JP6628951B1 - プログラム作成支援装置、プログラム作成支援方法およびプログラム - Google Patents

プログラム作成支援装置、プログラム作成支援方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

第1のメモリを備え、プログラマブルロジックコントローラを制御する制御ユニットと、第2のメモリを備え、制御対象機器からデータを取得して第2のメモリに格納するネットワークユニットとを含み、リフレッシュ機能を有するプログラマブルロジックコントローラが実行するシーケンスプログラムの作成を支援するプログラム作成支援装置(1)であって、プログラマブルロジックコントローラが理解可能な形式に変換される前の変換前シーケンスプログラムから第2のメモリへのアクセスを示す記述を抽出するプログラム抽出部(21)と、第1のメモリの特定領域と第2のメモリの特定領域との対応関係を示すメモリ割り付け設定情報(111)を記憶する記憶部(10)と、メモリ割り付け設定情報に基づいて、変換前シーケンスプログラムの第2のメモリへのアクセスを示す記述を第1のメモリへのアクセスを示す記述に置換するプログラム置換部(23)と、を備える。

Description

本発明は、プログラマブルロジックコントローラ(Programmable Logic Controller、以下PLCと称する)において実行されるプログラムの作成を支援するプログラム作成支援装置、プログラム作成支援方法およびプログラムに関する。
FA(Factory Automation)分野では、従来からPLCを用いた自動制御機器が利用されている。一般的に、PLCは、CPU(Central Processing Unit)ユニットと、CPUユニットと連携して動作する通信用のネットワークユニットとを含む。PLCでは、ネットワークユニットを利用して通信ネットワークを構築し、通信ネットワークを利用してCPUユニットと遠隔地のセンサ等との通信が実現される。
また、CPUユニットが装着されるベースユニットに複数のネットワークユニットを装着することで、1台のCPUユニットに対し、複数のネットワークを含むシステムを構築することも可能である。
1つのネットワークは、遠隔地のセンサの値を収集するために遠隔地に設置されたネットワークユニット(以下、リモート局と称する)と、ベースユニットに装着されてリモート局と通信を行うネットワークユニット(以下、マスタ局と称する)とで構築される。リモート局およびマスタ局はメモリ(以下、ネットワーク側メモリと称する)を有する。リモート局にはセンサ等の機器が接続可能であり、リモート局は接続された機器からセンサ値等の計測値を収集して自己のネットワーク側メモリで保持する。マスタ局は、各リモート局で収集された計測値を決められたタイミングで受け取り自己のネットワーク側メモリで保持することにより各リモート局で収集された計測値を集約する。CPUユニットは、マスタ局のネットワーク側メモリに格納されている計測値を取得することで、各リモート局に接続されている機器から出力される計測値を読み取ることができる。
ここで、CPUユニットを構成するCPUがマスタ局のネットワーク側メモリに格納されたデータを取得する場合の所要時間は、CPUユニットを構成するCPUがCPUユニット内のメモリ(以下、CPU側メモリと称する)に格納されたデータを取得する場合の所要時間と比較して、長い。これは、CPUユニットのCPUがネットワーク側メモリの値を取得する場合には、ベースユニットを介したユニット間の通信が発生するためである。なお、CPUユニットとネットワークユニット(マスタ局)がベースユニットに装着されてベースユニット経由で通信を行うのではなく、CPUユニットとマスタ局が直接通信可能な構成であったとしても、CPUユニットを構成するCPUがマスタ局のネットワーク側メモリに格納されたデータを取得する場合の所要時間の方が長くなる。
そのため、一般的に、PLCは、CPU側メモリの指定された領域に格納されるデータとネットワーク側メモリの指定された領域に格納されるデータとを同期させる機能を有する。この機能はリフレッシュ機能とも呼ばれる。リフレッシュ機能では、CPU側メモリの指定領域に格納されているデータを複製してネットワーク側メモリの指定領域に転送する処理を、定められた周期で繰り返し実行する。これにより、ネットワーク側メモリの指定領域に格納されるデータは、定められた周期で、ネットワーク側メモリの指定領域に格納されているデータと同じデータに更新される(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の発明では、リフレッシュ機能の実行時に発生するデータ転送回数を少なくして処理の高速化を実現している。
特開2003−29809号公報
リフレッシュ機能を使用するには、メモリ割り付け作業、すなわち、CPU側メモリのどの領域の値とネットワーク側メモリのどの領域の値とを同期させるかを対応付ける作業を行う必要がある。また、PLCで実行されるプログラムを作成する作業者は、メモリ割り付けの状態を意識してプログラミングを行う必要がある。すなわち、作業者は、リモート局に接続されたどの機器から出力された値がネットワーク側メモリのどの領域に格納されるか、および、ネットワーク側メモリのどの領域の値とCPU側メモリのどの領域の値とが同期するのかを意識してプログラミングを行う必要がある。