JP4391616B2 - 手術用顕微鏡システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は手術用顕微鏡システムに関し、より詳細には手術用器具の操作性を改善した手術用顕微鏡システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、顕微鏡の観察下で手術を行う手術用顕微鏡により、精密な手術を行うことが可能になっている。手術用顕微鏡に於ける操作は、術者が術部から眼を離さないで行えることが理想的であり、フットスイッチによる手術用顕微鏡の操作が行われている。
【0003】
また、手術用顕微鏡下で使用される電気メス、超音波吸引装置等のエネルギー処置具の操作も、フットスイッチにより行われている。
【0004】
こうしたフットスイッチとして、例えば特開平1−209062号公報には、踏み込みによりオン、オフを切換える第1段階と踏み込み量により制御量を決定する第2段階とで構成される第1スイッチと、この第1スイッチを操作しながらオン、オフを切換可能な第2スイッチとを有したフットスイッチが開示されている。また、例えば特公平5−61612号公報には、フットスイッチに設けられたスイッチに足を近付けることによって、選択された機能が顕微鏡視野内に表示される技術が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このように、多種のフットスイッチが存在していると、スイッチの位置が解り難く、誤操作の原因となっている。
【0006】
上記特開平1−209062号公報に記載の技術では、フットスイッチの数は減少しているが、2つのスイッチを組合わせて足で操作しなければならず、かえって操作が煩わしくなり、手術の効率が低下してしまうという課題を有している。
【0007】
一方、上述した特公平5−61612号公報に記載の技術では、観察者の所望の機能を得るためには、足でスイッチを探すという作業を強いられる。この間、手術は中断することになり、手術効率が低下してしまう。更に、選択された機能が視野内に表示されるが、手術に集中している術者が表示を見落とした場合は、誤動作を防ぐことができない。
【0008】
また、顕微鏡視野内には選択された顕微鏡機能が表示されるが、近年、手術の高度化に伴い、顕微鏡の死角観察のための内視鏡が併用され、顕微鏡像と内視鏡の同時観察が望まれている。更に、エネルギー処置具の発達により、エネルギー処置具が手術に多用されており、その出力値等の設定条件を顕微鏡から眼を離さずに確認できることが望まれている。
【0009】
そして、特公平5−61612号公報に記載の技術では、フットスイッチ自体の数が減っていない。若しくは、フットスイッチの数は減少していても、モード選択スイッチを操作した後にフットスイッチを操作するというように、足で2段階の操作を行わなければならず、かえって煩わしくなり、手術の効率が低下してしまうという課題を有している。
【0010】
したがって、この発明の第1の目的は、手術用顕微鏡下で使用される手術器具の誤作動を確実に防止すると共に、多種の手術器具のフットスイッチの数を減少させることのできる手術用顕微鏡システムを提供することである。
【0011】
また、この発明の第2の目的は、手術用顕微鏡下で使用される手術器具の情報を、術者が顕微鏡から眼を離さずに得られるようにすると共に、手術器具を持ち替えたときに、それに対応した情報を術者に提供することのできる手術用顕微鏡システムを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
すなわち、請求項1に記載の発明は、手術用顕微鏡と上記手術用顕微鏡下で使用される少なくとも1つ以上の手術器具を有する手術用顕微鏡システムに於いて、予め定められた観察範囲内に、上記手術器具の先端位置が有るか無いかを検出するための検出手段と、上記検出手段により、上記観察範囲内に上記手術器具の先端位置が有ると検出した検出結果に対して、上記手術器具が使用していると判定し、上記観察範囲内に上記手術器具の先端位置が無いと検出した検出結果に対して、上記手術器具が非使用であると判定する制御手段と、上記手術器具の入力操作を行うもので、上記制御手段が使用していると判定した上記手術器具の操作に対応した異なる機能の操作を入力可能な操作入力手段と、を有するを有することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照してこの発明の実施の形態を説明する。
