JP6636176B2 - リモートコントローラおよび空気調和システム - Google Patents

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Description

本発明は、複数の室内機を備える空気調和システムにおけるリモートコントローラおよび空気調和システムに関する。
専用のリモートコントローラ(以下、リモコンという)ではない携帯端末から家電の遠隔操作を行うために、家電と携帯端末とを関連付ける必要がある。家電と携帯端末とを関連付ける方法として、家電と携帯端末とを直接操作する方法が考えられる。しかしながら、この方法は、ユーザーが操作しにくい場所に設置されている家電には不向きである。
特許文献1では、家電のリモコンと携帯端末とをペアリングすなわち関連付けし、リモコンに関連付けられた携帯端末から家電への操作を許可することにより、携帯端末から家電への遠隔操作を可能としている。特許文献1に記載の技術は、家電そのものを操作することなく、ユーザーの手元で携帯端末と家電との関連付けを実現している。
特開2016−15544号公報
特許文献1に記載の技術では、初期設定時に一度関連付けを行って、以降、家電と携帯端末の関連付けを保持して、継続して遠隔操作を行っている。一方、ビル用空気調和システムのように複数の室内機を有するシステムにおいては、ユーザーは自身のいる場所に応じて操作対象の室内機を切り替えることがある。この場合、ユーザーが移動するとその都度リモコンを操作して携帯端末と各室内機との関連付けを行うことは手間がかかるという課題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザーの手間を省いて携帯端末と室内機とを関連付けることができるリモートコントローラを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、複数の空気調和室内機のうちの1つ以上の装置を操作可能であるとともに、複数の空気調和室内機を管理するシステムコントローラと通信を行うことが可能なリモートコントローラであって、無線通信により携帯端末から情報を受信する第1の通信部、を備える。また、リモートコントローラは、情報に基づいて、携帯端末を、上述した1つ以上の装置を操作可能な操作端末に登録することを要求する情報である登録依頼情報を生成する登録依頼部と、登録依頼情報をシステムコントローラへ送信する第2の通信部と、を備え、第1の通信部は、携帯端末から受信した無線信号の電波強度に基づいて携帯端末がリモートコントローラに近接しているか否かを判定し、登録依頼部は、第1の通信部により携帯端末がリモートコントローラに近接していると判定された場合に、携帯端末を1つ以上の装置を操作可能な操作端末に登録することを要求する登録依頼情報を生成する。
本発明にかかるリモートコントローラは、ユーザーの手間を省いて携帯端末と室内機とを関連付けることができるという効果を奏する。
実施の形態1にかかる空気調和システムの構成例を示す図 実施の形態1の空調室内機、リモコン、システムコントローラの構成例を示す図 実施の形態1の携帯端末の構成例を示す図 実施の形態1の制御回路の構成例を示す図 実施の形態1のリモコンにおける携帯端末の登録動作の一例を示すフローチャート 実施の形態1の記憶部に格納されている関連付け情報の一例を示す図 実施の形態1のシステムコントローラにおける動作の一例を示すフローチャート 実施の形態2の空調室内機、リモコンおよびシステムコントローラの構成例を示す図 実施の形態2のリモコンにおける携帯端末の登録動作の一例を示すフローチャート 実施の形態2のシステムコントローラにおける動作の一例を示すフローチャート
以下に、本発明の実施の形態にかかるリモートコントローラおよび空気調和システムを図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる空気調和システムの構成例を示す図である。図1に示すように本実施の形態の空気調和システム10は、空調(空気調和)室内機1−1,1−2、リモートコントローラ(以下リモコンと略す)2−1,2−2、システムコントローラ3および携帯端末4を備える。なお、図示を省略しているが、空気調和システム10はさらに空調室外機を備える。
空調室内機1−1,1−2、リモコン2−1,2−2およびシステムコントローラ3は、空調ネットワークに接続される。空調ネットワークは通信線で接続されたネットワークである。空調ネットワークに接続された各装置は、あらかじめ定められた空調ネットワーク用のプロトコルに従って通信を実施する。システムコントローラ3は、空気調和システム10全体を制御するコントローラである。システムコントローラ3は、図示しないローカルネットワークまたは携帯電話網経由のインターネットなどである広域ネットワークに接続される。なお、図1では、2台の空調室内機を図示しているが、空気調和システム10を構成する空調室内機の数は、2台に限定されない。また、図1では、2台のリモコンを図示しているが、空気調和システム10を構成するリモコンの数は、2台に限定されない。
本実施の形態の空気調和システム10は、ビルをはじめとした複数のエリアを複数の空調室内機でそれぞれ空調するシステムである。空調室内機1−1,1−2は、それぞれ異なるエリアの空調を実施する。以下、各空調室内機が空調を行うエリアを空調エリアと呼ぶ。
