JP2014049279A - 蓄電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】セパレータの耐熱性を向上させつつ、熱溶着によって簡便に電極の収納部を形成できる蓄電装置を提供すること。
【解決手段】第1セパレータ20a、及び第2セパレータ20bの両面に形成されたセラミック層32は、熱可塑性樹脂の粒子である樹脂微粒子32bを含んでおり、各セパレータ20a,20bの間に形成される正極シート18の収納空間よりも、各セパレータ20a,20bの縁部側には、第1セパレータ20aと第2セパレータ20bとを接合する溶着部35が熱溶着により形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、蓄電装置に関する。
従来から、EV(Electric Vehicle)やPHV(Plug-in Hybrid Vehicle)などの車両に搭載される蓄電装置としては、リチウムイオン二次電池や、ニッケル水素二次電池などがよく知られている。そして、これらの二次電池では、2枚のセパレータを袋状に接合して電極の収納部を形成するとともに、該収納部に電極を収納することで、電極とセパレータとをユニット化することが行われている(例えば特許文献1)。このような電極の収納部を有するセパレータ(以下「電極収納セパレータ」と示す)を用いることで、二次電池の製造時におけるセパレータや電極の取り扱いを容易にすることができる。
特開2008−130360号公報
ところで、二次電池用のセパレータの中には、樹脂層の両面にセラミック層を形成し、温度上昇に伴う樹脂層の収縮を抑制することで、セパレータとしての耐熱性を高めたものがある。しかしながら、両面にセラミック層を形成したセパレータでは、該セラミック層が形成された面同士を熱溶着して接合することが困難であり、電極収納セパレータを簡便に形成することが難しかった。
この発明は、上記従来技術に存在する問題点に着目してなされたものであり、その目的は、セパレータの耐熱性を向上させつつ、熱溶着によってセパレータ同士を接合して簡便に電極の収納部を形成できる蓄電装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、第1電極と、樹脂層の両面にセラミック層が形成され前記第1電極の一方の面を覆う第1セパレータ部と、樹脂層の両面にセラミック層が形成され前記第1電極の他方の面を覆う第2セパレータ部と、前記第1電極とは極性が異なる第2電極とが層状に重なった電極組立体を有し、前記第1セパレータ部と、前記第2セパレータ部との間には前記第1電極を収納する収納部が設けられた蓄電装置であって、前記第1セパレータ部、及び前記第2セパレータ部において、前記第1電極に対向する面には、熱可塑性樹脂の粒子を含む樹脂含有セラミック層を備え、前記収納部よりも前記第1セパレータ部及び前記第2セパレータ部の縁部側では、前記第1セパレータ部と前記第2セパレータ部とが熱溶着されていることを要旨とする。
これによれば、第1セパレータ部、及び第2セパレータ部において、第1電極に対向する面には、熱可塑性樹脂の粒子を含む樹脂含有セラミック層を備えている。このため、熱を加えることで、樹脂含有セラミック層に含まれる熱可塑性樹脂の粒子を溶融又は軟化させるとともに、該溶融した熱可塑性樹脂を再固化させ、第1セパレータ部、及び第2セパレータ部を容易に接合できる。したがって、セパレータの耐熱性を向上させつつ、熱溶着によってセパレータ同士を接合して簡便に電極の収納部を形成できる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の蓄電装置において、前記樹脂含有セラミック層は、粒子状のセラミックを50重量%以上95重量%以下含有していることを要旨とする。
これによれば、樹脂含有セラミック層における粒子状のセラミックの含有量が50重量%以上であることから、温度上昇に伴うセラミック層の収縮を抑制し、これによりセパレータとしての耐熱性を向上できる。また、樹脂含有セラミック層における粒子状のセラミックの含有量が95重量%以下であることから、樹脂含有セラミック層に熱可塑性樹脂の粒子を多く含ませることで、第1セパレータ部、及び第2セパレータ部を容易に接合できる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の蓄電装置において、前記熱可塑性樹脂の粒子は、前記樹脂層と同一の熱可塑性樹脂であることを要旨とする。
