JPWO2019207729A1 - 産業用コンピュータ、産業用コンピュータシステム、オペレーティングシステム更新方法及びプログラム - Google Patents

産業用コンピュータ、産業用コンピュータシステム、オペレーティングシステム更新方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JPWO2019207729A1
JPWO2019207729A1 JP2019512316A JP2019512316A JPWO2019207729A1 JP WO2019207729 A1 JPWO2019207729 A1 JP WO2019207729A1 JP 2019512316 A JP2019512316 A JP 2019512316A JP 2019512316 A JP2019512316 A JP 2019512316A JP WO2019207729 A1 JPWO2019207729 A1 JP WO2019207729A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operating system
program
update
industrial computer
storage unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019512316A
Other languages
English (en)
Inventor
貴弘 渡邊
貴弘 渡邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Publication of JPWO2019207729A1 publication Critical patent/JPWO2019207729A1/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F8/00Arrangements for software engineering
    • G06F8/60Software deployment
    • G06F8/65Updates

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Stored Programmes (AREA)

Abstract

OS更新装置(10)は、サーバ(21)に接続されOSで動作し、OS記憶部(16)と、取得部(13)と、第1指定部(111)と、を備える。OS記憶部(16)は、第1OS(31)を記憶する。取得部(13)は、第1OS(31)とは異なる第2OS(32)と、第1OS(31)を第2OS(32)に更新する更新プログラム(33)と、をサーバ(21)から取得する。第1指定部(111)は、予め規定された条件が成立すると、OS更新装置(10)が起動する際に実行される起動プログラムとして更新プログラム(33)を指定してOS更新装置(10)を再起動する。更新プログラム(33)は、OS記憶部(16)の第1OS(31)を第2OS(32)に更新する更新部(113)、及び、起動プログラムとして第2OS(32)を指定してOS更新装置(10)を再起動する第2指定部(112)、として機能する。

