JP6634404B2 - 射出成形機用ベース - Google Patents

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Description

本発明は、射出成形機に用いられるベースに関する。
射出成形機の型締装置は、機台又は基礎に固定されるベースと、このベース上に固定される固定盤と、この固定盤に平行にベース上に配置される圧受け盤(又は型締シリンダ)と、固定盤と圧受け盤との間に渡されるタイバーと、固定盤と圧受け盤との間に配置されタイバーで案内されつつベース上を移動する可動盤とを備える。
可動盤と固定盤とで金型が型締めされる。
型締装置に用いられるベースには、型締め反力に耐える剛性が求められる。そのため、各種のベース構造が提案されてきた(例えば、特許文献1(図1、図2)参照)。
特許文献1の図2に示されるように、ベース(高剛性フレーム)は、底部用平板部材(3)(括弧付き数字は、特許文献1に記載された符号を示す。以下同様)に、2本のH形鋼(1)を載せ、これらのH形鋼(1)の間に複数枚の補強部材(4)を挟み、2本のH形鋼(1)の上面にベース用平板部材(2)を渡し、これらの構成要素を溶接又はボルトで固定してなる(特許文献1段落[0021]第3行)。
特許文献1の図2には、前後2枚の補強部材(4)が開示されている。前の補強部材(4)は一枚であるが、奥の補強部材(4)は一般に複数枚である。
奥の補強部材(4)に注目すると、奥の補強部材(4)は一方のH形鋼(1)には溶接できるが、他方のH形鋼(1)には溶接できない。奥の補強部材(4)が閉空間に配置されるため、溶接棒が入らないからである。そこで、奥の補強部材(4)は、他方のH形鋼(1)にボルト固定される。
すると、溶接工程とは別にボルト締め工程が必要となり、工程数が増える分だけ製造コストが嵩む。
また、ボルト固定ではボルトの緩みが不可避的に発生するため、定期的な増し締めが求められ、保守点検費用も嵩む。
製造コストの圧縮及び保守点検費用の削除を目的とするのであれば、複数の構成要素を溶接のみで固定することが望まれる。
また、H形鋼(1)は、下フランジ(1a)と、上フランジ(1a)と、これらを繋ぐウエブ(1b)とからなるが、特許文献1の図1に示されるように、底部用平板部材(3)と下フランジ(1a)、(1a)が重なっていると共にベース用平板部材(2)と上フランジ(1a)、(1a)が重なっている。材料が重複している。
ベース用平板部材(2)には下向き荷重が加わるため、特に中央部の剛性を確保する必要がある。中央部は上フランジ(1a)、(1a)から外れているため、ベース用平板部材(2)を厚くして剛性を高める必要がある。結果、材料が重複している割には、ベース用平板部材(2)を薄くすることはできない。
特許文献1の高剛性フレームは、文字通り、剛性には富むものの、重くなる。製品コストや運搬コストを考えると、軽量化が望まれる。
特許文献1に開示されている高剛性フレームに代わるものとして、複数のウェブを有することを前提として、構成要素が溶接のみで固定可能であり且つ軽量化が可能な射出成形機用ベースが求められる。
特許第3631906号公報
本発明は、複数のウェブを有するにも拘わらず溶接のみで構成要素の相互固定が可能であり且つ軽量化が可能な射出成形機用ベースを提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、射出成形機に用いられるベースであって、駆動アクチュエータの軸に平行に延びる2本のサイドフレームを主要素とする射出成形機用ベースにおいて、
前記サイドフレームは、機台又は基礎で支えられる下フランジと、この下フランジに平行に配置される上フランジと、この上フランジと前記下フランジとを繋ぐ少なくとも2枚のウェブと、これらのウェブに貫通固定されるウェブ補強材とを備えていることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1記載の射出成形機用ベースにおいて、
前記上フランジの上面に、前記駆動アクチュエータで移動する可動体を支えるスライド板又はレールが設けられ、
前記サイドフレームの断面視で、前記スライド板又は前記レールの幅中心は、前記上フランジの幅中心よりも前記射出成形機の中心側へオフセットして位置決めされ、
前記下フランジには、前記複数のウェブのうちで最も外側のウェブよりも外側の位置にてアンカーボルト穴が設けられ、
前記下フランジの上面と前記最も外側のウェブの外面と前記上フランジの下面とに接続するスティフナが取付けられていることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項2記載の射出成形機用ベースにおいて、
