JP6635509B2 - 照明付き車両用ドアハンドルプロテクターとその照明構造 - Google Patents

照明付き車両用ドアハンドルプロテクターとその照明構造 Download PDF

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本発明は、照明付き車両用ドアハンドルプロテクターとその照明構造に関する。
従来、夜間や暗所で自動四輪車のドアハンドルの位置を視認可能とするために、ドアハンドルの周囲を発光させる照明構造が用いられている。例えば、引用文献1には、ドアのボディーパネルの内部に光源であるLEDを設け、ボディーパネルのドアハンドルに対向する位置に設けた貫通孔からLEDの発する光をボディーパネルの外部に導き、ドアハンドルの周囲を照射する車両用サイドハンドルランプが知られている。
また、引用文献2には、ドアハンドルの内部に光源であるLEDを設け、ドアハンドルの上下部分に配設される部材を、透光性を有するアクリル又はポリカーボネートで形成し、LEDの発する光をこの透光性を有する部材を介してドアハンドルの外部へ導き、ドアハンドルの周囲を照射する照明ドアハンドルが知られている。
特開2004−231052号公報 WO2012/058576号公報
しかしながら、特許文献1の車両用サイドハンドルランプは、ボディーパネルに取付孔を設け、ボディーパネルの裏面に取付ブラケットが固定されており、この取付ブラケットに光源本体を取り付ける構成を有している。そのため、車両用サイドハンドルランプを後付けするためには、ボディーパネルに取付孔を穿設する必要があり、その取付孔の周囲に取付ブラケットを配設するため取付作業が煩雑になると共に、ボディーパネル内部に取付ブラケットを配置する空間が必要であるという問題があった。
一方、特許文献2の照明ドアハンドルを車両に後付けする場合には、ドアハンドル全体を交換する必要があり、同時に鍵の交換も必要となってしまうため、取付け費用が高額になってしまうという問題があった。
そこで、本発明は以上の問題点を解決し、容易に後付けできる照明付き車両用ドアハンドルプロテクターを提供することを目的とする。また、ドアハンドルの交換が不要で、かつ、後付け作業時の加工が少ない車両用ドアハンドルの照明構造を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明に係る車両用ドアハンドルプロテクターは、プロテクター本体と、前記プロテクター本体に形成された溝部に配設された発光部材と、前記溝部の底面に設けられた遮光部と、を備え、前記プロテクター本体の表側面は平面状に形成され、前記プロテクター本体の裏側面に前記表面側に凹の前記溝部が形成され、前記発光部材が前記溝部の深さよりも薄く形成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明に係る車両用ドアハンドルプロテクターは、前記プロテクター本体が光拡散部材により形成されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明に係る車両用ドアハンドルプロテクターは、前記発光部材の光源部と前記溝部の壁面との間に隙間が形成されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明に係る車両用ドアハンドルの照明構造は、車両用ドアのアウターパネルにグリップ式ドアハンドルが接続され、前記アウターパネルの前記ドアハンドルに対向する位置に請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用ドアハンドルプロテクターを配設したことを特徴とする。
請求項5に記載の発明に係る車両用ドアハンドルの照明構造は、前記車両用ドアハンドルプロテクターの前記溝部が前記ドアハンドルと略平行に形成されていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明に係る車両用ドアハンドルの照明構造は、前記車両用ドアハンドルプロテクターの発光部材に給電する配線を備え、前記配線が前記ドアハンドルと当接する前記アウターパネルに形成された貫通孔に挿通されて車両用ドアの内部へ延設されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、照明機能を有する車両用ドアハンドルプロテクターを提供することができる。
請求項2に記載の発明によれば、発光部材から発せられた光を外部へ拡散して放出することができる。
