JP6623475B2 - 除草機 - Google Patents

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Description

本発明は、株間と条間を同時に除草できる除草作業機を昇降可能に連結した除草機に関する。
走行機体の後方側に昇降可能に連結された除草作業機と、該除草作業機を昇降駆動させる油圧アクチュエータと、前記走行機体の左右一方寄りに配置され且つ上記油圧アクチュエータの作動を制御する油圧機器と、圃場面側への接地による揺動作動によって上記除草作業機の昇降位置を検出する感知フロートとを備え、前記除草作業機は、植付条列上の株間の除草作業を行う株間除草部と、背面視で隣接する株間除草部の間にそれぞれ配置され且つ植付条列間の除草作業を行う条間除草部とを有する特許文献1に記載の除草機が従来公知である。
特許第4866051号公報
上記文献によれば、除草作業機の左右方向中央に設けた感知フロートによって、株間除草部と条間除草部とが圃場側にスムーズに作用するように除草作業機の昇降位置を調整できるものであるが、前記感知フロートは、通常、左右方向の中央に配置されているため、一行程で奇数列の植付条列を同時に除草可能な除草作業機を構成しようとすると、除草作業機の左右中央に設けた感知フロートと左右中央の植付条列とが干渉してしまうという課題があった。
本発明では、株間除草部と、条間除草部とを備えた除草作業機を昇降可能に連結したことにより、株間と条間を同時に除草できる除草機において、奇数列の植付条列を一行程でスムーズに除草できる除草機を提供することを課題としている。
上記課題を解決するため本発明は、第1に、走行機体3の後方側に昇降可能に連結された除草作業機7と、該除草作業機7を昇降駆動させる油圧アクチュエータ6と、前記走行機体3の左右一方寄りに配置され且つ上記油圧アクチュエータ6の作動を制御する油圧機器16,18と、圃場面側への接地による揺動作動によって上記除草作業機7の昇降位置を検出する感知フロート26とを備え、前記除草作業機7が植付条列上の株間の除草作業を行う株間除草部22と、背面視で隣接する株間除草部22の間にそれぞれ配置され且つ植付条列間の除草作業を行う条間除草部23とを有する除草機において、前記除草作業機7の昇降位置が除草作業可能な昇降範囲に制御されるように、前記感知フロート26と油圧機器16とを連係させる連係機構31を、上記走行機体3の左右における該油圧機器16側に設け、前記感知フロート26は、背面視で左右中央の植付条列左右の条間のうち、上記油圧機器16,18及び連係機構31を設置した側に配置されたことを特徴としている。
第2に、前記除草作業機7は、背面視で左右中央の植付条列の左右の条間のうち、一方側には、前記感知フロート26及び条間除草部23が配置され、他方側には、条間除草部23が配置され、背面視で走行機体3を支持する一対の後輪2,2の真後ろ側に整地フロート24が配置され、左右端に条間除草部23が配置されたことを特徴としている。
第3に、走行機体3を支持する一対の後輪2,2の真後ろ側にそれぞれバランスウエイト47を配置したことを特徴としている。
奇数条の株間を一行程で除草可能な除草作業機を構成するにあたり、前記感知フロートが左右中央の植付条列に干渉することを回避できるようにするとともに、該感知フロートを、左右中央の植付条列左右の条間のうち、左右方向が前記油圧機器に近い側の条間に配置したことにより、感知フロートと油圧機器とがより近くに配置されるため、前記連係機構をより簡素且つコンパクトに構成することができる。
また、前記除草作業機は、背面視で左右中央の植付条列左右の条間のうち、一方側には、前記感知フロート及び条間除草部が配置され、他方側には、条間除草部が配置され、背面視で走行機体を支持する一対の後輪の真後ろ側には整地フロートが配置され、左右端に条間除草部が配置されたものによれば、条間除草部及び整地フロートが必要な箇所にのみ効率的に配置されるため、除草作業機全体をコンパクトに構成することができる。
なお、走行機体を支持する一対の後輪の真後ろ側にそれぞれバランスウエイトを配置したものによれば、バランスウエイトを空きスペースに効率的に配置できるため除草作業機全体をコンパクトにできるとともに、除草作業機がより安定した状態で圃場側に作用させることができるため、除草作業がスムーズになる。