空調室内機1−1,1−2には、それぞれ1つ以上のリモコンが対応付けられている。空調室内機1−1,1−2は、対応付けられているリモコンからの制御を受け付け、対応付けられていないリモコンからの制御は受け付けない。図1に示した例では、空調室内機1−1がリモコン2−1に対応付けられ、空調室内機1−2がリモコン2−2に対応付けられている。空調室内機1−1に対応付けられているリモコン2−1は空調室内機1−1の空調エリアに設置され、空調室内機1−2に対応付けられているリモコン2−2は空調室内機1−2の空調エリアに設置される。なお、1つの空調室内機に2つ以上のリモコンが対応付けられていてもよい。また、複数の空調室内機が1つのリモコンに対応付けられていてもよい。空調室内機1−1,1−2と、リモコン2−1,2−2との対応は、各リモコン2−1,2−2および空調室内機1−1,1−2に設定されている。
以下、空調室内機1−1,1−2を区別しないで示す場合には、空調室内機1と称し、リモコン2−1,2−2を区別しないで示す場合には、リモコン2と称す。
図2は、空調室内機1、リモコン2、システムコントローラ3の構成例を示す図である。図2に示すように、空調室内機1は、空調通信部11および空調部12を備える。空調部12は、機器制御部121および空調機器122を備える。空調通信部11は、空調ネットワークを介した通信を行う。例えば、空調通信部11は、空調室内機1に対応付けられたリモコン2から操作指令を受信すると操作指令を機器制御部121へ渡す。操作指令は、暖房、冷房、送風といった運転モード、設定温度などを含む。空調機器122は、空調を行うための機器であり、冷媒回路、ルーバー、ファンなどを含む。機器制御部121は、空調通信部11から受け取った操作指令に従って、空調機器122を制御する。
リモコン2は、複数の空調室内機1のうちの1つ以上の装置を操作可能であるとともに、複数の空調室内機1を管理するシステムコントローラ3と通信を行うことが可能である。すなわち、リモコン2は、複数の空調室内機1のうちの1つ以上に対応付けられており、対応付けられている空調室内機1を操作可能である。図2に示すように、リモコン2は、空調通信部21、登録依頼部22、無線通信部23を備える。また、リモコン2は、図示しない表示部および入力部を備え、表示部に現在の空調室内機の設定温度、設定されている運転モードといった情報を表示可能であり、ユーザーからの入力部の操作により操作指令の入力を受け付けることが可能である。
空調通信部21は、空調ネットワークを介した通信を行う。例えば、空調通信部21は、空調ネットワークを介してユーザーから入力された操作指令を空調室内機1へ送信する。登録依頼部22は、後述するように、無線通信部23から受け取った情報に基づいて、携帯端末4からの空調室内機1の操作を可能とするために、携帯端末4の登録を依頼するための登録依頼を生成し、空調通信部21を介してシステムコントローラ3へ送信する。無線通信部23は、携帯端末4と無線通信を行うことが可能である。無線通信部23が行う無線通信としては、NFC(Near Field radio Communication)、Bluetooth(登録商標)、BLE(Bluetooth Low Energy)といった近距離無線通信を用いることができる。なお、無線通信部23が行う無線通信は、近距離無線通信に限定されず無線LAN(Local Area Network)などであってもよい。
無線通信部23は、携帯端末4から受信した無線信号に基づいて、携帯端末4が近接しているか否かを判定し、近接していると判定した場合、携帯端末4から受信した情報を登録依頼部22へ渡す。すなわち、第1の通信部である無線通信部23は、無線通信により、携帯端末4から、情報の一例である携帯端末4の識別情報(ID:IDentifier)を受信する。登録依頼部22は、携帯端末4のIDに基づいて、携帯端末4を、リモコン2に対応付けられている空調室内機1を操作可能な操作端末に登録することを要求する情報である登録依頼すなわち登録依頼情報を生成する。第2の通信部である空調通信部21は、登録依頼情報を前記システムコントローラ3へ送信する。本実施の形態では、登録依頼部22は、携帯端末4のIDとリモコン2が操作可能な空調室内機1とを対応付けることを要求する登録依頼を生成する。
システムコントローラ3は、複数の空調室内機1を管理する。図2に示すように、システムコントローラ3は、空調通信部31、中継部32、広域通信部33および記憶部34を備える。空調通信部31は、空調ネットワークを介した通信を行う。例えば、空調通信部31は、空調ネットワークを介してリモコン2から登録依頼を受信すると、登録依頼を中継部32へ渡す。中継部32は、携帯端末4から空調室内機1への操作を中継する。詳細には、中継部32は、記憶部34に格納されている、空調室内機1と空調室内機を操作可能な端末との対応を示す関連付け情報を参照して、関連付け情報に基づいて携帯端末4からの空調室内機1への操作の可否を判断する。詳細には、中継部32は、リモコン2から登録依頼を受信した場合、登録依頼に基づいて対応情報を更新する。広域通信部33は、図示しない広域ネットワークを介した通信を行う。例えば、携帯端末4から、広域ネットワークを介して、操作指令を受信すると操作指令の送信元の携帯から送信されたIDとともに操作指令を中継部32へ渡す。なお、システムコントローラ3は、一般的な空気調和システムにおけるシステムコントローラと同様に空調室内機の運転管理機能を別途有しているが、この機能については一般的なものでよいため説明を省略する。