【0017】
初めに、図1乃至図3を参照して、この発明の第1の実施の形態について説明する。
【0018】
図1はこの発明の第1の実施の形態に係る手術用顕微鏡システム全体の概略的構成図、図2は手術用顕微鏡の顕微鏡部の構成及び手術用顕微鏡システムの機能構成を示すブロック図、図3は顕微鏡視野を示した図である。
【0019】
図1に於いて、手術用顕微鏡1は、術部を拡大観察するための顕微鏡部2と、この顕微鏡部2を3次元的に移動可能に保持しているアーム部3とにより構成されている。そして、顕微鏡部2には、後述するナビゲーションシステムにより顕微鏡部2の3次元座標を検出するための3個のLED4a、4b、4cから成るLED部4が取付けられている。
【0020】
また、電気メス5は、患部の切開、凝固等を行うハンドピース6と、このハンドピース6に出力を供給するジェネレータ7と、ハンドピース6の切開、凝固の出力のオン/オフをコントロールするフットスイッチ8とにより構成されている。そして、上記ハンドピース6には、後述するナビゲーションシステムによりハンドピース6の3次元座標を検出するための3個のLED9a、9b、9cから成るLED部9が取付けられている。
【0021】
尚、上記LED部4とLED部9は、発光パターンが異なっている。
【0022】
デジタイザ10は、LED部4、LED部9の3次元座標を検出するためのものである。このデジタイザ10には、受信部材として2台のCCDカメラ11a、11bが配置されている。
【0023】
また、12はナビゲーションシステムのワークステーションである。このワークステーション12には、TVモニタ13が接続されている。
【0024】
次に、図2を参照して、顕微鏡部2の内部構成及び図1に示された各装置の機能構成について説明する。
【0025】
顕微鏡部2は、左右光路共通の対物レンズ14と、左右1対のズームレンズ15a及び15bと、結像レンズ16a及び16bと、接眼レンズ17a及び17bが、順次配置されて構成されている。
【0026】
焦点位置倍率駆動部18は、対物レンズ14と、ズームレンズ15a、15bを駆動させるための公知のモータ等を用いた駆動手段である。この焦点位置倍率駆動部18によって、変倍及びフォーカシングを行うことができる。焦点位置倍率駆動部18に接続されたセンサ19は、該焦点位置倍率駆動部18の駆動位置を検出するためのものであり、顕微鏡部2の倍率及び焦点距離の検出を行っている。このセンサ19の検出結果は、ワークステーション12に順次送られている。
【0027】
上記ズームレンズ15a、15bと結像レンズ16a、16bの間の光束はアフォーカル光束となっており、そのうちズームレンズ15bと結像レンズ16bとの間には、ビームスプリッタ20が配置されている。
【0028】
ビームスプリッタ20により分割された光軸上には、画像投影レンズ21、LCD22、バックライト23が、順次配置されている。画像投影レンズ21は、LCD22の画像を顕微鏡部2の結像面24上に結像するべく配置されている。また、上記LCD22は画像生成部25に接続されており、バックライト23はワークステーション12からの信号によって該バックライト23のオン、オフを制御する制御部26に接続されている。
【0029】
一方、デジタイザ10で検出されたLED部4、LED部9からの検出信号は、ワークステーション12に送られる。ワークステーション12は、モニタ13に接続される。そして、このワークステーション12には、術前に予めCTやMRIといった図示されない画像診断装置による断層画像データ及び断層画像データを加工し、3次元に再構築されたデータが記録されている。
【0030】
また電気メス5のジェネレータ7とフットスイッチ8(FS)の間には、ワークステーション12からの信号によって、フットスイッチ8の入力を制御する制御部27が接続されている。上記ジェネレータ7は、電気メス5の設定状態を出力するべく通信ラインで画像生成部25に接続されている。
【0031】
次に、この第1の実施の形態に於ける手術用顕微鏡システムの動作について説明する。
【0032】
術前に、予め撮影されたCT、MRI装置(図示せず)等の断層画像が3次元画像データに再構築されて、ワークステーション12に記録される。そして、手術を始めるにあたっては、ワークステーション12内の断層画像データと顕微鏡部2の観察位置、及びハンドピース6の先端位置の座標の相関をとるべくキャリブレーションが行われる。
【0033】
