JP6680047B2 - カラオケシステム及びカラオケ用プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、伴奏に合わせて歌唱を楽しむためのカラオケシステム、及び、各種情報処理装置で実行することでカラオケ機能を実現するカラオケ用プログラムに関する。
従来、伴奏に合わせて歌唱を楽しむカラオケが社交の場等で行われている。カラオケはチャートインしている楽曲等、現在、人気を集めている楽曲が歌唱されることが多い。最近の楽曲には、多重録音の技術を使用して、1人の歌手(アーティスト)が歌唱フレーズを重複させて歌唱する楽曲がみられる。また、複数の歌手(アーティスト)によって歌唱フレーズを重ねることも行われている。カラオケにおいて、このような楽曲を1人で歌唱することは物理的に不可能である。
特許文献1には、このようにオリジナルの楽曲では多重録音された部分について、マイクロホンから入力される歌声信号から採取した歌声特徴データに基づき、第1旋律データを歌唱しているのか、第2旋律データを歌唱しているのかを判断し、第1旋律データを歌唱していると判断した場合、第2旋律データに対応する第2歌声信号を合成し、第2旋律データを歌唱していると判断した場合、第1旋律データに対応する第2歌声信号を合成して出力するカラオケ装置が開示されている。
特開2011−154290号公報
特許文献1に開示されるカラオケ装置を使用した場合、ユーザーが第1旋律データを歌唱しているのか、第2旋律データを歌唱しているのかを判断する時間が必要となり、適切な歌声信号を合成するのに遅れが生じる、あるいは、不必要な歌声信号が出力されることも考えられ、歌唱しているユーザーは必ずしも気分よく歌唱することができない。また、聴取者も気分よく聴取できるとはいえない。現在では、カラオケしている様子を録画して、インターネット上で公開するサービスも行われているが、このような場で公開する場合においても作品としての品質が低下してしまうことが考えられる。
本発明は、このような複数の歌詞の歌唱タイミングが重なっている多重歌唱区間を有する楽曲について、両方の歌詞に対応する歌唱音声を適切に再現できるカラオケシステムを提供することを目的とする。
そのため、本発明に係るカラオケシステムは以下の構成を採用するものである。
楽曲情報の再生を行うカラオケシステムであって、前記楽曲情報は、演奏情報と歌詞情報を含み、複数の歌詞の歌唱タイミングが重なっている多重歌唱区間を有する前記楽曲情報について、前記多重歌唱区間において歌唱歌詞と非歌唱歌詞が指定されており、演奏処理と表示処理を同期して実行する楽曲再生処理と、指定処理とを実行可能とし、前記演奏処理は、前記演奏情報に基づいて楽曲の演奏を行い、前記多重歌唱区間において前記非歌唱歌詞に対応する歌唱音声を再生し、前記表示処理は、前記歌詞情報に基づいて歌詞を表示する際、前記歌唱歌詞と前記非歌唱歌詞が区別できるように表示し、前記指定処理は、前記多重歌唱区間を有する前記楽曲情報に対し、前記多重歌唱区間における前記歌唱歌詞、前記非歌唱歌詞をユーザーに指定させることを特徴とする。
さらに本発明に係るカラオケシステムにおいて、前記指定処理は、前記楽曲再生処理の実行前、選択された楽曲に対応する前記歌詞情報を表示して、ユーザーに前記歌唱歌詞、前記非歌唱歌詞を指定させることを特徴とする。
さらに本発明に係るカラオケシステムにおいて、前記指定処理は、前記楽曲再生処理の実行中、前記表示処理において前記多重歌唱区間に対応する前記歌詞情報が表示された際、ユーザーに前記歌唱歌詞、前記非歌唱歌詞を指定させることを特徴とする。
さらに本発明に係るカラオケシステムにおいて、前記指定処理は、前記多重歌唱区間で歌唱タイミングが重なっている歌詞を含んだフレーズ単位で、前記歌唱歌詞と前記非歌唱歌詞を指定可能とすることを特徴とする。
さらに本発明に係るカラオケシステムにおいて、前記表示処理は、歌詞の表示形態を前記歌唱歌詞と前記非歌唱歌詞で異ならせることを特徴とする。
さらに本発明に係るカラオケシステムにおいて、前記表示処理は、前記歌唱歌詞の旋律と前記非歌唱歌詞の旋律の表示形態を異ならせて表示することを特徴とする。
また本発明に係るカラオケ用プログラムは、情報処理装置に楽曲情報を再生させるカラオケ用プログラムであって、前記楽曲情報は、演奏情報と歌詞情報を含み、複数の歌詞の歌唱タイミングが重なっている多重歌唱区間を有する前記楽曲情報について、前記多重歌唱区間において歌唱歌詞と非歌唱歌詞が指定されており、演奏処理と表示処理を同期して実行する楽曲再生処理と、指定処理とを、前記情報処理装置に実行させ、前記演奏処理は、前記演奏情報に基づいて楽曲の演奏を行い、前記多重歌唱区間において前記非歌唱歌詞に対応する歌唱音声を再生し、前記表示処理は、前記歌詞情報に基づいて歌詞を表示する際、前記歌唱歌詞と前記非歌唱歌詞が区別できるように歌詞を表示し、
前記指定処理は、前記多重歌唱区間を有する前記楽曲情報に対し、前記多重歌唱区間における前記歌唱歌詞、前記非歌唱歌詞をユーザーに指定させることを特徴とする。
