JP6628149B2 - 移植機 - Google Patents

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Description

本発明は、苗供給装置に投入された苗を植付部が受けて圃場に植付けつつ走行する移植機に関するものである。
先行特許文献1に示す移植機は、機体後部に左右方向の長円形状の苗供給装置としての苗供給テーブルと、この苗供給テーブルから苗を受けて圃場に植え付ける苗植付装置と、苗供給テーブルに苗を投入する作業者が座る作業座席とを備えている。
苗供給テーブルは、外周部を複数の苗搬送体が周回するものであり、苗搬送体の周回軌跡の内部に苗トレイや苗箱を置き、作業者はこの苗を植付間隔に合わせて苗搬送体に投入することで、苗の植付作業を行うものである。
特開2009−232713号公報 特開2014−3号公報
しかしながら、苗の供給は一つ一つ手作業で行う必要があり、作業者が苗を投入する苗搬送体を間違えると、苗植付装置の植付タイミングで苗が供給されず、苗の植付精度が低下する問題があり、また、複数の苗を短時間に何度も投入する動作を繰り返す必要があるので、作業者の労力が増大する問題がある。
特に、玉葱や葱などの細長い苗は、苗箱の中で絡み合っていることがあり、苗の絡み合いを分離させていると、苗の供給タイミングが遅れやすくなる。あるいは、絡み合っていることに気付かないと、複数の苗が同じ箇所に植え付けられ、余分に苗を消費する問題が発生する。
このような苗の絡み合いを解消するべく、先行特許文献2に示す移植機は、苗タンクに投入された苗を所定本数ずつ搬送コンベアで送り出す、苗送り出し装置を苗供給テーブル上に設けている。搬送コンベアの終端部には、苗受け箱を設けており、作業者が取らなかった苗は苗受け箱で回収される。
これにより、作業者は苗の絡み合いを取る作業を行う必要が無く、苗の供給タイミングが遅れることや、余分に苗が消費されることが防止される。
しかしながら、苗搬送体への苗の供給は作業者が行なう必要があるので、作業者は短い間隔で苗の投入を行なう必要があり、作業者の労力の軽減が図られていない問題がある。
本発明の目的は、苗トレイ等から苗供給装置に苗を個々に投入する苗投入作業について、苗植付精度の確保とともに、苗投入作業負荷の軽減を可能とする移植機を提供することにある。
請求項1に係る発明は、野菜苗を受ける複数の苗搬送部材(2)を周回移動させつつ所定位置で開放して苗を落下させる苗供給装置(3)と、この苗供給装置(3)から苗を受けて圃場に植え付ける苗植付装置(4)とを圃場走行する走行車体に設けた移植機において、前記苗供給装置(3)は、前記苗搬送部材(2)に苗を投入する苗投入装置(11)を備え、この苗投入装置(11)は、苗を貯留する貯留部(12)と、この貯留部(12)から苗を整列して搬送投入する整列搬送部(13)とからなり、なり、搬送無端帯(11b)によって搬送構成し、この搬送無端帯(11b)の搬送始端側に凹状に搬送案内する案内回転体(12g)を設けて貯留部(12)を形成し、かつ、搬送無端帯(11b)の搬送終端側を傾斜して上昇搬送可能に整列搬送部(13)を形成し、貯留部(12)は、苗投入装置(11)の搬送始端部の第1回転体(12a)と、整列搬送部(13)の始端部の第2回転体(12b)との間で搬送無端帯(11b)の両側縁表面を凹状に案内可能に支持するとともに、案内回転体(12g)の支軸(C)に設けた調節アーム(A)によって第2回転体(12b)を上下回動可能に支持したことを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項に係る発明において、前記搬送無端帯(11b)には、苗を保持する複数の保持突起(11p)を苗の軸茎相当の搬送方向間隔で備えることを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項1または2に係る発明において、前記苗投入装置(11)の搬送終端部に、前記苗搬送部材(2)に苗を案内するシュータ(14)を設け、このシュータ(14)の両側部の幅方向案内部(14a,14b)の一方を傾斜して案内幅を下方に狭く形成したことを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