JP6623456B2 - 放電装置及びそれを用いた除電装置 - Google Patents

放電装置及びそれを用いた除電装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6623456B2
JP6623456B2 JP2016121457A JP2016121457A JP6623456B2 JP 6623456 B2 JP6623456 B2 JP 6623456B2 JP 2016121457 A JP2016121457 A JP 2016121457A JP 2016121457 A JP2016121457 A JP 2016121457A JP 6623456 B2 JP6623456 B2 JP 6623456B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
discharge
voltage
discharge device
substrate
casing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016121457A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017228346A (ja
JP2017228346A5 (ja
Inventor
信雄 野村
信雄 野村
最上 智史
智史 最上
友樹 廣田
友樹 廣田
鈴木 輝夫
輝夫 鈴木
文男 山田
文男 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kasuga Denki Inc
Original Assignee
Kasuga Denki Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kasuga Denki Inc filed Critical Kasuga Denki Inc
Priority to JP2016121457A priority Critical patent/JP6623456B2/ja
Publication of JP2017228346A publication Critical patent/JP2017228346A/ja
Publication of JP2017228346A5 publication Critical patent/JP2017228346A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6623456B2 publication Critical patent/JP6623456B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Elimination Of Static Electricity (AREA)

Description

この発明は、除電や帯電などに用いる放電装置と、それを用いた除電装置に関するものである。
従来から、放電によって生成された正または負のイオンを利用して、処理対象を帯電させたり、除電したりするためのバータイプの放電装置が知られている。
この種の装置として、例えば特許文献1に記載された放電装置が知られている。この放電装置は、バー状の絶縁性のケーシングを備えているが、このケーシングはその長手方向に沿って一対の側壁を所定の対向間隔を保って備えたものである。そして、上記側壁間である底面に沿って、図6に示す基板1を設けている。この基板1には高電圧電源に接続される高電圧線2と、図示しない放電電極針を起立させる電極用接点3とが形成されるとともに、上記高電圧線2と上記放電電極針とを接続する抵抗素子4が設けられている。この抵抗素子4は、一方の端子5が電極用接点3に接続され、他方の端子6が上記高電圧線2に接続されている。
そして、放電電極針は、上記電極用接点3で、基板面と直交する方向に起立して接続され、その先端をケーシングの開口に臨ませている。
さらに、上記ケーシング内にはウレタンなどの絶縁性樹脂の充填材が充填される。
このような放電装置では、バー状のケーシングの構造上、基板1の幅を十分に大きくできない場合があった。そのため、抵抗素子4の一方の端子5や電極用接点3と高電圧線2との距離が短くなり、高電圧線2への印加電圧が高くなれば、これらの間が放電によって短絡してしまうことがあった。
一方、図7のように、ケーシングC1内に設けた高電圧基板1上に、抵抗素子4と放電電極針7とを一直線状に起立させたものも考えられている。このような構造では、バー状のケーシングC1の幅をそれほど大きくしなくても、抵抗素子4の電極針7側の端子5と高電圧基板1に形成された高電圧線2との距離を大きく保つことができる。そのため、高電圧線2と放電電極針7との間の放電を防止できるものとなる。
特開2011−204694号公報 特開2001−035686号公報
