JP6633450B2 - スタッキング機能付き包装容器 - Google Patents

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Description

この発明は、スタッキング状態での積ずれを防止する機能を備えた包装容器に関するものである。
従来、下記特許文献1には、図5に示すように、底壁51の周囲に側壁52及び端壁53を連設して直立させ、側壁52と端壁53とを二重構造としてコーナー部で繋ぎ、コーナー部の上部に係合突起54を設け、下部に係合穴55を形成したトレイ状の段ボール製包装容器が記載されている。
このような包装容器を積み重ねてスタッキング状態とする際には、下段側の包装容器の係合突起54を上段側の包装容器の係合穴55に差し込んで、下段側と上段側の包装容器の積ずれを防止する。
また、下記特許文献2には、図6に示すように、側壁62及び端壁63を底部から上方へかけて外側へ傾くように起立させ、側壁62から延びる連結片64の先端部を端壁63のスリットに差し込むことにより、側壁62と端壁63とをコーナー部で繋ぎ、側壁62の端部及び連結片64を二重構造とした端壁63の頂部より上方へ突出させ、この部分を係合凸部65としたトレイ状の段ボール製包装容器が記載されている。
このような包装容器を積み重ねてスタッキング状態とする際には、下段側となる包装容器の各コーナー部の係合凸部65の内側に上段側となる包装容器の底部を嵌め込み、下段側の包装容器の端壁63の頂部に上段側の包装容器を載せて支持した状態で、下段側と上段側の包装容器の積ずれを防止する。
特開2002−2667号公報 実開昭38−16391号公報
しかしながら、図5に示す包装容器では、積み重ねてスタッキング状態とする際、下段側の包装容器の係合突起54と上段側の包装容器の係合穴55の位置を厳密に合わせなければならず、狙いが定まりにくいため、作業性が悪いという問題があった。
また、コーナー部の下部に係合穴55が開いているため、構造が複雑であるにもかかわらず、強度が低いという問題があるほか、物品を収納して輸送する過程で、係合穴55から内部に塵埃が侵入する恐れがあった。
また、図6に示す包装容器では、スタッキング状態で上段側の包装容器の荷重を受け止める端壁63が傾斜しているため、重い物品を収納して積み重ねた場合、端壁63に大きな垂直荷重が作用して端壁63が倒れ、連結が外れて側壁62も倒れる恐れがある。
そこで、この発明は、厳密な位置決めを要することなく、スタッキング状態での積ずれを防止することができ、簡単な構造で保形強度及び密閉性が確保される包装容器を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、この発明は、底壁の周囲に立ち上がる側壁及び端壁がコーナー部の面取部を挟んで繋がり、スタッキング状態での積ずれ防止用として、面取部の上端に係合突起が設けられた包装容器において、
前記面取部と側壁及び端壁の境界には、下部に底壁に対して垂直に延びる下部縦折線が入れられ、上部にその間の部分で面取部が上窄まりのテーパー状となるように下部縦折線に対して傾斜した上部縦折線が入れられ、面取部の下部と上部の境界には、その両側間に及ぶ中間横折線が入れられており、
前記側壁及び端壁に対して面取部が下部縦折線と上部縦折線に沿って山折りされ、これに伴い、面取部が中間横折線に沿って谷折りされ、面取部の上部と共に係合突起が上方へかけて外側へ傾斜しているものとしたのである。
この発明に係る包装容器では、側壁及び端壁に対して面取部を折り曲げるだけで、係合突起が外側へ傾斜し、各コーナー部の係合突起の上端側の間隔が広がった形状に組み立てることができる。
そして、積み重ねてスタッキング状態とする際、下段側となる包装容器の係合突起の内側に上段側となる包装容器の底部が誘導されるように挿入されるので、厳密な位置決めをすることなく、積ずれが防止されたスタッキング状態とすることができる。
また、各コーナー部の下部に係合穴を開ける必要がなく、側壁及び端壁は直立していることから、強度に優れたものとなり、内部への塵埃の侵入も防止される。
この発明の実施形態に係る段ボール製のスタッキング機能付き包装容器のブランクを示す図 同上の組立状態を示す斜視図 同上のコーナー部分の拡大側面図 同上の包装容器のスタッキング状態を示す斜視図 特許文献1に記載の包装容器のスタッキング状態を示す斜視図 特許文献2に記載の包装容器のスタッキング状態を示す斜視図
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
この包装容器は、トレイ状のものであり、図1に示すような段ボールシートのブランクから組み立てられる。このブランクでは、底壁1の四隅が斜めに切断され、底壁1の対向する長辺に側壁2を構成する外側板4、頂部5及び内側板6が順次連設され、底壁1の対向する短辺に端壁3を構成する端板7が連設され、外側板4の両端に面取部8を介して端壁3を構成する連結片9が連設されている。
