JP6635654B2 - ワイヤレスフットスイッチ及びx線診断システム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、ワイヤレスフットスイッチ及びX線診断システムに関する。
X線を用いて患者を診断するX線診断装置がある。X線診断装置は、検査室内で手術中に使用されることもあり、この場合、術者はフットスイッチを用いてX線診断装置を操作することがある。このようなX線診断装置用のフットスイッチとして、無線でX線診断装置に対して信号を送信するワイヤレスフットスイッチが提案されている。ワイヤレスフットスイッチは、術者の移動に合わせて設置位置を容易に変えられるというメリットがある。
しかしながら、ワイヤレスフットスイッチは内蔵バッテリによって動作させる必要があるため、稼働時間が制約されるという問題がある。稼働時間を延ばすためには、内蔵バッテリを大型化すればよいが、そうするとワイヤレスフットスイッチの重量も増加するため、移動が困難になる。
特開2005−270656号公報
実施形態の目的は、稼働時間が長いX線診断装置用のワイヤレスフットスイッチ及びX
線診断システムを提供することである。
実施形態のワイヤレスフットスイッチは、電池部と、スイッチ部と、制御部と、状態切替部とを備える。電池部は、電力を供給する。スイッチ部は、X線診断装置に対する入力を行う。制御部は、前記スイッチ部により入力された情報を前記X線診断装置に対して無線で送信する。状態切替部は、前記X線診断装置外部の状態を検知した検知結果に基づく検知信号を受信する受信部を有し、前記検知信号に基づいて、前記制御部を休止状態から稼働状態に遷移させる。前記検知信号は、前記X線診断装置がX線を照射する検査室内の光の明度が変化したことを示す信号である。
図1は、第1の実施形態に係るX線診断システムを例示する図である。 図2は、第1の実施形態に係るワイヤレスフットスイッチを例示する斜視図である。 図3は、第1の実施形態に係るワイヤレスフットスイッチを例示するブロック図である。 図4は、第1の実施形態に係るワイヤレスフットスイッチの動作を示すフローチャート図である。 図5は、第1の実施形態における術者の行動とX線診断システムの動作との関係を例示するフローチャート図である。 図6は、第2の実施形態に係るワイヤレスフットスイッチの動作を示すフローチャート図である。 図7は、第3の実施形態に係るX線診断システムを例示する図である。 図8は、第3の実施形態に係るワイヤレスフットスイッチを例示するブロック図である。 図9は、第3の実施形態に係るワイヤレスフットスイッチの動作を示すフローチャート図である。 図10は、第4の実施形態に係るワイヤレスフットスイッチを例示するブロック図である。 図11は、第4の実施形態に係るワイヤレスフットスイッチを例示する斜視図である。 図12は、第4の実施形態に係るワイヤレスフットスイッチの動作を示すフローチャート図である。 図13は、第4の実施形態の変形例に係るフットスイッチを例示する斜視図である。 図14は、第5の実施形態に係るワイヤレスフットスイッチを例示するブロック図である。 図15は、第5の実施形態に係るワイヤレスフットスイッチを例示する下面図である。 図16は、第5の実施形態に係るワイヤレスフットスイッチの動作を示すフローチャート図である。 図17は、第5の実施形態に係るワイヤレスフットスイッチの動作を示す斜視図である。 図18は、第6の本実施形態に係るワイヤレスフットスイッチを例示するブロック図である。 図19は、第6の実施形態に係るワイヤレスフットスイッチの動作を例示するフローチャート図である。
以下、図面を参照しつつ、本願に係るワイヤレスフットスイッチ及びX線診断システムの実施形態について説明する。ここで、本願に係るワイヤレスフットスイッチ及びX線診断システムにおいては、ワイヤレスフットスイッチを適切なタイミングで休止状態から稼働状態に遷移させることで、操作者に煩わしさを感じさせることなく操作させるとともに、ワイヤレスフットスイッチの消費電力を抑制することを可能にする。具体的には、本願に係るワイヤレスフットスイッチ及びX線診断システムは、X線診断装置外部から受信する外部信号、又は、ワイヤレスフットスイッチに対して与えられた外部の刺激に基づいて、ワイヤレスフットスイッチを休止状態から稼働状態に遷移させる。以下、これらについて順に説明する。
(第1の実施形態)
先ず、第1の実施形態について説明する。第1の実施形態においては、外部信号である検査室のドアを閉じたことを示す信号に基づいて状態を遷移させる場合について説明する。図1は、本実施形態に係るX線診断システムを例示する図である。図2は、本実施形態に係るワイヤレスフットスイッチを例示する斜視図である。図3は、本実施形態に係るワイヤレスフットスイッチを例示するブロック図である。
先ず、本実施形態に係るX線診断システムについて説明する。図1に示すように、本実施形態に係るX線診断システム1は、検査室Ri及び操作室Roにわたって設けられている。検査室Riは、術者M1が患者M2の検査及び処置を行う部屋である。操作室Roは、操作者M3がX線診断システム1の操作を行う部屋である。術者M1は、例えば、医師又はX線検査技師である。
X線診断システム1にはX線診断装置10が設けられている。X線診断装置10は、例えばX線撮像装置である。X線診断装置10においては、患者M2を支持する寝台11、寝台11上に寝ている患者M2に対してX線を照射するX線管12、患者M2を透過したX線を検出する検出器13、X線管12及び検出器13を患者M2を挟む位置で支持するC形アーム14、C形アーム14を回動可能に支持する支持機構15、検査室Ri内からX線診断システム1を制御すると共に画像等の情報を表示する検査室パネル16、寝台11を動かす寝台駆動機構17、X線管12から出力するX線の強度等を制御するX線制御機構18、X線診断システム1全体を制御すると共に、検出器13の検出結果に基づいてX線画像を作成し記憶する制御ユニット19、操作室Ro内からX線診断システム1を制御すると共に画像等の情報を表示する操作室パネル20が設けられている。
X線診断装置10のうち、例えば、寝台11、X線管12、検出器13、C形アーム14、支持機構15、検査室パネル16、寝台駆動機構17及びX線制御機構18は、検査室Ri内に配置されている。一方、制御ユニット19及び操作室パネル20は、操作室Ro内に配置されている。X線診断装置10の各部は連動できるように、相互に接続されている。なお、X線診断装置10には、上記以外の要素が設けられていてもよい。
