JP6629898B2 - 内燃機関の排気浄化装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関の排気浄化装置に関する。より詳しくは、過給機と非真円形状の触媒コンバータとを備える内燃機関の排気浄化装置に関する。
内燃機関の排気を、触媒コンバータで浄化する技術は広く知られている。この触媒コンバータは、三元触媒、酸化触媒、NOx浄化触媒等の排気浄化触媒が担持された柱状のハニカム担体と、このハニカム担体を収容するケースと、を備える。例えば特許文献1には、このようなハニカム担体として、断面形状がオーバル形状となるものが提案されている。車両のエンジンルームには、内燃機関や触媒コンバータの他、様々な装置が配置されることから、オーバル形状のハニカム担体を用いることにより、真円形状のハニカム担体を用いた場合よりもエンジンルーム内のレイアウトの自由度を向上できる場合がある。
特開平10−043603号公報
ところで、触媒コンバータの上流側には過給機のタービンを設ける場合があるが、特許文献1では触媒コンバータと過給機との接続構造については十分に検討されていない。過給機のタービンには、タービンインペラを経由した排気が流出するタービン出口と、タービンインペラを迂回した排気が流出するバイパス出口とが設けられており、これら2つの出口からは異なる流速、流量で排気が流出することから、上記のように非真円形状のハニカム担体を接続する場合、その機能が十分に発揮されるよう触媒コンバータを過給機に接続する必要がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、エンジンルームにおけるレイアウトの自由度の向上と、触媒コンバータにおける排気の浄化性能の向上と、を両立できる内燃機関の排気浄化装置を提供することを目的とする。
(1)本発明に係る内燃機関の排気浄化装置(例えば、後述の排気浄化装置1)は、タービン軸線(例えば、後述のタービン軸線Ot)に沿った排気が流出するタービン出口(例えば、後述のタービン出口25)及びタービンインペラを迂回した排気が流出するバイパス出口(例えば、後述のバイパス出口26)を備える過給機(例えば、後述の過給機2)と、触媒が担持された柱状のハニカム担体(例えば、後述のハニカム担体42)を有する触媒コンバータ(例えば、後述の触媒コンバータ4)と、前記過給機と前記触媒コンバータとを接続し、前記タービン出口及び前記バイパス出口から流出する排気を前記ハニカム担体に導く接続部(例えば、後述の排気管3)と、を備えるものであって、前記ハニカム担体の中心軸線(例えば、後述の中心軸線Oc)に垂直な断面形状は、長手方向(例えば、後述の長手方向LD)及び短手方向(例えば、後述の短手方向SD)が定義される非真円形状であり、前記中心軸線に沿った平面視において、前記タービン軸線と平行であり前記中心軸線を通過しかつ前記ハニカム担体の外周を端点とする第1仮想線分(例えば、後述の第1仮想線分L1)は、当該第1仮想線分に直交し前記中心軸線を通過しかつ前記ハニカム担体の外周を端点とする第2仮想線分(例えば、後述の第2仮想線分L2)よりも長いことを特徴とする。
(2)この場合、排気下流側から前記タービン軸線に沿って視た正面視において、前記バイパス出口の少なくとも一部は、前記中心軸線と重なることが好ましい。
(3)この場合、前記バイパス出口には回動軸(例えば、後述の回動軸27b)を回動させることで当該バイパス出口を開閉する弁体(例えば、後述の弁体27a)が設けられ、排気下流側から前記タービン軸線に沿って視た正面視において、前記弁体に対し前記触媒コンバータ側を第1方向(例えば、後述の第1方向D1)とし、前記弁体に対し前記第1方向と反対側を第2方向(例えば、後述の第2方向D2)とした場合、前記回動軸は前記弁体に対し前記第2方向側に設けられていることが好ましい。
(4)この場合、排気下流側から前記タービン軸線に沿って視た正面視において、前記タービン出口は前記バイパス出口に対し前記第2方向側に設けられていることが好ましい。
(5)この場合、前記中心軸線に沿った平面視において、前記ハニカム担体における単位体積当りの触媒担持量は、前記第2仮想線分で仮想的に区切られた領域のうち、前記タービン出口から遠い方の領域(例えば、後述の第1領域R1)の方が前記タービン出口から近い方の領域(例えば、後述の第2領域R2)よりも多いことが好ましい。