請求項3に記載の発明によれば、発光部材から発せられる光の一部を溝部内で反射させてから外部に放射することができる。
請求項4に記載の発明によれば、発光部材から発せられた光によりドアハンドル周囲を的確に照射することができる。
請求項5に記載の発明によれば、ドアハンドルに沿った範囲に光を照射することができる。
請求項6に記載の発明によれば、車両用ドアハンドルプロテクターを後付けする場合にアウターパネルへの大規模な加工が不要となる。
本発明の実施例1を示すプロテクターの正面図である。 同、ドアハンドル及びその周囲の正面図である。 同、プロテクターを貼り付けた状態のドアハンドル及びその周囲の正面図である。 同、図1のA−A断面図である。 同、プロテクターの要部拡大断面図である。 同、プロテクター本体の正面図である。 同、LEDテープの斜視図である。 同、LEDテープを配設した状態のプロテクター本体の正面図である。 同、ドアハンドル及びその周囲の水平断面図である。 同、ドアハンドル及びその周囲の縦断面図である。
以下、本発明の実施例について、添付の図1〜図10を参照して説明する。以下に説明する実施例は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。なお、実施例において、図2の紙面上下左右をそれぞれドアハンドルの上下左右として説明する。
図1において、1は車両用ドアハンドルプロテクターであって、このプロテクター1は、シート状のプロテクター本体2と、発光部材としてのLEDテープ3と、遮光部としてのシート状のカバー部材4とを有して構成されている。
図2は、右ハンドル用の自動四輪車の運転席のドアのドアハンドル5及びその周辺部を示しており、図2の右方向がこの自動四輪車の前方部である。自動四輪車のドアの外面部を形成するアウターパネル6には、楕円状の凹部7が形成されており、この凹部7の長手方向の両端部にはドアハンドル5が接続されている。ドアハンドル5は、鍵穴8を備える固定部9と使用者が把持する可動部10とを有して構成される、いわゆるグリップ式ドアハンドルである。図9に示すように、可動部10の一端とアウターパネル6との当接部分には、第一の貫通孔11が形成され、可動部10の他端とアウターパネル6との当接部分には、第二の貫通孔12が形成されている。第一の貫通孔11には、可動部10の一端とアウターパネル6内に配設された基部13とを連結する第一の連結部14が挿通され、第二の貫通孔12には、可動部10の他端とアウターパネル6内に配設された基部13とを連結する第二の連結部15が挿通されている。この第一の連結部14及び第二の連結部15は伸縮構造を有し、常に収縮する方向に付勢されている。そして、可動部10を手前に引くと第一の連結部14及び第二の連結部15が伸長し可動部10が手前に移動できるようになっている。使用者は、ドアが解錠状態の時に可動部10を把持して手前に引くことによりドアを開けることができる。凹部7は、アウターパネル6とドアハンドル5との間の空間を広くするために形成されており、ドアハンドル5を把持し易くしている。
図4に示すとおり、プロテクター本体2の表側面16は、平面状に形成され光を一部透過可能なミラー表面処理(例えば、アルミなどの金属材料によるハーフミラー蒸着)が施されている。一方、プロテクター本体2の裏側面18は、上下両端側から略中央方向に向かって滑らかに厚さが増しており、その厚さが最も厚い肉厚部19には水平方向に延びる平面視矩形状の溝部20が形成されている。裏側面18の溝部20以外の面には、白色の塗装が施された白塗装部29が形成されている。この白塗装部29は、プロテクター本体2内を進行する光を反射・拡散させる効果を有し、プロテクター本体2内の光の乱反射を促進させるものである。また、白塗装部29の外側面には、遮光性を有する黒色の塗装が施された黒塗装部30が形成されている。この黒塗装部30は、プロテクター本体2の表側面16と裏側面18との間の側面部31及び表側面16の外周部分である周辺部21にも施されている。この黒色塗装により、プロテクター本体2内の光が裏側面18及び側面部31から外部へ漏れ出ることを防止することができる。なお、プロテクター本体2はアウターパネル6に密着するように貼り付けられるため、プロテクター本体2内の光が裏側面18から漏れ出ることは通常想定されないため、裏側面18への黒色塗装は必ずしも必要ではない。また、プロテクター本体2の側面部31から光を放出するようにする場合には、側面部31及び表側面16の周辺部21へ黒色塗装を施さなければよい。なお、黒塗装部30の色は遮光性を有するものであれば適宜変更可能である。この塗装を施す範囲を調整することにより、LEDテープ3が発する光がプロテクター本体2の内部を透過してプロテクター本体2の外部へ拡散する範囲を決定することができる。すなわち、LEDテープ3が発する光が照らす範囲の形状を決定することができる。