検査室Riは、X線診断装置10によってX線が照射される部屋である。このため、X線診断システム1には、検査室RiのドアDiが閉じていることを感知するドアセンサ21が設けられている。ドアセンサ21による検知結果は、例えば制御ユニット19に入力される。これにより、制御ユニット19は、検査室RiのドアDiが閉じているか開いているかを識別することができる。
そして、本実施形態に係るX線診断システム1には、制御ユニット19に接続され、検査室Ri内に配置されたアンテナ22が設けられている。制御ユニット19は、検査開始を示す「検査開始信号」及びドアDiが閉じていることを示す「ドアスイッチ信号」を、アンテナ22を介して無線で発信する。更に、X線診断システム1には、術者M1が足でX線診断装置10を操作するためのワイヤレスフットスイッチ(以下、単に「フットスイッチ」ともいう)30が設けられている。
次に、本実施形態に係るワイヤレスフットスイッチについて説明する。図2及び図3に示すように、ワイヤレスフットスイッチ30の形状は、奥側が手前側よりも一段高くなった略板状である。フットスイッチ30においては、例えば金属製の頑丈な筐体31が設けられている。
筐体31の上面には、1枚以上、例えば5枚のペダル32a〜32e(以下、総称して「ペダル32」ともいう)が設けられている。例えば、筐体31の上面における術者M1から見て奥側の相対的に高い領域の左右両端部には、一対のペダル32a及び32bが配置されている。また、手前側の相対的に低い領域には、一対のペダル32c及び32eが配置されている。更に、ペダル32cとペダル32eとの間には、ペダル32dが配置されている。各ペダル32の機能は、任意に割り振ることができる。また、筐体31の上面におけるペダル32c、32d、32eの両側の領域には、周囲よりも高いガイド部31a及び31bが形成されている。
各ペダル32は、一定の範囲内で上下動又は回動が可能となっており、通常は可動範囲の上端に位置し、術者M1が足で踏むことによって下端まで移動する。各ペダル32には接点機構(図示せず)が取り付けられており、ペダル32の位置を電気信号に変換する。全てのペダル32及び接点機構により、スイッチ部33が構成されている。
筐体31の内部には、スイッチ部33に接続された制御部34が設けられている。制御部34は、スイッチ部33から電気信号が入力され、この電気信号に基づいて所定の指示信号を作成し、この指示信号をX線診断装置10に対して無線で送信する。制御部34はX線診断装置10との間で、例えば、ブルートゥース(Bluetooth)(登録商標)に準拠した電波通信を行う。また、筐体31の内部には、制御部34に対して電力を供給する電池部35が設けられている。電池部35には、充電式のバッテリが設けられている。
制御部34は、稼働状態及び休止状態をとることができる。稼働状態においては、制御部34はX線診断装置10との間で無線通信を維持し続け、ペダル32が操作されたら、直ちに指示信号を無線で送信する。但し、稼働状態においては、無線通信を維持し続けると共に、スイッチ部33をアクティブにしておく必要があるため、ペダル32が操作されていないときでも、電力を消費する。一方、休止状態においては、制御部34は、X線診断装置10との間で無線通信を行わない。このため、待機電力を抑えることができる。但し、指示信号を送信するためには、休止状態から稼働状態に遷移する必要があり、そのためには、ある程度の時間を要する。
フットスイッチ30には、フットスイッチ30の外部の環境の変化に基づいて制御部34を休止状態から稼働状態に遷移させるトリガー部(状態切替部とも呼ぶ)として、受信部36が設けられている。受信部36には、アンテナ37及び受信回路38が設けられている。受信回路38はアンテナ37及び制御部34に接続されている。これにより、受信回路38は、アンテナ22から送信された無線信号をアンテナ37を介して受信すると、トリガー信号を生成し、制御部34に対して出力する。また、受信部36は、電池部35から電力が供給されず、受信した無線信号の一部を電力に変換して作動する。例えば、受信部36は、鉱石ラジオに用いられるアンテナが内蔵され、受信した信号の一部を電力に変換して作動する。これにより、電池部35の電力を用いることなく、受信部36を稼働させることができる。
更にまた、筐体31の奥側の上面には、プロテクタ39が設けられている。プロテクタ39は、例えば金属製のパイプがU字状に湾曲され、両端部が筐体31に接合されて形成されており、パイプの長手方向中央部分がプロテクタ39の上部をループ状に構成し、手前側に曲げられている。プロテクタ39は、フットスイッチ30が落とされたりひっくり返されたりしたときに、フットスイッチ30の自重によりペダル32が押されてしまうことを防止するためのバーである。更にまた、フットスイッチ30は、電池部35の充電時には電源コードが接続される場合があるが、少なくともスイッチとしての使用時にはコード類は接続されない。
次に、上述の如く構成された本実施形態に係るワイヤレスフットスイッチ及びX線診断システムの動作について説明する。図4は、本実施形態に係るワイヤレスフットスイッチの動作を示すフローチャート図である。
先ず、本実施形態に係るワイヤレスフットスイッチの動作について説明する。図4のステップS11に示すように、フットスイッチ30の電源が投入されると、フットスイッチ30が起動する。ここで、ステップS11におけるフットスイッチ30の電源の投入は、術者M1或いは操作者M3がスイッチを操作することによって実行される場合であってもよく、フットスイッチ30の充電状態に基づいて自動で電源オン状態となる場合であってもよい。かかる場合には、例えば、フットスイッチ30の充電状態に下限値を設定しておき、フットスイッチ30の充電状態が下限値を上回っている場合に、フットスイッチ30は電源が投入された状態となる。すなわち、充電状態が下限値を上回っている間は、フットスイッチ30は自動で電源が投入された状態になっており、術者M1或いは操作者M3がわざわざ電源投入を行わなくても済む。なお、充電状態が下限値以下となった場合には、フットスイッチ30は電源オフの状態となる。
その後、ステップS12に示すように、制御部34が休止状態に遷移する。これにより、制御部34が、X線診断装置10との間の無線通信を遮断し、ペダル32が操作されても、指示信号が出力されなくなる。その一方で、待機電力は低下するため、電池部35に蓄積された電力の低下を抑えることができる。
