JP6622689B2 - フックホルダおよびフックホルダの取付構造 - Google Patents

フックホルダおよびフックホルダの取付構造 Download PDF

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Description

本発明は、釣針を引っ掛けて保持することが可能なフックホルダおよびフックホルダの取付構造に関するものである。
従来、釣糸の先端に締結された仕掛けの釣針を固定するものとして釣竿に設けられるフックホルダが知られている。フックホルダは、釣り場を移動する場合等、仕掛けが絡んだり、木や身体等の他物に釣針が掛かることを防止するために使用される。
例えば、特許文献1に開示されたフックホルダは、弾力性のある材料で形成された線材を略楕円のリング状に形成して係止部とし、その中央部分を竿杆の外周面に糸止めしたものである。
また、図8に示すようなフックホルダ50も知られている。このフックホルダ50は、釣竿の竿杆60に固定される固定部51と、図示しない釣針が係止される係止部52とを備えている。固定部51の端部51aは竿杆60から立ち上がるように折り曲げられている。フックホルダ50は、竿杆60のグリップ61に装着されるキャップリング62に対して固定部51を係合することで、釣竿に取り付けられる。固定部51の端部51aは、キャップリング62の元部の内側に形成された溝部63に係合している。
実開昭58−187265号公報
しかしながら、図8に示したフックホルダ50は、固定部51の端部51aが竿杆60から立ち上がるように折り曲げられているため、これを覆う被取付部側となるキャップリング62の元部の外径が大径となっていた。これにより、キャップリング62自体が大型化し部品重量が増加するという課題があった。このように部品重量が増加すると釣竿の持ち重り等のバランスにも影響を及ぼす可能性がある。また、キャップリング62が大型化すると、釣竿のデザインの自由度が制約されることとなり、特に、細径の竿杆を備えた釣竿に適用した場合には違和感のあるデザインとなってしまう。
また、図8に示したフックホルダ50では、固定部51の端部51aを保持するために、キャップリング62を径方向全体に亘って肉厚に形成する必要があり、この点においても部品重量が増加するという課題があった。
なお、特許文献1のフックホルダにおいても、糸を巻いて釣竿の竿杆に取り付ける構造であるため、糸を巻いて固定する分の重量が増加していた。
さらに、図8に示したフックホルダ50は、固定部51が竿杆60の軸方向に延在して上方に折り返されている構造であるため、釣竿の周方向に外力が作用した場合に、釣竿の周方向にぐらつきが生じ易く、係止部52に係止した釣針が外れるおそれもあった。このことは、特許文献1のフックホルダについても同様に言えることである。
本発明は、前記課題を解決するためになされたものであり、被取付部の軽量化を図ることができ、釣竿の周方向へのぐらつきを好適に抑制して釣針を保持することができるフックホルダおよびフックホルダの取付構造を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために本発明のフックホルダは、線材により形成され、釣竿に取り付けられて釣針を保持するフックホルダであって、釣針が係止される係止部と、前記係止部に連続して設けられ、釣竿に固定される固定部と、を備えている。前記固定部は、前記係止部に連続して釣竿の軸方向に延在する直線部と、前記直線部に連続して釣竿の周方向に延在する周部と、を備えている。
本発明のフックホルダによれば、固定部の直線部が釣竿の軸方向に延在しており、固定部の周部が釣竿の周方向に延在しているので、例えば、釣竿のグリップに装着されるキャップリング等に対する固定を軸方向と周方向との両方向で行うことができる。特に、釣竿の周方向に周部が延在しているので、釣竿の周方向へのフックホルダのぐらつきを好適に抑制して釣針を保持することができる。
また、固定部が直線部と周部とから構成され、釣竿から立ち上がる構成を含まないので、被取付部側のキャップリング等の外径、肉厚、重量等の設定を、釣竿のデザインを考慮しつつ適正な大きさにすることができ、軽量化を図ることができる。ここで、キャップリングは、釣竿を構成している部品の中で外径が元々大きい部分であるので、キャップリング自体を適正な大きさに設定することが可能になることで、釣竿のデザインの自由度が格段に向上する。