図3は、携帯端末4の構成例を示す図である。携帯端末4は、スマートフォン、携帯電話、タブレットといったユーザーにより携帯可能な端末である。図3に示すように、携帯端末4は、第1無線通信部41、制御部42、第2無線通信部43、入力部44および表示部45を備える。第1無線通信部41は、上述したリモコン2の無線通信部23が行う無線通信と同一方式の無線通信を行う。第2無線通信部43は、無線LAN、携帯電話網などの規格に従った無線通信を行うことが可能であり、無線通信により広域ネットワークに接続することができる。制御部42は、携帯端末4の動作を制御する。入力部44はボタン、スイッチなどであり、表示部45は、液晶モニタ、ディスプレイなどである。入力部44および表示部45は、一体化されてタッチパネルにより実現されてもよい。
上述した各通信部は、通信回路であり、送信機および受信機でもある。空調室内機1の機器制御部121、リモコン2の登録依頼部22、システムコントローラ3の中継部32および携帯端末4の制御部42は処理回路により実現される。処理回路は専用のハードウェアであってもよいし、プロセッサを備える制御回路であってもよい。また、システムコントローラ3の記憶部34はメモリである。
処理回路が専用のハードウェアで実現される場合、これらは、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものである。
処理回路が、プロセッサを備える制御回路である場合、この制御回路は、例えば図4に示した制御回路である。図4は、実施の形態1の制御回路100の構成例を示す図である。制御回路100は、プロセッサ101およびメモリ102を備える。プロセッサ101は、CPU(Central Processing Unit、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサ、DSP(Digital Signal Processor)ともいう)である。メモリ102は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリー、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等の、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD(Digital Versatile Disk)等が該当する。処理回路が制御回路100により実現されるものがある場合、これらは、メモリ102に格納されたプログラムがプロセッサ101により実行されることにより実現される。メモリ102は、プロセッサ101によりプログラムが実行される際の記憶領域としても用いられる。
本実施の形態では、リモコン2は、無線信号に基づいて携帯端末4がリモコン2に近接したことを検出した場合に、該携帯端末4を、リモコン2に対応付けられている空調室内機1を操作することが可能な端末として登録することをシステムコントローラ3へ依頼する。リモコン2は、上述したとおり、空調室内機1の空調エリア内に設置されており、リモコン2に近接している携帯端末4は空調室内機1の空調エリアに存在すると考えられる。空調室内機1が複数存在する空気調和システム10では、携帯端末4を保持するユーザーと離れた場所に設置されている空調室内機1も存在するため、携帯端末4が操作可能な空調室内機1を登録しておくことが望ましい。本実施の形態では、リモコン2に近接していることを判定基準にして、携帯端末4と空調室内機1とを対応付けるため、空調室内機1の空調エリアに存在する携帯端末4と該空調室内機1とを対応付けることができる。また、空調室内機1の設置場所がユーザーのアクセスしにくい場所にある場合もあるがリモコン2は一般にユーザーがアクセスしやすい場所に設置される。本実施の形態では、ユーザーは、携帯端末4を、直接、空調室内機1へ近づける必要がなく、リモコン2に近づければよいため、ユーザーにとって登録のための作業が容易となる。
次に、本実施の形態の携帯端末4の登録に関する詳細動作について説明する。図5は、本実施の形態のリモコン2における携帯端末の登録動作の一例を示すフローチャートである。リモコン2は、図5に示した登録動作を、例えば一定周期ごとに実施する。まず、リモコン2は、携帯端末4のリモコン2への近接を判定する(ステップS1)。すなわち、リモコン2は、携帯端末4がリモコン2へ近接したか否かを判定する。詳細には、リモコン2の無線通信部23が、例えば、受信した電波の強度に基づいて、携帯端末4が近接したか否かを判定する。無線通信部23が、NFCなどのように通信距離が数cmの通信方式の通信を行う場合は、携帯端末4からの無線信号が受信できたことをもって携帯端末4がリモコン2へ近接したと判定してもよい。無線通信部23が、Bluetoothなどのように通信距離が数mの通信方式の通信を行う場合または無線LANなどのようにさらに通信距離の長い通信方式の通信を行う場合は、例えば、リモコン2と携帯端末4との距離が一定距離である場合に無線通信部23により受信する携帯端末4から送信された電波の強度を閾値としてあらかじめ定めておく。そして、無線通信部23は、受信した無線信号の強度が、閾値以上である場合に、携帯端末4が近接したと判定する。
