JP6630984B2 - 電解水生成装置 - Google Patents
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Description
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、安定した品質の電解水を生成することができる電解水生成装置を提供する。
本発明の電解水生成装置は第1電解用電極と第2電解用電極との間に配置された第1スペーサを備え、第1スペーサは、第1電解液流路の一方の側端に沿って配置された第1部分と、第1電解液流路の他方の側端に沿って配置された第2部分と、第1部分と第2部分とをつなぐ橋渡し部と、橋渡し部に設けられた突出部とを有するため、第1スペーサの第1及び第2部分を第1又は第2電解用電極の縁部に配置することができ、突出部を第1又は第2電解用電極の中心部に配置することができる。また、突出部を第1及び第2部分並びに橋渡し部で支持することができることができるため、突出部を第1又は第2電解用電極の中心部に容易に配置することができ、突出部の位置がずれることを抑制することができる。さらに、1つの部材が橋渡し部、突出部並びに第1及び第2部分を有することができるため、電解部の製造が容易になり電解水生成装置の製造コストを低減することができる。
第1スペーサは第1及び第2部分と突出部とが第1及び第2電解用電極に挟持されるように設けられるため、第1及び第2電解用電極の縁部における電極間隔と、第1及び第2電解用電極の中心部における電極間隔とを同時に保持することができ、第1及び第2電解用電極が湾曲することを抑制することができる。このため、電極間隔が変化することを抑制することができ、電解条件(電極間の電流、電圧)が変化することを抑制することができる。この結果、安定した品質の電解水を生成することができる。また、第1及び第2電解用電極がショートすることを抑制することができ、電解水生成装置の寿命特性を向上させることができる。
第1スペーサに含まれる突出部は、橋渡し部の中央部に設けられたことが好ましい。このことにより、突出部を第1電解用電極の中心部と第2電解用電極の中心部との間に配置することができる。
本発明の電解水生成装置に含まれる電解部は、第1電解用電極及び第2電解用電極を収容する構造部材を備えることが好ましく、構造部材は、第1電解用電極の縁部及び第2電解用電極の縁部で第1及び第2電解用電極を支持することが好ましく、第1及び第2電解用電極並びに構造部材は、第1電解液流路に電解液が連続的に流れるように設けられたことが好ましい。このことにより、第1電解用電極及び第2電解用電極を構造部材中に設置することができ、第1電解液流路を容易に形成することができる。
第1スペーサに含まれる突出部は、球状又は円柱状であることが好ましい。このことにより、突出部と第1及び第2電解用電極との接触面積を狭くすることができ、第1及び第2電解用電極の電極有効面積が減少することを抑制することができる。また、突出部の第1及び第2電解用電極と接触する部分と、第1部分及び第2部分との間の橋渡し部が第1及び第2電解用電極と接触しない構成にすることができ、第1電解液流路を確保することができる。さらに、突出部が流路抵抗に与える影響を少なくすることができる。
本発明の電解水生成装置によれば、第1スペーサの枠部を第1電解用電極又は第2電解用電極の周縁部に配置することができ、突出部を第1電解用電極又は第2電解用電極の中心部に配置することができる。また、突出部を枠部及び橋渡し部で支持することができることができるため、突出部を第1電解用電極又は第2電解用電極の中心部に容易に配置することができ、突出部の位置がずれることを抑制することができる。また、1つの部材が橋渡し部、突出部及び枠部を有することができるため、電解部の製造が容易になり電解水生成装置の製造コストを低減することができる。さらに、第1及び第2電解用電極の周縁部における電極間隔と、第1及び第2電解用電極の中心部における電極間隔とを同時に保持することができ、第1及び第2電解用電極が湾曲することを抑制することができる。
以下、本発明の一実施形態を図面を用いて説明する。図面や以下の記述中で示す構成は、例示であって、本発明の範囲は、図面や以下の記述中で示すものに限定されない。
