油口140を介してハウジング10内に給油された潤滑油91とともに気体が圧縮され、気体及び潤滑油91が排気口130Aを介してハウジング10外に排気される。
ここで、排気口130Aは、逆止弁30で塞がれているために、ハウジング10外に排出された気体及び潤滑油91の排気口130Aでの逆流が抑制されている。ハウジング10外に排出された潤滑油91は、図示しない経路により収容ケース90内に戻ることができる。
ハウジング10内での潤滑油91の流れを図4(a)、(b)を用いて説明する。
例えば、図4(a)に示すように、ベーン部材23がロータ本体21の下に位置しているときは、ハウジング10の内周面110とベーン部材23の先端との間に潤滑油91が介在しつつ、ベーン部材23が潤滑油91を内周面110に沿って掻きあげながら回転方向Rに回転する。
一方、ロータ本体21の下に位置するベーン部材23よりも先行したベーン部材23では、ロータ本体21の下に位置するベーン部材23よりも回転パスが長い分、内周面110の内壁110wから潤滑油91の跳ね返りを受けやすくなる。
このため、ベーン部材23がロータ本体21よりも上に位置したときは、ベーン部材23がロータ本体21の下に位置しているときに比べて、ベーン部材23の両端部での潤滑油91の嵩が増す現象がおきる。
次に、図4(b)に示すように、ベーン部材23が排気口130Aに近づくと、ベーン部材23の中央部の上には、凹部131が設けられているため、ベーン部材23の中央部付近で掻きあげられた潤滑油91は、この直上に設けられた凹部131にスムーズに逃げていくことができる。この後、中央部付近の潤滑油91は、気体とともに孔部135を介してハウジング10外に排出されたり、凹部131を介して、回転方向Rにおいて手前の次の仕切られた空間に流入する。
ここで、「仕切られた空間」とは、空洞101において、内周面110と、外周面210と、回転方向Rに隣り合うベーン部材23とによって仕切られた空間、または、内周面110と、外周面210と、最近接部と、回転方向Rにおいて最近接部に隣り合うベーン部材23とによって仕切られた空間を意味する。なお、ベーン部材23とハウジング10との間の隙間、またはロータ本体21と最小隙間部との間の隙間は、ポンプ動作中には、潤滑油91が介在することによって仕切り空間の密閉が保たれている。
一方、ベーン部材23の両端部において嵩が増した潤滑油91は、仕切り空間が容積を減少していくに伴い、中央部と比較して、嵩増し分だけ圧縮力が強く発生させる原因となる。さらに両端部においては、仕切り空間の内周面110に凹部131が形成されていないため、潤滑油91の余剰分は、内周面110と、外周面210と、最近接部と、ベーン部材23とによって仕切られた空間から、蓄積した圧縮力が開放されるように両端部から間近の凹部131へ移動する。
ここで、潤滑油91は、所定の粘度を有している。このため、狭い間隙には潤滑油91が流れにくくなり、潤滑油91がベーン部材23の両端部で溜りやすくなる。この結果、ベーン部材23の両端部が潤滑油91によって負荷を受けることになる。
この状態でベーン部材23を回転させると、ベーン部材23は、潤滑油91から負荷を受けつつ回転することになる。これにより、真空ポンプは過剰な電力を必要とする。また、ベーン部材23の両端部に局所的に潤滑油91が溜ると、潤滑油91がハウジング10の内周面110、ベーン部材23等に衝突することになり、その衝突音、圧力開放等に伴う音が騒音となる場合もある。
これに対し、図5(a)、(b)は、本実施形態に係る真空ポンプの動作を説明する模式的断面図である。ここで、図5(b)の動作は、図5(a)の動作よりも後の状態が示されている。
本実施形態の真空ポンプ1においても、図5(a)に示すように、ベーン部材23がロータ本体21の上に位置するときは、ベーン部材23がロータ本体21の下に位置しているときに比べて、ベーン部材23の両端部での潤滑油91の嵩が増す現象がおきる。
ここで、図5(b)に示すように、ベーン部材23が排気口130Aに近づいたときには、ベーン部材23の中央部付近で掻きあげられた潤滑油91は、直上に設けられた凹部131にスムーズに逃げていく。この後、潤滑油91は、気体とともに孔部135を介してハウジング10外に排出されたり、凹部131を介して、次の仕切られた空間に流入する。
一方、ベーン部材23の両端部で嵩が増した潤滑油91は、直上に凹部132が形成されていることから、この凹部132にスムーズに逃げていくことができる。さらに、凹部132と孔部135とを繋ぐ連通路136を設けた場合には、閉空間になっていないために圧力上昇を起こすことがないと同時に、潤滑油91が凹部132に逃げた後、潤滑油91が気体とともに連通路136、孔部135を介してハウジング10外に排出されたり、凹部131を介して、次の仕切られた空間に流入する。
