JP6634857B2 - 楽曲演奏装置、楽曲演奏用プログラム及び楽曲演奏方法 - Google Patents
楽曲演奏装置、楽曲演奏用プログラム及び楽曲演奏方法 Download PDFInfo
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Description
演奏音を形成するための複数のチャンネルを含む演奏情報に基づいて演奏を行う楽曲演奏装置であって、
各前記チャンネルは、演奏音に効果を付与する効果付与情報を含み、
前記チャンネルに含まれる効果付与情報に基づいて、前記チャンネルの音像定位位置を決定する位置決定処理と、
各前記チャンネルについて決定した前記音像定位位置と、演奏音の出力先となる複数のスピーカーの位置に基づいて、各前記チャンネルで形成される演奏音の音量を1もしくは複数の前記スピーカーに割り当てる割り当て処理と、
前記演奏情報に基づいて演奏を行い、前記割り当て処理で前記スピーカーに割り当てられた各前記チャンネルの音量で音響出力する演奏処理と、を実行し、
前記効果付与情報は、遅延させることで演奏音に効果を付与する遅延系の効果付与情報を含むことを特徴とする。
前記位置決定処理は、前記効果付与情報の遅延量に応じた奥行き位置を有する音像定位位置を決定することを特徴とする。
前記割り当て処理で使用する複数のスピーカーの位置を指定可能とすることを特徴とする。
前記演奏処理は、前記効果付与情報に基づく効果を低減、もしくは、無効として演奏情報に基づく演奏を行うことを特徴とする。
前記位置決定処理は、1つの前記チャンネルに対して複数の前記音像定位位置を決定することを特徴とする。
前記位置決定処理は、楽曲の予約後であって、前記演奏処理の前に実行されることを特徴とする。
演奏音を形成するための複数のチャンネルを含む演奏情報に基づいて演奏可能な情報処理装置で実行可能な楽曲演奏用プログラムであって、
各前記チャンネルは、演奏音に効果を付与する効果付与情報を含み、
前記チャンネルに含まれる効果付与情報に基づいて、前記チャンネルの音像定位位置を決定する位置決定処理と、
各前記チャンネルについて決定した前記音像定位位置と、演奏音の出力先となる複数のスピーカーの位置に基づいて、各前記チャンネルで形成される演奏音の音量を1もしくは複数の前記スピーカーに割り当てる割り当て処理と、
前記演奏情報に基づいて演奏を行い、前記割り当て処理で前記スピーカーに割り当てられた各前記チャンネルの音量で音響出力する演奏処理と、を実行し、
前記効果付与情報は、遅延させることで演奏音に効果を付与する遅延系の効果付与情報を含むことを特徴とする。
演奏音を形成するための複数のチャンネルを含む演奏情報に基づいて演奏を行う楽曲演奏方法であって、
各前記チャンネルは、演奏音に効果を付与する効果付与情報を含み、
前記チャンネルに含まれる効果付与情報に基づいて、前記チャンネルの音像定位位置を決定する位置決定手段と、
各前記チャンネルについて決定した前記音像定位位置と、演奏音の出力先となる複数のスピーカーの位置に基づいて、各前記チャンネルで形成される演奏音の音量を1もしくは複数の前記スピーカーに割り当てる割り当て手段と、
前記演奏情報に基づいて演奏を行い、前記割り当て手段で前記スピーカーに割り当てられた各前記チャンネルの音量で音響出力する演奏手段と、を有し、
前記効果付与情報は、遅延させることで演奏音に効果を付与する遅延系の効果付与情報を含むことを特徴とする。
スピーカー42f(左前)の音量割り当て=左列の音量Vl*前列の音量Vf
スピーカー42g(右前)の音量割り当て=右列の音量Vr*前列の音量Vf
スピーカー42b(左後)の音量割り当て=左列の音量Vl*後列の音量Vu
スピーカー42c(右後)の音量割り当て=右列の音量Vr*後列の音量Vu
歌唱を行うカラオケ装置2では、演奏情報中のチャンネルには歌唱する旋律(主旋律)のために設けられたものがある。この主旋律のためのチャンネルを再生することで、歌唱時のガイドとして使用することが可能である。マイクロホン44a、44bから入力された歌唱音声は、この旋律(主旋律)を形成するチャンネルに付与されている効果付与情報を使用して、音像定位位置を決定し、各スピーカー42a〜42hに音量を割り当ててもよい。ユーザーの歌唱音声に対しても適切に音像定位させることが可能となる。なお、本実施形態では、2本のマイクロホン44a、44bを使用しているため、例えば、デュエットのような第1主旋律、第2主旋律のそれぞれをマイクロホン44a、44bの歌唱音声に割り当てて音像定位させることが可能である。
位置決定処理(S200)では、演奏情報中の各チャンネルに対して1の音像定位位置を決定しているが、1のチャンネルに対して複数の音像定位位置を決定することとしてもよい。例えば、効果付与情報の1つであるコーラスは、1つのチャンネルで複数の演奏音が奏でられているように聞かせることができる。例えば、コーラスが付与されているチャンネルに対しては、コーラスを低減、あるいは、無効にしてから複数の音像定位位置を決定することとしてもよい。複数の音像定位位置に基づいてスピーカーに音量を割り当てることで、スピーカー間で生じる遅延により、コーラスと同様の効果を奏することが可能となる。なお、コーラスの値に応じて、コーラスを低減、あるいは、無効にしてから複数の音像定位位置間の距離を変化させることで、演奏情報に付与されていたコーラスを、より正確に再現することが可能である。