図7に示す従来の放電装置は、図6の装置と比べて抵抗素子4の大きさ分だけ、放電電極7側の端子5と高電圧線2との距離を大きくすることができる。しかし、その分、基板1から放電電極針7の先端までの長さが大きくなってしまう。
また、図7のケーシングC1内には絶縁性樹脂の充填材8を充填しているが、充填材8は、その充填過程において気泡が巻き込まれたり、小さなクラックが形成されたりすることがある。そのため、上記端子5と基板1との距離を短くすると、充填材8の内部に、上記端子5から高電圧基板1の高電圧線2への放電路が形成される可能性がある。したがって、抵抗素子4の大きさに係らず、上記端子5と高電圧基板1との距離をそれほど小さくできなかった。
その結果、基板1上に起立した抵抗素子4及び放電電極針7を収容するケーシングC1の高さH1が大きくなってしまうという問題があった。このように、ケーシングC1の高さ方向の寸法H1が大きくなれば、その設置の自由度が低くなってしまう。例えば、放電によって生成されたイオンによって除電あるいは帯電させたい処理対象の前面に十分なスペースがない場合には、図7に示す放電装置を設置できなくなってしまう。
この発明の目的は、ケーシングの高さ方向の寸法を大きくしなくても、放電電極針の基端と高電圧基板との間の放電を確実に防止できる放電装置とそれを用いた除電装置を提供することである。
この発明は、一面に開口を有するケーシング内に、このケーシングの底面に沿って配置されるとともに、高電圧電源に接続される高電圧線が配線された高電圧基板と、この高電圧基板に対してほぼ直交して起立し、その先端を上記開口に臨ませた放電電極針と、上記放電電極針の基端と上記高電圧線とを電気的に接続する抵抗素子とが収容され、上記ケーシング内に絶縁性樹脂の充填材が充填された放電装置を前提とする。
そして、第1の発明は、上記高電圧基板と上記放電電極針の基端との間には固体絶縁物が設けられ、この固体絶縁物において上記高電圧基板が設けられた側と反対側となる面に沿って、上記抵抗素子が設けられたことを特徴とする。
第2の発明は、上記固体絶縁物において上記抵抗素子が設けられる側の面に、上記放電電極針と上記抵抗素子の一方の端子とを接続するための第1の接続用基板と、上記抵抗素子の他方の端子と上記高電圧線とを接続するための第2の接続用基板とが、所定の間隔を保って設けられたことを特徴とする。
第3の発明は、上記ケーシングが、長尺の一対の側面を備え、一方の側面の外面には一又は複数の位置決め凸部が形成され、他方の側面の外面には、上記位置決め凸部に対向する位置に上記位置決め凸部に一致する位置決め凹部が形成されたことを特徴とする。
第4の発明は、第3の発明の放電装置を一対組み合わせてなる除電装置であって、一方の放電装置の一方の側面に形成された位置決め凸部を、他方の放電装置の他方の側面に形成された位置決め凹部に嵌め合せるとともに、いずれか一方の放電装置の上記高電圧線には正の高電圧電源が接続され、いずれか他方の放電装置の上記高電圧線には負の高電圧電源が接続されたことを特徴とする。
第1の発明によれば、抵抗素子を、固体絶縁物を介して高電圧基板と対向させているため、抵抗素子を基板に対して起立させた従来と比べてケーシングの高さ方向の寸法を小さくできる。しかも、固体絶縁物は、予め型成形などで形成し、充填材のように内部に気泡やクラックが形成されないものにすることができる。そのため、固体絶縁物は、内部に放電経路が形成されにくく、固体絶縁物を挟んで配置される上記高電圧基板と抵抗素子の放電電極針側の端子や放電電極針の基端との直線距離を従来の装置ほど大きくしなくても、内部放電を防止できる。
また、放電電極針の基端を、固体絶縁物において、高電圧基板の反対の面側に設けることによって、放電電極針から高電圧線までの沿面距離を長くでき、沿面放電も防止できる。
このように、放電電極針の基端と高電圧基板までの距離を短くできるため、高電圧基板から放電電極針の先端までの直線距離も短くでき、これらを組み込んだケーシングの高さ方向の寸法を小さくできる。
したがって、底面から開口までのケーシングの高さ方向の寸法を小さくすることができる。その結果、放電装置を設置するためのスペースが小さくても足り、その設置の自由度が上がる。
さらに、この発明では、抵抗素子が、固体絶縁物を介して高電圧基板と反対側に設けられているので、電極用接点を形成した高電圧基板上に抵抗素子を設けた場合のように、抵抗素子の電極用接点側の端子と高電圧線との距離を確保するために、高電圧基板の幅を大きくする必要もない。
したがって、高電圧基板の幅に対応するケーシングの幅も大きくならない。このようにケーシングの幅方向及び高さ方向の寸法が小さくできれば、放電装置の設置の自由度がさらに上がることになる。
第2の発明によれば、抵抗素子の一方の端子と他方の端子との沿面距離を長くでき、端子間の沿面放電を確実に防止できる。
第3の発明によれば、ケーシングの側面に形成された位置決め凸部と位置決め凹部とを嵌め合せて、複数の放電装置をセットにして用いることができる。このとき、上記位置決め凸部と位置決め凹部とを嵌め合せることによって、隣接するケーシングの側面高さを合わせ、放電電極針の先端を揃えることができる。