Description

本発明は、産業用コンピュータ、産業用コンピュータシステム、オペレーティングシステム更新方法及びプログラムに関する。
工場に代表される施設では、生産システム、検査システム及び加工システムに代表される種々のシステムが、プログラムを実行する処理装置によって実現されている。この種の処理装置の動作を変更するためには、通常、実行されるプログラムを変更する必要がある。そこで、複数のプログラムを切り替える技術を利用することが考えられる(例えば、特許文献1を参照)。
特許文献1には、起動時に補助記憶装置に記憶されている複数のプログラムから特定のプログラムを主記憶装置にロードする方式でプログラムを実行する処理装置について記載されている。この処理装置は、補助記憶装置からのデータの読み出しを制御するコントローラを有し、当該コントローラは、ユーザによって設定されたスイッチの状態に応じて特定のプログラムを選択的にロードする。
特開昭58−112118号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、処理装置のOS(Operating System)を更新する必要が生じた場合に、作業者が煩雑な作業を強いられるおそれがある。この作業は、例えば、OSを更新するためのプログラムを処理装置に記憶させた上で、主記憶装置にロードされるプログラムを切り替えるためにスイッチを操作する作業である。そして、処理装置が遠隔地、高所、或いは狭いスペースに設置されているときには、スイッチの直接操作に長い時間がかかってしまう。
さらに、OSを更新する際には処理装置が動作を停止することとなるため、処理装置が動作を停止しても差し支えない日時にOSを更新することが望ましい。しかしながら、一般的には、そのような日時が夜間又は休日に限られることからも、作業者の作業負担が大きくなる。また、処理装置を1台ずつ順に操作しなければならず、複数の処理装置のOSを更新するときには工数が多くなることからも、作業者の作業負担が大きくなる。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、OSを更新する際の作業負担を軽減することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の産業用コンピュータは、サーバに接続されオペレーティングシステムで動作する産業用コンピュータであって、第1オペレーティングシステムを記憶するオペレーティングシステム記憶手段と、第1オペレーティングシステムとは異なる第2オペレーティングシステムと、第1オペレーティングシステムを第2オペレーティングシステムに更新する更新プログラムと、をサーバから取得する取得手段と、予め規定された条件が成立すると、産業用コンピュータが起動する際に実行される起動プログラムとして更新プログラムを指定して産業用コンピュータを再起動する第1指定手段と、を備え、更新プログラムは、オペレーティングシステム記憶手段に記憶される第1オペレーティングシステムを第2オペレーティングシステムに更新する更新手段、及び、起動プログラムとして第2オペレーティングシステムを指定して産業用コンピュータを再起動する第2指定手段、として機能する。
本発明によれば、産業用コンピュータは、サーバから第2オペレーティングシステムと更新プログラムとを取得して、当該更新プログラムが、第1オペレーティングシステムを第2オペレーティングシステムに更新する更新手段として機能する。このため、作業者が産業用コンピュータを直接操作する必要はない。また、産業用コンピュータは、予め規定された条件が成立したときにオペレーティングシステムを更新する。このため、適当な条件を設定することで、任意のタイミングにオペレーティングシステムを更新させることができる。したがって、作業者の作業負担を軽減することができる。
本発明の実施の形態に係る産業用コンピュータシステムの構成を示すブロック図 実施の形態に係る起動情報記憶部に記憶される情報の構成を示す図 実施の形態に係るOS更新処理を示すフローチャート 実施の形態に係るBIOS処理を示すフローチャート 実施の形態に係る主記憶部に形成される記憶領域を示す第1の図 実施の形態に係る主記憶部に形成される記憶領域を示す第2の図 実施の形態に係る第1OS処理を示すフローチャート 実施の形態に係るプログラム記憶部に記憶される情報の構成を示す図 実施の形態に係るオペレーティングシステム更新装置の状態を示す第1の図 実施の形態に係る更新処理を示すフローチャート 実施の形態に係るオペレーティングシステム更新装置の状態を示す第2の図 実施の形態に係るオペレーティングシステム更新装置によって実行されるプログラムの遷移を示す図
以下、本発明の実施の形態に係るオペレーティングシステム更新装置10について、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下では、オペレーティングシステムを適宜OSと表記し、オペレーティングシステム更新装置10をOS更新装置10と表記する。OSは、アプリケーションソフトウェアを実行する基盤となるソフトウェアであって、ハードウェアを管理するシステムソフトウェアである。OSは、プログラムの一種であって、記憶装置に記憶されて利用される。
実施の形態.
本実施の形態に係るOS更新装置10は、工場に配置されOSで動作する産業用コンピュータである。OS更新装置10は、自機のOSを、遠隔のサーバ装置から配信されるOSに更新する。詳細には、OS更新装置10は、自機のOSによる動作を一旦終了してから再起動したときに、OSを更新するためのプログラムを実行することにより、OSを更新する。
OS更新装置10は、OSの機能を発揮することで、種々の用途に利用される。例えば、OS更新装置10は、産業用ネットワークを介して製造ラインの機器と接続され、機器から収集した情報に基づいてこれら機器を制御するコントローラであってもよい。また、OS更新装置10は、工場において収集された情報から、品質管理情報又は生産管理情報を生成してもよいし、これらの情報を蓄積してもよい。さらにOS更新装置10は、産業システムにおいてユーザインタフェースとして機能する端末機器であってもよい。
OS更新装置10は、図1に示されるように、通信路20を介してサーバ21に接続され、このサーバ21とともに産業用コンピュータシステム100を構成する。通信路20は、上述の産業用ネットワークに相当するものであってもよいし、EthernetとTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)との組合せで実現される情報ネットワークであってもよいし、インターネットであってもよい。また、通信路20は、専用線であってもよい。さらに通信路20は、有線通信のためのケーブルであってもよいし、無線通信を実現する伝送路であってもよい。
サーバ21は、OS更新装置10のOSを提供する業者によって運営されるデータ配信サーバである。サーバ21によって配信されるデータには、OS更新装置10によって現在利用されている第1オペレーティングシステム31を更新するための第2オペレーティングシステム32と、OSを更新するための更新プログラム33と、が含まれる。以下では、第1オペレーティングシステム31を第1OS31と表記し、第2オペレーティングシステム32を第2OS32と表記する。