また、フックホルダの固定のためにキャップリング等の重量増加を考慮する必要がなくなるので、その分、フックホルダの線材径を太くすることも可能である。これにより、重量のあるルアー等の針を掛けた場合にも変形したり外れたりすることのない強度を備えたフックホルダとすることができる。
前記したフックホルダにおいて、前記線材が、U字状部と、前記U字状部の両端部から釣竿の周方向両側に延びる一対の分岐部と、を備えている場合には、前記U字状部が前記係止部および前記直線部であり、前記一対の分岐部が前記周部であるのがよい。このように構成することによって、1本の線材を折り曲げ加工してフックホルダが得られる。したがって、別個の線材でフックホルダを構成した場合に比べて製作が容易である。つまり、一連の加工の流れのなかで係止部や固定部を形成することができ、構成がシンプルであるとともに形成が簡単である。また、部材同士の接続加工を別途必要としないので、生産性にも優れる。
また、周部は、U字状部の両端部から釣竿の周方向両側に延びているので、釣竿の周方向等に外力が作用した場合に、外力に抗して釣竿の周方向等に踏ん張りが効き、釣竿の周方向等にぐらつきが生じ難い。したがって、係止部に対して安定して釣針を保持することができる。
また、本発明のフックホルダの取付構造は、前記したフックホルダを釣竿に取り付けるための取付構造であって、釣竿に取り付けられるキャップリングを備えている。釣竿の竿杆に対向する前記キャップリングの内面には、前記竿杆の周方向に延在し、前記周部が係合する係合部が設けられていることを特徴とする。
本発明のフックホルダの取付構造によれば、キャップリングの内面の係合部に周部が係合する係合構造により、キャップリングを介して釣竿にフックホルダを簡単に取り付けることができる。また、釣竿の竿杆の外周面とキャップリングとの間に、フックホルダの周部を挟持して取り付けることも可能となり、簡単な取付構造で、係合部から周部が外れるのを好適に防止しつつ、フックホルダを釣竿に取り付けることができる。
前記フックホルダの取付構造において、前記係合部は、前記周部の全体を収容するのがよい。このように構成することによって、キャップリングの周方向に周部を配置してキャップリング内に周部を収めることができる。したがって、キャップリングの小径化を図りつつ周部が外部に露出することを防止したシンプルな取付構造とすることができる。
また、キャップリング内で固定を完結することができるので、側方に配置されるグリップ等に亘って周部を収容するように構成したときのようにグリップに対して収容部等を加工する必要がなくなり取付構造が簡単になる。これにより、釣竿の生産性が向上する。
本発明によれば、被取付部の軽量化を図ることができ、釣竿の周方向へのぐらつきを好適に抑制して釣針を保持することができるフックホルダおよびフックホルダの取付構造が得られる。
本発明の一実施形態に係るフックホルダが適用される釣竿の一部を示す側面図である。 キャップリングを介して装着されるフックホルダを示す図であり、(a)は斜視図、(b)は断面図である。 フックホルダを示す図であり、(a)は側面図、(b)は図3(a)に対する平面図、(c)は同じく底面図、(d)は同じく正面図、(e)は同じく背面図である。 キャップリングを示す図であり、(a)は側面図、(b)は図4(a)に対する正面図、(c)は同じく背面図、(d)は同じく図4(b)のA−A線断面図、(e)は同じく正面下方から見た斜視図である。 (a)はキャップリングに対するフックホルダの組み付け方向を示す斜視図、(b)はキャップリングに組み付けられたフックホルダを示す斜視図である。 (a)は図5(b)のB−B線拡大断面図、(b)は図5(b)のC−C線拡大断面図である。 (a)(b)はフックホルダの変形例を示す斜視図である。 従来技術の説明図である。
以下、本発明の実施形態のフックホルダおよびフックホルダの取付構造について、図面を参照して説明する。以下の説明において、「前後」および「上下」は、図1に示す方向を基準とする。「前」側は、釣竿に取り付けられるリール固定装置側を言い、「後」側は、これとは反対側となる後グリップ側を言う。