プロテクター本体2は、透明なアクリル樹脂やポリカーボネート、シリコンラバー等の合成樹脂により形成されている。本実施例のプロテクター本体2は、凹部7の形状に対応するように湾曲させて形成されているが、可撓性を有する素材により形成し、凹部7の形状に対応して変形可能なものであってもよい。プロテクター本体2の外形は、ドアハンドル5を取り付けた後の凹部7の表面形状と略同形状に形成されている。プロテクター本体2は、ドアハンドル5を把持する際に爪等によりアウターパネル5に傷が付くことを防止すると共に、ドアハンドル5周辺の意匠性を向上させるものである。本実施例のプロテクター本体2は、プロテクター本体2が凹部7からはみ出さないように、プロテクター本体2を凹部7よりもやや小さく形成している。なお、凹部7の形状は車種毎に異なるが、プロテクター本体2を貼り付ける車両の凹部7の形状に合わせてプロテクター本体2の外径を形成すればよい。また、プロテクター本体2の外形は、意匠性等を考慮して適宜変更可能であり、本実施例のようなシート状のものの他、プレート状のものや薄板状のもの等、様々な形状を採用可能である。プロテクター本体2は、裏側面18に貼り付けた両面テープ17によりアウターパネル5の凹部7に貼り付けられる。なお、プロテクター本体2は接着剤等により凹部7に貼り付けてもよい。
図7は、2本のLEDテープ3を示しており、LEDテープ3は、基板であるテープ本体22の一面にLEDチップ23を接続したものである。テープ本体22は、細長い直方体形状を有しており、その長手方向の一面にLEDチップ23が所定の間隔で複数接続されている。LEDチップ23の表面は透明なエポキシ樹脂で覆われており、外部からの衝撃緩和効果や防水効果を有する。テープ本体22の一端には、LEDチップ23に給電するための配線24が接続されている。この配線24は、自動四輪車に備えられた電源(図示せず)に接続されている。テープ本体22は、可撓性を有する合成樹脂で形成されているため、凹部7の形状によりプロテクター本体2が湾曲して貼り付けられた場合であっても、その湾曲に対応して変形可能となっている。なお、テープ本体22の長さや、LEDチップ23の数は適宜変更可能である。また、LEDチップ23は、所望する色の光を発するものを選択することができる。
図8に示すとおり、カバー部材4は、プロテクター本体2に形成された溝部20の底面である溝部底面27に貼り付けられている。カバー部材4は、ポリ塩化ビニル等の合成樹脂を基材とした粘着テープ等で形成されている。本実施例のカバー部材4は、長手方向の両端の幅を広く形成し、中心部の幅を狭く形成されている。また、カバー部材4の上辺部25と下辺部26は略円弧状に形成されているが下辺部26の方が上辺部25よりも円弧の曲率が大きくなっている。カバー部材4は、LEDチップ23から発せられる光を遮断するマスキングとして機能するものである。従って、光を遮りたい範囲に応じて任意にカバー部材4の形状を選択することができる。このカバー部材4により、LEDチップ23から発せられた光がプロテクター本体2の内部へ侵入する範囲が決定される。なお、本実施例においては、カバー部材4を用いてLEDチップ23の光を遮断しているが、溝部底面27に遮光性を有する塗装を任意の形状で施して、LEDチップ23の光を遮断してもよい。
次に、図8を参照してLEDテープ3の配置について説明する。溝部20は平面視矩形状であって、プロテクター本体2の右側(自動四輪車の前方側)が開口して形成されており、LEDテープ3を2本収容できる大きさである。まず、カバー部材4を貼り付けた溝部底面27であって溝部20の上側にLEDテープ3を両面テープや接着剤等(図示せず)で貼り付けて固定する。この際、LEDチップ23が上方を向くようにLEDテープ3を配設する。この上側に配設したLEDテープ3のLEDチップ23と溝部20の上側の壁面である溝部上面33との間には一定の隙間34が設けてある。次に、他のLEDテープ3を溝部20の溝部底面27であって溝部20の下側に両面テープや接着剤等(図示せず)で貼り付けて固定する。この際、LEDチップ23が下方を向くようにLEDテープ3を配設する。この下側に配設したLEDテープ3のLEDチップ23と溝部20の下側の壁面である溝部下面35との間には一定の隙間36が設けてある。本実施例では、上下のLEDテープ3の間には隙間32が設けてあるが、上下のLEDテープ3を当接させて隙間32を設けない配置としてもよい。LEDテープ3の配線24は溝部20の右側開口からプロテクター本体2の外部へ引き出されている。LEDテープ3をLEDチップ23が上下方向に向くように配設することで、LEDチップ23の発する光を効率良くプロテクター本体2内に導くことができる。なお、LEDチップ23の向きは適宜変更可能である。