これによれば、熱溶着によって、第1セパレータ部、及び第2セパレータ部の樹脂含有セラミック層同士を接合できるだけでなく、各樹脂含有セラミック層と樹脂層とをさらに強固に接合できる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の蓄電装置において、前記熱可塑性樹脂の粒子は、ポリエチレンの粒子であることを要旨とする。
これによれば、ポリエチレンの耐薬品性(化学的安定性)が高いことから、蓄電装置内における樹脂含有セラミック層の安定性を向上できるとともに、ポリエチレンの融点が比較的低温であることから、熱溶着によって簡便に第1セパレータ部、及び第2セパレータ部を接合できる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の蓄電装置において、前記蓄電装置は二次電池であることを要旨とする。
これによれば、二次電池としてセパレータの耐熱性を向上させつつ、熱溶着によってセパレータ同士を接合して簡便に電極の収納部を形成できる。
本発明によれば、セパレータの耐熱性を高めつつ、熱溶着によってセパレータ同士を接合して簡便に電極の収納部を形成できる。
二次電池を模式的に示す斜視図。 (a)は、電極組立体を模式的に示す斜視図、(b)は、分解した電極収納セパレータを模式的に示す斜視図、(c)は、セパレータの端面を模式的に示す拡大図。 電極収納セパレータの正面図。 溶着部を拡大して模式的に示す断面図。 (a)〜(c)は、電極収納セパレータの製造方法を説明するための模式図。 (a)〜(c)は、別の実施形態における電極収納セパレータを模式的に示す正面図。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図5にしたがって説明する。
図1に示すように、例えば乗用車両や産業車両などの車両に搭載される蓄電装置としてのリチウムイオン二次電池(以下「二次電池」と示す)10は、ケース11に電極組立体12が収容されている。
ケース11は、電極組立体12を収容する有底矩形箱状の本体部材11aと、該本体部材11aの開口部を閉塞する矩形板状の蓋部材11bとから構成されている。本体部材11a、及び蓋部材11bは、例えばステンレスやアルミニウムなどの金属製である。
ケース11内には、電解質として図示しない非水電解液が充填されている。また、本体部材11aの開口部を形成する4つの側壁のうち1つの側壁には、正極端子15、及び負極端子16が外部に向かって突設されている。
図2(a)及び図2(b)に示すように、電極組立体12は、第1電極としての正極シート18と、正極シート18とは極性が異なる第2電極としての負極シート19と、正極シート18と負極シート19との間を絶縁する矩形シート状のセパレータ20とを有する。そして、電極組立体12は、複数の正極シート18、及び複数の負極シート19を、間にセパレータ20を介在させた状態で交互に積層された積層型の電極組立体である。
また、図2(a)に示すように、負極シート19は、負極用の金属箔(本実施形態では銅箔)21と、その両面に負極活物質が塗布された負極活物質層22を有する。また、負極活物質層22が塗布されていない部分の金属箔21は、非塗工部23を構成する。そして、負極シート19の縁部19aには、負極集電タブ24が突出している。負極集電タブ24は、非塗工部23を構成する金属箔21の一部である。
負極集電タブ24は、電極組立体12を構成する各負極シート19において同位置に同一形状である。このため、図1に示すように、電極組立体12の縁部のうち1つの縁部には、複数の負極集電タブ24が層状に重なった負極集電タブ群24aが突出している。この負極集電タブ群24aには、負極端子16が電気的に接続される。
また、図2(b)に示すように、正極シート18は、正極用の金属箔(本実施形態ではアルミニウム箔)25と、その両面に正極活物質が塗布された正極活物質層26を有する。また、正極活物質層26が塗布されていない部分の金属箔25は、非塗工部27を構成する。そして、正極シート18の縁部18aには、正極集電タブ28が突出している。正極集電タブ28は、非塗工部27を構成する金属箔25の一部である。