これにより、顕微鏡部2が移動された際に、顕微鏡部2に取付けられたLED部4の位置がデジタイザ10により検出され、その信号がワークステーション12に送られる。また、センサ19により顕微鏡部2の焦点位置が、ワークステーション12に送られる。
【0034】
ワークステーション12では、デジタイザ10及びセンサ19からの信号により、術前断層像の3次元画像データと顕微鏡の観察点の相対位置が算出される。モニタ13上に3次元画像データと顕微鏡観察点が、重像されて表示される。
【0035】
また、同様に、ハンドピース6に取付けられたLED部9がデジタイザ10により検出されることにより、ハンドピース6の先端位置が表示される。これにより、術者が、モニタ13上で顕微鏡部2の観察点及びハンドピース6の先端位置を確認することができるのは、公知のナビゲーション技術と同様である。したがって、ここでの詳細な説明は省略する。
【0036】
一方、ワークステーション12には、顕微鏡部2のセンサ19から焦点位置と同様に倍率信号が送られているため、顕微鏡部2の観察位置に加えて、観察の範囲を特定することができる。したがって、ワークステーション12では、顕微鏡部2の観察位置及び範囲と、ハンドピース6の先端位置との相対位置関係を知ることができる。
【0037】
術者が電気メス5を使用していない場合は、ハンドピース6は術部から離れた位置、すなわち顕微鏡部2の観察範囲外にある。このとき、ワークステーション12では、ハンドピース6の先端が顕微鏡観察範囲内に入っていないことが判定される。これにより、ワークステーション12から制御部27に、フットスイッチ8の操作停止信号が送られる。
【0038】
ワークステーション12からの信号を受けた制御部27では、フットスイッチ8の操作信号がジェネレータ7に伝達されないように制御が行われる。すなわち、フットスイッチ8のスイッチが押されても、ハンドピース6からの出力がされないようになる。
【0039】
また、同時にワークステーション12からは、制御部26にバックライト23の消灯制御信号が送られる。すなわち、LCD22の像は、顕微鏡視野内では観察されない。
【0040】
次に、術者が電気メス5を使用する場合には、術部にハンドピース6を持ってくる。すなわち、顕微鏡観察範囲内にハンドピース6の先端が位置される。このとき、ワークステーション12では、顕微鏡観察範囲内にハンドピース6の先端が位置することが判定される。これにより、制御部27にフットスイッチ8の操作許可信号が送られる。
【0041】
信号を受けた制御部27では、フットスイッチ8の操作によるハンドピース6の出力を許可すべく制御が行われる。すなわち、フットスイッチ8による電気メス5の操作が行えるようになる。
【0042】
また、同時に、ワークステーション12から制御部26に信号が送られる。この制御部26では、バックライト23が点灯するべく制御が行われる。
【0043】
ここで、ジェネレータ7からの設定状態の信号が、画像生成部25に送られている。画像生成部25では、受取った設定状態信号を基に表示画像が生成される。そして、この生成された表示画像が、LCD22に入力されている。したがって、バックライト23が点灯されることにより、LCD22の像が画像結像レンズ21、ビームスプリッタ20、結像レンズ16bを介して、結像面24に結像される。このときの接眼レンズによる顕微鏡観察視野は、図3に示されるようになる。
【0044】
このように、第1の実施の形態によれば、電気メス5が使用されていない場合には、フットスイッチ8の機能が停止しているため、術者が意図せずに誤ってフットスイッチ8を踏んでしまっても、ハンドピース6からの出力は行われず安全である。また、術者が電気メス5を使用する場合は、顕微鏡観察範囲内にハンドピース6の先端を持ってくるだけでフットスイッチ8が作動するようになるので、煩わしい操作が必要ない。
【0045】
電気メス5による術部の処置は顕微鏡観察下で行われるものであるため、手術効率の低下もない。また、電気メス5を使用する場合に、電気メス5の設定条件が自動的に顕微鏡観察視野内に表示されるため、いちいち設定条件を確認する必要が無く、安全性の向上、手術時間の短縮が図れる。
【0046】
また電気メス5を使用しない場合は、自動的に表示が消えるために顕微鏡視野が遮られることはなく、手術に集中することができる。
【0047】
尚、この第1の実施の形態では、電気メス5の使用/非使用状態に応じてフットスイッチ8の機能を制御するよう構成したが、ジェネレータ7の電源オン、オフを制御することでも、同様の効果が得られる。
【0048】