面取部8の組立時における上端には、頂部5の両側方で突出する台形状の係合突起10が設けられている。
面取部8と外側板4及び連結片9の境界には、組立時における下部に、底壁1と外側板4との境界に対して垂直に延びる下部縦折線11がそれぞれ入れられ、組立時における上部に、その間の部分で面取部8が上窄まりのテーパー状となるように下部縦折線11に対して傾斜した上部縦折線12が入れられている。
下部縦折線11は、折曲時に表面が突き出す山折りとなるように、段ボールを裏面から押圧した押罫とされ、上部縦折線12は、折曲時に抵抗を軽減するため、段ボールを裏面から押圧した押罫と切目とが交互に断続するリード罫とされている。
面取部8の組立時における下部と上部の境界には、その両側間に及ぶ中間横折線13が入れられている。中間横折線13は、折曲時に表面が窪む谷折りとなるように、段ボールを表面から押圧した逆罫とされている。
このようなブランクを組み立てるには、図2に示すように、外側板4から頂部5及び内側板6を順次内側へ折り曲げ、外側板4の内面に内側板6を貼り付けて二重構造の側壁2を形成し、底壁1から一対の側壁2を起立させる。
次に、コーナー部を形成するように、外側板4から面取部8を下部縦折線11と上部縦折線12に沿って斜め内側へ山折りし、面取部8から連結片9を斜め内側へ山折りして、底壁1から一対の端板7を起立させ、連結片9の外面に端板7を貼り付けて端壁3を形成すると、側壁2及び端壁3に対して面取部8が斜めに向いた組立状態となる。
この際、面取部8を下部縦折線11と上部縦折線12に沿って山折りするだけで、図3に示すように、面取部8が中間横折線13に沿って谷折りされ、面取部8の上部と共に係合突起10が上方へかけて外側へ傾斜した状態となる。
上記のように組み立てた包装容器を積み重ねてスタッキング状態とする際には、図4に示すように、下段側となる包装容器の係合突起10の内側に上段側となる包装容器の底部を挿入し、下段側の包装容器の側壁2及び端壁3の頂部に上段側の包装容器の底壁1の周縁部を載せる。
この積み重ねに際し、上記包装容器では、下段側の包装容器の係合突起10の内側に上段側となる包装容器の底部が誘導されるように挿入されるので、下段側の包装容器と上段側の包装容器の厳密な位置決めをすることなく、スタッキング状態とすることができ、物流過程における作業性が向上する。
そして、スタッキング状態において、上段側の包装容器の面取部8の外側に下段側の包装容器の係合突起10が沿い、下段側の包装容器の係合突起10に上段側の包装容器が抱持されて、積ずれが防止される。
また、上記包装容器では、各コーナー部の下部に係合穴を開ける必要がなく、組立状態で側壁2及び端壁3が直立していることから、強度に優れたものとなり、スタッキング状態で側壁2及び端壁3が安定し、収納物の輸送や保管に際して、包装容器の内部への塵埃の侵入も防止される。
このため、例えば、冷蔵した流通過程での結露により強度低下が懸念されるカップ入りヨーグルトの収納用トレイや、相当な重量となるじゃがいも等の青果物収納用トレイとして使用すると、収納物を確実に保護して輸送し、保管することができる。
なお、上記実施形態では、天面が開放されたトレイ状の包装容器を例示したが、トレイ状の部分に天面を閉じる蓋フラップを連設した包装容器や、側壁及び端壁と面取部とが周方向に連なって八角筒状をなす包装容器のほか、コーナー部に面取部を有するラップラウンド式の包装容器において、各コーナー部に上方へかけて外側へ傾斜した係合突起10を設けて、スタッキング機能を付加するようにしてもよい。
1 底壁
2 側壁
3 端壁
4 外側板
5 頂部
6 内側板
7 端板
8 面取部
9 連結片
10 係合突起
11 下部縦折線
12 上部縦折線
13 中間横折線

Claims (1)

  1. 底壁(1)の周囲に立ち上がる側壁(2)及び端壁(3)がコーナー部の面取部(8)を挟んで繋がり、スタッキング状態での積ずれ防止用として、面取部(8)の上端に係合突起(10)が設けられた包装容器において、
    前記面取部(8)と側壁(2)及び端壁(3)の境界には、下部に底壁(1)に対して垂直に延びる下部縦折線(11)が入れられ、上部にその間の部分で面取部(8)が上窄まりのテーパー状となるように下部縦折線(11)に対して傾斜した上部縦折線(12)が入れられ、面取部(8)の下部と上部の境界には、その両側間に及ぶ中間横折線(13)が入れられており、
    前記側壁(2)及び端壁(3)に対して面取部(8)が下部縦折線(11)と上部縦折線(12)に沿って山折りされ、これに伴い、面取部(8)が中間横折線(13)に沿って谷折りされ、面取部(8)の上部と共に係合突起(10)が上方へかけて外側へ傾斜していることを特徴とするスタッキング機能付き包装容器。
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