本発明に係るカラオケシステム、カラオケ用プログラムによれば、複数の歌詞の歌唱タイミングが重なっている多重歌唱区間について、歌唱歌詞と非歌唱歌詞が設定されている。そして、多重歌唱区間において非歌唱歌詞に対応する歌唱音声を再生し、歌唱歌詞と非歌唱歌詞を区別できるように表示することとしている。そのため、歌唱音声を分析する等、特段の処理を必要とせず、非歌唱歌詞に対応する歌唱音声を再生することが可能である。また、再生された非歌唱歌詞に対応する歌唱音声と、ユーザーによって歌唱された歌唱歌詞部分によって、オリジナルの楽曲を適切に再現することが可能となる。特に、ユーザーは歌唱歌詞部分と非歌唱歌詞部分を区別できるため、迷うこと無く歌唱歌詞部分に集中して歌唱できるため、気分よく歌唱できるとともに、録音、録画を行った際には、よりよい作品として仕上げることが可能となる。
さらに本発明に係るカラオケシステムでは、多重歌唱区間における歌唱歌詞、非歌唱歌詞をユーザーに指定させることを可能としている。このような構成により、ユーザーは自分の好みに応じて歌唱する箇所を指定することが可能となる。なお、歌唱歌詞、非歌唱歌詞の指定は、多重歌唱区間に対応する歌詞を表示してユーザーに指定させる、あるいは、多重歌唱区間に対応する歌詞を表示することなく、例えば、多重歌唱区間中、多重歌唱区間の開始前から旋律がつながる「前のフレーズ」と、多重歌唱区間において新たに旋律が始まる「後のフレーズ」のうち、「前のフレーズ」を歌唱歌詞とするといったように一括して指定することも可能である。
さらに本発明に係るカラオケシステムでは、楽曲を予約する際など、楽曲再生処理の実行前に、歌唱歌詞、非歌唱歌詞をユーザーに指定させることとしている。このような構成により、ユーザーは楽曲の再生開始前に、歌詞を確認しつつ歌唱歌詞、非歌唱歌詞を指定することが可能である。
さらに本発明に係るカラオケシステムでは、楽曲再生処理の実行中、歌唱歌詞、非歌唱歌詞をユーザーに指定させることとしている。このような構成により、ユーザーは歌詞が表示された後、歌唱時の気分等によって歌唱歌詞、非歌唱歌詞を指定することが可能である。
さらに本発明に係るカラオケシステムでは、多重歌唱区間で歌唱タイミングが重なっている歌詞を含んだフレーズ単位で、歌唱歌詞と非歌唱歌詞を指定可能としている。このような構成により、ユーザーの歌唱しやすい形態で歌唱歌詞と非歌唱歌詞を指定することが可能である。
さらに本発明に係るカラオケシステムでは、歌唱歌詞と非歌唱歌詞の間で歌詞の表示形態を異ならせている。このような構成により、ユーザーは表示された歌詞を視認することで、自分が歌唱すべき歌唱歌詞と歌唱しなくてもよい非歌唱歌詞を識別することが可能であり、歌唱時の混乱を避けることが可能となる。
さらに本発明に係るカラオケシステムでは、歌唱歌詞の旋律と非歌唱歌詞の旋律の間で旋律の表示形態を異ならせている。このような構成により、ユーザーは表示された旋律を視認することで、自分が歌唱すべき歌唱歌詞と歌唱しなくてもよい非歌唱歌詞を識別することが可能であり、歌唱時の混乱を避けることが可能となる。
なお、本発明に係るカラオケ用プログラムに対しても、カラオケシステムに従属する構成を適用することで前述の効果を奏することが可能である。
本実施形態のカラオケシステムを示す図 本実施形態の選曲処理を示すフロー図 本実施形態の多重歌唱区間設定処理を示すフロー図 本実施形態で使用する各種データ構成を示す図 本実施形態の楽曲確認画面を示す図 本実施形態の設定方法選択画面を示す図 本実施形態の多重歌唱部分設定画面を示す図 本実施形態の多重歌唱部分設定画面を示す図 本実施形態の簡易設定画面を示す図 本実施形態の楽曲再生処理を示すフロー図 本実施形態の歌詞表示処理を示すフロー図 本実施形態の楽曲再生時のモニターの様子を示す図 他の実施形態の歌詞表示処理を示すフロー図 他の実施形態の楽曲再生時のモニターの様子を示す図 他の実施形態の楽曲再生時のモニターの様子を示す図 他の実施形態の楽曲再生時のモニターの様子を示す図
図1は、本実施形態のカラオケシステムの構成を示す図である。本実施形態におけるカラオケシステムは、カラオケ装置2(コマンダ)と、リモコン装置1を含んで構成されている。カラオケ装置2とリモコン装置1は、LAN100及びアクセスポイント130を利用してネットワークを形成するように接続されている。
カラオケボックスなどの店舗に設置されるカラオケ装置2は、楽曲を演奏するための演奏部として音響制御部25を備えている。また、カラオケ装置2は、ユーザーからの各種入力を受け付ける操作部21を備える。カラオケ装置2は、操作部21からの入力を解釈してCPU30に伝達する操作処理部22を備える。また、カラオケ装置2は、各種情報を記憶する記憶部としてのハードディスク32を備える。カラオケ装置2は、LAN100に接続してネットワークに加入する通信手段としてのLAN通信部24を備えている。
また、カラオケ装置2は、モニター41に対して歌詞映像、背景映像を表示させる映像再生手段を備える。この映像再生手段は、映像情報に基づいて映像を再生する映像再生部29、再生する映像を一時的に蓄積するビデオRAM28、再生された映像に対する歌詞テロップの重畳、映像効果の付与等を行う映像制御部31を備えて構成される。