リモコン2へ携帯端末4が近接していないと判定した場合(ステップS2 No)、リモコン2は処理を終了する。リモコン2へ携帯端末4が近接したと判定した場合(ステップS2 Yes)、リモコン2は、携帯端末4からIDを取得する(ステップS3)。詳細には、無線通信部23は、受信した無線信号から携帯端末4のIDを抽出する。または、無線通信部23は、携帯端末4へ、携帯端末4のIDの送信を要求する信号を送信し、携帯端末4から受信した応答に含まれる携帯端末4のIDを抽出する。携帯端末4のIDは、例えば、携帯端末4から送信された無線信号に含まれている携帯端末のシリアルナンバー、MAC(Media Access Control)アドレス、IP(Internet Protocol)アドレスなどのアドレスであるが、これらに限定されない。無線通信部23は、取得したIDを登録依頼部22へ渡す。
次に、リモコン2は、システムコントローラ3に、自身の運転管理対象である空調室内機1と取得したIDすなわち近接したと判定された携帯端末4との組で登録依頼を発行し(ステップS4)、処理を終了する。詳細には、リモコン2の登録依頼部22は、空調通信部21から受け取った携帯端末4のIDと自身の運転管理対象である空調室内機1とを関連付けるための登録依頼を生成し、登録依頼を、空調通信部21を介してシステムコントローラ3へ送信する。
以上のように、リモコン2の無線通信部23は、携帯端末4から受信した無線信号の電波強度に基づいて携帯端末4がリモートコントローラ2に近接しているか否かを判定する。登録依頼部22は、無線通信部23により携帯端末4がリモコン2に近接していると判定された場合に、携帯端末4を、リモコン2に対応付けられている空調室内機1を操作可能な操作端末に登録することを要求する登録依頼を生成する。
上記のステップS4により、システムコントローラ3は、空調室内機1と携帯端末4のIDとを組とした登録依頼を受信する。システムコントローラ3は、受信した登録依頼に基づいて、記憶部34に格納されている関連付け情報を更新する。図6は、記憶部34に格納されている関連付け情報の一例を示す図である。図6に示すように、関連付け情報は、室内機すなわち空調室内機1を示す識別情報とIDすなわち携帯端末4のIDとの対応を示す情報である。図6の例では、空調室内機1−1は、2つの携帯端末4のIDすなわち2つの携帯端末4に対応付けられている。これにより、空調室内機1−1は、2つの携帯端末4からの操作を受け付けることが可能であることがわかる。
次に、システムコントローラ3における携帯端末4から受信した信号に対する処理について説明する。図7は、システムコントローラ3における動作の一例を示すフローチャートである。システムコントローラ3は、例えば、一定周期ごとに図7に示した処理を実施する。システムコントローラ3は、まず、広域ネットワークを介した携帯端末4からの信号の受信の有無を判定する(ステップS11)。詳細には、広域通信部33が、広域ネットワークを介した携帯端末4からの信号の受信の有無を判定する。
携帯端末4からの信号の受信が有る場合(ステップS12 Yes)、システムコントローラ3は、携帯端末4からIDを取得する(ステップS13)。詳細には、広域通信部33が、広域ネットワークを介して携帯端末4からIDを取得する。具体的には、広域通信部33が、広域ネットワークを介して携帯端末4へIDの取得を要求して、携帯端末4がIDを応答に格納して送信してもよいし、携帯端末4が自発的に、操作指令または状態取得要求にIDを付加して送信してもよい。
なお、携帯端末4が送信する操作指令は、空調室内機1に対する操作指令であり、携帯端末4が送信する状態取得要求は、空調室内機1の状態を取得するための要求である。携帯端末4は、例えば、アプリケーションがインストールされることにより、制御部42が操作指令または状態取得要求の送信を受け付ける画面を表示部45へ表示する。そして、入力部44が操作されることにより操作指令または状態取得要求の生成が指示された場合、携帯端末4の制御部42は、操作指令または状態取得要求を生成して、第2無線通信部43および広域ネットワークを介してシステムコントローラ3へ送信する。または、制御部42が第2無線通信部43および広域ネットワークを介して図示しないWebサーバへアクセスすることにより、Webサーバから操作指令または状態取得要求が送信されるようにしてもよい。
システムコントローラ3は、関連付け情報を参照し、取得したIDの携帯端末4との関連付けを検索する(ステップS14)。詳細には、中継部32が、記憶部34に格納された関連付け情報を参照し、関連付け情報内の、取得したIDに対応する情報を検索する。
ステップS14の検索により、取得したIDが関連付け情報内に存在した場合(ステップS15 Yes)、関連付けられた空調室内機1に携帯端末4からの信号すなわち操作指令または状態取得要求を送信し(ステップS16)、処理を終了する。