ここで、第2OS32は、第1OS31とは異なるOSであって、通常は、第1OS31より新しいバージョンのOSであるが、これには限定されない。例えば、第1OS31について何らかの不都合が明らかになった場合に、OS更新装置10に記憶される第1OS31を、より古いバージョンの第2OSに置き換えることも考えられる。以下では、第1OS31及び第2OS32を総称して単にOSという。
OS更新装置10は、図1に示されるように、CPU(Central Processing Unit)又はMPU(Micro Processing Unit)を含むプロセッサ11と、プロセッサ11の作業領域として利用される主記憶部12と、第2OS32及び更新プログラム33をサーバ21から取得する取得部13と、BIOSを記憶するBIOS記憶部14と、OS更新装置10が起動する際に実行される起動プログラムを指定するための起動情報151を記憶する起動情報記憶部15と、OSを記憶するオペレーティングシステム記憶部16と、取得部13によって取得された第2OS32及び更新プログラム33を記憶するためのプログラム記憶部17と、を有する。主記憶部12、取得部13、BIOS記憶部14、起動情報記憶部15、オペレーティングシステム記憶部16及びプログラム記憶部17はいずれも、内部バス18を介してプロセッサ11に接続される。以下では、オペレーティングシステム記憶部16をOS記憶部16と表記する。
なお、図1では、第2OS32及び更新プログラム33がサーバ21から配信される前の状態が示されている。プログラム記憶部17中の第2OS32及び更新プログラム33は、未だプログラム記憶部17には格納されていないことから、破線で示されている。
プロセッサ11は、BIOSを実行する。また、プロセッサ11は、OS記憶部16に記憶されるOS及びプログラム記憶部17に格納される更新プログラム33が主記憶部12にロードされると、これらのプログラムを実行することにより、種々の機能を実現して後述の処理を実行する。詳細には、プロセッサ11は、OS記憶部16の第1OS31を実行することにより、起動プログラムとして更新プログラム33を指定する第1指定部111として機能する。また、プロセッサ11は、プログラム記憶部17の更新プログラム33を実行することにより、起動プログラムとして第2OS32を指定する第2指定部112として機能し、第1OS31を第2OS32に更新する更新部113として機能する。第1指定部111は、請求項の第1指定手段として機能し、第2指定部112は、請求項の第2指定手段として機能し、更新部113は、請求項の更新手段として機能する。図1に示す状態では、更新プログラム33の実行により実現される第2指定部112及び更新部113は、更新プログラム33がプログラム記憶部17に未だ格納されていないことから、破線で示されている。
主記憶部12は、RAM(Random Access Memory)を含む。主記憶部12には、OS記憶部16のOS及びプログラム記憶部17の更新プログラム33がロードされる。主記憶部12にロードされるデータの詳細については後述する。
取得部13は、外部の装置と通信するためのネットワークインタフェース回路を含む通信モジュールとして構成される。取得部13は、プロセッサ11の指示に従ってサーバ21に情報を送信し、サーバ21から情報を受信する。取得部13によって取得された第2OS32及び更新プログラム33は、プロセッサ11によってプログラム記憶部17に格納される。取得部13は、請求項の取得手段として機能する。
BIOS記憶部14、起動情報記憶部15、OS記憶部16及びプログラム記憶部17は、プロセッサ11の処理に用いられる種々のデータを記憶する。これらの記憶部は、プロセッサ11の指示に従って、プロセッサ11によって利用されるデータをプロセッサ11に供給し、プロセッサ11から供給されたデータを記憶する。これらの記憶部の一部又は全部が、いわゆる補助記憶装置に相当する。
BIOS記憶部14は、不揮発性メモリを含む。BIOS記憶部14は、OS更新装置10の電源が投入されて起動するときに実行されるファームウェアとしてのBIOSを記憶する。BIOSは、OS更新装置10の電源が投入された直後にプロセッサ11によって実行される。BIOSを実行したプロセッサ11が起動情報151を参照することにより、OS記憶部16のOSと、プログラム記憶部17の更新プログラム33と、のいずれか一方が起動プログラムとして選択されて実行される。
起動情報記憶部15は、不揮発性のRAMを含み、起動プログラムを示す起動情報151を記憶する。起動情報記憶部15に記憶される起動情報151は、1ビットの信号を示すフラグであって、このフラグがONであれば、OS更新装置10の起動時に実行される起動プログラムとして、プログラム記憶部17の更新プログラム33が指定されていることを示す。また、フラグがOFFであれば、起動情報151は、起動プログラムとしてOS記憶部16のOSが指定されていることを示す。図1では、起動情報151から第1OS31へ延びる破線の矢印によって、第1OS31が起動プログラムとして指定されていることが示されている。なお、OS更新装置10の起動は、ユーザの操作によって電源が投入されることによる起動と、OS更新装置10自体の再起動と、を含む。起動情報記憶部15は、請求項の起動情報記憶手段として機能する。
図2には、起動情報記憶部15に記憶される情報の構成が示されている。図2に示されるように、起動情報記憶部15は、起動情報151に加えて、条件設定領域152を有する。条件設定領域152は、OSを更新するための条件に関する情報が設定される記憶領域である。この条件の詳細については、後述する。
図1に戻り、OS記憶部16及びプログラム記憶部17はそれぞれ、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)及びHDD(Hard Disk Drive)に代表される不揮発性メモリを含む。OS記憶部16は、第1OS31を記憶し、プログラム記憶部17には、第2OS32及び更新プログラム33が書き込まれる。プログラム記憶部17の記憶容量は、第2OS32及び更新プログラム33の格納が可能なサイズであればよい。プログラム記憶部17の記憶容量が第2OS32及び更新プログラム33のデータサイズより大きい場合には、他のデータがプログラム記憶部17に格納されてもよい。OS記憶部16は、請求項のオペレーティングシステム記憶手段として機能し、プログラム記憶部17は、請求項のプログラム記憶手段として機能する。
続いて、OS更新装置10によって実行されるOS更新処理のフローについて、図3〜11を用いて説明する。OS更新処理は、OS記憶部16に記憶される第1OS31を、サーバ21から配信される第2OS32に更新する処理であって、図3に示される手順で実行される。なお、OS更新装置10は、OSの実行中において、制御処理、演算処理及び通信処理に代表されるOSの更新とは異なる処理を実行するが、図3に示されるフローでは、このような処理については省略されている。
OS更新処理では、OS更新装置10が起動する(ステップS1)。具体的には、ユーザがハードウェアスイッチを操作することで、OS更新装置10の電源が投入される。
次に、OS更新装置10は、BIOS記憶部14に記憶されるBIOSによりBIOS処理を実行する(ステップS2)。このBIOS処理について、図4を用いて説明する。