そして、セットにする放電電極の数を多くすれば、面状にイオンを放射することも可能である。
また、一対の放電装置をセットにして、一方の放電装置の高電圧線に正の高電圧を印加し、他方の放電装置の高電圧線に負の高電圧を印加すれば、正イオンと負イオンとが同時に生成され、直流の除電装置として用いることができる。
第4の発明によれば、除電装置の設置の自由度を上げることができる。また、正のイオンと負のイオンとを、バランスよく放出できる。
実施形態のケーシングに部品を組み込む前の状態を示す斜視図である。 実施形態のケーシングの長手方向に直交する面の断面図である。 この発明の実施形態の固体絶縁物の斜視図である。 実施形態の固体絶縁物を、高電圧基板に組み付けた状態の斜視図である。 実施形態の接続用基板と抵抗素子との接続状態を示した斜視図である。 従来の放電装置の高電圧基板の平面図である。 図6とは別の従来の放電装置の断面の模式図である。
図1〜5にこの発明の一実施形態を示す。
この実施形態の放電装置は、図1に示す絶縁性樹脂製のバー状のケーシングC2に、複数の放電電極針7を所定間隔に配置した放電装置で、図2は、上記ケーシングC2の長手方向に直交する断面図である。
なお、この実施形態において、従来と同様の構成要素には、図6,7と同じ符号を用いることにする。
上記ケーシングC2は、長尺の底面9の両脇に一対の側面10,11を起立させた部材で、その長手方向の両端を、図示しない閉鎖部材で閉鎖して、この閉鎖部材を介して、ケーシングC2内の高電圧基板1の高電圧線2と高電圧電源とを接続するようにしている。
上記高電圧基板1は、その一方の面1aに、長手方向に伸びる高電圧線2を形成した基板である。この実施形態では、上記高電圧線2を形成した一方の面1aをケーシングC2の底面9に対向させているが、高電圧基板1には、高電圧線2に電気的に接続可能な図示しないスルーホールを形成して、高電圧基板1の他方の面1b側との導通を可能にしている。なお、このスルーホールの間隔は、放電電極針7の設置間隔に応じて設定されている。
このような高電圧基板1に、所定の間隔を保って上記放電電極針7を起立させるが、放電電極針7と高電圧基板1との間には、固体絶縁物12を介在させている。この固体絶縁物12を用いた点が、この実施形態の最大の特徴である。
上記固体絶縁物12は、図3に示すように略直方体で、絶縁性樹脂材を用いて型成形などによって内部に気泡やクラックを含まないように形成された部材である。
上記固体絶縁物12の底面側には、底面を開口して長手方向に貫通する基板挿入凹部13が形成され、一方の端面12aには上下に貫通する切欠き14が形成されている。
また、上面12bには、後で説明する第1,2の接続用基板15,16を位置決めするための位置決め凸部17,18が形成されている。これら位置決め凸部17,18はそれぞれ4個一組で構成されている。
このような固体絶縁物12の基板挿入凹部13に、上記高電圧基板1を挿入し、複数の固体絶縁物12を等間隔で高電圧基板1に取り付ける(図1参照)。このとき、高電圧線2が形成された面1aを基板挿入凹部13の開口側に位置させる。
なお、上記上面12bが、この発明の、固体絶縁物12において高電圧基板が設けられた側と反対側となる面である。
また、高電圧基板1に形成された図示しないスルーホールを、上記切欠き14内に対応させ、そこに接続ピン19を起立させて接続し、この接続ピン19と上記高電圧線2とを接続する。
そして、接続ピン19の他方の端部を切欠き14から固体絶縁物12の上面12bに突出させ、その突出部に被せるようにしてこの発明の第2の接続用基板16を設けている。
上記接続用基板16は、図4,5に示すように、四隅に、上記上面12b上の位置決め凸部18に一致する位置決め孔16aを備え、この位置決め孔16aに上記位置決め凸部18を嵌めている。
また、接続用基板16は、その中央に上記接続ピン19を接続する接点16bを備えるとともに、上記抵抗素子4の他方の端子6を接続するための図示しない抵抗用接点を備えている。これら接点16bと抵抗用接点とは第2の接続用基板16内で接続されている。
また、固体絶縁物12の上面12b上の位置決め凸部17には、この発明の第1の接続用基板15を設けている。この接続用基板15は、四隅に、上記位置決め凸部17に一致する位置決め孔15aを備えるとともに、放電電極針7の基端を接続する電極用接点と、上記抵抗素子4の一方の端子5を接続する抵抗用接点とを備えている。そして、これら電極用接点と抵抗用接点とは、上記第1の接続用基板15内で接続されている。
そして、上記上面12bに間隔を保って設けた接続用基板15,16をまたぐように抵抗素子4を設け、この抵抗素子4の両端子5,6を各接続用基板15,16の抵抗用接点に接続し、第1の接続用基板15の電極用接点に放電電極針7を固定している。
上記のように、第1,2の接続用基板15,16を介して、抵抗素子4が放電電極針7と接続ピン19との間に接続され、接続ピン19に接続された高電圧線2から、放電電極針7に高電圧を印加することができる。