次に、ステップS13に進み、制御部34が、検査室RiのドアDiが閉じているか否かを判定する。具体的には、ドアDiが閉じていれば、ドアセンサ21がそれを検知し、検知結果をX線診断装置10の制御ユニット19に対して出力する。制御ユニット19は、ドアDiが閉じていることを示す「ドアスイッチ信号」をアンテナ22を介して発信する。このドアスイッチ信号を、フットスイッチ30の受信回路38がアンテナ37を介して受信し、制御部34に対して出力する。この結果、制御部34はドアDiが閉じていることを認識する。このとき、受信部36はドアスイッチ信号の一部を電力に変換して動作する。
ドアDiが閉じていれば、ステップS14に進み、X線診断システム1が「検査開始」の状態にあるか否かを判定する。具体的には、X線診断装置10に「検査開始」のコマンドが入力されたときに、アンテナ22を介して「検査開始信号」を発信する。この「検査開始信号」をフットスイッチ30の受信回路38がアンテナ37を介して受信し、制御部34に対して出力する。この結果、制御部34はX線診断システム1が「検査開始」の状態にあることを認識する。このとき、受信部36は「検査開始信号」の一部を電力に変換して動作する。上述のドアスイッチ信号及び「検査開始信号」は、X線診断装置10によるX線の照射が可能となったことを示す無線信号である。
なお、ステップS13とステップS14の順序を逆にし、ステップS14が先に処理されてもよい。或いは、ステップS13とステップS14とを同時に行う場合であってもよい。
「検査開始」の状態にあれば、ステップS15に進み、制御部34が休止状態から稼働状態に遷移する。これにより、制御部34が、X線診断装置10との間の無線通信を確立し、スイッチ部33をアクティブにする。この状態で、ペダル32が操作されれば、制御部34が指示信号を生成し、無線により直ちにX線診断装置10に伝達する。従って、術者M1は足でペダル32を踏むことにより、X線診断装置10を操作することができる。
次に、ステップS16に示すように、制御部34がX線診断装置10から「休止命令」を受信すると、ステップS12に進み、制御部34が休止状態に遷移する。そして、ドアスイッチ信号及び「検査開始信号」が再び入力されるまで、休止状態を維持する。
次に、術者等の行動と関連付けて、X線診断システムの動作を説明する。図5は、本実施形態における術者の行動とX線診断システムの動作との関係を例示するフローチャート図である。図5の左側には、術者の行動及びX線診断システムにおけるフットスイッチを除く部分の動作を示し、右側には、フットスイッチの動作を簡略化して示す。
先ず、図5のステップS21に示すように、術者M1はその日の検査予約リストを取得する。次に、ステップS22に示すように、検査室Riの準備を行う。例えば、検査室Riの清掃、及び、滅菌キャップの取り付け又は取り替え等を行う。このとき、X線診断システム1を起動する。そして、ステップS11に示すように、フットスイッチ30の電源をオンにする。
次に、ステップS23に示すように、予約リストに掲載された患者M2が、検査室Riに運ばれて来て入室する。その後、ステップS24に示すように、検査室RiのドアDiを閉める。このとき、ドアセンサ21がドアDiが閉じたことを検知し、その検知結果を制御ユニット19に対して出力する。制御ユニット19は、ドアスイッチ信号をアンテナ22を介して無線で発信し、フットスイッチ30の受信回路38がアンテナ37を介してこれを受信する。
次に、ステップS25に示すように、術者M1が検査パネル16を操作して、X線診断装置10に「検査開始」のコマンドを入力する。これにより、制御ユニット19は、アンテナ22を介して「検査開始信号」を無線で発信し、フットスイッチ30の受信回路38がアンテナ37を介してこれを受信する。この結果、ステップS15に示すように、フットスイッチ30の制御部34は稼働状態となり、X線診断装置10との間で通信を確立する。
次に、ステップS26に示すように、術者M1が患者M2に対してX線診断装置10を用いた処置を行う。例えば、カテーテルの挿入、造影、X線による透視及び撮影等を行う。このとき、術者M1は両手でカテーテルの挿入等の作業を行うと共に、足でフットスイッチ30のペダル32を踏んでX線診断装置10を操作する。また、処置の必要に応じて、術者M1が位置を変えるときは、これに応じてフットスイッチ30を移動させる。
そして、ステップS27に示すように、一定時間X線の照射が行われていない場合、X線診断装置10の「照射禁止スイッチ」がオン状態とされた場合、又は、検査室パネル16又は操作室パネル20に「検査終了」が入力された場合は、制御ユニット19からアンテナ22を介して「休止命令」が発信され、フットスイッチ30がこの休止命令を受信し、ステップS12に示すように、休止状態に遷移する。なお、一定時間X線の照射が行われていない場合に代えて、X線の照射条件が一定時間変更されていない場合に、「休止命令」を発信してもよい。
ステップS25からステップS27までのサイクルを複数回繰り返す場合もある。すなわち、ステップS25に示すように「検査開始信号」が発信されると、ステップS15に示すように、フットスイッチ30は稼働状態に遷移し、ステップS27に示すように「休止命令」が発信されると、ステップS12に示すように、フットスイッチ30は休止状態に遷移する。
その後、ステップS28に示すように、処置を終えた患者M2が検査室Riから退室する。そして、ステップS29に示すように、予約リストに次の検査の予約があれば、ステップS23に戻り、新たな患者M2を検査室Riに入室させ、上述の一連の作業を繰り返す。一方、次の予約がなければ、その日の検査を終了する。例えば、X線診断システム1を停止させ、フットスイッチ30の電源をオフにし、充電用コードを接続して、電池部35の充電を開始する。
次に、本実施形態の効果について説明する。本実施形態に係るフットスイッチ30は、少なくともフットスイッチとして使用するときにはコード類が接続されていないため、運搬が容易である。このため、術者M1の移動に伴って簡便に運搬することができ、術者M1による処置の効率を高めることができる。
また、本実施形態に係るフットスイッチ30は、稼働状態と休止状態とを切り替えることができるため、フットスイッチ30を使用しないときは休止状態にして消費電力を抑えることができる。これにより、電池部35の内蔵バッテリを大型化することなく、フットスイッチ30の使用可能時間を延ばすことができる。電池部35の内蔵バッテリを大型化しないため、フットスイッチ30の重量が増加することがなく、フットスイッチ30の運搬が困難になることがない。