正極集電タブ28は、電極組立体12を構成する各正極シート18において同位置に同一形状である。なお、正極集電タブ28は、正極シート18と負極シート19を積層する場合に負極集電タブ24と重ならない位置に設けられている。このため、図1に示すように、電極組立体12の縁部のうち1つの縁部には、負極集電タブ群24aとは異なる部分に、複数の正極集電タブ28が層状に重なった正極集電タブ群28aが突出する。この正極集電タブ群28aには、正極端子15が電気的に接続される。
そして、図2(a)〜図2(c)に示すように、本実施形態の電極組立体12において、各正極シート18は、該正極シート18を間に挟んで積層される一対のセパレータ20を熱溶着により接合して形成される袋状の電極収納セパレータ30に収納(収容)されている。以下、電極収納セパレータ30を構成する一対のセパレータ20を、第1セパレータ20a、及び第2セパレータ20bと示す。
図2(c)に示すように、本実施形態の各セパレータ20a,20bは、絶縁性を有する熱可塑性樹脂から形成され、微細な空孔構造を有する樹脂層31と、該樹脂層31の両面にそれぞれ全面に多孔質のセラミック層32とを有する3層構造である。
本実施形態の樹脂層31は、ポリエチレンから形成されているとともに、その厚さは例えば15μm以上20μm以下である。ポリエチレンの融点は、130℃〜140℃である。そして、本実施形態の各セパレータ20a,20bは、温度が樹脂層31の熱可塑性樹脂の融点に達すると、樹脂層31の軟化に伴って空孔が閉塞される。これにより、各セパレータ20a,20bは、正極シート18と負極シート19との間におけるイオンの通過の一部又は全部を遮断して二次電池10の内部抵抗を高め、二次電池10の温度上昇を抑制できる(所謂「シャットダウン機能」)。
また、各セラミック層32は、絶縁性を有するセラミックの粒子(微粒子)であるセラミック微粒子32aと、絶縁性を有する熱可塑性樹脂の粒子(微粒子)である樹脂微粒子32bと、絶縁性及び耐熱性を有し、セラミック微粒子32a及び樹脂微粒子32bを相互に結着するバインダとから形成されている。各セラミック層32の厚さは、樹脂層31より薄く、例えば2μm以上6μm以下である。なお、図2、図4、及び図5では、セラミック微粒子32aを白丸で示す一方で、樹脂微粒子32bを薄墨で着色した丸で示している。また、図2、図4、及び図5では、説明の便宜のため、セラミック微粒子32aと樹脂微粒子32bとを同じ大きさで示しているが、実際には異なる大きさである。
セラミック層32に含まれるセラミック微粒子32aは、粒子径が例えば100nm以上900nm以下であり、好ましくは300nm以上600nm以下である酸化アルミニウム(Al)の微粒子(粉末)である。ここで、本明細書における「粒子径」は、走査型電子顕微鏡(SEM)にて観察される平均粒子径を意味する。なお、酸化アルミニウムの融点は、樹脂層31を形成する熱可塑性樹脂より高く、優れた耐熱性を有する。
また、セラミック層32に含まれる樹脂微粒子32bは、樹脂層31と同一の熱可塑性樹脂であり、ポリエチレンの微粒子(粉末)である。樹脂微粒子32bの粒子径は、セラミック微粒子32aより大きく、例えば500nm以上6μm以下であり、好ましくは1μm以上3μm以下である。
また、セラミック層32に含まれるバインダは、樹脂微粒子32bの熱可塑性樹脂の融点よりも高い融点(又は熱分解温度)を有する樹脂であり、例えばポリフッ化ビリニデン(PVDF)である。PVDFの融点は、134℃〜169℃である。
このようなセラミック層32は、温度上昇に伴う収縮(熱収縮)が抑制されている。このため、本実施形態の各セパレータ20a,20bでは、樹脂層31によりシャットダウン機能を付与しつつも、セラミック層32によって樹脂層31を担持し、これにより各セパレータ20a,20bとしての熱収縮を抑制して耐熱性を向上させている。このため、本実施形態では、仮に二次電池10の温度が樹脂層31の融点を超える場合であっても、樹脂層31が収縮して正極シート18と負極シート19とが接触(短絡)することを抑制できる。