次に、図4乃至図6を参照して、この発明の第2の実施の形態について説明する。
【0049】
尚、以下に述べる実施の形態に於いて、上述した第1の実施の形態と同一の部分には同一の参照番号を付して、詳細な説明は省略する。
【0050】
図4は手術器具及び手術用顕微鏡システム全体の機能構成を示すシステム図、図5はフットスイッチの機能説明図、図6は顕微鏡視野を示す図である。
【0051】
図4に於いて、内視鏡30には、TVカメラ31が接続されている。また、内視鏡30には、ナビゲーションシステムにより、該内視鏡30の先端部の3次元座標を検出するための3個のLED32a、32b、32cから成るLED部32が取付けられている。
【0052】
上記TVカメラ31には、光源/CCUユニット33が接続されている。この光源/CCUユニット33は、光源から発せられた照明光を、図示されないライトガイドを介して内視鏡30に伝達し、該内視鏡30の先端部から照明光を発するためのものである。
【0053】
電気メス35は、患部の凝固、切開等を行うハンドピース36と、このハンドピース36に出力を供給するジェネレータ37とにより構成されている。また、ハンドピース36には、ナビゲーションシステムにより、該ハンドピース36の先端部の3次元座標を検出するための3個のLED38a、38b、38cから成るLED部38が取付けられている。
【0054】
超音波吸引装置40は、患部の凝固、切開等を行うハンドピース41と、このハンドピース41に出力を供給するジェネレータ42により構成されている。ハンドピース41には、ナビゲーションシステムにより、ハンドピース41の先端部の3次元座標を検出するための3個のLED43a、43b、43cから成るLED部43が取付けられている。
【0055】
フットスイッチ(FS)制御部45は、ワークステーション12からの信号により、フットスイッチ(FS)46による光源/CCUユニット33、ジェネレータ37、ジェネレータ42の何れか1つのコントロールが可能になるべく、フットスイッチ46を制御している。
【0056】
画像制御部47は、ワークステーション12からの信号に基いて、TVカメラ31による画像、ジェネレータ37からの電気メス35の設定状態信号、ジェネレータ42からの超音波吸引装置40の設定状態信号の何れか1つを映像信号に変換して、顕微鏡2のLCD22に出力するべく制御するものである。
【0057】
また、フットスイッチ46は、図5に示されるように、2つのスイッチ46a、46bを備えている。
【0058】
次に、この第2の実施の形態に於ける手術用顕微鏡システムの動作について説明する。
【0059】
術者が顕微鏡2の死角観察のために内視鏡30を使用している場合、顕微鏡観察範囲内に内視鏡30の先端が位置される。このとき、ワークステーション12では、顕微鏡観察範囲内に内視鏡30の先端が位置することが判定され、フットスイッチ制御部45に信号を送る。
【0060】
信号を受けたフットスイッチ制御部45では、フットスイッチ46による光源/CCUユニット33の操作が可能になるべく、フットスイッチ46が制御される。この時のフットスイッチ46のスイッチ46a、46bは、下記表1に示される「モード:内視鏡」の機能をそれぞれ有している。
【0061】
【表1】
【0062】
また、同時に、ワークステーション12からは、画像制御部47に信号が送られる。信号を受けた画像制御部47では、LCD22にTVカメラ31からの画像を送るべく制御が行われる。この時の顕微鏡2の観察視野内は、図6に示されるように、LCD22に入力されたTVカメラ31の画像が投影される(上記表1中の「モード:内視鏡」)。
【0063】
次に、術者が内視鏡30から超音波吸引装置40に持ち替えて処置が開始された場合、顕微鏡観察範囲内にハンドピース41の先端部が位置される。この時、ワークステーション12では、顕微鏡観察範囲内にハンドピース41の先端が位置することが判定され、フットスイッチ制御部45及び画像制御部47に信号を送る。
【0064】
信号を受けたフットスイッチ制御部45及び画像制御部47では、フットスイッチ46及びLCD22を、上記表1及び下記表2中に示される「モード:超音波吸引装置」の状態になるべく制御が行われる。
【0065】
【表2】
【0066】
更に、術者が内視鏡30或いは超音波吸引装置40から電気メス35に持ち替えて処置が開始された場合、顕微鏡観察範囲内にハンドピース36の先端部が位置される。この時、ワークステーション12では、顕微鏡観察範囲内にハンドピース36の先端が位置することが判定され、フットスイッチ制御部45及び画像制御部47に信号を送る。