図1は、第1実施形態の電解水生成装置の概略断面図である。図2(a)は第1実施形態の電解水生成装置に含まれる電解部の概略斜視図であり、図2(b)は破線A−Aにおける電解部の概略断面図であり、図2(c)は一点鎖線B−Bにおける電解部の概略断面図であり、図2(d)は点線C−Cにおける電解部の概略断面図であり、図2(e)は第1スペーサの概略斜視図である。
第1実施形態の電解水生成装置60は、電解部10を備え、電解部10は、第1電解液流路4を挟んで対向して配置された板状の第1電解用電極1及び板状の第2電解用電極2と、第1電解用電極1と第2電解用電極2との間に配置された第1スペーサ5とを備え、第1スペーサ5は、第1電解液流路4の一方の側端に沿って配置された第1部分6と、第1電解液流路4の他方の側端に沿って配置された第2部分7と、第1部分6と第2部分7とをつなぐ橋渡し部8と、橋渡し部8に設けられた突出部9とを有し、第1スペーサ5は、第1部分6及び第2部分7と突出部9とが第1電解用電極1及び第2電解用電極2に挟持されるように設けられたことを特徴とする。
第1、2電解用電極1、2は、平板状であってもよく、曲板状であってもよい。また、第1、2電解用電極1、2は、方形状であってもよい。さらに、第1、2電解用電極1、2は、無隔膜で略平行に配置することができ、電極間距離が1mm〜10mmの範囲内となるように配置することができる。
電解部10は、第1電解用電極1と電気的に接続した第1電極端子15と第2電解用電極2と電気的に接続した第2電極端子16とを有することができる。電極端子は、電解部10の内部の電解用電極と電解部10の外部電線とを電気的に接続するための部材である。このことにより、第1及び第2電極端子15、16を介して第1及び第2電解用電極1、2に電圧を印加することができる。なお、電極端子と構造部材14との間にOリングを設けることができる。このことにより、電極端子の周囲から電解液やガスが外部に漏洩することを抑制することができる。
第1部分6、第2部分7及び突出部9における第1スペーサ5の厚さは実質的に同じにすることができる。このことにより、第1電解用電極1と第2電解用電極2を略平行に配置することができ、電極間隔にむらが生じることを抑制することができる。また、第1部分6又は第2部分7は、実質的に均一な厚さを有するように設けることができる。
また、第1スペーサ5の材料は、例えば、フッ素樹脂、PEEK、PBT、PP、PE、アクリル樹脂又はポリカーボネート樹脂とすることができる。
橋渡し部8の形状は、線形であってもよく、直線形であってもよい。また、橋渡し部8は、断面が円形となるように設けられてもよく、断面が四角となるように設けられてもよい。また、橋渡し部8は、第1部分6、第2部分7に対し実質的に垂直となるように設けることができる。また、橋渡し部8は、第1部分6及び第2部分7よりも細くなるように又は薄くなるように設けることができる。このことにより、橋渡し部8と第1又は第2電解用電極との間に隙間を形成することができ、第1電解液流路4を確保することができる。
第1実施形態の電解水生成装置60では、図2(b)〜(e)に示したように、突出部9は球状である。突出部9を球状にすることにより、突出部9と第1及び第2電解用電極1、2との接触面積を狭くすることができ、第1及び第2電解用電極1、2の電極有効面積が減少することを抑制することができる。また、突出部9を球状にすることにより、突出部9の第1及び第2電解用電極1、2と接触する部分と、第1部分6及び第2部分7との間の橋渡し部8が第1及び第2電解用電極1、2と接触しない構成にすることができ、第1電解液流路4を確保することができる。さらに、突出部9を球状にすることにより、突出部9が第1電解液流路4の流路抵抗に与える影響を少なくすることができる。
第1及び第2電解用電極1、2並びに構造部材14は、第1電解液流路4に電解液22が連続的に流れるように設けることができる。このことにより、電解部10により連続的に電解液22から電解水28を生成することができる。また、構造部材14は、流入口32と流出口33とを有することができ、第1電解液流路4は、流入口32から流入した電解液22が第1及び第2電解用電極1、2により電解処理され、電解処理後の電解液(電解水28)が流出口33から流出するように設けることができる。
構造部材14の材料は、例えば、PP、PE、アクリル樹脂又はポリカーボネート樹脂とすることができる。
混合部30は、例えば、図1のように電解部10から混合部30に流入した電解水28が給水弁31から供給される水道水により希釈されるように設けることができる。