そして、図3に示すように、各セパレータ20a,20bの縁部のうち正極集電タブ28と対向する部分(領域)を除いた部分(領域)には、第1セパレータ20aと第2セパレータ20bとを接合する接合部としての溶着部35が、各辺に沿って直線状に等間隔で設けられている。
図4において拡大して示すように、セラミック層32のうち、溶着部35以外の非溶着部では、樹脂微粒子32bが粒子形状を保った状態で均一(又は略均一)に分布し、図示しないバインダによってセラミック微粒子32aと相互に結着されている。
一方、溶着部35では、樹脂微粒子32bが粒子形状を保っておらず、樹脂微粒子32bが熱によって溶融(又は軟化)した後に再固化することで、第1セパレータ20aの樹脂層31と、第2セパレータ20bの樹脂層31とを繋ぎ、且つセラミック微粒子32aの間の隙間の一部又は全部を埋めるように熱可塑性樹脂が一体化されている。これにより、溶着部35では、第1セパレータ20aのセラミック層32と、第2セパレータ20bのセラミック層32とが接合されているとともに、第1セパレータ20aの樹脂層31と、第2セパレータ20bの樹脂層31とが接合されている。
なお、第2セパレータ20bの外面には、各セパレータ20a,20bの面に沿った方向と直交する方向から見た場合において、溶着部35と重なる位置に凹部35aを有する。
このように、電極収納セパレータ30は、互いに対峙する各セパレータ20a,20bの縁部が接合された袋状であり、第1セパレータ20aと第2セパレータ20bとの間には、正極シート18を収納する収納部としての収納空間36を備える。
また、電極収納セパレータ30の内側に配置される各セパレータ20a,20bの面は、正極シート18に対向(対峙)する対向面及び内面となるとともに、第1セパレータ20aは正極シート18の一方の面を覆う一方で、第2セパレータ20bは、正極シート18の他方の面を覆う。
そして、本実施形態のセラミック層32は、例えばセラミック微粒子32aを50重量%以上95重量%以下、樹脂微粒子32bを1重量%以上46重量%以下含有し、残部がバインダである。また、セラミック層32は、好ましくはセラミック微粒子32aを70重量%以上90重量%以下、樹脂微粒子32bを6重量%以上26重量%以下含有し、残部がバインダである。また、セラミック層32は、より好ましくはセラミック微粒子32aを80重量%以上90重量%以下、樹脂微粒子32bを6重量%以上16重量%以下含有し、残部がバインダである。なお、本実施形態のセラミック層32は、セラミック微粒子32aを80重量%、樹脂微粒子32bを16重量%、バインダを4重量%含有している。
ここで、セラミック層32におけるセラミック微粒子32aの含有量が50重量%以上である場合には、温度上昇に伴う各セパレータ20a,20bの収縮が抑制され、70重量%以上である場合には、各セパレータ20a,20bの収縮が好適に抑制され、80重量%以上である場合には、セパレータ20の収縮がさらに抑制される。その一方で、セラミック微粒子32aの含有量が95重量%以下の場合には、溶着部35の強度が増し、90重量%以下の場合には、溶着部35の強度がさらに増してセパレータ20a,20b同士を強固に接合できる。なお、セラミック微粒子32aの含有量が95重量%を超える場合には、樹脂微粒子32bが少なくなり、溶着部35の強度が不足する。
次に、二次電池10(セパレータ20、及び電極収納セパレータ30)の製造方法について、その作用とともに説明する。
まず、セラミック微粒子32a、樹脂微粒子32b、及びバインダを秤量し、例えばN−メチルピロリドン(NMP)などの溶媒に添加するとともに十分に混練して塗工用のスラリー(ペースト)を得る。次に、セラミック層32が形成されていない樹脂層31の両面に対して、ダイコート法やグラビアコート法などを用いて塗工用のスラリーを塗布する。
続けて、樹脂層31の両面に塗布したスラリーを乾燥させ、該スラリーに含まれる溶媒を除去して多孔質のセラミック層32を形成する。なお、帯状の樹脂層31の両面にセラミック層32を形成した後、切断して矩形の各セパレータ20a,20bを形成してもよく、予め矩形に切断した樹脂層31の両面にセラミック層32を形成して各セパレータ20a,20bを形成してもよい。