【0067】
信号を受けたフットスイッチ制御部45及び画像制御部47では、フットスイッチ46及びLCD22を、上記表1及び下記表2中に示される「モード:超音波吸引装置」の状態になるべく制御が行われる。
【0068】
このように、第2の実施の形態によれば、手術器具の使用状態を検出してフットスイッチの機能が切替わるため、顕微鏡下で複数の手術器具を使用する場合、フットスイッチの数を減らすことができる。また、顕微鏡視野内の画像も切替わるため、使用している手術器具の合わせて必要な情報を術者に提供することができる。
【0069】
次に、図7及び図8を参照して、この発明の第3の実施の形態について説明する。
【0070】
図7は手術用顕微鏡の鏡体部と超音波吸引装置の構成を示す図、図8は光センサの動作原理を示す図である。
【0071】
図7に於いて、手術用顕微鏡の顕微鏡部50は、図示されないアームに保持されている。上記顕微鏡部50には、図示されない光源からの照明光を術部に照射する照明光学系が内蔵されている。この照明光学系は、顕微鏡部50に内蔵されたズーム変倍機構に連動して、術部に照射された照明光範囲51を変更する機構を備えている。
【0072】
一方、超音波吸引装置53は、患部の切開、送水等を行うハンドピース54と、このハンドピースに54に出力を供給するジェネレータ56と、ハンドピース54の切開、送水をコントロールするフットスイッチ57と2より構成されている。
【0073】
ハンドピース54の先端部には光センサ55が配設されており、この光センサ55は判別部58と接続されている。ジェネレータ56とフットスイッチ57の間には、上記判別部58からの信号によってフットスイッチ57の入力を制御する制御部59が接続されている。
【0074】
このような構成に於いて、顕微鏡部50から発せられた照明光範囲51は、照明光学系がズーム変倍に連動しているため、顕微鏡観察範囲とほぼ同等の範囲となる。ここで、術者が超音波吸引装置53が使用されていない場合は、ハンドピース54は、術部から離れた位置、すなわちハンドピース54の先端部が照明光範囲51外にある。
【0075】
この時、ハンドピース54の先端に設けられた光センサ55では、手術室内の照明が感知されている。光センサ55では受光された光量が電圧レベルに変換され、この変換された出力は判別部58に送られる。
【0076】
判別部58に於いては、光センサ55から受取った信号が、図8に破線で示された閾値以下の電圧(光量)では出力信号が送られず、光センサ55が破線で示された閾値値以上の光量が感知されたときに、制御部59に信号が送信される。
【0077】
ここで、手術室内の無影灯の明るさでは、図8に示される破線以下となるように閾値を設定しておく。すなわち、超音波吸引装置53が非使用状態のときには、判別部58からの信号は制御部59には送信されない。そして、制御部59では、判別部58からの信号が無いときは、フットスイッチ57の機能を停止する制御が行われる。
【0078】
次に、術者が超音波吸引装置53を使用する場合には、ハンドピース54の先端部の光センサ55が照明観察光範囲51内に位置される。この時、光センサ55の光量感知が判別部58の閾値を超えるため、判別部58から制御部59に信号が送信される。信号が受信された制御部59では、フットスイッチ57の操作によるハンドピース53の出力を許可すべく制御が行われる。
【0079】
このように、第3の実施の形態によれば、簡単な構成で、フットスイッチの誤動作が防止することができる。
【0080】
尚、この第3の実施の形態では、手術器具の先端が顕微鏡観察範囲内であることを検出するために、顕微鏡照明光と光センサを用いているが、顕微鏡に取付けられたTVカメラで手術器具先端を検出することでも、同様の効果を得ることができる。
【0081】
次に、この発明の第4の実施の形態について説明する。
【0082】
図9は、手術用顕微鏡の鏡体部と超音波吸引装置の構成を示す図である。
【0083】
図9に於いて、手術用顕微鏡の顕微鏡部61は、図示されないアームに保持されている。上記顕微鏡部61は、図示されないズーム変倍及び焦点距離可変レンズを駆動するための駆動部62を有している。
【0084】
超音波吸引装置63は、患部の切開、送水等を行うハンドピース64と、このハンドピースに64に出力を供給するジェネレータ65と、ハンドピース64の切開、送水をコントロールするフットスイッチ(FS)66とにより構成されている。
【0085】
