JP6627524B2 - トレッド貼付け装置 - Google Patents
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Description
トレッド成形サービサーを用いてシート状のトレッドゴム部材を成形ドラムに供給することにより、前記成形ドラム上に成形されたタイヤケースに前記トレッドゴム部材を貼り付けるトレッド貼付け装置であって、
前記トレッド成形サービサーのトレッドゴム部材積載部の両側縁部が、前記トレッドゴム部材積載部の中央部よりも上方となるように形成されていることを特徴とするトレッド貼付け装置である。
前記トレッドゴム部材積載部が、前記トレッドゴム部材積載部の両側縁部が前記トレッドゴム部材積載部の中央部よりも上方となるように円弧状に湾曲して形成されており、その曲率半径が500〜1000mmであることを特徴とする請求項1に記載のトレッド貼付け装置である。
前記トレッドゴム部材積載部の中央部が平坦に形成されていると共に、
前記トレッドゴム部材積載部の両側縁から中央側に向けて500〜800mmの位置を起点にして、幅方向の外方へ向けて所定の傾斜角度で立ち上がる傾斜面が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のトレッド貼付け装置である。
前記傾斜面の傾斜角が、20°以上であることを特徴とする請求項3に記載のトレッド貼付け装置である。
本発明に係るトレッド貼付け装置は、トレッド成形サービサーを用いてシート状のトレッドゴム部材を成形ドラムに供給することにより、成形ドラム上に成形された複数種類のゴムシートからなるタイヤケースにトレッドゴム部材を貼り付ける点においては、従来のトレッド貼付け装置と同様である。
以下、本発明を実施の形態に基づき、図面を用いて説明する。
図3は本発明の第2の実施の形態に係るトレッド貼付け装置におけるトレッド成形サービサーのトレッドゴム部材積載部の断面形状を説明する図である。
(1)実施例1〜実施例3
図2に示すようなトレッドゴム部材積載部4の上面5が所定の曲率半径Rで湾曲しているトレッド貼付け装置を用い、図4に示すような断面のトレッドゴム部材Tを成形ドラム上のタイヤケースに貼り付けて、サイズ185/65R15のスノータイヤを作製した(N=500)。なお、実施例1〜実施例3は、表1に示すように上面5の曲率半径Rがそれぞれ異なっている。
トレッドゴム部材積載部の上面が平坦な従来のトレッド貼付け装置を用いたことを除いて、実施例1〜実施例3と同じ条件でタイヤを作製した。
(1)貼り付け不良の有無
作製された各タイヤについて、トレッドゴム部材の中央部における貼り付け不良の発生の有無について目視にて観察した。結果を表1に示す。
作製された各タイヤにA/UT(エア/アンダートレッド)が発生しているか否かを測定して、A/UTの発生率を算出した。結果を表1に示す。
2 トレッド成形サービサー
3 成形ドラム
4 トレッドゴム部材積載部
5 上面
5a トレッドゴム部材積載部の両側縁部
5b トレッドゴム部材積載部の中央部
L 傾斜面が形成されている領域
R 曲率半径
T トレッドゴム部材
T1 トレッドゴム部材の両側縁部
T2 トレッドゴム部材の中央部
θ 傾斜角度
Claims (4)
- トレッド成形サービサーを用いてシート状のトレッドゴム部材を成形ドラムに供給することにより、前記成形ドラム上に成形されたタイヤケースに前記トレッドゴム部材を貼り付けるトレッド貼付け装置であって、
前記トレッド成形サービサーのトレッドゴム部材積載部の両側縁部が、前記トレッドゴム部材積載部の中央部よりも上方となるように形成されていることを特徴とするトレッド貼付け装置。 - 前記トレッドゴム部材積載部が、前記トレッドゴム部材積載部の両側縁部が前記トレッドゴム部材積載部の中央部よりも上方となるように円弧状に湾曲して形成されており、その曲率半径が500〜1000mmであることを特徴とする請求項1に記載のトレッド貼付け装置。
- 前記トレッドゴム部材積載部の中央部が平坦に形成されていると共に、
前記トレッドゴム部材積載部の両側縁から中央側に向けて500〜800mmの位置を起点にして、幅方向の外方へ向けて所定の傾斜角度で立ち上がる傾斜面が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のトレッド貼付け装置。 - 前記傾斜面の傾斜角が、20°以上であることを特徴とする請求項3に記載のトレッド貼付け装置。
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