そのため、プログラムの作成者の作業負荷が大きくなるという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、PLCで実行されるプログラムを作成する作業者の作業負荷を軽減することが可能なプログラム作成支援装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、第1のメモリを内部に備え、プログラマブルロジックコントローラ全体の動作を制御する制御ユニットと、第2のメモリを内部に備え、プログラマブルロジックコントローラの制御対象機器からデータを取得して第2のメモリに格納するネットワークユニットとを含み、第1のメモリの特定領域の値を第2のメモリの特定領域の値と同期させるリフレッシュ機能を有するプログラマブルロジックコントローラが実行するシーケンスプログラムの作成を支援するプログラム作成支援装置であって、プログラマブルロジックコントローラが理解可能な形式に変換される前のシーケンスプログラムである変換前シーケンスプログラムから第2のメモリへのアクセスを示す記述を抽出するプログラム抽出部を備える。また、プログラム作成支援装置は、第1のメモリの特定領域と第2のメモリの特定領域との対応関係を示すメモリ割り付け設定情報を記憶する記憶部と、記憶部に記憶されたメモリ割り付け設定情報に基づいて、変換前シーケンスプログラムの第2のメモリへのアクセスを示す記述を第1のメモリへのアクセスを示す記述に置換するプログラム置換部と、を備える。
本発明にかかるプログラム作成支援装置は、PLCで実行されるプログラムを作成する作業者の作業負荷を軽減することができる、という効果を奏する。
本発明にかかるプログラム作成支援装置で作成されたプログラムを利用するPLCの一例を示す図 実施の形態1にかかるプログラム作成支援装置の構成例を示す図 実施の形態1にかかるプログラム作成支援装置を実現可能なハードウェアの構成例を示す図 実施の形態1にかかるプログラム作成支援装置の動作の一例を示すフローチャート 実施の形態1にかかるプログラム作成支援装置で作成されるCPUプログラムに含まれるプログラムブロックの一例を示す図 実施の形態1にかかるプログラム作成支援装置が作成するメモリ割り付け設定情報の一例を示す図 実施の形態1にかかるプログラム作成支援装置で作成されるCPUプログラムに含まれるプログラムブロックの一例を示す図 実施の形態2にかかるプログラム作成支援装置の構成例を示す図 実施の形態2にかかるプログラム作成支援装置の動作の一例を示すフローチャート 実施の形態2にかかるプログラム作成支援装置が作成するメモリ割り付け設定情報の一例を示す図 実施の形態2にかかるプログラム作成支援装置で作成されるCPUプログラムに含まれるプログラムブロックの一例を示す図
以下に、本発明の実施の形態にかかるプログラム作成支援装置、プログラム作成支援方法およびプログラムを図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
まず、本発明にかかるプログラム作成支援装置が作成するプログラムを利用するPLCについて、図1を参照しながら説明する。図1は、本発明にかかるプログラム作成支援装置で作成されたプログラムを利用するPLCの一例を示す図である。
図1に示したPLC1000は、PLC1000全体の動作を制御する制御ユニットであるCPUユニット1100と、通信ネットワークを形成するネットワークユニット1200と、CPUユニット1100およびネットワークユニット1200が接続されるベースユニット1300とを含む。CPUユニット1100およびネットワークユニット1200は、ベースユニット1300の所定の装着位置にそれぞれ装着される。ベースユニット1300には、CPUユニット1100およびネットワークユニット1200の他に、入力ユニット、出力ユニットなどが用途に合わせて装着されるが、ここではCPUユニット1100およびネットワークユニット1200以外のユニットについての説明は省略する。また、ネットワークユニット1200は、図1では記載を省略している他のネットワークユニットと通信回線を介して接続される。他のネットワークユニットにはPLC1000の制御対象の機器が接続される。また、PLC1000は、リフレッシュ機能を有し、CPU側メモリの指定された領域に格納されるデータとネットワーク側メモリの指定された領域に格納されるデータとを同期させることが可能である。
CPUユニット1100は、ラダー言語などで記述されるシーケンスプログラムであるCPUプログラム1101を保持し、CPUプログラム1101に記述されたプログラムコードに従って動作することによりPLC1000全体の制御動作を実現する。また、CPUユニット1100は、図示を省略したCPUの動作を設定するCPUパラメータ1102と、CPUプログラム1101に従って行う演算の結果などを格納するCPU側メモリ1103とを有する。CPUパラメータ1102は、リフレッシュ機能で使用する情報であるメモリ割り付け設定情報1121と、ベースユニット1300に装着されたネットワークユニット1200が管理する通信ネットワーク上の機器およびCPUユニット1100が参照可能なネットワーク側メモリ1201の領域を示すネットワーク構成設定情報1122とを含む。メモリ割り付け設定情報1121は、CPU側メモリ1103の領域のうち、リフレッシュ機能でデータが更新される各領域が、ネットワークユニット1200内のメモリ(後述するネットワーク側メモリ1201)のどの領域に割り付けられているかを示す。CPU側メモリ1103は、PLC1000の第1のメモリである。
ネットワークユニット1200は、マスタ局であり、ネットワーク側メモリ1201を有する。ネットワーク側メモリ1201には、上述した他のネットワークユニットであるリモート局が通信ネットワーク内のセンサ等の機器から取得する情報が集約される。ネットワーク側メモリ1201は、PLC1000の第2のメモリである。
以下、図1に示したPLC1000のCPUユニット1100で実行されるCPUプログラム1101を作成する場合を前提として、本発明にかかるプログラム作成支援装置の実施の形態を説明する。
実施の形態1.