(6)この場合、前記排気浄化装置は、前記排気の流路のうち前記ハニカム担体の排気流入側端面(例えば、後述の流入側端面42a)よりも上流側に設けられた上流側温度センサ(例えば、後述の上流側温度センサ61)と、前記排気の流路のうち前記ハニカム担体の排気流出側端面(例えば、後述の流出側端面42b)よりも下流側に設けられた下流側温度センサ(例えば、後述の下流側温度センサ62)と、をさらに備え、前記中心軸線に沿った平面視において、前記第2仮想線分よりも前記タービン出口から遠い領域を第1領域(例えば、後述の第1領域Q1)と定義し、前記第2仮想線分よりも前記タービン出口に近い領域を第2領域(例えば、後述の第2領域Q2)と定義した場合、前記上流側温度センサの感熱部(例えば、後述のサーミスタ素子61a)は前記第1領域内に設けられ、前記下流側温度センサの感熱部(例えば、後述のサーミスタ素子62a)は前記第2領域内に設けられることが好ましい。
(1)本発明では、触媒コンバータのハニカム担体として、その中心軸線に垂直な断面形状が、長手方向及び短手方向が定義される非真円形状のものを用いる。これにより、真円形状のハニカム担体を用いた場合と比較して、エンジンルーム内のレイアウトの自由度を向上できる。また本発明では、ハニカム担体の中心軸線に沿った平面視では、第1仮想線分(より具体的には、タービン軸線と平行であり中心軸を通過しかつハニカム担体の外周を端点とする線分)が、第2仮想線分(より具体的には、第1仮想線分に直交し中心軸を通過しかつハニカム担体の外周を端点とする線分)よりも長くなるように触媒コンバータを過給機に接続する。これにより、上記平面視では、ハニカム担体の長手方向がタービン軸線と略平行になる。したがって本発明によれば、過給時においてタービン出口からタービン軸線に沿って流出する排気を、ハニカム担体のうち長手方向に沿って過給機から遠い方へ流入させ、非過給時においてバイパス出口から流出する排気を、ハニカム担体のうち長手方向に沿って過給機から近い方へ流入させることができる。よって本発明によれば、過給機のタービン出口及びバイパス出口から流出する排気をハニカム担体にバランス良く流入させることができるので、触媒コンバータによる排気浄化性能も向上できる。
(2)バイパス出口から流出する排気は、タービン出口から流出する排気と比して流速が速く拡散されにくい。これに対し本発明では、バイパス出口を、その少なくとも一部が、ハニカム担体の中心軸線と重なるように設ける。よって本発明によれば、バイパス出口から流出する排気を拡散させながらハニカム担体に流入させることができる。
(3)本発明では、正面視において、バイパス出口に設けられる弁体に対し触媒コンバータ側を第1方向とし、その反対側を第2方向とした場合、弁体を開閉する回動軸を弁体に対し第2方向側に設ける。これにより、回動軸で弁体を開くと、弁体はバイパス出口に対し触媒コンバータと反対側へ退避するので、バイパス出口から流出する排気の流れが弁体によって阻害されることがない。よって本発明によれば、過給機のバイパス出口から流出する排気をハニカム担体にバランス良く流入させることができ、ひいては触媒コンバータによる排気浄化性能を向上できる。
(4)本発明では、タービン出口をバイパス出口に対し第2方向側に設ける。すなわち、正面視では、触媒コンバータからタービン出口の距離は、触媒コンバータからバイパス出口の距離よりも長い。これにより、タービン出口から流出する排気をハニカム担体のうち長手方向に沿って過給機から遠い方へ流入させ、バイパス出口から流出する排気を長手方向に沿って過給機から近い方へ流入させやすくできるので、過給機のタービン出口及びバイパス出口から流出する排気をハニカム担体にバランス良く流入させることができる。
(5)本発明では、第2仮想線分で仮想的に区切られた領域のうち、タービン出口から遠い方の領域の触媒担持量を、タービン出口から近い方の領域の触媒担持量よりも多くする。これにより、上記のようなタービン出口及びバイパス出口から流出する排気の流れの下で、ハニカム担体に担持されている触媒の劣化の偏在を抑制できる。
(6)本発明によれば、タービン出口から流出する排気の多くは第2仮想線分よりタービン出口から遠い第1領域側に流入し、バイパス出口から流出する排気の多くは第2仮想線分よりタービン出口に近い第2領域内に流入する。このため、ハニカム担体には、第1領域側と第2領域側とで温度差が生じやすくなっている。またハニカム担体に担持させる触媒として、例えば、酸化雰囲気下で排気中のNOxを吸着し還元雰囲気下で吸着したNOxを還元浄化するNOx浄化触媒を用いた場合、ハニカム担体の温度がNOxの還元処理を実行するのに適した温度になった状態で排気を還元雰囲気にするリッチスパイクを実行する必要がある。ところがハニカム担体に温度分布が生じやすいと、還元処理を実行する適切なタイミングを把握することが困難になる。