さらに、このカラオケ装置2では、外部に接続されるモニター41以外に、タッチパネルモニター33に対して各種情報を表示することを可能としている。タッチパネルモニター33は映像制御部31から入力された映像情報を表示する表示部35と、タッチ入力された位置を操作処理部22に出力するタッチパネル34が重畳されて構成されている。このタッチパネルモニター33は、カラオケ装置2の操作部21、あるいは、リモコン装置1のタッチパネルモニター11などと同様、入力部として機能する。ユーザーは、タッチパネルモニター33にて楽曲を選択することで、直接カラオケ装置2に予約させる等、カラオケ装置2に対する各種操作を行うことが可能である。
さらに、カラオケ装置2は、各構成を統括して制御するためのCPU30、各種プログラムを実行するにあたって必要となる情報を一時記憶するためのメモリ27を含んだ制御部を備えて構成されている。
このような構成にてカラオケ装置2は、各種処理を実行することとなるが、カラオケ装置2の主な機能として、楽曲予約処理、楽曲再生処理などを実行可能としている。楽曲予約処理は、ユーザーからの指定に基づいて楽曲を指定、予約するための処理であってリモコン装置1と連携して実行される。リモコン装置1の選曲処理で形成された予約情報は、カラオケ装置2に送信される。カラオケ装置2は、受信した予約情報をメモリ27中の予約テーブルに登録する。楽曲再生処理は、予約された楽曲を再生させる処理であって、楽曲演奏処理と歌詞表示処理とが同期して実行される処理である。
楽曲演奏処理は、楽曲情報に含まれる演奏情報に基づき、音響制御部25に演奏を実行させる処理である。音響制御部25にて演奏された楽曲は、マイクロホン43a、43bから入力される歌唱音声と一緒にスピーカー42から放音される。歌詞表示処理は、楽曲情報に含まれる歌詞情報をモニター41に表示させることで歌唱補助を行う処理である。なお、本実施形態の歌詞表示処理では、歌詞の表示と共に、歌唱する旋律をバーの高低で示したピアノロール表示が行われる。また、歌詞の背景に背景映像を表示する背景映像表示処理を実行することとしてもよい。
一方、リモコン装置1は、ユーザーからの指示に基づいて楽曲を検索し、再生指示のあった楽曲について予約情報をカラオケ装置2に送信する選曲処理を実行可能としている。また、リモコン装置1は、カラオケ装置2あるいはインターネット上に接続されたサーバー装置5から各種情報を受信し、各種処理を実行することが可能である。本実施形態では、ユーザーから各種指示を受け付けるユーザインターフェイスとして、操作部17と、タッチパネルモニター11を備えている。タッチパネルモニター11は、表示部11aとタッチパネル11bを有して構成され、表示部11aに各種インターフェイスを表示するとともに、ユーザーからのタッチ入力を受付可能としている。
さらにリモコン装置1は、選曲処理に必要とされるデータベース、各種プログラム、並びに、プログラム実行に伴って発生する各種情報を記憶する記憶部として、メモリ14、そして、これら構成を統括して制御するためのリモコン側制御部を備えて構成される。リモコン側制御部には、CPU15、タッチパネルモニター11に対して表示する映像を形成する映像制御部13、表示する映像情報を一時的に蓄えるビデオRAM12、タッチパネルモニター11あるいは操作部17からの入力を解釈してCPU15に伝える操作処理部18が含まれている。
リモコン装置1は、無線LAN通信部16によって、アクセスポイント130と無線接続されることで、LAN100によって構成されるネットワークに接続される。なお、各リモコン装置1は、特定のカラオケ装置2に対して事前に対応付けされている。リモコン装置1から出力される各種命令は、対応付けされたカラオケ装置2にて受信されることとなる。
このようなリモコン装置1の構成により、ユーザーからの各種入力をタッチパネルモニター11、あるいは、操作部17から受付けるとともに、映像情報をタッチパネルモニター11の表示により各種情報を提供することで、カラオケ装置2に対して出力する予約情報を送信する選曲処理など、各種処理を行うことが可能となっている。
図2は、本実施形態の選曲処理を示すフロー図である。ここでは、リモコン装置1で実行される選曲処理について説明する。ユーザーは、楽曲名、もしくは、歌手名等を使用して歌唱したい楽曲を選択することが可能である。ユーザーにより1の楽曲が選択される(S101:Yes)と、楽曲の詳細を表示してユーザーに確認させる楽曲確認画面がタッチパネルモニター11に表示される(S102)。