図2は、実施の形態1にかかるプログラム作成支援装置の構成例を示す図である。実施の形態1にかかるプログラム作成支援装置1は、CPUパラメータ11およびCPUプログラム12を保持する記憶部10と、CPUプログラム12を変更する変更処理部20とを備える。CPUプログラム12は、図1に示すCPUプログラム1101と同様にシーケンスプログラムであるが、PLC1000のCPUユニット1100が理解可能な形式に変換される前のシーケンスプログラムである。
プログラム作成支援装置1は、プログラミングを行う作業者から操作を受け付け、操作内容に従ってCPUパラメータ11およびCPUプログラム12を作成する。なお、プログラム作成支援装置1は、CPUパラメータ11のメモリ割り付け設定情報111については自動作成する。図2に示したCPUプログラム12は、作業者がラダー言語などを使用して作成したプログラムコードであり、図1に示すCPUプログラム1101と同様にシーケンスプログラムである。ただし、CPUプログラム12は、コンパイルを実行してCPUユニット1100のCPUが理解可能な形式に変換される前の状態とする。CPUプログラム12は変換前シーケンスプログラムである。CPUプログラム12は、コンパイルが行われてCPUユニット1100のCPUが理解可能な形式に変換された後、通信回線などを介して図1に示すPLC1000のCPUユニット1100に転送される。CPUユニット1100は、プログラム作成支援装置1から受け取ったプログラムをCPUプログラム1101として保持する。なお、図2では、作業者から操作を受け付けてCPUプログラム12を作成する処理を実現する手段、CPUプログラム12をコンパイルして得られる変換後のプログラムをCPUユニット1100に転送する手段などの記載を省略している。これらの手段は、PLC用のシーケンスプログラムのプログラミング作業に用いられる一般的なプログラム作成装置が備えるプログラム作成手段、コンパイル手段、プログラム転送手段などと同様のものである。CPUプログラム12を作成するプログラム作成手段はプログラム作成支援装置1の外部に存在してもよい。すなわち、プログラム作成支援装置1は、他の装置で作成される、コンパイルが実行される前のCPUプログラムを他の装置から受け取る構成であってもよい。
これ以降の説明では、プログラム作成支援装置1が、作成が完了したCPUプログラム12を保持しているものとする。また、CPUプログラム12には、ネットワーク側メモリ1201へのアクセスを指令する命令が含まれているものとする。
CPUパラメータ11は、図1に示したPLC1000のCPUユニット1100が保持するCPUパラメータ1102に対応する。また、メモリ割り付け設定情報111はCPUユニット1100が保持するメモリ割り付け設定情報1121に対応し、ネットワーク構成設定情報112はCPUユニット1100が保持するネットワーク構成設定情報1122に対応する。メモリ割り付け設定情報111およびネットワーク構成設定情報112は、通信ネットワークごとに作成される。例えば、PLC1000のネットワークユニット1200にリモート局が3台接続される場合、3台のリモート局それぞれについて、メモリ割り付け設定情報111およびネットワーク構成設定情報112が作成される。CPUパラメータ11は、CPUプログラム12をコンパイルして得られる変換後のプログラムとともに、CPUユニット1100に転送される。
変更処理部20は、プログラム抽出部21、メモリ割り付け部22およびプログラム置換部23を備える。
プログラム抽出部21は、CPUプログラム12を解析し、CPUプログラム12の中から、ネットワーク側メモリ1201へのアクセスを示す内容が記述された箇所を抽出する。
メモリ割り付け部22は、プログラム抽出部21で抽出された箇所の記述内容に基づいて、メモリ割り付け設定情報111を更新する。なお、メモリ割り付け設定情報111の更新には、更新する対象のメモリ割り付け設定情報111が存在しない場合にメモリ割り付け設定情報111を新たに作成する処理も含まれる。
プログラム置換部23は、メモリ割り付け部22で更新されたメモリ割り付け設定情報111に基づいて、CPUプログラム12を置換する。具体的には、プログラム置換部23は、CPUプログラム12に含まれる、ネットワーク側メモリ1201へのアクセスを示す記述を、CPU側メモリ1103へのアクセスを示す記述に書き換える。例えば、メモリ割り付け設定情報111に、CPU側メモリ1103のアドレスA1の領域にネットワーク側メモリ1201のアドレスB1の領域が対応づけられていることを示す情報が含まれるとする。この場合、プログラム置換部23は、CPUプログラム12に含まれる、ネットワーク側メモリ1201のアドレスB1の領域へのアクセスを示す記述を、CPU側メモリ1103のアドレスA1の領域へのアクセスを示す記述に書き換える。