前記射出成形機用ベースが型締装置用ベースであって、前記駆動アクチュエータが型開閉アクチュエータであって、前記可動体が可動盤であることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、ウェブ補強材が複数のウェブを貫通している。貫通しているため、ウェブ補強材はウェブに外側から溶接することができる。結果、下フランジと、上フランジと、複数のウェブと、ウェブ補強材とからなる複数の構成要素は、溶接のみで構成要素の相互固定が可能となる。
また、サイドフレームは、下フランジと、上フランジと、複数のウェブと、ウェブ補強材とからなるため、材料のダブり(重複)が無く、軽量化が図れる。
よって、請求項1によれば、複数のウェブを有するにも拘わらず溶接のみで構成要素の相互固定が可能であり且つ軽量化が可能な射出成形機用ベースが提供される。
請求項2に係る発明では、上フランジに設けられるスライド板(又はレール)を、上フランジの幅中心より内側へオフセットさせた。このことにより、下フランジの外側が延び、そこにアンカーボルト穴を設けることができた。
アンカーボルト穴が外側にあるため、アンカーボルトの取付けやナットの締め付けが外から行え、サイドフレームの機台又は基礎への固定作業が容易になる。
下フランジが外側に延びたため、下フランジに曲がりや撓みが出やすくなる。そこで、下フランジの上面と最も外側のウェブの外面と上フランジの下面とにスティフナを渡した。このスティフナの補強作用により、下フランジ、ウェブ及び上フランジの曲げ剛性や撓み剛性を高めることができる。
請求項3に係る発明では、射出成形機用ベースは型締装置用ベースに適用して好適である。
本発明に係る射出成形機用ベースの斜視図である。 型締装置の正面図である。 図2の3−3線断面図である。 サイドフレームの断面図である。 ウェブ補強材の作用を説明する図である。 スティフナの作用を説明する図である。 サイドフレームの製作手順を説明する図である。 サイドフレームの別の製作手順を説明する図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1に示すように、射出成形機用ベース(以下、ベースと略記する。)30は、駆動アクチュエータとしての型開閉アクチュエータ(図2、符号16)の軸に平行に延びる左右2本のサイドフレーム40と、2本のサイドフレーム40の前端を繋ぐ前クロスメンバー31と、2本のサイドフレーム40の後端を繋ぐ後クロスメンバー32と、左右2本のサイドフレーム40に前クロスメンバー31を固定するボルト33と、左右2本のサイドフレーム40に後クロスメンバー32を固定するボルト34とからなる。
ボルト固定であるため、2本のサイドフレーム40と、前クロスメンバー31と、後クロスメンバー32とを個別に製造し、運搬し、いわゆる据付け現場でベース30を組み立てることができる。
運搬コストの低減や材料費の低減を考えると、サイドフレーム40の軽量化が望まれる。
軽量化が容易に達成できる構造のサイドフレーム40を、以下に説明する。
図2に示すように、射出成形機の型締装置(以下、型締装置と略記する。)10は、機台11(又は基礎)に固定されるベース30と、このベース30に固定され固定型12を支える固定盤13と、この固定盤13と平行に配置され固定型12へ向かって延びるピストンロッド14を備えベース30に水平移動自在に支持されている型締シリンダ15と、この型締シリンダ15を間接的に移動する型開閉アクチュエータ16と、固定盤13と型締シリンダ15の間に配置されピストンロッド14に連結されベース30に水平移動自在に支持され可動型17を支える可動体としての可動盤18と、固定盤13から水平に延びて可動盤18及び型締シリンダ15を貫通するタイバー19、19と、これらのタイバー19、19に型締シリンダ15を任意に連結する第1連結機構20と、型締シリンダ15と可動盤18とを機械的に結合する第2連結機構22と、を備えている横型型締装置である。
第1連結機構20は、オープン状態であれば、タイバー19に対して型締シリンダ15は移動可能となり、クローズ状態であれば、連結され型締シリンダ15は移動不能となる。
第2連結機構22は、型締シリンダ15と可動盤18とを機械的に結合(ロック状態に)することと、非結合状態(アンロック状態)にすることができる。
ロック状態では、可動盤18と型締シリンダ15は一緒に移動するため、型開閉アクチュエータ16で、可動盤18を固定盤13に接近させることができる。