更に、本実施形態に係るフットスイッチ30には受信部36が設けられており、検査室RiのドアDiが閉まり、X線診断装置10に「検査開始」のコマンドが入力されると、受信部36は制御部34を休止状態から稼働状態に遷移させる。これにより、術者M1がフットスイッチ30を使用する前に、フットスイッチ30を休止状態から稼働状態に遷移させることができる。この結果、術者M1がX線診断装置10を操作したいと思ったときに、いきなりフットスイッチ30を使用して、X線診断装置10を操作することができる。すなわち、X線診断装置10の使用前に、術者M1がフットスイッチ30を休止状態から稼働状態に遷移させるための操作を行う必要はなく、フットスイッチ30が稼働状態に遷移するまでのタイムラグを感じることもなく、快適にフットスイッチ30を使用することができる。従って、フットスイッチ30は操作性が高い。
これに対して、仮にフットスイッチに受信部36が設けられていないと、フットスイッチが休止状態にある場合には、術者M1は意識的に何らかの操作を行い、休止状態から稼働状態に遷移させる必要がある。また、通信が確立されて稼働状態となるまでにタイムラグが発生する。例えば、通信をブルートゥース(Bluetooth)(登録商標)方式で行う場合には、3秒間程度のタイムラグが発生する。これにより、処置の効率が低下すると共に、術者M1にストレスを与えてしまう。なお、ジグビー(ZigBee)(登録商標)等のブルートゥースよりも短時間で通信を確立できる方式も存在するが、ブルートゥースはジグビーとは異なり、CSMA/CAを使用せず、チャネルを1秒間に1600回程度切り替えながら通信を行うため、激しい干渉が起こる状態でも性能の低下を段階的に抑え、安定的に通信できるという利点がある。
このように、トリガー部としての受信部36は、フットスイッチ30の外部の環境の変化に基づいて、制御部35を休止状態から稼働状態に遷移させている。通常、X線診断装置10は専用の検査室Riに設置され、フットスイッチ30もこの検査室Ri内で使用されるため、フットスイッチ30の外部の環境が変化したときは、検査室Riが使用されているときであり、X線診断装置10が使用される可能性が高い。このため、受信部36は、この環境の変化を感知することにより、術者M1によるフットスイッチ30の使用に先立って、制御部35を休止状態から稼働状態に復帰させることができる。そして、本実施形態においては、フットスイッチ30はX線診断装置10から、X線の照射が可能となったことを示す無線信号、具体的には、検査室RiのドアDiが閉じていることを示すドアスイッチ信号及び「検査開始」のコマンドが入力されたことを示す「検査開始信号」を受信することにより、復帰のトリガーとしている。このように、X線診断装置10から直接情報を取得することにより、X線診断装置10の使用を高い精度で予測することができる。
更にまた、本実施形態においては、受信部36は、入力された無線信号の一部を電力に変換して作動しているため、受信部36の待機電力が不要であり、電力消費をより効果的に抑えることができる。なお、電池部35が受信部36に対して電力を供給するようにしてもよい。これにより、休止状態における待機電力はやや増加するものの、受信部36をより確実に動作させることができる。
更にまた、本実施形態においては、図4に示すように、フットスイッチ30の動作シーケンスを休止状態から開始させ、フットスイッチ30に電源が投入された後、自動的にフットスイッチ30を休止状態にしている。これにより、フットスイッチ30の電源がオン状態とされたときに、X線診断システム1におけるフットスイッチ30以外の部分が起動されておらず、休止命令が発信されない場合においても、フットスイッチ30が稼働状態であり続けることを回避できる。但し、X線診断システム1の運用によっては、フットスイッチ30の動作シーケンスを稼働状態から開始してもよい。
なお、本実施形態においては、フットスイッチ30が休止状態から稼働状態に遷移するために、検査室のドアが閉じていること、及び、「検査開始」状態となっていることの2つを要件としたが、これには限定されず、例えば、いずれか一方の事項のみを要件としてもよく、3つ以上の要件を課してもよい。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。図6は、本実施形態に係るワイヤレスフットスイッチの動作を示すフローチャート図である。
図6に示すように、本実施形態に係るワイヤレスフットスイッチは、前述の第1の実施形態に係るワイヤレスフットスイッチ(図4参照)と比較して、休止状態から稼働状態へ遷移するための要件として、検査室のドアが閉じたことではなく、X線診断装置が操作されたことを要件としている。すなわち、フットスイッチの動作シーケンスにおいて、ステップS13(図4参照)の代わりに、ステップS33が設けられている。
具体的には、図6のステップS33において、X線診断装置10において「照射禁止」の状態が解除されたとき、又は、寝台駆動機構17が操作されたときに、これを示す操作通知信号を制御ユニット19がアンテナ22から発信する。そして、フットスイッチの受信部36がこの操作通知信号を受信する。これにより、ステップS33からステップS14に進む。なお、ステップS33とステップS14の順序を逆にし、S14が先に処理されても良い。或いは、ステップS33とステップS14とを同時に行う場合であってもよい。
本実施形態によっても、フットスイッチがX線診断装置10によるX線の照射が可能となったことを検知して、休止状態から稼働状態に自動的に遷移することができる。本実施形態における上記以外の構成、動作及び効果は、前述の第1の実施形態と同様である。例えば、X線診断システム1の運用によっては、フットスイッチ30の動作シーケンスを稼働状態から開始してもよい。また、本実施形態においては、フットスイッチ30が休止状態から稼働状態に遷移するために、X線診断装置が操作されたこと、及び、「検査開始」状態となっていることの2つを要件としたが、これには限定されず、例えば、いずれか一方のみを要件としてもよく、3つ以上の要件を課してもよい。一例を挙げると、X線診断装置が操作されたこと、及び、「検査開始」状態となっていることに加えて、さらに、検査室のドアが閉じたことを要件とする場合であってもよい。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について説明する。第3の実施形態においては、外部の刺激である振動に基づいて状態を遷移させる場合について説明する。図7は、本実施形態に係るX線診断システムを例示する図である。図8は、本実施形態に係るワイヤレスフットスイッチを例示するブロック図である。