これにより、真空ポンプ1では、ベーン部材23の両端部が潤滑油91から負荷を受けにくくなり、ベーン部材23が円滑に回転する。すなわち、真空ポンプ1は、比較例に比べて過剰な電力を要しないことになる。また、ベーン部材23の両端部に局所的に溜った潤滑油91は、内周面110、ベーン部材23等に衝突しにくくなり、比較例に比べて騒音が発生しにくくなる。
(変形例1)
図6は、本実施形態の変形例1に係る真空ポンプの模式的断面図である。図6では、ベーン部材23、収容ケース90等が示されていない。
真空ポンプ2においては、槽160に油層92が収容され、逆止弁30が槽160に充填された油層92によって覆われている。油層92の成分は、潤滑油91の成分と同じである。このような構成であれば、孔部135を介してハウジング10内から排出された気体及び潤滑油91が逆止弁30を介して孔部135により逆流しにくくなり、ハウジング10内から気体及び潤滑油91がより確実にハウジング10外に排出される。
(変形例2)
図7(a)は、本実施形態の変形例2に係る真空ポンプの模式的上面図である。図7(b)は、本実施形態の変形例2に係る真空ポンプの模式的断面図である。図8は、本実施形態の変形例2に係る真空ポンプの排気口をハウジングの内周面から見た模式図である。図8には、ベーン部材23が内周面110を滑る方向が回転方向Rとして示されている。
真空ポンプ3においては、凹部132がハウジング10の内周面110に設けられた溝138を介して凹部132が隣接する凹部131と連通している。真空ポンプ3においては、凹部132と、溝138と、溝138に連通した凹部131と、溝138に連通した凹部131に連通する孔部135とを排気口130Cとしている。
溝138は、凹部132の下部と、凹部131の上部とを連通するように配置される。このような構成であれば、溝138は、ベーン部材23(ロータ機構20)の回転方向R及び中心軸202の方向に交差する。これにより、ベーン部材23の両端部で嵩が増した潤滑油91は、ベーン部材23が凹部132の下に位置すると、凹部132に逃げ、その後は、溝138、凹部131、孔部135の順に流れていくことになる。つまり、ベーン部材23の両端部で嵩が増した潤滑油91は、排気口130Cを介してハウジング10外に効率よく排出される。
仮に、凹部132と凹部131とを繋ぐ溝138が中心軸202に対して平行に配置されている場合は、内周面110と溝138とにより、回転方向Rにおいて内周面110に段差が形成される。このような構成では、ベーン部材23が段差を跨ぐ毎に、ベーン部材23が段差から負荷(例えば、衝撃)を受けることになり、ベーン部材23の消耗が早まる可能性がある。
これに対して、溝138は、中心軸202に対して非平行(斜め)に配置されているので、ベーン部材23が溝138を通過しても、ベーン部材23は段差からの負荷を受けにくく、ベーン部材23は、溝138上を円滑に摺動することができる。
(変形例3)
図9は、本実施形態の変形例3に係る真空ポンプの排気口をハウジングの内周面から見た模式図である。
真空ポンプ3では、溝138が隣接する凹部131間を連通させている。このような構成であっても潤滑油91が効率よく排気口から排出される。
(変形例4)
図10は、本実施形態の変形例4に係る真空ポンプの模式的側面図である。
真空ポンプ4においては、槽160の内部が蓋部155によって閉塞されている。蓋部155と壁部150との間には、槽160の内部が大気圧以下の減圧状態(後述する後段側の真空ポンプ15の能力に依存する圧力、例えば、10Pa程度の減圧状態)を維持できるように、Oリング等のシール部材156が設けられている。ハウジング10には、モータ機構40とは反対側に後段側の真空ポンプ15が連結されている。壁部150には、真空ポンプ15の吸気口に連通する貫通孔152が形成されている。真空ポンプ15は、真空ポンプ1等と同様にモータ機構40により駆動することができる。
真空ポンプ4においては、真空ポンプ15を作動することにより、槽160と蓋部155によって囲まれた空間に存在する気体を貫通孔152を介して槽160外に排気することができる。これにより、槽160と蓋部155によって囲まれた空間は、例えば、大気圧よりも圧力が低い減圧状態を維持する。また、真空ポンプ4においては、該空間が減圧状態を維持することから、該空間よりも上流の排気口130の圧力は、蓋部155によって閉塞された槽160の内部の圧力よりもさらに低くなる。
なお、逆止弁30と槽160との接触部分に潤滑油91が膜として介在し、この介在した潤滑油91によって油層92と同様の作用をする場合、槽160の内部表面は、潤滑油91により濡れる程度に保たれればよい。潤滑油91により濡れる程度を超える量の潤滑油91の余剰分は、速やかに槽160外に排出される構成であることが望ましい。