上記ハンドピース64の把持部には圧力センサ67が設けられており、判別部68と接続されている。更に、ジェネレータ65とフットスイッチ66の間には、判別部68からの信号によってフットスイッチ66の入力を制御する制御部69が配置されている。
【0086】
また、上記ハンドピース64には、着脱可能に接続された操作スイッチ70が設けられていると共に、顕微鏡部61のズームアップ(UP)/ダウン(DOWN)、フォーカスアップ(UP)/ダウン(DOWN)を行うための複数のスイッチ71が配列されている。上記操作スイッチ70は、駆動部62に接続されている。
【0087】
このような構成に於いて、術者が超音波吸引装置63を使用してしない場合は、ハンドピース64は術者の手に握られていない。この時、ハンドピース64の把持部に設けられた圧力センサ67では、圧力は感知されていない。
【0088】
判別部68では、圧力センサ67にて圧力が感知されていないときは出力信号は供給されず、圧力センサ67にて圧力が感知されたときに、制御部69に信号が送信される。すなわち、超音波吸引装置63が非使用状態の場合には、判別部68からの信号は制御部69には送信されない。制御部69では、判別部68からの信号が無い場合に、フットスイッチ66の機能を停止する制御が行われる。
【0089】
次に、術者が超音波吸引装置63を使用する場合には、ハンドピース64の把持部が握られているため、圧力センサ67にて圧力が感知される。この時、判別部68から制御部69に信号が送信される。信号を受信した制御部69では、フットスイッチ66の操作によるハンドピース64の出力を許可すべく制御が行われる。
【0090】
一方、顕微鏡部61のズーム、フォーカス操作が、術者により行われる場合は、ハンドピース64に接続された複数のスイッチ71が操作される。これら複数のスイッチ71からの信号は駆動部62に送信され、これにより顕微鏡部61のズーム、フォーカス操作が行われる。
【0091】
ここで、操作スイッチ70はハンドピース64に対して着脱可能に接続されているため、術者が超音波吸引装置63から他の手術器具、例えば電気メスに持ち替えた場合は、ハンドピース64から操作スイッチ70を取り外し、電気メスのハンドピースに操作スイッチ70を接続することができる。
【0092】
このように、第4の実施の形態によれば、術者がハンドピースを持っていないときは、フットスイッチの機能が働かないため、誤動作を確実に防止できる。
【0093】
また、顕微鏡の操作入力がハンドピースで行えるため、顕微鏡用のフットスイッチが不要になり、術者は顕微鏡操作時にフットスイッチを足で探す必要が無く、手術時間が短縮される。
【0094】
更に、操作入力部をハンドピースに対して着脱可能に構成してあるため、あらゆる手術器具に対応することができる。ここで、顕微鏡下の手術は、術者が指先で行うことはなく、必ず手術器具を用いて手術が行われる。このため、顕微鏡操作入力を手術器具から行うことは手術の流れを何ら妨げることはない。
【0095】
次に、図10乃至図12を参照して、この発明の第5の実施の形態について説明する。
【0096】
図10は手術用顕微鏡の顕微鏡部の構成と手術用顕微鏡及び電気メスの機能構成を示すブロック図、図11はフットスイッチの機能説明図、図12は顕微鏡視野を示す図である。
【0097】
図10に於いて、電気メス75は、患部の切開、凝固等を行うハンドピース76と、このハンドピース76に出力を供給するジェネレータ77と、ハンドピース76の切開、凝固の出力のオン/オフ及び出力設定をコントロールするフットスイッチ(FS)78とにより構成されている。
【0098】
手術用顕微鏡の鏡体部80は、図示されないアームに支持されている。そして、この鏡体部80には、左右光路共通の対物レンズ81と、左右1対のズームレンズ82a、82bと、接眼鏡筒83とが、順次配置されいる。また、ズームレンズ82bと接眼鏡筒83との間の光束はアフォーカル光束となっており、ここにビームスプリッタ84が配置されている。そして、ビームスプリッタ84により分割された光軸上には、画像投影レンズ85、LCD86が、順次配置されている。上記画像投影レンズ85は、LCD86の画像を顕微鏡部80の結像面上に結像するべく配置されている。
【0099】
顕微鏡駆動部91は、ズームレンズ82a、82b及び対物レンズ81を駆動させるための駆動手段であり、これにより変倍及びフォーカシングを行うことができる。
【0100】