図1に示すように、釣竿1は、複数の竿杆(図示せず)を振出式や並継式にすることで構成されている。基端となる竿杆(元竿杆)1Aの下側には、フックホルダ10が備わる。釣竿1を構成する各竿杆は、繊維強化樹脂製の管状体で形成されており、例えば、強化繊維(主に炭素繊維やガラス繊維等)にエポキシ樹脂等の合成樹脂が含浸されてなる繊維強化樹脂プリプレグ(プリプレグシート)を芯金に巻回し加熱工程を経た後、脱芯する等、定法に従って形成することが可能である。なお、本発明に係る釣竿1は、1本竿として構成されていてもよく、竿杆については、中実状(円柱状)に構成されていてもよい。
竿杆1Aには、図示しない魚釣用リールを固定するためのリール固定装置2が取り付けられている。また、竿杆1Aには、握持性を高めるために、前グリップ3および後グリップ4が設けられている。前グリップ3と後グリップ4とは、竿杆1Aの前後に間隔を空けて配置されており、その間に竿杆1Aが露出している。前グリップ3は、リール固定装置2の後端に連続して設けられている。前グリップ3の後端部には、キャップリング20が装着されている。フックホルダ10は、図2(a)(b)に示すように、このキャップリング20を介して竿杆1Aに取り付けられている。
フックホルダ10は、図示しない釣針が係止される係止部11と、係止部11と一体に形成されキャップリング20に対して固定される固定部12と、を備えている。係止部11および固定部12は、アルミニウム等の金属によって構成された1本の線材を所望の形状に折り曲げることによって形成されている。具体的には、図3(a)〜(c)に示すように、1本の線材の中間部となる部分を180度折り返してU字状部を形成し、そのU字状部の両端部から竿杆1A(図1参照、以下同じ)の周方向両側に延びる一対の分岐部を形成する。ここで、U字状部は、係止部11および固定部12の後記する直線部12aである。また、一対の分岐部は、固定部12の後記する周部12bである。
係止部11は、図2(a)(b)に示すように、竿杆1Aの外周面上に露出している。係止部11は、竿杆1Aから離れる方向に立ち上がる側面視山形状を呈している(図3(a)参照)。係止部11の湾曲頂部11aは、図2(b)に示すように、前グリップ3の後端の外面3aよりも径方向内側に位置している。これにより、フックホルダ10の不使用時等に、糸フケ等によって後方へ膨らんだ釣糸が係止部11に対して引っ掛かり難くなっている。係止部11は、後部が湾曲谷部11bで屈曲され径方向外側方向に傾斜状に延出している。
湾曲谷部11bは、竿杆1Aの外周面との間に隙間S1を形成している。隙間S1を有することで、係止部11への釣針の係止操作が行い易くなっている。
隙間S1は、固定部12がキャップリング20に係合されてフックホルダ10が竿杆1Aに位置決めされることで形成される。つまり、固定部12をキャップリング20に係合することで、竿杆1Aに対するフックホルダ10の姿勢が決定されるようになっている。
固定部12は、係止部11に連続する直線部12aと、直線部12aに連続する周部12bとを備えている。各直線部12aは、竿杆1Aの軸方向に沿って前方へ直線状に(平行状に)延在している。各周部12bは、各直線部12aの前端部から屈曲されて竿杆1Aの周方向両側に延在している。各周部12bは、竿杆1Aの外周面に倣って湾曲状に形成されている(図3(d)(e)参照)。なお、各周部12bは、直線状に形成しても差し支えない。また、各周部12bの長さは、適宜設定することができる。
キャップリング20は、図2(a)(b)に示すように、竿杆1Aに外装されて前グリップ3の後端部に装着される部材である。キャップリング20には、前記したようにフックホルダ10が取り付けられる。キャップリング20は、図4各図に示すように、小径部21と、小径部21よりも大径に形成された大径部22と、フックホルダ10の前記した固定部12が係合される係合部20Aと、を備えている。
小径部21は、肉薄の円筒状を呈しており、前方へ向けて突出している。小径部21は、図2(b)に示すように、前グリップ3の後端内周部に形成された周溝3bに嵌入される。小径部21には、図2(b)(e)に示すように、係合部20Aに通じる切欠き部25が形成されている。