BIOS処理では、BIOSを実行するプロセッサ11が、起動情報記憶部15から起動情報151を読み出す(ステップS21)。そして、プロセッサ11は、起動プログラムとしてプログラム記憶部17の更新プログラム33が指定されているか否かを判定する(ステップS22)。具体的には、プロセッサ11は、起動情報151がONであるかを判定する。
起動プログラムとして更新プログラム33が指定されていないと判定した場合(ステップS22;No)、プロセッサ11は、OS記憶部16のOSを主記憶部12にロードする(ステップS23)。図3中のステップS1に続くステップS2のBIOS処理においては、ステップS22の判定が否定され、第1OS31がロードされる。これにより、主記憶部12には、図5に示されるように、BIOSによって使用されるBIOS使用領域121と、第1OS31が格納されるOS格納領域122と、第1OS31によって使用されるデータが格納されるOSデータ領域123と、が形成される。そして、OS更新装置10は、第1OS31によって提供される機能を発揮することができる状態になる。具体的には、図1に示される状態になる。その後、BIOS処理が終了する。
ステップS22にて起動プログラムとして更新プログラム33が指定されていると判定した場合(ステップS22;Yes)、プロセッサ11は、プログラム記憶部17の更新プログラム33を主記憶部12にロードする(ステップS24)。これにより、主記憶部12には、図6に示されるように、BIOSによって使用されるBIOS使用領域121と、更新プログラム33が格納される更新プログラム格納領域124と、更新プログラム33によって使用されるデータが格納される更新プログラムデータ領域125と、が形成される。その後、BIOS処理が終了する。
図3に戻り、ステップS2に続いて、OS更新装置10は、第1OS31による第1OS処理を実行する(ステップS3)。この第1OS処理について、図7を用いて説明する。
第1OS処理では、OS更新装置10は、第2OS32の送信が可能であるかをサーバ21に問い合わせる(ステップS31)。具体的には、取得部13が、配信可能な最新のOSのバージョンをサーバ21に問い合わせる。
次に、OS更新装置10は、送信が可能である旨の応答をサーバ21から得たか否かを判定する(ステップS32)。具体的には、取得部13が、配信可能な最新のOSのバージョンが、第1OS31のバージョンより新しいか否かを判定する。
送信可能ではないと判定した場合(ステップS32;No)、OS更新装置10は、ステップS31以降の処理を繰り返す。これにより、サーバ21から第2OS32の配信が開始されるまで、OS更新装置10が待機することとなる。
一方、送信可能であると判定した場合(ステップS32;Yes)、OS更新装置10は、第2OS32及び更新プログラム33を取得してプログラム記憶部17に格納する(ステップS33)。具体的には、取得部13が、圧縮された状態の第2OS32と、更新プログラム33と、をサーバ21から受信して、プロセッサ11に送出することによりプログラム記憶部17に格納する。これにより、プログラム記憶部17は、図8に示されるように、第2OS32の圧縮データ及び更新プログラム33を記憶する状態となる。このように第2OS32の圧縮データがサーバ21から伝送されるため、圧縮されない場合に比べて伝送時間を短縮することができる。また、第2OS32の圧縮データがプログラム記憶部17に格納されるため、圧縮されない場合に比べてプログラム記憶部17の記憶容量を節約することができる。
次に、OS更新装置10は、OSを更新するための更新条件が成立したか否かを判定する(ステップS34)。具体的には、第1指定部111が、起動情報記憶部15の条件設定領域152に格納されている情報を読み出して、設定された条件が成立しているか否かを判定する。更新条件は、ユーザによって予め規定される条件であって、例えば、ユーザによって予め指定された日時を過ぎること、ユーザによって予め指定された時間が設定時刻から経過したこと、又は、サーバ21から特定の情報を受信したことである。ただし、更新条件は、これらに限定されず、他の条件であってもよい。
更新条件が成立していないと判定した場合(ステップS34;No)、OS更新装置10は、ステップS34の判定を繰り返す。これにより、OS更新装置10は、第2OS32及び更新プログラム33をプログラム記憶部17に格納してOSを更新する準備を整えた上で、更新条件が成立するまで待機することとなる。
一方、更新条件が成立していると判定した場合(ステップS34;Yes)、OS更新装置10は、起動プログラムとして更新プログラム33を指定する(ステップS35)。具体的には、第1指定部111が、プログラム記憶部17の更新プログラム33を示す起動情報151を起動情報記憶部15に書き込むことで、起動プログラムとして更新プログラム33を指定する。より詳細には、第1指定部111が、起動情報151のフラグをONに変更する。これにより、OS更新装置10は、図9に示される状態になる。図9では、起動情報151から更新プログラム33へ延びる破線の矢印によって、更新プログラム33が起動プログラムとして指定されていることが示されている。
図7に戻り、ステップS35に続いて、OS更新装置10は、OS更新装置10自体を再起動する(ステップS36)。具体的には、第1指定部111が、OS更新装置10の電源が一時的に切断されてから再度投入される設定をする。これにより、OS更新装置10の電源が一旦切断されて第1OS処理が終了する。
図3に戻り、ステップS3の第1OS処理に続いて、OS更新装置10が再起動して(ステップS4)、BIOS処理を再度実行する(ステップS2)。このステップS4に続くステップS2のBIOS処理では、図4に示される処理が実行される。ここで、図4中のステップS22の判定が肯定されて(ステップS22;Yes)、ステップS24が実行される。そして、OS更新装置10は、図9に示されるように、更新プログラム33によって実現される機能を発揮することができる状態になる。具体的には、図9中の実線のブロックで示されるように、プロセッサ11が、第2指定部112及び更新部113として機能する。
ステップS4に続くステップS2のBIOS処理が終了すると、OS更新装置10は、更新プログラム33による更新処理を実行する(ステップS5)。この更新処理について、図10を用いて説明する。
更新処理では、OS更新装置10は、OS記憶部16に記憶される第1OS31を第2OS32に更新する(ステップS51)。具体的には、更新部113が、圧縮された状態でプログラム記憶部17に格納されている第2OS32を読み出して展開し、展開した第2OS32をOS記憶部16に上書きすることにより、OS記憶部16の第1OS31を第2OS32に書き換える。
次に、OS更新装置10は、起動プログラムとして第2OS32を指定する(ステップS52)。具体的には、第2指定部112が、OS記憶部16の第2OS32を示す起動情報151を起動情報記憶部15に書き込むことで、起動プログラムとして第2OS32を指定する。より詳細には、第2指定部112が、起動情報151のフラグをOFFに変更する。これにより、OS更新装置10は、図11に示される状態になる。図11では、起動情報151から第2OS32へ延びる破線の矢印によって、第2OS32が起動プログラムとして指定されていることが示されている。なお、第2OS32は、更なるOSの更新に備えて、第1OS31と同様に第1指定部111を実現するため、図11では、第1指定部111のブロックが実線で示されている。