ステップS14の検索により、取得したIDが関連付け情報内に存在しなかった場合(ステップS15 No)、処理を終了する。携帯端末4からの信号の受信が無い場合(ステップS12 No)、システムコントローラ3は、各空調室内機1の状態変化の受信の有無を判定する(ステップS17)。空調室内機1の状態変化とは、例えば、運転モードの変更、設定温度の変更などである。空調室内機1は、状態が変化した場合に、空調ネットワークを介してシステムコントローラ3へ、状態が変化したことを通知する。ステップS17では、詳細には、システムコントローラ3の空調通信部31が、空調室内機1から状態変化の通知の受信の有無を判定する。
空調室内機1の状態変化を受信した場合(ステップS18 Yes)、システムコントローラ3は、関連付け情報を参照し、通知の送信元の空調室内機1との関連付けを検索する(ステップS19)。詳細には、中継部32が、記憶部34に格納された関連付け情報を参照し、関連付け情報内の、通知の送信元の空調室内機1に対応する情報すなわち通知の送信元の空調室内機1に対応する携帯端末4のIDを検索する。通知の送信元の空調室内機1と関連付けられた携帯端末4があった場合(ステップS20 Yes)、該携帯端末4へ空調室内機1の状態変化を通知するための状態変化通知を広域ネットワークを介して送信し(ステップS21)、システムコントローラ3は、処理を終了する。なお、状態変化通知は、例えば、電子メールにより送信される。携帯端末4では、表示部45に状態変化通知により通知された状態変化が表示される。
各空調室内機1の状態変化を受信していない場合(ステップS18 No)、および通知の送信元の空調室内機1との関連付けられた携帯端末4がなかった場合(ステップS20 No)、システムコントローラ3は、処理を終了する。以上のように、システムコントローラ3は、携帯端末4から操作指令を受信した場合、関連付け情報に基づいて、空調室内機1へ操作指令を送信するか否かを判断する。また、システムコントローラ3は、携帯端末4から状態取得要求を受信した場合、関連付け情報に基づいて、空調室内機1へ状態取得要求を送信するか否かを判断する。また、システムコントローラ3は、空調室内機1から状態の変化を通知する状態変化通知を受信した場合、関連付け情報に基づいて、状態変化通知を送信する携帯端末4を決定する。
なお、ステップS16において状態取得要求を空調室内機1へ送信した場合には、システムコントローラ3は、空調室内機1から応答として得られた情報を携帯端末4へ、広域ネットワークを介して応答として送信する。
なお、本実施の形態では、登録依頼部22から発行された登録依頼を受けて、システムコントローラ3は関連付け情報を更新する、すなわち登録依頼に基づいて携帯端末4と空調室内機1との対応を登録するようにしたが、一定の条件を満たした場合に、この登録を削除してもよい。一定の条件としては、例えば、ある空調室内機1と関連付けられている携帯端末4と別の空調室内機1との対応付けの登録依頼を受信したという条件が考えられる。例えば、システムコントローラ3が、空調室内機1−1と既に関連付けられている携帯端末4と空調室内機1−2との対応付けの登録依頼を受信したとする。このような場合、携帯端末4のユーザーは、空調室内機1−1の空調エリアから空調室内機1−2の空調エリアへ移動したと考えられ、古い情報である携帯端末4と空調室内機1−1との関連付けは不要となる。したがって、このような場合、システムコントローラ3は、古い情報を削除する。すなわち、システムコントローラ3は、関連付け情報により第1の空調室内機である空調室内機1−1と対応付けられている携帯端末4と第2の空調室内機である空調室内機1−2との対応付けを要求する登録依頼を受信した場合、空調室内機1−1と携帯端末4との対応付けを関連付け情報から削除する。
また、一定の条件として、無線通信部23により受信される電波強度が一定値以下となったという条件を用いてもよい。また、一定の条件として、登録をしてから一定時間以上経過したという条件を用いてもよい。また、空気調和システム10がオフィスビルなどで用いられる場合には、一日に1回、例えば深夜に、全ての登録を削除するなどとしてもよい。また、携帯端末4を用いて入退場を管理する入退場システムまたは出退勤を管理する出退勤システムが用いられている場合には、システムコントローラ3は、これらのシステムと連動して、退場または退社したユーザーに対応する携帯端末4の登録を削除するなどとしてもよい。
以上のように、本実施の形態では、ユーザーがリモコン2に携帯端末4を近づけるだけで、簡便に、リモコン2が空調室内機1の操作対象の携帯端末4を特定することが可能である。これにより、リモコン2は、空調室内機1と携帯端末4とを対応付けるための登録をシステムコントローラ3へ送信することができる。したがって、携帯端末4は、広域ネットワークを経由した空調室内機1の操作および空調室内機1の状態確認が可能となる。
また、NFCのように通信距離が数cmの簡便な近距離無線回路をリモコン2に無線通信部23として搭載したとしても上述の動作を実現可能であり、携帯端末4に対して空調室内機1への広域ネットワークを介して操作を提供することができる。また、BLEのように通信距離が数mの通信距離の近距離無線回路をリモコン2に無線通信部23として搭載した場合にも、近接していることを判定できればよいだけであるため、遠方からBLEを用いて通信を行う必要がなく、通信帯域に負荷をかけずに上記の動作を実現することができる。また、本実施の形態では、広域ネットワークへの接続機能をリモコン2および空調室内機1に載せる必要がなく、低コストで空気調和システムを構成することができる。
実施の形態2.