ここで、図2に示した構成のプログラム作成支援装置1を実現するハードウェアについて説明する。図3は、実施の形態1にかかるプログラム作成支援装置1を実現可能なハードウェアの構成例を示す図である。図3に示したハードウェアは例えばパーソナルコンピュータであり、プロセッサ91、メモリ92、表示装置93および入力装置94を備える。プロセッサ91は、CPUであり、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSP(Digital Signal Processor)とも呼ばれる。メモリ92は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等の、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD(Digital Versatile Disk)などである。表示装置93は、液晶モニタ、ディスプレイ等である。入力装置94は、キーボード、マウスなどである。
プログラム作成支援装置1の記憶部10は、メモリ92で実現される。プログラム作成支援装置1の変更処理部20は、プロセッサ91およびメモリ92により実現される。すなわち、変更処理部20のプログラム抽出部21、メモリ割り付け部22およびプログラム置換部23は、これらの各部の機能を実現するためのプログラムをメモリ92が保持しておき、このプログラムをプロセッサ91がメモリ92から読み出して実行することにより、実現される。
変更処理部20の各部を実現するための上記プログラムは、メモリ92に予め格納された状態でユーザに提供される形態であってもよいし、CD(Compact Disc)−ROM、DVD(Digital Versatile Disc)−ROMなどの、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に書き込まれた状態でユーザに供給され、ユーザがメモリ92にインストールする形態であってもよい。また、上記プログラムは、インターネットなどの通信回線を介してユーザに提供されてもよい。
図4は、実施の形態1にかかるプログラム作成支援装置1の動作の一例を示すフローチャート、具体的には、変更処理部20の動作の一例を示すフローチャートである。変更処理部20は、予め定められた操作をCPUプログラム12の作成者であるユーザから受け付けると図4に示す動作を開始する。予め定められた操作には、メモリ割り付け設定情報111の作成を指示する操作、CPUプログラム12のコンパイル実行を指示する操作などが該当する。CPUプログラム12のコンパイル実行を指示する操作を受け付けて図4に示す動作を開始する構成とした場合、プログラム作成支援装置1は、図4に示す動作が終了した後にコンパイルを実行する。
変更処理部20は、動作を開始すると、CPUプログラム12から、ネットワーク側メモリ1201へのアクセスが記述された箇所を抽出する(ステップS11)。具体的には、プログラム抽出部21が、記憶部10からCPUプログラム12を読み出して解析し、ネットワーク側メモリ1201へのアクセスを示す記述を抽出する。例えば、CPUプログラム12の中に図5に示すプログラムブロック121が含まれるとする。図5は、実施の形態1にかかるプログラム作成支援装置1で作成されるCPUプログラム12に含まれるプログラムブロックの一例を示す図である。プログラムブロック121では、「J1¥SB0」および「J1¥RX0」という記述が、「J1」というネットワークの識別子を持つネットワークを管理するネットワークユニットの内部のメモリ(ネットワーク側メモリ1201)を示す。そのため、プログラム抽出部21は、「J1¥SB0」および「J1¥RX0」という記述を抽出する。「J1¥」の後の「SB0」および「RX0」が、ネットワーク側メモリ1201の特定の領域を示す。なお、「SB」および「RX」は領域に格納される値の種別を示し、デバイス名とも呼ばれる。また、各デバイス名が割り当てられた領域に格納されるデータのサイズは決まっている。CPU側メモリ1103も同様に、デバイス名と数値の組み合わせでCPU側メモリ1103の特定領域が示される。プログラム抽出部21は、同様の方法で、CPUプログラム12のプログラムブロック121以外の部分から、ネットワーク側メモリ1201へのアクセスを示す記述を抽出する。
変更処理部20は、次に、ステップS11で抽出した箇所に対応するネットワーク側メモリ1201にCPU側メモリ1103を割り付ける(ステップS12)。具体的には、メモリ割り付け部22が、プログラム抽出部21が抽出した各記述が示すネットワーク側メモリ1201のそれぞれの領域に対して、CPU側メモリ1103の領域を割り付ける。以下、この処理を「メモリ割り付け処理」と呼ぶ。メモリ割り付け部22は、メモリ割り付け処理において、CPU側メモリ1103の同じ領域をネットワーク側メモリ1201の異なる領域に重複して割り付けることが無いよう、CPU側メモリ1103のどの領域がネットワーク側メモリ1201に割り付け済みであるかを記憶しながら、CPU側メモリ1103の領域を割り付ける。なお、ネットワーク側メモリ1201に割り付けることができるCPU側メモリ1103の領域(範囲)は、ユーザにより予め指定されるか、メーカにて予め指定されているものとする。ステップS12において、メモリ割り付け部22は、CPU側メモリ1103の指定されている範囲の中から、割り付け済みではない領域を選択し、割り付けを行う。