大径部22の前部22bは、図2(b)に示すように、前グリップ3の後端面に当て付けられるように装着される。大径部22の前部22bは、前グリップ3の後端面を覆う外径を備えている。大径部22は、図4(a)(d)に示すように、後方へ向けて縮径する傾斜面を備えている。これにより、図4(d)に示すように、大径部22の前部22bにおける径方向の肉厚は、他の部分に比べて分厚くなっている。大径部22の内側には係合部20Aが形成されている。
係合部20Aは、図4(e)に示すように、大径部22の内面22aに凹設されており、軸方向に延在する細溝部23と、周方向に幅広に形成された周溝部24と、を備えて構成されている。細溝部23の後端は、図4(c)に示すように、大径部22の後端部に開口している。細溝部23の前端は、図4(d)(e)に示すように、周溝部24に連続している。細溝部23には、図5(a)(b)に示すように、フックホルダ10の固定部12の直線部12a,12aが下方から挿入されて係合される(図6(a)参照)。係合された状態で、直線部12a,12aは、図5(b)に示すように、細溝部23を形成する大径部22の両側部22c,22cによって周方向に挟持される(図6(b)参照)。
周溝部24は、図4(d)(e)に示すように、細溝部23に連続して細溝部23の前方に形成されており、細溝部23を中心として大径部22の周方向両側に延在する四角溝状を呈している。周溝部24は、図4(d)に示すように、前記した大径部22の前部22bの径方向内側に位置している。つまり、径方向の肉厚が他の部分に比べて分厚く形成された前部22bの内側に周溝部24が形成されている。これにより、周溝部24の周辺の強度が向上されている。周溝部24には、図5(a)(b)に示すように、フックホルダ10の固定部12の周部12b,12bが下方から挿入されて係合される。周溝部24内に固定部12の周部12b,12bの全体が収まるようになっている(図5(b)、図6(a)参照)。周溝部24は小径部21の切欠き部25に連通している。
係合部20Aにおける細溝部23および周溝部24の径方向の深さは、フックホルダ10の固定部12の直線部12aおよび周部12bがそれぞれ係合して収容される深さに形成されていればよい。より好ましくは、竿杆1Aの外周面との間にフックホルダ10の固定部12をぐらつくことなく挟持することのできる収容深さを備えているのがよい。
以上説明した本実施形態のフックホルダ10によれば、固定部12の直線部12aが竿杆1Aの軸方向に延在しており、固定部12の周部12bが竿杆1Aの周方向に延在しているので、竿杆1Aに装着されるキャップリング20に対する固定を軸方向と周方向との両方向で行うことができる。特に、竿杆1Aの周方向に周部12b,12bが延在しているので、竿杆1Aの周方向へのフックホルダ10のぐらつきを好適に抑制して釣針を保持することができる。
また、固定部12が直線部12aと周部12bとから構成され、竿杆1Aから立ち上がる構成を含まないので、被取付部側となるキャップリング20の外径、肉厚、重量等を釣竿1(竿杆1A)のデザインを考慮しつつ適正な大きさに設定することができ、軽量化を図ることができる。ここで、キャップリング20の大径部22の前部22bは、釣竿1を構成している部品の中で外径が元々大きい部分であり、この部分を固定部12を係合するために特別に大きく形成する必要がなくなるので、釣竿1のデザインの自由度が格段に向上する。
また、キャップリング20の重量増加を考慮する必要がなくなるので、その分、フックホルダ10の線材径を太くすることも可能である。これにより、重量のあるルアー等の針を掛けた場合にも変形したり外れたりすることのない強度を備えたフックホルダ10とすることができる。
また、フックホルダ10は、1本の線材を折り曲げ加工して得られるので、別個の線材で構成した場合に比べてフックホルダ10の製作が容易である。つまり、一連の加工の流れのなかで係止部11や固定部12を形成することができ、構成がシンプルであるとともに形成が簡単である。また、部材同士の接続加工を別途必要としないので、生産性にも優れる。
また、周部12b,12bは、各直線部12aの端部から釣竿1(竿杆1A)の周方向両側に延在しているので、図2(a)に示すように、釣竿1(竿杆1A)の周方向(X1方向)や水平方向(X2方向)等に外力が作用した場合に、外力に抗して釣竿1(竿杆1A)の周方向や水平方向に踏ん張りが効き、釣竿1(竿杆1A)の周方向や水平方向にぐらつきが生じ難い。したがって、係止部11に対して安定して釣針を保持することができる。