LEDチップ23と溝部上面33との間に隙間34を設け、LEDチップ23と溝部下面35との間に隙間36を設けることにより、LEDチップ23から発せられた光の一部が溝部20内の溝部底面27やアウターパネル6で反射した後に溝部上面33及び溝部下面35からプロテクター本体2内部に侵入するため、プロテクター本体2の表側面16から外部へ放出される光の強さがLEDチップ23から発せられた時よりも弱まっており、淡い光となる。
次に、プロテクター1の組立て手順について説明する。まず、予めハーフミラー蒸着等の表面処理及び塗装を施したプロテクター本体2の溝部底面27にカバー部材4を貼り付ける。次に、カバー部材4の上にLEDテープ3を2本配設し固定する。最後に、プロテクター1をアウターパネル6に貼り付けるための両面テープ17をプロテクター本体2の裏側面18に貼り付ける。これでプロテクター1の組立ては完了する。このように、本実施例のプロテクター1は、構造が簡易であるため、組み立て作業が非常に容易である。
次に、プロテクター1のアウターパネル6の凹部7への貼付けについて説明する。まず、ドアハンドル5の可動部10を第一の連結部14及び第二の連結部15と共に基部13から取り外す。そして、配線24を第二の貫通孔12に挿通し、アウターパネル6の外側から内側に引き込み前記電源に接続する。その後、プロテクター1を両面テープ17により凹部7へ貼り付け、ドアハンドル5の第一の連結部14及び第二の連結部15を基部13に再度取り付けることによりプロテクター1の貼り付けが完成する。なお、ドアハンドル5の可動部10とアウターパネル6との間に隙間等がなく、配線24が可動部10とアウターパネル6との間に挟まってしまう場合には、図9に示すように、可動部10のアウターパネル6と当接する面に配線24を配設する切欠き28を設ければよい。このように、本実施例では、プロテクター1をアウターパネル6の凹部7への貼り付ける際に、配線24を第二の貫通孔12に挿通することで、金属であるアウターパネル6への穿設を不要としているため、プロテクター1の後付け作業が容易であり自動四輪車への加工を最小限とすることができる。なお、車種によっては、第二の貫通孔12に配線24を挿通する隙間がない場合があるが、その場合は、アウターパネル6の任意の位置に孔を穿設しその孔に配線24を挿通して内部へ配線24を引き込めばよい。
プロテクター1をアウターパネル6の凹部7への貼付けた状態では、溝部20及び溝部20に配設したLEDテープ3は、ドアハンドル5と略平行に配置されている。
次に、LEDテープ3の発光について説明する。LEDチップ23により発せられた光は、光拡散部材で形成されたプロテクター本体2に溝部上面33及び溝部下面35から侵入し、プロテクター本体2内で乱反射をしながら移動し、カバー部材4及び黒塗装部30以外の場所からプロテクター本体2の外部へ放射される。この光は、プロテクター本体2内で乱反射しているため、優しい光となっている。
ドアの錠の解錠と施錠をリモコンキー等(図示せず)により行うことが可能な車種については、使用者が前記リモコンキー等で解錠操作を行った際にドア解錠に連動してLEDテープ3を点灯させることにより、使用者はドアを解錠後すぐにドアハンドル5を視認することができる。また、前記リモコンキー所持した使用者が自動四輪車に近づき、前記リモコンキーと自動四輪車との距離が一定以下となった場合にドアの鍵が解錠され、使用者が自動四輪車から離れて当該距離が一定以上となった場合にドアの鍵が施錠される機能を有する場合には、解錠した際にLEDテープ3を点灯させることにより、使用者はドアの解錠後すぐにドアハンドル5を視認することができる。また、前記リモコンキーによりドアの解錠・施錠を行った際に、LEDテープ3を点滅させることにより、ドアの錠の解錠と施錠が行われたことを使用者が視認できるようにしてもよい。また、ドアの解錠・施錠時のみならず、使用者が前記リモコンキー等を操作する等、自動四輪車に対する意図した操作によりLEDテープ3を点灯・点滅させるようにしてもよい。