項1からのいずれか1項に係る発明において、前記苗投入装置(11)の搬送終端部に苗を押さえる苗押さえ部材(15)を設け、この苗押さえ部材(15)は、苗投入装置(11)の搬送幅よりも短く構成し、苗の落下位置には、前記搬送無端帯(11b)から苗を落下させる苗落とし部材(16)を設けたことを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項に係る発明において、前記苗供給装置(3)は、機体の車幅方向に長手方向を有する苗供給フレームの外周部に前記苗搬送部材(2)を平面視で時計回りに周回支持し、前記苗供給フレームの上部に前記苗投入装置(11)を配置し、前記搬送無端帯(11b)の搬送方向を車幅方向としたことを特徴とする。
請求項1に係る発明は、貯留部(12)に貯留した苗を整列搬送部(13)によって整列搬送し、苗搬送部材(2)に投入することから、苗を一つ一つ苗搬送部材に投入する作業が不要となるので、作業者の労力が軽減される。
また、複数苗が絡まっていても、整列搬送部(13)で手作業で一本ずつ搬送されるように調整したり、移植に適さない苗を選別したりする作業ができるので、苗の植付精度が向上する。
加えて、貯留部(12)は、搬送無端帯(11b)の搬送始端側に案内回転体(12g)を設けて凹状に搬送案内可能に構成したことから、投入された苗が揉みほぐされつつ整列搬送部(13)に移動され、整列搬送部(13)は、搬送終端側に向かう上方傾斜姿勢としたことにより、複数の苗が重なり合って搬送されていても、傾斜により落下して分散状態で終端側から投下され、余分な苗の消費が抑えられる。
また、整列搬送部(13)の移動距離を長くすることにより、苗の重なり合いを解消する作業や移植に適さない苗の除去作業が行いやすく、苗の植付精度が向上する。
さらに、第2回転体(12b)の位置を変更することにより、整列搬送部(13)の始端側の高さを調節することができるので、苗の量や種類等の条件に合わせて整列搬送部(13)から貯留部(12)への苗の戻りやすさを調節することができ、作業能率が向上する。
請求項に係る発明は、請求項に係る発明の効果に加え、苗の軸径相当の搬送方向間隔で保持突起(11p)を搬送無端帯(11b)に形成したことにより、保持突起(11p)の間に苗を一つずつ保持することができるので、重なり合った苗が整列搬送部(13)の傾斜によって貯留部(12)に戻りやすくなり、複数の苗が同じ苗搬送部材(2)に投入されることが防止される。
また、一つの苗が整列搬送部(13)の傾斜によって貯留部(12)側に転がることを防止できるので、苗供給装置(3)に苗が投入されなくなることが防止され、苗の植え付けが行われない箇所の発生が防止される。
請求項に係る発明は、請求項1または2に係る発明の効果に加え、シュータ(14)は、苗投入装置(11)の搬送終端部で前記苗搬送部材(2)に苗を案内し、このシュータ(14)の両側の幅方向案内部(14a,14b)の一方を傾斜して案内幅を下方に狭く形成したことから、搬送終端部で苗投入装置(11)から落下しなかった苗を作業者が回収できるので、苗が苗投入装置(11)の下方に落下することが防止され、余分な苗の消費が防止される。
また、両側の幅方向案内部(14a,14b)の傾斜側に苗の葉部を対応させることにより、苗の根部を下方に向けて苗搬送部材(2)に投入することができるので、苗の供給姿勢が適切になる。
請求項に係る発明は、請求項1からのいずれか1項に係る発明の効果に加え、苗押さえ部材(15)を設けたことにより、苗搬送部材(2)に落下する苗から確実に分離することができるので、苗投入装置(11)の搬送終端部で後続の苗が苗搬送部材(2)に落下し、複数の苗が植え付けられることが防止される。
また、苗落とし部材(16)を設けたことにより、搬送終端部で苗を搬送無端帯(11b)から引き剥すことができるので、苗搬送部材(2)に投入されないまま搬送無端帯(11b)に搬送され、落下する苗の発生が防止される。
請求項に係る発明は、請求項に係る発明の効果に加え、苗供給フレームの上部に苗投入装置(11)を設け、苗搬送部材(2)の移動方向を時計回り方向としたことにより、シュータ(14)による苗の案内方向を苗搬送部材(2)の移動方向に合わせることができるので、苗の引継が安定する。
