JP6623528B2 - リチウムイオン二次電池 - Google Patents

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Description

本発明は、未塗工部を有する電極を備えたリチウムイオン二次電池に関する。
EV(Electric Vehicle)やPHV(Plug in Hybrid Vehicle)などの車両には、原動機となる電動機への供給電力を蓄える蓄電装置としてリチウムイオン電池などの二次電池が搭載されている。この種の二次電池は、正極の電極と負極の電極を備え、両電極の間をセパレータで絶縁し、積層して層状とした積層型の電極組立体を有する(例えば、特許文献1参照)。
積層型の電極組立体の製造時には、製造された各極の電極は、製造テーブルから各電極の収納部に搬送され、収納される。その後、収納部に収納された各極の電極、及びセパレータが積層テーブルで積層され、電極組立体が形成される。積層型の電極組立体は、リチウムイオンの析出を抑制するため、正極の活物質層の全面が負極の活物質層に対向していることが好ましい。このため、電極組立体の積層時には、各電極は各収納部の所定位置から積層テーブルに向けて搬送され、積層テーブルの所定位置で積層されるのが好ましい。このため、収納部や積層テーブルでは、各電極は、例えば電極の隣り合う二つの辺を位置決め部材に接触させて所定位置に位置決めされる。
特開平9−120836号公報
ところで、正極と負極の電極のうち、活物質の脱離しやすい活物質層を備えた電極においては、電極の位置決めの際に活物質層が位置決め部材に接触すると、活物質が活物質層から脱離してしまう虞がある。脱離した活物質が電極に付着したまま電極組立体が製造され、二次電池が製造されると、脱離した活物質が短絡の原因となり好ましくない。そこで、電極の辺に沿って活物質層を設けず、金属箔を露出させたままとして電極に未塗工部を設けることが考えられる。しかし、未塗工部を有する電極とすると、電極を位置決め部材に接触させたとき、未塗工部が折れ曲がる等して位置決め精度が低下してしまう。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、電極の位置決めの際の活物質の脱離を抑制しつつ位置決め精度の低下も抑制することができるリチウムイオン二次電池を提供することにある。
上記問題点を解決するためのリチウムイオン二次電池は、異なる極性の電極を、両者の間をセパレータで絶縁した状態で積層して構成された電極組立体と、前記電極組立体を収容したケースと、を有し、前記電極は、シート状の金属箔と、該金属箔の表面に存在する活物質層と、前記金属箔の一辺の一部から突出した形状のタブと、を有し、異なる極性の電極のうち、前記活物質層から活物質の脱離しやすい一方の電極を第1の電極、他方の電極を第2の電極とすると、前記第1の電極は、前記タブの存在する辺以外の少なくとも一辺に沿って存在し、かつ前記活物質層が存在せずに前記金属箔の露出した未塗工部を有するとともに、前記未塗工部の表面を覆うセラミック層を備え、前記第1の電極は負極電極であり、前記第2の電極は正極電極であり、前記金属箔において、前記タブが設けられた辺とその対辺とを一対の長辺とし、前記一対の長辺を繋ぐ一対の辺を一対の短辺とすると、前記負極電極の一対の長辺、前記正極電極の一対の長辺より長く設定され、前記負極電極の一対の短辺は、前記正極電極の一対の短辺より長く設定され、前記負極電極が有する前記活物質層は、前記正極電極が有する前記活物質層の全面を覆う大きさに設定されており、前記セラミック層は、前記負極電極が有する前記活物質層の側縁から前記未塗工部を構成する露出された前記金属箔の縁部に至るまでの前記未塗工部の表面及び前記負極電極が有する前記活物質層の表面を覆っていることを要旨とする。
これによれば、例えば、電極組立体の製造過程の中で、第1の電極及び第2の電極は、製造後に収納部に収納されたり、積層場所で積層されたりする。第1の電極を収納部に収納する際や、積層場所で積層される際、第1の電極は、タブの存在する辺以外の辺を位置決め部材に接触させて位置決めされる。