変更処理部20は、次に、メモリ割り付け設定情報111を更新する(ステップS13)。具体的には、メモリ割り付け部22が、ステップS12でのメモリ割り付け処理の結果をメモリ割り付け設定情報111に反映させる。ここで、1台のCPUユニット1100に対し、複数の通信ネットワークが構築される場合、メモリ割り付け設定情報111は、構築されるネットワークの数だけ存在する。そのため、メモリ割り付け部22は、ネットワーク側メモリ1201へのアクセスを示す記述に対応する通信ネットワークのメモリ割り付け設定情報111を更新する。メモリ割り付け部22は、ネットワーク側メモリ1201へのアクセスを示す記述に対応する通信ネットワークのメモリ割り付け設定情報111が記憶部10に存在しない場合、メモリ割り付け設定情報111を新たに作成する。メモリ割り付け設定情報111は、例えば、図6に示した構成の情報とすることができる。図6は、実施の形態1にかかるプログラム作成支援装置1が作成するメモリ割り付け設定情報111の一例を示す図である。図6において「点数」は領域のサイズを示し、点数「1」の場合は1ビットとなる。「先頭」は領域の先頭アドレス、「最終」は領域の最終アドレスである。図6は、CPUプログラム12にネットワーク側メモリ1201へのアクセスを示す記述が3か所存在し、そのうちの2か所はデバイス名がSBの領域へのアクセスを示す記述、残り1か所はデバイス名がRXの領域へのアクセスを示す記述である場合の例を示している。図6に示すメモリ割り付け設定情報111−1では、デバイス名「SB」のアドレス「0000〜0000」のネットワーク側メモリ1201の領域に対して、デバイス名「M」のアドレス「0000〜0000」のCPU側メモリ1103の領域が割り当てられ、デバイス名「SB」のアドレス「0100〜0100」のネットワーク側メモリ1201の領域に対して、デバイス名「M」のアドレス「0001〜0001」のCPU側メモリ1103の領域が割り当てられ、デバイス名「RX」のアドレス「0000〜0000」のネットワーク側メモリ1201の領域に対して、デバイス名「M」のアドレス「0002〜0002」の1ビットのCPU側メモリ1103の領域が割り当てられていることを表している。デバイス名「SW」および「RY」の「先頭」および「最終」に記載のハイフン(−)は、CPUプログラム12にデバイス名が「SW」および「RY」の領域へのアクセスを示す記述が含まれておらず、これらの記述が上記のステップS11で抽出されなかったことを表す。
変更処理部20は、次に、CPUプログラム12内のネットワーク側メモリ1201へのアクセスを示す記述を、CPU側メモリ1103へのアクセスを示す記述に置換する(ステップS14)。具体的には、プログラム置換部23が、メモリ割り付け部22により更新されたメモリ割り付け設定情報111に基づいて、CPUプログラム12内のネットワーク側メモリ1201へのアクセスを示す記述を、この記述が示す領域と対応付けられているCPU側メモリ1103の領域へのアクセスを示す記述に変更する。図6に示すメモリ割り付け設定情報111−1に基づいてプログラム置換部23が置換処理を行うと、図5に示したプログラムブロック121は図7に示したプログラムブロック122に変換される。図7は、実施の形態1にかかるプログラム作成支援装置1で作成されるCPUプログラム12に含まれるプログラムブロックの一例を示す図である。図5〜図7に示すように、プログラム置換部23が、ステップS14の置換処理を実行すると、プログラムブロック121に含まれる、ネットワーク側メモリ1201へのアクセスを示す「J1¥SB0」および「J1¥RX0」という記述が、CPU側メモリ1103へのアクセスを示す「M0」および「M2」という記述に書き換えられ、図7に示すプログラムブロック122が得られる。プログラム置換部23は、CPUプログラム12内のプログラムブロック121以外の部分についても同様に、ネットワーク側メモリ1201へのアクセスを示す記述をCPU側メモリ1103へのアクセスを示す記述に置換する。
このように、本実施の形態にかかるプログラム作成支援装置1は、CPUプログラム12の中からネットワーク側メモリ1201へのアクセスを示す記述を抽出し、抽出した記述が示す領域に、CPU側メモリ1103の未使用領域を割り付けて、リフレッシュ機能でデータが更新される各領域が、ネットワーク側メモリ1201のどの領域に割り付けられているかを示すメモリ割り付け設定情報111を生成または更新する。さらに、プログラム作成支援装置1は、メモリ割り付け設定情報111に基づいて、CPUプログラム12内のネットワーク側メモリ1201へのアクセスを示す記述を、CPU側メモリ1103へのアクセスを示す記述に置換する。これにより、CPUプログラム12を作成する作業者であるユーザは、メモリ割り付け設定情報111を作成および更新する作業が不要となり、プログラム作成の作業負荷が軽減される。また、ユーザは、メモリ割り付け設定情報111の内容を意識してプログラミングを行う必要が無くなる。
実施の形態2.