図10に戻り、ステップS52に続いて、OS更新装置10は、OS更新装置10自体を再起動する(ステップS53)。具体的には、第2指定部112が、OS更新装置10の電源が一時的に切断されてから再度投入される設定をする。これにより、OS更新装置10の電源が一旦切断されて更新処理が終了する。
図3に戻り、ステップS5の更新処理が終了することで、OS更新装置10が再起動して(ステップS6)、BIOS処理を再度実行する(ステップS2)。ステップS6に続くステップS2のBIOS処理では、OS記憶部16の第2OS32が実行される。これにより、第1OS31から第2OS32への更新が達成され、OS更新処理が終了する。
続いて、OSを更新する際に実行されるプログラムの遷移について、図12のシーケンス図を用いて説明する。
図12に示されるように、OS更新装置10の電源をONにする操作がなされると(ステップS71)、BIOS記憶部14に記憶されるBIOSが主記憶部12にロードされて、BIOS30によるBIOS処理が実行される(ステップS2)。このステップS2においては、起動情報151はOFFであるため、BIOS30は、OS記憶部16から第1OS31を主記憶部12にロードする(ステップS72)。
次に、主記憶部12にロードされた第1OS31によって、第1OS処理が実行される(ステップS3)。この第1OS処理は、第2OS32の取得と、更新プログラム33の取得と、起動情報151の変更と、を含む。その後、OS更新装置10が再起動する(ステップS73)。
再起動したOS更新装置10は、BIOS30によるBIOS処理を再度実行する(ステップS2)。このステップS2では、起動情報151がONに設定されているため、更新プログラム33が主記憶部12にロードされる(ステップS74)。
次に、主記憶部12にロードされた更新プログラム33によって、更新処理が実行される(ステップS5)。この更新処理は、OSの更新と、起動情報151の変更と、を含む。その後、OS更新装置10が再起動する(ステップS75)。
再起動したOS更新装置10は、BIOS30によるBIOS処理を再度実行する(ステップS2)。このステップS2では、起動情報151がOFFに設定されているため、新たな第2OS32が主記憶部12にロードされる(ステップS76)。そして、第2OS32による第2OS処理が実行される(ステップS9)。これにより、OSの更新が完了する。
以上、説明したように、OS更新装置10は、サーバ21から第2OS32と更新プログラム33とを取得して、当該更新プログラム33が、第1OS31を第2OS32に更新する更新部113として機能する。このため、OSの更新を担当する作業者がOS更新装置10を直接操作する必要がない。また、OS更新装置10は、予め規定された条件が成立したときにOSを更新した。このため、適当な条件を設定することで、任意のタイミングにOSを更新させることができる。したがって、作業者の作業負担を軽減することができる。また、更新プログラム33が、起動プログラムとして第2OSを指定してOS更新装置10を再起動する第2指定部112として機能する。これにより、OS記憶部16のOSが更新されると、新たな第2OSを利用することができる状態になり、更新処理に伴うユーザの作業を軽減することができる。
また、OS更新装置10は、起動情報記憶部15を備え、第1指定部111は、更新プログラム33を示す起動情報151を書き込むことで起動プログラムとして更新プログラム33を指定し、第2指定部112は、第2OS32を示す起動情報151を書き込むことで起動プログラムとして第2OS32を指定した。これにより、OS更新装置10の電源が一旦切断されて再起動したときに、適当なプログラムを実行することができる。
また、取得部13は、第2OS32の送信が可能かをサーバ21に問い合わせて、送信が可能である旨の応答を得た場合に、第2OS32をサーバ21から取得した。これにより、遠隔のサーバ21から第2OS32を配信することができる。また、サーバ21にて配信の準備が完了する時刻を調整することで、第2OS32を配信するタイミングを調整することができる。
また、取得部13は、第2OS32の配信が可能である旨の応答を得た場合に、第2OS32とともに更新プログラム33をサーバ21から取得した。これにより、第1OS31を第2OS32に更新するための更新プログラム33として、適当なプログラムを配信することができる。例えば、第2OS32を更に第3OSに更新するための更新プログラム33を、第3OSに適したものとすることができる。
また、OS記憶部16とプログラム記憶部17とは、異なる記憶装置として構成された。これにより、OS記憶部16の記憶容量を消費することなくOSを更新することができる。
また、起動プログラムは、BIOS30によって選択されて実行された。これにより、更新プログラム33を、第1OS31の一部として、或いは第1OS31上で実行されるプログラムとは異なり、比較的容易に設計することができる。
また、OS更新装置10は、サーバ21とともに産業用コンピュータシステム100を構成した。この産業用コンピュータシステム100によれば、サーバ21がデータを配信するため、多数のOS更新装置10について容易にOSを更新することができる。
また、OS更新装置10は、予め規定された更新条件が成立すると、再起動してOSを更新した。更新条件として、深夜又は休日の日時を過ぎたことを設定すれば、その日時の直後にOSが更新される。このため、作業者がOSを更新する時刻において作業する必要がなく、作業負担を軽減することができる。
また、更新条件として、サーバ21から特定の情報を受信することを設定すれば、サーバ21から複数のOS更新装置10に当該特定の情報を送信することで、これらのOS更新装置10すべてのOSを一括して更新することができる。OS更新装置10のOSを1台ずつ更新する場合には、更新作業に要する時間が台数に比例して増加してしまう。これに対して、一括して更新すれば、台数が増加しても更新作業にかかる時間は一定であるため、特に台数が多い場合には大幅に作業時間を削減することができる。
また、OS更新装置10は、予め第2OS32をダウンロードした上で、更新条件が成立したときにOSを更新した。OSを更新している間はOS更新装置10が動作を停止するため、OSを更新する処理を開始してから通信路20を経由して第2OS32をダウンロードすると、少なくともダウンロードにかかる時間だけOS更新装置10の動作が停止して、停止時間が長期化してしまう。さらに、ダウンロード中に通信エラーが生じた場合には、OSを更新する処理が中断してしまう。そのため、本実施の形態では、予め第2OS32をダウンロードしておいて、OS更新処理においては第2OS32をOS記憶部16に書き込むことで、OS更新装置10の停止時間を短縮することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態によって限定されるものではない。
例えば、起動情報記憶部15は、不揮発性メモリに限定されず、1ビットの情報を表す構成であればよい。例えば、ハードウェアスイッチを利用して起動情報記憶部15が実現されてもよい。また、起動情報151は、1ビットの情報に限定されず、例えば、起動プログラムのアドレスを示す情報であってもよい。