図7に示すように、本実施形態に係るX線診断システム3は、前述の第1の実施形態に係るX線診断システム1(図1参照)と比較して、アンテナ22が設けられていない点が異なっている。このため、制御ユニット19は、X線診断装置によるX線の照射が可能となったことを示す無線信号、すなわち、ドアスイッチ信号、検査開始信号、及び操作通知信号を発信しない。また、フットスイッチ30(図1参照)の代わりに、フットスイッチ40が設けられている。
また、図8に示すように、本実施形態に係るワイヤレスフットスイッチ40においては、トリガー部(検知部とも呼ぶ)として振動センサ41が設けられている。振動センサ41は例えば加速度センサであり、振動を検知したときに、トリガー信号を制御部34に対して出力する。例えば、振動センサ41には、電池部35から制御部34を介して電力が供給される。
次に、本実施形態に係るワイヤレスフットスイッチの動作について説明する。図9は、本実施形態に係るワイヤレスフットスイッチの動作を示すフローチャート図である。
先ず、図9のステップS11に示すように、ワイヤレスフットスイッチ40の電源がオン状態とされると、ステップS12に示すように、制御部34が休止状態となる。そして、ステップS41において、振動センサ41が振動を検知すると、トリガー信号を生成し、制御部34に対して出力する。これにより、ステップS15に示すように、制御部34が稼働状態となる。なお、稼働状態に遷移するための条件として、振動の検出に加えて、「検査開始信号」の入力を加えてもよい。これについては、後述の第6の実施形態において説明する。
振動センサ41が検知する振動として、下記<1>〜<4>が想定される。<1>術者M1や技師が検査室内を移動する際の振動<2>X線診断装置10の動作に伴う振動<3>ワイヤレスフットスイッチに衝撃が加わったときの振動<4>ワイヤレスフットスイッチの搬送に伴う振動
上記<1>〜<4>により、振動センサ41が振動を検知したときは、検査室Ri内に人がいて活動している可能性が高い。これは、検査室内での作業、すなわち、X線診断装置10を用いた処置又はその準備が開始されたときであると推定され、近いうちにX線診断装置10が使用される可能性がある。このため、振動が検知されたときにフットスイッチ40を休止状態から稼働状態に遷移させておくことにより、X線診断装置10を使用しようとしたときに、直ちにフットスイッチ40を操作することができる。
その後、ステップS42に示すように、振動センサ41が振動を検知しない時間が一定値を超えた場合には、ステップS12に戻り、休止状態とする。振動センサ41が一定時間にわたって振動を検知しない場合は、検査室内で作業が行われていない可能性が高いため、フットスイッチ40を休止状態とすることが適当である。
次に、本実施形態の効果について説明する。上述の如く、本実施形態においては、トリガー部としての振動センサ41が、フットスイッチ40の外部の環境の変化として振動を検知することにより、検査室Ri内の人間の存在を感知している。これにより、X線診断装置10の使用を予測し、予めフットスイッチ40を稼働状態にしておくことができる。本実施形態においては、従来のX線診断システムに対して、フットスイッチ40以外の部分を改良する必要がない。このため、簡便且つ低コストに、前述の第1の実施形態と同様な効果を得ることができる。本実施形態における上記以外の構成、動作及び効果は、前述の第1の実施形態と同様である。
例えば、X線診断システム3の運用によっては、フットスイッチ40の動作シーケンスを稼働状態から開始してもよい。また、本実施形態においては、フットスイッチ40が休止状態から稼働状態に遷移するために、振動を検知したことを要件としたが、これには限定されず、例えば、振動を検知したことに加えて、X線の照射が可能となったことを示す無線信号(例えば、ドアスイッチ信号、検査開始信号、及び操作通知信号)を要件とする場合であってもよい。なお、この例については、第6の実施形態にて詳述する。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態について説明する。第4の実施形態においては、外部の刺激である接触に基づいて状態を遷移させる場合について説明する。図10は、本実施形態に係るワイヤレスフットスイッチを例示するブロック図である。図11(a)及び(b)は、本実施形態に係るワイヤレスフットスイッチを例示する斜視図である。図10、図11(a)及び(b)に示すように、本実施形態に係るワイヤレスフットスイッチ43においては、接触を検知する接触センサ44が設けられている。接触センサ44は筐体31の外面及びプロテクタ39の外面に配置されている。具体的には、接触センサ44には、筐体31の奥側の側面のコーナー領域に配置された左右一対のコーナー部44aと、プロテクタ39の上部のループ部分の外表面に配置されたループ部44bと、筐体31の手前側の上面に配置された手前部44cと、筐体31のガイド部31a及び31bの上面にそれぞれ配置された左右一対のガイド上面部44dが設けられている。但し、接触センサ44の配置はこれには限定されない。
次に、本実施形態に係るワイヤレスフットスイッチの動作について説明する。図12は、本実施形態に係るワイヤレスフットスイッチの動作を示すフローチャート図である。
先ず、図12のステップS11に示すように、ワイヤレスフットスイッチ43の電源がオン状態にされると、ステップS12に示すように、制御部34が休止状態となる。そして、ステップS43において、接触センサ44が接触を検知すると、トリガー信号を生成し、制御部34に対して出力する。これにより、ステップS15に示すように、制御部34が稼働状態となる。
接触センサ44が接触を検知する場合として、下記<1>及び<2>が想定される。<1>術者等がワイヤレスフットスイッチを操作位置に移動させる際の接触<2>撮影準備の際のペダル以外の部分への接触
上記<1>については、術者等がフットスイッチ43を移動させる際に、ループ部44bを手で掴んだり、足で引っ掛けて移動させることが考えられ、また、術者等の体がコーナー部44a及びループ部44bに接触する可能性が高い。上記<2>については、術者が撮影準備を行う際に、接触センサ44の手前部44c又はガイド上面部44dに足を乗せる可能性が高い。
従って、接触センサ44が接触を検知したときは、フットスイッチ43が搬送されているか、術者の足が乗せられている可能性が高く、近いうちにX線診断装置10が使用される可能性が高い。このため、接触センサ44が接触を検知したときにフットスイッチ43を稼働状態に復帰させておけば、術者がX線診断装置10を使用しようとしたときに、直ちにフットスイッチ43を操作することができる。