歩行型移植機の構成例の平面図 苗投入装置の拡大平面図 苗投入装置の正面図 苗投入装置の側面図 苗搬送時の苗投入装置の平面図 苗置台装着状態の作業座席の正面図 苗置台(左側)の分解斜視図
上記技術思想に基づいて具体的に構成された実施の形態について以下に図面を参照しつつ説明する。なお、説明においては、作業機の前進方向Fを基準に、前後、左右と云う。
移植機1は、歩行型移植機の構成例について、その全体構成の平面図を図1に示すように、左右の後輪R,Rおよび前輪F,Fと後端部の操縦ハンドルHとを備えて圃場走行可能な機体に、後方向きの作業座席21と、野菜苗を受ける複数の収容カップ等の苗搬送部材2を周回移動させつつ所定位置で苗を落下させる苗供給装置3と、この苗供給装置3の下方で苗を受けて圃場に植付ける苗植付装置4等を備えて構成され、苗供給装置3には、苗搬送部材2の周回内部に苗投入装置11を設ける。
苗投入装置11は、格子配列の整列用保持突起11pを設けた搬送無端帯である搬送ベルト11bの搬送始端側を凹状に屈曲した貯留部12として多数苗を投入可能とし、また、終端側を整列搬送部13として貯留部12から苗を整列搬送して苗搬送部材2に投入可能に構成する。
詳細には、苗投入装置11の拡大平面図、正面図、側面図を順に図2〜図4に示すように、貯留部12は、搬送ベルト11bを周回支持する搬送始端の回転体である第一ローラ12aと、隣接の回転体である第二ローラ12bとの間に大径の案内回転体である案内輪12g,12gを搬送ベルト11bの両側縁を凹状に周回案内可能に構成する。また、搬送ベルト11bは、苗搬送部材2とのタイミング変動を避けるために、搬送終端側を搬送駆動する。
貯留部12は、苗を搬送時の苗投入装置の平面図を図5に示すように、ローラ12a,12bと案内輪12g,12gで囲まれた凹部によって大容量収容部を形成し、搬送ベルト11bに沿って貯留苗が回転されることにより、苗相互の絡みがほぐされて整列搬送部13に引き上げられ、このとき、整列用保持突起11pの前後間距離と高さを苗の軸茎寸法相当に形成することによって苗が一本ずつ分離保持され、また、搬送ベルト11bの表面を手で撫でることで、苗の重なりを解消することができる。
第二ローラ12bは、案内輪12g,12gの支軸Cに設けたアームA,Aによって支持高さを変更可能に構成し、整列搬送部13の始端高さに応じてその搬送量を調節することができる。
整列搬送部13は、整列状況の確認および手直しができるように搬送距離を長く構成し、また、重なった苗が崩れて貯留部12に戻るように搬送線を上り傾斜に構成し、その搬送終端部には、投下された苗を受けるシュータ14を設ける。
シュータ14は、案内幅を規制する幅方向案内部14a,14bを設け、苗の葉側を受ける機体後部側を傾斜して案内幅を絞ることにより、苗の根側を下にした縦姿勢で苗搬送部材2に案内可能に構成する。
また、搬送終端位置で苗の軸茎部を一時的に拘束保持して投下位置の先行苗との分離を確実にするための苗押さえ部材として押圧ローラ15を設け、さらに、搬送終端の苗の投下位置で搬送ベルト11bから苗を分離して落下させるスクレーパ等の苗落とし部材16を設けることにより、苗搬送部材2への投入タイミングの安定化が可能となる。
苗投入装置11と苗供給装置3との組み合わせは、苗搬送部材2の周回方向を時計周りとし、その右側端位置で苗搬送部材2に苗投入装置11から苗を投入し、苗を受けた苗搬送部材2が、その後、作業者の直近位置を通過して植付位置に周回するように構成することにより、シュータ14によって苗が案内される方向が苗搬送部材2の移動方向と揃うことから、投入苗の受け渡しが安定化される上に、苗搬送部材2の苗の状況確認と修正が可能となり、また、苗投入装置11の整列搬送部13による投入前の苗の状況確認と修正を合わせることにより、投入作業負荷の軽減と植付け精度の向上が可能となる。
(座席+苗置台)
次に、座席装着苗置台について説明する。
作業座席21は、苗置台装着状態の作業座席の正面図を図6に示すように、左右のコンテナ用フレーム22,22にセルトレイ用の苗置台23,23を後付け可能に構成する。