本発明では、上流側温度センサの感熱部をハニカム担体の排気流入側端面よりも上流側でありかつ平面視では第2仮想線分よりタービン出口から遠い第1領域内に設け、下流側温度センサの感熱部をハニカム担体の排気流出側端面よりも下流側でありかつ平面視では第2仮想線分よりタービン出口に近い第2領域内に設ける。すなわち上流側温度センサでは、ハニカム担体のうち最も高温になりやすい部分の温度を検出し、下流側温度センサでは、ハニカム担体のうち最も低温になりやすい部分の温度を検出する。これにより本発明では、上流側温度センサの検出値と下流側温度センサの検出値とを用いることによって、ハニカム担体の最も高温となる部分と最も低温となる部分の温度差を把握できるので、上記のように還元処理を実行する適切なタイミングを把握することができる。
本発明の一実施形態に係る内燃機関の排気浄化装置の構成を示す部分断面図である。 排気浄化装置の構成を示す部分断面図である。 排気浄化装置の構成を示す部分断面図である。 触媒コンバータの構成を示す斜視図である。 触媒コンバータの構成を示す断面図である。 排気浄化装置において実現される排気の流れを説明するための図である。 排気浄化装置において実現される排気の流れを説明するための図である。 温度センサが取り付けられた排気浄化装置の構成を示す図である。 温度センサが取り付けられた排気浄化装置の構成を示す図である。 ハニカム担体と上流側温度センサと下流側温度センサとを、ハニカム担体の中心軸線に沿って上流側温度センサ側から視た平面図である。 ハニカム担体と上流側温度センサと下流側温度センサとを、ハニカム担体の中心軸線に対し垂直な第2仮想線分に沿って視た側面図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1〜図3は、それぞれ内燃機関の排気浄化装置1の構成を示す部分断面図である。より具体的には、図1は、後述のタービン軸線Otに対し垂直な軸線に沿って視た側面図であり、図2は、排気上流側から後述のハニカム担体42の中心軸線Ocに沿って視た平面図であり、図3は、排気下流側からタービン軸線Otに沿って視た正面図である。
排気浄化装置1は、図示しない内燃機関の排気のエネルギを用いて吸気を圧縮する過給機2と、過給機2を経た排気を浄化する触媒コンバータ4と、過給機2と触媒コンバータ4とを接続し、過給機2から流出する排気を触媒コンバータ4に導く排気管3と、を備える。なお図1〜図3では、内燃機関の排気通路に設けられる排気タービン21と内燃機関の吸気通路に設けられる吸気コンプレッサとを組み合わせて構成される過給機2のうち、特に排気タービン21のみを図示する。この排気浄化装置1は、例えば、排気タービン21が触媒コンバータ4に対し鉛直方向上方側になるように、図示しないエンジンルームに搭載される(図1及び図3参照)。
排気タービン21は、吸気コンプレッサと連結されたタービンインペラ22(図3参照)と、その内部にタービンインペラ22をタービン軸線Otを中心として回転自在に収容するインペラ室(図示せず)が形成されたタービン本体23と、を備える。
タービン本体23には、内燃機関の排気通路に接続され、排気を上記インペラ室に導く排気導入部24と、タービンインペラ22を経た排気をタービン軸線Otに沿って流出させるタービン出口25(図3参照)と、タービンインペラ22を迂回するバイパス流路(図示せず)と、このバイパス流路を経た排気を流出させるバイパス出口26(図3参照)と、バイパス出口26に設けられた開閉弁27と、この開閉弁27を駆動するアクチュエータ28と、が設けられている。
図3に示すように、開閉弁27は、バイパス出口26に設けられた円盤状の弁体27aと、この弁体27aに接続された回動軸27bとを備える。弁体27aは、アクチュエータ28を用いて回動軸27bを正転又は逆転させることによってバイパス出口26を開閉する。
また図3に示すように、排気下流側からタービン軸線Otに沿って視た正面視において、弁体27aに対し鉛直方向下方側に設けられた触媒コンバータ4側を第1方向D1と定義し、弁体27aに対し第1方向D1と反対側を第2方向D2と定義した場合、回動軸27bは、弁体27aに対し第2方向D2側に設けられている。これにより、バイパス出口26を開く際、弁体27aは回動軸27bによって第2方向側、すなわち触媒コンバータ4側とは反対側へ変位するので、弁体27aによりバイパス出口26から触媒コンバータ4への排気の流れが阻害されることもない。