走行機体の後方に除草作業機を連結した除草機の側面図である。 走行機体の後方に除草作業機を連結した除草機の平面図である。 作業機連係機構及びフロート連係機構を示した要部側面図である。 感知フロートの取付態様を示した側面図である。 感知フロートの取付態様を示した正面図である。
図1及び図2は、走行機体の後方に除草作業機を連結した除草機の側面図及び平面図であり、図3は、作業機連係機構及びフロート連係機構を示した要部側面図である。図示する除草機は、左右一対の前輪1,1及び後輪2,2を有する走行機体3と、該走行機体3の後端部に昇降リンク4を介して昇降自在に連結されるとともに、油圧シリンダからなる昇降シリンダ(油圧アクチュエータ)6により昇降作動する除草作業機7とを備え、該走行機体3は、圃場(水田)に植付けられている5条分の苗条N1,N2,N3,N4,N5をまたいで移動することができる。
前記走行機体3には、前側の図示しないエンジンを囲繞するボンネット8の後方にオペレータが乗込む操縦部9が設置されており、該操縦部9は、オペレータが着座する座席11と、座席11の前方に設けられたステアリングハンドル12と、変速を操作する変速レバー13と、座席11の側方(右側方)に設けられて除草作業機7の昇降操作を行う作業機レバー14とが配置されている。
該作業機レバー14は、座席11の左右一方側(図示する例では右側)に配置されて、前後揺動操作可能に構成されており、作業機レバー14の前後揺動操作に応じて除草作業機を人為的な昇降作動と、圃場面に倣った自動昇降作動とが可能となっている。
具体的に説明すると、走行機体3の座席11下方の右側面側には、昇降シリンダ6の伸縮作動をコントロールする油圧昇降バルブ16等の油圧機器が配置されており、該作業機レバー14の前後揺動操作と連動する作業機連動機構15を介して、該油圧昇降バルブ16が操作されるように構成されている。
該作業機連動機構15は、作業機レバー14の基端側に設けられて、該作業機レバー14の前後揺動操作に応じて回動作動する油圧操作カム17と、前記油圧昇降バルブ16をコントロールするバルブアーム18と、該油圧操作カム17の下部前側と当接して前記バルブアーム18と一体回動する当接ピン19と、前記バルブアーム18が当接ピン19を介して油圧操作カム17側に当接するように付勢する引張スプリング21とを有している(図3参照)。
該構成によれば、前記バルブアーム18は、当接ピン19を介して常時油圧操作カム17側に当接するように付勢されているため、前記作業機レバー14が前方揺動操作されると、前記バルブアーム18が引張スプリング21の付勢力によって当接ピン19が油圧操作カム17に当接した状態を保つように回動作動し、前記作業機レバー14が後方揺動操作されると、前記バルブアーム18が引張スプリング21の付勢力に抗する方向(図3の側面視で反時計回り)に回動操作される。これにより、作業機レバー14が前後揺動操作されると、油圧昇降バルブ16が操作され、これによって除草作業機7の昇降が人為的に操作される。
前記除草作業機7は、植付条列(苗条N1,N2,N3,N4,N5)に沿った株間の除草作業を行うレーキ(株間除草部)22と、隣接する植付条列の間である条間(M1,M2,M3,M4,M5,M6)の除草作業を行う回転式の除草ロータ(条間除草部、田車)23と、走行跡を整地する整地フロート24と、除草作業機7の昇降位置を検出する感知フロート26と、レーキ22や除草ロータ23を支持する支持部27と、除草作業機7を走行機体3側(昇降リンク側)の作業機ヒッチ29に着脱するための作業機側ヒッチフレーム28とを備えている。これにより、本除草機は、穀稈が植えられている圃場において、前記レーキ22による株間の除草作業と、除草ロータ23による条間の除草作業とを同時に実行することができる。
また、該除草作業機7は、前記作業機レバー14の前後揺動操作に応じて昇降作動する他、除草作業機7による除草作業を実行している最中に、前記感知フロート26による圃場面の検出に応じて、除草作業機7の昇降高さを除草作業に適した高さに適宜自動的に調整するように構成されている。
言い換えると、除草作業機7は、詳しくは後述するフロート連係機構(連係機構)31を介して、前記感知フロート26と、前記バルブアーム18(油圧昇降バルブ16)とを連係させることによって、感知フロート26の圃場面に倣った姿勢変化をバルブアーム18に伝達し、除草作業機7の高さ位置を自動的に調整することができる。感知フロート26と、フロート連係機構31の具体的な構成については後述する。