その後、ステップS44に示すように、接触センサ44が接触を検知しない時間が一定値を超えた場合には、ステップS12に戻り、休止状態とする。接触センサ44が一定時間にわたって接触を検知しない場合は、術者がフットスイッチ43から離れている可能性が高いため、休止状態とすることが適当である。
次に、本実施形態の効果について説明する。本実施形態においても、前述の第3の実施形態と同様に、従来のX線診断システムに対して、フットスイッチ43以外の部分を改良する必要がない。このため、簡便且つ低コストに、前述の第1の実施形態と同様な効果を得ることができる。本実施形態における上記以外の構成、動作及び効果は、前述の第3の実施形態と同様である。例えば、X線診断システム3の運用によっては、フットスイッチ43の動作シーケンスを稼働状態から開始してもよい。また、本実施形態においては、フットスイッチ43が休止状態から稼働状態に遷移するために、接触を検知したことを要件としたが、これには限定されず、接触を検知したことに加えて、例えば、振動を検知したことや、X線の照射が可能となったことを示す無線信号(例えば、ドアスイッチ信号、検査開始信号、及び操作通知信号)を要件とする場合であってもよい。
(第4の実施形態の変形例)
次に、第4の実施形態の変形例について説明する。図13は、本変形例に係るフットスイッチを例示する斜視図である。図13に示すように、本変形例に係るワイヤレスフットスイッチ45は、前述の第4の実施形態に係るフットスイッチ43と比較して、筐体31が手前側に延出しており、この延出部分31eに、術者M1が踵を乗せられるようになっている。そして、筐体31の延出部分31eの上面に、接触センサ44の延出部44eが配置されている。
これにより、術者がフットスイッチ45を使おうとして踵を筐体31の延出部分31eに乗せたときに、接触センサ44の延出部44eがこれを検知し、制御部34を休止状態から稼働状態に遷移させる。これによっても、フットスイッチ45が実際に操作される前に、フットスイッチ45を自動的に稼働状態に復帰させておくことができる。本変形例における上記以外の構成、動作及び効果は、前述の第4の実施形態と同様である。
(第5の実施形態)
次に、第5の実施形態について説明する。第5の実施形態においては、外部の刺激である圧力(荷重)に基づいて状態を遷移させる場合について説明する。図14は、本実施形態に係るワイヤレスフットスイッチを例示するブロック図である。図15は、本実施形態に係るワイヤレスフットスイッチを例示する下面図である。
図14及び図15に示すように、本実施形態に係るワイヤレスフットスイッチ47においては、筐体31の下面における1ヶ所以上の位置、例えば、6ヶ所の位置には、バネで支持された脚48が設けられている。脚48の上端部には、それぞれトリガー部としての荷重センサ49が取り付けられている。これにより、ワイヤレスフットスイッチ47が床面上に置かれた状態で下向きの力が印加されると、脚48が筐体31内に沈み込み、荷重センサ49が荷重を検出する。このとき、荷重センサ49がトリガー信号を生成して制御部34に対して出力することにより、制御部34を休止状態から稼働状態に遷移させる。
次に、本実施形態に係るワイヤレスフットスイッチの動作について説明する。図16は、本実施形態に係るワイヤレスフットスイッチの動作を示すフローチャート図である。図17は、本実施形態に係るワイヤレスフットスイッチの動作を示す斜視図である。なお、図17に示すように、本実施形態においては、フットスイッチにペダルが7枚設けられた例を示している。
先ず、図16のステップS11に示すように、ワイヤレスフットスイッチ47の電源がオン状態にされると、ステップS12に示すように、制御部34が休止状態となる。そして、図16のステップS45及び図17に示すように、術者がワイヤレスフットスイッチ47の筐体31に足をかけると、筐体31に下向きの力が印加される。これにより、筐体31と脚48とが相互に近づく方向に押圧され、荷重センサ49が荷重を検出する。そして、荷重センサ49がトリガー信号を生成し、制御部34に対して出力することにより、ステップS15に示すように、制御部34が稼働状態となる。その後、図16のステップS46に示すように、荷重センサ49が荷重を検知しない時間が一定値を超えた場合には、ステップS12に戻り、休止状態とする。
次に、本実施形態の効果について説明する。本実施形態においても、X線診断システムにおけるフットスイッチ47以外の部分を改良することなく、フットスイッチ47の使用前に、フットスイッチ47を自動的に稼働状態に復帰させることができる。本実施形態における上記以外の構成、動作及び効果は、前述の第3の実施形態と同様である。例えば、X線診断システム3の運用によっては、フットスイッチ47の動作シーケンスを稼働状態から開始してもよい。また、本実施形態においては、フットスイッチ47が休止状態から稼働状態に遷移するために、荷重を検出したことを要件としたが、これには限定されず、例えば、荷重を検出したことに加えて、振動を検知したことや、接触を検知したこと、X線の照射が可能となったことを示す無線信号(例えば、ドアスイッチ信号、検査開始信号、及び操作通知信号)を要件とする場合であってもよい。
(第6の実施形態)
次に、第6の実施形態について説明する。図18は、本実施形態に係るワイヤレスフットスイッチを例示するブロック図である。本実施形態は、前述の第1の実施形態と第3の実施形態とを組み合わせ、更にいくつかの機能を追加した例である。
本実施形態に係るX線診断システムは、図1に示すX線診断システム1と同じである。すなわち、X線診断システムには、アンテナ22が設けられている。図18に示すように、本実施形態に係るワイヤレスフットスイッチ50においては、トリガー部として、受信部36及び振動センサ41の双方が設けられている。これにより、フットスイッチ50は、X線診断装置10から発信された「検査開始信号」を受信部36が受信し、且つ、振動センサ41が振動を検知したときに、休止状態から稼働状態に遷移する。
一方、フットスイッチ50は、受信部36がX線診断装置10からの休止命令を受信したとき、振動センサ41が振動を検知しない時間が一定値を超えたとき、及び、電池部35の電力残量が一定値以下となったときのいずれかに該当した場合に、稼働状態から休止状態に遷移する。また、フットスイッチ50は、その状態、例えば、稼働状態にあるか休止状態にあるか、及び、電池部35の電力残量を、X線診断装置10の検査室パネル16に表示する。
次に、本実施形態に係るX線診断システムの動作について説明する。図19は、本実施形態に係るワイヤレスフットスイッチの動作を例示するフローチャート図である。