また図3に示すように、タービン本体23には、タービン出口25とバイパス出口26とが並設されている。また排気下流側からタービン軸線Otに沿って視た正面視において、タービン出口25はバイパス出口26に対し第2方向D2側に設けられている。換言すれば、上記正面視では、タービン出口25から触媒コンバータ4までの距離は、バイパス出口26から触媒コンバータ4までの距離よりも長い。また図3に示すように、上記上面視において、バイパス出口26は、その少なくとも一部が触媒コンバータ4において規定されている後述の中心軸線Ocと重なるように、タービン本体23に形成されている。
図4は、触媒コンバータ4の構成を示す斜視図である。
触媒コンバータ4は、排気浄化触媒が担持された柱状のハニカム担体42と、ハニカム担体42を収容する筒状のケース部材41と、ハニカム担体42とケース部材41との間において、ハニカム担体42の外周を囲むように設けられたマット43と、を備える。
ハニカム担体42は、排気の流入側端面42aから排気の流出側端面42bまで延び、排気の流路となる複数のセルと、これらセルを区画形成する多孔質の隔壁と、を有するフロースルー型である。またこのハニカム担体42の隔壁に担持させる排気浄化触媒としては、酸化触媒、三元触媒、及びNOx浄化触媒等が用いられる。触媒コンバータ4は、過給機2から流出する排気をハニカム担体42の各セルに通流させることにより、隔壁に担持された排気浄化触媒の作用下で排気を浄化する。ハニカム担体42の材質としては、例えば、コーディエライト、アルミナチタネート、及びムライト等が用いられる。またマット43には、耐熱、耐振性、シール機能及び振動吸収能力を有するアルミナ繊維、シリカ繊維、アルミナシリカ繊維、ガラス繊維等のセラミック繊維が用いられる。
図5は、触媒コンバータ4の構成を示す断面図である。より具体的には、図5は、柱状のハニカム担体42において定義される中心軸線Ocに対し垂直な面に沿った断面図である。
図5に示すように、ハニカム担体42の中心軸線Ocに対し垂直な断面視における輪郭C1は、短手方向SD及び長手方向LDが定義される長円形状(所謂、トラック形状)である。図5における下方に描かれた直交する矢線LD及びSDはこの非真円形状の長手方向及び短手方向を概念的に表したものである。
以下では、ハニカム担体42の断面視における輪郭C1を長円形状とした場合について説明するが、本発明はこれに限らない。本発明は、ハニカム担体の断面視における輪郭の形状が、短手方向及び長手方向が定義される非真円形状であればどのような形状でも適用できる。ここで短手方向及び長手方向が定義される非真円形状とは、真円が短手方向に沿ってやや扁平した形状であり、より具体的には図5に示すような長円形状の他、楕円形状、角丸長方形状、及び卵形状等が挙げられる。
輪郭C1において、短手方向SDの対向する二辺を第1短径部SD1及び第2短径部SD2といい、長手方向LDの対向する二辺を第1長径部LD1及び第2長径部LD2という。なお輪郭C1が長円形状である場合、図3に示すように、第1短径部SD1及び第2短径部SD2は互いに略平行の略直線状となり、第1長径部LD1及び第2長径部LD2は略半円状となる。
図1〜図3に戻り、排気管3の構成について説明する。
排気管3は、排気タービン21のタービン本体23と触媒コンバータ4のケース部材41とを接続する管部材であり、排気タービン21のタービン出口25及びバイパス出口26から流出する排気をハニカム担体42の流入側端面42aに導く。
排気管3は、フランジ部31と、このフランジ部31から延出する管部32と、を備える。フランジ部31は、タービン本体23においてタービン出口25及びバイパス出口26を囲繞するように形成されたタービンフランジ部23aに対し、締結機構39によって締結されている。なおこの締結機構39には、図2に示すような複数のボルト及びナットの他、Vクランプ等の既知のものが用いられる。
管部32の一端側には、フランジ部31を介して排気タービン21に接続されている上流端部33が形成され、管部32の他端側には、触媒コンバータ4のケース部材41の端部が接合される下流端部34が形成されている。図1に示すように、管部32は、断面視では略L字状である。すなわち、上流端部33によって形成される開口の向きと下流端部34によって形成される開口との向きは交差(本実施形態では、略直交)している。換言すれば、排気管3は、排気タービン21から流出する排気の流れの向きを略90°変化させて触媒コンバータ4へ導く。
本実施形態では以上のような排気管3を用いることにより、排気タービン21と触媒コンバータ4とは、側面視ではタービン軸線Otとハニカム担体42の中心軸線Ocとが交差(本実施形態では、略直交)するように接続される。