左右それぞれ(図例は左側)の苗置台23は、その分解斜視図を図7に示すように、三段構成の棚フレーム24に接続部材25を取付け、この接続部材25を作業座席21のコンテナ用フレーム22に支持可能に構成する。
接続部材25は、コンテナ用フレーム22に装着する取付板26と、棚フレーム24に取付ける支持フレーム27とからなる一体構成物である。
取付板26は、コンテナ用フレーム22の先端の傾斜部22aを外側に突き出して固定するための穴26aまたは切欠を上部に形成し、また、コンテナ用フレーム22の下部を内側から2段の固定プレート26bで挟みつけ、それぞれの外側の溶接ナットにより、外側から所定長さの取付けボルトで座席内側の出っ張りを抑えて固定可能に構成する。
支持フレーム27は、低コストの角パイプをメインフレームとして取付板26の外側に直立姿勢に設けて予備苗姿勢を安定化させ、共通の取付けピッチで棚フレーム24に取付ける。
上記構成の接続部材25を準備することにより、作業座席21の左右のコンテナ用フレーム22,22にセルトレイ用の苗置台23,23を後付け装着することが可能となる。
(技術的ポイント)
上記構成の移植機について、その技術的ポイントをまとめると、以下のとおりである。
苗供給装置3は、苗搬送部材2に苗を投入する苗投入装置11を備え、この苗投入装置11は、苗を貯留する貯留部12と、この貯留部12から苗を整列して搬送投入する整列搬送部13とから構成することにより、貯留部12に貯留した苗を整列搬送部13によって整列搬送し、苗搬送部材2に投入することから、苗を一つ一つ苗搬送部材に投入する作業が不要となるので、作業者の労力が軽減され、また、複数苗が絡まっていても、整列搬送部13で手作業で一本ずつ搬送されるように調整したり、移植に適さない苗を選別したりする作業ができるので、苗の植付精度が向上する。
苗投入装置11は、搬送無端帯11bによって搬送構成し、この搬送無端帯11bの搬送始端側に凹状に搬送案内する案内回転体12gを設けて貯留部12を形成し、かつ、搬送無端帯11bの搬送終端側を傾斜して上昇搬送可能に整列搬送部13を形成することにより、貯留部12に投入された苗が揉みほぐされつつ整列搬送部13に移動され、搬送終端側に向かう上方傾斜姿勢の整列搬送部13により、複数の苗が重なり合って搬送されていても、傾斜により落下して分散状態で終端側から投下され、余分な苗の消費が抑えられ、また、整列搬送部13の移動距離を長くすることにより、苗の重なり合いを解消する作業や移植に適さない苗の除去作業が行いやすく、苗の植付精度が向上する。
貯留部12は、苗投入装置11の搬送始端部の第1回転体12aと、整列搬送部13の始端部の第2回転体12bとの間で搬送無端帯11bの両側縁表面を凹状に案内可能に支持するとともに、案内回転体12gの支軸Cに設けた調節アームAによって第2回転体12bを上下回動可能に支持したことから、第2回転体12bの位置を変更することにより、整列搬送部13の始端側の高さを調節することができるので、苗の量や種類等の条件に合わせて整列搬送部13から貯留部12への苗の戻りやすさを調節することができ、作業能率が向上する。
搬送無端帯11bには、苗を保持する複数の保持突起11pを苗の軸茎相当の搬送方向間隔で備えることにより、保持突起11pの間に苗を一つずつ保持することができるので、重なり合った苗が整列搬送部13の傾斜によって貯留部12に戻りやすくなり、複数の苗が同じ苗搬送部材2に投入されることが防止される。
また、一つの苗が整列搬送部13の傾斜によって貯留部12側に転がることを防止できるので、苗供給装置3に苗が投入されなくなることが防止され、苗の植え付けが行われない箇所の発生が防止される。
苗投入装置11の搬送終端部に、苗搬送部材2に苗を案内するシュータ14を設け、このシュータ14の両側部の幅方向案内部14a,14bの一方を傾斜して案内幅を下方に狭く形成したことから、搬送終端部で苗投入装置11から落下しなかった苗を作業者が回収できるので、苗が苗投入装置11の下方に落下することが防止され、余分な苗の消費が防止される。
また、両側の幅方向案内部14a,14bの傾斜側に苗の葉部を対応させることにより、苗の根部を下方に向けて苗搬送部材2に投入することができるので、苗の供給姿勢が適切になる。