図5には、本実施形態の楽曲確認画面が示されている。本実施形態では、事前にユーザー登録しているユーザーは、カラオケシステムを使用する際、リモコン装置1を使用してカラオケシステムにログインし、自己のユーザー情報を使用したサービスを受けることが可能である。ログインユーザー欄103には、カラオケシステムにログインしているユーザーの分身像103a〜103e(本実施形態では顔部分)が表示される。またログインユーザー欄103中、右端に背景がハイライト(白色)で示されるユーザーは、アクティブユーザー103e(この例ではAさん)であって、アクティブユーザー103eに対するサービス、すなわち、アクティブユーザー103eのユーザー情報を利用したサービスが実行されている状態となっている。アクティブユーザーの切り替えは、ユーザー切り替えボタン101を操作することで行うことが可能である。また、ユーザー登録していないユーザーは、ゲストボタン102を操作することで、ゲストユーザーとしてカラオケシステムを使用することが可能である。
この楽曲確認画面では、ユーザーが選択した楽曲に多重歌唱区間が含まれている場合、ユーザーは当該多重歌唱区間に対する設定を行うことが可能である。ここで多重歌唱区間とは、楽曲中、複数の歌詞の歌唱タイミングが重なっている区間のことをいう。近年、1人の歌手による多重録音、あるいは、複数の歌手によりフレーズが重ねられた多重歌唱区間を有する楽曲が増えてきている。このような楽曲を1人で歌唱することは物理的に不可能である。そのため、本実施形態では、複数の歌詞の歌唱タイミングが重なっている歌詞の内、どの歌詞を歌唱する、あるいは、歌唱しないかを楽曲を予約する際に設定することが可能となっている。楽曲中の多重歌唱区間は、歌唱すべき旋律のタイミングが重なっていることを条件として判定することが可能である。これは楽曲情報中の歌詞情報の色変えタイミング、あるいは、楽曲情報中で歌唱すべき旋律を規定している歌唱評価情報を参照することで判定することが可能である。あるいは、楽曲情報中に多重歌唱区間を示す情報を含ませておくこととしてもよい。選択した楽曲に多重歌唱区間が含まれている場合、楽曲確認画面には、多重歌唱区間設定欄105が表示される。ユーザーによりこの多重歌唱区間設定欄105が選択操作された場合(S103:Yes)、多重歌唱区間設定処理(S150)が実行される。
図3は、本実施形態の多重歌唱区間設定処理(S150)を示すフロー図である。ユーザーにより多重歌唱区間設定欄105が選択操作されると、まず、設定方法選択画面が表示される(S151)。図6には、本実施形態の設定方法選択画面が示されている。本実施形態では、多重歌唱区間毎に設定を行う詳細設定、所定のルールに従って楽曲全体の多重歌唱区間を一括して設定する簡易設定、事前に設定した設定ファイル使用して設定する方法の何れかを選択することが可能である。ユーザーは、3つの設定方法選択ボタン107a〜107cの中から、使用したい設定方法に対応した設定方法選択ボタン107a〜107cを選択操作する。
まず、多重歌唱区間毎に設定を行う詳細設定について説明する。図6の設定方法選択画面において、詳細設定の設定方法選択ボタン107aが選択された場合(S152:詳細)、楽曲確認画面に表示している楽曲の歌詞情報が読み込まれる(S153)。そして、多重歌唱区間設定画面が表示される(S154)。図7に本実施形態の多重歌唱区間設定画面が示されている。歌唱区間設定画面には、歌詞情報中、多重歌唱区間を含んだ部分が表示される。
図7の例では、2つの多重歌唱区間が表示されている。前に位置する多重歌唱区間は、第1歌唱歌詞108aと第2歌唱歌詞108bの歌唱タイミングが重なっている区間である。一方、後に位置する多重歌唱区間は、第3歌唱歌詞109aと第4歌唱歌詞109bの歌唱タイミングが重なっている区間である。多重歌唱区間は、破線で囲まれて表示され、ユーザーによる選択操作に基づいて、歌唱しないことを選択することが可能である。例えば、前に位置している多重歌唱区間において、第1歌唱歌詞108aを選択操作した場合、第8図に記載されるように、第1歌唱歌詞108aに取り消し線が表示される。
本実施形態では、ユーザーの歌唱の嗜好を考慮し、多重歌唱区間の歌詞(図8の場合、「うよ」の歌詞)だけを歌唱しないか、あるいは、当該歌詞を含んだフレーズ(図8の場合、「しようよ」の歌詞)を選択することが可能となっている。第1歌唱歌詞108aが選択された場合、フレーズごと削除するか否かをユーザーに選択させるフレーズ選択欄112が表示される。ユーザーは、このフレーズ選択欄112中、「はい」もしくは「いいえ」を選択することが可能である。フレーズ選択欄112において「いいえ」を選択した場合、第1歌唱歌詞108a(この場合「うよ」)が非歌唱歌詞として指定され、第2歌唱歌詞108b(この場合「大」)が歌唱歌詞として指定される。また、フレーズ選択欄112において「はい」を選択した場合、第1歌唱歌詞108aを含むフレーズ(この場合「しようよ」)が非歌唱歌詞として指定され、第2歌唱歌詞108b(この場合「大」)が歌唱歌詞として指定される。
ユーザーは、後ろに位置する多重歌唱区間(109a、109b)についても同様の操作を行うことで、楽曲中の多重歌唱区間毎にどちらの歌詞を歌唱しないかを選択することが可能である。なお、多重歌唱区間設定画面には、多重歌唱区間が多数あって1画面で表示しきれない場合を考慮し、前後ボタン110a、110bが設けられている。ユーザーは、この前後ボタン110a、110bを操作することで、前後の多重歌唱区間を表示させ、楽曲中の全ての多重歌唱区間に対する設定を行うことが可能である。