次に、図2を参照しながら、上記のように長手方向LD及び短手方向SDが定義される非真円形状のハニカム担体42と排気タービン21との相対位置関係について詳細に説明する。
図2に示すように、ハニカム担体42は、排気上流側からハニカム担体42の中心軸線Ocに沿って視た平面視では、ハニカム担体42の輪郭C1に対して定義される第1仮想線分L1が、同じくハニカム担体42の輪郭C1に対して定義される第2仮想線分L2よりも長くなるように、排気管3によって排気タービン21に接続される。
ここで第1仮想線分L1とは、平面視において、タービン軸線Otと平行であり、ハニカム担体42の中心軸線Ocを通過し、かつハニカム担体42の輪郭C1を端点とする線分である。また第2仮想線分L2とは、平面視において、第1仮想線分L1に対し直交し、ハニカム担体42の中心軸線Ocを通過し、かつハニカム担体42の輪郭C1を端点とする線分である。
なお、上記のように定義される第1仮想線分L1が第2仮想線分L2より長くなるようにすることは、換言すれば、タービン軸線Otと非真円形状のハニカム担体42において定義される長手方向LDとが略平行になるようにすることと等価である。図2には、本発明の最も好ましい例として、タービン軸線Otと長手方向LDとが平行である場合を図示するが、本発明はこれに限らない。上記第1仮想線分L1が第2仮想線分L2より長ければ、タービン軸線Otと長手方向LDとは平行でなくてもよい。第1仮想線分L1から第2仮想線分L2を減算して得られる差は、図2に示すようにタービン軸線Otと長手方向LDとが平行である場合に最大となる。
次に、図6及び図7を参照して、排気浄化装置1において実現される排気の流れについて説明する。
図6及び図7は、排気浄化装置1において実現される排気の流れを説明するための図である。より具体的には、図6は、タービン軸線Otに対し垂直な軸線に沿って視た側面図であり、図7は、排気上流側から中心軸線Ocに沿って視た平面図である。
図6では、タービン出口25から流出する排気の主な流れを複数の実線の矢印で示し、バイパス出口26から流出する排気の主な流れを複数の破線の矢印で示す。また図7では、ハニカム担体42の流入側端面42aのうちタービン出口25から流出する排気が主に流入する領域である第1領域R1を太実線で示し、バイパス出口26から流出する排気が主に流入する領域である第2領域R2を太実線で示す。なお図6及び図7では、上記のように第1長径部LD1及び第2長径部LD2が定義されるハニカム担体42において、第2長径部LD2の方が第1長径部LD1よりもタービン出口25に近くなるように設けた場合について説明する。
図6及び図7に示すように、タービン出口25及びバイパス出口26から流出する排気は、排気管3によってその向きを変えられながらハニカム担体42の流入側端面42aに流入する。この際排気浄化装置1では、第1仮想線分L1が第2仮想線分L2よりも長くなるようにハニカム担体42を排気タービン21に接続することにより、タービン出口25から流出する排気をタービン出口25から遠い第1長径部LD1側に定められた第1領域R1側に流入させ、バイパス出口26から流出する排気をタービン出口から25から近い第2長径部LD2側に定められた第2領域R2側に流入させることができる。これにより、タービン出口25から流出する排気とバイパス出口26から流出する排気とを、ハニカム担体42の流入側端面42aにむらなく流入させることができる。
なお、タービン出口25から流出する排気は、タービンインペラ22を通過することによってある程度温度及び流速が低下するものの、内燃機関の過給圧制御時においてバイパス出口26から流出する排気よりも高温である。またタービン出口25から流出する排気の流量は、バイパス出口26から流出する排気の流量よりも多い。このため、タービン出口25から流出する排気が流入する第1領域R1と、バイパス出口26から流出する排気が流入する第2領域R2とを、上記のように棲み分けした場合、第2領域R2よりも第1領域R1の方がハニカム担体42に担持されている排気浄化触媒の劣化が速くなると考えられる。
そこで本実施形態では、このような触媒劣化の偏在を抑制するため、図7に示すように、中心軸線Ocに沿った平面視において、ハニカム担体42における単位体積当りの触媒担持量は、第2仮想線分L2で仮想的に区切られた領域のうち、タービン出口25から遠い方の領域である第1領域R1の方が、タービン出口25から近い方の領域である第2領域R2よりも多くなるようにする。
次に、本実施形態に係る排気浄化装置1における温度センサの実装例について、図8〜図11を参照しながら説明する。
