JP6973273B2 - 乗物用照明装置 - Google Patents

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本発明は、乗物用照明装置に関する。
下記特許文献1および特許文献2には、乗物用照明装置の一例が記載されている。下記特許文献1および特許文献2に記載の乗物用照明装置は、所定の方向に延びる乗物室内の被照射部を照射するためのものであり、光源と、被照射部に沿って延びる導光体と、光源を収容するとともに導光体の長手方向における一端側を保持する保持部材と、を含んで構成されている。その保持部材は、遮光性を有するものとされ、光源からの光の漏れを防ぐものである。その保持部材が存在する部分からは、光が出射されないようになっているため、従来の乗物用照明装置においては、照射範囲が不十分となる場合があった。そこで、下記特許文献1に記載の乗物用照明装置は、光源を乗物室の外側、具体的には、光を照射する必要のない部材の裏側に配し、導光体を延伸させることで、照射範囲を確保している。また、特許文献2に記載の乗物用照明装置は、導光体(光ファイバー)を照射範囲に沿って延設するとともに、その照射範囲から比較的離れた位置に光源を配するものとなっている。
特開2015−9662号公報 特開2010−70126号公報
上記特許文献1および特許文献2に記載された乗物用照明装置は、導光体を延伸させなければ、広い範囲に照射できない構成となっている。また、乗物用照明装置を搭載する箇所には、複数のボード部材を取り付けるための取付部や、他の搭載されている装置等の配線など種々のものが存在しており、乗物用照明装置を搭載可能な範囲も制限される場合が多い。つまり、上記特許文献1および特許文献2に記載された乗物用照明装置のように、導光体を延伸させたとしても、光源を配置するスペースの確保が難しく、搭載の自由度が低いという問題があるのである。
本発明は、そのような実情に鑑みてなされたものであり、広い範囲に照射可能で、搭載自由度の高い乗物用照明装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明の乗物用照明装置は、
所定の方向に延びる乗物室内の被照射部を照射するための乗物用照明装置であって、
光源と、
前記被照射部に沿って延びる長手状をなし、長手方向における一端に形成された光入射部から前記光源の光が入射され、その入射された前記光源からの光を導光しつつ前記被照射部に向けて出射する導光体と、
遮光性を有する部材であって、前記光源を収容する光源収容部と、前記光源収容部から延び出すように形成されて前記導光体の前記一端側を挿入させる導光体挿入部と、を備え、前記光入射部と前記光源とを対向させた状態で前記光源と前記導光体とを保持する保持部材と、
を含んで構成され、
前記保持部材の前記導光体挿入部に、前記被照射部に向かって開口する開口部が形成され、
前記導光体が、前記導光体挿入部に挿入されている部分に形成されて前記光入射部から入射された光の一部を前記開口部に向かって立ち上げる光立ち上げ部を備え、
前記導光体挿入部に挿入されていない部分から出射した光である第1出射光と、前記導光体挿入部に挿入されている部分から前記開口部を通して出射した光である第2出射光とによって、前記被照射部を照射するように構成されたことを特徴とする。
このように構成された乗物用照明装置は、第1出射光による照射範囲の光源側に、第2出射光によって照射することが可能である。つまり、この構成の乗物用照明装置は、従来の構成のものに対して、導光体を延伸させることなく、照射範囲を広げることが可能である。また、この構成の乗物用照明装置は、第2出射光は光源下にまで広げることが可能であるため、光源を被照射部に対してその被照射部の法線方向において重なる位置に配することが可能であり、搭載自由度の高いものとなる。
上記構成において、前記導光体が、前記一端側の外周面に凸部を備え、前記保持部材の前記導光体挿入部が、前記導光体を保持すべく前記凸部を係合させるための係合孔を備え、前記係合孔が、前記開口部として機能するように構成することができる。
このように構成された乗物用照明装置は 導光体を保持するために必要な係合部を利用して、第2出射光を出射させるため、導光体挿入部に余計な開口を設ける必要がなく、その導光体挿入部からの光の漏れを抑えることができる。