図8は、本発明にかかる実施の形態2の空調室内機、リモコンおよびシステムコントローラの構成例を示す図である。実施の形態2の空気調和システムの構成は図1と同様であるが、実施の形態2の空気調和システムは、リモコン2の代わりにリモコン2aを備え、システムコントローラ3の代わりにシステムコントローラ3aを備える。実施の形態1と同様の機能を有する構成要素は、実施の形態と同一の符号を付して重複する説明を省略する。以下、実施の形態1と異なる点を中心に説明する。
リモコン2aは、登録依頼部22の代わりにID管理部24を備える以外は、実施の形態1のリモコン2と同様である。システムコントローラ3aは、中継部32の代わりに中継部32aを備える以外は、実施の形態1のシステムコントローラ3と同様である。
実施の形態1では、リモコン2は、携帯端末4から取得したIDと空調室内機1とを対応付ける登録依頼を生成したが、本実施の形態では、リモコン2aが生成したIDである機器操作IDと空調室内機1とを対応付ける登録依頼を生成する。ID管理部24は、携帯端末4が近接したと判定された場合に、機器操作IDを生成する。機器操作IDは、後述するように、本実施の形態においてシステムコントローラ3aにおいて携帯端末4と該携帯端末4が操作可能な空調室内機1を関連付けた情報である関連付け情報において、携帯端末4を認識するための情報として用いられる。実施の形態では、関連付け情報において、携帯端末4を認識するための情報として携帯端末4から取得した携帯端末4のIDを用いていた。本実施の形態では、システムコントローラ3aは、携帯端末4のIDの代わりにリモコン2aが携帯端末4へ送信する機器操作IDを用いて空調室内機1との関連付けを管理する。機器操作IDは、例えば、あらかじめ定められた値を用いてもよいし、ID管理部24により、なんらかの情報に基づいて生成されてもよく、どのように生成されてもよい。
図9は、本実施の形態のリモコン2aにおける携帯端末の登録動作の一例を示すフローチャートである。リモコン2aは、図9に示した登録動作を、例えば一定周期ごとに実施する。図9に示したステップS31,S32は、実施の形態1のステップS1,S2と同様である。ステップS32でYesの場合、リモコン2aは、携帯端末4から受信した信号の送信元のアドレスなどの識別情報を取得できた場合に、機器操作IDを生成し、取得した識別情報に対応する携帯端末4へ送信する(ステップS33)。詳細には、ID管理部24が、機器操作IDを生成して無線通信部23へ渡し、無線通信部23が携帯端末4へ送信する。その後、リモコン2aは機器操作IDと自身の操作対象である空調室内機1との組で登録依頼を発行し(ステップS34)、処理を終了する。詳細には、ID管理部24は、機器操作IDと自身の操作対象である空調室内機1との組で登録依頼を生成し、空調通信部21を介してシステムコントローラ3aへ送信する。
以上のように、本実施の形態では、リモコン2aは、携帯端末4から受信した送信元アドレスなどの識別情報に基づいて、操作機器IDを携帯端末4へ送信する。そして、リモコン2aは、この携帯端末4へ送信した操作機器IDと自身に対応付けられている空調室内機1との対応付けを要求する登録依頼をシステムコントローラ3aへ送信する。このように、リモコン2aは、携帯端末4から情報すなわち携帯端末4から受信した送信元アドレスなどの識別情報を取得できたことに基づいて、登録依頼を生成している。したがって、本実施の形態においても、リモコン2aは、携帯端末4から受信した情報に基づいて、登録依頼を生成している。本実施の形態の登録依頼部であるID管理部24は、携帯端末4の識別情報を取得できた場合に、操作識別情報すなわち操作機器IDを生成し、操作機器IDと自身に対応付けられている空調室内機1とを対応付けることを要求する登録依頼情報を生成する。
システムコントローラ3aは、実施の形態1の携帯端末4のIDの代わりに機器操作IDを用いて、機器操作IDと空調室内機1との対応を示す関連付け情報を記憶しており、登録依頼に基づいて関連付け情報を更新する。また、携帯端末4は、操作指令および状態取得要求を、広域ネットワークを介してシステムコントローラ3aへ送信する際に、機器操作IDを付加して送信する。
次に、システムコントローラ3aにおける携帯端末4から受信した信号に対する処理について説明する。図10は、実施の形態2のシステムコントローラにおける動作の一例を示すフローチャートである。ステップS41,S42は実施の形態1のステップS11,S12と同様である。ステップS42でYesの場合、中継部32aは、信号の送信元の携帯端末4のアドレスなどであるIDと、信号に付加されている機器操作IDとの対応関係を記憶する(ステップS43)。
システムコントローラ3は、関連付け情報を参照し、取得した機器操作IDとの関連付けを検索する(ステップS44)。詳細には、中継部32aが、記憶部34に格納された関連付け情報を参照し、関連付け情報内の、取得した機器操作IDに対応する情報を検索する。