第2実施形態の電解水生成装置60は、突出部9の形状が円柱状であり、他の構成は、第1実施形態の電解水生成装置60と同じである。また、上述の第1実施形態についての説明は、矛盾がない限り、第2実施形態に当てはまる。
図3(a)は第2実施形態の電解水生成装置に含まれる電解部10の概略斜視図であり、(b)は破線A−Aにおける電解部10の概略断面図であり、(c)は一点鎖線B−Bにおける電解部10の概略断面図であり、(d)は点線C−Cにおける電解部10の概略断面図であり、(e)は第1スペーサ5の概略斜視図であり、(f)は第1スペーサ5の突出部9の拡大斜視図である。
第3実施形態の電解水生成装置60は、第1実施形態の電解水生成装置60と第1スペーサ5の形状が異なる。他の構成は、第1実施形態の電解水生成装置60と同じである。また、上述の第1実施形態についての説明は、矛盾がない限り、第3実施形態に当てはまる。
図4(a)は、第3実施形態の電解水生成装置60に含まれる電解部10の概略斜視図であり、図4(b)は破線A−Aにおける電解部10の概略断面図であり、図4(c)は一点鎖線B−Bにおける電解部10の概略断面図であり、図4(d)は点線C−Cにおける電解部10の概略断面図であり、図4(e)は第1スペーサ5の概略斜視図である。
枠部9は、第1電解液流路4に電解液22が流入する第1開口44と、第1電解液流路4から電解液(電解水)が流出する第2開口45とを有する。このことにより、枠部9が電解液又は電解水の流れを妨げることを抑制することができ、安定して電解水を生成することができる。なお、第1開口44及び第2開口45は、通液穴であってもよい。
例えば、第1スペーサ5は、図4(b)〜(e)に示したような形状を有することができる。
第4実施形態の電解水生成装置60は、第3実施形態の電解水生成装置60と第1スペーサ5の形状が異なる。他の構成は、第3実施形態の電解水生成装置60と同じである。また、上述の第1及び第3実施形態についての説明は、矛盾がない限り、第4実施形態に当てはまる。
図5(a)は、第4実施形態の電解水生成装置60に含まれる電解部10の概略斜視図であり、図5(b)は破線A−Aにおける電解部10の概略断面図であり、図5(c)は一点鎖線B−Bにおける電解部10の概略断面図であり、図5(d)は点線C−Cにおける電解部10の概略断面図であり、図5(e)は第1スペーサ5の概略斜視図である。
図4に示した電解部10では、第1電解液流路4を横断する方向に枠部43の2つの部分をつなぐ橋渡し部8が設けられ、橋渡し部8の中央部に突出部9が設けられていたが、第4実施形態では、第1電解液流路4の流れ方向に枠部43の2つの部分をつなぐ橋渡し部8が設けられ、橋渡し部8の中央部に突出部9が設けられている。その他の構成は、第3実施形態の電解水生成装置60と同じである。
このような構成により、突出部9を第1電解用電極1又は第2電解用電極2の中心部に容易に配置することができ、突出部9の位置がずれることを抑制することができる。また、第1及び第2電解用電極1、2が湾曲することを抑制することができる。このため、電極間隔が変化することを抑制することができ、安定した品質の電解水を生成することができる。
橋渡し部8が接続する枠部43の2つの部分は、第1開口44、第2開口45と重ならないように設けることができる。このことにより、橋渡し部8の製造が容易になり、製造コストを低減することができる。
第5実施形態の電解水生成装置60は、電解部10が第1電解用電極1、第2電解用電極2及び第3電解用電極52を備え、第1電解用電極1と第2電解用電極2との間に第1電解液流路4が形成され、第2電解用電極2と第3電解用電極52との間に第2電解液流路54が形成される構造を有する。また、第1スペーサ5が第1電解用電極1と第2電解用電極2との間に配置され、第2スペーサ53が第2電解用電極2と第3電解用電極52との間に配置される。他の構成は、第1実施形態の電解水生成装置60と実質的に同じである。また、上述の第1実施形態についての説明は、矛盾がない限り、第5実施形態に当てはまる。