また、上記接続ピン19によって、複数の固体絶縁物12が図1に示すように高電圧基板1に所定の間隔を保って固定されることになる。
そして、上記抵抗素子4及び放電電極針7を取り付けた複数の固体絶縁物12が固定された高電圧基板1をケーシングC2に収容し、その両端を図示しない閉鎖部材で閉鎖して、内部に充填材8を充填すれば、図2に示す放電装置が形成される。
上記充填材8は、従来の放電装置に用いたものと同じで、その充填過程で気泡などが含有される可能性があるが、上記固体絶縁物12は、予め形成された部材で気泡などを含有していない。したがって、上記高電圧線2に高電圧が印加されても、固体絶縁物12の内部に放電路が形成されることはない。
このような放電装置では、放電電極針7の基端と高電圧線2との間の放電として、固体絶縁物12の表面に沿った沿面放電を防止する必要がある。
上記放電電極針7の基端と、高電圧線2との沿面放電路は、図2,4に破線で示した沿面距離x1やx2となる。この距離は、固体絶縁物12の内部を通る、放電電極針7の基端と高電圧基板1の面1a側の高電圧線2との直線距離よりも長くなる。つまり、沿面距離x1,x2は、図3,4における高さ方向である固体絶縁物12の高さ方向の寸法に比べて長くなる。特に、この実施形態では、高電圧線2を形成した面1aを固体絶縁物12の底面と面一にしないで、底面から浮かせた位置に形成された基板挿入凹部13に挿入することによって、上記距離x1がより長くなるようにしている。
言い換えれば、この実施形態では、固体絶縁物12の高さ方向の寸法をそれほど大きくしなくても、固体絶縁物12の表面に沿った上記沿面距離x1やx2を保つことができ、放電電極針7と高電圧線2との間の沿面放電を防止できることになる。もちろん、固体絶縁物12の内部に放電路が形成される内部放電も防止できる。
また、この実施形態では、抵抗素子4を固体絶縁物12の上面12bに沿って配置したので、高電圧基板1と放電電極針7の基端との距離を抵抗素子4の長さLよりも小さくすることができる。
したがって、上記固体絶縁物12の高さ方向の寸法を抵抗素子4の長さLよりも小さくすることができ、これを収容するケーシングC2の高さ方向の寸法H2を、抵抗素子4を起立させた図7に示す従来の装置の高さH1より小さくすることができる。
そのため、放電電極針7の先端を処理対象に対向させて設置する場合にも、設置スペースが小さくても足り、放電装置の設置の自由度が上がる。
また、上記固体絶縁物12の上面12bにおいて、第1,2の接続用基板15,16を間隔保って設けているため、これらに架け渡した抵抗素子4の両端子5,6間の沿面距離を長くでき、この間での沿面放電も防止できる。
なお、この放電装置の高電圧線2には、ケーシングC2の端部に設けた図示しない閉鎖部材を介して高電圧を印加するようにしているが、上記高電圧線2に、例えば、正又は負の直流高電圧を印加すれば、正又は負のイオンが生成され、帯電装置として用いることができる。また、上記高電圧線2に交番電圧を印加すれば、正イオンと負のイオンとが交互に生成され除電装置として用いることもできる。
さらに、ケーシングC2は、側面10,11の外面に、それぞれ長手方向に連続する線状の位置決め凸部10aと、線状の位置決め凹部11aとを形成している。上記位置決め凸部10aは位置決め凹部11aと一致する形状で、一対のケーシングC2,C2を隣接させたとき、上記位置決め凹部11aに位置決め凸部10aが嵌るようにしている。
一対のケーシングC2,C2をセットにして、上記位置決め凸部10a及び位置決め凹部11aを嵌めわせることによって、両放電装置のケーシングC2,C2の側面の高さを合わせ、放電電極針7の先端位置を揃えることができる。
また、一対のケーシングC2,C2を組み合わせて、一方の高電圧線2に正の高電圧を印加し、他方の高電圧線2に負の高電圧を印加すれば、正イオンと負のイオンとを同時に生成させて直流の除電装置として用いることができる。このとき、隣接するケーシングC2,C2内の放電電極針7の高さが揃っているので、除電対象に対し正負イオンをバランスよく放射することができる。
なお、上記位置決め凸部及び位置決め凹部は、互いに一致する形状で、対応する位置に設けられていれば、線状に限らない。
いずれにしても、上記固体絶縁物12を用いることによってケーシングC2内での放電を防止しながら、充填材8のみを充填した場合と比べて、ケーシングC2の寸法を小さくすることができ、この放電装置を帯電装置又は除電装置として用いる際の設置の自由度が上がる。
また、上記固体絶縁物12の表面に凹凸を形成することによって、沿面距離を更に長くすることも可能である。
バー状の放電装置を小型できる構成である。
C2 ケーシング
H2 (ケーシングの)高さ
1 高電圧基板
2 高電圧線
4 抵抗素子
5 (一方の)端子
6 (他方の)端子
7 放電電極針
8 充填材
9 (ケーシング)底面
12 固体絶縁物
12b (高電圧基板が設けられた側と反対側となる面)上面
15 第1の接続用基板
16 第2の接続用基板