図8は、実施の形態2にかかるプログラム作成支援装置の構成例を示す図である。実施の形態2にかかるプログラム作成支援装置1aは、実施の形態1で説明したプログラム作成支援装置1の変更処理部20を変更処理部30に置き換えた構成である。本実施の形態では、実施の形態1と異なる部分を説明する。
プログラム作成支援装置1aの変更処理部30は、ネットワーク構成抽出部31、メモリ割り付け部32、プログラム抽出部33およびプログラム置換部34を備える。プログラム抽出部33、プログラム置換部34は、それぞれ、実施の形態1にかかるプログラム作成支援装置1のプログラム抽出部21、プログラム置換部23と同様の処理を行う。なお、プログラム作成支援装置1aは、実施の形態1にかかるプログラム作成支援装置1と同様に、図3に示したハードウェアで実現できる。
ネットワーク構成抽出部31は、情報取得部である。ネットワーク構成抽出部31は、ネットワーク構成設定情報112から、CPUユニット1100が参照可能なネットワーク側メモリ1201の指定領域の情報を抽出する。ここでの指定領域とは、リフレッシュ機能によって、格納されているデータの複製をネットワーク側メモリ1201へ転送することが可能な領域である。CPUユニット1100が参照可能なネットワーク側メモリ1201の指定領域の情報は、ネットワーク側メモリ1201のどの領域がどのデバイス名の記憶領域として使用可能であるかが分かる構成の情報とする。
メモリ割り付け部32は、実施の形態1にかかるプログラム作成支援装置1のメモリ割り付け部22と同様にメモリ割り付け設定情報111を更新するが、更新動作で実行する処理の内容が一部異なる。メモリ割り付け部32は、ネットワーク構成抽出部31で抽出された上記情報に基づいてメモリ割り付け設定情報111を更新する。
図9は、実施の形態2にかかるプログラム作成支援装置1aの動作の一例を示すフローチャート、具体的には、変更処理部30の動作の一例を示すフローチャートである。プログラム作成支援装置1の変更処理部20と同様に、変更処理部30は、予め定められた操作をCPUプログラム12の作成者であるユーザから受け付けると図9に示す動作を開始する。
変更処理部30は、動作を開始すると、ネットワーク構成設定情報112から、CPUユニット1100が参照可能なネットワーク側メモリ1201の領域の情報を抽出する(ステップS21)。このステップS21の処理はネットワーク構成抽出部31が行う。CPUユニット1100が参照可能なネットワーク側メモリ1201の領域とは、上述した指定領域である。また、CPUユニット1100が参照可能なネットワーク側メモリ1201の領域は、CPUユニット1100が必要とする計測値などのデータをネットワークユニット1200が取得した場合に格納する領域として確保されている領域である。CPUユニット1100が参照可能なネットワーク側メモリ1201の領域の設定は、CPUプログラム12のプログラミングを開始する前、または、プログラミング中に、ユーザにより行われる。
変更処理部30は、次に、ステップS21で抽出した情報に対応するネットワーク側メモリ1201にCPU側メモリ1103を割り付ける(ステップS22)。具体的には、メモリ割り付け部32が、ネットワーク構成抽出部31が抽出した情報が示すネットワーク側メモリ1201の領域に対してCPU側メモリ1103の領域を割り付けるメモリ割り付け処理を行う。なお、ネットワーク側メモリ1201に割り付けることができるCPU側メモリ1103の領域は、ユーザにより予め指定されるか、メーカにて予め指定されているものとする。ステップS22において、メモリ割り付け部32は、CPU側メモリ1103の指定されている範囲の中から、割り付け済みではない領域を選択し、割り付けを行う。
変更処理部30は、次に、メモリ割り付け設定情報111を更新する(ステップS23)。具体的には、メモリ割り付け部32が、ステップS22でのメモリ割り付け処理の結果をメモリ割り付け設定情報111に反映させる。図10は、実施の形態2にかかるプログラム作成支援装置1aが作成するメモリ割り付け設定情報111の一例を示す図である。図10のメモリ割り付け設定情報111−2に示すように、メモリ割り付け部32は、ネットワーク側メモリ1201のデバイス名ごとに確保され、CPUユニット1100が参照可能な領域(図10では4つの領域)に対して、CPU側メモリ1103の領域を割り付ける。メモリ割り付け設定情報111−2のうち、左側に記載の「ネットワーク側メモリ」の「デバイス名」、「点数」、「先頭」および「最終」の各欄の情報は、上記のステップS21においてネットワーク構成抽出部31がネットワーク構成設定情報112から抽出する情報である。右側に記載の「CPU側メモリ」の「デバイス名」、「点数」、「先頭」および「最終」の各欄の情報は、上記のステップS22においてメモリ割り付け部32が割り付ける情報である。