位置決め部材が接触する辺は未塗工部であり、セラミック層で覆われている。このため、活物質層に位置決め部材が接触することはなく、接触に伴って活物質層から活物質が脱離することが抑制される。また、未塗工部はセラミック層で覆われることによって補強されている。したがって、第1の電極を位置決めする際に、未塗工部が折れ曲がったりすることが抑制され、折れ曲がり等を原因とした位置ずれが抑制される結果、第1の電極の位置決め精度の低下を抑制することができる。
また、リチウムイオン二次電池について、第1の電極の金属箔が銅箔、活物質が黒鉛の場合には、活物質層から活物質が脱離しやすい。よって、第1の電極を負極とすることで、活物質層から活物質が脱離しやすい電極であっても、活物質の脱離を抑制することができる。
また、リチウムイオン二次電池について、前記セラミック層は、前記負極電極が有する前記活物質層の表面を覆っている。
これによれば、電極組立体の内部温度が上昇し、セパレータが溶融しても、セラミック層によって、異なる極性の活物質層同士を絶縁した状態を維持できる。
また、リチウムイオン二次電池について、前記未塗工部は、前記負極電極の辺のうち前記タブの存在する辺の対辺に存在するのが好ましい。
これによれば、第1の電極、セパレータ、及び第2の電極を積層して電極組立体を製造するため、それらを箱状の積層治具内に落とし込む場合、第1の電極及び第2の電極はタブの対辺側から積層治具内に落とし込まれる。このとき、第1の電極において、タブの対辺に未塗工部が存在し、その未塗工部がセラミック層によって覆われ、補強されているため、第1の電極を落とし込んだ際に未塗工部が折れ曲がることが抑制される。さらには、電極組立体としてケース内に収容されている状態において、第1の電極の自重により未塗工部が折れ曲がることが抑制され、第1の電極の活物質層と、第2の電極の活物質層とが対峙した状態を維持できる。
また、リチウムイオン二次電池について、前記未塗工部は、前記金属箔の全ての辺に存在するのが好ましい。
これによれば、第1の電極の全ての辺に未塗工部が存在することから、第1の電極の製造過程の中で活物質層は切断されていない。このため、活物質層を切断することによる活物質の脱離が発生しない。
また、リチウムイオン二次電池について、前記正極電極は、袋状の前記セパレータに収納されており、袋状の前記セパレータは、前記正極電極を挟んで対峙する一対のセパレータ部材を有し、一対のセパレータ部材同士は、前記正極電極の面に沿う方向に沿って、前記正極電極の全ての辺よりも突出したはみ出し部同士で溶着されていてもよい。
これによれば、負極の第1の電極と、正極の第2の電極とは、正極の活物質層の全面が負極の活物質層に対峙していることが好ましい。第2の電極を袋状のセパレータに収納することで、はみ出し部で囲まれた位置に第2の電極を配置し、第2の電極の活物質層を第1の電極の活物質層に対峙させることができる。
本発明によれば、電極の位置決めの際の活物質の脱離を抑制しつつ位置決め精度の低下も抑制することができる。
実施形態の蓄電装置を示す斜視図。 電極組立体の構成要素を示す分解斜視図。 (a)は負極電極を示す断面図、(b)は袋状セパレータに収納された正極電極を示す断面図。 ケースの底側を示す部分断面図。 負極電極を位置決めした状態を示す平面図。 正極電極を位置決めした状態を示す平面図。 電極組立体の製造を示す図。 セラミック層の別例を示す部分断面図。 セラミック層の別例を示す部分断面図。 セラミック層の別例を示す平面図。 積層テーブルで電極組立体を製造した状態を示す平面図。
以下、蓄電装置を二次電池に具体化した一実施形態を図1〜図7にしたがって説明する。
図1に示すように、二次電池10は、外郭を構成する金属製のケース11を備える。ケース11は、一面に開口部を備える有底直方体状のケース本体12と、開口部を塞ぐ蓋体13とを備えている。ケース11には、電極組立体14及び電解質としての電解液(図示略)が収容されている。二次電池10はリチウムイオン二次電池である。
図2に示すように、電極組立体14は、第1の電極としての複数の負極電極24と、袋状セパレータ27に収納された第2の電極としての複数の正極電極21と、が交互に積層された積層型である。正極電極21と負極電極24は異なる極性の電極である。正極電極21は、矩形シート状の正極金属箔(本実施形態ではアルミニウム箔)22と、その正極金属箔22の両面に設けられた矩形状の正極活物質層23と、を有する。正極金属箔22の両面の正極活物質層23は、同じ平面形状及び同じ厚みであり、かつ正極金属箔22を挟んで互いに対向している。