上記ハンドピース76には、着脱可能に接続されたスイッチ89が設けられる。そして、このスイッチ89は、機能選択スイッチ90を備えている。機能選択スイッチ90から出力される信号は、制御部92に送信される。
【0101】
制御部92では、機能選択スイッチ90からの信号により、フットスイッチ78によるジェネレータ77或いは顕微鏡駆動部91の操作入力が可能となるように制御される。また、この制御部92は、機能選択スイッチ90からの信号により、画像生成部93を介して、LCD86に選択的に信号が出力可能となるよう制御する。
【0102】
上記フットスイッチ78は、図11に示されるように、シーソースイッチを有しており、スイッチ78a、78bによる入力が可能になっている。
【0103】
次に、第5の実施の形態の動作を説明する。
【0104】
術者によって機能選択スイッチ90が操作されると、機能選択スイッチ90からの信号が制御部92に入力される。制御部92からは、画像生成部93を介してLCD86に信号が送られる。
【0105】
ここで、接眼鏡筒83により術者が覗いた顕微鏡視野を図12に示す。術者により機能選択スイッチ90が操作される毎に、図12に示されたLCD像の各モードが、順次点灯、或いは白黒反転等され、何れの機能が選択されたかが術者に伝えられる。
【0106】
また、制御部92では、機能選択スイッチ90からの信号により、フットスイッチ78の機能を設定すべく制御が行われる。
【0107】
下記表3は、術者が機能選択スイッチ90を選択する毎に切り替わるフットスイッチ78の機能が示されている。
【0108】
【表3】
【0109】
すなわち、機能選択スイッチ90によって「モード:フォーカス」が選択されていると、顕微鏡視野内のLCD像は「FOCUS」が点灯表示され、フットスイッチ78ではフォーカスUP/DOWNが行えるようになる。
【0110】
このように、第5の実施の形態によれば、顕微鏡操作と電気メスの操作が1つのフットスイッチで行えるので、フットスイッチの数を減らすことができ、術者がフットスイッチを足で探したり、足による複雑な操作を行う必要がないため操作性が向上する。
【0111】
尚、この発明の上記実施の形態によれば、以下の如き構成を得ることができる。
【0112】
すなわち、
(1) 手術用顕微鏡と、上記手術用顕微鏡観察下で使用される少なくとも1つ以上の手術器具を有する手術用顕微鏡に於いて、
上記手術器具が上記手術用顕微鏡の観察範囲内に位置することを検出するための検出手段と、
上記検出手段の検出結果に基いて上記手術器具の操作入力を行う操作入力手段と、
上記検出手段の検出結果に基いて上記操作入力手段を制御する制御手段と、
を有することを特徴とする手術用顕微鏡システム。
【0113】
(2) 手術用顕微鏡と、上記手術用顕微鏡下で使用される少なくとも1つ以上の手術器具を有する手術用顕微鏡システムに於いて、
上記手術器具が上記手術用顕微鏡の観察範囲内に位置することを検出するための検出手段と、
上記検出手段の検出結果に基いて上記手術器具からの情報を上記手術用顕微鏡の接眼視野内に表示する表示手段と、
を有することを特徴とする手術用顕微鏡システム。
【0114】
(3) 手術用顕微鏡と上記手術用顕微鏡下で使用される少なくとも1つ以上の手術器具を有する手術用顕微鏡システムに於いて、
上記手術器具の使用状態を検出するための検出手段と、
上記手術器具の入力操作を行う操作入力手段と、
上記検出手段の検出結果に基いて上記操作入力手段を制御する制御手段と、
を有することを特徴とする手術用顕微鏡システム。
【0115】
(4) 手術用顕微鏡と上記手術用顕微鏡下で使用される少なくとも1つ以上の手術器具を有する手術用顕微鏡システムに於いて、
上記手術器具の使用状態を検出するための検出手段と、
上記検出手段の検出結果に基いて上記手術器具の情報を上記手術用顕微鏡の接眼視野内に表示するための表示手段と、
を有することを特徴とする手術用顕微鏡システム。
【0116】
(5) 上記検出手段は、術部に対する顕微鏡及び手術器具の3次元位置を検出することを特徴とする上記(1)乃至(4)の何れかに記載の手術用顕微鏡システム。
【0117】
(6) 上記検出手段は、上記手術用顕微鏡から被観察物に対して発せられる照明光を検出する光センサであり、上記光センサが上記手術器具に取付けられていることを特徴とする上記(1)乃至(4)の何れかに記載の手術用顕微鏡システム。
【0118】
(7) 上記手術器具の把持部に上記検出手段を有することを特徴とする上記(3)、(4)に記載の手術用顕微鏡システム。
【0119】