多重歌唱区間の設定を終えたユーザーが決定ボタン111を操作することで、リモコン装置1は、多重歌唱区間の詳細設定を終了する(S155:Yes)。多重歌唱区間に関する設定に基づき設定情報が形成される(S156)。図4(B1)には、詳細設定で形成された設定情報のデータ構成が示されている。設定情報には、詳細設定により形成された設定情報であることを示す詳細フラグと、各多重歌唱区間に対する設定(多重歌唱区間中の非歌唱歌詞、フレーズ毎の削除か否か等)を含んで構成されている。
また、本実施形態では、同じ楽曲を再度歌唱する際、同じ設定情報を容易に使用することができるよう、設定情報をユーザー情報中の設定ファイルとして記録することが可能となっている。多重歌唱区間について詳細設定を終えた後、ユーザーに対し、設定ファイルに記録するか否かをユーザーに選択させる選択欄(不図示)が表示される(S157)。設定ファイルに記録することが選択された場合(S157:Yes)、形成された設定情報は、ユーザー情報に含まれる設定ファイルとして記録される(S158)。図4(A)には、ユーザー情報のデータ構成例が示されている。ユーザー情報には、ユーザーを識別するためのユーザーID、ログイン時に必要となるパスワードが含まれている。詳細設定で形成された設定情報は、選曲の対象としている楽曲に対応した楽曲IDに対応付けられた設定ファイルとして、ユーザー情報に記録され、次回、同じ楽曲を選曲するときに読み出されて使用することが可能となる。
次に、所定のルールに従って楽曲全体の多重歌唱区間を一括して設定する簡易設定について説明する。図6の設定方法選択画面において、簡易設定の設定方法選択ボタン107bが選択された場合(S152:簡易)、簡易設定画面が表示される(S159)。図9に本実施形態の簡易設定画面が示されている。簡易設定画面は、楽曲中の多重歌唱区間を一括設定するための所定のルールが表示されている。本実施形態の簡易設定画面には、歌詞の各文字を記号で代用したフレーズが表示されている。また、前のフレーズと後のフレーズを上下に位置させ、重なった部分を多重歌唱区間として表示している。ユーザーは、このように模式的に表示された歌詞の中から、多重歌唱区間内で前に位置する歌詞113a、多重歌唱区間内で後に位置する歌詞113d、前のフレーズ113c、後のフレーズ113bの何れかを歌唱しない部分(歌詞)として選択することが可能である。何れかの部分を選択後(図9の例では、多重歌唱区間内で後に位置する歌詞113bが選択された状態となっている)、ユーザーは、決定ボタン111を操作すること(S160:Yes)で、多重歌唱区間の簡易設定を終了する。
簡易設定での設定に基づき設定情報が形成される(S161)。図4(B2)には、簡易設定で形成された設定情報のデータ構成が示されている。設定情報には、簡易設定により形成された設定情報であることを示す簡易フラグと、簡易設定画面における設定内容を含んで構成されている。このように本実施形態の簡易設定では、多重歌唱区間中、前に位置する歌詞を非歌唱歌詞とするか、後に位置する歌詞を非歌唱歌詞とするか、またフレーズ単位で非歌唱とするかというルールを指定することで、楽曲中の全ての多重歌唱区間についての設定を一括して行うことが可能となっている。なお、簡易設定においても形成した設定情報をユーザー情報中の設定ファイルとして記録することが可能となっている。設定ファイルに記録することが選択された場合(S157:Yes)、形成された設定情報は、ユーザー情報中、設定ファイルとして記録される(S158)。
次に、事前に設定した設定ファイルを使用して設定する方法について説明する。図6の設定方法選択画面において、設定ファイルの設定方法選択ボタン107cが選択された場合(S152:設定ファイル)、選曲を行っているユーザーのユーザーIDに対応するユーザー情報を検索し(S162)、選曲対象となっている楽曲IDに対応する設定情報が読み込まれる(S163)。
このように本実施形態の多重歌唱区間設定処理(S150)では、詳細設定、簡易設定で設定情報を形成する、あるいは、設定ファイルを使用して事前に形成した設定情報を取得することが可能となっている。多重歌唱区間設定処理(S150)が終了すると、表示部11aの表示は、図5の楽曲確認画面に戻る。多重歌唱区間設定処理(S150)が終了すると、図5に示される多重歌唱区間設定欄105に表示される「設定なし」の文字が「設定あり」に変更される。楽曲確認画面内に設けられた予約ボタン106が操作された場合(S104:Yes)、リモコン装置1からカラオケ装置2に対して予約情報が送信される(S105)。図4(B)には、予約情報のデータ構成が示されている。予約情報は、予約する楽曲を識別するための楽曲ID、予約を行ったユーザー(アクティブユーザー)を識別するためのユーザーID、多重歌唱区間設定処理(S150)で形成、あるいは、取得した設定情報が含まれている。カラオケ装置2は、受信した予約情報を予約テーブルに登録する。