Claims (4)

  1. 一面に開口を有するケーシング内に、
    このケーシングの底面に沿って配置されるとともに、高電圧電源に接続される高電圧線が配線された高電圧基板と、
    この高電圧基板に対してほぼ直交して起立し、その先端を上記開口に臨ませた放電電極針と、
    上記放電電極針の基端と上記高電圧線とを電気的に接続する抵抗素子とが収容され、
    上記ケーシング内に絶縁性樹脂の充填材が充填された放電装置において、
    上記高電圧基板と上記放電電極針の基端との間には固体絶縁物が設けられ、
    この固体絶縁物において上記高電圧基板が設けられた側と反対側となる面に沿って、上記抵抗素子が設けられた放電装置。
  2. 上記固体絶縁物において上記抵抗素子が設けられる側の面には、
    上記放電電極針と上記抵抗素子の一方の端子とを接続するための第1の接続用基板と、
    上記抵抗素子の他方の端子と上記高電圧線とを接続するための第2の接続用基板とが、
    所定の間隔を保って設けられた請求項1に記載の放電装置。
  3. 上記ケーシングは、長尺の一対の側面を備え、
    一方の側面の外面には一又は複数の位置決め凸部が形成され、
    他方の側面の外面には、上記位置決め凸部に対向する位置に上記位置決め凸部に一致する位置決め凹部が形成された請求項1又は2に記載の放電装置。
  4. 上記請求項3に記載の放電装置を一対、組み合わせてなる除電装置であって、
    一方の放電装置の一方の側面に形成された位置決め凸部を、他方の放電装置の他方の側面に形成された位置決め凹部に嵌め合せるとともに、
    いずれか一方の放電装置の上記高電圧線には正の高電圧電源が接続され、いずれか他方の放電装置の上記高電圧線には負の高電圧電源が接続された除電装置。
JP2016121457A 2016-06-20 2016-06-20 放電装置及びそれを用いた除電装置 Active JP6623456B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016121457A JP6623456B2 (ja) 2016-06-20 2016-06-20 放電装置及びそれを用いた除電装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016121457A JP6623456B2 (ja) 2016-06-20 2016-06-20 放電装置及びそれを用いた除電装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2017228346A JP2017228346A (ja) 2017-12-28
JP2017228346A5 JP2017228346A5 (ja) 2019-03-07
JP6623456B2 true JP6623456B2 (ja) 2019-12-25

Family

ID=60889258

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016121457A Active JP6623456B2 (ja) 2016-06-20 2016-06-20 放電装置及びそれを用いた除電装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6623456B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017228346A (ja) 2017-12-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11239533B2 (en) Battery connection module
RU2583042C2 (ru) Модульная клеммная колодка
JP2011524614A (ja) アダプタ・プラグ
KR20130006454A (ko) 고전류 커넥터
JP6968875B2 (ja) 保護付きプラグ
KR20170127996A (ko) 기판 커넥터
JP5774408B2 (ja) イオン発生装置
KR20140046847A (ko) 배터리 팩
JP5883337B2 (ja) コンデンサ
JP6238161B2 (ja) 電池集合体と導電路付き端子との接続構造
JP2014146489A (ja) バスバモジュール及び電源装置
JP6623456B2 (ja) 放電装置及びそれを用いた除電装置
KR102338879B1 (ko) 퓨즈
JP2009238563A (ja) 過電圧保護部品、これを用いた電気回路および過電圧保護方法
JP6905261B2 (ja) 放電装置及びそれを用いた除電装置
JP7115358B2 (ja) 電子モジュール
CN115956035A (zh) 电气连接箱
KR101761347B1 (ko) 반도체 테스트용 테스트 소켓
JP7095812B2 (ja) 電気コネクタセット
JP6567954B2 (ja) 電気部品用ソケット
JP2020167270A (ja) ケースモールド型コンデンサ
JP6384859B2 (ja) 電気接続箱
KR20170020480A (ko) 이온 발생 부품 및 이온 발생 부품을 구비한 이온 발생 장치
KR102098704B1 (ko) 퓨즈
CN113728499B (zh) 用于将第一电池单元与第二电池单元接触的装置以及电池装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190116

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190116

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190116

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191004

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191015

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191106

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6623456

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D03

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250