変更処理部30は、次に、CPUプログラム12から、ネットワーク側メモリ1201へのアクセスが記述された箇所を抽出する(ステップS24)。このステップS24の処理は、実施の形態1で説明したステップS11と同様の処理であり、プログラム抽出部33により行われる。
変更処理部30は、次に、CPUプログラム12内のネットワーク側メモリ1201へのアクセスを示す記述を、CPU側メモリ1103へのアクセスを示す記述に置換する(ステップS25)。このステップS25の処理は、実施の形態1で説明したステップS14と同様の処理であり、プログラム置換部34により行われる。図10に示すメモリ割り付け設定情報111−2に基づいてプログラム置換部34が置換処理を行うと、図5に示したプログラムブロック121は図11に示したプログラムブロック123に変換される。図11は、実施の形態2にかかるプログラム作成支援装置1aで作成されるCPUプログラム12に含まれるプログラムブロックの一例を示す図である。図5、図10および図11に示すように、プログラム置換部34が、ステップS25の置換処理を実行すると、プログラムブロック121に含まれる、ネットワーク側メモリ1201へのアクセスを示す「J1¥SB0」および「J1¥RX0」という記述が、CPU側メモリ1103へのアクセスを示す「M0」および「M100」という記述に書き換えられ、図11に示すプログラムブロック123が得られる。プログラム置換部34は、CPUプログラム12内のプログラムブロック121以外の部分についても同様に、ネットワーク側メモリ1201へのアクセスを示す記述をCPU側メモリ1103へのアクセスを示す記述に置換する。例えば、ステップS24においてプログラム抽出部33が「J1¥SW10」という記述を抽出している場合、プログラム置換部34は、この記述を「D10」に書き換える。
このように、本実施の形態にかかるプログラム作成支援装置1aは、CPUパラメータ11のネットワーク構成設定情報112に含まれる、CPUユニット1100が参照可能なネットワーク側メモリ1201の領域の情報に基づいてメモリ割り付け設定情報111を生成または更新する。さらに、プログラム作成支援装置1aは、メモリ割り付け設定情報111に基づいて、CPUプログラム12内のネットワーク側メモリ1201へのアクセスを示す記述を、CPU側メモリ1103へのアクセスを示す記述に置換する。本実施の形態にかかるプログラム作成支援装置1aは、実施の形態1にかかるプログラム作成支援装置1と同様の効果を奏することができる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
各実施の形態では、図1に示した構成のPLC1000、すなわち、CPUユニット1100およびネットワークユニット1200を含む各種ユニットがベースユニット1300に装着されるPLC1000を前提として説明を行ったが、ベースユニット1300は必須ではない。各ユニット同士を直接接続して構成されるPLCであっても各実施の形態で説明した発明を適用可能である。
1,1a プログラム作成支援装置、10 記憶部、11,1102 CPUパラメータ、12,1101 CPUプログラム、20,30 変更処理部、21,33 プログラム抽出部、22,32 メモリ割り付け部、23,34 プログラム置換部、31 ネットワーク構成抽出部、111,111−1,111−2,1121 メモリ割り付け設定情報、112,1122 ネットワーク構成設定情報、121,122,123 プログラムブロック、1000 PLC、1100 CPUユニット、1103 CPU側メモリ、1200 ネットワークユニット、1201 ネットワーク側メモリ、1300 ベースユニット。

Claims (10)

  1. 第1のメモリを内部に備え、プログラマブルロジックコントローラ全体の動作を制御する制御ユニットと、第2のメモリを内部に備え、前記プログラマブルロジックコントローラの制御対象機器からデータを取得して前記第2のメモリに格納するネットワークユニットとを含み、前記第1のメモリの特定領域の値を前記第2のメモリの特定領域の値と同期させるリフレッシュ機能を有するプログラマブルロジックコントローラが実行するシーケンスプログラムの作成を支援するプログラム作成支援装置であって、
    前記プログラマブルロジックコントローラが理解可能な形式に変換される前のシーケンスプログラムである変換前シーケンスプログラムから前記第2のメモリへのアクセスを示す記述を抽出するプログラム抽出部と、
    前記第1のメモリの前記特定領域と前記第2のメモリの前記特定領域との対応関係を示すメモリ割り付け設定情報を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された前記メモリ割り付け設定情報に基づいて、前記変換前シーケンスプログラムの前記第2のメモリへのアクセスを示す記述を前記第1のメモリへのアクセスを示す記述に置換するプログラム置換部と、
    を備えることを特徴とするプログラム作成支援装置。