前記レーキ22は、湾曲成形された複数の弾性部材(タイン)を左右対称に配置して構成されている。具体的には、向い合う内側の左右一対の内側タイン32,32と、左右の内側タインの外側に配置される外側タイン33,33とを有している。該内側タイン32と外側タイン33は、その中途部が外側に向かって膨らむように湾曲形成されるとともに、その先端部は、内側に向かって屈曲形成されており、レーキ22全体として苗条N1,N2,N3,N4,N5の株を挟み込むように成形されている(図2参照)。
これにより、該レーキ22は、内側タイン32と外側タイン33の先端側が圃場側に挿入された状態で、除草機を植付条列に沿って走行させることにより、内側タイン32と外側タイン33とで株間及び株周りの除草作業をすることができる。
詳しく説明すると、前記内側タイン32は、各苗条の真後ろ(株間)を通過し、除草機の走行に伴って、苗の株元に接触すると、内側タイン32が弾性的に開かれることによって株元を通過し、その後、弾性力によって再度閉じる。これにより、株間にある雑草を掻取ることができる。前記外側タイン33は、苗条の根元から所定距離離れた位置を通過し、株際(株の側方)の雑草を掻取ることができる。
前記除草ロータ23は、逆T字状のロータ支持部34と、回転軸を軸として回転駆動する硬質な板状の除草体が複数設けられた除草部36とを備え、該除草部36は、ロータ支持部34の前後に一対取付けられている。
これにより、該除草ロータ23は、除草部36が圃場側に刺さるようにして条間に配置された状態で除草機が走行されると、除草部36が回転駆動され、これによって圃場の雑草を除去することができる。
前記整地フロート24は、左右一対の後輪2,2が通過する条間(M2,M5)の後輪2の後方側に配置されており、該整地フロート24は、圃場を走行した際の走行跡を整地するように構成されている(図2参照)。これにより、整地フロート24が配置された条間(M2,M5)では、前輪1及び後輪2が通過することによって雑草類が土中に押し込まれ、その後、整地フロート24の車輪跡の整地に伴い周囲の雑草類が車輪跡に埋め込まれることで除草される。
前記感知フロート26は、前側が上下揺動可能に構成されており、前後方向の傾き変化(圃場面の感知)によって、前記フロート連係機構31を介して前記油圧昇降バルブ16を連動作動させるように構成されている。
該フロート連係機構31は、バルブアーム18の下方側に配置されて該バルブアーム18を回動操作する操作アーム37と、該操作アーム37に連結されて昇降シリンダ6によって除草作業機が上昇操作される側に付勢する引張スプリング38と、一端側が操作アーム37に連結されるとともに、その他端側が感知フロート26の前部側に連結される油圧感知ワイヤ39とを備えている(図3参照)。
該構成により、除草作業機7は、感知フロート26による圃場面の感知に基づく除草作業機7の高さ位置や圃場の状態に応じて、前記油圧昇降バルブ16を操作し、除草作業機7の昇降位置を自動的に調整できるように構成されている。感知フロート26の具体的な取付構成については後述する。
また、該感知フロート26は、除草作業時に除草作業機7の中央にくる植付条列(N3)の左右右側の条間(M4)に配置されるように構成されている(図2参照)。これにより、植付条列が奇数の除草作業機を構成するにあたり、通常左右中央に配置される感知フロート26が左右中央の植付条列(N3)と干渉することを避けることができる。
さらに、前記感知フロート26が、前記油圧昇降バルブ16と同じ左右右側に寄せた位置に配置されるため、感知フロート26と油圧昇降バルブ16との距離が近くなり、これらを機械的に連係させる前記フロート連係機構31を最小限の部材で構成できる。
前記支持部27は、前端側が昇降リンク4の後端に設けた作業機側ヒッチフレーム28側から後方に向かって延設された左右一対の支持フレーム41,41と、該支持フレーム41の中途部の上面側に取付けられて走行機体3の幅方向(左右方向)に延設された角パイプからなるローリングフレーム42と、該ローリングのフレーム42の左右方向中途部に支持されて後方に向かって延設された板状部材であって左右一対設けられた延設フレーム43,43と、該一対の延設フレーム43に架け渡されるように支持される支持ロッド44A,44B,44Cとを備えている。
前記ローリングフレーム42は、上下方向に延設された複数の取付フレーム46が上下位置調整可能に取付けられており、該取付フレーム46には、植付条列の各条間(M1,M2,M3,M4,M5,M6)に作用する前記除草ロータ23と、整地フロート24とが各条間に応じて配置される。