正極活物質層23は、正極活物質、導電助剤、バインダ、及び溶媒を含む活物質合剤から形成されている。正極活物質としては、限定されないが、リチウム含有酸化物等が好ましく用いられる。具体例としてはリチウムマンガン酸化物、リチウムニッケル酸化物、リチウムコバルト酸化物、リチウム鉄酸化物等の、リチウムイオン二次電池の正極活物質に用いられている化合物等が挙げられる。また、正極活物質として金属リチウム、硫黄などを用いることもできる。これらは1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用して用いてもよい。
バインダとしては、限定されないが、例えば、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等のフッ素系ポリマー、スチレンブタジエンゴム(SBR)等のゴム、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリアミドイミドシリカハイブリッド等のイミド系ポリマー、アルコキシルシリル基含有樹脂、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、ポリイタコン酸などが挙げられる。また、バインダとしては、アクリル酸と、メタクリル酸、イタコン酸、フマル酸、マレイン酸などの酸モノマーとの共重合物を用いることもできる。これらは1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用して用いてもよい。
導電助剤は、限定されないが、例えば、カーボンナノファイバー、アセチレンブラック、カーボンブラック、グラファイト、ケッチェンブラック等が挙げられる。これらは1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用して用いてもよい。
溶媒としては、二次電池の製造時に用いられる溶媒を使用でき、限定されないが、有機溶媒であるN−メチル−2−ピロリドン(NMP)、メタノール、メチルイソブチルケトン(MIBK)等を使用することができる。なお、これらは1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用して用いてもよい。
図2及び図3(b)に示すように、正極電極21は、正極金属箔22の第1の辺22aに沿って、正極活物質層23が設けられず、正極金属箔22が露出した正極未塗工部22eを有する。そして、正極電極21において、第1の辺22aの一部には、正極タブ31が突出する状態に設けられている。なお、正極タブ31は、第1の辺22aからの突出方向に沿って一定幅で延びている。正極電極21において、正極タブ31が設けられた第1の辺22aの対辺となる長辺を第2の辺22bとする。また、正極電極21において、第1の辺22aと第2の辺22bを繋ぐ一対の辺(短辺)のうち、一方の短辺を第3の辺22cとし、他方の辺を第4の辺22dとする。
負極電極24は、矩形シート状の負極金属箔(本実施形態では銅箔)25と、その負極金属箔25の両面に設けられた矩形状の負極活物質層26と、負極活物質層26の表面及び負極金属箔25の一部を覆うセラミック層29と、を有する。負極金属箔25の両面の負極活物質層26は、同じ平面形状及び同じ厚みである。
負極活物質層26は、負極活物質、導電助剤、バインダ、及び溶媒を含む活物質合剤から形成されている。負極活物質としては、限定されないが、黒鉛等のカーボン、金属化合物、SiOx等の金属酸化物、ホウ素添加炭素等を挙げることができる。負極活物質としては、さらに炭素系粒子を含むことが好ましい。この炭素系粒子としては、天然黒鉛、人造黒鉛、コークス、メソフェーズ炭素、気相成長炭素繊維、ピッチ系炭素繊維、PAN系炭素繊維などが挙げられるが、緩衝性能に優れる黒鉛が好ましい。
バインダとしては、限定されないが、例えば、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等のフッ素系ポリマー、スチレンブタジエンゴム(SBR)等のゴム、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリアミドイミドシリカハイブリッド等のイミド系ポリマー、アルコキシルシリル基含有樹脂、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、ポリイタコン酸などが挙げられる。また、バインダとしては、アクリル酸と、メタクリル酸、イタコン酸、フマル酸、マレイン酸などの酸モノマーとの共重合物を用いることもできる。これらは1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用して用いてもよい。