図8及び図9は、2つの温度センサ61,62が取り付けられた排気浄化装置1の構成を示す図である。より具体的には、図8は、タービン軸線Otに対し垂直な軸線に沿って視た排気浄化装置1の側面図であり、図9は、ハニカム担体42の中心軸線Ocに沿って視た排気浄化装置1の平面図である。
図8に示すように、触媒コンバータ4の排気下流側には、ハニカム担体42の流出側端面42bから流出する排気に含まれる粒子状物質を捕集する排気浄化フィルタ5が設けられている。排気浄化フィルタ5は、柱状のフィルタ担体51と、このフィルタ担体51を収容するとともに触媒コンバータ4のケース部材41に接続される筒状のケース部材52と、を備える。フィルタ担体51は、複数の多孔質壁と、これら多孔質壁によって区画形成された複数のセルと、を備える。
上流側温度センサ61は、感熱部である棒状のサーミスタ素子61aと、このサーミスタ素子61aを保護する金属管61bと、を備える。上流側温度センサ61は、排気の流路のうちハニカム担体42の流入側端面42aよりも上流側、より具体的には、管部32のうち下流端部34側に形成されたセンサ取付孔36に取り付けられている。上流側温度センサ61は、サーミスタ素子61aが管部32内に臨むように、金属管61bのサーミスタ素子61a側の端部をセンサ取付孔36に形成されたねじ溝に螺合することによって管部32に固定されている。
下流側温度センサ62は、感熱部である棒状のサーミスタ素子62aと、このサーミスタ素子62aを保護する金属管62bと、を備える。下流側温度センサ62は、排気の流路のうちハニカム担体42の流出側端面42bよりも下流側、より具体的には、ケース部材52のうちハニカム担体42の流出側端面42bとフィルタ担体51の流入側端面51aとの間に形成された貫通孔であるセンサ取付孔53に取り付けられている。下流側温度センサ62は、サーミスタ素子62aがケース部材52内に臨むように、金属管62bのサーミスタ素子62a側の端部をセンサ取付孔53に形成されたねじ溝に螺合することによってケース部材52に固定されている。
図10は、ハニカム担体42と、管部32に取り付けられた上流側温度センサ61と、ケース部材52に取り付けられた下流側温度センサ62と、をハニカム担体42の中心軸線Ocに沿って上流側温度センサ61側から視た平面図である。
図10に示すように、中心軸線Ocに沿った平面視において、第2仮想線分L2よりタービン出口から遠い領域を第1領域Q1と定義し、第2仮想線分L2よりタービン出口に近い領域を第2領域Q2と定義した場合、上流側温度センサ61のサーミスタ素子61aは第1領域Q1内に設けられ、下流側温度センサ62のサーミスタ素子62aは第2領域Q2内に設けられている。
本実施形態に係る排気浄化装置1によれば、以下の効果を奏する。
(1)排気浄化装置1では、触媒コンバータ4のハニカム担体42として、その中心軸線Ocに垂直な断面形状が、長手方向LD及び短手方向SDが定義される非真円形状のものを用いる。これにより、真円形状のハニカム担体を用いた場合と比較して、エンジンルーム内のレイアウトの自由度を向上できる。また排気浄化装置1では、ハニカム担体42の中心軸線Ocに沿った平面視では、タービン軸線Otと中心軸線Ocとハニカム担体42の向きから規定される第1仮想線分L1が第2仮想線分L2よりも長くなるように触媒コンバータ4を排気タービン21に接続する。これにより、上記平面視では、ハニカム担体42の長手方向LDがタービン軸線Otと略平行になる。したがって排気浄化装置1によれば、過給時にタービン出口25からタービン軸線Otに沿って流出する排気を、ハニカム担体42のうち長手方向LDに沿って排気タービン21から遠い方へ流入させ、非過給時にバイパス出口26から流出する排気を、ハニカム担体42のうち長手方向LDに沿って排気タービン21から近い方へ流入させることができる。よって排気浄化装置1によれば、タービン出口25及びバイパス出口26から流出する排気をハニカム担体42にバランス良く流入させることができるので、触媒コンバータ4による排気浄化性能も向上できる。
(2)バイパス出口26から流出する排気は、タービン出口25から流出する排気と比して流速が速く拡散されにくい。これに対し排気浄化装置1では、バイパス出口26を、その少なくとも一部が、ハニカム担体42の中心軸線Ocと重なるように設ける。よって排気浄化装置1によれば、バイパス出口26から流出する排気を拡散させながらハニカム担体42に流入させることができる。