また、本実施形態のフックホルダ10の取付構造によれば、キャップリング20の内面22aの係合部20Aに周部12b,12bが係合する係合構造により、キャップリング20を介して釣竿1(竿杆1A)にフックホルダ10を簡単に取り付けることができる。また、竿杆1Aの外周面とキャップリング20との間に、フックホルダ10の周部12b,12bを挟持して取り付けることも可能となり、簡単な取付構造で、係合部20Aから周部12b,12bが外れるのを好適に防止しつつ、フックホルダ10を釣竿1(竿杆1A)に取り付けることができる。
また、係合部20Aは、周部12b,12bの全体を収容するので、キャップリング20の周方向に周部12b,12bを配置してキャップリング20内に周部12b,12bを収めることができる。したがって、キャップリング20の小径化を図りつつ周部12b,12bが外部に露出することを防止したシンプルな取付構造とすることができる。
また、キャップリング20内で固定を完結することができるので、前方に配置される前グリップ3に亘って周部12b,12bを収容するように構成したときのように前グリップ3に対して収容部等を加工する必要がなくなり取付構造が簡単になる。これにより、釣竿1の生産性が向上する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態で説明した例に限定されない。
例えば、前記実施形態では、フックホルダ10がキャップリング20に取り付けられる取付構造について説明したが、これに限られることはなく、被取付部として、リール固定装置2自体や後グリップ4に装着されるキャップリング、竿杆1A自体に装着される装着部材等に対してフックホルダ10の固定部12を固定するように構成してもよい。
また、フックホルダ10は、竿杆1Aの下側に配置したものを示したが、これに限られることはなく、竿杆1Aの周方向の適宜の位置に配置してもよい。
また、図7(a)(b)に示すように、フックホルダ10を変形してもよい。図7(a)に示すフックホルダ10は、周部12b,12bを周方向斜め前方に向けて(平面視で直線部12aに対して鈍角)に設定したものである。このように構成することによって、前記した作用効果に加え、竿杆1A(図1参照)の軸方向に固定部12を長く保持することができるので、フックホルダ10を安定して取り付けることができる。
図7(b)示すフックホルダ10は、U字状とすることなく1本の線材で構成したものである。この例では、固定部12において、直線部12aの端部に周部12bを接着剤や溶接等により接続している。このように構成することによって、前記した作用効果に加え、フックホルダ10をよりシンプルな構成にすることができる。
1 釣竿
1A 竿杆
10 フックホルダ
11 係止部
12 固定部
12a 直線部
12b 周部
20 キャップリング
20A 係合部
21 小径部
22 大径部
22a 内面

Claims (4)

  1. 線材により形成され、釣竿に取り付けられて釣針を保持するフックホルダであって、
    釣針が係止される係止部と、
    前記係止部に連続して設けられ、釣竿に固定される固定部と、を備え、
    前記固定部は、前記係止部に連続して釣竿の軸方向に延在する直線部と、前記直線部に連続して釣竿の周方向に延在する周部と、を備えたことを特徴とするフックホルダ。
  2. 前記線材は、U字状部と、前記U字状部の両端部から釣竿の周方向両側に延びる一対の分岐部と、を備えており、
    前記U字状部が前記係止部および前記直線部であり、
    前記一対の分岐部が前記周部であることを特徴とする請求項1に記載のフックホルダ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のフックホルダを釣竿に取り付けるためのフックホルダの取付構造であって、釣竿に取り付けられるキャップリングを備え、釣竿の竿杆に対向する前記キャップリングの内面には、前記周部が係合する係合部が設けられていることを特徴とするフックホルダの取付構造。
  4. 前記係合部は、前記周部の全体を収容することを特徴とする請求項3に記載のフックホルダの取付構造。
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