導電助剤は、限定されないが、例えば、カーボンナノファイバー、アセチレンブラック、カーボンブラック、グラファイト、ケッチェンブラック等が挙げられる。これらは1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用して用いてもよい。溶媒としては、二次電池の製造時に用いられる溶媒を使用でき、限定されないが、水、N−メチル−2−ピロリドン(NMP)、メタノール、メチルイソブチルケトン(MIBK)等を使用することができる。なお、これらは1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用して用いてもよい。
本実施形態では、負極活物質層26の方が、正極活物質層23と比べて、活物質が脱離しやすい。活物質の脱離とは、負極活物質層26や正極活物質層23が後述の位置決め部材に接触したときや切断されたときのように、衝撃を受けた際に各活物質層23,26から活物質が剥がれ落ちることである。
図5に示すように、負極電極24において、第1の辺25aの一部には、負極タブ32が突出する状態に設けられている。なお、負極タブ32は、第1の辺25aからの突出方向に沿って一定幅で延びている。負極電極24において、負極タブ32が設けられた第1の辺25aの対辺となる長辺を第2の辺25bとする。また、負極電極24において、第1の辺25aと第2の辺25bを繋ぐ一対の辺(短辺)のうち、一方の辺を第3の辺25cとし、他方の辺を第4の辺25dとする。負極電極24は、第1〜第4の辺25a〜25dに沿って、負極活物質層26の存在しない負極未塗工部25eを有する。よって、負極未塗工部25eは、負極活物質層26を囲む四角環状である。負極未塗工部25eは、第1〜第4の辺25a〜25dに沿って一定幅である。
図2及び図3(a)に示すように、セラミック層29は、負極活物質層26の全面、第1〜第4の辺25a〜25dに平行な負極活物質層26の側縁、及び負極未塗工部25eの両方の表面を覆っている。セラミック層29は、負極活物質層26の表面から、第1〜第4の辺25a〜25dに至るまで負極電極24の全面を覆っている。
負極電極24の厚みのうち、第1〜第4の辺25a〜25dに沿う縁部での厚みは、負極未塗工部25eの厚みと、負極未塗工部25eを両面から覆うセラミック層29の厚みの和である。よって、負極電極24において、第1〜第4の辺25a〜25dに沿う縁部が負極未塗工部25eだけで構成されている場合と比べると、セラミック層29によって厚みが増し、補強されている。
セラミック層29は、電気的絶縁性を有するコート材としてのセラミック粒子と樹脂製のバインダで構成される。この実施形態におけるセラミック粒子はアルミナ粒子である。コート材は、アルミナ粒子の他に例えば他の金属酸化物や金属窒化物であってもよい。そして、セラミック層29は、セラミック粒子をバインダで結着して構成されており、硬度も高いことから負極未塗工部25eの強度が高められている。
図2に示すように、正極電極21及び負極電極24において、負極活物質層26の隣り合う二辺の各辺の長さ(長辺に沿う長さ及び短辺に沿う長さ)は、正極活物質層23の隣り合う二辺の各辺の長さ(長辺に沿う長さ及び短辺に沿う長さ)よりも長く設定されている。負極活物質層26は、正極活物質層23の全面を覆うことが可能な大きさに設定されている。また、負極電極24の第1の辺25a及び第2の辺25bの長さは、正極電極21の第1の辺22aと第2の辺22bの長さより長く設定されている。さらに、負極電極24の第3の辺25cと第4の辺25dの長さは、正極電極21の第3の辺22cと第4の辺22dの長さより長く設定されている。つまり、負極電極24の平面視でのサイズは、正極電極21の平面視でのサイズより一回り大きい。
次に、正極電極21を収納した袋状セパレータ27について説明する。