固定型12に可動型17がタッチしたら、オープン状態の第1連結機構20をクローズ状態にする。クローズにより、タイバー19に型締シリンダ15が固定される。
第2連結機構22をアンロック状態にする。
ピストンロッド14を前進させ、型締めを行う。以降、射出、型開き、製品取りだしを順次実施する。
なお、型締シリンダ15は、圧受け盤に変更してもよい。圧受け盤の場合は、第1連結機構20及び第2連結機構22は不要となる。
圧受け盤はベース30に固定される。圧受け盤と固定盤13との間にタイバー19が渡される。圧受け盤と可動盤18との間に、トグルリンクや油圧シリンダが設けられ、トグルリンクや油圧シリンダで型締めを実施する。
図3に示すように、可動盤18の下部にシューと呼ばれる脚部材23が設けられ、サイドフレーム40の上面に摺り板とも呼ばれるスライド板41が設けられている。脚部材23がスライド板41上を摺接しつつ図面表裏方向(図2、型開閉アクチュエータ16の軸方向)に移動する。
好ましくは、スライド板41上に脚部材23を挟むようにサイドガイド42、42を設ける。サイドガイド42、42で案内されるため、脚部材23が図面左右に振れる心配はない。
なお、スライド板41をレール、脚部材23をスライダに変更し、且つスライダに鋼球を内蔵させてもよい。この構造は直動ガイドと呼ばれ、摩擦抵抗が小さくなる。
図4に示すように、サイドフレーム40は、機台11(又は基礎)で支えられる下フランジ44と、この下フランジ44に平行に配置される上フランジ45と、この上フランジ45と下フランジ44とを繋ぐ少なくとも2枚のウェブ46と、これらのウェブ46に貫通固定されるウェブ補強材47とを備えている。
ウェブ補強材47は、角パイプが好適であるが、丸パイプであってもよい。
ウェブ補強材47の作用を、図5に基づいて説明する。
図5(a)は、比較例であって、ウェブ補強材47を備えていない。上フランジ45に荷重F1が加わると、ウェブ46が想像線のように変形する。変形対策としてウェブ46を厚くすると、サイドフレーム40が重くなる。
そこで、図5(b)に示すように、実施例では、ウェブ補強材47を設け、このウェブ補強材47で複数枚のウェブ46を繋ぐようにした。ウェブ補強材47でウェブ46の変形を抑えることができる。ウェブ46を厚くする必要がないため、サイドフレーム40の軽量化が維持される。
好ましくは、図4に示すように、サイドフレーム40の断面視で、スライド板41(又はレール)の幅中心C1は、上フランジ45の幅中心C2よりも型締装置(射出成形機)の中心側へαだけオフセットしている。
ウェブ46はスライド板41(又はレール)に対応する位置に配置する。すなわち、ウェブ46群の中心(2枚の中心)とスライド板41の幅中心C1とが合致するように、ウェブ46を振り分けて配置する。
αだけオフセットさせたことにより、下フランジ44の外側が延びる。この延びた部位にアンカーボルト穴51を設ける。すなわち、下フランジ44には、複数のウェブ46のうちで最も外側のウェブ46よりも更に外側の位置にてアンカーボルト穴51が設けられている。
アンカーボルト穴51が外側にあるため、アンカーボルト52の取付けやナット53の締め付けが外から行え、サイドフレーム40の機台11又は基礎への固定作業が容易になる。
なお、アンカーボルト52は、サイドフレーム40を機台11(又は基礎)に固定するボルトの総称であり、単なるボルトであってもよい。
そして、下フランジ44の上面と最も外側のウェブの外面と上フランジ45の下面とにスティフナ55を設ける。スティフナ55は、上・下フランジ44、45の間に介在され、上・下フランジ44、45の一方に加わった荷重を他方に伝達することで、上・下フランジ44、45の曲げや変形を防止する作用を発揮する板状補強材である。
この作用を図6に基づいて詳しく説明する。
図6(a)は、比較例であって、スティフナ55を備えていない。下フランジ44の型締装置中心側(アンカーボルト52から離れた部位)に上向き力F2が加わると、アンカーボルト52を起点にして、想像線で示すように、下フランジ44が僅かに変形する。この変形によりウェブ46も想像線で示すように倒れる。
図6(b)は、実施例であって、ウェブ補強材47に加えてスティフナ55を備えているため、下フランジ44の変形が抑制され、ウェブ46の倒れが防止される。
次に、本発明に係るサイドフレーム40の製作手順の一例を説明する。
なお、溶接中に形成されるビードを黒塗り三角(▲)で図示し、溶接済みのビードは白抜き三角(△)で図示する。
図7(a)に示すように、下フランジ44にウェブ46を立て、ウェブ46と下フランジ44をビードB1で固定する。溶接棒56は外から差し入れることができるため、溶接施工は容易である。溶接棒56は、被覆アーク溶接棒が好適であるが、溶接電極であってもよい。