また、上記構成において、前記導光体が、前記一端側がその他の部分に比較して前記被照射部から離間する形状とされ、前記開口部が、前記導光体における前記導光体挿入部に挿入されていない部分に比較して、前記被照射部から離間させられた構成とすることができる。
このように構成された乗物用照明装置は、開口部が被照射部から離間させられていることで、開口部を通して出射した第2出射光による照射範囲が、被照射部の延びる方向において広くされており、第1出射光による照射範囲と容易に連続させることができる。
さらに、上記構成において、第1ボード部材と、第2ボード部材と、前記第1ボード部材の外縁に沿って配設されて前記第1ボード部材と前記第2ボード部材とを取り付けるための複数の取付部と、を備えた乗物用内装材に搭載され、
前記導光体が前記第1ボード部材の外縁に沿って前記複数の取付部より外縁側に配設されるとともに、前記光源が前記複数の取付部のうちの2つのものの間に位置する状態で配設され、前記第2ボード部材の前記第1ボード部材との境界に形成された前記被照射部を照射する構成とすることができる。
このような乗物用内装材においては、複数の取付部によって光源を配置するスペースが限られており、光源下の範囲まで照射可能な本乗物用照明装置が好適である。
本発明によれば、広い範囲に照射可能で、搭載自由度の高い乗物用照明装置を提供することができる。
本発明の実施例の乗物用照明装置が搭載されたドアトリムの正面図である。 図1に示すドアトリムの一部を拡大して示す断面図(図1におけるII−II断面)である。 本発明の実施例の乗物用照明装置を示す車室内側からの視点において示す図(一部断面)である。 本発明の実施例の乗物用照明装置の要部を、斜め下方からの視点において示す図である。 図3に示す光源ユニットを下方からの視点において示す図である。 本発明の実施例の乗物用照明装置を示す断面図(図3におけるIII−III断面)である。
以下、本発明を実施するための形態として、本発明の実施例を、図を参照しつつ詳しく説明する。なお、本発明は、下記の実施例に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した種々の態様で実施することができる。
本発明の実施例の乗物用照明装置10(以下、単に「照明装置10」と呼ぶ場合がある)を、図1に示す。照明装置10は、乗物用内装材の一例であるドアトリム12に搭載されるものであり、まず、ドアトリム12の構成について、先に説明することとする。なお、各図において、車両前方および車両後方をFRおよびRRの矢印でそれぞれ示し、車両上方および車両下方をUPおよびDWの矢印でそれぞれ示し、車室内(乗物室内)側および車室外(乗物室外)側をINおよびOUTの矢印でそれぞれ示す。
ドアトリム12は、車両用ドアの車室内側部分を構成するものであり、ドアインナパネル(図示省略)に対して、車室内側から取り付けられる。ドアトリム12は、トリムボード14を主体として構成され、そのトリムボード14に加えて、トリムボード14上に設けられたインサイドハンドル16、アームレスト18、プルハンドル20、ドアポケット22およびスピーカグリル24を含んで構成される。トリムボード14は、複数のボード部材が互いに組み付けられたものであり、複数のボード部材には、主として、メインボード30、アームレストボード32、第1オーナメントボード34、第2オーナメントボード36が挙げられる。そして、メインボード30に対して、それのほぼ中央に第2オーナメントボード36が組み付けられるとともに、その第2オーナメントボード36の上方側に第1オーナメントボード34が、下方側にアームレストボード32が、それぞれ組み付けられている。ちなみに、第2オーナメントボード36は、図2に示すように、例えばポリプロピレン等の合成樹脂材料や合成樹脂と木質系材料とを混合したものなどからなるトリム基材36aと、そのトリム基材36aの表面(車室内側の面)を覆う形で貼り付けられた例えば塩化ビニル製の表皮材36bとで構成されている。また、上記のインサイドハンドル16は、第1オーナメントボード34に設けられ、プルハンドル20は、アームレスト18から車両前方側に延び出すように第2オーナメントボード36に設けられ、ドアポケット22およびスピーカグリル24は、メインボード30の下方側に設けられている。