袋状セパレータ27において、正極電極21の第1の辺22aに沿って延びる一辺(長辺)を第1の辺27aとし、第1の辺27aの対辺で、かつ正極電極21の第2の辺22bに沿って延びる辺(長辺)を第2の辺27bとする。また、袋状セパレータ27において、第1の辺27aと第2の辺27bを繋ぎ、かつ正極電極21の第3の辺22cに沿って延びる辺(短辺)を第3の辺27cとし、第4の辺22dに沿って延びる辺(短辺)を第4の辺27dとする。
袋状セパレータ27は、一対のセパレータ部材28を熱溶着によって接合して袋状に形成されている。一対のセパレータ部材28は、互いに対峙している。また、一対のセパレータ部材28は、正極電極21の両面を覆う大きさで、かつ同一の大きさの矩形状である。袋状セパレータ27は、一対のセパレータ部材28で形成された収納部28aを有し、この収納部28aに正極電極21が収納されている。一対のセパレータ部材28は、正極電極21の面に沿う方向に沿って、第1〜第4の辺22a〜22dからはみ出した、はみ出し部30を備える。袋状セパレータ27は、互いに対峙するはみ出し部30同士を熱溶着して形成されている。
負極電極24と、袋状セパレータ27に収納された正極電極21とは、正極タブ31が積層方向に沿って列状に配置され、且つ正極タブ31と重ならない位置にて負極タブ32が積層方向に沿って列状に配置されるように積層される。正極タブ31及び負極タブ32は、電極組立体14における積層方向の一端から他端までの範囲内で集められている。正極タブ31が重なっている箇所を溶接することによって各正極タブ31が電気的に接続されるとともに、正極タブ31には正極端子43(図1参照)が電気的に接続されている。同様に、各負極タブ32が重なっている箇所を溶接することによって各負極タブ32が電気的に接続されるとともに、負極タブ32には負極端子46(図1参照)が溶接されている。
図4に示すように、電極組立体14は、負極電極24の第2の辺25b、及び袋状セパレータ27の第2の辺27bがケース本体12の内底面に支持される状態でケース11内に収容されている。また、図示しないが、負極電極24の第3の辺25cと第4の辺25d、及び袋状セパレータ27の第3の辺27cと第4の辺27dがケース本体12の短側壁の内面に対峙する状態でケース11内に収容されている。
次に、負極電極24の製造方法について説明する。
この実施形態での負極電極24の製造方法は、負極金属箔25を形成し得る、帯状金属箔の両面に活物質合剤の塗布と乾燥を行い、負極活物質層26を有する電極材料を形成する塗工工程と、電極材料の両面にセラミック層用合剤の塗布を行い、セラミック層29を形成するセラミック層形成工程とを含む。塗工工程では、活物質合剤が帯状金属箔の長手方向に沿って間欠的に塗布される。このため、帯状金属箔の長手方向に隣り合う活物質合剤の塗工部同士の間には、帯状金属箔の一部が露出している。また、帯状金属箔の短手方向においては、活物質合剤の塗工部よりも両外側に、帯状金属箔の一部が露出している。よって、活物質合剤の塗工部は、帯状金属箔によって囲まれている。セラミック層形成工程では、セラミック層用合剤は、負極活物質層26の全面、側縁、負極活物質層26を取り囲む帯状金属箔の両面を覆う状態に塗布される。
負極電極24の製造方法は、セラミック層29が形成された電極材料を負極電極24の形状に打ち抜く切断工程を含む。切断工程では、負極活物質層26を取り囲む帯状金属箔の部分がセラミック層29と共に切断され、負極活物質層26は切断されない。
次に、袋状セパレータ27に収納された正極電極21と、負極電極24とを積層して電極組立体14を製造する方法について作用とともに説明する。
まず、図5に示すように、製造された負極電極24は、図示しない製造テーブルから負極収納部40に搬送され、収納される。負極収納部40は、テーブル41を備える。また、負極収納部40は、テーブル41の載置面41a上に一対の位置決め部材42を備える。位置決め部材42は平面視L字状の板材である。一対の位置決め部材42は、載置面41a上の負極電極24を、その負極電極24の一つの対角線上に位置する一対の角部を外側から挟む位置に配置されている。一対の位置決め部材42のうち、一方の位置決め部材42は、負極電極24の第1の辺25aと第3の辺25cに沿って配置され、他方の位置決め部材42は、負極電極24の第2の辺25bと第4の辺25dに沿って配置される。