また、上記実施の形態に係る更新条件は、起動情報記憶部15に記憶されたが、これには限定されない。OS記憶部16又はプログラム記憶部17が、更新条件に関する情報を記憶してもよい。
また、起動情報記憶部15及びプログラム記憶部17は、上述の実施の形態において説明したデータの他に、他のデータを記憶してもよい。他のデータとしては、例えば、OS及びユーザプログラムが考えられる。
また、OS更新装置10は、ユーザインタフェースとして、ユーザによって入力される情報を取得する入力部、及び、ユーザに情報を出力する出力部を備えていてもよい。また、OS更新装置10は、通信モジュールとしての取得部13を介して外部のユーザインタフェース端末と接続されてもよい。
また、上記実施の形態に係る更新部113は、OS記憶部16に記憶される第1OS31を第2OS32に書き換えたが、これには限定されない。例えば、第1OS31及び第2OS32のサイズが小さければ、更新部113は、OS記憶部16の第1OS31とは異なる記憶領域に第2OS32を格納することで更新してもよい。この場合においても、起動プログラムとして第2OS32が指定されるため、OSが更新されることとなる。また、第1指定部111は、第1OSの機能として発揮されたが、これには限定されず、第1OS上で実行されるアプリケーションプログラムによって実現されてもよい。
また、上記実施の形態に係る取得部13は、第2OS32及び更新プログラム33を同時に取得したが、これには限定されず、異なるタイミングで取得してもよい。また、サーバ21は、多数の装置にOSを配信することなく、第2OS32及び更新プログラム33をOS更新装置10に送信してもよい。
また、OS更新装置10の機能は、専用のハードウェアによっても、また、通常のコンピュータシステムによっても実現することができる。
例えば、プロセッサ11によって実行されるプログラムを、コンピュータ読み取り可能な非一時的な記録媒体に格納して配布し、そのプログラムをコンピュータにインストールすることにより、上述の処理を実行する装置を構成することができる。このような記録媒体としては、例えばフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read−Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)、MO(Magneto−Optical Disc)が考えられる。
また、プログラムをインターネットに代表される通信ネットワーク上のサーバ装置が有するディスク装置に格納しておき、例えば、搬送波に重畳させて、コンピュータにダウンロードするようにしてもよい。
また、通信ネットワークを介してプログラムを転送しながら起動実行することによっても、上述の処理を達成することができる。
さらに、プログラムの全部又は一部をサーバ装置上で実行させ、その処理に関する情報をコンピュータが通信ネットワークを介して送受信しながらプログラムを実行することによっても、上述の処理を達成することができる。
なお、上述の機能を、OSが分担して実現する場合又はOSとアプリケーションとの協働により実現する場合等には、OS以外の部分のみを媒体に格納して配布してもよく、また、コンピュータにダウンロードしてもよい。
また、OS更新装置10の機能を実現する手段は、ソフトウェアに限られず、その一部又は全部を、回路を含む専用のハードウェアによって実現してもよい。具体的には、第1指定部111、第2指定部112及び更新部113は、第1OS31及び更新プログラム33の実行により実現されたが、これには限定されず、専用のハードウェアによって実現されてもよい。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施の形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。つまり、本発明の範囲は、実施の形態ではなく、請求の範囲によって示される。そして、請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、本発明の範囲内とみなされる。
本発明は、装置のOSを更新することに適している。
100 産業用コンピュータシステム、 10 OS更新装置、 11 プロセッサ、 111 第1指定部、 112 第2指定部、 113 更新部、 12 主記憶部、 121 BIOS使用領域、 122 OS格納領域、 123 OSデータ領域、 124 更新プログラム格納領域、 125 更新プログラムデータ領域、 13 取得部、 14 BIOS記憶部、 15 起動情報記憶部、 151 起動情報、 152 条件設定領域、 16 OS記憶部、 17 プログラム記憶部、 18 内部バス、 20 通信路、 21 サーバ、 30 BIOS、 31 第1OS、 32 第2OS、 33 更新プログラム。
上記目的を達成するため、本発明の産業用コンピュータは、サーバに接続されオペレーティングシステムで動作する産業用コンピュータであって、第1オペレーティングシステムを記憶するオペレーティングシステム記憶手段と、第1オペレーティングシステムとは異なる第2オペレーティングシステムと、第1オペレーティングシステムを第2オペレーティングシステムに更新する更新プログラムと、をサーバから取得する取得手段と、予め規定された条件が成立すると、産業用コンピュータが起動する際に実行される起動プログラムとして更新プログラムを指定して産業用コンピュータを再起動する第1指定手段と、を備え、更新プログラムは、オペレーティングシステム記憶手段に記憶される第1オペレーティングシステムを第2オペレーティングシステムに更新する更新手段、及び、起動プログラムとして第2オペレーティングシステムを指定して産業用コンピュータを再起動する第2指定手段、として機能し、取得手段は、配信可能であるオペレーティングシステムのバージョンをサーバに問い合わせて、第2オペレーティングシステムが配信可能である旨の応答を得た場合に、第2オペレーティングシステムをサーバから取得する。
上記目的を達成するため、本発明の産業用コンピュータは、サーバに接続されオペレーティングシステムで動作する産業用コンピュータであって、第1オペレーティングシステムを記憶するオペレーティングシステム記憶手段と、第1オペレーティングシステムとは異なる第2オペレーティングシステムと、第1オペレーティングシステムを第2オペレーティングシステムに更新する更新プログラムと、をサーバから取得する取得手段と、予め規定された条件が成立すると、産業用コンピュータが起動する際に実行される起動プログラムとして更新プログラムを指定して産業用コンピュータを再起動する第1指定手段と、を備え、更新プログラムは、オペレーティングシステム記憶手段に記憶される第1オペレーティングシステムを第2オペレーティングシステムに更新する更新手段、及び、起動プログラムとして第2オペレーティングシステムを指定して産業用コンピュータを再起動する第2指定手段、として機能し、取得手段は、配信可能であるオペレーティングシステムのバージョンをサーバに問い合わせて、第2オペレーティングシステムのバージョンが、第1オペレーティングシステムのバージョンより新しいことを判定した場合に、第2オペレーティングシステムをサーバから取得する。