図10は、本実施形態の楽曲再生処理のフロー図である。カラオケ装置2は、起動後、楽曲再生処理を実行することで、ユーザーが予約した楽曲の再生を実行する。楽曲再生処理が開始されると、カラオケ装置2は、予約テーブルに登録された予約情報をチェック(S201)して、次に再生すべき楽曲の有無を確認する。次に再生すべき楽曲があると判断された場合(S202:Yes)、予約情報に含まれる楽曲IDに対応する楽曲情報を読み出して楽曲再生を開始する(S203)。
図4(C)は、本実施形態の楽曲情報のデータ構成を示した図である。楽曲情報は、楽曲情報に関連する各種情報を含んだ属性情報と、演奏や歌詞の表示といった各種処理を実行するための実情報を有している。属性情報には、楽曲情報を識別するための楽曲ID、曲名、歌手名、作詞者名、作曲者名等の楽曲関連情報を有している。楽曲関連情報は、ユーザーが楽曲を検索する際の検索対象項目として使用することが可能である。実情報には、演奏情報、歌詞情報、歌唱評価情報が含まれている。演奏情報は、MIDI規格に基づいて電子楽器用の制御情報、あるいは、実際の演奏を録音した圧縮音声情報等を含んで構成された、カラオケの伴奏音を演奏するための情報である。歌詞情報は、歌唱補助のため、演奏情報に同期して表示される情報であり、演奏に同期して表示された歌詞の色替えを行うように構成してもよい。歌唱評価情報は、楽曲再生時において、ユーザーの歌唱音声を評価する情報であり、歌唱すべき旋律等を含んで構成される。楽曲再生時、歌唱評価を行う際には、マイクロホン43a、43bに入力される歌唱音声と、この歌唱評価情報を対比することで、採点値の算出等を行うことが可能である。
楽曲再生期間中、楽曲情報に含まれる歌詞情報に基づき、歌詞表示処理(S250)が実行される。図11は、本実施形態の歌詞表示処理(S250)を示すフロー図である。歌詞表示処理(S250)では、画面内に歌唱する歌詞を前もって表示しておき、演奏の進行に同期して表示した歌詞の色変えが行われる。歌詞の表示タイミングが到来した場合(S251)、カラオケ装置2は、モニター41にこれから歌唱すべき歌詞の表示を行う(S254)。その際、多重歌唱区間か否かを判定(S252)し、多重歌唱区間の場合には、設定情報を読み込み(S253)、設定情報に基づいて歌詞を表示する(S254)。また、本実施形態では、表示する歌詞に対応する部分について、歌唱評価情報を使用したピアノロール表示を行う(S255)こととしている。ピアノロール表示とは、歌唱旋律の音高の高低をバーで示した情報であり、演奏の進行に同期してバーを色変えすることで、ユーザーは歌唱旋律を視覚的に確認することが可能となる。なお、このピアノロール表示には、マイクロホン43a、43bに入力される歌唱音声の音高を合わせて表示することとしてもよい。
図12には、本実施形態の楽曲再生時のモニター41の様子が示されている。この画面は、図8の多重歌唱部分設定画面で設定した多重歌唱区間における画面例となっている。モニター41に表示される画面には、歌詞表示欄401、ピアノロール表示欄402が設けられている。歌詞表示欄には、歌唱すべき歌詞が表示される。多重歌唱区間においては、設定情報に基づく表示が行われる。具体的には、多重歌唱区間中、非歌唱歌詞は、他の歌詞(歌唱歌詞)とは異なる形態(本実施形態では、半透明)で表示し、ユーザーは歌唱歌詞と非歌唱歌詞を区別できるようになっている。
図12においてA、Bで示す歌詞は多重歌唱区間に相当し、Aで示す歌詞が半透明となっており、ユーザーはこの歌詞を歌唱しなくてもよいことが分かるようになっている。また、ピアノロール表示についてもA、Bで示すバーが多重歌唱区間に相当し、Aで示すバーが半透明となっており、ユーザーはこの旋律を歌唱しなくてもよいことが分かるようになっている。このように表示された歌詞、ピアノロールのバーは、演奏の進行に同期して色変えが行われる(S256)。なお、本実施形態では、歌詞、ピアノロールの両方について表示形態を異ならせることで、歌唱歌詞と非歌唱歌詞を区別できるようにしているが、何れか一方の表示形態を異ならせることとしてもよい。ピアノロールの表示形態だけを異ならせた場合であっても、旋律と歌詞の関係によって、ユーザーは歌唱歌詞と非歌唱歌詞を区別することが可能である。
また、本実施形態では、楽曲再生期間中、ユーザーの歌唱力を評価する歌唱評価処理(S204)が実行される。この歌唱評価処理では、マイクロホン43a、43bに入力される歌唱音声を表す情報と、楽曲情報中の歌唱評価情報を比較することで実行される。その際、本実施形態では、多重歌唱区間中、非歌唱歌詞、歌唱歌詞が指定されていることに基づき、多重歌唱区間については、歌唱評価情報中、歌唱歌詞の旋律を使用して歌唱評価が行われる。このように多重歌唱区間に対する事前設定により、歌唱評価処理を正確に行うことが可能となっている。