具体的に説明すると、前記ローリングフレーム42には、左右最外側の条間(M1,M6)に位置する取付フレーム46を介して前記除草ロータ23が取付けられている。また、これに隣接する左右内側の条間(M2,M5)に位置する取付フレーム46には、前記整地フロート24が取付けられている。さらに、中央に位置する左右一対の条間のうち、左側の条間(M3)に位置する取付フレーム46には、前記除草ロータ23が取付けられている(図2参照)。
また、前記支持フレーム41の後端側には、前記感知フロート26が配置される条間(M4)に、該感知フロート26の後方側に除草ロータ23を配置する取付フレーム46Aが設けられている。すなわち、除草作業機7の中央を通過する植付条列(N3)に隣接する条間(M3,M4)のうち、左右右側の条間(M4)には、感知フロート26と、除草ロータ23とが前後に並べて配置されている(図2参照)。
前記支持ロッド44は、前記延設フレーム43の前側中途部と後側中途部に取付けられて少なくとも苗条5条分の長さを有する第1支持ロッド44A及び第2支持ロッド44Bと、延設フレーム43の後端側に配置されて他の支持ロッドより短く形成された第3支持ロッド44Cとからなり、各支持ロッド44には、除草作業を行う植付条列(N1,N2,N3,N4,N5)上に前後一対のレーキ22がそれぞれ取付けられるように構成されている。
具体的に説明すると、左右端側の植付条列(N1,N5)と、左から2番目の植付条列(N2)を除草する前後一対のサイド側レーキ22B,22Cは、第1支持ロッド44A及び第2支持ロッド44Bに取付けられ、前記感知フロート26が配置される条間(M4)を形成する植付条列(N3,N4)を除草する前後一対の中央側レーキ22Aは、第2支持ロッド44B及び第3支持ロッド44Cに取付けられている。
すなわち、上記構成によって、前記感知フロート26と除草ロータ23が前後に配置される条間(M3)を構成する植付条列(N3,N4)を除草する中央側レーキ22Aのみが、他のレーキよりも若干後方に配置されることによって、感知フロート26を設置するスペースを効率的に形成することができる。
ちなみに、前記第1支持ロッド44Aには、前記整地フロート24が配置される条間(M2,M5)の整地フロート後方側に、左右一対のバランスウエイト47,47が取付けられている。これにより、除草作業機7をより安定した状態で圃場側に作用させることができる。
また、該バランスウエイト47は、別途に除草ロータ23を配置する必要のない、整地フロート24の後方側に配置されるため、使用するスペースに無駄がなく、除草作業機7の全体をコンパクトに構成することができる。さらに、該バランスウエイト47は、レーキ22が支持される第1支持ロッド44Aの使用していない条間部分を利用して取付けられるため、バランスウエイト47を支持するための部品を別途に用意する必要がなく、部品を兼用できるため、コストも低く抑えることができる。
次に、図4及び図5に基づき、前記作業機側ヒッチフレーム28に取付けらえる感知フロート26の取付態様について説明する。図4及び図5は、感知フロートの取付態様を示した側面図及び正面図である。図示されるように、前記作業機側ヒッチフレーム28には、前記感知フロート26をローリング可能に取付ける取付機構が設けられている。
該取付機構は、該作業機側ヒッチフレーム28の下部側に支持したローリング軸51と、作業機側ヒッチフレーム28の後方側に配置されて該ローリング軸51と一体的に回動することで作業機側ヒッチフレーム28に対して左右揺動するブラケット52と、一端が該ブラケット52の上部側に取付けられて、他端側が作業機側ヒッチフレーム28上部側に設けたU字状の係止部材53に係止された左右一対の引張スプリング54,54とを備えている。これにより、該ブラケット52は、作業機側ヒッチフレーム28に対して左右方向にローリング可能に支持されるとともに、作業機側ヒッチフレーム28に対して垂直となる側へと付勢されるように構成されている。
該構成のブラケット52には、ブラケット52中途部に設けた水平方向の板状のフロート取付部56を介して、前記感知フロート26が取付けられ、ブラケット52の下部を左右方向に貫通するようにして設けた支持軸57を介して、前記支持フレーム41が取付けられている。
前記フロート取付部56は、右端側に後方下側へ向けて屈曲形成された板状の屈曲支持部58が取付けられ、該屈曲支持部58の下端側には更に下方側の感知フロート26の後端側まで延設される板状の後側支持部59がボルト固定により連結されており、該後側支持部59が感知フロート26の後端側と回動可能な構成で連結されている。