(3)排気浄化装置1では、正面視において、弁体27aを開閉する回動軸27bを弁体27aに対し第2方向D2側に設ける。これにより、回動軸27bで弁体27aを開くと、弁体27aはバイパス出口26に対し触媒コンバータ4と反対側へ退避するので、バイパス出口26から流出する排気の流れが弁体27aによって阻害されることがない。よって排気浄化装置1によれば、排気タービン21のバイパス出口26から流出する排気をハニカム担体42にバランス良く流入させることができ、ひいては触媒コンバータ4による排気浄化性能を向上できる。
(4)排気浄化装置1では、タービン出口25をバイパス出口26に対し第2方向D2側に設ける。すなわち、正面視では、触媒コンバータ4からタービン出口25の距離は、触媒コンバータ4からバイパス出口26の距離よりも長い。これにより、タービン出口25から流出する排気をハニカム担体42のうち長手方向LDに沿って排気タービン21から遠い方へ流入させ、バイパス出口26から流出する排気を長手方向LDに沿って排気タービン21から近い方へ流入させやすくできるので、タービン出口25及びバイパス出口26から流出する排気をハニカム担体42にバランス良く流入させることができる。
(5)排気浄化装置1では、第2仮想線分L2で仮想的に区切られた領域のうち、タービン出口25から遠い方の第1領域R1の触媒担持量を、タービン出口25から近い方の第2領域R2の触媒担持量よりも多くする。これにより、上記のようなタービン出口25及びバイパス出口26から流出する排気の流れの下で、ハニカム担体42に担持されている排気浄化触媒の劣化の偏在を抑制できる。
(6)図11は、ハニカム担体42と、管部32に取り付けられた上流側温度センサ61と、ケース部材52に取り付けられた下流側温度センサ62と、をハニカム担体42の中心軸線Ocに対し垂直な第2仮想線分L2に沿って視た側面図である。なお図11では、ハニカム担体42における典型的な温度分布をハッチングの濃淡で示す。ハッチングが濃くなるほど高温になりやすい部分を示す。図11に示すように、ハニカム担体42では、仮想線分L2よりタービン出口25から遠い第1領域Q1内でありかつ流入側端面42a側の部分が最も高温になりやすく、仮想線分L2よりタービン出口25に近い第2領域Q2内でありかつ流出側端面42b側の部分が最も低温になりやすい。
これに対し排気浄化装置1では、上流側温度センサ61のサーミスタ素子61aをハニカム担体42の流入側端面42aよりも上流側でありかつ平面視では第2仮想線分L2よりタービン出口25から遠い第1領域Q1内に設け、下流側温度センサ62のサーミスタ素子62aをハニカム担体42の流出側端面42bよりも下流側でありかつ平面視では第2仮想線分L2よりタービン出口25に近い第2領域Q2内に設ける。すなわち上流側温度センサ61では、ハニカム担体42のうち最も高温になりやすい部分の温度を検出し、下流側温度センサ62では、ハニカム担体42のうち最も低温になりやすい部分の温度を検出する。これにより排気浄化装置1では、上流側温度センサ61の検出値と下流側温度センサ62の検出値とを用いることによって、ハニカム担体42の最も高温となる部分と最も低温となる部分の温度差を把握できる。ハニカム担体42に担持させる触媒として、酸化雰囲気下で排気中のNOxを吸着し還元雰囲気下で吸着したNOxを還元浄化するNOx浄化触媒を用いた場合、ハニカム担体の温度がNOxの還元処理を実行するのに適した温度になった状態で排気を還元雰囲気にするリッチスパイクを実行する必要がある。これに対し本発明によれば、ハニカム担体42の最も高温となる部分と最も低温となる部分の温度差を把握できるので、上記NOx浄化触媒の還元処理を実行する適切なタイミングを把握することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれる。
1…排気浄化装置
2…過給機
21…排気タービン
25…タービン出口
26…バイパス出口
27…開閉弁
27a…弁体
27b…回動軸
3…排気管(接続部)
4…触媒コンバータ
42…ハニカム担体
42a…流入側端面(排気流入側端面)
42b…流出側端面(排気流出側端面)
61…上流側温度センサ
61a…サーミスタ素子(感熱部)
62a…サーミスタ素子(感熱部)
Ot…タービン軸線
Oc…中心軸線
L1…第1仮想線分
L2…第2仮想線分
R1,Q1…第1領域
R2,Q2…第2領域

Claims (6)

  1. タービン軸線に沿った排気が流出するタービン出口及びタービンインペラを迂回した排気が流出するバイパス出口を備える過給機と、
    触媒が担持された柱状のハニカム担体を有する触媒コンバータと、
    前記過給機と前記触媒コンバータとを接続し、前記タービン出口及び前記バイパス出口から流出する排気を前記ハニカム担体に導く接続部と、を備える内燃機関の排気浄化装置であって、