先ず、図19のステップS51に示すように、ワイヤレスフットスイッチ50の電源をオン状態とする。これにより、フットスイッチ50が起動する。その後、ステップS52に示すように、フットスイッチ50は休止状態となる。フットスイッチ50が休止状態になることは、無線通信によってX線診断装置10に通知され、検査室パネル16に表示される。
次に、ステップS53に示すように、受信部36がX線診断装置10から「検査開始信号」を受信しているか否かを判断し、受信していればステップS54に進む。次に、ステップS54に示すように、振動センサ41が振動を検知しているかどうかを判断し、検知していればステップS55に進む。なお、ステップS53とステップS54の順序を逆にし、S54が先に処理されても良い。或いは、ステップS53とステップS54とを同時に行う場合であってもよい。
ステップS55においては、フットスイッチ50は休止状態から稼働状態に遷移する。これにより、スイッチ部33によるX線診断装置10の操作が可能となる。また、フットスイッチ50が稼働状態になったことは、無線通信によってX線診断装置10に通知され、検査室パネル16に表示される。
その後、ステップS56〜S58に示すように、受信部36がX線診断装置10から「休止命令」を受信するか、振動センサ41が振動を検知しない時間が一定値を超えたか、電池部35の電力残量が一定値以下となったときに、ステップS52に戻り、稼働状態から休止状態に遷移する。以後、フットスイッチ50の電源がオフ状態とされるまで、ステップS52からステップS58までのループを繰り返す。
次に、本実施形態の効果について説明する。本実施形態に係るフットスイッチ50は、X線診断装置10に「検査開始」のコマンドが入力され、且つ、振動センサ41が振動を検知したときに、休止状態から稼働状態に遷移する。これにより、検査室内の掃除を行う場合など、検査を行っていない時間帯に人の出入りがある場合でも、フットスイッチ50が不用意に稼働状態に遷移することを防止でき、消費電力をより効果的に抑えることができる。
また、本実施形態に係るフットスイッチ50は、「休止命令」を受信するか、振動を検知しない時間が一定値を超えたときに、休止状態に遷移する。これにより、フットスイッチ50が使われていないときに、フットスイッチ50を確実に休止状態とすることができ、消費電力をより効果的に低減できる。
更に、本実施形態においては、電池部35の電力残量が一定値以下となったときにも、フットスイッチ50を休止状態に遷移させている。これにより、X線診断装置10の使用中にフットスイッチ50が電池切れとなることを、より効果的に回避することができる。
更にまた、本実施形態においては、フットスイッチ50の状態、例えば、休止状態であるか稼働状態であるか、及び、電池部35の電力残量を、検査室パネル16に表示している。これにより、術者M1が手技中にフットスイッチ50の状態を確認するために大きく視線を逸らすことなく、状態を把握することができる。この結果、施術の効率及び安全性が向上する。
なお、本実施形態においては、トリガー部として受信部36及び振動センサ41を設ける例を示したが、これには限定されない。例えば、受信部36及び振動センサ41に加えて、接触センサ44及び荷重センサ49も設け、これらを併用してもよく、選択して用いてもよい。また、本実施形態においては、受信部36が検査開始信号を受信する例を示したが、検査室のドアが閉じていることを示すドアスイッチ信号、及び、X線診断装置10が操作されたことを示す操作通知信号のうち、少なくとも一方を受信し、これらを併用してもよく、選択して用いてもよい。更に、上述のトリガー部に加えて、いずれかのペダル32を踏むことによっても、休止状態が解除されるようにしてもよい。このように、複数の手段を組み合わせて使うことにより、フットスイッチの運用に合わせて、より効果的にフットスイッチの状態を切り替えることができる。また、例えば、X線診断システム1の運用によっては、フットスイッチ50の動作シーケンスを稼働状態から開始してもよい。
また、前述の第1及び第2の実施形態においては、X線診断装置10から送信され、フットスイッチを休止状態から稼働状態に遷移させる信号として、検査開始信号、ドアスイッチ信号及び操作通知信号を例示したが、これには限定されない。この信号は、例えば、X線診断装置10によるX線の照射が可能となったことを示す無線信号であればよい。一方、フットスイッチを稼働状態から休止状態に遷移させるための信号として、例えば、検査室パネル16の選択権及び操作室パネル20の選択権が両方とも解除されたことを示す信号を用いてもよい。
また、前述の第1の実施形態においては、外部信号として検査室のドアを閉めたことを示す信号を用いる場合を例に挙げて説明した。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではなく、外部信号として、被検体が横臥する天板にかかる重量に基づく信号、検査室内に人がいることを示す信号及び検査室内の光に基づく信号が用いられる場合であってもよい。
例えば、天板に備えられた荷重センサ(圧力センサ)が天板にかかる荷重(圧力)を検知して、天板に備えられた送信部が検知信号を受信部36に送信する。制御部34は、受信部36が検知信号に基づいて生成したトリガー信号によって稼働状態に遷移される。ここで、天板に備えられた荷重センサ(圧力センサ)は、天板にかかった荷重(圧力)が所定の閾値を上回った場合に検知信号を送信するように設定されてもよい。これにより、例えば、被検体が天板に横臥したことを契機にフットスイッチを稼働状態に遷移させることができる。
また、検査室内に人がいることを示す信号によって状態を遷移させる場合には、例えば、被検体に対して手技が実行される位置の近傍に人がいることを示す信号を用いてもよい。一例を挙げると、天板付近或いはフットスイッチが置かれる位置付近に人感センサや、赤外線センサ、圧力センサ等が設けられ、それらのセンサが検知した検知信号に基づいて状態を遷移させる。また、その他にも、例えば、検査室内の任意の位置(例えば、検査室のドア付近や、検査室パネル付近など)に人感センサや、赤外線センサ、圧力センサ等が設けられ、それらのセンサが検知した検知信号に基づいて状態を遷移させる。かかる場合には、それらのセンサから送信された検知信号を受信部36が受信してトリガー信号を生成する。制御部34は、受信部36が検知信号に基づいて生成したトリガー信号によって稼働状態に遷移される。