また、槽160の内部が10Pa程度の真空度である際は、潤滑油91に気体分子が取り込まれる物理現象も無視できないことからも、油層92の余剰分は真空ポンプ15側へと導かれることがより好ましい。例えば、油層92の余剰分がその自重により真空ポンプ15側へ重力搬送される。
また、別の変形例として、図10の貫通孔152の底面を層160の底面と同等あるいはそれ以下とし、かつ真空ポンプ15側へ向けて傾斜する構成でもよい。
これにより、真空ポンプ4では排気口130から排出される気体の排気効率が真空ポンプ1〜3よりも増して、吸気口120の圧力を真空ポンプ1〜3よりも下げることができる。例えば、吸気口120の圧力は、1Pa以下に到達する。
この結果、排気運転中における空洞101内の潤滑油91の気体分子量が減少し、吸気口120を介して真空容器側へガスが拡散しにくくなる。すなわち、真空ポンプ4を用いれば、よりクリーンな環境下で真空処理をすることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態にのみ限定されるものではなく種々変更を加え得ることは勿論である。各実施形態は、独立の形態とは限らず、技術的に可能な限り複合することができる。
1、2、3、4、15…真空ポンプ
10…ハウジング
15…真空ポンプ
20…ロータ機構
21…ロータ本体
22…シャフト
23…ベーン部材
24…ベーン溝
30…逆止弁
40…モータ機構
50…軸受部材
60、61…フランジ
90…収容ケース
91…潤滑油
92…油層
101…空洞
102…中心軸
110…内周面
110w…内壁
120…吸気口(吸気部)
121、131、132…凹部
125、135…孔部
130…排気口(排気部)
130A、130B、130C…排気口
136…連通路
137…開放端
138…溝
140…給油口
150…壁部
151…上端面
152…貫通孔
155…蓋部
156…シール部材
160…槽
202…中心軸
210…外周面

Claims (6)

  1. 吸気口と、排気口と、給油口とを有する筒状のハウジングと、
    前記ハウジング内に収容され、前記ハウジングの中心軸に対し偏心した軸心周りに回転するロータ本体と、前記ロータ本体の回転によって前記ロータ本体の外周面から前記ハウジングの内周面に向かって突出し、前記内周面に摺接しながら前記軸心周りに回転する複数のベーン部材とを有するロータ機構と
    を具備し、
    前記排気口は、
    前記内周面から前記ハウジング内に掘り下げられ、前記中心軸の方向に列状に並んだ複数の第1凹部と、
    前記内周面において前記中心軸の方向で前記第1凹部と並び、隣接する前記第1凹部に連通する少なくとも1つの第2凹部と、
    前記複数の第1凹部のそれぞれから前記ハウジング外にまで貫通した孔部と
    を有し、
    前記ロータ本体及び前記複数のベーン部材の回転により、前記吸気口を介して前記ハウジング内に気体が吸引され、前記給油口を介して前記ハウジング内に給油された潤滑油とともに前記気体が前記排気口を介して前記ハウジング外に排気される
    真空ポンプ。
  2. 請求項1に記載された真空ポンプであって、
    前記第2凹部は、前記ハウジング内に設けられた連通路と、前記連通路に連通する前記孔部を介して前記第1凹部と連通している
    真空ポンプ。
  3. 請求項1に記載された真空ポンプであって、
    前記第2凹部は、前記内周面に設けられた溝を介して前記第1凹部と連通している
    真空ポンプ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載された真空ポンプであって、
    前記孔部の開放端を閉塞する逆止弁をさらに具備し、
    前記逆止弁が前記ハウジングから上方に延在した壁部により囲まれた
    真空ポンプ。
  5. 請求項4に記載された真空ポンプであって、
    前記開放端が配置された領域の前記ハウジングの外面と、前記壁部とにより、前記逆止弁を収容する槽が構成され、
    前記逆止弁が前記槽に充填された油層によって覆われている
    真空ポンプ。
  6. 請求項5に記載された真空ポンプであって、
    前記槽は、蓋部によって閉塞され、
    前記壁部には、前記槽と前記蓋部によって囲まれた空間に存在する気体を排気する貫通孔が設けられ、
    前記空間の圧力が大気圧以下に維持される
    真空ポンプ。
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