次に、ウェブ46に開けた穴46aに、ウェブ補強材47を水平に挿入する。
図7(b)に示すように、ウェブ補強材47の両端部がウェブ46から突出している。溶接棒56を外から差し入れて、ウェブ46にウェブ補強材47を溶接する。ビードB2でウェブ46にウェブ補強材47が固定される。ウェブ46に上フランジ45を載せる。
図7(c)に示すように、ビードB3でウェブ46に上フランジ45を固定する。溶接棒56は外から差し入れることができるため、溶接施工は容易である。次に、矩形のスティフナ55を、最も外側のウェブ46と下フランジ44と上フランジ45とに接するように挿入する。
図7(d)に示すように、ビードB4で最も外側のウェブ46と下フランジ44と上フランジ45とにスティフナ55を固定する。溶接棒56は外から差し入れることができるため、溶接施工は容易である。
図7で説明した製作手順は、一例を示したもので、製作手順を適宜変更することは差し支えない。
次に、ウェブ46が3枚以上の場合の製作手順を、図8に基づいて説明する。
図8では3枚のウェブ46を便宜上、第1ウェブ46A、第2ウェブ46B、第3ウェブ46Cと呼ぶ。第1ウェブ46Aは最も外側のウェブであり、第3ウェブ46Cが最も内側のウェブであり、第2ウェブ46Bが中間に配置されるウェブである。
図8(a)に示すように、下フランジ44に第1ウェブ46AをビードB11で固定し、第1ウェブ46Aに上フランジ45をビードB12で固定し、第1ウェブ46Aにウェブ補強材47をビードB13で固定する。
次に、図8(b)に示すように、第2ウェブ46Bをセットし、ビードB14で下フランジ44に固定し、ビードB15で上フランジ45に固定し、ビードB16でウェブ補強材47に固定する。
次に、図8(c)に示すように、第3ウェブ46Cをセットし、ビードB17で下フランジ44に固定し、ビードB18で上フランジ45に固定し、ビードB19でウェブ補強材47に固定する。
図8(d)に示すように、スティフナ55をビードB20で固定する。ビードB11〜B20は、全て外から溶接棒を差し込むことで容易に施工できる。
この製作手順であれば、ウェブ46は3枚に限らず、4枚以上であっても製作が可能である。
本発明のベースは、射出成形機の型締装置に好適であるが、同様の構造は射出装置にも適用でき、実施例に限定されない。射出装置に適用する場合には、駆動アクチュエータとして、射出装置移動用アクチュエータに適用でき、可動体として、射出装置に適用できる。
10…射出成形機の型締装置(型締装置)、16…駆動アクチュエータ(型開閉アクチュエータ)、18…可動体(可動盤)、30…射出成形機用ベース(ベース)、40…サイドフレーム、41…スライド板、44…下フランジ、45…上フランジ、46…ウェブ、46A…第1ウェブ、46B…第2ウェブ、46C…第3ウェブ、47…ウェブ補強材、51…アンカーボルト穴、55…スティフナ、C1…スライド板の幅中心、C2…上フランジの幅中心、α…オフセット量。

Claims (3)

  1. 射出成形機に用いられるベースであって、駆動アクチュエータの軸に平行に延びる2本のサイドフレームを主要素とする射出成形機用ベースにおいて、
    前記サイドフレームは、機台又は基礎で支えられる下フランジと、この下フランジに平行に配置される上フランジと、この上フランジと前記下フランジとを繋ぐ少なくとも2枚のウェブと、これらのウェブに貫通固定されるウェブ補強材とを備えていることを特徴とする射出成形機用ベース。
  2. 請求項1記載の射出成形機用ベースにおいて、
    前記上フランジの上面に、前記駆動アクチュエータで移動する可動体を支えるスライド板又はレールが設けられ、
    前記サイドフレームの断面視で、前記スライド板又は前記レールの幅中心は、前記上フランジの幅中心よりも前記射出成形機の中心側へオフセットして位置決めされ、
    前記下フランジには、前記複数のウェブのうちで最も外側のウェブよりも外側の位置にてアンカーボルト穴が設けられ、
    前記下フランジの上面と前記最も外側のウェブの外面と前記上フランジの下面とに接続するスティフナが取付けられていることを特徴とする射出成形機用ベース。
  3. 請求項2記載の射出成形機用ベースにおいて、
    前記射出成形機用ベースが型締装置用ベースであって、前記駆動アクチュエータが型開閉アクチュエータであって、前記可動体が可動盤であることを特徴とする射出成形機用ベース。
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