  2. 前記メモリ割り付け設定情報は、前記第1のメモリの領域のうち、前記リフレッシュ機能で値が更新される各領域が、前記第2のメモリのどの領域に割り付けられているかを示す、
    ことを特徴とする請求項1に記載のプログラム作成支援装置。
  3. 前記プログラム抽出部が抽出した各記述が示す前記第2のメモリのそれぞれの領域に対して前記第1のメモリの領域を割り付けて前記メモリ割り付け設定情報を生成するメモリ割り付け部、
    を備えることを特徴とする請求項1または2に記載のプログラム作成支援装置。
  4. 前記第2のメモリの領域のうち、前記制御ユニットが参照可能な領域の情報を取得する情報取得部と、
    前記情報取得部が取得した情報が示す前記第2のメモリの領域に対して前記第1のメモリの領域を割り付けて前記メモリ割り付け設定情報を生成するメモリ割り付け部と、
    を備えることを特徴とする請求項1または2に記載のプログラム作成支援装置。
  5. 前記プログラマブルロジックコントローラは、前記ネットワークユニットを複数備え、
    前記メモリ割り付け部は、前記ネットワークユニットごとにメモリ割り付け設定情報を生成する、
    ことを特徴とする請求項3または4に記載のプログラム作成支援装置。
  6. 前記第1のメモリの前記特定領域および前記第2のメモリの前記特定領域は複数の領域で構成され、
    前記メモリ割り付け部は、前記第1のメモリの前記特定領域を構成する各領域を、前記第2のメモリの前記特定領域を構成する複数の領域に重複して割り当てないよう、前記メモリ割り付け設定情報を生成する、
    ことを特徴とする請求項3から5のいずれか一つに記載のプログラム作成支援装置。
  7. 前記メモリ割り付け部は、前記第1のメモリの領域のうち、ユーザに予め指定された範囲から前記第1のメモリの前記特定領域を選択し、前記第2のメモリの前記特定領域と対応付ける、
    ことを特徴とする請求項3から6のいずれか一つに記載のプログラム作成支援装置。
  8. 前記メモリ割り付け部は、前記第1のメモリの領域のうち、前記プログラマブルロジックコントローラのメーカに予め指定された範囲から前記第1のメモリの前記特定領域を選択し、前記第2のメモリの前記特定領域と対応付ける、
    ことを特徴とする請求項3から6のいずれか一つに記載のプログラム作成支援装置。
  9. 第1のメモリを内部に備え、プログラマブルロジックコントローラ全体の動作を制御する制御ユニットと、第2のメモリを内部に備え、前記プログラマブルロジックコントローラの制御対象機器からデータを取得して前記第2のメモリに格納するネットワークユニットとを含み、前記第1のメモリの特定領域の値を前記第2のメモリの特定領域の値と同期させるリフレッシュ機能を有するプログラマブルロジックコントローラが実行するシーケンスプログラムの作成を支援するプログラム作成支援方法であって、
    プログラム抽出部が、前記プログラマブルロジックコントローラが理解可能な形式に変換される前のシーケンスプログラムである変換前シーケンスプログラムから前記第2のメモリへのアクセスを示す記述を抽出するステップと、
    記憶部が、前記第1のメモリの前記特定領域と前記第2のメモリの前記特定領域との対応関係を示すメモリ割り付け設定情報を記憶するステップと、
    プログラム置換部が、前記記憶部が記憶した前記メモリ割り付け設定情報に基づいて、前記シーケンスプログラムの前記第2のメモリへのアクセスを示す記述を前記第1のメモリへのアクセスを示す記述に置換するステップと、
    を含むことを特徴とするプログラム作成支援方法。
  10. 第1のメモリを内部に備え、プログラマブルロジックコントローラ全体の動作を制御する制御ユニットと、第2のメモリを内部に備え、前記プログラマブルロジックコントローラの制御対象機器からデータを取得して前記第2のメモリに格納するネットワークユニットとを含み、前記第1のメモリの特定領域の値を前記第2のメモリの特定領域の値と同期させるリフレッシュ機能を有するプログラマブルロジックコントローラが実行するシーケンスプログラムの作成を支援するプログラムであって、
    プログラム抽出部が、前記プログラマブルロジックコントローラが理解可能な形式に変換される前のシーケンスプログラムである変換前シーケンスプログラムから前記第2のメモリへのアクセスを示す記述を抽出するステップと、
    記憶部が、前記第1のメモリの前記特定領域と前記第2のメモリの前記特定領域との対応関係を示すメモリ割り付け設定情報を記憶するステップと、
    プログラム置換部が、前記記憶部が記憶した前記メモリ割り付け設定情報に基づいて、前記シーケンスプログラムの前記第2のメモリへのアクセスを示す記述を前記第1のメモリへのアクセスを示す記述に置換するステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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