そして、一対の位置決め部材42の内側に負極電極24が収納されると、セラミック層29で補強された負極未塗工部25eに沿った第1〜第4の辺25a〜25dが位置決め部材42に接触し、その接触によって負極電極24が所定位置に位置決めされる。
また、図6に示すように、袋状セパレータ27に収納された正極電極21は、図示しない製造テーブルから正極収納部50に搬送され、収納される。正極収納部50は、テーブル51を備える。また、正極収納部50は、テーブル51の載置面51a上に一対の位置決め部材52を備える。位置決め部材52は平面視L字状の板材である。一対の位置決め部材52は、載置面51a上の袋状セパレータ27を、その袋状セパレータ27の一つの対角線上に位置する一対の角部を外側から挟む位置に配置されている。一対の位置決め部材52のうち、一方の位置決め部材52は、正極電極21を収納した袋状セパレータ27の第1の辺27aと第3の辺27cに沿って配置され、他方の位置決め部材52は、袋状セパレータ27の第2の辺27bと第4の辺27dに沿って配置される。そして、一対の位置決め部材52の内側に袋状セパレータ27が収納されると、袋状セパレータ27の第1〜第4の辺27a〜27dが位置決め部材52に接触し、その接触によって袋状セパレータ27が所定位置に位置決めされる。
次に、負極収納部40に収納された負極電極24、及び正極収納部50に収納された正極電極21を、積層治具を使用して積層する。
図7に示すように、積層治具55は、上面に開口を有する四角箱状である。積層治具55は、矩形板状の底壁56と、底壁56の一方の一対の側縁から立設された第1の位置決め部材57aと、底壁56の他方の一対の側縁から立設された第2の位置決め部材57bとを有する。一対の第1の位置決め部材57aの内面同士を最短距離で結ぶ直線の長さは、負極電極24の第2の辺25b及び袋状セパレータ27の第2の辺27bの長さより僅かに長い。一対の第2の位置決め部材57bの内面同士を最短距離で結ぶ直線の長さは、電極組立体14の積層方向に沿う寸法より若干長い。
そして、積層治具55内に負極電極24と、正極電極21を収納した袋状セパレータ27を第2の辺25b,27b側から交互に落とし込んでいく。すると、負極電極24及び袋状セパレータ27は、一対の第1の位置決め部材57aによって、第2の辺25b,27bに沿う方向への移動が規制されるとともに、底壁56によって下方への移動が規制される。このとき、負極電極24においては、セラミック層29で補強された負極未塗工部25eが底壁56の内面、及び第1の位置決め部材57aの内面に接触し、その接触により負極電極24が位置決めされる。その後、電極組立体14を形成するのに必要な枚数の負極電極24、及び正極電極21の収納された袋状セパレータ27が積層治具55に収納されると、電極組立体14が完成する。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)正極電極21と負極電極24のうち、活物質の脱離しやすい負極電極24に関し、負極活物質層26の周囲を取り囲む負極未塗工部25eを第1〜第4の辺25a〜25dに沿って設け、負極未塗工部25eはセラミック層29で補強されている。このため、負極電極24を負極収納部40や積層治具55で位置決めする際、負極活物質層26に位置決め部材42や積層治具55が接触することはない。よって、負極電極24の位置決めの際に負極活物質層26から活物質が脱離することが抑制される。その結果として、電極組立体14の製造において、脱離した活物質が電極組立体14内に混入することを抑制でき、脱離した活物質による短絡の発生を抑制することができる。
(2)負極電極24は、負極未塗工部25eを第1〜第4の辺25a〜25dに備え、負極未塗工部25eはセラミック層29で補強されている。このため、負極電極24を負極収納部40上で位置決め部材42によって位置決めする際や、積層治具55内で位置決めする際、負極未塗工部25eが折れ曲がる等しにくい。よって、負極収納部40で負極電極24を所定位置に精度良く位置決めでき、積層治具55でも負極電極24を所定位置に精度良く位置決めできる。
(3)負極電極24において、負極未塗工部25eの補強は、負極活物質層26のセラミック層29によって行われる。このため、負極活物質層26の保護のためにセラミック層29を設けるのに合わせて負極未塗工部25eの補強も行うことができる。したがって、負極未塗工部25eの補強のために、負極電極24の保護を行わない別部材を設ける場合と比べて負極電極24の製造が容易となり、しかも、製造コストも低減できる。