この状態では、図5(a)において拡大して示すように、セラミック層32の全体にわたって、樹脂微粒子32bが粒子形状を保った状態で均一(又は略均一)に分散されているとともに、図示しないバインダによってセラミック微粒子32aと相互に結着されている。
次に、図5(a)に示すように、間に正極シート18を挟みこんだ状態で各セパレータ20a,20bを重ね合わせる。この状態では、図5(a)において拡大して示すように、各セパレータ20a,20bのセラミック層32において、樹脂微粒子32bの粒子形状が保たれている。
また、電極収納セパレータ30の製造(形成)には、熱溶着冶具40が用いられる。熱溶着冶具40の一端面40aには、先端が平坦な略四角柱状に形成された複数の押圧部41が突出されている。熱溶着冶具40は、図示しないヒータを内蔵しており、樹脂微粒子32bを形成する熱可塑性樹脂の融点より高く、且つセラミック微粒子32aや、バインダの融点(又は熱分解温度)より低い温度まで加熱される。
そして、図5(b)に示すように、熱溶着冶具40の押圧部41で加熱しつつ第2セパレータ20b側から押圧する。これにより、図5(b)において拡大して示すように、セラミック層32に含まれる樹脂微粒子32bは、押圧部41から伝達される熱によって溶融(又は軟化)するとともに、押圧部41から付与される圧力によってセラミック微粒子32aの隙間を埋めつつ、同じく溶融した他の樹脂微粒子32bと混じり合い、一体化される。
このとき、溶融した樹脂微粒子32bは、各セパレータ20a,20bのセラミック層32同士が接触する部分において、各セラミック層32の表面から染み出すとともに相互に混じり合い、一体化される。
また、本実施形態のセパレータ20a,20bは、樹脂微粒子32bと同じ熱可塑性樹脂から樹脂層31が形成されている。このため、樹脂層31は、押圧部41から伝達される熱によって溶融(又は軟化)し、樹脂層31とセラミック層32との境界部分において、溶融した樹脂微粒子32bと混じり合い、一体化される。
そして、図5(c)に示すように、押圧部41を第2セパレータ20bから離間させて冷却することにより、溶融(又は軟化)した樹脂層31や樹脂微粒子32bが再び固化し、第1セパレータ20aと第2セパレータ20bとを接合する溶着部35が形成される。このため、本実施形態では、熱可塑性樹脂が一体に固化した溶着部35によって、第1セパレータ20a(樹脂層31)と、第2セパレータ20b(樹脂層31)とが接合される。そして、第1セパレータ20aと第2セパレータ20bとが溶着部35によって接合されることによって、電極収納セパレータ30が完成される。なお、第2セパレータ20bの外面には、押圧部41により押圧された痕跡として、該押圧部41と同一形状に凹む凹部35aが形成される。
次に、正極シート18を収納空間36に収納した電極収納セパレータ30と、負極シート19とを交互に積層することによって、電極組立体12を形成する。本実施形態では、正極シート18とセパレータ20(電極収納セパレータ30)とがユニット化されていることから、正極シート18、負極シート19、及びセパレータ20を個別に積層していく製造方法と比較して、正極シート18及びセパレータ20の取り扱いが容易になる。このため、本実施形態では、電極組立体12の生産性、ひいては二次電池10の生産性を向上させることができる。
そして、電極組立体12を本体部材11aに収容するとともに、負極集電タブ群24aと負極端子16とを電気的に接続する一方、正極集電タブ群28aと正極端子15とを電気的に接続する。その後、本体部材11aに蓋部材11bを組み付けるとともに、ケース11に電解質を充填して二次電池10が完成される。
したがって、本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)第1セパレータ20a、及び第2セパレータ20bにおいて、正極シート18に対向する面に形成されたセラミック層32は、樹脂微粒子32bを含む樹脂含有セラミック層とされている。このため、熱を加えることで、セラミック層32に含まれる樹脂微粒子32bを溶融させるとともに、該溶融した樹脂微粒子32bを再固化させ、第1セパレータ20a、及び第2セパレータ20bを接合する溶着部35を簡便に形成できる。したがって、第1セパレータ20a、及び第2セパレータ20bの耐熱性を向上させつつ、熱溶着によって各セパレータ20a,20b同士を接合して簡便に正極シート18の収納空間36を形成できる。