また、本実施形態では、1つの楽曲中、チャンネルに割り当てられた効果付与情報を固定としているが、演奏位置を決めるための情報(本実施形態では、パン、リバーブ等)は、演奏の進行に伴い変更される場合がある。このような場合には、演奏の進行に伴って音像定位位置を移動させることとしてもよい。この場合、位置決定処理(S200)は、音像定位位置を時系列の情報として決定することになる。
2:カラオケ装置 27:メモリ
5:サーバー装置 28:ビデオRAM
11:タッチパネルモニタ 29:映像再生部
11a:表示部 30:CPU
11b:タッチパネル 31:映像制御部
12:ビデオRAM 32:ハードディスク
13:映像制御部 33:タッチパネルモニタ
14:メモリ 34:タッチパネル
15:CPU 35:表示部
16:無線LAN通信部 41:モニタ
17:操作部 42a〜42h:スピーカー
18:操作処理部 44a、44b:マイクロホン
21:操作部 110:アクセスポイント
22:操作処理部 251:MIDI音源
24:LAN通信部 252:ミキサー
Claims (8)
- 演奏音を形成するための複数のチャンネルを含む演奏情報に基づいて演奏を行う楽曲演奏装置であって、
各前記チャンネルは、演奏音に効果を付与する効果付与情報を含み、
前記チャンネルに含まれる効果付与情報に基づいて、前記チャンネルの音像定位位置を決定する位置決定処理と、
各前記チャンネルについて決定した前記音像定位位置と、演奏音の出力先となる複数のスピーカーの位置に基づいて、各前記チャンネルで形成される演奏音の音量を1もしくは複数の前記スピーカーに割り当てる割り当て処理と、
前記演奏情報に基づいて演奏を行い、前記割り当て処理で前記スピーカーに割り当てられた各前記チャンネルの音量で音響出力する演奏処理と、を実行し、
前記効果付与情報は、遅延させることで演奏音に効果を付与する遅延系の効果付与情報を含むことを特徴とする
楽曲演奏装置。 - 前記位置決定処理は、前記効果付与情報の遅延量に応じた奥行き位置を有する音像定位位置を決定することを特徴とする
請求項1に記載の楽曲演奏装置。 - 前記割り当て処理で使用する複数のスピーカーの位置を指定可能とすることを特徴とする
請求項1または請求項2に記載の楽曲演奏装置。 - 前記演奏処理は、前記効果付与情報に基づく効果を低減、もしくは、無効として演奏情報に基づく演奏を行うことを特徴とする
請求項1から請求項3の何れか1項に記載の楽曲演奏装置。 - 前記位置決定処理は、1つの前記チャンネルに対して複数の前記音像定位位置を決定することを特徴とする
請求項1から請求項4の何れか1項に記載の楽曲演奏装置。 - 前記位置決定処理は、楽曲の予約後であって、前記演奏処理の前に実行されることを特徴とする
請求項1から請求項5の何れか1項に記載の楽曲演奏装置。 - 演奏音を形成するための複数のチャンネルを含む演奏情報に基づいて演奏可能な情報処理装置で実行可能な楽曲演奏用プログラムであって、
各前記チャンネルは、演奏音に効果を付与する効果付与情報を含み、
前記チャンネルに含まれる効果付与情報に基づいて、前記チャンネルの音像定位位置を決定する位置決定処理と、
各前記チャンネルについて決定した前記音像定位位置と、演奏音の出力先となる複数のスピーカーの位置に基づいて、各前記チャンネルで形成される演奏音の音量を1もしくは複数の前記スピーカーに割り当てる割り当て処理と、
前記演奏情報に基づいて演奏を行い、前記割り当て処理で前記スピーカーに割り当てられた各前記チャンネルの音量で音響出力する演奏処理と、を実行し、
前記効果付与情報は、遅延させることで演奏音に効果を付与する遅延系の効果付与情報を含むことを特徴とする
楽曲演奏用プログラム。 - 演奏音を形成するための複数のチャンネルを含む演奏情報に基づいて演奏を行う楽曲演奏方法であって、
各前記チャンネルは、演奏音に効果を付与する効果付与情報を含み、
前記チャンネルに含まれる効果付与情報に基づいて、前記チャンネルの音像定位位置を決定する位置決定手段と、
各前記チャンネルについて決定した前記音像定位位置と、演奏音の出力先となる複数のスピーカーの位置に基づいて、各前記チャンネルで形成される演奏音の音量を1もしくは複数の前記スピーカーに割り当てる割り当て手段と、
前記演奏情報に基づいて演奏を行い、前記割り当て手段で前記スピーカーに割り当てられた各前記チャンネルの音量で音響出力する演奏手段と、を有し、
前記効果付与情報は、遅延させることで演奏音に効果を付与する遅延系の効果付与情報を含むことを特徴とする
楽曲演奏方法。
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JP2016020401A JP6634857B2 (ja) | 2016-02-05 | 2016-02-05 | 楽曲演奏装置、楽曲演奏用プログラム及び楽曲演奏方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016020401A JP6634857B2 (ja) | 2016-02-05 | 2016-02-05 | 楽曲演奏装置、楽曲演奏用プログラム及び楽曲演奏方法 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016020401A Active JP6634857B2 (ja) | 2016-02-05 | 2016-02-05 | 楽曲演奏装置、楽曲演奏用プログラム及び楽曲演奏方法 |
Country Status (1)
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