Claims (10)

  1. サーバに接続されオペレーティングシステムで動作する産業用コンピュータであって、
    第1オペレーティングシステムを記憶するオペレーティングシステム記憶手段と、
    前記第1オペレーティングシステムとは異なる第2オペレーティングシステムと、前記第1オペレーティングシステムを前記第2オペレーティングシステムに更新する更新プログラムと、を前記サーバから取得する取得手段と、
    予め規定された条件が成立すると、産業用コンピュータが起動する際に実行される起動プログラムとして前記更新プログラムを指定して産業用コンピュータを再起動する第1指定手段と、を備え、
    前記更新プログラムは、前記オペレーティングシステム記憶手段に記憶される前記第1オペレーティングシステムを前記第2オペレーティングシステムに更新する更新手段、及び、前記起動プログラムとして前記第2オペレーティングシステムを指定して産業用コンピュータを再起動する第2指定手段、として機能する、
    産業用コンピュータ。
  2. 前記起動プログラムを示す起動情報を記憶する起動情報記憶手段、をさらに備え、
    前記第1指定手段は、前記更新プログラムを示す前記起動情報を前記起動情報記憶手段に書き込むことで前記更新プログラムを指定し、
    前記第2指定手段は、前記第2オペレーティングシステムを示す前記起動情報を前記起動情報記憶手段に書き込むことで前記第2オペレーティングシステムを指定する、
    請求項1に記載の産業用コンピュータ。
  3. 前記取得手段は、前記第2オペレーティングシステムの送信が可能かを前記サーバに問い合わせて、送信が可能である旨の応答を得た場合に、前記第2オペレーティングシステムを前記サーバから取得する、
    請求項1又は2に記載の産業用コンピュータ。
  4. 前記取得手段は、前記第2オペレーティングシステムの送信が可能である旨の応答を得た場合に、前記第2オペレーティングシステムとともに前記更新プログラムを前記サーバから取得する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の産業用コンピュータ。
  5. 前記取得手段によって取得された前記第2オペレーティングシステム及び前記更新プログラムを記憶するプログラム記憶手段、をさらに備え、
    前記オペレーティングシステム記憶手段及び前記プログラム記憶手段は、異なる記憶装置である、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の産業用コンピュータ。
  6. 前記起動プログラムは、産業用コンピュータが起動するときに実行されるファームウェアによって選択されて実行される、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の産業用コンピュータ。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載の産業用コンピュータと、
    前記産業用コンピュータに記憶される第1オペレーティングシステムとは異なる第2オペレーティングシステムと、前記第1オペレーティングシステムを前記第2オペレーティングシステムに更新する更新プログラムと、を前記産業用コンピュータに送信するサーバと、
    を備える産業用コンピュータシステム。
  8. 産業用コンピュータによって実行されるオペレーティングシステム更新方法であって、
    前記産業用コンピュータによって利用されている第1オペレーティングシステムとは異なる第2オペレーティングシステムと、前記第1オペレーティングシステムを前記第2オペレーティングシステムに更新する更新プログラムと、を取得する取得ステップと、
    前記産業用コンピュータが起動する際に実行される起動プログラムとして前記更新プログラムを指定して前記産業用コンピュータを再起動する第1指定ステップと、
    前記更新プログラムにより前記産業用コンピュータの前記第1オペレーティングシステムを前記第2オペレーティングシステムに更新する更新ステップと、
    前記起動プログラムとして前記第2オペレーティングシステムを指定して前記産業用コンピュータを再起動する第2指定ステップと、
    を含むオペレーティングシステム更新方法。
  9. サーバに接続されて第1オペレーティングシステムを記憶するコンピュータに、
    前記第1オペレーティングシステムとは異なる第2オペレーティングシステムと、前記第1オペレーティングシステムを前記第2オペレーティングシステムに更新する更新プログラムと、を前記サーバから取得し、
    予め規定された条件が成立すると、前記コンピュータが起動する際に実行される起動プログラムとして前記更新プログラムを指定して再起動する、
    ことを実行させるためのプログラム。
  10. 請求項9に記載のプログラムを実行するコンピュータへ送信されるプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記コンピュータが記憶する第1オペレーティングシステムを第2オペレーティングシステムに更新し、
    前記コンピュータが起動する際に実行される起動プログラムとして前記第2オペレーティングシステムを指定して再起動する、
    ことを実行させるためのプログラム。
JP2019512316A 2018-04-26 2018-04-26 産業用コンピュータ、産業用コンピュータシステム、オペレーティングシステム更新方法及びプログラム Pending JPWO2019207729A1 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2018/017053 WO2019207729A1 (ja) 2018-04-26 2018-04-26 産業用コンピュータ、産業用コンピュータシステム、オペレーティングシステム更新方法及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPWO2019207729A1 true JPWO2019207729A1 (ja) 2020-05-07