ステップS44の検索により、取得した機器操作IDが関連付け情報内に存在した場合(ステップS45 Yes)、関連付けられた空調室内機1に携帯端末4からの信号すなわち操作指令または状態取得要求を送信し(ステップS46)、処理を終了する。
ステップS44の検索により、取得した機器操作IDが関連付け情報内に存在しなかった場合(ステップS45 No)、処理を終了する。ステップS42でNoの場合、システムコントローラ3aは、各空調室内機1の状態変化の受信の有無を判定する(ステップS47)。
空調室内機1の状態変化を受信した場合(ステップS48 Yes)、システムコントローラ3aは、関連付け情報を参照し、通知の送信元の空調室内機1との関連付けを検索する(ステップS49)。詳細には、中継部32aが、記憶部34に格納された関連付け情報を参照し、関連付け情報内の、通知の送信元の空調室内機1に対応する情報すなわち通知の送信元の空調室内機1に対応する機器操作IDを検索する。通知の送信元の空調室内機1との関連付けられた機器操作IDがあった場合(ステップS50 Yes)、記憶している対応関係に基づいて機器操作IDに対応する携帯端末4のIDを求め、携帯端末4へ空調室内機1の状態変化を通知するための状態変化通知を広域ネットワークを介して送信し(ステップS51)、システムコントローラ3aは、処理を終了する。
各空調室内機1の状態変化を受信していない場合(ステップS48 No)、および通知の送信元の空調室内機1との関連付けられた機器操作IDがなかった場合(ステップS50 No)、システムコントローラ3aは、処理を終了する。
以上のように、本実施の形態のリモコン2aによれば、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。さらに、ユーザーの個人情報の一部である携帯端末4のIDを空調ネットワークを介してやり取りする必要がなく、安全に空気調和システムを運用することができる。
なお、本実施の形態では、システムコントローラ3aが機器操作IDと空調室内機1との関連付けを記憶するとしたが、空調室内機1それぞれが自身の機器操作IDを記憶する構成としてもよい。この場合、システムコントローラ3aが機器操作IDを付加した操作指令および状態取得要求を空気調和システム内のすべての空調室内機1に一斉同報通信で送信し、付加された機器操作IDに対応する空調室内機1が受け付ける。これにより、上述した例と同等の効果を得ることができる。
また、本実施の形態では、ID管理部24は機器操作IDの生成方法について制約は設けなかったが、ID管理部24は携帯端末4への送信ごとに異なるIDを生成するようにしてもよい。この場合、登録依頼を携帯端末4ごとに最新のIDを用いて行うことができる。これにより、一定時間で登録を削除する場合と同じ効果が得られ、一時的な使用者の継続的な登録を防ぐことができる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1,1−1,1−2 空調室内機、2,2a,2−1,2−2 リモコン、3,3a システムコントローラ、4 携帯端末、10 空気調和システム、11,21,31 空調通信部、12 空調部、22 登録依頼部、23 無線通信部、24 ID管理部、32,32a 中継部、33 広域通信部、34 記憶部、41 第1無線通信部、42 制御部、43 第2無線通信部、44 入力部、45 表示部。

Claims (10)

  1. 複数の空気調和室内機のうちの1つ以上の装置を操作可能であるとともに、前記複数の空気調和室内機を管理するシステムコントローラと通信を行うことが可能なリモートコントローラであって、
    無線通信により携帯端末から情報を受信する第1の通信部と、
    前記情報に基づいて、前記携帯端末を、前記1つ以上の装置を操作可能な操作端末に登録することを要求する情報である登録依頼情報を生成する登録依頼部と、
    前記登録依頼情報を前記システムコントローラへ送信する第2の通信部と、
    を備え、
    前記第1の通信部は、前記携帯端末から受信した無線信号の電波強度に基づいて前記携帯端末が前記リモートコントローラに近接しているか否かを判定し、
    前記登録依頼部は、前記第1の通信部により前記携帯端末が前記リモートコントローラに近接していると判定された場合に、前記携帯端末を前記1つ以上の装置を操作可能な操作端末に登録することを要求する前記登録依頼情報を生成するリモートコントローラ。
  2. 前記情報は、前記携帯端末の識別情報であり、
    前記登録依頼部は、前記携帯端末の識別情報と前記1つ以上の装置とを対応付けることを要求する前記登録依頼情報を生成する請求項1に記載のリモートコントローラ。