また、本実施形態では、多重歌唱区間中、非歌唱歌詞に対応する歌唱音声を再生することとしている。楽曲再生期間中、演奏が多重歌唱区間に差し掛かった場合(S205:Yes)、設定情報を読み込んで非歌唱歌詞が検出される(S206)。検出した非歌唱歌詞に対応する歌唱音声を音響制御部25で再生する(S207)ことで、1人で歌唱を行う場合であってもオリジナルの楽曲のように、歌唱音声を重ねることが可能となっている。この歌唱音声には、非歌唱歌詞とその旋律を使用して音声合成を行うこと、あるいは、非歌唱歌詞に対応した歌唱音声を予め楽曲情報内に用意しておくこと、あるいは、ユーザーが非歌唱歌詞に対応した歌唱音声を予め録音して用意しておくこと等が考えられる。
以上、本実施形態の楽曲再生処理では、楽曲再生期間中、多重歌唱区間に対応した歌詞表示処理(S250)、歌唱評価処理(S204)、非歌唱歌詞の歌唱音声再生(S205〜S207)を実行することで、多重歌唱区間を有する楽曲を1人で歌唱を行う場合であっても適切な歌唱、あるいは歌唱評価を行うことが可能となっている。
前述の実施形態では、楽曲を予約する際、多重歌唱区間に対する設定を行うこととしているが、多重歌唱区間の設定は楽曲再生期間中に行うこととしてもよい。図13には、他の実施形態の歌詞表示処理を示すフロー図が示されている。本実施形態では、歌詞が表示されてから、当該歌詞を歌唱する期間を使用して、ユーザーに非歌唱文字を選択させることとしている。歌詞の表示タイミングが到来した場合(S271)、表示する歌詞の中に多重歌唱区間の有無が判定される(S272)。多重歌唱区間が無い場合(S272:No)には、歌詞の表示(S282)と、ピアノロールの表示(S283)とが行われ、演奏の進行に伴った歌詞、及びピアノロール中のバーに対する色変更処理(S284)が開始される。
一方、多重歌唱区間がある場合(S272:Yes)には、選択欄付きの歌詞の表示(S273)、並びに、ピアノロールの表示(S274)が行われる。また、演奏の進行に伴った歌詞、ピアノロール中のバーに対する色変更処理(S275)が開始される。図14には、歌詞が表示された直後のモニター41の様子が示されている。図12で説明した画面と同様、画面内には歌詞表示欄401、ピアノロール表示欄402が表示されている。ただし、歌詞表示欄401中、多重歌唱区間部分は、選択欄403a、403bとして表示され、未選択の状態となっている。ピアノロール表示欄402についても、多重歌唱区間部分に相当するA、Bで示すバーは、両方の旋律が同じ形態(非透明)で表示されている。
この状態において、ユーザーはリモコン装置1、あるいは、カラオケ装置2のタッチパネルモニター33等、各種入力手段を使用して、2つの選択欄403a、又は403bのどちらの歌詞を非歌唱歌詞とするかを選択することが可能である。選択欄403a、又は403bが選択された場合(S276:Yes)、選択された選択欄403a、又は403bの歌詞を見え消し表示に変更する。図15には、選択欄403aが非歌唱歌詞として選択された場合のモニター41の様子が示されている。さらに本実施形態では、前述の実施形態と同様、フレーズごと削除するか否かを選択することが可能となっている。
そのため、選択欄403a、又は403bの選択後、図16に示されるフレーズ選択欄404が表示される。フレーズ選択欄404において「いいえ」が選択された場合、選択欄403a中の歌詞「うよ」のみが非歌唱歌詞に設定され、設定された内容の設定情報が形成される(S277)。設定情報が形成されると、設定情報に従って非歌唱歌詞が見え消し表示に変更される(S280)。その際、ピアノロール表示欄402中、非歌唱歌詞に対応するAで示すバーが半透明に変更される(S281)。一方、フレーズ選択欄404において「はい」が選択された場合、図16に示すように、選択欄403aが拡大されて「しようよ」が非歌唱歌詞に設定され、設定された内容の設定情報が形成される(S277)。設定情報が形成されると、設定情報に従って非歌唱歌詞が見え消し表示に変更される(S280)。この場合、ピアノロール表示欄402中、非歌唱歌詞に対応するA’で示すバーが半透明に変更される(S281)。
ところで、このような楽曲再生期間中に設定を行う場合、ユーザーの操作が間に合わないことが考えられる。したがって、歌詞が表示された後、多重歌唱区間の到来前の所定タイミングまで、選択欄403aもしくは選択欄403bに対する設定が行われなかった場合(S278:Yes)、デフォルトの内容(例えば、前に位置する選択欄403aを非歌唱歌詞に設定するなど)で設定情報を形成する(S279)こととしている。
楽曲再生処理では、楽曲再生期間中に形成された設定情報に基づき、歌唱評価処理(S204)、非歌唱歌詞の歌唱音声再生(S205〜S207)を実行する。なお、楽曲再生期間中に設定した内容についても設定ファイルに記録しておき、前述の実施形態と同様、再度同じ楽曲を歌唱するときに再利用することとしてもよい。その場合、楽曲再生期間中に設定を行うこと無く、好みの形態で歌唱を楽しむことが可能となる。