以上のように、本実施例の車両用ドアハンドルプロテクター1は、プロテクター本体2と、前記プロテクター本体2に形成された溝部20に配設された発光部材としてのLEDテープ3と、前記溝部20の底面としての溝部底面27に設けられた遮光部としてのカバー部材と、を備えることにより、車両用ドアハンドルプロテクター1の照明機能によりドアハンドル5の周囲に光を当て、夜間や暗所でもドアハンドル5の位置を視認することができる。また、ドアハンドル5周辺を光で照らすことにより、光による装飾効果を得ることができる。
また、前記プロテクター本体2が光拡散部材により形成されていることにより、美しい光の広がりを演出することができる。
また、前記LEDテープ3の光源部としてのLEDチップ23と前記溝部20の壁面としての溝部上面33及び溝部下面35との間に隙間34,36が形成されていることにより、光を発するLEDチップ23からの光の一部が溝部20内で反射した後にプロテクター本体2に侵入するため、上下方向の美しく品位のある光のグラデーション照明を実現することができる。
また、本実施例の車両用ドアハンドルの照明構造は、車両用ドアのアウターパネル6にグリップ式ドアハンドル5が接続され、前記アウターパネル6の前記ドアハンドル5に対向する位置に前記車両用ドアハンドルプロテクター1を配設したことにより、ドアハンドル5の周囲に光を効率良く照射することができる。
また、前記車両用ドアハンドルプロテクター1の前記溝部20が前記ドアハンドル5と略平行に形成されていることにより、横長のドアハンドル5の周囲に略均等に光を照射することができる。
また、前記車両用ドアハンドルプロテクター1の発光部材としてのLEDチップ23に給電する配線24を備え、前記配線24が前記ドアハンドル5と当接する前記アウターパネル6に形成された貫通孔として第二の貫通孔12に挿通されて車両用ドアの内部へ延設されていることにより、アウターパネル6に孔を穿設することなくプロテクター1を後付けすることができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において、種々の変形実施が可能である。例えば、プロテクター本体2の左側(自動四輪車の後方側)を開口した溝部20を形成し、配線24を第一の貫通孔11からアウターパネル6内部へ引き込んでもよい。
1 プロテクター(車両用ドアハンドルプロテクター)
2 プロテクター本体
3 LEDテープ(発光部材)
4 カバー部材(遮光部)
5 ドアハンドル
6 アウターパネル
12 第二の貫通孔(貫通孔)
20 溝部
23 LEDチップ(光源部)
24 配線
27 溝部底面
33 溝部上面(壁面)
35 溝部下面(壁面)

Claims (6)

  1. プロテクター本体と、
    前記プロテクター本体に形成された溝部に配設された発光部材と、
    前記溝部の底面に設けられた遮光部と、を備え
    前記プロテクター本体の表側面は平面状に形成され、
    前記プロテクター本体の裏側面に前記表面側に凹の前記溝部が形成され、
    前記発光部材が前記溝部の深さよりも薄く形成されていることを特徴とする車両用ドアハンドルプロテクター。
  2. 前記プロテクター本体が光拡散部材により形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用ドアハンドルプロテクター。
  3. 前記発光部材の光源部と前記溝部の壁面との間に隙間が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用ドアハンドルプロテクター。
  4. 車両用ドアのアウターパネルにグリップ式ドアハンドルが接続され、
    前記アウターパネルの前記ドアハンドルに対向する位置に請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用ドアハンドルプロテクターを配設したことを特徴とする車両用ドアハンドルの照明構造。
  5. 前記車両用ドアハンドルプロテクターの前記溝部が前記ドアハンドルと略平行に形成されていることを特徴とする請求項4記載の車両用ドアハンドルの照明構造。
  6. 前記車両用ドアハンドルプロテクターの発光部材に給電する配線を備え、前記配線が前記ドアハンドルと当接する前記アウターパネルに形成された貫通孔に挿通されて車両用ドアの内部へ延設されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の車両用ドアハンドルの照明構造。
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