(8) 上記手術器具はエネルギー処置具若しくは内視鏡であることを特徴とする上記(1)乃至(7)に記載の手術用顕微鏡システム。
【0120】
(9) 上記操作入力手段がフットスイッチであることを特徴とする上記(1)乃至(8)の何れかに記載の手術用顕微鏡システム。
【0121】
(10) 手術用顕微鏡と、上記手術用顕微鏡下で使用される少なくとも1つ以上の手術器具とを有する手術用顕微鏡システムに於いて、
上記手術器具が上記手術用顕微鏡を操作するための入力手段を有することを特徴とする手術用顕微鏡システム。
【0122】
(11) 上記入力手段が上記手術器具と着脱脱可能であることを特徴とする上記(10)に記載の手術用顕微鏡システム。
【0123】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、手術の流れを中断すること無く、且つ確実にフットスイッチの誤動作を防止することができ、安全性を向上することができる。
【0124】
また、請求項2に記載の発明によれば、手術用顕微鏡から眼を離さずに、術者にとって必要な手術器具の設定情報が得られるため、また手術器具を術者が持ち替えたときに、それに対応した情報が得られるために術者の効率が向上する。
【0125】
更に、複雑な操作の必要なくフットスイッチ数が減らせるため、スイッチ操作を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態に係る手術用顕微鏡システム全体の概略的構成図である。
【図2】第1の実施の形態による手術用顕微鏡の顕微鏡部の構成及び手術用顕微鏡システムの機能構成を示すブロック図である。
【図3】第1の実施の形態による顕微鏡視野を示した図である。
【図4】この発明の第2の実施の形態に係る手術器具及び手術用顕微鏡システム全体の機能構成を示すシステム図である。
【図5】第2の実施の形態によるフットスイッチの機能説明図である。
【図6】第2の実施の形態による顕微鏡視野を示す図である。
【図7】この発明の第3の実施の形態による手術用顕微鏡の鏡体部と超音波吸引装置の構成を示す図である。
【図8】第3の実施の形態による光センサの動作原理を示す図である。
【図9】この発明の第4の実施の形態による手術用顕微鏡の鏡体部と超音波吸引装置の構成を示す図である。
【図10】この発明の第5の実施の形態による手術用顕微鏡の顕微鏡部の構成と手術用顕微鏡及び電気メスの機能構成を示すブロック図である。
【図11】第5の実施の形態によるフットスイッチの機能説明図である。
【図12】第5の実施の形態による顕微鏡視野を示す図である。
【符号の説明】
1 手術用顕微鏡、
2 顕微鏡部、
3 アーム部、
4、9 LED部、
5 電気メス、
6 ハンドピース、
7 ジェネレータ、
8 フットスイッチ(FS)、
10 デジタイザ、
11a、11b CCDカメラ、
12 ワークステーション、
13 TVモニタ、
14 対物レンズ、
15a、15b ズームレンズ、
16a、16b 結像レンズ、
17a、17b 接眼レンズ、
18 焦点位置倍率駆動部、
19 センサ、
20 ビームスプリッタ、
21 画像投影レンズ、
22 LCD、
23 バックライト、
24 結像面、
25 画像生成部、
26、27 制御部。
Claims (3)
- 手術用顕微鏡と上記手術用顕微鏡下で使用される少なくとも1つ以上の手術器具を有する手術用顕微鏡システムに於いて、
予め定められた観察範囲内に、上記手術器具の先端位置が有るか無いかを検出するための検出手段と、
上記検出手段により、上記記観察範囲内に上記手術器具の先端位置が有ると検出した検出結果に対して、上記手術器具が使用していると判定し、上記観察範囲内に上記手術器具の先端位置が無いと検出した検出結果に対して、上記手術器具が非使用であると判定する制御手段と、
上記手術器具の入力操作を行うもので、上記制御手段が使用していると判定した上記手術器具の操作に対応した異なる機能の操作を入力可能な操作入力手段と、
を有することを特徴とする手術用顕微鏡システム。 - 照明光範囲として術部に照明光を照射する照明光学系を更に具備し、
前記照明光範囲は、予め定められた観察範囲と同等の範囲であることを特徴とする請求項1に記載の手術用顕微鏡システム。 - 前記操作入力手段は、前記手術器具に対して着脱可能に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の手術用顕微鏡システム。
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