(2)セラミック層32におけるセラミック微粒子32aの含有量が50重量%以上であることから、温度上昇に伴うセラミック層32の収縮を抑制し、これによりセパレータ20としての耐熱性を向上できる。また、セラミック層32におけるセラミック微粒子32aの含有量が95重量%以下であることから、セラミック層32に樹脂微粒子32bを多く含ませることで、第1セパレータ20a、及び第2セパレータ20bを接合する溶着部35を簡便に形成できる。
(3)セラミック層32に含まれる樹脂微粒子32bは、樹脂層31と同一の熱可塑性樹脂である。このため、熱溶着によって、セパレータ20a,20bのセラミック層32同士を接合できるだけでなく、各セラミック層32と樹脂層31とをさらに強固に接合し、溶着部35の強度を向上できる。
(4)セラミック層32に含まれる樹脂微粒子32bは、ポリエチレンの粒子である。このため、ポリエチレンの耐薬品性(化学的安定性)が高いことから、二次電池10内におけるセラミック層32の安定性を向上できるとともに、ポリエチレンの融点が比較的低温であることから、熱溶着によって簡便に溶着部35を形成できる。
(5)二次電池としてセパレータ20の耐熱性を向上させつつ、熱溶着によって各セパレータ20a,20b同士を接合して簡便に正極シート18の収納空間36を形成できる。
実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
○ 各セパレータ20a,20bを接合する溶着部35の位置や形状を変更してもよい。例えば、正極シート18の縁部18aに沿ったセパレータ20の縁部に沿って溶着部35を形成しないことで、電極収納セパレータ30をポケット状に形成してもよい。また、図6(a)に示すように、溶着部35は、縁部18a及び縁部18aとは反対側の縁部に沿って形成し、他の2つの縁部に沿って形成しなくてもよい。また、図6(b)に示すように、溶着部35は、セパレータ20a,20b(正極シート18)の縁部に沿って連続して形成されていてもよい。また、図6(c)に示すように、溶着部35は、各セパレータ20a,20bの角部にのみ形成されていてもよい。
○ 電極収納セパレータ30は、第1セパレータ20a及び第2セパレータ20bが連続した1枚のセパレータ20を中央で折り返すとともに、間に正極シート18を挟み込み、熱溶着により溶着部35を設けて形成されていてもよい。
○ 第1セパレータ20a、及び第2セパレータ20bに形成されたセラミック層32のうち、電極収納セパレータ30の外面に配置されるセラミック層32は、樹脂微粒子32bを含まなくてもよい。即ち、セパレータ20(第1セパレータ20a及び第2セパレータ20b)に形成されたセラミック層32のうち、少なくとも正極シート18に対向(対峙)する面に形成されたセラミック層32が樹脂微粒子32bを含んでおればよい。
○ セラミック層32において樹脂微粒子32bは、該セラミック層32の全面にわたって均一に含まれていなくてもよい。例えば、セラミック層32のうち溶着部35を形成する領域(セパレータ20a,20bの縁部)にのみ樹脂微粒子32bが含まれていてもよい。
○ 電極組立体12は、正極シート18、及び負極シート19を帯状に形成するとともに、間に帯状のセパレータ20a,20bを介在させた状態で捲回した捲回型の電極組立体としてもよい。この場合、帯状に形成した各セパレータ20a,20bを熱溶着により接合して袋状に形成し、各セパレータ20a,20bの間に形成される収納空間36に正極シート18を収納すればよい。
○ 正極シート18に代えて、又は加えて負極シート19を電極収納セパレータ30に収納してもよい。
○ セラミック微粒子32aは、酸化チタン(TiO)や二酸化ケイ素(SiO)など別のセラミック微粒子(粉末)に変更してもよい。また、セラミック層32は、複数種類のセラミック微粒子を含んでいてもよい。
○ セラミック層32に用いるバインダは、例えばポリテトラフルオロエチレン(PTFE)やスチレンブタジエンゴム(SBR)など、樹脂層31や樹脂微粒子32bを形成する熱可塑性樹脂よりも高い融点(又は熱分解温度)を有する別の材料に変更してもよい。