(4)負極電極24は、負極未塗工部25eを第1〜第4の辺25a〜25dに備える。このため、負極電極24の製造では、負極活物質層26を切断しておらず、負極活物質層26の切断に伴う活物質の脱離を抑制できる。
(5)負極電極24は、負極未塗工部25eを第1〜第4の辺25a〜25dに備える。そして、ケース11内では、負極電極24の第2の辺25bがケース本体12の内底面に支持されている。このとき、第2の辺25bはセラミック層29によって補強されている。このため、第2の辺25bが負極電極24の自重によって折れ曲がることが抑制される。その結果として、負極電極24における第2の辺25bと、正極電極21を収納した袋状セパレータ27の第2の辺27bとをケース本体12の内底面上で一致させることができ、正極活物質層23の全面に対し負極活物質層26が対峙した状態を維持できる。
(6)正極電極21は袋状セパレータ27に収納されている。袋状セパレータ27は、セパレータ部材28のはみ出し部30同士を溶着して形成されている。また、はみ出し部30の先端によって、袋状セパレータ27の第1〜第4の辺27a〜27dが形成され、ケース本体12の内底面には、袋状セパレータ27の第2の辺27bが支持されている。このため、第2の辺27bに沿うはみ出し部30によって、正極電極21をケース本体12の内底面から離して配置でき、正極活物質層23の全面を負極活物質層26に対峙させた状態を維持できる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 図8に示すように、セラミック層29の表面が負極電極24の全体で平坦面となるように、負極未塗工部25eに存在するセラミック層29の厚みと、負極活物質層26に存在するセラミック層29の厚みとを合わせてもよい。
○ 図9に示すように、ケース本体12の内面に対向配置されていない負極電極24において、負極未塗工部25eに存在するセラミック層29の厚みを、負極活物質層26の側縁から第1〜第4の辺25a〜25dに向かうにつれて徐々に増すようにし、セラミック層29を負極活物質層26の表面よりも突出させた構成としてもよい。このように構成した場合、厚みの増したセラミック層29には、袋状セパレータ27のはみ出し部30の溶着部が対峙するため、ケース11内において、負極電極24と袋状セパレータ27との干渉が発生せず、電極組立体14の積層方向への寸法が増加することもない。そして、このように構成すると、セラミック層29によって負極未塗工部25eをより一層、補強できる。
○ 負極未塗工部25eは、第2の辺25bだけに設けてもよい。この場合、負極収納部40での負極電極24の位置決めは、図10に示すように、第1の辺25aに沿い、かつ負極タブ32を挟む位置に配置された位置決め部材42と、第2の辺25bに沿って配置された位置決め部材42とで行う。
○ 正極電極と負極電極において、正極活物質層の方が負極活物質層よりも活物質が脱離しやすい場合には、正極電極を第1の電極とし、負極電極を第2の電極としてもよい。
そして、正極電極において、タブの存在する辺以外の少なくとも一辺に沿って未塗工部を設け、その未塗工部を覆うセラミック層を設けてもよい。
○ セラミック層29は、負極未塗工部25eだけを覆っており、負極活物質層26は覆っていなくてもよい。
○ セラミック層29で覆われた負極未塗工部25eは、負極タブ32の突出した第1の辺25a以外の辺のうち、位置決めのために位置決め部材42や積層治具55が接触する辺に合わせて設ければよい。
○ 電極組立体14の製造は、積層治具55内に負極電極24、及び正極電極21を収納した袋状セパレータ27を落とし込んで積層する方法以外で行ってもよい。例えば、図11に示すように、積層テーブル60の載置面60a上で負極電極24、及び正極電極21を収納した袋状セパレータ27を積層してもよい。この場合、積層テーブル60は、載置面60aに、位置決め部材としての位置決めピン61を複数備える。複数の位置決めピン61は、負極電極24及び袋状セパレータ27の外形線に沿って間隔を空けて配置されている。そして、積層テーブル60の載置面60a上では、複数の位置決めピン61の内側に、袋状セパレータ27に収納された正極電極21と、負極電極24とが交互に積層される。