  3. 複数の空気調和室内機のうちの1つ以上の装置を操作可能であるとともに、前記複数の空気調和室内機を管理するシステムコントローラと通信を行うことが可能なリモートコントローラであって、
    無線通信により携帯端末から情報を受信する第1の通信部と、
    前記情報に基づいて、前記携帯端末を、前記1つ以上の装置を操作可能な操作端末に登録することを要求する情報である登録依頼情報を生成する登録依頼部と、
    前記登録依頼情報を前記システムコントローラへ送信する第2の通信部と、
    を備え、
    前記情報は、前記携帯端末の識別情報であり、
    前記登録依頼部は、前記携帯端末の識別情報を取得できた場合に、操作識別情報を生成し、前記操作識別情報と前記1つ以上の装置とを対応付けることを要求する前記登録依頼情報を生成し、
    前記第1の通信部は、前記携帯端末の識別情報に基づいて前記携帯端末へ前記操作識別情報を送信するリモートコントローラ。
  4. 前記操作識別情報は、前記携帯端末から信号を受信するとに更新される請求項3に記載のリモートコントローラ。
  5. 複数の空気調和室内機と、前記複数の空気調和室内機を管理するシステムコントローラと、前記空気調和室内機のうちの1つ以上を操作可能であるとともに、前記システムコントローラと通信を行うことが可能なリモートコントローラと、を備える空気調和システムであって、
    前記リモートコントローラは、
    無線通信により携帯端末から情報を受信する第1の通信部と、
    前記情報に基づいて、前記携帯端末を、前記1つ以上の装置を操作可能な操作端末に登録することを要求する情報である登録依頼情報を生成する登録依頼部と、
    前記登録依頼情報を前記システムコントローラへ送信する第2の通信部と、
    を備え、
    前記第1の通信部は、前記携帯端末から受信した無線信号の電波強度に基づいて前記携帯端末が前記リモートコントローラに近接しているか否かを判定し、
    前記登録依頼部は、前記第1の通信部により前記携帯端末が前記リモートコントローラに近接していると判定された場合に、前記携帯端末を前記1つ以上の装置を操作可能な操作端末に登録することを要求する前記登録依頼情報を生成する空気調和システム。
  6. 複数の空気調和室内機と、前記複数の空気調和室内機を管理するシステムコントローラと、前記空気調和室内機のうちの1つ以上を操作可能であるとともに、前記システムコントローラと通信を行うことが可能なリモートコントローラと、を備える空気調和システムであって、
    前記リモートコントローラは、
    無線通信により携帯端末から情報を受信する第1の通信部と、
    前記情報に基づいて、前記携帯端末を、前記1つ以上の装置を操作可能な操作端末に登録することを要求する情報である登録依頼情報を生成する登録依頼部と、
    前記登録依頼情報を前記システムコントローラへ送信する第2の通信部と、
    を備え、
    前記情報は、前記携帯端末の識別情報であり、
    前記登録依頼部は、前記携帯端末の識別情報を取得できた場合に、操作識別情報を生成し、前記操作識別情報と前記1つ以上の装置とを対応付けることを要求する前記登録依頼情報を生成し、
    前記第1の通信部は、前記携帯端末の識別情報に基づいて前記携帯端末へ前記操作識別情報を送信する空気調和システム。
  7. 前記システムコントローラは、前記登録依頼情報に基づいて前記携帯端末と前記1つ以上の装置との対応を示す関連付け情報を保持し、前記携帯端末から前記空気調和室内機に対する操作指令を受信した場合、前記関連付け情報に基づいて、前記空気調和室内機へ前記操作指令を送信するか否かを判断する請求項5または6に記載の空気調和システム。
  8. 前記システムコントローラは、前記登録依頼情報に基づいて前記携帯端末と前記1つ以上の装置との対応を示す関連付け情報を保持し、前記携帯端末から前記空気調和室内機に対する前記空気調和室内機の状態の取得を要求する状態取得要求を受信した場合、前記関連付け情報に基づいて、前記空気調和室内機へ前記状態取得要求を送信するか否かを判断する請求項5または6に記載の空気調和システム。
  9. 前記空気調和室内機から状態の変化を通知する状態変化通知を受信した場合、前記関連付け情報に基づいて、前記状態変化通知を送信する前記携帯端末を決定する請求項7または8に記載の空気調和システム。
  10. 前記関連付け情報により第1の空気調和室内機と対応付けられている前記携帯端末と第2の空気調和室内機との対応付けを要求する前記登録依頼情報を受信した場合、第1の空気調和室内機と前記携帯端末との対応付けを前記関連付け情報から削除する請求項7から9のいずれか1つに記載の空気調和システム。
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