苗投入装置11の搬送終端部に苗を押さえる苗押さえ部材15を設け、この苗押さえ部材15は、苗投入装置11の搬送幅よりも短く構成したことから、苗搬送部材2に落下する苗から確実に分離することができるので、苗投入装置11の搬送終端部で後続の苗が苗搬送部材2に落下し、複数の苗が植え付けられることが防止される。
また、苗の落下位置に苗落とし部材16を設けたことにより、搬送終端部で苗を搬送無端帯11bから引き剥すことができるので、苗搬送部材2に投入されないまま搬送無端帯11bに搬送され、落下する苗の発生が防止される。
苗供給装置3は、機体の車幅方向に長手方向を有する苗供給フレームの外周部に苗搬送部材2を平面視で時計回りに周回支持し、苗供給フレームの上部に苗投入装置11を配置し、搬送無端帯11bの搬送方向を車幅方向とすることにより、シュータ14による苗の案内方向を苗搬送部材2の移動方向に合わせることができるので、苗の引継を安定化することができる。
苗供給装置3の機体前側に、作業者が搭乗する作業座席21を設けたことにより、作業者は苗投入装置11で搬送中の苗と、苗供給装置3で搬送中の苗を同時に視界に入れることができるので、投入前の苗の状態や、苗搬送部材2に苗が入っているか等を判別しやすくなり、複数の苗が投入されたまま苗が植え付けられる箇所や、苗が植え付けられない箇所の発生が防止される。
1 移植機
2 苗搬送部材(収容カップ)
3 苗供給装
苗植付装置
11 苗投入装置
11b 搬送無端帯(搬送ベルト)
11p 保持突起
12 貯留部
12a 回転体(ローラ)
12b 回転体(ローラ)
12g 案内回転体(案内輪)
13 整列搬送部
14 シュータ
14a 幅方向案内部
14b 幅方向案内部
15 苗押さえ部材(ローラ)
16 苗落とし部材(スクレーパ)
21 作業座席
A 調節アーム
C 支軸

Claims (5)

  1. 野菜苗を受ける複数の苗搬送部材(2)を周回移動させつつ所定位置で開放して苗を落下させる苗供給装置(3)と、この苗供給装置(3)から苗を受けて圃場に植え付ける苗植付装置(4)とを圃場走行する走行車体に設けた移植機において、
    苗供給装置(3)は、苗搬送部材(2)に苗を投入する苗投入装置(11)を備え、
    この苗投入装置(11)は、苗を貯留する貯留部(12)と、この貯留部(12)から苗を整列して搬送投入する整列搬送部(13)とからなり、
    搬送無端帯(11b)によって搬送構成し、この搬送無端帯(11b)の搬送始端側に凹状に搬送案内する案内回転体(12g)を設けて貯留部(12)を形成し、かつ、搬送無端帯(11b)の搬送終端側を傾斜して上昇搬送可能に整列搬送部(13)を形成し、
    貯留部(12)は、苗投入装置(11)の搬送始端部の第1回転体(12a)と、整列搬送部(13)の始端部の第2回転体(12b)との間で搬送無端帯(11b)の両側縁表面を凹状に案内可能に支持するとともに、案内回転体(12g)の支軸(C)に設けた調節アーム(A)によって第2回転体(12b)を上下回動可能に支持したことを特徴とする移植機。
  2. 搬送無端帯(11b)には、苗を保持する複数の保持突起(11p)を苗の軸茎相当の搬送方向間隔で備えることを特徴とする請求項1に記載の移植機。
  3. 苗投入装置(11)の搬送終端部に、苗搬送部材(2)に苗を案内するシュータ(14)を設け、このシュータ(14)の両側部の幅方向案内部(14a,14b)の一方を傾斜して案内幅を下方に狭く形成したことを特徴とする請求項1または2に記載の移植機。
  4. 苗投入装置(11)の搬送終端部に苗を押さえる苗押さえ部材(15)を設け、この苗押さえ部材(15)は、苗投入装置(11)の搬送幅よりも短く構成し、苗の落下位置には、搬送無端帯(11b)から苗を落下させる苗落とし部材(16)を設けたことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の移植機。
  5. 苗供給装置(3)は、機体の車幅方向に長手方向を有する苗供給フレームの外周部に苗搬送部材(2)を平面視で時計回りに周回支持し、苗供給フレームの上部に苗投入装置(11)を配置し、搬送無端帯(11b)の搬送方向を車幅方向としたことを特徴とする請求項に記載の移植機。
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