また、該フロート取付部56は、右端側に前方上側へ延設されたワイヤ支持部61が取付けられるとともに、下方側の感知フロート26の前後方向中途部に向けて延設された板状の前側支持部62が取付けられている。
該前側支持部62は、その下端側に設けた連結ピン64が、感知フロート26上面の中途部に設けられたU字状の連結部63に穿設された連結孔63aに挿通されることによって、感知フロート26側に連結可能に構成されている(図5参照)。このとき、該連結孔63aは、上下方向に複数穿設されており、連結ピン64が挿通される連結孔63aを変更することによって、感知フロート26の初期姿勢を調整することができる(図4参照)。
また、該構成の連結部63には、後述する引張スプリング66を介して、前記油圧感知ワイヤ39の端部側が連結されている。具体的に説明すると、前記前側支持部62には、これに沿って配置される引張スプリング66が設けられており、該引張スプリングの下端側は前記連結ピン64を介して感知フロート26側に連結され、引張スプリング66の上端側は、前側支持部62の上部に形成された長孔62aに挿通された係止ピン67に連結されており、該係止ピン67に前記油圧感知ワイヤ39の一端側が連結されている。
該構成によれば、例えば、圃場がぬかるんでいて感知フロート26が受ける抵抗が小さくなり、感知フロート26の前側が圃場側に沈みこんできた場合には、油圧感知ワイヤ39が引張スプリング66の付勢力に抗して引張られるため、フロート連係機構31を介して前記操作アーム37が引張スプリング38の付勢力に抗する方向に若干回動し、これによって除草作業機が若干上昇作動する。その一方で、圃場が硬くて感知フロート26の前側が上向きとなった場合には、油圧感知ワイヤ39が緩むため、フロート連係機構31を介して前記操作アーム37が引張スプリング38の付勢力に沿って若干回動し、これによって除草作業機が若干下降作動する。
また、前記感知フロート26と、フロート連係機構31とを連結する前記取付機構が、除草作業機7中央の左右外側に向けて配置されているため(図5参照)、感知フロート26とフロート連係機構31との連結作業や調整作業をよりスムーズに行うことができる。
3 走行機体
6 油圧シリンダ(油圧アクチュエータ)
7 除草作業機
16 油圧昇降バルブ(油圧機器)
26 感知フロート
22 レーキ(株間除草部)
23 除草ロータ(条間除草部)
24 整地フロート
31 フロート連係機構(連係機構)
47 バランスウエイト

Claims (3)

  1. 走行機体(3)の後方側に昇降可能に連結された除草作業機(7)と、
    該除草作業機(7)を昇降駆動させる油圧アクチュエータ(6)と、
    前記走行機体(3)の左右一方寄りに配置され且つ上記油圧アクチュエータ(6)の作動を制御する油圧機器(16,18)と、
    圃場面側への接地による揺動作動によって上記除草作業機(7)の昇降位置を検出する感知フロート(26)とを備え、
    前記除草作業機(7)は、植付条列上の株間の除草作業を行う株間除草部(22)と、背面視で隣接する株間除草部(22)の間にそれぞれ配置され且つ植付条列間の除草作業を行う条間除草部(23)とを有する除草機において、
    前記除草作業機(7)の昇降位置が除草作業可能な昇降範囲に制御されるように、前記感知フロート(26)と油圧機器(16)とを連係させる連係機構(31)を、上記走行機体(3)の左右における該油圧機器(16)側に設け、
    前記感知フロート(26)は、背面視で左右中央の植付条列左右の条間のうち上記油圧機器(16,18)及び連係機構(31)を設置した側に配置された
    ことを特徴とする除草機。
  2. 前記除草作業機(7)は、
    左右中央の植付条列左右の条間のうち、一方側には、前記感知フロート(26)及び条間除草部(23)が配置され、他方側には、条間除草部(23)が配置され、
    背面視で前記走行機体(3)を支持する一対の後輪(2,2)の真後ろ側に整地フロート(24)が配置され、
    左右端には、条間除草部(23)が配置された
    請求項1に記載の除草機。
  3. 走行機体(3)を支持する一対の後輪(2,2)の真後ろ側にそれぞれバランスウエイト(47)を配置した
    請求項1又は2の何れかに記載の除草機。
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