    前記ハニカム担体の中心軸線に垂直な断面形状は、長手方向及び短手方向が定義される非真円形状であり、
    前記中心軸線に沿った平面視において、前記タービン軸線と平行であり前記中心軸線を通過しかつ前記ハニカム担体の外周を端点とする第1仮想線分は、当該第1仮想線分に直交し前記中心軸線を通過しかつ前記ハニカム担体の外周を端点とする第2仮想線分よりも長く、
    排気下流側から前記タービン軸線に沿って視た正面視において、前記バイパス出口の少なくとも一部は、前記中心軸線と重なることを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
  2. タービン軸線に沿った排気が流出するタービン出口及びタービンインペラを迂回した排気が流出するバイパス出口を備える過給機と、
    触媒が担持された柱状のハニカム担体を有する触媒コンバータと、
    前記過給機と前記触媒コンバータとを接続し、前記タービン出口及び前記バイパス出口から流出する排気を前記ハニカム担体に導く接続部と、を備える内燃機関の排気浄化装置であって、
    前記ハニカム担体の中心軸線に垂直な断面形状は、長手方向及び短手方向が定義される非真円形状であり、
    前記中心軸線に沿った平面視において、前記タービン軸線と平行であり前記中心軸線を通過しかつ前記ハニカム担体の外周を端点とする第1仮想線分は、当該第1仮想線分に直交し前記中心軸線を通過しかつ前記ハニカム担体の外周を端点とする第2仮想線分よりも長く、
    前記中心軸線に沿った平面視において、前記ハニカム担体における単位体積当りの触媒担持量は、前記第2仮想線分で仮想的に区切られた領域のうち、前記タービン出口から遠い方の領域の方が前記タービン出口から近い方の領域よりも多いことを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
  3. 排気下流側から前記タービン軸線に沿って視た正面視において、前記バイパス出口の少なくとも一部は、前記中心軸線と重なることを特徴とする請求項2に記載の内燃機関の排気浄化装置。
  4. 前記バイパス出口には回動軸を回動させることで当該バイパス出口を開閉する弁体が設けられ、
    排気下流側から前記タービン軸線に沿って視た正面視において、前記弁体に対し前記触媒コンバータ側を第1方向とし、前記弁体に対し前記第1方向と反対側を第2方向とした場合、前記回動軸は前記弁体に対し前記第2方向側に設けられていることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の内燃機関の排気浄化装置。
  5. 排気下流側から前記タービン軸線に沿って視た正面視において、前記タービン出口は前記バイパス出口に対し前記第2方向側に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の内燃機関の排気浄化装置。
  6. タービン軸線に沿った排気が流出するタービン出口及びタービンインペラを迂回した排気が流出するバイパス出口を備える過給機と、
    触媒が担持された柱状のハニカム担体を有する触媒コンバータと、
    前記過給機と前記触媒コンバータとを接続し、前記タービン出口及び前記バイパス出口から流出する排気を前記ハニカム担体に導く接続部と、
    前記排気の流路のうち前記ハニカム担体の排気流入側端面よりも上流側に設けられた上流側温度センサと、
    前記排気の流路のうち前記ハニカム担体の排気流出側端面よりも下流側に設けられた下流側温度センサと、を備える内燃機関の排気浄化装置であって、
    前記ハニカム担体の中心軸線に垂直な断面形状は、長手方向及び短手方向が定義される非真円形状であり、
    前記中心軸線に沿った平面視において、前記タービン軸線と平行であり前記中心軸線を通過しかつ前記ハニカム担体の外周を端点とする第1仮想線分は、当該第1仮想線分に直交し前記中心軸線を通過しかつ前記ハニカム担体の外周を端点とする第2仮想線分よりも長く、
    前記中心軸線に沿った平面視において、前記第2仮想線分よりも前記タービン出口から遠い領域を第1領域と定義し、前記第2仮想線分よりも前記タービン出口に近い領域を第2領域と定義した場合、前記上流側温度センサの感熱部は前記第1領域内に設けられ、前記下流側温度センサの感熱部は前記第2領域内に設けられることを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
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