電解部10は、第2電解用電極2の第1電解用電極1と対向する面の裏面に対向して配置された板状の第3電解用電極52を備えることができる。このことにより、第1電解用電極1と第2電解用電極2との間に第1電解液流路4を形成することができ、第2電解用電極2と第3電解用電極52との間に第2電解液流路54を形成することができる。なお、第5実施形態では、第1電極端子15が第1電解用電極1と電気的に接続し、第2電極端子16が第3電解用電極52と電気的に接続するように設けられる。このことにより、第1電解液流路4の両側の第1電解用電極1の表面と第2電解用電極2の表面のうち一方を第1陽極表面12とし他方を第1陰極表面13とすることができる。また、第2電解液流路54の両側の第2電解用電極2の表面と第3電解用電極52の表面のうち一方を第2陽極表面55とし他方を第2陰極表面56とすることができる。電解部10がこのような構成を有することにより、第1電解液流路4と第2電解液流路54の両方で電解水を生成することができ、効率よく電解水を生成することができる。
なお、第5実施形態では、電解部10が第1〜第3電解用電極を有する実施形態について説明したが、電解部10は、同様の積層構造により4枚以上の電解用電極を備えた構造を有することもできる。
Claims (10)
- 電解部を備え、
前記電解部は、第1電解液流路を挟んで対向して配置された板状の第1電解用電極及び板状の第2電解用電極と、前記第1電解用電極と前記第2電解用電極との間に配置された第1スペーサとを備え、
前記第1スペーサは、前記第1電解液流路の一方の側端に沿って配置された第1部分と、前記第1電解液流路の他方の側端に沿って配置された第2部分と、前記第1部分と前記第2部分とをつなぐ橋渡し部と、前記橋渡し部に設けられた突出部とを有し、
前記第1スペーサは、前記第1及び第2部分と前記突出部とが前記第1及び第2電解用電極に挟持されるように設けられ、
前記第1スペーサは、前記第1電解用電極および前記第2電解用電極と接触していることを特徴とする電解水生成装置。 - 前記第1スペーサは、前記橋渡し部のうち前記第1部分と前記突出部との間の部分及び前記第2部分と前記突出部との間の部分が、前記第1及び/又は第2電解用電極と非接触となるように設けられた請求項1に記載の電解水生成装置。
- 第1電解液流路を挟んで対向して配置された板状の第1電解用電極及び板状の第2電解用電極と、前記第1電解用電極と前記第2電解用電極との間に配置された第1スペーサとを備え、
前記第1スペーサは、前記第1電解液流路の周部に設けられた枠部と、前記枠部の2つの部分を橋渡しするように設けられた橋渡し部と、前記橋渡し部に設けられた突出部とを有し、
前記枠部は、前記第1電解液流路に電解液が流入する第1開口と、前記第1電解液流路から電解液が流出する第2開口とを有し、
前記第1スペーサは、前記枠部と前記突出部とが前記第1及び第2電解用電極に挟持されるように設けられ、
前記第1スペーサは、前記第1電解用電極および前記第2電解用電極と接触していることを特徴とする電解水生成装置。 - 前記第1スペーサは、前記橋渡し部のうち前記枠部と前記突出部との間の部分が前記第1及び/又は第2電解用電極と非接触となるように設けられた請求項3に記載の電解水生成装置。
- 前記突出部は、前記橋渡し部の中央部に設けられた請求項1〜4のいずれか1つに記載の電解水生成装置。
- 前記突出部は、前記第1電解用電極の中心部と前記第2電解用電極の中心部との間に配置された請求項1〜5のいずれか1つに記載の電解水生成装置。
- 前記電解部は、前記第1電解用電極及び前記第2電解用電極を収容する構造部材を備え、
前記構造部材は、前記第1電解用電極の縁部及び前記第2電解用電極の縁部で前記第1及び第2電解用電極を支持し、
前記第1及び第2電解用電極並びに前記構造部材は、前記第1電解液流路に電解液が連続的に流れるように設けられた請求項1〜6のいずれか1つに記載の電解水生成装置。 - 前記構造部材は、流入口と、流出口とを備え、
前記第1電解液流路は、前記流入口から流入した電解液が前記第1及び第2電解用電極により電解処理され、電解処理後の電解液が前記流出口から流出するように設けられた請求項7に記載の電解水生成装置。 - 前記突出部は、球状又は円柱状である請求項1〜8のいずれか1つに記載の電解水生成装置。
- 前記電解部は、前記第2電解用電極の前記第1電解用電極と対向する面の裏面に対向して配置された板状の第3電解用電極と、第2スペーサとを備え、
前記第2及び第3電解用電極は、その間に第2電解液流路を形成し、
前記第2スペーサは、前記第1スペーサと同様の形状を有し、かつ、前記第2電解用電極と前記第3電解用電極とに挟持されるように設けられ、
前記第2スペーサは、前記第2電解用電極および前記第3電解用電極と接触している、請求項1〜9のいずれか1つに記載の電解水生成装置。
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