Family

ID=68293896

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019512316A Pending JPWO2019207729A1 (ja) 2018-04-26 2018-04-26 産業用コンピュータ、産業用コンピュータシステム、オペレーティングシステム更新方法及びプログラム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPWO2019207729A1 (ja)
WO (1) WO2019207729A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7411471B2 (ja) 2020-03-27 2024-01-11 株式会社コンテック 情報処理装置及び通信システム
CN115729586B (zh) * 2021-06-15 2023-10-20 荣耀终端有限公司 操作系统升级方法、设备、存储介质及计算机程序产品
WO2023206521A1 (en) * 2022-04-29 2023-11-02 Siemens Aktiengesellschaft Method, apparatus and device for hardening assets in ot system and storage medium and computer program product

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003288225A (ja) * 2002-03-28 2003-10-10 Anritsu Corp 公衆通信端末,端末管理装置及びメインプログラム更新システム
JP2004318871A (ja) * 2003-03-31 2004-11-11 Ricoh Co Ltd 通信装置とその遠隔管理システム,os更新方法,プログラム,および記録媒体
JP2016001391A (ja) * 2014-06-11 2016-01-07 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント 情報処理装置および情報処理システム
JP2016126443A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 電子機器及びファームウェア復旧プログラム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003288225A (ja) * 2002-03-28 2003-10-10 Anritsu Corp 公衆通信端末,端末管理装置及びメインプログラム更新システム
JP2004318871A (ja) * 2003-03-31 2004-11-11 Ricoh Co Ltd 通信装置とその遠隔管理システム,os更新方法,プログラム,および記録媒体
JP2016001391A (ja) * 2014-06-11 2016-01-07 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント 情報処理装置および情報処理システム
JP2016126443A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 電子機器及びファームウェア復旧プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
WO2019207729A1 (ja) 2019-10-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPWO2019207729A1 (ja) 産業用コンピュータ、産業用コンピュータシステム、オペレーティングシステム更新方法及びプログラム
KR20200090010A (ko) 펌웨어 업데이트 방법, 이를 위한 전자 장치 및 저장 매체
JP2011095952A (ja) ファームウェア更新方法および電子機器
US20160321057A1 (en) Electronic apparatus
US11755308B2 (en) Software update device, update control method, and non-transitory storage medium
JP2010044574A (ja) 携帯端末、携帯端末制御方法、及び携帯端末制御プログラム
TW201533664A (zh) 軟體搭載機器及軟體更新方法
US20230132494A1 (en) Information processing apparatus, method of controlling the same, and storage medium
JP5084853B2 (ja) ファームウエア更新装置、通信装置、電子機器、ファームウエア更新システム、ファームウエア更新方法及びプログラム
JP2017062537A (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム
JP2021111115A (ja) 通信制御システム
JP7239413B2 (ja) 組込用通信基板、通信端末、及びファームウェア更新方法
CN110442074B (zh) 可编程逻辑控制器程序的处理装置
JP6776220B2 (ja) 情報処理装置及びその制御方法、並びにプログラム
JP2016157245A (ja) 情報処理装置、システム設定方法、及び、コンピュータ・プログラム
WO2017043026A1 (ja) 制御方法およびそれを利用した通信装置
KR100876748B1 (ko) 부트코드 업데이트 방법
JP2007042038A (ja) 端末機器の制御装置及び制御方法
US11947951B2 (en) Center, distribution control method, and non-transitory storage medium
JP3715631B2 (ja) 情報処理装置、cpuの周波数制御方法およびプログラム
JP7380468B2 (ja) ソフトウェア更新装置、更新制御方法、更新制御プログラム、サーバ、otaマスタ及びセンタ
WO2024053107A1 (ja) ロボット制御システム、制御装置、コンピュータプログラム、及び制御ソフトウェアの更新処理方法
KR101900729B1 (ko) Plc 운영체제 구동 방법
CN109947454B (zh) 一种数据处理方法及系统
JP2018037052A (ja) 情報処理装置、情報処理システム、コンピュータプログラムおよび方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190301

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190301

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20190301

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20190313

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190604

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190730

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20191015