以上、本発明の実施形態のカラオケシステムについて説明したが、近年、ユーザーが所持するスマートホン等の携帯端末装置を使用してカラオケを楽しむことも可能となっている。携帯端末装置において本発明に係るカラオケシステムと同様の処理を実現するカラオケ用プログラムについても本発明の範疇に属する。また、カラオケシステム、パーソナルコンピューター等、各種情報処理装置において本発明に係るカラオケシステムと同様の処理を実現するカラオケ用プログラムについても本発明の範疇に属する。さらに、本実施形態における選曲処理、及び、多重歌唱区間設定処理がカラオケ装置2において実行されることにより、本実施形態におけるカラオケ装置2がカラオケシステムの構成をすべて備えることも可能である。そのため、本発明のカラオケシステムは、リモコン装置1を備えないカラオケ装置2のみで構成されてもよい。
1:リモコン装置 41:モニター
2:カラオケ装置 42:スピーカー
5:サーバー装置 43a、43b:マイクロホン
11:タッチパネルモニター 101:ユーザー切り替えボタン
11a:表示部 102:ゲストボタン
11b:タッチパネル 103:ログインユーザー欄
12:ビデオRAM 103a〜103e:分身像
13:映像制御部 105:多重歌唱区間設定欄
14:メモリ 106:予約ボタン
15:CPU 107a〜107c:設定方法選択ボタン
16:無線LAN通信部 108a:第1歌唱歌詞
17:操作部 108b:第2歌唱歌詞
18:操作処理部 109a:第3歌唱歌詞
21:操作部 109b:第4歌唱歌詞
22:操作処理部 110a、110b:前後ボタン
24:LAN通信部 111:決定ボタン
25:音響制御部 112:フレーズ選択欄
27:メモリ 113a、113b:歌詞
28:ビデオRAM 113c、113d:フレーズ
29:映像再生部 113d:フレーズ
30:CPU 130:アクセスポイント
31:映像制御部 401:歌詞表示欄
32:ハードディスク 402:ピアノロール表示欄
33:タッチパネルモニター 403a、403b:選択欄
34:タッチパネル 403b:選択欄
35:表示部 404:フレーズ選択欄

Claims (7)

  1. 楽曲情報の再生を行うカラオケシステムであって、
    前記楽曲情報は、演奏情報と歌詞情報を含み、複数の歌詞の歌唱タイミングが重なっている多重歌唱区間を有する前記楽曲情報について、前記多重歌唱区間において歌唱歌詞と非歌唱歌詞が指定されており、
    演奏処理と表示処理を同期して実行する楽曲再生処理と、指定処理とを実行可能とし、
    前記演奏処理は、前記演奏情報に基づいて楽曲の演奏を行い、前記多重歌唱区間において前記非歌唱歌詞に対応する歌唱音声を再生し、
    前記表示処理は、前記歌詞情報に基づいて歌詞を表示する際、前記歌唱歌詞と前記非歌唱歌詞が区別できるように表示し、
    前記指定処理は、前記多重歌唱区間を有する前記楽曲情報に対し、前記多重歌唱区間における前記歌唱歌詞、前記非歌唱歌詞をユーザーに指定させることを特徴とする
    カラオケシステム。
  2. 前記指定処理は、前記楽曲再生処理の実行前、選択された楽曲に対応する前記歌詞情報を表示して、ユーザーに前記歌唱歌詞、前記非歌唱歌詞を指定させることを特徴とする
    請求項に記載のカラオケシステム。
  3. 前記指定処理は、前記楽曲再生処理の実行中、前記表示処理において前記多重歌唱区間に対応する前記歌詞情報が表示された際、ユーザーに前記歌唱歌詞、前記非歌唱歌詞を指定させることを特徴とする
    請求項に記載のカラオケシステム。
  4. 前記指定処理は、前記多重歌唱区間で歌唱タイミングが重なっている歌詞を含んだフレーズ単位で、前記歌唱歌詞と前記非歌唱歌詞を指定可能とすることを特徴とする
    請求項から請求項の何れか1項に記載のカラオケシステム。
  5. 前記表示処理は、歌詞の表示形態を前記歌唱歌詞と前記非歌唱歌詞で異ならせることを特徴とする
    請求項1から請求項の何れか1項に記載のカラオケシステム。
  6. 前記表示処理は、前記歌唱歌詞の旋律と前記非歌唱歌詞の旋律の表示形態を異ならせて表示することを特徴とする
    請求項1から請求項の何れか1項に記載のカラオケシステム。
  7. 情報処理装置に楽曲情報を再生させるカラオケ用プログラムであって、
    前記楽曲情報は、演奏情報と歌詞情報を含み、複数の歌詞の歌唱タイミングが重なっている多重歌唱区間を有する前記楽曲情報について、前記多重歌唱区間において歌唱歌詞と非歌唱歌詞が指定されており、
    演奏処理と表示処理を同期して実行する楽曲再生処理と、指定処理とを、前記情報処理装置に実行させ、
    前記演奏処理は、前記演奏情報に基づいて楽曲の演奏を行い、前記多重歌唱区間において前記非歌唱歌詞に対応する歌唱音声を再生し、
    前記表示処理は、前記歌詞情報に基づいて歌詞を表示する際、前記歌唱歌詞と前記非歌唱歌詞が区別できるように歌詞を表示し、
    前記指定処理は、前記多重歌唱区間を有する前記楽曲情報に対し、前記多重歌唱区間における前記歌唱歌詞、前記非歌唱歌詞をユーザーに指定させることを特徴とする
    カラオケ用プログラム。
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