以下の説明において、第1オーナメントボード34を第1ボード34と、第2オーナメントボード36を第2ボード36と、それぞれ、簡略化して呼ぶこととする。図2に示すように、第1ボード34は、自身の下方側の縁部が、第2ボード36の上方側の部分に重なるように配されて、その第2ボード36に対し、第1ボード34の下方側の外縁に沿って配された複数の取付部40において、取り付けられている。具体的には、各取付部40は、図2に示すように、例えば、第1ボード34の背面(車室外側の面)に立設された取付ボス40aを、第2ボード36における第1ボード34の背面側に延び出した部分に貫通形成された取付孔40bに挿通し、ビス40cを利用して、第1ボード34と第2ボード36とを互いに締結する構造となっている。
第1ボード34と第2ボード36とが複数の取付部40において締結された状態において、第1ボード34の下端と第2ボード36との間には、細長いスリット状の開口42が形成されている。第2ボード36は、図2に示すように、第1ボード34との境界付近の一部、詳しく言えば、開口42に対向する部分が、車室内側に突出するように屈曲させられた形状とされており、概して上方側を向く傾斜面44が形成されている。また、その傾斜面44は、図1に示すように、車両前後方向に延在しており、その傾斜面44が、本発明の乗物用照明装置10によって照射される被照射部となる(以下、傾斜面44を、「被照射部44」と呼ぶ場合がある)。そして、本照明装置10は、以下に詳しく説明するが、被照射部44を照射すべく、第1ボード34と第2ボード36との間に配設されているのである。つまり、第1ボード34が、第1ボード部材とされ、第2ボード36が、第2ボード部材とされている。
本照明装置10は、図2に示すように、第1ボード34の背面側で、その第1ボード34と第2ボード36との間に挟まれる状態で配設されており、開口42から第2ボード36の被照射部44を照らす間接照明装置とされている。つまり、本照明装置10は、乗員の視界に入り難い位置において、被照射部44を照らすことが可能とされている。本照明装置10は、光源ユニット50と、光源ユニット50からの光を導光しつつ被照射部44に向けて出射する導光棒(導光体)52と、を主体として構成され、被照射部44に沿って延びる導光棒52から光がライン状に出射されるライン照明である。
光源ユニット50は、図3に示すように、点状光源である光源としてのLED54と、そのLED54を収容する遮光性を有するケース56とを含んで構成される。ケース56は、図3から図5に示すように、LED54を収容する概して直方体形状の光源収容部56aと、その光源収容部56aに開口するとともにその光源収容部56aから延び出して、導光棒52の一端側を挿入させる導光体挿入部56bと、を有している。そして、導光棒52の一端側が、ケース56の導光体挿入部56bに挿入された状態において、導光棒52の一端とLED54とが対向させられるようになっている。つまり、ケース56が、導光棒52の一端である光入射部52aとLED54とを対向させた状態でLED54と導光棒52とを保持する保持部材として機能するものとなっている。
導光棒52とケース56との組み付けについて詳しく説明する。導光棒52は、長手方向における断面形状が、図2および図6に示すように、ほぼ正方形状のものとなっている。導光棒52の一端側には、図3および図6に示すように、上面と下面との各々に凸部52c,52dが形成されている。一方、ケース56の導光体挿入部56bには、上面と下面との各々に、導光棒52の突起が係合可能な係合孔56c,56dが形成されている。つまり、図6に示すように、導光棒52とケース56とは、導光棒の2つの凸部52c,52dが、それぞれ導光体挿入部56bの係合孔56c,56dに係合することで、組み付けられている。
導光棒52は、屈折率が空気よりも十分に高く、ほぼ透明な合成樹脂材料からなる。本実例では、導光棒52として、約42.2°の臨界角を有するアクリル樹脂からなるものを例示する。導光棒52は、内部を進行する光が臨界角より大きい入射角で外部の空気層との界面に入射すると、全反射しつつ、内部を伝播する構成となっている。