○ 樹脂微粒子32bや樹脂層31は、例えばポリプロピレンなど、異なる熱可塑性樹脂に変更してもよい。
○ 樹脂層31はシャットダウン機能を有していなくてもよい。ただし二次電池10の安全性を高める観点から、シャットダウン機能を有していることが好ましい。
○ 樹脂微粒子32bは、樹脂層31とは異なる熱可塑性樹脂から形成されていてもよい。なお、樹脂微粒子32bは、融点が120℃以下である熱可塑性樹脂から形成されていることが好ましい。
○ 正極シート18及び負極シート19は、所定の厚みを有する金属板にそれぞれ活物質を塗布して形成されていてもよい。また、正極シート18及び負極シート19は、片面に活物質を塗布して形成されていてもよい。
○ ニッケル水素二次電池や、電気二重層キャパシタなどの蓄電装置に具体化してもよい。
○ 車両以外に用いられる蓄電装置に具体化してもよい。
以下、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について追記する。
(イ)前記樹脂含有セラミック層は、セラミックの粒子を70重量%以上90重量%以下含有している請求項1に記載の蓄電装置。
(ロ)前記樹脂含有セラミック層は、セラミックの粒子を80重量%以上90重量%以下含有している請求項1に記載の蓄電装置。
(ハ)樹脂層の両面にセラミック層が形成された蓄電装置用のセパレータであって、前記両面に形成されたセラミック層のうち少なくとも一方の面に形成されたセラミック層は、熱可塑性樹脂の粒子を含む樹脂含有セラミック層であることを特徴とする蓄電装置用のセパレータ。
(ニ)樹脂層の両面にセラミック層が形成され互いに対峙する第1セパレータ部、及び第2セパレータ部を備え、前記第1セパレータ部と、前記第2セパレータ部との間には電極を収納する収納部が設けられた電極収納セパレータであって、前記第1セパレータ部、及び前記第2セパレータ部の対向面に形成されたセラミック層は、熱可塑性樹脂の粒子を含む樹脂含有セラミック層であり、前記収納部よりも前記第1セパレータ部及び前記第2セパレータ部の縁部側には、前記第1セパレータ部と前記第2セパレータ部とを接合する接合部が熱溶着により形成されていることを特徴とする電極収納セパレータ。
10…リチウムイオン二次電池(蓄電装置、二次電池)、12…電極組立体、18…正極シート(第1電極)、19…負極シート(第2電極)、20a…第1セパレータ(第1セパレータ部)、20b…第2セパレータ(第2セパレータ部)、31…樹脂層、32…セラミック層(樹脂含有セラミック層)、32a…セラミック微粒子(セラミック)、32b…樹脂微粒子(熱可塑性樹脂の粒子)、35…溶着部(接合部)、36…収納空間(収納部)。

Claims (5)

  1. 第1電極と、
    樹脂層の両面にセラミック層が形成され前記第1電極の一方の面を覆う第1セパレータ部と、
    樹脂層の両面にセラミック層が形成され前記第1電極の他方の面を覆う第2セパレータ部と、
    前記第1電極とは極性が異なる第2電極とが層状に重なった電極組立体を有し、
    前記第1セパレータ部と、前記第2セパレータ部との間には前記第1電極を収納する収納部が設けられた蓄電装置であって、
    前記第1セパレータ部、及び前記第2セパレータ部において、前記第1電極に対向する面には、熱可塑性樹脂の粒子を含む樹脂含有セラミック層を備え、
    前記収納部よりも前記第1セパレータ部及び前記第2セパレータ部の縁部側では、前記第1セパレータ部と前記第2セパレータ部とが熱溶着されていることを特徴とする蓄電装置。
  2. 前記樹脂含有セラミック層は、粒子状のセラミックを50重量%以上95重量%以下含有している請求項1に記載の蓄電装置。
  3. 前記熱可塑性樹脂の粒子は、前記樹脂層と同一の熱可塑性樹脂である請求項1または2に記載の蓄電装置。
  4. 前記熱可塑性樹脂の粒子は、ポリエチレンの粒子である請求項1〜3のいずれか1項に記載の蓄電装置。
  5. 前記蓄電装置は二次電池である請求項1〜4のいずれか1項に記載の蓄電装置。
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