○ 正極電極21は袋状セパレータ27に収納されていなくてもよい。この場合、正極電極21と負極電極24の間には、矩形シート状のセパレータが1枚ずつ介装される。
○ 負極電極24は、負極金属箔25の両面に負極活物質層26を有するとしたが、負極金属箔25の片面のみに負極活物質層26を有し、その負極活物質層26を覆うようにセラミック層29を有していてもよい。この場合、負極未塗工部25eは両面ともセラミック層29で覆われるのが好ましいが、負極活物質層26の存在する面のみセラミック層29で覆われていてもよい。
○ 実施形態の負極電極24において、負極未塗工部25eは一方の表面だけセラミック層29で覆われていてもよい。
○ 正極電極21は、正極金属箔22の両面に正極活物質層23を有するとしたが、正極金属箔22の片面のみに正極活物質層23を有していてもよい。
○ 蓄電装置は、二次電池10でなく、電気二重層キャパシタ等の他の蓄電装置に適用してもよい。
○ 二次電池10は、リチウムイオン二次電池であったが、これに限らず、他の二次電池であってもよい。要するに、正極活物質と負極活物質との間をイオンが移動するとともに電荷の授受を行うものであればよい。
10…蓄電装置としての二次電池、11…ケース、14…電極組立体、21…第2の電極としての正極電極、22…金属箔としての正極金属箔、22a…一辺としての第1の辺、23…活物質層としての正極活物質層、24…第1の電極としての負極電極、25…金属箔としての負極金属箔、25a…一辺としての第1の辺、25b…対辺としての第2の辺、25e…未塗工部としての負極未塗工部、26…活物質層としての負極活物質層、27…袋状セパレータ、28…セパレータ部材、29…セラミック層、30…はみ出し部、31…タブとしての正極タブ、32…タブとしての負極タブ。

Claims (5)

  1. 異なる極性の電極を、両者の間をセパレータで絶縁した状態で積層して構成された電極組立体と、
    前記電極組立体を収容したケースと、を有し、
    前記電極は、シート状の金属箔と、
    該金属箔の表面に存在する活物質層と、
    前記金属箔の一辺の一部から突出した形状のタブと、を有し、
    異なる極性の電極のうち、前記活物質層から活物質の脱離しやすい一方の電極を第1の電極、他方の電極を第2の電極とすると、
    前記第1の電極は、前記タブの存在する辺以外の少なくとも一辺に沿って存在し、かつ前記活物質層が存在せずに前記金属箔の露出した未塗工部を有するとともに、
    前記未塗工部の表面を覆うセラミック層を備え、
    前記第1の電極は負極電極であり、前記第2の電極は正極電極であり、
    前記金属箔において、前記タブが設けられた辺とその対辺とを一対の長辺とし、前記一対の長辺を繋ぐ一対の辺を一対の短辺とすると、
    前記負極電極の一対の長辺、前記正極電極の一対の長辺より長く設定され
    前記負極電極の一対の短辺は、前記正極電極の一対の短辺より長く設定され
    前記負極電極が有する前記活物質層は、前記正極電極が有する前記活物質層の全面を覆う大きさに設定されており、
    前記セラミック層は、前記負極電極が有する前記活物質層の側縁から前記未塗工部を構成する露出された前記金属箔の縁部に至るまでの前記未塗工部の表面及び前記負極電極が有する前記活物質層の表面を覆っていることを特徴とするリチウムイオン二次電池。
  2. 前記未塗工部の表面を覆う前記セラミック層の厚みは、前記活物質層の表面を覆う前記セラミック層の厚みよりも厚みが増している請求項に記載のリチウムイオン二次電池。
  3. 前記未塗工部は、前記負極電極の辺のうち前記タブの存在する辺の対辺に存在する請求項1又は請求項2に記載のリチウムイオン二次電池。
  4. 前記未塗工部は、前記金属箔の全ての辺に存在する請求項1〜請求項のうちいずれか一項に記載のリチウムイオン二次電池。
  5. 前記正極電極は、袋状の前記セパレータに収納されており、袋状の前記セパレータは、前記正極電極を挟んで対峙する一対のセパレータ部材を有し、一対のセパレータ部材同士は、前記正極電極の面に沿う方向に沿って、前記正極電極の全ての辺よりも突出したはみ出し部同士で溶着されている請求項1〜請求項のうちいずれか一項に記載のリチウムイオン二次電池。
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