導光棒52は、図1に示すように、被照射部44に沿って(所定の方向)延設されており、その延設方向における断面形状が、図2に示すように、ほぼ正方形状のものとなっている。図示は省略するが、導光棒52における、ケース56の導光体挿入部56bに挿入されていない部分である主光出射部52bには、上面側に、幅方向に延びる溝が延設方向に所定の間隔で並んで形成されている。導光棒52は、それら複数の溝によって、内部を伝播する光を、下面側の出射面に向けて立ち上げるような構成、換言すれば、出射面に対して臨界角より小さな角度とする構成とされている。そして、その立ち上げられた光が、主光出射部52bの下面側から出射し、後に詳しく説明する本照明装置10の一構成要素であるアウターレンズ60を透過して開口42を通過し、第2ボード36の被照射部44が照射されるようになっている。
アウターレンズ60は、導光棒52から出射された光を透過可能な透明な樹脂、本実施例においては、ポリカーボネートからなる。アウターレンズ60は、図1および図2に示すように、被照射部44に沿って延びる長手状のものであり、上述した光源ユニット50および導光棒52に対して、それらを内部に収容する状態で組み付けられる。また、アウターレンズ60は、取付孔62aを有する取付片62を複数個(本実施例では4つ)備えている。そして、図2に示すように、第1ボード34の取付ボス40aを、第1ボード34の取付孔40bとともに、アウターレンズ60の取付孔62aにも挿通し、ビス40cで締結することで、本照明装置10は、第1ボード34と第2ボード36との間に配設されているのである。
本照明装置10は、図2に示すように、下端が第2ボード36の表皮材36bに接触している。表皮材36bは、可燃性のある塩化ビニル製のものであるため、導光体に熱伝導率の高いものを用いると、高熱となる虞がある。そこで、本照明装置10は、LED54からの光を伝播させる導光棒52に、透過性の高いアクリルを用い、その導光棒52を覆うアウターレンズ60に、アクリルより熱伝導率の低いポリカーボネートを用いているのである。そのような構成により、本照明装置10は、表皮材36bが熱を持つのを防ぎつつ、光源ユニット50からの距離に起因する明るさのムラを抑えることができる
そして、図1に示すように、本照明装置10が第1ボード34と第2ボード36との間に配設された状態において、導光棒52は、開口42(被照射部44)に沿って複数の取付部40より第1ボード34の外縁側に配されるとともに、光源ユニット50側である一端側が、複数の取付部40のうちの2つのものの間において、開口42(被照射部44)から徐々に離れるように延設された状態となっている。また、光源ユニット50も、複数の取付部40のうちの2つのものの間に位置する状態で配設されている。
なお、光源ユニット50は、導光棒52に比較して、車室内外方向および上下方向において大きなものとなり、配置するために比較的大きなスペースが必要となる。しかしながら、本照明装置10が設置される第1ボード34の縁部には、先にも説明した第1ボード34と第2ボード36とを取り付けるための複数の取付部40や、インサイドハンドル16の配線70(図1参照)等が設けられており、光源ユニット50を配置する箇所は、限定されてしまう。そのため、本実施例におけるドアトリム12においても、光源ユニット50を、図1に示した位置より車両後方側に配置できないため、問題となっていた。具体的に言えば、図3に示すように、被照射部である傾斜面44に対して、主光出射部52bから出射された光である第1出射光のみでは、第1照射範囲R1までしか照射することができなかったのである。
それに対して、本照明装置10は、第1照射範囲R1より車両後方側の第2照射範囲R2を照射することが可能とされている。詳しく言えば、本照明装置10においては、先に説明したように、ケース56の導光体挿入部56bの下面に、導光棒52の凸部52dを係合させるための係合孔56dが形成されており、その係合孔56dを利用して、光を出射させるように構成されているのである。具体的には、導光棒52の一端側の上面、詳しく言えば、凸部52cよりさらに一端側の上面には、幅方向に延びる複数の溝56eが形成されている。それら複数の溝56eは、入射した光の一部を、下面側に存在する開口部としての係合孔56dに向けて立ち上げるためのものであり、光立ち上げ部として機能するものとなっている。なお、光立ち上げ部は、幅方向に延びる溝に限定されず、例えば、開口部に向かって光を立ち上げるように、シボ加工やシルク印刷等によって形成されてもよい。