また、検査室内に人がいることを示す信号は、例えば、カメラによって取得された検査室内の画像から得られる場合であってもよい。一例を挙げると、操作室又は検査室内に設置された画像処理装置が、検査室内に設置されたカメラによって取得された画像に対して画像処理を実行して、画像内に人が描出されているか否かを判定する。ここで、画像内に人が描出されている場合に、画像処理装置は検知信号を受信部36に送信する。受信部36は受信した検知信号に基づいてトリガー信号を生成して制御部34に送信し、制御部34は、受信部36から受信したトリガー信号によって稼働状態に遷移される。
なお、カメラによって取得された画像を用いる場合には、例えば、天板に人が横臥しているか否か、或いは、画像内に所定の人数以上の人が描出されているか否かを判定して、検知信号を送信する場合であってもよい。
また、検査室内の光に基づく信号によって状態を遷移させる場合には、例えば、検査室内の明度が変化したことを示す信号を用いる場合であってもよい。一例を挙げると、検査室内に光センサが設けられ、光センサが検知した検知信号に基づいて状態を遷移させる。かかる場合には、光センサから送信された検知信号を受信部36が受信してトリガー信号を生成する。制御部34は、受信部36が検知信号に基づいて生成したトリガー信号によって稼働状態に遷移される。検査室で手技が実施される場合、例えば、被検体が横臥する際の点灯、手技時の消灯或いは無影灯の点灯など、検査室内の明度が変化する。そこで、光センサは、明度が高い状態から低い状態になった場合、或いは、明度が低い状態から高い状態になった場合に、検知信号を受信部36に送信する。
上述したように、本願にかかるワイヤレスフットスイッチは、種々の外部信号に基づいて状態を遷移させることができる。なお、上述した外部信号(ドアを閉めたことを示す信号、被検体が横臥する天板にかかる重量に基づく信号、前記検査室内に人がいることを示す信号及び前記検査室内の光に基づく信号等)は、1つのみが用いられる場合であってもよく、或いは、複数を組み合わせて用いられる場合であってもよい。
また、上述した外部信号に基づく状態の遷移と、上述した外部の刺激に基づく状態の遷移とを適宜組み合わせて実行する場合であってもよい。例えば、ドアが閉められたことを示す信号を受信し、かつ、振動センサによって振動が検知された場合に、制御部36を稼働状態に遷移させるように制御する場合であってもよい。
更に、前述の第3〜第5の実施形態及びその変形例においては、トリガー部として、振動センサ、接触センサ又は荷重センサを用いる例を示した。これらのセンサは、広義には、検査室内の人間の存在を検知する人感センサである。しかしながら、人感センサはこれらの例には限定されず、例えば、焦電素子を用いた赤外線センサを用いて、人感センサを構成してもよい。
更にまた、前述の各実施形態においては、X線診断装置がX線撮像装置である例を示したが、これには限定されず、X線診断装置は、例えば、CT(Computed Tomography)検査装置又はマンモグラフィー等であってもよい。
以上説明した実施形態によれば、稼働時間が長いX線診断装置用のワイヤレスフットスイッチ及びX線診断システムを実現することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1、3:X線診断システム、10:X線診断装置、11:寝台、12:X線管、13:
検出器、14:C形アーム、15:支持機構、16:検査室パネル、17:寝台駆動機構
、18:X線制御機構、19:制御ユニット、20:操作室パネル、21:ドアセンサ、
22:アンテナ、30:ワイヤレスフットスイッチ、31:筐体、31a、31b:ガイ
ド部、31e:延出部分、32、32a〜32e:ペダル、33:スイッチ部、34:制
御部、35:電池部、36:受信部、37:アンテナ、38:受信回路、39:プロテク
タ、40:ワイヤレスフットスイッチ、41:振動センサ、43:ワイヤレスフットスイ
ッチ、44:接触センサ、44a:コーナー部、44b:ループ部、44c:手前部、4
4d:ガイド上面部、44e:延出部、45:ワイヤレスフットスイッチ、47:ワイヤ
レスフットスイッチ、48:脚、49:荷重センサ、50:ワイヤレスフットスイッチ、
Di:ドア、M1:術者、M2:患者、M3:操作者、Ri:検査室、Ro:操作室

Claims (7)

  1. 電力を供給する電池部と、
    X線診断装置に対する入力を行うスイッチ部と、
    前記スイッチ部により入力された情報を前記X線診断装置に対して無線で送信する制御部と、
    前記X線診断装置外部の状態を検知した検知結果に基づく検知信号を受信する受信部を有し、前記検知信号に基づいて、前記制御部を休止状態から稼働状態に遷移させる状態切替部と
    を備え、
    前記検知信号は、前記X線診断装置がX線を照射する検査室内の光の明度が変化したことを示す信号である、ワイヤレスフットスイッチ。
  2. 電力を供給する電池部と、
    X線診断装置に対する入力を行うスイッチ部と、
    前記スイッチ部により入力された情報を前記X線診断装置に対して無線で送信する制御部と、
    前記X線診断装置外部の状態を検知した検知結果に基づく検知信号を受信する受信部を有し、前記検知信号に基づいて、前記制御部を休止状態から稼働状態に遷移させる状態切替部と
    を備え、
    前記受信部は、前記検知信号の一部を電力に変換して作動する、ワイヤレスフットスイッチ。
  3. 前記検知信号は、前記X線診断装置がX線を照射する検査室のドアを閉じたことを示す信号、被検体が横臥する天板にかかる重量に基づく信号、前記検査室内に人がいることを示す信号及び前記検査室内の光に基づく信号のうち少なくとも1つの信号である、請求項2記載のワイヤレスフットスイッチ。
  4. 前記検査室内に人がいることを示す信号は、前記被検体に対して手技が実行される位置の近傍に人がいることを示す信号である、請求項3記載のワイヤレスフットスイッチ。
  5. 前記状態切替部は、前記検知信号に加えて、検査開始信号に基づいて前記制御部を休止状態から稼働状態に遷移させる、請求項1〜のいずれか一項に記載のワイヤレスフットスイッチ。
  6. 前記受信部は、前記検知信号に加えて、前記X線診断装置が操作されたことを示す信号を受信し、
    前記状態切替部は、前記検知信号及び前記X線診断装置が操作されたことを示す信号に基づいて、前記制御部を休止状態から稼働状態に遷移させる、請求項1〜のいずれか一項に記載のワイヤレスフットスイッチ。
  7. 請求項1〜のいずれか一項に記載のワイヤレスフットスイッチと、
    前記X線診断装置と、
    を備える、X線診断システム。
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