また、本照明装置10は、先にも述べたように、光源ユニット50が、導光棒52の主光出射部52bに比較して、被照射部44から離間させられた状態で配設される。つまり、第2照射範囲R2を照射するための光である第2出射光が出射される係合孔56dが、被照射部44から離間させられた位置にあるため、図3に示すように、比較的広い範囲を照射することが可能とされており、第2出射光による第2照射範囲R2は、第1照射範囲R1から連続して光源ユニット50より車両後方側にまで広がっているのである。
以上のように、本照明装置10は、光源ユニット50の直下、さらに言えば、光源ユニットの導光体とは反対側の部分にまで照射可能とされており、広範囲に照射可能である。また、本照明装置10は、その比較的広い照射範囲より、小さな寸法のものでよいため、搭載自由度の高いものとなる。なお、本実施例の照明装置10は、導光棒52の凸部52dを係合させるための係合孔56dを開口部として利用して、光を出射させるように構成されていたが、開口部は、光を出射させるために形成されたものであってもよい。だたし、本実施例のように、導光体との取り付けに用いる孔と、光を出射させる開口部とを共用することで、導光体挿入部56bからの余計な光の漏れを抑えることができる。
10…乗物用照明装置、12…ドアトリム〔乗物用内装材〕、34…第1オーナメントボード〔第1ボード部材〕、36…第2オーナメントボード〔第2ボード部材〕、36a…トリム基材、36b…表皮材、40…取付部、44…傾斜面〔被照射部〕、50…光源ユニット、52…導光棒〔導光体〕、52a…光入射部、52b…主光出射部、52d…凸部、54…LED〔光源〕、56…ケース〔保持部材〕、56a…光源収容部、56b…導光体挿入部、56d…係合孔〔開口部〕

Claims (4)

  1. 所定の方向に延びる乗物室内の被照射部を照射するための乗物用照明装置であって、
    光源と、
    前記被照射部に沿って延びる長手状をなし、長手方向における一端に形成された光入射部から前記光源の光が入射され、その入射された前記光源からの光を導光しつつ前記被照射部に向けて出射する導光体と、
    遮光性を有する部材であって、前記光源を収容する光源収容部と、前記光源収容部から延び出すように形成されて前記導光体の前記一端側を挿入させる導光体挿入部と、を備え、前記光入射部と前記光源とを対向させた状態で前記光源と前記導光体とを保持する保持部材と、
    を含んで構成され、
    前記保持部材の前記導光体挿入部に、前記被照射部に向かって開口する開口部が形成され、
    前記導光体が、前記導光体挿入部に挿入されている部分に形成されて前記光入射部から入射された光の一部を前記開口部に向かって立ち上げる光立ち上げ部を備え、
    前記導光体挿入部に挿入されていない部分から出射した光である第1出射光と、前記導光体挿入部に挿入されている部分から前記開口部を通して出射した光である第2出射光とによって、前記被照射部を照射するように構成された乗物用照明装置。
  2. 前記導光体が、前記一端側の外周面に凸部を備え、
    前記保持部材の前記導光体挿入部が、前記導光体を保持すべく前記凸部を係合させるための係合孔を備え、
    前記係合孔が、前記開口部として機能するように構成された請求項1に記載の乗物用照明装置。
  3. 前記導光体が、前記一端側がその他の部分に比較して前記被照射部から離間する形状とされ、
    前記開口部が、前記導光体における前記導光体挿入部に挿入されていない部分に比較して、前記被照射部から離間させられた請求項1または請求項2に記載の乗物用照明装置。
  4. 第1ボード部材と、第2ボード部材と、前記第1ボード部材の外縁に沿って配設されて前記第1ボード部材と前記第2ボード部材とを取り付けるための複数の取付部と、を備えた乗物用内装材に搭載され、
    前記導光体が前記第1ボード部材の外縁に沿って前記複数の取付部より外縁側に配設されるとともに、前記光源が前記複数の取付部のうちの2つのものの間に位置する状態で配設され、前記第2ボード部材の前記第1ボード部材との境界に形成された前記被照射部を照射する請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の乗物用照明装置。
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